
ペット・サウンズ・レコード店の東尾沙紀が選ぶ “2008年ベスト・アルバム”
ベスト5

今年は新作&ライヴを含め、50〜60代の現役ミュージシャンに刺激を強く受けた1年でした
海外若手ではビーチ・ボーイズに影響を受けたポップなアルバムが色々リリースされたことが印象に残っています。
日本では、高田みち子さん、竹内まりやさんベスト、マイクロスター等、
女性ヴォーカルものが何気にヘヴィー・ローテーションでした。

(国内CD) 大橋トリオ 『THIS IS MUSIC』
(PWSR-1018 \1,800)
2007年年末に発売され、当店でも評判だった1st「プレタポルテ」は今もロングセラーを続けています。
今年リリースの2ndもとっても良いアルバムでした。
一人で全部こなしてしまう演奏力と、
一度聴いただけでも口ずさめてしまうメロディ・センスは素晴らしいの一言!
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(国内CD) スティーヴ・ウィンウッド 『ナイン・ライヴズ』
(SICP-1858 解説・歌詞・対訳付 \2,520)
THE WHO来日の熱も未だ冷めずにいる中、この人の来日も熱望します!
5年ぶりの新作は音も勿論、ジャケの自信に満ちた表情がかっこいい1枚。
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(国内CD) 鈴木 祥子 『SWEET SERENETY』
(MHCL-10092 \3,000)
2年前に出た時もその年のベストに入れさせて頂きましたが、今回もヘヴィー・ローテーションで、
東京ローカル・ホンクとの共演曲「まだ30代の女」が収録されていてはやはり無視できません。
「Father Figure」もお気に入りの1曲♪
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(国内CD) 告井 延隆 『サージャント・ツゲイズ・オンリーワン・クラブ・バンド』
(TSCS-11 \2,800) 一般流通はされておりません。
ギター一本でビートルズ!
ライヴはまだ一度しか拝見したことがありませんが、
生でやっているときはどうなっているのか!?と、やはり手の動きに釘付けになってしまいました(笑)。
アンコールのセンチメンタル・シティ・ロマンス「夏の日の想い出」で聴けた歌声にも感激しました。
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(輸入CD) The Pearlfishers 『Up With The Larks』
(Marina MA-69)
グラスゴー出身、デヴィッド・スコットの一人ユニット。
正確には2007年の作品ですが、今年に入ってこの素敵なポップ・アルバムに出会えて嬉しいです。
彼がプロデュースしているアリー・カー共々、ギター・ポップ・ファンに是非聴いてもらいたいアーティストです。
ペット・サウンズ・レコード店 東尾沙紀
(2008.12.25)

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