
★ VOL.14 武蔵小山駅前にあった桜の物語 続報2007 ★
(2007.4.1)

その間に駅前の開発は進み、駅は地下化、商店街も古い店は続々閉店・・・。
当店は無事新店舗をオープンすることができましたが、武蔵小山もだいぶ様変わりしてしまい
ました。
現在、武蔵小山駅前は桜だけでなく“緑”がなくなり、殺風景な味気のない駅前となってしまって
ますが、やはりこの季節になると、駅前にあった桜の木を思い出します。

(旧店舗と武蔵小山駅前にあった桜の木)
移植された桜の木を見に、一昨年、昨年のこの時期、千葉の土気まで足を運びましたが、
今年も見に行ってまいりました。

(2007年4月1日 土気へ移植された桜の木)
今年は開花宣言も例年より早く、更には東京はところどころで桜が満開となっていたので、
ちょっとあせって見に行ったのですが、千葉の山沿いは気温がまだ低めということもあって、
どの桜もまだ3〜5分咲きといった感じでした。
実際、この移植された桜も昨日までまだ咲いておらず、
今日からやっと花が一部開き始めた、とのことでしたが、
昨年より枝もつぼみも増えて、とても元気そうでした。
(おそらく5日頃には満開になるでしょう。)
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2005年4月 2006年4月
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2007年4月
武蔵小山駅前にある時から古い桜の木だったはずなのですが、
この桜の木はまだまだ年を追うごとに成長し続けているのです。


武蔵小山駅前で様々な人の想い出を見守ってきた桜の木は
現在、千葉の土気で新たな根をはり、そして新たな花を咲かせています。

♪ 小春日和の日曜日 散歩のとおり道
〜
思いではいつもどんな時もいくらかさびしい
小春日和の一日が 今また 暮れてく ♪
寺尾 紗穂 「毛糸玉」の歌詞より抜粋
(寺尾紗穂 『愛し(かなし)、日々』(VCCM-2018 \2,000)に収録)
当店ペット・サウンズも、新たな場所で再スタートとなりましたが、
土気の桜の木のように新しい花が咲かせられるよう、
新しい根をはって、末永くこれからも成長していきたい、と改めて感じた1日でした。
2007年4月1日
<ペット・サウンズ・レコード 森 陽馬>
【オマケ】
土気の帰りに、昭和の森公園というところに寄りましたが広々としてとてもいい公園でした。

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