ペット・サウンズ・レコード 東尾 沙紀が選ぶ
 “2009年ベスト・アルバム”
ベスト10

        

        


今年もまた新旧関わらず良質なポップ・アルバムに色々と出会う事が出来ました。
ソンドレ・ラルケ、プリファブ・スプラウトなども良かったですね。
幅を広げるというよりは好きなものを突き詰めて聴く事が多くなってしまいましたが、
来年もまた沢山の音楽、ライブから色んな事を感じ取れたら良いなと思います。




(国内CD) トラッシュキャン・シナトラズ 『In The Music』
(VICP-64691 \2,625)

スコットランド出身バンド"LOVE"がテーマの5作目。
カーリー・サイモンが参加した「Should I Pray?」は今年の名曲のひとつ!
彼らと関係の深いエディ・リーダー新作と共にずっと聴き続けたい一枚。


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(国内CD)寺尾 紗穂 『愛の秘密』
(MDCL-1493 \3,150)

当店大推薦の女性シンガー4作目。
女性の強さ、かわいらしさ、危うさを併せ持った一枚。
ストリングス、フェンダーローズ、トンコリ(アイヌ伝統楽器)等も取り入れた新しい試みも。
来年も期待しています!


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(輸入CD) Glenn Tilbrook & The Fluffers 『Pandemonium Ensues』
(QUIXCD-15 \2,500)

元スクイーズのフロントマン、ソロ3作目。
近年共に活動するフラッファーズを従え、
久々にシンプルなバンド・サウンドに立ち返った本作は
グレン印のポップ・ソング満載。
UKポップ/ロック好きな方是非聴いて下さい。


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(国内CD) ウーター・ヘメル 『Nobody's Tune』
(BSCJ-30117 \2,415)

オランダのポップ/ジャズシンガー2作目。
5月に観たライブが凄く良くてパフォーマーとしてもとても魅力のある人だなと感じました。
前作以上にポップな面が押し出されています。ベニー・シングスプロデュース。


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 (国内CD) ミランダ・リー・リチャーズ 『微笑みにつつまれて』
(TECI-24553 \2,520)

サンフランシスコ出身の女性シンガー、約7年ぶりの作品。
全体にひんやりとした音の響きと柔らかな歌声が心地良くて、
夏の夜はこればっかり聴いてました。
地味な作品ですがじわじわきます。


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(国内CD) 大橋トリオ 『I Got Rhythm?』
(RZCD-46354 \2,940)

やはり良い曲ばかり...待望の1stフル・アルバム!
5月リリースのメジャー・デビュー盤「A BIRD」、前作品もロングセラー。


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(国内CD) デレク・トラックス・バンド 『Already Free』
(SICP-2160 \2,520)

現オールマン・ブラザーズ・バンドのリード・ギタリストであり、
現代世界最高のROCKスライド・ギタリストであるデレク・トラックス、
2009年発表の新作。
アルバムの中でも穏やかな曲調の
ドイル・ブラムホールとの共作曲「Our Love」が密かにお気に入りでした。


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(国内CD) ディラン・モンドグリーン 『The World Spins On』
(FCRD-13 \2,415)

ノルウェーの男性シンガーソングライター2作目。
瑞々しい感性が詰まった新世代ネオアコ/ギター・ポップ注目盤。


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(国内CD) スウィッシー 『She Smiles』
(VSCD-9366 \2,415)

フィリピンの女性シンガーソングライターのデビュー作。
ソウル、ジャズ、AORを取り入れたアレンジ、透明感のある歌声が魅力♪


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(国内CD) マシュー・スウィート&スザンヌ・ホフス 『Under The Covers Vol.2』
(ASCM-6065 \2,520)

仲良しコンビによる70年代ロック/ポップス名曲、ヒット曲カバー集。
フリートウッド・マックの曲にはリンジー・バッキンガム、
イエスにスティーヴ・ハウ、
そしてジョージ・ハリスンの曲には息子のダーニ・ハリスンがそれぞれギターで参加。
国内盤はプラス5曲で全21曲収録!


ペット・サウンズ・レコード店  東尾 沙紀
(2009.12.25)



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Good Timin' (コラム)
VOL.21 ペット・サウンズ・レコード店が選ぶ2009年ベスト・アルバム!