
懐かしの“松竹セントラル”
(2006.8.31 up)

(晴海通りをはさんだ反対側のと東劇からの松竹セントラル全景)
松竹セントラルは大好きな映画館でした。
大きなスクリーン、古い映画館にしては音響も良かった。
そして、銀座から散歩がてら歩いていける、という立地も気に入ってました。
銀座四丁目の交差点を築地方面へ、歌舞伎座を越えてちょっとの東銀座にありました。
この写真は、1994年春に撮影したものです。
映画館がなくなる前に写真におさめておきたい、という気持ちと
「ラブリー・オールドメン」を是非、松竹セントラルで見たい、という気持ちが
重なって訪れたように思います。

(映画『ラブリー・オールドメン』の看板)
『ラブリー・オールドメン』は、ジャック・レモンとウォルター・マッソーに
50歳を越えても魅力的なアン・マーグレットが絡むというコメディー。
おもしろかったですね。
これが松竹セントラルで見た最後の映画となりました。
その後、この建物は取り壊され、新しく高層ビルが出来ましたが、
残念ながら、映画館は作られませんでした。

(いい雰囲気を醸しだしている入場券売り場)
初めて松竹セントラルに行ったのは、1964年。
ビートルズの映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』でした。
中学1年生の夏、何度も何度も通った日々が思い出されます。
< ペット・サウンズ・レコード 森 勉 >
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