ペット・サウンズ・レコード店の店長
森 勉が選ぶ “2009年ベスト・アルバム”
(国内CD) ビートルズ 『MONO BOX』
(TOCP-71041 \39,800)
発売日の2009年9月9日は覚えやすい日付で一生忘れない日になるでしょう。
改めてビートルズの楽曲の素晴らしさを再認識。
モノラル・ボックスにひっそり入っていた
『ヘルプ』と『ラバーソウル』のオリジナル・ステレオ・ヴァージョンに感激!
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(国内CD) 村田 和人 『ずーーっと、夏。』
(UPCH-20161 \3,000)
やはり日本の夏には、村田サウンドがないとね。
山下達郎に気に入られムーン・レコードからデビューして27年。
いい意味で変わらない"エンドレス・サマー・サウンド"が心地良い。
安藤芳彦、田口俊による詞が村田メロディとうまくブレンドしています。
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(国内CD) ダイアン・バーチ 『バイブル・ベルト』
(TOCP-66901 \2,200)
2009年デビュー、アメリカの新人女性シンガー・ソングライター。
顔立ちは今風ですが、サウンドはちょっと古風。
そしてヴォーカルは適度にソウルフル。
12月に来日ライヴを観て、また惚れ増しました。
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(国内CD) 原 めぐみ 『エヴァーラスティング・ラヴ』
(CRCD-5017 \1,890)
フィル・スペクター・ファン必聴の1枚。
80年代にアイドルとしてデビューした彼女のなんと!新曲が聴けます。
完璧なウォール・オブ・サウンドに仕上がっており、
ステレオ、モノラル、カラオケと3ヴァージョン楽しめる上に、
80年代の貴重な音源も収録したミニ・アルバムです。
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(国内CD) エディ・リーダー 『ラヴ・イズ・ザ・ウェイ』
(VICP-64749 \2,625)
元フェアグラウンド・アトラクションのヴォーカリストであった彼女、快心の新作。
ブライアン・ウィルソン作品「スウィート・マウンテン」のカヴァーがまず耳に止まりましたが、
その他のオリジナル曲も素晴らしい楽曲ばかり。
トラッシュキャン・シナトラズのジョン・ダグラス全面協力。
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(国内CD)トラッシュキャン・シナトラズ 『イン・ザ・ミュージック』
(VICP-64691 \2,625)
シンプルでも丁寧でしっかりとした音作りに美しいメロディが同居。
カーリー・サイモンがゲスト・ヴォーカルで参加した「シュッド・アイ・プレイ」
の祈りの気持ちが胸に複雑に刺さってきます。
リード・ヴォーカリストはエディ・リーダーの弟。
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(国内CD) マインドベンダーズ 『マインドベンダーズ』
(UICY-94017 \2,800)
1966年の大ヒット名曲「ア・グルーヴィ・カインド・オブ・ラヴ」収録。
後に10CCを結成するエリック・スチュワート在籍の
ブリティッシュ・ビート・グループのファースト・アルバムがうれしいうれしい初紙ジャケ化。
しかもボーナス曲もたっぷり!
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(国内仕様CD) V.A 『アナザー・ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング・ソング・コレクション
〜ハニー&ワイン』
(MSIG-566 \3,150)
2007年に出たゴフィン&キング作品集の第2弾。
今回も大ヒットからレア曲まで聴き応え十分の全26曲。
帽子をかぶったキャロル・キングのジャケット写真もグッド・セレクション。
ライナーノーツ(和訳付)も勉強になります。
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(輸入CD)V.A 『Hits with Strings And Things』
(ACE CDCHD-1210 \2,280)
イギリスのACEレーベルは今年も優れた編集盤をたくさん発売してくれました。
これは、1950〜60年代にヒットしたイージーリスニング曲を全28曲集めたもの。
心沁みるメロディ&流麗なストリングス。
「森を歩こう」、「ムーンリヴァー」、「夏の日の恋」、「ジャワの夜はふけて」、「モア」などをオリジナル音源で収録。
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↓●その他、こんなものが気に入りました●↓
■(CD) V.A 『ソングス・オブ・チップ・テイラー 〜 ワイルドシング』
■(CD)V.A 『バリー・マン&シンシア・ワイル作品集〜グリッター&ゴールド』
■(CD)V.A 『アーリー・ソングス・オブ・ニール・ダイアモンド〜ひとりぼっちの男』
■(CD)V.A 『ロング・バケーション・フロム・レディース』
ペット・サウンズ・レコード店 森 勉
(2009.12.25)
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