PET SOUNDS RECORD
Good Timin' (コラム)


■ VOL.7 シナモンガール 爆走?! 〜大井競馬場にて〜 ■




先日行われた菊花賞、
ディープインパクトの勝ちっぷり共々、盛り上がりはすごかったですね。
競馬のことがこんなに一般的に取り上げられるのは、
オグリキャップ、ハルウララ、以来でしょうか。
ここまでマスコミで話題になるとは競馬ファンにとっても驚きです。


それにしてもディープインパクトは強かった。
こんなに強すぎると、少額投資派(馬券は主に百円単位)であり、
穴党である僕なんかは、普通なら、
そういう強い馬に対して、アンチ的な立場になりがちなのですが、
実はそのディープインパクトとは、誕生日が一緒だということが、
デビュー当時に判明し、密かに応援していたのです。
(ちなみに、その誕生日はアレサ・フランクリン、エルトン・ジョンとも同じ)
まあ、無事これからも走っていってほしいですね。


 さて、だんだん寒くなってきてしまいましたが、
まだ暑かった8月、午後時間が空いていたので、
久々にフラッと大井競馬場に行ってみました。
大井のトゥインクル・レースは、第1レースがだいたい15時40分くらいに発走。
アクセスも便利ですので、天気が良いと気持ちいいですね。





前半のレースは、人もまばらで、のんびりした雰囲気。




前にも大井競馬場には何度か来たことはあったのですが、
久々に来たら、JRA顔負けの新しくきれいなスタンドが
ゴール前に出来上がっていてビックリ。
VIP的な指定席も新設されていて、お金持ちっぽい人や若い女性の姿もちらほら。





とてもきれいな新スタンド。



 でも、もちろん古いスタンドも残っていて、
年金生活っぽいおじいちゃん達が、馬券買ってノンビリ。
こちらもほのぼの・まったりいい感じ。
 そういうおじちゃん達に囲まれながら、
牛モツなどの屋台的なフードをつまみ、レース観戦です。





大井競馬場オススメ♪ 『牛モツ串』 120〜150円也。





“キョウワサイコウ”という名前の馬が出走。
パドックを元気なさそうに歩いていました。結果9着。




 こんな感じで、つまみ食いしながら競馬新聞を読んでいたら、更にビックリ!
 その日の8レースになんと!

 “ シナモンガール ”

という馬が出走していたのです。



  Neil Young  「Cinnamon Girl」
1969年発表、バッファロー・スプリングフィールドに在籍していた
ニール・ヤングのソロ2作目『Everybody Knows This Is Nowhere』の1曲目に収録。


 陽も落ちた第7レース終了後、パドックに行ってみました。


        


4歳牝馬(人間に例えると、20〜25歳くらいの女の子♪)の
シナモンガールは、9頭中5番人気。
前走3着に入っているわりには人気がありません。
きびきび歩いていて機嫌もよさそう。






馬券もしっかり購入♪
この組み合わせで決まったら、あの欲しかった靴やCDのBOXとかも買えるなあ、
なんていう馬券も付け足して、いよいよレース発走です。




夜になり、会社帰りのサラリーマンやOLでにぎわう大井競馬場



中団を進んだシナモンガールは、3コーナーあたりで若干進出しかけますが、
直線はあんまり伸びずに6着に敗退・・・。
世の中そう甘くはありません。
ディープインパクトみたいな豪脚が使える馬なんてそうそういないんですよね。


それとも御大ニール・ヤングに似て、シナモンガールも気まぐれ娘なのかも・・・?
まあでも無事に走ってくれましたからね。
これからの活躍に期待です。





夏草や 兵どもが 夢のあと (芭蕉)



ちなみにシナモンガールは、この後、
9月11日 大井競馬 12頭中10番人気で、7着
10月2日 大井競馬 13頭中10番人気で、7着
と、コンスタントに出走。

そして、明日11月1日の第6レースに出走するようです。
(これを書いているのは10月31日の夜)

ニール・ヤングの新作『プレーリー・ウインド』も発売されたことですし、
はたして、気まぐれ娘が爆走するのか?!

続報も乞うご期待!(?)

 ↓
  ↓
11月1日第6レースでは、14頭中13番人気で、7着でした。




 Neil Young 『Prairie Wind』
脳動脈瘤という病気で一時期活動休止していたニール・ヤングが見事復活! 
久々に発売されたオリジナル・アルバムは、味わい深いナッシュビル録音。



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よろしくお願いいたします。


<ペット・サウンズ・レコード> 森 陽馬

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