3. 7月30日(土)  雨・雨・雨! しかしながら魂のライヴ連発! 



↑雨のサタデー♪


朝8時くらいには起きよう、とは思っていたものの、
さすがに爆睡してしまい、起きたら9時半過ぎ。
旅館の家庭的な朝食をいただいた後、10時半ごろに旅館を出発。
日差しがとても暑くて今日は天気良さそう。




↑ 宿泊した家庭的な旅館、増田屋旅館
前の道はほとんど、というか全く車が通らない静かのところでした。



苗場には11時に着いたのですが、土曜日ということもあり、
さすがに昨日より人出が多いかんじ。グリーン・ステージに着いたときにはすでに11時半ごろ。

Los Lobosが航空便の遅れかなにかで30日の出演に間に合わなかったため、
急遽グリーン・ステージの本日一発目が、エディ・リーダーに変更になっており、
ちょうどラスト・ナンバーの「PERFECT」を歌っているところでした。
昨日のORANGE COURTでのライヴも、
あの山々に囲まれたシチュエーションがエディの美声とマッチしていて良かったですが、
この広いステージで聴く彼女の美声もまた格別に心地いいものです。

グリーン・ステージを横切り、ホワイト・ステージのジュリエット・ルイスへ。



  ★ Juliette & The Licks featuring Juliette Lewis
                                     (ジャケットは、2005年発表新作アルバム)


数ヶ月前に出演アーティストのラインナップを見た時、
「映画女優と同じ名前だなあ」と思っていたら、
本当にあのジュリエット・ルイスのバンドだったので、少しビックリ。

 何の映画に出ていた? と聞かれるとちょっとすぐには出てきませんでしたが、
今調べたら約10年前には色んなヒット作に出演していて、
僕もほとんど見たことがある映画でしたね。
<「ケープ・フィアー」(1992)、「ギルバート・グレイプ」(1993)、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」
(1994)他多数>

当時学生で映画を観まくっていた時には想像もつきませんでしたが・・・。
まさか、こんな場所・かたちで生のジュリエット・ルイスが見れるとは。
(たしか当時、ブラピと付き合ってたこともあったんですよね?)

ということで、ホワイト・ステージに向かうまではそんなどこか懐かしい気分にも
なっていたのですが、ホワイト・ステージに着いてビックリ!
なんともジュリエットのセクシー、というか奇抜なファッション!
ピンク・レンジャーが仮面を取ったような派手な水着のようなコスチューム。
ある意味、今年のフジ・ロック ファッション大賞か?
(ちなみにその写真はこちら。3日目に出た時の衣装はこちら。)

サウンドはPUNK ROCK。
といっても最近のハード・コア的な感じではなく、オールド・スタイルなPUNK ROCKで、
パティ・スミスとイギー・ポップとブロンディとかを合わせた感じ。
大人でも安心して聴ける激しいROCKでしたね。

ステージ上で転がりながら歌ったり、自ら客席にダイヴしたり、と爆発!
ラストはイギー・ポップの名曲「サーチ・アンド・デストロイ」のカヴァー。
もっとお客さんが盛り上がってもいいのになあ、
とも思いましたが、今日の一発目でしたし、これはこれで良かったです。

 と、ジュリエット・ルイスが終わると同時に雲行きが一気に激しくなり、昨日のような豪雨に。
 朝、旅館を出た時の日差しはどこへやら、
といったかんじで、あっという間にまた道は水浸し状態です。
 






 とりあえずは、グリーン・ステージの方へ再び移動。
(途中、KID TENTでクレープ食べて、少し雨宿り)
 ステージ上ではすでに、
元ブランキーのベンジーこと浅井健一率いるSHERBETSのライヴが始まってました。




  ★ SHERBETS
                               (ジャケットは96年発表SHERBET名義の名作1st! \3,059)


浅井健一は、"ユダ"とこの"シャーベッツ"を平行して現在活動していますが、
この2つのグループの一番のわかりやすい違いは、
"シャーベッツ"の方はバンドにキーボード<福士久美子>が入っていることでしょうか。
(もちろん他のバンド・メンバーも違うのですが)
もちろん今回のこのフジ・ロックでもキーボードを随所で織り交ぜ奥行きのある曲を展開。

さすがにでもグリーン・ステージの後ろの方、敷物などを持ってきてピクニック気分の人達は、
この雨でかなりブルーな気分になっている様子でしたね。
ベンジーも気をつかってか、珍しくMCで、
「こんな雨なのにありがとね。」というようなことを話していました。

雨が一向に止む気配がないので、雨宿りも兼ねてシャーベッツ後は、
屋根のあるRED MARQUEEへ。




 ★ THE BLACK VELVETS
                                         (ジャケットは2005年発表1st \2,548)


RED MARQUEEは入り口から人が溢れんばかりの状態。
奥の方に行けばそれなりには空いているんでしょうが、
やはりこの雨なので、皆雨が弱まるまでしばし休憩といったところでしょうか? 

ちょうどそこでやっていたのは、ブラック・ヴェルヴェッツ。
音はAC/DC的なかっこいいロック。
イギリスはリバプール出身の若い人たちみたいなんだけれど、
英国的な感じというよりは結構骨太な音出してました。
ただ、あまりにも人が多すぎてステージ見えず・・・。
まあブラック・ヴェルヴェッツの純粋なファンからすれば、
通りすがり&雨宿りで来ている僕らは邪魔者なんでしょうが・・・。

 本当はORANGE COURTの100S(中村一義のバンド。ヒャクシキ、と読むらしい。)などを
見に行こうと思っていたのですが、さすがにこの豪雨の中をRED MARQUEEから一番遠い
ORANGE COURTまでトボトボ歩いていくのは困難、と判断し、
近くの食堂でピザーラのピザを買いしばらくRED MARQUEE内で休むことに。




 ★ MAXIMO PARK
                                     (ジャケットは2005年発表デビュー・アルバム)


のんびりピザ&チキンナゲットを食べながら、今後の予定をたてていたら、
すでにグリーン・ステージではマキシモ・パークの出番。

CDは買っていなかったのですが、最近インターFMでよくかかっていて、
なかなかポップなUKバンドだな、と思っていたこのグループ。
昨年末デビューしたばかりのイギリスはニューキャッスル出身のギター・ポップ・バンド。
ちょうど彼らがパフォーマンスしている時は、
まだまだ雨が強かった時で必ずしも最良なシチュエーションではなかったと思いますが、
そんな悪条件を吹き飛ばすかのような熱演!
PAより後方から見ていたのですが、充分伝わってくるものがありました。





豪雨まっさかり! でもMAXIMO PARK 熱演!



レインコート姿の観客とは対照的に、ヴォーカリストの人(ポール・スミス)は、
黒いスーツに黒いネクタイ、グレーのシャツとビシッときめ、
ポマードでなでつけたような独特な髪型で存在感抜群!
テンポアップしてくる演奏と共に、そのアクションも大きくなってきてテンション高!
ラストの曲ではネクタイをはずすなど、見せ方も上手くて、
さすが今UKで最注目のバンドと呼ばれているだけのことはあるな、と実感。
場内もこの雨にしては盛り上がっていたと思います。

マキシモ・パーク後、お手洗いに行きたくなりグリーン・ステージと会場入り口の間くらいにある
仮設便所へ行きましたがこの日はかなり混雑してましたね。
やはり暑い日は汗として水分が外に出るのでしょうが、
このように雨が降って涼しくなると汗があまり出なくなるので、
補給した水分が全て尿の方に行ってしまうようです。

お手洗いから戻ってきてから、ちょっと肌寒くなってきたので豚汁買って食べながら移動。
(ちょっと食べ過ぎ?)

すでにグリーン・ステージでは東京スカパラダイス・オーケストラが登場。
雨もなんのその!
物凄い盛り上がりで後ろの方の人も踊らせてしまうアゲアゲ・チューンはさすが!
ただなんとなくスカパラという気分ではなかったので、
そのまま横切りホワイト・ステージのサンボマスターへ。




 ★ サンボマスター
                                    (ジャケットは2005年発表新作アルバム \2,940)


雨で地面もぬかるんだせいか皆歩くのが遅い感じ。
やっとホワイト・ステージに到着したと思ったら、もうホントものすごい人!人!人!
スカパラと同時間帯ながらこれだけの人が集まるのだから、注目度の高さが窺える。
おそらくホワイト・ステージで一番人が入っていたのではないでしょうか?





↑ ホワイト・ステージ大観衆!



しばらく見ていたのですが、正直いってちょっと伝わってくるものはありませんでした。
(ファンの方ごめんなさい。)
というか、昨日見たハイロウズ、あと同じこのホワイトで見た
忌野清志郎が良すぎたせいなのかもしれません。
MCをガナって(叫んで)いるのはいいとして、何を話しているのか正直わからなかったし、
MCに比重が大きかったせいか、ちょっとテンポが悪く感じました。
まあでも、また見てみたいバンドですね。

サンボマスターを切り上げて、GYPSY AVALON横の食堂で
フレンチ・トースト?に粉チーズを振りかけたようなスティック買って食べながらまた移動。
(またまた食べ過ぎ)
水浸しとなったFIELD OF HEAVENへ。




 ★ AMP FIDDLER
                                          (ジャケットは、2004年発表初のソロ作)


この日のお目当ての一つ。
アンプ・フィドラーはデトロイト出身、ジョージ・クリントン絡みの人らしく、
パーラメントやファンカデリックにも参加していたこともあるらしい。
そんな彼が昨年、初のソロ・アルバムを発売。
来日もして結構コアなソウル・ファンの間では話題になっていたのですが、
僕は結局昨年は見に行くことができず。でしたので、ちょっと楽しみにしていたライヴでした。

開始時間ちょうどくらいに着いたのですが、
サウンド・チェックがやたら長引いて15分押しでスタート。
黒人のドラムの人が超ファンキーなグルーヴ感出していて、
その割にはサウンドは熱すぎることなく、クール&スムースな心地良いグルーヴ感。
更にアンプ・フィドラーのフェンダー・ローズ(エレクトリック・ピアノ)の音色が極上!

この雨空にそのフェンダー・ローズの溶けるような独特なトーンが
ホント気持ちよかったですね。





↑終演後、そのフェンダーローズをパチリ。



ロック・フェスにあって、このアンプ・フィドラーのパフォーマンスは新鮮で、
ラストもレイ・チャールズに捧げる、とのMC後、
ソウルフルな歌声で「アンチェイン・イン・マイ・ハート」を熱唱。(違う曲も歌ってたかも。失念。)

ライヴ終わった後も周囲の若者たちが、「スゲー良かったな〜!」と感激しまくってましたし、
いかにもFIELD OF HEAVENらしいいい雰囲気のライヴでしたね。

ちなみにアンプ・フィドラーが、どうしても、最近TVによく出ているハードゲイ芸人、
レイザーラモンに見えてしまったのは俺だけ? 
(フォー!! スマン! アンプ・フィドラー



 ★ LIGHTNING BLUES GUITAR SESSIONS
                   (ジャケットは、最近発売になった96年日比谷野音でのライヴCD+DVD \6,090)


ORANGE COURTへ移動すると、FIELD OF HEAVENとはまた違った"大人な世界"が展開。
ちょうど、CHARと仲井戸"CHABO"麗市の競演が繰り広げられているところでした。

さすがCHAR! どんどん出てくるブルージーかつメロディアスなギター・ソロ。

更には石田長生が出てきて、大村憲司に捧げるナンバーとして、
ボブ・ディラン作「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」の日本語ヴァージョンを披露。
後半の二人のギターソロ競演は10分以上にも及ぶ熱演で感動的でしたが、
隣のFIELD OF HEAVENで気になるバンドがあったので、この曲終了後移動。




 ★ MY MORNING JACKET
                                 (ジャケットは2003年発表メジャー・デビュー作 \2,548)

"My Morning Jacket"、 日本語に訳すと"私の朝の上着"・・・。
なんだかコミック・バンドみたいな名前ですが、
はっきりいってこのバンド、僕は全く知りませんでした。

名前すら聞いたことがなかったのですが、友人が
「陽馬さん、このバンド、ニール・ヤングっぽいらしいですよ! 
陽馬さんは絶対見とかなきゃダメですよ!」と言うので、
"私の朝の上着"見るの〜? という感じで半信半疑のままFIELD OF HEAVENへ。

雨もだいぶ小降りor止んできていたので、途中まで見てつまらなかったら、
グリーン・ステージのBECKへ移動、と決めていたのですが・・・。

SP音源のような戦前のイージー・リスニングのSEと共にメンバーが出てきて、
ニール・ヤング&クレイジー・ホースばりに、しょっぱなからドラム・セット中央に
メンバー同士がお互いに向き合い、ガツンッ!と音を出した瞬間、
「キターーーー!  こりゃ最後まで見なきゃ!」となりましたね。






↑ 雨中My Morning Jacketで盛り上がる
FIELD OF HEAVEN



マイ・モーニング・ジャケットはアメリカ南部、ケンタッキー州はルイヴィスで結成。
メンバーの風貌(G&VO、Drum、Bassの3人)も、
もろサザン・ロック的な濃いひげに長髪のむさくるしい格好。
特にBassの人なんて、ずっと首振っているから顔見えないし。
でも何故かギターの一人とキーボードの人はきれいな感じなんだけれども、
その綺麗な感じのギターの人が、ニール・ヤングと同じ黒いレスポールを使っていて、
ニールが出すような感じのコードでギターを弾くのだから面白い。

 更にはヴォーカル&ギターのフロントマン的な熊のおじさんは、
フライングブイのギターを使ってギャンギャンやっていて、
でも、全然うるさい感じがしないのは曲がポップだからかもしれない。

 他にもその熊のような風貌のフロントマンのマイクに、
何故か、くまの人形がぶらさげてあったり、
(ちなみにこの人たちのアルバム、くまのジャケットでした。
理由はただ単にこのメンバーがくまが好きだかららしい・・・)、
手旗信号のようなアクションの後ドラミングして始まる曲など、
色んな面で突っ込みどころ満載で最高!

 後でCD買って知ったのですが、なにしろ、この“My Morning jacket”という名前が、
彼らの地元であるケンタッキー州の大学の近くにあるバーが火事で焼けてしまい、
その遺品として出てきたバスローブに、“MMJ”という誰かのイニシャルが書いてあったのを、
「あれは、“MY MONING JACKETの略だ”」と冗談で言ったのがきっかけだとか・・・。
なんとも意味があるんだか、ないんだか・・・。

 もうとにかく、BECKのことなんてすっかり忘れて、ハマってしまいましたね〜。
はっきりいって、FIELD OF HEAVEN、あんまり人は多くなかったのですが、
見ていた方は皆、僕と同じような感想を持ったことでしょう。
(事実、次の日の朝バスに並んでいたときに、僕の前に並んでいるカップルが、
ちょうどこのMy Morning Jacketのライヴを同じく体験したようで、
思いっきりその話題で盛り上がっちゃいました。)

 もう大満足でFIELD OF HEAVENを後にし、ダイナソーJr復活!のホワイト・ステージへ。




 ★ Dinosaur Jr
                              (ジャケットは最近再発になった1985年デビュー作 \2,520)
 

今年のフジ・ロック行きを決意したのはこれがあるから、
という方も多かったのではないでしょうか? 

J・マスシス率いるダイナソーJrが、このフジ・ロックでオリジナル・メンバーで復活!

ダイナソーJr自体、最後の方はJ・マスシス一人で、みたいなところもありましたし、
オリジナル・メンバーとしての活動は短かったこともありましたが、
あの轟音ギターをフジで! という思いはファンならば誰もが思っていたはず。

ホワイト・ステージに着くとまだサウンド・チェックの途中でしたが、
ステージ上に積み重なって更に4つ並んだマーシャルがその期待感を煽ります。
時間をチェックしていなかったのですが、ほぼ定時の20時半ごろスタート。

観客の盛り上がりとは裏腹に最初は3人の呼吸が合っていないような感じでしたが、
曲が進むにつれ次第にJのギターも温まってきたようで情念のギター・ソロが爆発。
僕はステージ向かって左斜め(Jマスシス側)の前の方にいたのですが、
ギターの音が小さく感じましたね。
といっても普通に比べれば十分大きいのですが、
いつもJマスシスのライヴに行くと家に帰っても耳鳴りが収まらないのが当たり前だったので、
ちょっと足りないかな、という印象。まあ野外だから当然か。
まあでもそういう欲張りなファンの欲求を充分満たしてくれるパフォーマンスではありました。

ちなみにダイナソーJrの時にも雨が降ったり止んだりでしたが、
彼らのライヴが終わった途端、再び豪雨。
それもカミナリを伴うもので、さすがに道もひどい状態になってきました。
そんな中、本日の個人的ラストORANGE COURTのロザリオスへ。




 ★ LOSALIOS
                                    (ジャケットは2005年発表新作アルバム \2,940)


ORANGE COURTへ向かう途中から、もうカミナリぴかぴか&ごろごろ。
雨も次第に強くなってきてましたが、もうなんかこの頃には慣れてしまいましたね。

ロザリオスは、元ブランキー・ジェット・シティのドラマー、
中村達也のインスト・ロック・ジャズ・ユニット。
(こう書いてしまいましたが、このジャンルの括りが正しいかは、自分で書いていても疑問)

初期はメンバー・チェンジもありましたが、
現在は、中村達也(Dr)、日本NO.1女性ベーシスト、TOKIE(B)、
スカパラのギタリストでもある加藤隆志(G)、
そして最近新たに加入した元エルマロの"アイゴン"こと會田茂一(G)の4人で活動中。

ORANGE COURTに到着すると今まさにLOSALIOSが始まろうとしているところ。
頭上の空が広く見えるORANGE COURT、
強烈な本物の稲光が瞬いたと同時にライヴもスタート!

カミナリの音もTOKIEさんのベースに掻き消され、
達也のドラミングと共に稲光が飛ぶようにガンガン光りまくり!
 もう、ある意味これ以上ないようなLOSALIOS的シチュエーションでしたね。

レインコート姿の観客(カミナリ収まった後も豪雨は相変わらず)も
ほとんどこの場を立ち去る者無し。
達也も気合入りまくりで、ギター二人のソロの掛け合いの場面では、
マイクを使って「遠慮しないで、遠慮しないで」と煽りつつも、
自らのドラミングも熱さを増していき、それにTOKIEさんのベースも付いていくものだから、
ギターが2本あっても足りなく感じてしまうのはしょうがないか。

そのくらい、達也のドラムとTOKIEさんのベースはロックしていて、
CDでは伝わらないようなエモーションを放ち続けていました。

上手く言葉で表現できないのがもどかしいのだが、
アメリカのソウライヴというファンキーなJAZZバンドとはもちろん違うし、
だからといって日本のSOIL&"PIMP" SESSIONSやPE'ZなどのJAZZとも違うし・・・。
やはりロザリオスは"ROCK"なのだと実感。

アンコールにも応えてくれて、最後は達也、叩きながらマイクで吠えまくってましたね。
何度かロザリオスは見たことがあって、曲中に咆哮をあげることは多々あるのですが、
雨中、連発で吠えているのはなかなか絵になっていました。

正直言って、グリーン・ステージでやっていたFAT BOY SLIMも気にはなっていたのですが、
(実際すごい人だったようで、評判も良かったのかな?)
僕的には、ロザリオスを選んで大満足!

帰り、ホワイト・ステージでブラフマンがまだライヴやっていて盛り上がっていたのですが、
昨日の教訓を生かし、ブラフマンが終わる前に退散することに。
次の日3日目のビーチ・ボーイズまで体力貯めておかなきゃヤバイかな・・・と
さすがにちょっと頭をよぎってしまいましたね。

途中入り口出て少し行ったところの水が流れている用水路で、ドロドロになってしまった靴を洗
って(失敗?)からシャトルバス乗り場へ。
余計水を吸って重くなってしまった靴を引きずりながら旅館に着いたのは12時半近く。

今日は早めに引き上げたつもりでしたが、
かれこれ12時間以上も音楽漬けになっていたのだから良しとしなければ、
と自分に言い聞かせ、旅館の部屋でカロリーメイトを頬張りながら、
3日目の予定を立てている懲りない音楽バカの祭典2日目が終了と相成りました。





↑ 曇り空のORANGE COURT



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Good Timin' (コラム)
VOL.6  FUJI ROCK FESTIVAL '05 観戦記