PET SOUNDS RECORD
今日のこの1曲 アーカイヴス


  今日のこの1曲 “Achives”

<2005月7月>

立退き閉店のため、店舗を一時休業していた
2005年7月に更新した
“今日のこの1曲”コーナー。

廃盤・生産中止、規格番号の変更など、
情報が古くなっている商品もございますが、ご了承くださいませ。


<最新の“今日のこの1曲”はこちらのページをご覧ください>


2005年7月1日(金) Les Demerle 「Bacchanal」

 レス・デマールは1970年代に西海岸で活躍したファンキー・ドラマー。

 77年録音のこのアルバム『トランスフュージョン』は、“ドラム・ブレイク満載のHIP HOPネタの宝庫”ということで、ジャケットは知っていたのですが、つい最近まで聴いたことはなく、昨年P-VINE社からCD化されて初めて聴いたのですが、いやはや・・・、もの凄い演奏でビックリ!

 特に4曲目に収録の「Bacchanal」。
 超ハイテンポ・ラテン・ファンクとでもいいましょうか。
 とにかくも最初から最後まで約8分。めまぐるしく展開する演奏とそのドラミングに圧巻(もちろんベース、キーボード、サックスのソロの取り合いも魅力)。

 “ブレイク・ネタ”なんていうことで若いHIP HOP世代によく知られる作品らしいのですが、そんな観点ではなく、ファンキー・ジャズ・アルバムとして存分に楽しめる1枚。
 ある意味、プログレッシヴ・ロックだな、と思える曲もありますね。
 
 こういう色んなドラム・パターンをガンガン叩けたら気持ちいいだろうなあ〜。森 陽馬

2005年7月2日(土) 東京ローカル・ホンク 「虫電車」

 タワー・レコード蘇我店にて、東京ローカル・ホンクのインストア・ライヴ。

 “インストア”と銘打っていましたが、場所は蘇我にある巨大ショッピング・モールの外。
 今日も蒸し暑い一日でしたが、のんびりアイスクリームをパクつきながらの観賞。やはり屋外でのライヴはいいものですね。

 この「虫電車」という曲は、スロー・テンポな曲ながらバラードでは決してなく、途中テンポ・チェンジがあったり、レイドバックしたギター・ソロがあったりと、アメリカン・ルーツな世界と木下弦二さんによる独特な詞世界が不思議な魅力をもったナンバー。ゆったりした曲調ではありますが、内包された“熱”も感じる曲なのです。
 アルバム(mona-008 \2,500)の3曲目に収録。

 で、ちなみにこの曲は、
♪蛾が一匹〜♪
という歌詞で始まるのですが、ちょうどこの曲が始まったと同時に、小さな蛾がステージ上で飛び回って、新井さんのベースに止まる、という、なんとも絶妙なタイミングの予期せぬ演出(?)も。

 こんなところも野外ならでは、でしたね。森 陽馬

2005年7月3日(日) ヤードバーズ 「トレイン・ケプト・ア・ローリン」

 映画DVD『欲望』(原題:BLOW-UP)をレンタルして鑑賞。

 イタリア人監督の巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが、ロンドンを舞台に撮影した1966年作。学生時代にビデオ・レンタルで見た記憶があったものの、あまり憶えてなかったのですが、久々に見てビックリ!
 約40年前の映画とは思えないようなクリアで鮮明なカラー。自分の部屋の小さい14インチTVでも、アントニオーニ監督のその斬新な色使い・映像美を楽しむことができました。

 やや抽象的ながらも隠喩的な内容のストーリーももちろん好きなのですが、音楽ファンとしての見所は、やはり後半、あのヤードバーズが「トレイン・ケプト・ア・ローリン」を演奏するシーンでしょうか。
 
 若き日のジミー・ペイジとジェフ・ベックのツイン・ギター。
 しかしながら盛り上がることもなく、ボーと立ちつくしている観客、というシュールな映像。

 なんとも不思議な場面ではありますが、このように約40年経った現在、この二人がロック界を代表するギタリストになったわけですから、アントニオーニ監督が当時、この場面を映画に使用したという事実に拍手!

 ちなみに、この映画のDVD。
 調べたら、現在かなり安い値段で発売になってましたね。(HJP-50015 \1,575)音声解説も付いているので買っちゃおうか考え中。森 陽

2005年7月4日(月) Teddy Bears 「Oh Why」

 テディ・ベアーズと言えば、「会ったとたんに一目ぼれ (原題:To Know Him, Is To Love Him)」が1958年に大ヒットして有名になりましたが、この曲は、翌1959年にほんの少しチャートに上がっただけで、ほとんど人知れず終わりました。

 でもいい曲なんです! これが。

 前作同様、メンバーでもあるフィル・スペクターの作詞・作曲。

 女性ヴォーカルのアネット・クラインバード(後にキャロル・コナーズと改名)に、フィル・スペクターとマーシャル・リーヴの男二人のコーラスが絡んでくる、というスタイルは、男女の人数に変化があるものの、フリートウッズのスタイルに影響を与えたと思われます。

 インペリアル・レーベルから出たこの曲の入ったLPが、1970年代後半に日本で再発されたことがありました。
 今になっては夢のような話です。

 フィル・スペクター関連ということもあり、もう2度とオフィシャル発売は望めないんでしょうかねぇ。

 こういうオムニバス(『Early Girls Vol.4』CDCHD-1045 \2,310)に収録されることで、単独発売の熱が高まるといいですね。森 勉

2005年7月5日(火) Denne and Gold 「Don't Go Away」

 ここ2週間の深夜のお楽しみ♪
・・・だったウィンブルドン・テニスも終了。

 寝不足の種でもありましたが、終わってしまうとやっぱり寂しいですね。

 今日のこの1曲は、その英国発のAORデュオ。
 デン&ゴールドは、ミッキー・デンとケン・ゴールドによる二人組。

 70年代中期にはアレサ・フランクリンやクリフ・リチャードに楽曲を提供。更にはリヴァプール出身の黒人4人組グループ、“リアル・シング”に提供した「You To Me Are Everything」が全英1位を獲得。
 そのような経緯を経て78年に発売されたのが、この彼ら唯一のオリジナル・アルバム『DENNE AND GOLD』 (UICY-3119 \2,039)。

 “ブルー・アイド・ソウル”的なリズム感あるナンバーなども良いですが、やはり僕としては、この曲のようなちょっと切ないスローなAORナンバーがお気に入り。
 黒人ほどクドくない(?)ヴォーカル&コーラスが爽やかでグッド。

 ちなみにこの作品の全編でピアノ/キーボードを弾いているリントン・ナイフという人は、UKカルト・プログレッシヴ・ロック・ファンならお馴染み、“アフィニティー”というグループに在籍していたミュージシャンだそうです。時折聴ける流麗なメロディは流石。森 陽馬

2005年7月6日(水) Neil Young 「I'm The Ocean」

 早いもので、この作品が発売されてから10年も経ってしまったようで。

 ニール・ヤングが当時人気絶頂だったパールジャムを従え、95年に発表したアルバム『ミラー・ボール』(WPCR-277 \2,447)。
 
 バック・バンドが、ニールとは厚い絆で結ばれているバンド“クレイジー・ホース”ではなく、パール・ジャムだったこともあり、ニールのコア・ファンからは必ずしも評判は良くなかった作品なのですが、僕は結構気に入っていて、今でも時々聴いている1枚。

 クレイジー・ホース的な重量感あるサウンドではないものの、パールジャムの面々に負けない、というかそれ以上のパワーでグイグイ引っ張るニールのギターと歌。

 特にこの3曲目「I'm The Ocean」。
♪ 俺はお前に夢を見させるドラッグ 俺は星 俺は最高によく切れる剣
  間違ったレーンで流れとは反対にハンドルを切っている
   俺は海 俺は巨大な引き波 ♪  と、自らを“海”だなんて歌えるのは、ニールやB・スプリングスティーンくらいか?

 今年初め、脳の病気ということで心配しましたが、カナダでの“ライヴ8”にも出演して元気な姿を見せてくれたようで一安心。
 まだまだ“僕らに夢を見させるドラッグ”な存在でいてほしいものです。森 陽馬

2005年7月7日(木)ヤンレコ・トライアングル「哀愁のコニーアイランド」

 YOUNG RECORDSというインディーズ・レーベルから、面白い1枚が登場。
 その名も、『ヤンレコ・トライアングル』!

 “ナイアガラ・トライアングル”を彷彿とさせるタイトルのこのアルバムは、ヤング・レコーズに所属するザ・パーマネンツを中心とした3組のアーティストが、大瀧詠一、桑田佳祐、山下達郎、荒井由実、佐藤奈々子、浜田省吾、他名アーティストが他人に提供した楽曲中有名なものではなく、あえてB面曲など知られざる名曲を中心に取り上げた、J-POPSへの愛情溢れる作品。

 9曲目に収録されているこの「哀愁のコニーアイランド」は、大瀧詠一作曲、森 雪乃丞作詞で、山口百恵80年発表作品『メビウス・ゲーム』に収録されていたナンバーのカヴァー。

 各曲アレンジ&ヴォーカルも嫌味なく、ストレートで聴きやすいアルバムですので、80年代ポップスと共に青春を過ごされた方は要チェックですね。森 陽馬

2005年7月8日(金) Marcos Valle 「Lost In Tokyo Subway」

 目黒線と都営三田線、及び南北線が目黒駅で繋がってからというもの、目黒線沿線の市民にとっては本当に地下鉄の便が楽になりましたね。

 その分、ちょっと違う沿線の駅へ行こうとしたときには、行き方&乗り換えが何通りもあったりして、それで更に値段も違い、時間もその都度変わったり、となんとも複雑。日本人でも混乱しちゃうことがあるのですから、外国人にとってはまさに“迷路”なのでしょう。

 というわけ?でこの曲。

 1960年代から活躍しているブラジルが誇るジェントルマン! マルコス・ヴァリが2001年に発表したアルバムに収録されている最高にクールなインスト・ナンバー。東京の地下鉄での忙しい雰囲気をハイセンスに表現したハイテンポ・フュージョンに仕上がっています。

 ちなみに当然のことながら、映画『ロスト・イン・トランスレーション』が公開される前に作られた楽曲。ソフィア・コッポラはこの曲を聴いて、東京を舞台にした映画&タイトルにしたのかな?

 それにしても、ソングライターであり、かつギタリスト、ピアニストである彼のこの2001年作は本当に名作! すでに50歳を越えている人が作ったアルバムとは思えないくらいセンス抜群のメロディーかつ心地良いブラジリアン・フュージョン満載の作品で、愛聴盤の中の1枚です。森 陽馬


<ロンドン地下鉄テロで亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします>

2005年7月9日(土) Charlie &The Hot Wheels feat KUMMY
  「Seven Seas' Heaven」

 チャーリー&ザ・ホット・ホイールズ、ならぬ、チャーリー&ザ・“ラット”・ホイールズ レコ発ライヴ@新宿ドクター。

 実は直前で、渡米していたベースのBuddyさんが日本に帰国できなくなってしまい、急遽ジェームス藤木バンドのベーシストをサポートに入れてのライヴになってしまって・・・。 うーーん、残念・・・。

 まあでも、スペシャル・ゲストとして出てきたのが、チャーリー&ザ・ホットホイールズの初代ヴォーカリストであり、元THE VINSENTSの荒井 謙さんだったり、対バンのTHE PEBBLES(ペブルス)によるキュートな「Swingin' Summer」のカヴァー(オリジナルは、フィル・スペクターが在籍していたテディ・ベアーズの女性ヴォーカリスト、キャロル・コナーズ)が聴けたり、と雨の中見に行った甲斐はありました。

 で、今日のこの1曲は、正式には8月3日に発売予定のチャーリー&ザ・ホット・ホイールズとペブルスのスプリット・マキシより、2曲目に収録されているこの曲。

 いや〜〜〜、これがスゴイですよ〜。
 ビーチボーイズの名曲「Don't Worry Baby」とロネッツの名曲群をまとめてくっつけちゃったような1曲で、なんともゴキゲン! 

 「イントロがほとんどってより全く一緒じゃん!」なんて突っ込みは無し!
 元ザ・ミュータント・モンスター・ビーチ・パーティというバンドで80〜90年代に活動していたKUMMYさんによるヴォーカルもNice! 素敵な“新曲”です。森 陽馬

(ちなみにペブルスによる「Swingin' Summer」のカヴァーもこのマキシに収録されています。)

2005年7月10日(日) ジョス・ストーン 「アルフィー」

 このところ、見る映画・見る映画に思わぬ“ビーチ・ボーイズ・サプライズ”があったりして、映画の内容とは別に心ときめいたりしています。(ビーチ・ボーイズの曲に取り憑かれているという言い方もあるかも・・・。)

 映画「第50回目のファースト・キス」は初めから「素敵じゃないか」が挿入曲として使われていることを、ビーチ・ボーイズのベスト盤に最近貼ってあるシールによってわかっていたが、映画を観て、あまりにも印象的なシーンで使用されていたので、まず歓喜! 主演のドリュー・バリモア、及びアダム・サンドラーも劇中、口ずさむシーンがありました。

 それからスティーヴン・スピルバーグ監督の「宇宙戦争」にも、思わぬ曲が登場します。
 なんと、トム・クルーズが歌う、というかささやきます!
 これには本当にビックリしました。

 この曲が主人公にとって子守唄というか、せっぱつまった時に出てくる歌とは・・・? シャレてますよねぇ〜。
 このシーンだけで、ビーチ・ボーイズ・ファンとしては忘れられない映画となりました。曲名は映画を観てのお楽しみ♪

 そして7月9日新装オープンとなった日比谷シャンテ・シネで公開されている、ジュード・ロウの「アルフィー」にも出てきました。
 これも全く予期せぬ選曲で感激!
 この曲目も映画を観てない方のために、ふせておきます。

 ということで、今日の1曲はこの映画の主題歌を。
 ソウルフルでいいカヴァーです。
ちなみにサントラ盤はミック・ジャガー&デイヴ・スチュワートによるプロデュース。
(しかしながら、国内盤&UK盤コピー・コントロールCD、US盤のみ通常CDです。) 森 勉

2005年7月11日(月) John Scofield 「What'd I Say」

 もういいかげん乱発される“トリビュート”ものには食傷気味ではありますが、このアルバムはとても気に入っていて、最近でもヘヴィー・ローテーションの1枚。

 名ジャズ・ギタリスト、ジョン・スコフィールドが、スティーヴ・ジョーダン(Ds)、ウィリー・ウィークス(B)を従え、レイ・チャールズの名曲群をカヴァー。更に、多彩なゲストを曲ごとに迎えて録音された2005年発表新作アルバム『ザッツ・ホワット・アイ・セイ』(UCCV-1076 \2,548)。

 特にレイ・チャールズの代表曲でもあるこの「ホワッド・アイ・セイ」では、アーロン・ネヴィル、ドクター・ジョン、メイヴィス・ステイプルズ、ウォーレン・ヘインズ(オールマンbros)、そして更に新鋭ジョン・メイヤーまでが参加して、交代にヴォーカルを取り合ったりするなど、なんとも面白い組み合わせながら、トリビュートを超えて楽しめる1曲。

 あえて、魅力的なゲスト参加のこの曲を選びましたが、他のジャズ/インスト・ナンバーもさすがこのベテラン3人組。
 若手顔負けのファンキーなアレンジのナンバーから、じっくり聴かせるバラード曲まで、なんとも味わい深い全15曲。末永く聴けそうな1枚です。森 陽馬

2005年7月12日(火) George Gershwin 「Rhapsody In Blue」

 先日、恵比寿ガーデン・シネマで何気なく書いたアンケートが当選して、本日21時半からの“『マンハッタン』DVD上映会”招待券をGET! 観てまいりました。

 “DVD上映会”ということですから、特にニュープリントというのではなく、普通に映画館の画面でDVDを観る、という趣旨のようで、いきなり最初・本編前に、DVD用のチャプター画面が劇場スクリーンに映し出されたのには、ちょっと萎えましたが、まあでも映画自体は素直に楽しめました。(無料招待ですしね)

 ウッディ・アレン監督の1979年作。ニューヨークはマンハッタンを舞台にしたモノクロ映画で、もう10何年も前にビデオレンタルで借りた記憶はあったのですが、ところどころこんな場面あったけ?というような新たな着眼点もあって良かったです。

 特に冒頭、ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」がムーディーに流れる中、ニューヨークの街にあがる花火の画面は、“モノクロ”ながら、なんとも“カラフル”な映像で印象的でした。 森 陽馬

2005年7月13日(水) Lani Hall 「Sun Down」

 東京はここ最近、曇り空ではありますが、とてもすごしやすい毎日で。
 夏中、ずっとこのくらいの温度だったらなあ、と思う今日このごろ。

 さて、このアルバムは、暑くもなくだからといって肌寒くもないこんな感じの陽気の時に聴くと、なんとも気持ちのよい1枚。

 ラニ・ホールは、ボサノヴァで有名なセルジオ・メンデス&ブラジル66に約6年間在籍していた女性ヴォーカリスト。当時、そのセル・メンをプロデュースしていたハープ・アルパートの奥方でもあり、この72年発表初のソロ・アルバム『Sun Down Lady』のプロデュース&アレンジもハープ・アルパートが担当しています。

 8曲目に収録されているこの「サン・ダウン」は、最初に聴いた時、
「あれっ? どこかで聴いたことがあるような?」 と感じる方も多いはず。

 種明かしをすると、もともとこの曲は、ウィリス・アラン・ラムゼイというシンガー・ソングライターの「マスクラット・キャンドルライト」という曲が原曲で、ラニ・ホールとハープ・アルパートがその曲に違う歌詞をつけた歌なのです。
 また、アメリカというグループがタイトルを「マスクラット・ラヴ」という曲名にして取り上げたり、キャプテン&テニールが同じく曲名「マスクラット・ラヴ」でリリースし、76年に大ヒットさせたりしているので、曲自体は聴いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

 でもそれらと比べても僕はこのラニ・ホールのヴァージョンが一番好きかな〜。森 陽馬

2005年7月14日(木) Tristan Prettyman 「Love Love Love」

 今日、インターFMを聴いていて、「おっ!いいな〜!」と反応しちゃったのがこの曲。

 トリスタン・プリティマンは23歳の女性シンガー・ソングライター。
 ジャック・ジョンソンも在籍している“現代サーフ・ミュージック・シーン”の核的存在とも言える【ムーンシャイン・コンスピラシー(サーファー&サーフ・シーン映像制作集団)】に惚れ込まれこの度デビュー。

 やや安易な例えですが、“女性版ジャック・ジョンソン”といった感じでしょうか。

 そういう例え抜きでも、存分にポップで開放感に溢れたゴキゲンなナンバー。アコースティック・ギター中心のサウンドに、キュートかつ力強いヴォーカルもNice!

 この曲が収録されたアルバム『Twenty Three』(TOCP-66420 \1,980)は、実はまだ発売されてなくて、来月8月3日に発売予定。東芝からの発売なので、CCCDを心配したのですが、どうやらCD-EXTRA仕様のようで一安心。

 ちなみにアルバムには、Gラヴ、ジェイソン・ムラーズ、ジェシー・ハリスなども参加している模様。キュート&セクシー♪なジャケもいいので楽しみ♪ 森 陽馬

2005年7月15日(金) Andrew Gold 「Lonely Boy」

 個人的には、ウエスト・コースト・ロックがもともと好きなのですが、そのきっかけとなったアルバム、といっても過言ではないフェイヴァリットな1枚。

 アンドリュー・ゴールドは70年代に、リンダ・ロンシュタットの何枚かのヒット・アルバムでマルチ・ミュージシャンとして参加。ソロのシンガー・ソングライターとしても75年にデビューし、77年にピーター・アッシャープロデュースのもと、本作『What's Wrong With This Picture?』(邦題:自画像)をリリース。この2ndアルバムからのシングル・カット「ロンリー・ボーイ」が全米7位と大ヒットしました。(リンダもバック・ヴォーカルでこの曲に参加しています。)

 ♪彼は1951年の夏の日に生まれた♪
という歌詞から始まるのですが、実際に彼も51年8月生まれ。
 自伝的な内容の詞になっているようです。

 ちなみに、このアルバムのジャケット。
 タイトル通り、“騙し絵”的な写真になっていて、様々な間違い探しを楽しめるようになっています。(二つの窓から覗く水平線の違い、電話線とギターのコードが繋がっている、などなど)
 はたして、間違いはいくつあるのでしょうかね。

 余談ですが、ハナレグミの1stアルバムを初めて見た時、このアンドリュー・ゴールドのジャケットにインスパイアされたように感じたのですが、そう思ったのは僕だけでしょうか? 実際のところどうなんでしょう?永積さん。森 陽馬

2005年7月16日(土) スキマスイッチ「目が覚めて」

 以前この“今日のこの1曲”でも紹介したスキマスイッチの1stフル・アルバム『夏雲ノイズ』(AUCK-11004 \3,059)は、僕的には、昨年リリースされた邦楽・洋楽含め全ての新作アルバムの中でも、ベスト5に入るくらい素晴らしい内容の作品でしたが、そんな彼らの待望のアルバム『空創クリップ』が遂に発売。(7月20日発売 初回DVD付 AUCK-18006 \3,360)

 今回も彼らのポップ・センスと切ないメロディー&歌声、嫌味の無いバック演奏が楽しめるアルバムに仕上がっています。

 その中から、9曲目に収録されているこの曲をピックアップ。
 アコースティック・ギターを基調にしたスロー・テンポの切ないトーチ・ソング。

 そのアコースティック・ギター、「いい響きをしているなあ〜」、と思ってクレジットを見たら、やはり!というか、さすがのご両人、“山弦”[佐橋佳幸&小倉博和]による演奏でした。うーん、お見事。

 ちなみに他の曲では、GRAPEVINEや桜井秀俊、古田たかし、佐野康夫、村田陽一、高野寛なども参加しています。森 陽馬

2005年7月17日(日) 増尾好秋 「セイリング・ワンダー」

 波の音から始まる、夏にはピッタリのインスト・ナンバー。

 増尾好秋は、我々の世代には有名なジャズ・ギタリストです。
 1946年生まれ、早稲田大学在学中からその才能が認められ、渡辺貞夫グループに加入。その後、ソニーからソロ・アルバムも発表。1971年からは、アメリカに渡り活動を続けていました。

 そんな彼がフュージョン・ブームの後押しもあって、キング・レコードのエレクトリック・バード・レーベルから1978年に発売したのがこのアルバム。

 清涼感タップリのA面4曲の流れが最高です。
 特に1曲目のこの曲は、サポートのエリック・ゲイルのギターと増尾のギターが絶妙に絡んでいます。

 録音はニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ。森 勉

2005年7月18日(月) サザンオールスターズ 「海」

 “海の日”だからといって、この選曲はちょっとベタですかね?
でもこの曲は、サザンの歌の中でベスト10に入るくらい、個人的には好きな1曲。

 1984年7月7日発売、サザンの7thアルバム『人気者で行こう』(VICL-60217 \2,300)に収録。

 決して派手な曲ではないのですが、心地良くも切ない桑田佳祐節と絶妙の管楽器のアレンジなどが絶妙のミディアム・バラード名曲。聴いたことがないのですが、宮本典子や芳本美代子、ジューシー・フルーツがカヴァーしたヴァージョンもあるそうですね。

 ちなみに、当時はこのアルバムから「ミス・ブランニュー・デイ」がシングル・カットされヒットしましたが、直前までは、この曲「海」もシングル候補として残っていたそうです。

 実際、この曲が収録されたのは、現在のCDでは7曲目となりますが、当時発売されたアナログ盤では、B面の1曲目でもあり、桑田佳祐渾身の作であったことが窺えますね。森 陽馬

2005年7月19日(火) Ernie Ranglin 「Grandfather's Clock」

 冬の間は全く聴かずに棚の中で眠っていたレゲエ関連のCD・LPが、暑くなってくると不思議と聴きたくなるんですよね。

 アーネスト・ラングリン(ジャケットではアーニー・ラングリンですが、“Ernest Ranglin”の方が一般的みたい)は、名SKAグループ、スカタライツに在籍していたギタリスト。スカタライツに限らず、様々なレゲエ・スカの作品に参加しているジャマイカが誇る名ギタリストで、ソロ作も何作か発表しています。

 このアルバム『BOSS REGGAE』は、70年に発表したオーセンティックSKA・ギター・インスト・アルバム。

 どんなアルバムですか? と聞かれれば、
“ウエス・モンゴメリーがオーセンティックSKAをギターで弾いている”
という感じでしょうか? (ちょっと例えが強引かな〜)

 ニルソンでお馴染みの「Everybody's Talking (邦題:うわさの男)」やアップセッターズというグループのレゲエ名曲カヴァーなどが中心ですが、1曲目はなんとこの曲「おじいちゃんの古時計」。
 
この曲というと、今では平井堅のカヴァーが超有名になってしまいましたが、暑い夏に聴くなら、こっちの方がいいかな〜。かなーり和めます。森 陽馬

2005年7月20日(水) Jay Ferguson 「Thunder Island」

 もう憶えている方も少ないでしょうが、20数年前、ジェイ・ファーガソンは来日コンサートを行いました。
 リック・ダンコの前座、というものでしたが、なかなか良かった、という印象が残っています。

 1969年、“スピリッツ”というグループのヴォーカリストとしてデビュー。
 更に“ジョ・ジョ・ガン”というグループでも有名になり、解散後、少し間をおいて1977年、アサイラム・レーベルよりソロ・デビュー。

 アルバムのプロデュースは、イーグルスの成功で名を売ったビル・シムジク。
 いかにも70年代中期、という洗練されたメリハリのある音に仕上がっています。

 CSN風コーラスがイカしたこの「サンダー・アイランド」は大ヒットし、1978年全米9位まで上昇。こういう曲がちゃんとヒットしたいい時代でした。

 聴けばすぐわかるスライドによるリード・ギターは、ジョー・ウォルシュ。森 勉

2005年7月21日(木)ライ・クーダー「サード・ベース、ドジャー・スタジアム」

 おっ!出てたんだ、という感じで、ライ・クーダー新作。

 もともとは、“アメリカン・ルーツ・ミュージック界のスライド・ギターの名手”として、1970〜80年代は自身のソロ・アルバムだけでなく、様々なアーティストとコラボレートし活躍。(意外?なところでは、ニール・ヤングの1stソロ・アルバムのプロデュースは、ニール&ジャック・ニッチェ&ライ・クーダー)。

 更には、『パリ・テキサス』などのサントラも手掛けたことにより、ロック界のみならず、ワールド・ミュージック、サントラ界など多方面で有名になりましたが、90年代に彼が携わった『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラヴ』が映画&サントラとも大ヒットしたことにより、一般的な認知度としては、“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラヴのライ・クーダー”という感じになりましたね。

 で、今回の新作。一聴して、いい意味で「ああライ・クーダーを聴いてるな」という感じで、“昔”と“今”の彼がブレンドされている良作だ、と思っていたのですが、ブックレットに記載されてあるライ・クーダー自身によるライナー・ノーツ&各曲の曲目解説を読んで、もうとにかく感動!
 このアルバムの聴き方・捉え方が全く変わりましたね。

 もしかしたらこのアルバム、彼の最高傑作なのでは、と思えるほどに深い1枚ですよ。

 サウンド自体はごった煮ですが、彼の故郷LAに1940年代後半あったチカーノ・コミュニティーに思いを馳せる郷愁の詞と歌声が心に沁みる作品。

“子供の頃、ロサンジェルスを端から端へと乗り継いで行くのが好きだった”
というライ本人の言葉(ライナー・ノーツより)からも、この作品への『ブエナ・ビスタ〜』などとはまた違った熱い想いを実感できる1枚です。森 陽

2005年7月22日(金) ジョアン・ボスコ 「酔っぱらいと綱渡り芸人」(LIVE)

 ジョアン・ボスコは、ブラジルにて70年代から活躍しているシンガー・ソングライター兼名ギタリスト。
 ブラジルの男性アーティストというと、やはりカエターノ・ヴェローゾが有名ですが、この人が書く曲も負けず劣らずいい曲が多いですよ。(ギターも絶品!)

 で、ブラジルの歌姫、エリス・レジーナの後期名曲、としての有名なこの曲(原題:「O Bebado E A Equilibrista」)もジョアン・ボスコ作。
 彼のベスト盤(EICP-7046 \1,995)にもライヴ・ヴァージョンが収録されているのですが、この曲の人気度を物語るが如く、ほとんど最初から最後まで観客が合唱してしまっている、という盛り上がり度。イントロでは、チャップリンの「スマイル」(コステロがカヴァーしヒットしたあの曲)のピアノ・ソロから始まるという演出がなかなかよいですね。
<事実この曲出だしの雰囲気は「スマイル」に似ているのです。>

 ちなみに、歌詞にもチャップリンの固有名詞が出てきますが、ちょっと変わったタイトルやそういう面とは対照的に、実際のこの歌詞は、70年代当時のブラジルの軍事的政治が暗喩的に意図されて使われているものと思われます。

 6年前にブラジルに旅行した時に、ジョアン・ボスコの当地でのライヴを見に行ったのですが、その時にもこの曲のイントロが流れただけで、ものすごい拍手が会場で沸きあがったのが今でも記憶に残っています。森 陽馬

2005年7月23日(土) ブランニューヘヴィーズ 「ネヴァー・ストップ」

 1980年代後半、ロンドンで結成された黒人・白人各3人のジャズ・ファンク・グループ。

 マイルス・デイヴィス、ジェイムス・ブラウン、タワー・オブ・パワー、アース・ウィンド&ファイアー、などがメンバーのお気に入りだとか。

 この当時は打ち込みの音が全盛でしたが、ギミックなしの生演奏テイストが彼らの売りでした。ドラムス、ベース、ギター、キーボード、サックス、そしてヴォーカル。歯切れのいいリズムが実に心地よい。現在、グループはまだ続いているようですが、メンバーは結構変わっているのでしょうね。(調べてません。スミマセン。)

 レコード会社を移籍したり、メンバー交代やらでずいぶんアルバムがいっぱい出ていますが、やっぱりこのアシッド・ジャズ・レーベル系から出ているものが個人的には一番好きです。

 そして曲はこの「ネヴァー・ストップ」。
 ドラムのイントロが最高!

 ヴォーカルはニデア・ダヴェンポート。1991年ビルボードR&Bチャート3位、POPチャート54位。日本でも当時、毎日FMで流れていました。あれからもう14年か・・・。森 勉

2005年7月24日(日) ロッテン・ハッツ 「Walk Right In」

 現在では、“グレート3、ヒックスヴィルの前身バンド”という紹介の仕方になってしまうかもしれませんが、僕にとってのロッテン・ハッツは“永遠のポップ・グループ”という特別な存在でもあります。

 ロッテン・ハッツは片寄明人、高桑圭、白根賢一、中森泰弘、木暮晋也、真城めぐみの6人組。90年代初期に結成。

 「Walk Right In」は、Rooftop Singersというフォーク・トリオの1963年全米No.1ヒット曲のカヴァーなのですが、メンバーの中森泰弘が親しみやすい日本語詞をつけたアルバムの1曲目。

 メジャー・デビュー・アルバム(1992年発表『Sunshine』)にもかかわらず、こんな曲が1曲目なんて、ホント素敵ですよね。(もちろんこのアルバムを愛聴していた当時はまだ何も知らないウブな学生だったのでそんなこと知らずに聴いていましたが・・・)

 小品的なナンバーながら、メンバー5人のコーラスと楽しいリラックスした雰囲気が、聴いていてウキウキしてくるゴキゲンな1曲。
 他の曲ももちろん!このアルバムに収録されている曲(佐橋佳幸、駒沢裕城なども参加)は全部好きなのですが、ロッテン・ハッツというとやはりこの曲に色んなものが集約されているような気がします。

♪ Walk Right In  いっしょにあるいてゆこう
 二人の心は夢の彼方 たのしくゆこうよ ♪ 森 陽馬

2005年7月25日(月) キャロル・キング 「メドレー」
             〜最新ライヴ・アルバム『The Living Room Tour』より

 キャロル・キングの最新ライヴ・アルバム『The Living Room Tour』(VICP-63118 \3,360)が発売になりました。
 
 2枚組、約1時間30分、彼女が2004年7月中旬から始めた“リヴィング・ルーム・ツアー”の模様を聴くことができます。
 ステージは実際のリヴィング・ルームのようなセットになっていたらしく、ブックレットの内部の写真を見ると、その雰囲気が伝わってきます。

 演奏はキャロルのピアノが中心で、曲によってはルディ・ゲス(生ギター)、ゲイリー・バー(生ギター&ベース)が加わる程度のシンプルなもの。それが、ツアー・タイトルにも通じるアット・ホームなライヴを作り出し、いい空気が会場内に流れているようです。

 キャロルの声は、ちょっと枯れすぎて気になる部分もありますが、ライヴを忠実に再現しているわけですし、62歳ですからそれは許すというか、しょうがないことと納得しました。

 それにこんなメドレーを歌ってくれてるんですから、ちょっとした不満なんかはどこかへ吹き飛んでしまいます。(MEDLEY:「Take Good Care Of My Baby」〜「It Might As Well Rain Until September」〜「Go Away Little Girl」〜「I'm Into Something Good」〜「Hey Girl」〜「One Fine Day」〜「Will You Love Me Tomorrow」)

 1961年から1964年までにキャロルがジェリー・ゴフィンと共作した7曲のメドレー。
 ソングライター・ファンは至福の時が過ごせます。

 特に「It Might As Well Rain Until September」を歌ってくれるなんて、ウレシイ! 森 勉

2005年7月26日(火) テキーラ・サーキット 「Rock and Roll Slave」

 ビーチ・ボーイズ・ダイアリーが遂に発売!
ということで、台風の中、車で問屋さんまで本を取りに行ってまいりました。

 先日発売になったこのテキーラ・サーキットの新作アルバムも問屋さんで一緒にピックアップ。帰り道はこの作品をずっと聴きながらの運転でした。

 テキーラ・サーキットは、shime(シメ)、西海孝、奥沢明雄の3人による良質な名曲カヴァーを中心にやっているアコースティック・トリオ。
 今作にも、スティーヴン・スティルスの「Love The One You're With」、ボビー・チャールズ「Small Town Talk」、ビートルズ「Across The Universe」など基本的にオリジナルに忠実にカヴァーしたナンバーを中心に全15曲が収録されています。

 その中でも個人的に特に好きなこの曲をやっていたのでピンッと反応!

 「ロックン・ロール・スレイヴ」の原曲はスティーヴン・ビショップ、76年発表の名盤1stアルバム『ケアレス』の11曲目に収録されている切ないバラード・ナンバー。
 この曲、ホント!大好きな曲なんですよね〜。テキーラのヴァージョンもオリジナルとほとんど同じ雰囲気でいい感じでした。

 ちなみに9月に狭山で行われるハイド・パーク・フェスティヴァルに、細野晴臣、小坂忠、センチ、佐野元春、マーク・ベノら豪華メンツに混じって、テキーラ・サーキットも出演するみたいですね。

 今日はどしゃぶりの雨中、車内での鑑賞でしたが、是非、心地良い青空の下でまた聴きたいですね。森 陽馬

2005年7月27日(水) AL CASEY 「Surfin' Hootenanny」

 夏だ! 海だ! エレキ・インストだ!!!

 こんなことを言っているのは、50を過ぎたオヤジだけでしょうね。
 でもアツくなれば聴きたくなってしまうのが、1960年代初期、短いブームになったサーフィン/ホット・ロッド・サウンドです。

 そこで久しぶりに引っぱり出してきたのが、1996年、ライノ・レーベルが発売した偉大なる『サーフ・ボックス』(4枚組)。

 ディスク2の15曲目が、1963年に小ヒットしたこの曲。
 ヴォーカルを担当しているのは、ブロッサムズ。
 プロデュースは、リー・ヘイゼルウウッド。

 途中、ディック・デイル、デュアン・エディ風ギターが飛び出してくる趣向が、ギター・インスト・ファンの心をつかんでくれます。

 クリス・スペディングがスーパー・ギタリストの形態模写を演じた「ギター・ジャンボリー」の元ネタ、ということになるでしょうか。森 勉 

2005年7月28〜31日 The Beach Boys 「Fun Fun Fun」

 1日(月)早朝にフジ・ロックより戻ってまいりました。

 まさに“Fun Fun Fun”な3日間。
 2日目のハンパじゃない豪雨(1日目&3日目も降りましたが・・・)など悪天候もありましたが、そのぶんどのアーティストも気合入りまくりで、感動のライヴが目白押し!でした。

 3日間トータルで、僕個人的なベスト5を挙げると・・・、

・ハイロウズ
・忌野清志郎
・My Morning Jacket
・ロザリオス
・ビーチ・ボーイズ  (順不同)

といったところでしょうか?

他にも、感動のコーラスが苗場に鳴り響いたキング・トーンズ、ロック・フェスにおいて異色なファンク・グルーヴを見せつけたAmp Fiddler、復活ダイナソーJr、最高にピースで楽しかったソウル・フラワー・ユニオン、意外?にも大盛り上がりだった押尾コータローなどなど、フジロックならではの名演が続出でしたが、レポートは近々にアップいたしますね。森 陽馬




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