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 今日のこの1曲コーナー


ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2019年12月7日(土) Ry Cooder 「Across The Borderline」 feat Freddy Fender

昨日取り上げた「Across The Borderline」繋がりで、最近再発されたサントラ盤から同じこの1曲を。

Ry Cooder『The Border』
(輸入CD BGO Records BGOCD1394)

ジャック・ニコルソン主演、トニー・リチャードソン監督、ライ・クーダー音楽による1981年製作映画『The Border』。
1982年発売オリジナル・サウンドトラックがリマスターされ再CD化されました。

そのメイン・テーマが「Across The Borderline」。

リード・ヴォーカルはフレディ・フェンダーで、バック演奏がライ・クーダー(G)、ティム・ドラモンド(B)、ジム・ケルトナー(Ds)、ジム・ディッキンソン(P)、サム・サムディオ(Org)他。ストリングス・アレンジはニック・デカロという布陣。

米国へ密入国しようとするメキシコ人の悲哀と、国境警備隊員の揺れる胸中が乗り移ったようなフレディ・フェンダーの切実な歌声が心に響きます。森 陽馬



2019年12月6日(金) Gaby Moreno & Van Dyke Parks 「Across The Borderline」

細野晴臣氏のラジオ番組『デイジー・ホリデー』、ピーター・バラカン氏のラジオ番組『ウィークエンドサンシャイン』で紹介され評判の1枚。

Gaby Moreno & Van Dyke Parks『iSPANGLED!』
(輸入CD nonesuch 7559-79255-0)

グアテマラ出身女性シンガーのギャビー・モレノと、
2013年1月来店していただいたこともある巨匠ヴァン・ダイク・パークスによる共作名義の2019年新録アルバムです。

1曲目「Across The Borderline」。(ライ・クーダー/ジョン・ハイアット/ジム・ディッキンソン作)
イントロの一音目から、ヴァン・ダイク・パークスが手掛けたとわかる美しいストリングス。

ジャクソン・ブラウンがゲスト・ヴォーカル参加。
ライ・クーダー、ジム・ケルトナーがバックを務めています。森 陽馬


2019年12月5日(木) 伊藤銀次 「愛をつかまえて」

2017年デビュー45周年を迎えオリジナル作『MAGIC TIME』を発表。
その後も精力的に活動を続けてきた伊藤銀次さん。

2010年代最後の年であり令和に変わった2019年12月に素晴らしい新作を届けてくれました。

伊藤銀次『RAINBOW CHASER』
(国内CD 当店のみの先着特典ロゴ入りクリア・ファイル付 BZCS-1184 2,273円+税)

オリジナル新曲5曲+45周年記念ライヴ音源「DOWN TOWN」&「こぬか雨」含む全7曲。
杉真理、EPO、高野寛、佐野元春がゲスト参加したライヴも良いですが、新曲がどれも素晴らしい!

ジョージ・ハリスン的ギターイントロでまず惹きつけられる①「誰もがきっと ~想い出に守られて~」。
音楽という「虹」を追いかけていきたいという想いが込められた②「RAINBOW CHASER」。
切ないメロディーとAOR/シティ・ポップ・アレンジが見事に融合した③「Try to Remember」。
シュガー・ベイブ/ココナツバンクを彷彿とさせる④「愛をつかまえて」。
切実な愛について歌われた⑤「生まれかわっても」。

その中から、銀次さん曰く「仕上がってみたら『Island Of Real』の頃のラスカルズみたいだった」という④「愛をつかまえて」を今日のこの1曲に。

なお、銀次さんへの最新インタビューをまとめたリーフレットを作成しました。
よろしければそちらも是非ご覧いただき、新作と一緒にお楽しみください。森 陽馬


2019年12月4日(水) ヘイガーズ 「夢のチェリー・パイ」

約7カ月ぶりの御無沙汰でしたワーナー・ミュージック・ジャパン人気の“ナゲッツ”シリーズが戻ってまいりました。

今回は2種類出ましたが、まずはこちらから。

『誓いの明日 ~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ Vol.11』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18292 1,600円+税)

今回のテーマは帯に書いてある文章をお借りすると
<「無名ながら、今日においても鑑賞に堪えうる」70年代良質ポップスがここに集結>
ということになります。

アイズ・オブ・マーチ、ジュディ・シル、マロ、オーリアンズ、アンブロージア、マイケル・フランクス、レニー・ルブラン、ジミー・ウェッブ、ブルース・ロバーツ、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーなど耳馴染みのあるアーティストと、アライヴ&キッキング、セイルキャット、ラヴァーン&シャーリーなど、あまり知られていないアーティストがうまくブレンドされた全21曲。70'sロック&ポップス&シンガー・ソングライターのコンピになっています。

個人的には8~10曲目の流れがとても気に入りました。
シールズ&クロフツ「We May Never Pass This Way (Again)」~ヘイガーズ「Cherry Pie」~デヴィッド・ゲイツ「Never Let Her Go」、なんともすてきな選曲でシビレました。

例によって皆川勝さんの詳細なライナーノーツが興味深く、曲を聴きながら読むのが実に楽しいです。森 勉


2019年12月3日(火) ルラル 「夢みがちクローバー」

PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾。
ルラルのEP+CDが本日12月3日遂にリリース!

ルラル『「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー』
(CDには「いちご畑でつかまえて」、「I'm Gonna Be Warm This Winter」カヴァー含む計4曲収録)
(7インチ+CD PET-001 1,800円+税)

この度、関係者の方々による協力があったおかげで今日を迎えることができました。

ルラルマネージャーとして、メンバーとの連絡やオマケ作成に尽力してくれた高橋千賀さん。
CDに収録したライヴ音源をご提供いただき、ライナーノーツを書いてくれた島村文彦さん。
素晴らしいジャケット及びレーベル・デザインを手掛けた高瀬康一さん。
マスタリングによって現代に呼応した音質へ蘇らせてくださった佐藤清喜さん。
レコード、CD、印刷の入稿を手助けしてくれた平澤直孝さん。
そして何より、色褪せない"夢"を歌に刻んでくれたルラルの4人。

作品は1人の力ではなく、多くの方の想いやお力添えがあって形になるのだ、ということを改めて実感しました。
関わっていただいた皆々様へ、この場を借りて御礼申し上げます。重ねてありがとうございました。

「幸せのクローバーはいつも私の胸の奥にある」
そのことを教えてくれた「夢みがちクローバー」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年12月2日(月) チャック・ベリー 「スウィート・リトル・シックスティーン」

2019年11月22日今日のこの1曲で紹介したロニー・ウッドNEWアルバム、なかなかの評判です。

2017年に90歳でこの世を去ったチャック・ベリーの曲をカヴァーしたライヴを収録。
熱が入ったトリビュートCDでした。

それを何回も聴いているうちに本人の歌も聴きたくなったので、今日はチャック・ベリーでいってみましょう。

我々の世代はチャック・ベリーと言えば、ブリティッシュ・ビート・グループのカヴァーで聴くというのが普通でした。
・ビートルズ「ロック・アンド・ロール・ミュージック」、「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」。
・デイヴ・クラーク・ファイヴ「リーリン・アンド・ロッキン」
・アニマルズ「アラウンド・アンド・アラウンド」
・ローリング・ストーンズ「キャロル」、「カム・オン」
・キンクス「トゥ・マッチ・モンキー・ビジネス」、「ビューティフル・デライラ」
・ホリーズ「メンフィス」、「トゥ・マッチ・モンキー・ビジネス」等々、まだまだありますが...。

こういう曲のチャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンが日本で聴けるようになったのは1970年代に入ってからのことでした。
今では代表曲が全28曲も入っているCDが安い値段で出ています。

チャック・ベリー『ザ・ベスト・オブ・チャック・ベリー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-76225 926円+税)

今日はその中から、ブライアン・ウィルソンがメロディーを拝借し歌詞を変えて「サーフィンUSA」とした元曲「スウィート・リトル・シックスティーン」を。森 勉


2019年12月1日(日) Freiheit 「Keeping The Dream Alive」

今週発売されたこちらのコンピが人気です。

V.A『パワー・トゥ・ザ・ポップ』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31336 3,000円+税)

有名どころから知る人ぞ知るポップ職人達まで...BeatleDNA(ビートルズの遺伝子)を受け継いだグッド・メロディなポップ・ソングが、2枚組にたっぷり41曲!曲毎の丁寧な解説も付いた日本独自企画盤です。

仕掛け人であるソニーミュージック白木哲也氏、ストレンジ・デイズ岩本晃市郎氏により発案から30年という年月をかけて完成させた渾身のコンピレーションCD。ポップ・ファンのツボをグイグイ押しちゃう選曲や流れもさすがの一言です。

ディスク1にはユートピア、エリック・カルメン、ELO、10cc、バッドフィンガー、ロイ・ウッド、スタックリッジ、ラトルズ、チープ・トリック等70~80年代の楽曲、ディスク2にはジェリーフィッシュ、ベン・フォールズ、マイク・ヴァイオラ、オウズリー、ライトニング・シーズ、パグウォッシュ、ナインズ等90年代~現在までに発表された楽曲を収録。

80年代から活動しているドイツのバンド、フライハイトの美しいコーラスが耳に残る1988年楽曲を今日のこの1曲に。

岩本氏のライナーノーツを読むと、権利関係の問題や許諾が下りなかった曲など、あれもこれもこのコンピで聴いてみたかったなぁと思う曲ばかり...。自分でもビートリッシュなナンバーを色々集めてみたいなと思いました。東尾沙紀


2019年11月30日(土) Jeffrey Foskett 「Adios」

現在のビーチ・ボーイズ及びブライアン・ウィルソンのライヴには欠かせない助っ人、ジェフリー・フォスケットの最新アルバムがアメリカで発売されました。

・JEFFREY FOSKETT『Voices』
(輸入CD BMG 538543562)

近年日本ではVIVID SOUNDがジェフリーのCDを発売していますが、こちらはアメリカで出たCDです。
全12曲、日本盤として出たものと数曲のダブリはありますが、ジェフリーの澄んだ青空のようなクリアートーン・ヴォイスが楽しめます。価格も1,550円+税(2019年11/30現在当店価格)とお手頃です。

マイク・ラヴ2017年発表2枚組CDに収録されているジェフリー参加曲「Wouldn't It Be Nice」と「Good Vibrations」も入っています。
ザ・バンドで有名な「I Shall Be Released」、バカラック・ナンバー「I Say A Little Prayer」もいい味が出ていますし、アカペラによるアソシエイション「Everything That Touches You」(ヴァレリー・カーターがゲスト・ヴォーカルで参加)、ニール・セダカ「Laughter In The Rain」、ママス&パパス「Twelve Thirty」もジェフリーの声に魅了されてしまいます。

今日の1曲は、ラストに入っている「アディオス」を。
ジミー・ウェッブ作の名曲を申し分のない歌唱で聴かせてくれます。

1989年発表リンダ・ロンシュタットのヴァージョンでは、ブライアン・ウィルソンがバク・ヴォーカルで参加していたことを思い出さずにはいられませんね。
ジェフリー、この曲をカヴァーしてくれてありがとう! 森 勉


2019年11月29日(金) Paul McCartney 「Home Tonight」

11/29はRECORD STORE DAYの秋版、BLACK FRIDAY 2019でした。

RSD春版程の賑わいはないものの、限定アナログ盤が海外アーティスト中心に今回も色々発売。
当店には以下が入荷しています。(これ以外に入荷が遅れているアイテムもあり)

・(EP)Paul McCartney『Home Tonight』 ・(EP)Norah Jones『I'll Be Gone』 ・(EP)The Monkees『Christmas Party』 ・(EP)Bruce Springsteen『Western Stars』 ・(LP)Pearl Jam『MTV Unplugged』 ・(LP)J.S.Ondara『Tales Of American B Sides』 ・(LP)Frank Sinatra『My Way』 ・(LP)Jeff Buckley『Live On KCRW』 ・(LP)U2『Three』 ・(LP)『Joni75』 ・(LP)Elvis Presley『American Sound 1969 Highlights』 ・(LP)The Doors『Live At The Isle Of Wight Festival』 ・(LP)Jimi Hendrix『Merry Christmas~』等。

Black Friday2019、目玉アイテムから今日のこの1曲。

Paul McCartney『Home Tonight / In A Hurry』
(輸入EP 12,000枚限定ピクチャー・レコード Caitol 602508223532)

ポール・マッカートニー2018年発表オリジナル・アルバム『Egypt Station』のために、プロデューサーのグレッグ・カースティン(ザ・バード・アンド・ザ・ビー)とのセッション中録音されていた未発表の新曲。
『Egypt Station』はデラックス増補盤が後から出ましたが、それにも収録されていなかった楽曲ですね。

ホーンが所々に配された軽快なポップ・ロック・ナンバー。
なお2020年ヨーロッパ・ツアーの日程も発表! ホーン入りのライヴでやったら映えそうです。森 陽馬


2019年11月28日(木) Luby Sparks 「Somewhere」

武蔵小山駅前に新しく出来た41階建てマンション。その周辺商店が少しずつオープンしてきました。

タピオカ店ゴンチャ、猿田彦珈琲、カルディの珈琲店舗、冷凍食品専門店Picard、あけぼの(和菓子)、晩杯屋(立ち飲み)、鳥勇、日比谷花壇、目利きの銀次(海鮮居酒屋)、アイシティ、果物店、ちよだ寿司等々。

タピオカ片手に談笑している高校生カップル、なんていう“青春”をビンビンに感じさせる光景も♪
(昔そこが飲み屋街だった時は、年配の酔っ払いがスナックのお姉さんに絡んでいるのが日常でしたが)

さて、“青春”を感じさせてくれるリリースから今日のこの1曲。

Luby Sparks『Somewhere』
(国内EP 限定クリアカラー・アナログ盤 DDKB-91017 1,600円+税)

リーダーのNatsuki(B.Vo)と、Erika(Vo)、Sunao(G)、Tamio(G)、Shin(Dr)による日本人5人組バンド。
映画『シングストリート』から飛び出してきたような彼らのルーツ80~90年代ロックの魅力が凝縮された新曲。
B面には、Natsukiが敬愛するRobin Guthrie(コクトーツインズ)によるRemixが収録されています。森 陽馬


2019年11月27日(水) 矢野顕子 「スプリンクラー」

11月3日レコードの日以降も色々なアナログ盤が出ています。
(今週末11/29にはRECORD STORE DAY/Black Fridayで海外のRSD商品も一部入荷予定)

再発ものでオススメなのがこの1枚。

矢野顕子『Super Folk Song』
(国内LP MHJL-14 3,700円+税)

矢野顕子1992年発表ピアノ弾き語りルバム、初アナログ化です。

THE BOOM「中央線」、佐野元春「SOMEDAY」、大貫妙子「横顔」、ラスカルズ「How Can I Be Sure」他カヴァーに、クラムボンによるカヴァーでも有名なパット・メセニー作に詞をつけた「PRAYER」他全13曲。

中でも僕が好きなのは、山下達郎「スプリンクラー」カヴァー。
原曲とは全然違ったアレンジながら、切なさと寂寥感がピアノの響きで美しく表現されています。
音もなく降る雨の夜中、独りでじっくりと聴きたい1曲。

なお、リマスター&廉価(MHCL-30075 1,800円+税)でCDも発売中です。森 陽馬


2019年11月26日(火) 山下達郎 「RECIPE」 c/w「サウスバウンド#9」(ライヴ)

毎年、全国各地をまわる半年ほどの長いライヴ・ツアーを続けている山下達郎。
2019年は色々アクシデントありましたが、残るはオマケのような12月1日熊本城メイン・ホールのみとなりました。

66歳になってあのグレードで3時間を越えるライヴを続けている達郎さん、本当に凄いことだと思います。
そんな気合いの入ったライヴを続けていることもあってか、新作にしてもリマスター盤にしてもCDの発表が少なくなってしまっているのがちょっと残念ではあります。(ぜいたく言って申し訳ございません。)

そんな多忙な中、今年も新曲を発表してくれました。

山下達郎『RECIPE』(レシピ)
(CD ワーナー WPCL-13149 1,000円+税)

2016年「Cheer Up The Summer」
2017年「Reborn」
2018年「ミライのテーマ」
今年2019年は「RECIPE」(レシピ)です。
TBSテレビ日曜劇場『グランメゾン東京』主題歌となっています。

カップリングは『PERFORMANCE 2019』ツアーでライヴ初披露された「サウスバウンド#9」を収録。
今年のライヴ(2019年9月7日NHKホールでの音源)がもう聴けてしまうなんてうれしいことです。
「RECIPE」のオリジナル・カラオケも入っています。
すっかりおなじみになったとりみきさんによるタツローくんキャラのジャケットもいいですね。森 勉


2019年11月25日(月) The Band 「Don't Do It」

PET SOUNDS RECORD presents 天辰保文トーク・イベントTalking Man Vol.14ザ・バンド特集。
たくさんのご来場ありがとうございました。

本日11月25日は...、1976年ザ・バンド解散コンサート『ラスト・ワルツ』が行われた日なのです。
その『ラスト・ワルツ』を当時サンフランシスコでご覧になられた天辰さんのザ・バンド話。
興味深い話題がたくさんあってとても勉強になりましたね。

以下天辰さんの印象に残ったコメント。
・リック・ダンコ、リヴォン・ヘルムの歌も素晴らしいけれど、リチャード・マニュエルの歌声は泣ける。
・ラスト・ワルツ一番印象に残ったのはザ・バンドの演奏。「Up On Crippele Creek」が始まったときは身体が震えた。
・ザ・バンドの音楽は、いつも旅を感じさせてくれるところも好きだった。

メンバー5人の個性と志が合わさって生まれた音楽の素晴らしさを実感できました。

今日のこの1曲は『ラスト・ワルツ』から「Don't Do It」。
映画では冒頭1曲目に演奏シーンが出てきますが、実際はその日の本当にラストの1曲だったそうです。

長時間のライヴで夜中1時過ぎ。
演奏前、リヴォン・ヘルムが足をストレッチする場面が映っているのはそのせいだったのですね。森 陽馬

・『ラスト・ワルツ』(2枚組 特別版)
(国内2枚組DVD MGBQY-17337 1,419円+税)


2019年11月24日(日) The Band 「We Can Talk」

天辰保文氏をお迎えしてミュージシャンの魅力を語っていただくトーク・イベント<Talking Man>。
11月25日(月)に行うVol.14はザ・バンド特集です。

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2019年11月25日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.14 ザ・バンド特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山 当店地下)
18時半開場 19時半開演 入場料1,500円
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ウッドストック出演及び2ndアルバム発売から2019年で50周年となるザ・バンド。
11月25日はそのザ・バンドにとって重要なことがあった日なのです。(答えは、、、調べてみてくださいね)
記念すべき日、天辰保文さんのお話とザ・バンドの音楽を皆さんで楽しみましょう!

今日のこの1曲は、2ndアルバム『The Band』50周年記念盤のボーナスCDから。
1969年ウッドストック・フェスライヴ音源が初の全曲フル収録! 演奏も、歌も、音質も良いですね。森 陽馬

ザ・バンド『The Band』(50周年記念2CDデラックス・エディション)
(国内2枚組CD 英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付 UICY-15848 3,600円+税)


2019年11月23日(土) SOLEIL 「Twinkle Heart」

60'sガール・ポップのテイストとビート・グループのグルーヴをたっぷり感じさせてくれたSOLEIL(ソレイユ)が2019年12月22日のライヴを最後に活動を休止する、というニュースが流れたのは10月10日頃でした。

残念ですが、中心人物のそれいゆちゃんが学業に専念するということであれば致し方ありませんね。
普通の女の子に戻って楽しい学生生活を送ってほしいと思います。(・・・親心・・・)

そんなSOLEILの新曲が11月20日発売になりました。
今回はCDではなくシングル・レコードです。

SOLEIL『Twinkle Heart』
(国内EP 完全限定盤 ビクター VIKL-30012 1,800円+税)

タイトルは「トゥインクル・ハート」で、この時期にぴったりのクリスマス・ソング!
フィル・スペクター風ウォール・オブ・サウンドに、それいゆちゃんのキュートなヴォーカルが乗った素敵な曲です。

A面がフィル・スペクターなら、B面はインストということで、YMO「MULTIPLIES」カヴァーを収録。
それいゆちゃんはコーラス&かけ声、そして得意のグロッケンを担当しています。
いつものようにジャケット写真もいいですね。森 勉


2019年11月22日(金) Ronnie Wood with Wild Five 「Blue Feeling」

武蔵小山駅前にタピオカ人気店が本日オープンしました。
厳寒な雨が降っていたというのに、朝10時オープンから1日中長蛇の列!タピオカ恐るべし!

音楽業界の2019年トレンドは?、というとやはりサブスク(サブスクリプション)でしょうか。
聴き放題サービス等サブスク解禁するミュージシャンも増えて、CD・レコード店は肩身の狭い思いですよ。

でも、音楽配信が進むにつれ1曲&1枚を大事に聴くアナログ盤が見直されてきたように、サブスクが普及する反動で音楽ソフトの特性(ジャケットやモノとしての価値等)に愛着を持つ人が増える可能性あるかもな、と。

そんな音楽への愛情や楽しみ方を教えてくれる新譜作品から今日のこの1曲。

Ronnie Wood with Wild Five『Mad Lad : A Live Tribute To Chuck Berry』
(輸入CD BMG 538527702 /輸入LP、CD+LP BOXもあり)

ローリング・ストーンズ、フェイセズのロニー・ウッド。
2018年英国Tivoli Theatreにて行われたチャック・ベリーのトリビュート・ライヴ音源を収めた1枚。

ロニー自ら手掛けたイラストのジャケットを手にしながら、チャック・ベリーへの敬意溢れる演奏に乾杯!森 陽馬



2019年11月21日(木) PUSSUNBOOTS 「The Great Romancer」

東京では昨日あたりからぐっと寒くなってきました。
クリスマスもあと約1ヶ月ということで、クリスマス新録アルバムをご紹介しましょう。

プスンブーツ『Dear Santa...』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UCCQ-1116 2,000円+税)

ノラ・ジョーンズ、サーシャ・ダブソン、キャサリン・ポッパー、女性3人によるユニットPUSSUNBOOTS。
2014年発表1st(
2014年7月15日今日のこの1曲で紹介)から約5年ぶり新作はクリスマス作。

3人の共作オリジナル曲①「Christmas All Over Again」、サーシャ・ダブソンがあのドン・ウォズと共作した②「The Great Romancer」、キャサリン・ポッパー作③「Christmas Butt」、ノラ・ジョーンズ作品に参加していたサラ・オダ作④「It's Not Christmas 'Til You Come Home」、スタンダード⑤「Silent Night」カヴァーの5曲入。
各々アメリカン・ルーツに根差した渋いアレンジで聴かせます。

今日のこの1曲は、ノラがリード・ヴォーカルの④「It's Not Christmas 'Til You Come Home」を。
サーシャによるMouth Hornで歓声も上がるほのぼのしたライヴ録音です。森 陽馬


2019年11月20日(水) Shawn Lee 「Yesterday Tomorrow Today」

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス等ユニットや、ソロ、プロデューサーとしても活躍するアメリカ出身の男性ミュージシャン、ショーン・リー。ソロとしての新作アルバムが今月リリースされました。

Shawn Lee『Rides Again』
(輸入CD LEGO180)

''このアルバムをトニー・ジョー・ホワイトの音楽と思い出に捧げる''
スペシャル・サンクスにはグレン・キャンベルやJ.J.ケイルの名前も表記されていたり、ロンドンを拠点とする彼が自身のルーツに立ちかえったような、とてもリラックスしたサウンドのソウル/ルーツ・ロック・アルバムとなっています。

自身で殆どの楽器を演奏するほか、Joe Harey Whyte(Pedal Steel)、Carwyn Ellis(p)、Andy Ross(sax)、Everton Nelson(vl)がゲスト参加。

故郷ウィチタを曲名に冠し、ハーモニカの音色が郷愁を誘う「Wichita」、ペダル・スティールをフィーチャーした「Crystal Springs」、ヤング・ガン~的なブリージーなナンバー「Kansas City Summer」、沁みるバラード「Yesterday Tomorrow Today」など。

ヤング・ガン~では殆どリードをとりませんが、ちょっと枯れた味わいある彼の歌声もとても魅力的です。東尾沙紀


2019年11月19日(火) BRONZE 「Door」with SUMIN

新世代シティ・ポップ×極上AOR! from韓国!

韓国発インディーレーベル<8BallTown>のプロデューサー、BRONZE(ブロンズ)。
2019年夏配信&アナログリリースされた作品が国内盤CDで発売されました。

BRONZE『EAST SHORE』
(国内CD KMKN-049 2,300円+税)

永井博氏が手掛けたジャケット・イラストのイメージそのまま。
70~80年代シティ・ポップ/AOR/フュージョン・サウンドと現行ポップスを融合した楽曲とアレンジ♪
G.RINAをfeatした⑦「Rendezvous」以外の歌詞は韓国語ながら、違和感なく楽曲に馴染んでいます。

今日のこの1曲は、ドラム&ベースの音の雰囲気が吉田美奈子「Black Moon」や山下達郎「メリー・ゴー・ラウンド」を彷彿とさせるものがある③「Door」with SUMINを。
ちなみに、「Rendezvous」の7インチ・アナログも同時発売されました。限定ですのでお早めに。森 陽馬


2019年11月18日(月) アル・サニー 「How Does It Feel」

今春~夏ロングセラーだったルーカス・アルーダ『Onda Nova』。(2019年3月8日今日のこの1曲で紹介)
そのルーカス・アルーダを出したレーベルFavorite Racordingsから魅力的な作品が今秋リリースされました。

アル・サニー『PLANETS』
(国内CD 金澤寿和監修・解説付 PCD-24884 2,400円+税)

<フランスのネッド・ドヒニー>とも評されるフランス出身男性ミュージシャン、Alexandre Tricard。
通称Al Sunnyによる2019年発表2ndアルバムです。

2017年発表1st『Time To Decide』から更にメロウ・グルーヴ度が増し、より心地良いサウンドになった印象。
楽曲も粒揃いで、AOR系シンガー・ソングライターお好きな方にオススメしたい1枚ですね。

今日のこの1曲は、ネッド・ドヒニー『ハード・キャンディ』っぽい雰囲気を持った「How Does It Feel」を。森 陽馬


2019年11月17日(日) 浜田真理子 「流れ星」

ミュージック・マガジン2019年12月号は<2010年代オールジャンル・アルバム・ベスト100>特集。
順位はさておき、特集記事を眺めて実感したのは、「2010年代があと1ヶ月半で終わるんだ」ということ。

"最近"だったはずの2000年代が来年には10年以上昔の出来事になっちゃうわけですから...。
言葉にすると当たり前ですが光陰矢の如し。平成が終わり令和になった2019年は区切りの年でしたね。

と、郷愁も少しはありますが、これから出逢う新しい音楽との接し方も大事にしたいなと僕は思っています。

先日お客様との会話で、「浜田真理子のライヴへ行って聴いた「流れ星」という歌が素晴らしくて、まだまだ聴いたことのない新しい音楽との出逢いがあるなあと感じた」と話を伺って、その想いがより強くなりました。

なお、MISIAの歌唱でも知られるその「流れ星」は、八ヶ岳在住女性シンガー里花によるオリジナル曲。
浜田真理子が歌う「流れ星」カヴァーは、彼女の自主レーベルカメリア・レコーズ1作目の1曲目に収録。
久保田麻琴プロデュース&ミックスのライヴ音源。金延幸子による帯推薦文同様、心揺さぶられます。森 陽馬

★浜田真理子『MARIKO HAMADA LIVE 2017-2019 VOL.1』
(CD CAM-001 2,000円+税)


2019年11月16日(土) ヤング-ホルト・アンリミテッド 「ソウルフル・ストラット」

1960年代アメリカのヒットチャートでインストゥルメンタル・ヒットが多く生まれました。
特に1964~69年頃はジャズやソウル・テイストのインストが人気で今でも大好きな曲がたくさんあります。

例えば...
1964年ジミー・スミス「キャット」
1965年ジュニア・ウォーカー「ショットガン」
1965年ラムゼイ・ルイス・トリオ「ジ・イン・クラウド」
1967年キャノンボール・アダレイ「マーシー・マーシー・マーシー」
1967年バーケイズ「ソウル・フィンガー」
1968年ヒュー・マサケラ「グレイジング・イン・ザ・グラス」
1968年クリフ・ノブルズ&カンパニー「ザ・ホース」
1969年ブッカーT&MG's「タイム・イズ・タイト」、etc...

今日はそんなインスト・ヒットの中から、1968年暮から1969年初頭にかけて大ヒットしたヤング・ホルト・アンリミテッド「ソウルフル・ストラット」を。

以前はラムゼイ・ルイス・トリオのメンバーだったベースのエルディ・ヤングとドラムスのアイザック・“レッド”・ホルトが放ったなんともグルーヴィーな曲です。森 勉

ヤング・ホルト・アンリミテッド『ソウルフル・ストラット』
(国内CD 日本語解説付 UVPR-10115 1,000円+税)


2019年11月15日(金) One Way featuring Al Hudson 「Hard To Walk Away」

2019年秋、当店で最もオススメしているソウル新譜この1枚!

ワン・ウェイ feat アル・ハドソン『New Old School』
(国内仕様CD 日本語解説付 OW-001 2,300円+税)

1970年代デトロイトにて結成されたアル・ハドソン&ザ・ソウル・パートナーズを母体に、ソウル/ディスコ/ファンク界のレジェンド・バンドとして活動を続け、近年再評価著しいOne Way featuring Al Hudson。
One Way名義としては超久々となるオリジナル・アルバムです。

これが、ファンキーかつダンサブル、そしてメロウな面も楽しめる素晴らしい仕上がり!
JB's直系ファンクからブギーもの、最近だとタキシードとかお好きな方にも是非聴いてもらいたいですね。

今日のこの1曲は、スローバラード⑥「Hard To Walk Away」。
アル・ハドソンが、ロナルド・アイズレーそっくりに歌っています。
この曲だけ聴いたら、アイズレーの新曲、と言われてもわからないかも。森 陽馬


2019年11月14日(木) 山崎ゆかり 「時間とテープ」

空気公団のヴォーカリスト山崎ゆかり、キャリア初となるソロ作が今月リリースされました。

山崎ゆかり『風の中にうたう』
(国内CD DDCZ-2242 2,700円+税)

空気公団では殆どの曲の作詞作曲を手掛け、日常や心の機微を穏やかに、丁寧に歌い紡いできた山崎さん。
今作では作詞は自身、作曲を他アーティストに委ね、歌い手としての表現に重きを置いた作品に。

作家陣には、EPO、松本良喜、妹尾武、菅野よう子、演奏には千ヶ崎学(KIRINJI)、KASHIF、澤部渡(スカート)、佐藤望(カメラ=万年筆)、鈴木広志(sax)、石成正人、アレンジを手掛けた五味俊也(キヲク座)等が参加しています。

もうそばにいない誰かとの思い出を抱えながら新しい日々へ...。
全7曲に散りばめられた切ない詞に胸がキュッとしてしまいます。

本日は、思い出に巻き戻される切ない心情を優しく歌う「時間とテープ」を今日の1曲に。
本編最後を飾るこの曲は、山崎さんの変名である岩舘レイ作曲によるものです。東尾沙紀


2019年11月13日(水) 小沢健二 「高い塔」

2019年、いや2010年代日本ポップスを語る上で避けては通れない作品となるであろう1枚!

小沢健二『So kakkoii 宇宙』
(国内CD TYCT-69163 3,500円+税)

小沢健二2002年発表『Eclectic』以来、ボーカル入りオリジナル作としては約17年ぶりフル・アルバム。

「そして時は2020 全力疾走してきたよね。1995年冬は長くって寒くって凍えそうだったよね。」
という歌い出しで始まる「彗星」から、
「どしゃぶりの雨の中で騒ごう。フジロックみたいに。」と畳みかける言葉の波で幕を閉じる「薫る」まで全10曲。

ポップで、前向きで、多幸感があり、かつ、未来の子供へ宛てた手紙のように切実な想いが弾けた傑作です。

今日のこの1曲は、東京で生きていくことの決意を歌ったようにも受け取れる⑧「高い塔」を。

なお、アルバム全編に渦巻くグルーヴは、白根佳尚によるソウルフルなドラミングが肝だと感じました。森 陽馬


2019年11月12日(火) ニール・ヤング 「Rainbow Of Colors」(Solo First Performance)

11月12日はニール・ヤングの誕生日!(2019年で74歳!)
おめでとうニール!!

2019年のニール・ヤングは、1973年ライヴ盤『タスカルーサ』発売、クレイジー・ホースとの新作『コロラド』発表、ボブ・ディランとのダブル・ヘッドライナーライヴ等々、相変わらず活発な動向。

しかしながら、年初に元奥方ペギ・ヤング急逝、夏前にはニールのマネージャーを50年以上務めてきたエリオット・ロバーツ逝去など、哀しいニュースもありました。
止まることのないダンプカーのような活動の裏には、亡くなった盟友の分まで、という想いもあるのでしょうね。

2019年6月逝去したエリオット・ロバーツへ捧げられたアルバム『コロラド』。
今作のアナログLPには7インチEP盤が付いていて、CD未収録のスペシャル・トラックが2曲収録されています。
「Rainbow Of Colors」が初めて披露されたソロ・ライヴ・ヴァージョンと、クレイジー・ホースとの「Truth Kills」。

今日のこの1曲は、分断されつつある現在のアメリカに対し、「いろいろな色の虹があり、それを白く塗りつぶすことは誰にもできない」と歌われる「Rainbow Of Colors」を。(上記歌詞フレーズ後観客から歓声が!)
掲載ジャケットは、その2曲が収録されている7インチEPジャケットです。森 陽馬

Neil Young with Crazy Horse『Colorado』
(輸入2LP+EP Reprise Records 093624898917)


2019年11月11日(月) オカモトコウキ 「未来で会いましょう」

2020年でメジャーデビュー10周年を迎える男性4人組ロック・バンド、OKAMOTO'S。
ギタリストであるオカモトコウキが初ソロ作を2019年10月発表しました。

オカモトコウキ『GIRL』
(国内CD SLRL-10045 3,300円+税)

「30代を目前にOKAMOTO'Sとして次のステージへ進む前に、自分のメランコリックさと女々しさ、音楽的衝動を出し切っておきたかった」と、作詞・作曲・全ての楽器を自身で演奏し1人で作り上げた意欲作!
(マスタリングはユニコーンのABEDON氏)

ビートルズ、UKロック、渋谷系など90年代ポップを想起させるメロディアスな楽曲、都会的なメロウなナンバー...と、バンドとはまた一味違った魅力がたっぷり詰まっています。

今日のこの1曲には、モータウン・ポップな「未来で会いましょう」を。
Cheap Trick「甘い罠」風のイントロから、ワクワクしてしまいます。

山田稔明、堂島孝平の歌声や楽曲お好きな方にも聴いていただきたい1枚。東尾沙紀


2019年11月10日(日) 朱里エイコ 「愛のめざめ」(I'm not a little girl anymore)

朱里エイコが1976年3月に発表したシングル「愛のめざめ」が11月3日レコードの日に復刻されました。

「愛のめざめ」(I'm Not A Little Girl Anymore)の魅力はなんといっても、タワー・オブ・パワーがバックを担当し、メンバーのEmilio CastilloとStephen Kupkaが曲作り・編曲をしている点でしょう。

朱里エイコのヴォーカルも日本人離れした(昔はこういう表現が多かった)もので聴き応えタップリです。

この曲、元々はリンダ・ルイスが1975年に発表したアルバム『Not A Little Firl Anymore』に収録されていたもので、彼女のヴァージョンは朱里エイコより少しおとなしい仕上がりになっています。

とにかく、うれしい7インチ・アナログ・シングル・レコード化です!
D.J.の方、これをあちこちでどんどんまわして欲しいと思います。森 勉

朱里エイコ「愛のめざめ」 c/w「絶対絶命」
(国内アナログEP WQKL5 2,000円+税)


2019年11月9日(土) 折坂悠太 「朝顔」

"音楽から伝わる熱さ"は、音の大きさとか演奏の激しさだけではありません。

内に秘めた想いから伝わる熱さもあるのだ、と感じさせてくれるこの1曲。

折坂悠太『朝顔』
(国内アナログEP ORSK-008 1,500円+税)

フジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』主題歌。
CDは今のところ未発売。11/3レコードの日に限定アナログ盤でこの度発売されました。

歌詞の中に何度も出てくる「願う」という言葉。
単なる希望ではない、祈りにも似た彼の唄には、心の底から沸々と湧いてくる何かを感じますね。

なお、B面収録ドラマ・ヴァージョンと違い、A面本編のラストはその想いが爆発するような展開あり。
是非、このアナログ盤に針を落として、溝から伝わる熱さを実感してみてください。森 陽馬


2019年11月8日(金) Creedence Clearwater Revival 「Keep On Choolin'」

朝晩はだいぶ冷えてきましたね...。
寒いのが苦手な僕は、たくさん着こんでカイロを早くも使用しています。
音楽も身体が熱くなってくるものを店内でよくかけていますが、特にこの1枚は熱いっ!

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル『Live At Woodstock』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UCCO-1215 2,600円+税)

1969年伝説のウッド・ストック・フェスから50年。
今まで発表されなかったCCRのウッドストック・ライヴ音源が公式初音源化。
グレイトフル・デッドの後、真夜中に行われたCCRのステージ約60分全11曲。

これが素晴らしすぎる歌、演奏、そして音質! 50年前のライヴとはホント思えないですね。
ビートルズ『アビイ・ロード』50周年盤もそうでしたが、マスタリングに関する最近の技術は凄いなぁ。

今日のこの1曲はジョン・フォガティのブルース・ハープが炸裂する10分越え⑩「Keep On Choolin'」。
「雨を見たかい」で有名なCCRですが、このライヴにこそ彼らの真髄があります。森 陽馬


2019年11月7日(木) 細野晴臣 「ろっかまいばいべいびい」

細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』を渋谷ユーロスペースにて鑑賞。

<細野観光>で紹介されていた生い立ち&キャリアを、近年のライヴ映像等と共に振り返る充実の96分。
観終わってすぐ、もう一度観たい!と思えるほど楽しめました。

大滝詠一、松本隆、鈴木茂、林立夫、久保田麻琴、高橋幸宏、坂本龍一、横尾忠則、星野源等との出逢い。
特に、大滝詠一とのエピソードや、ヴァン・ダイク・パークスとの再会の場面にはとても感動しましたね。

星野源のナレーション、細野晴臣インタビューで映画は進行。
「見る前の映画、聴く前の音楽が好き」
「自由にふれると心が躍る」
「タバコは煙をくゆらせる。音楽と同じ。その煙が出ているのを見るとほっとする」等、印象的な名言多数。
細野さん自らの言葉で語られると心に残りますね。細野観光へ行けなかった方も是非。

今日のこの1曲は現在進行形の細野さんですから2019年最新作『Hochono House』から。
豪雨後の狭山ハイドパーク・フェスライヴ映像も懐かしかった「ろっかまいばいべいびい」を。森 陽馬


2019年11月6日(水)ルルルルズ 「ニュータウン」

モミ(vo)、奥野大樹(key)、コノミ美希(vl)、コバヤシアツシ(g)、石垣陽菜(b)、渡邊シン(dr)による、結成7年・東京発の男女6人組バンド、ルルルルズ。

バンド名を冠した2017年発表の前作『ルルルルズ』から約2年、3枚目となる新作がリリースされました。

ルルルルズ『僕らの生まれた町』
(国内CD RURUCD-002 2,000円+税)

ルルルルズのサウンドは、アルバムを発表する毎に洗練されていくイメージです。
今作はサックスやフルート他ホーン・セクション、パーカッションをフィーチャーした細やかなアレンジが光る1枚♪

イントロのフレーズがキャロル・キング「It's Too Late」を想起させる「白い朝」、♪シャラララ~♪コーラスが心地良いミディアム・バラード「わたしからあなたへ」、エレピとフルートの美しい響きとモミさんの物憂げな歌声に注目のメロウなナンバー「時代」など、70~80年代シンガーソングライター/ポップス作品の雰囲気を纏った全7曲を収録。

本日はモータウン調のポップなナンバー「ニュータウン」を今日の1曲に。東尾沙紀

2019年11月5日(火) ギブソンズ 「マジック・ブック」

このところ、マニアックな選曲のCDを編集し発売しているオーストラリアのレーベルTeensvilleからまた魅力的なCDが出ました。

『60年代英国ハーモニー・ポップ歌合戦 ギブソンズ対シンバライン』
(国内仕様CD 英文解説対訳付 MSIG-1338 3,100円+税)

ギブソンズはオーストラリアで結成され、シカーダズという名で活動していましたが、イギリスへ渡りギブソンズと名を変えCBSレーベルからファースト・シングルを発表しました。
その後1968年までデラム、メイジャー、マイナーとレコード会社を移りながら7枚シングルを発売。

シンバラインも1965年レコード・デビュー。パイ、マーキュリー、フィリップスとレーベルを移籍しながら、1969年まで7枚のシングルを発表しました。

どちらのグループも残念ながらヒットチャートを賑わせることにはなりませんでしたが、ミドル60'sのブリティッシュ・グループらしいビートとハーモニーは聴き逃せないものがあります。
各グループのシングルAB面の全28曲に、シカーダズの2曲を加えた全30曲収録。

山下達郎さんお気に入りで、サンデー・ソングブックでもオンエアーされたことがあるギブソンズ「She's Not Like Any Girl」も収録されています。

今日の1曲は、僕が高校生の時に日本盤シングルを買ったギブソンズ「マジック・ブック」を。

当時、何回もリピートして聴いた曲を久し振りに聴きました。
ロジャー・グリーナウェイ&ロジャー・クックが作った曲だったんですね。森 勉


2019年11月4日(月) B.J.WARD 「I Just Wasn't Made For These Times」

11月3日<レコードの日>発売タイトル中、TAHITI80のEPが当店では1番人気、本日完売しました。
ピチカート、KIRINJIのEPも好評で完売しましたが、くるり、℃-want you等は在庫ございます。
お探しのものありましたらお気軽にお問合せくださいませ。

さて、この素晴らしい復刻盤もまだ在庫あります!

B.J.WARD『B.J.ウォードの世界』
(国内LP 企画・解説:プロダクション・デシネ丸山雅生 UIJY-75142 3,800円+税)

ソフト・ロックバンド、インナー・ダイアログに在籍していたアメリカ人女性歌手・俳優・声優、B.J.WARD。
1970年オランダ録音、オランダのみで当時発売された幻の1枚がこの度世界初正規再発。

オランダ人ミュージシャンによるジャジーな演奏と上品なソフト・ロック・アレンジが心地良い作品。
ニール・ヤング「The Loner」、ビーチ・ボーイズ「駄目な僕」カヴァーが収録されているのもうれしいですね。

今日のこの1曲は、ビーチ・ボーイズ「I Just Wasn't Made For These Time」(駄目な僕)カヴァーを。
『ペット・サウンズ』要素がサウンド・アレンジの端々に感じられ、歌詞の内容に反し多幸感ある仕上がりです。

ちなみに、企画・監修を担当した丸山雅生氏の解説文によると、この復刻には多くの苦難があったそう。
古き良き音楽を良質なアナログ盤で聴ける喜び、実感できる1枚。森 陽馬


2019年11月3日(日) ルラル 「「ねぇ、ダーリン!!」」

1981年から約38年営業を続けてきたPET SOUNDS RECORD。
この度初となるレーベルを発足! 2019年12月3日に第1弾リリースが決定しました。

記念すべき第1弾アーティストは伝説の日本人女性4人組ガール・グループ、ルラル。

石川県金沢市で1994年11月3日結成。(そう!本日はルラル結成記念日!)
2004年12月まで活動していた彼女達のオリジナル曲「「ねぇ、ダーリン!!」」、「夢みがちクローバー」収録アナログEP盤に、秘蔵ライヴ音源「いちご畑でつかまえて」(オリジナル:松田聖子 作:大瀧詠一/松本隆)、「I'm Gonna Be Warm This Winter」(オリジナル:コニー・フランシス 邦題:想い出の冬休み)のカヴァーを加えた4曲入CDが付属。
初回生産500枚で、当店の店頭及び通販にて販売いたします。

音源は佐藤清喜さん(microstar)がマスタリングを担当。
ライナーノーツは島村文彦さん、デザインは高瀬康一さんに手掛けていただきました。

ちなみにレーベル・コンセプトは、ビーチ・ボーイズ1966年発表名盤『PET SOUNDS』が有する<イノセンス>。
ルラルの色褪せないピュアな唄と演奏を聴いて、<イノセンス>を感じてくれたらうれしいですね。森 陽馬


★ルラル『「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー』
(2019年12月3日発売 7インチEP+CD PET-001 1,800円+税)


2019年11月2日(土) ℃-want you! 「On The Beach」

2019年11月3日は<レコードの日>。
東洋化成(レコードのプレス会社)が主催するイベントで、様々なアナログ盤が発売されます。

その中からオススメのこの1枚。

℃-want you!『℃-want you!』
(国内LP 限定ピンク・クリア・カラー盤 RHION-LP1 3,300円+税)

Magic, Drums & Love/住所不定無職のキーボーディスト、℃-want you!1stソロ・アルバム。
レコスケくんでお馴染みのイラストレーター本秀康氏による雷音レコードから限定アナログLP化。

武藤星児プロデュースによる全10曲は、オールディーズ・ファン思わずニヤリ♪なアレンジ連発!
今日のこの1曲は、ビーチ・ボーイズ的で楽しい⑤「On The Beach」を。
杉真理さんがコーラス参加しています。森 陽馬

★11/3レコードの日記念!
レコードの日商品含め5,000円以上お買い上げの方、ロゴ入りカラートート・バック先着でプレゼント!

←レコードが入る大きさのグリーン・トート・バック♪


2019年11月1日(金) ジェフ・リンズELO 「ソングバード」

メンバーがジェフ・リンだけになったエレクトリック・ライト・オーケストラ。
新録アルバムが本日発売になりました。

名義としては、ジェフ・リンズELO!
この名義は2015年発売の前作『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』から使い始めたものですね。

ジェフ・リンズELO『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31312 2,500円+税)

全曲ブランニュー・ソング。
ジェフ・リンらしい親しみやすいメロディに絶妙な楽器アンサンブルが施された楽曲が10曲。
(もっともっと聴きたいと思う気持ちが募るレコード時代のような約32分という短い収録時間もニクイ演出?)

ギター、ベース、キーボード、ドラムス、ヴィブラフォン、そしてヴォーカルとバック・コーラス。
すべてジェフ・リンです。

元ELOメンバーのリチャード・タンディが1曲だけ数秒ピアノ・ソロがあったり、エンジニアのスティーヴ・ジェイがタンバリン&シェイカーを担当したクレジットがありますが、ジェフ・リンひとりで作り上げたと言っていいと思います。

タイトル・ナンバー「フロム・アウト・オブ・ノーウェア」、70's後半~80's始めのヒット量産時代の音を感じさせてくれる「ダウン・ケイム・ザ・レイン」、ジェフ・リン流ロックンロール「ワン・モア・タイム」もいい。

あの「テレフォン・ライン」のメロディも一節出てくる「タイム・オブ・アワー・ライフ」は、2015年6月イギリス/ウェンブリー・スタジアムで6万人を集めて行われたライヴの感動を歌ったもので、その時のジェフ・リンの高揚感が伝わってきます。

今日の1曲は、ラストに入っているメロウな「ソングバード」を。
間奏のギター・ソロ、泣けます。森 勉


2019年10月31日(木) PETROLZ 「TANOC」

2019年10月初旬放送された星野源によるNHKの番組『おげんさんといっしょ』第3弾。
ユルユルな進行のようでいて、歌と演奏シーンもタップリ、あっという間の90分生放送でしたね。

その番組にも出演、星野源及び椎名林檎のバック・ギタリストとして近年大活躍の長岡亮介と、三浦淳悟、河村俊秀が2005年結成した3人バンド、PETROLZ(ペトロールズ)2019年新作アルバムが出ました。

PETROLZ『GGKKNRSSSTW』
(国内CD ENCD-42 3,000円+税)

洗練されたミニマムなファンク・ポップが不思議とクセになる全11曲。

今日のこの1曲は、「楽しい」と読ませる10曲目「TANOC」を。
J-POP/シティ・ポップでなく、ソウル&AORでもないような、都会的な香り漂うナンバーです。森 陽馬


2019年10月30日(水) SKYY 「When You Touch Me」

昨日紹介したコンピと一緒に、名ディスコ・レーベルSALSOUL RECORDSの名盤も復刻されました。

その中から、これぞサルソウル!なオススメ盤がこの1枚。

スカイ『SKYY LINE』
(国内CD 解説・歌詞付 OTLCD-5560 1,850円+税)

SKYY(スカイ)はニューヨーク発男性5人女性3人ソウル・グループ。
Brass ConstructionのRandy Mullerプロデュースによるサウンドがファンキーな1981年発表名作です。

HIP HOPネタとしても知られるダンス・クラシック①「Let's Celebrate」、ヒット曲「Call Me」等、80'sダンサブルなナンバーが人気ですが、メロウなバラード曲⑤「When You Touch Me」を今日のこの1曲に。

ソウル/女性シンガー好きの方に是非聴いてもらいたい甘く切ない名バラードです。森 陽馬


2019年10月29日(火) The Salsoul Orchestra feat Loleatta Holloway 「Run Away」

最近店内でヘヴィー・ローテーション中のソウル推薦盤がこれっ!

V.A『SALSOUL DISCO 1975-1979』 compiled by T-GROOVE
(国内CD T-GROOVE選曲・解説付 OTLCD-5558 2,300円+税)

ソウル/ディスコ名レーベルSALSOUL RECORDSのキラー・トラックを、日本が誇れる若きディスコ・プロデューサー/トラックメイカーT-GROOVEが選曲したナイス・コンピ。
全曲7インチ・ヴァージョンで収録!というこだわりながら、サルソウル入門編としてもオススメの1枚ですね。

The Salsoul Orchestra人気曲から、電気グルーヴ「シャングリラ」ネタで有名なSilvetti「Spring Rain」、Loleatta Holloway、First Choice、Ripple、Instant Funk、Double Exposure、Metropolis、Charo等隠れた名曲まで全24曲。

今日のこの1曲は、Nuyorican Soulによるカヴァー(1997)でも有名なThe Salsoul Orchestra feat Loleatta Holloway「Run Away」(1977)を。イントロのギター・カッテイングからサビの多幸感が最高!
なお、このコンピに収録されたシングル・ヴァージョンは世界初CD化とのことです。森 陽馬


2019年10月28日(月)P.P.Arnold 「Shoot The Dove」

2019年10月3日で73歳の誕生日を迎えた、60年代Immdiateの歌姫P.P.アーノルド。
ソロ名義のオリジナル・アルバムとしては約50年ぶりとなる2019年最新作が入荷しました。

P.P.Arnold『The New Adventure Of...P.P.Arnold』
(輸入CD 0214038EMU)

2007年に発表したDr.ロバートとのアーシーな連名作『Five In The Afternoon』がとても素敵なコラボで、ずっと好きなアルバムです。久々の新作でも彼女の伸びやかでハリのある歌声は健在です。

プロデュースはオーシャン・カラー・シーンのギタリスト、スティーヴ・クラドック。
ストリングス、ブラスを用いた豊かなアレンジ、曲提供、演奏他で活躍しています。

ストーン・ポニーズで有名な「Different Drum」再演や、ポール・ウェラー作&参加「When I Was Part Of Your Picture」、さらにポール・ウェラーの90年代隠れた名曲「Shoot The Dove」カヴァーも嬉しいところ♪

スペシャルズのHorace PanterやTim Smart、彼女の息子KODZOも参加しています。東尾沙紀

2019年10月27日(日) ヴァン・モリソン 「Dark Night Of The Soul」

ニール・ヤングのリリースラッシュに負けず劣らず、ヴァン・モリソンの多作ぶりも近年凄いですね。

2015年『Duets』、2016年『Keep Me Thinking』(名作!)、2017年『Roll With The Punches』、『Versatile』、2018年『Your Driving Me Daisy』、『The Prophet Speaks』と続き、2019年も素晴らしい作品を届けてくれました。

ヴァン・モリソン『Three Chords & The Truth』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICB-1003 2,500円+税)

カヴァー曲が多かった近作ですが、今作は全曲ヴァンのオリジナル曲。
自身によるプロデュース/盟友を従えたバック演奏にも気合いが感じられますね。

今日のこの1曲は、後半のヴァン節全開の歌いっぷりに痺れる③「Dark Night Of The Soul」を。
なお、2曲目「Fame Will Eat The Soul」にはビル・メドレーがヴォーカル参加しています。森 陽馬


2019年10月26日(土) ラヴド・ワンズ 「It's Not Gonna Take Too Long」

1960年代ガール・ポップス・ファンがにやりとするCDがまた出ました。

『グッバイ・ボーイズ ~60'sガールズ・ポップ蔵出し名曲選第2集』
(国内仕様CD 20ページブックレット&英文解説和訳付 MSIG-1337 3,100円+税)

全35曲、約80分収録のガール・ポップス大盛コンピCDです。
今まで未発表だったものがなんと8曲も入って、それぞれ聴き所がある曲です。

中でも、あのエリー・グリニッチが他の人が作った曲をデモのような形で歌っている2曲は絶品です。

その他の曲も発売されたと言っても不幸にも全くヒットしなかった無名の曲ばかり。
しかし、ガール・ポップ好きならば琴線にふれる曲が目白押しです。

今日はその中から6曲目に入っているラヴド・ワンズという3人組の「It's Not Gonna Take Too Long」を。
1967年夏にKAPPレーベルから出たシングルだそうです。

曲を作ったのはピート・アンダース&ヴィニ・ポンシア。
トレイドウインズ、イノセンスのサウンドがお好きな方には堪らない雰囲気をもった曲だと思います。

なお、このラヴド・ワンズには、マンハッタン・トランスファーのリード・ヴォーカリスト、ジャニス・シーゲルが在籍していたそうです。人に歴史ありですね。森 勉


2019年10月25日(金) ニール・ヤング 「Milky Way」

これぞ!ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース!

若い世代のバンド、プロミス・オブ・ザ・リアルを率いての活動が近年多かったニール・ヤング。
古くからの盟友クレイジー・ホースを引き連れた新作オリジナル・アルバムが久々に出ました。

ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース『Colorado』
(国内CD 高音質SHM-CD仕様 大鷹俊一氏による解説・歌詞・対訳付 WPCR-18279 2,500円+税)

2012年『サイケデリック・ピル』以降のツアーで、ベーシストのビリー・タルボットが脳卒中を発症。
フランク・サンペドロ(G)はリタイア状態で、クレイジー・ホース名義の活動はしばらく行われませんでした。
が、ビリーが復活&ニルス・ロフグレンを加え2018年春ライヴを急遽敢行! そして遂に出たのが今作です。

やっぱり、というかなんというか、これがクレイジー・ホースなんですよね。
譜面とかでは表れない演奏の間、独特な揺れ。不思議としっくりくる感覚があるのです。

今日の1曲は90年代名盤『Sleeps With Angels』収録曲「Change Your Mind」を想起させる「Milky Way」。
約6分でフェイドアウトしてしまいますが、10分以上の長尺ヴァージョンもあったら聴きたい! 森 陽馬


2019年10月24日(木) ダイナソーJr 「Out There」

1990年代ロック名盤、というとニルヴァーナ『ネヴァーマインド』が有名ですよね。
でも僕はダイナソーJrの方が好きで、当時も今もよく聴いています。

そのダイナソーJr、当時の4作品が2CDデラックス・エディションで再発されました。

「Wagon」収録91年発表作『Green Mind』が人気ですが、93年作『Where You Been』から今日のこの1曲!
<ロック・イントロ私的ベスト5!>に入る1曲目「Out There」!

ダイナソーJr『Where You Been』デラックス・エディション
(国内仕様2枚組CD 解説付 AW-061 2,500円+税/輸入LP限定カラー盤も発売中)

出だし数秒聴いただけで、体中熱くなるんですよね。
心の中にかかった霧を一瞬で吹き飛ばすようなJのギターは何時聴いても最高!

ちなみに、今回のデラックス盤にはB面&レア、そして1993年未発表ライヴ音源が追加収録。
「Out There」の荒々しいライヴ音源も入っています。森 陽馬


2019年10月23日(水) Billy Bremner's Rockfiles 「Heart」

スパンピナート・ブラザーズと同時リリース!
明日24日からの来日公演SPゲストとして参加するビリー・ブレムナー来日記念盤も発売になりました。

元ロックパイルのギタリストによる、ロックパイル・トリビュート♪

ビリー・ブレムナーズ・ロックファイル『カヴァー・イット・ウェル トリビュート・トゥ・ロックファイル』
(国内CD 解説付 TE-037CD 2,300円+税)

ロックパイル『Second Of Pleasure』(1980)収録の楽曲だけでなく、ニック・ロウ「Heart Of The City」、「Born Fighter」、「Love So Fine」や、デイヴ・エドモンズのレパートリーである「Down Down Down」等も取り上げ、自身のソロ曲「Loud Music In Cars」、ブルースのカヴァーなどで構成された全12曲!

ビリーがリード・ヴォーカルを務めたロックパイル名曲「Heart」新バージョンが聴けたのも嬉しかったです。
ライヴでもきっと、ごきげんなロックンロールを聴かせてくれることでしょう

今作には、ゲラント・ワトキンスがピアノで参加しています。東尾沙紀


2019年10月22日(火) Spampinato Brothers 「Be Here Now」

This is グッドタイムミュージック&ロックンロール!

元NRBQのジョーイ&ジョニー・スパンピナート兄弟によるバンド、Spampinato Brothersが今週来日!
(10月24日下北沢THREE、25日幡ヶ谷CLUB HEAVY SICK、26日渋谷LOFT HEAVEN。)

兄ジョーイはガン闘病中ですが、代わりに元ROCKPILEのギタリストBilly Bremnerが参加決定!
パブ・ロック好きの方も必見のステージですね。

さて、そのSpampinato Brothers来日記念盤が本日入荷しました。

スパンピナート・ブラザーズ『Decorangements』
(国内CD TE-038CD 1,500円+税)

療養中のジョーイによるプレイ&作曲ナンバー含む全4曲が新録音。
このCDを手に取って来日公演も是非! 森 陽馬


2019年10月21日(月) Geraint Watkins 「Another Days Over」

ニック・ロウ、デイヴ・エドモンズ、ヴァン・モリソン、ポール・マッカートニー他、数々のミュージシャンのバックやレコーディングで活躍してきた英ウェールズ出身、現在68歳のシンガー・ソングライター/ピアニスト/アコーディオン奏者、ゲラント・ワトキンス。

近年1人で来ることが多くなったニック・ロウが最後にバンド・メンバーを連れて来日したのが2011年8月。
ワトキンスさんもキーボード&コーラスで参加。背中を丸め目を閉じ演奏する姿が非常にチャーミングで、アンコールではニック・ロウとのデュエットも披露してくれました。

40年を越えるキャリアの中で自身のアルバムも数枚リリース。
90年代以降のニック・ロウに通ずるリズム&ブルース、カントリー、ロックンロール、ジャズをベースとした軽妙かつ味わい深い楽曲、素朴な歌声とピアノが魅力です。(歌の語尾で喉をグルルと鳴らすような低い唸り声も特徴的)

およそ5年ぶりとなる2019年最新作『Rush Of Blood』は、イギリスのダンス・ユニット、ベースメント・ジャックスのサイモン・ラトクリフが共作/プロデュースで参加しています。

Geraint Watkins『Rush Of Blood』
(輸入CD LMCD212)

カントリー・ウエスタン調やスワンプ・ロックな渋い曲があったりと、今作はどちらかと言えばギターがメインとなる楽曲が多めですが、アルバム最後を飾る「Another Day Over」(Reprise含む)を今日のこの1曲に。

♪Dance with me, darlin' in the moonlight♪のフレーズ、柔らかなストリングスとピアノが美しく響き調和するロマンティックなバラードです。東尾沙紀


2019年10月20日(日) Los Lobos 「Christmas and You」

夏が終わったと思いきや台風続きのご時世ですが、2019年も残り約2ヶ月...。
ということで、2019年新録クリスマス・アルバムをいち早くご紹介しておきましょう!

Los Lobos『LLEGO NAVIDAD』
(輸入CD RHINO R2 604538)

1973年頃メキシコ系アメリカ人の同士が集まり結成、L.A.拠点に活動を続けているバンド、ロス・ロボス。
彼らにとっては初となるクリスマス/ホリデイ・アルバムです。

タイトル『LLEGO NAVIDAD』は、スペイン語で「クリスマスがやってきた!」の意。
厳選された中南米のクリスマス曲を彼らの特色を活かしたラテン/メキシカン/ロックなアレンジで料理。
よく知るスタンダード曲ではないので、クリスマスっぽい雰囲気でないのが逆にイイですね。

今日のこの1曲は、全12曲中唯一のロス・ロボスによるオリジナル新曲「Christmas and You」を。
ロイ・オービソンが歌っていたような琴線に触れるバラード・ナンバーです。森 陽馬



2019年10月19日(土) 細野晴臣 「はらいそ」

六本木ヒルズ展望台・東京シティビューで行われている<細野観光1969-2019>へ先日行ってきました。

細野晴臣デビュー50周年記念展として、愛用の楽器や貴重なノート等様々な私物も展示。
(インド旅行中愛猫へ宛てた手紙、ギタリスト&ベーシスト名を羅列し一言コメントを付けたノート面白い!)
50年の活動の軌跡が丁寧に紹介されていて、細野ワールドを堪能できる内容でした。
有料の音声ガイドでは星野源、高橋幸宏、原田郁子、水原希子、塙宣之(ナイツ)のコメントも楽しめますよ。

バスキア展&森美術館も同じビル内で開催中のため、入場口&エレベーターが休日は混雑しているかも。
でも、充実した展示なので、細野さんに興味ある方は是非ご覧いただきたいですね。
(休日に行く場合は前売りチケットをどこかで入手してから行った方がいいかもしれません)

さて、はっぴいえんど、YMOで語られることが多い細野晴臣さんですが、ソロ活動も凄い!というのを再認識。
1978年が濃縮!『はらいそ』,横尾忠則との『コチンの月』,山下達郎・鈴木茂との『Pacific』,そしてYMO1st!
その頃大滝詠一さんは、『Let's Ondo Again』発表し、『ロンバケ』前夜に色々と挑戦していた時期。
当時直接交わることはなかったものの、お互いを少しは意識しながら刺激し合っていたのかもしれません。

ということで、今日のこの1曲は「はらいそ」を。
この唄の最後「この次はモアベターよ」の言葉に、細野さんの音楽人生哲学が集約されていますね。森 陽馬

細野晴臣&イエロー・マジック・バンド『はらいそ』
(国内CD ハイブリッドディスク MHCL-10114 3,000円+税)


2019年10月18日(金) ジョナサン・クラウド 「Jonathan Cloud」

ソフト・ロックが日本でリヴァイヴァル・ブームのような形で多くの音楽ファンに認知されるようになったのは、1990年代後半だったような気がします。それ以降20数年経って、ヒットしたメジャーな曲含めマイナーな発掘ものなどいろいろCD化され、珍しいものは出尽くしたかな?と思っていました。

しかし、オーストラリアのレーベルTeensvilleが2018年発売した『あなたの知らないソフト・ロック名曲選』(原題:Sunshine Soft & Studio Pop 1966-1972)を聴いてビックリ! まだ人知れず埋もれているイイ曲がいっぱいあるんだぁ~。

そして、今日紹介するCDはそのシリーズの第3弾。

『お楽しみはこれから~あなたの知らないソフト・ロック名曲選第三集』
(国内仕様CD 英文解説対訳付 MSIG-1314 3,100円+税)

少し枯れてくるような感じがしますが、そんなことは全くなし!
今までの2枚に引けを取らないというか、今までで一番イイ内容に感じました。(個人的な感想です)
ガール・ポップ、ドゥーワップなどと同じようにソフト・ロックの埋蔵量も相当な数がまだまだありそうです。

このCDでは、アーティスト名に馴染みがなくても、ソングライティング・スタッフには有名どころが名を連ねている曲が色々と入っています。ニール・セダカ、ジェフ・バリー、ゲイリー・アッシャー、ジョージ・フィショフ、ミッキー・ニューベリー、ピーター・アレン、デヴィッド・サンドラー、P.F.スローン、スティーヴ・バリ、etc...。

全33曲収録なので、どの曲にしようか目移りしますが、今日はアーティスト名と曲名が同じ変わり種を。
1971年vigorというレーベルから出たジョナサン・クラウド。

1967年ヒットしたイエロー・バルーン「Yellow Balloon」の線を狙ったのでしょうか。
ヒットはしていませんが、曲も声も印象に残る軽快なナンバーです。森 勉


2019年10月17日(木) Sebastian Macchi Trio 「El reves de la funcion」

武蔵小山駅前の再開発工事、だいぶ進んできました。

タワマンはほぼ出来上がり、周辺広場や商店街沿い店舗の整備を現在行っています。
駅周辺店舗は11月頃にはオープンしそう。1F路面含め2~3Fもあり、どんな店舗が入るか楽しみですね。

あと、武蔵小山から徒歩10分の場所に、スクエア荏原ひらつかホール(約350名収容)が数年前出来て、コンサート/落語/演劇等様々な催しが近年よく行われるようになりました。

今日はそのスクエア荏原にて、10/21コンサートを行うアルゼンチン(!)のミュージシャンの新譜をご紹介。

セバスティアン・マッキ・トリオ『Aguasilabas』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 RCIP-294 2,700円+税)

アルゼンチンのパラナ川沿いにある街パラナを拠点に活動している音楽ユニット、Luz De Agua。
そのピアニストであり、新世代アルゼンチン・フォルクローレの系譜を継ぐセバスティアン・マッキが、師であるカルロス・アギーレとゴンサロ・ディアスと共に組んでリリースした2019年作。
陽の光や川のせせらぎが感じられるような、オーガニックなサウンドと唄が心地良い1枚です。森 陽馬


2019年10月16日(水) 佐野元春 「或る秋の日」

ジャケットに映るイチョウの黄色い絨毯が印象的な、佐野元春の最新作『或る秋の日』。
先週発売になりました。

佐野元春『或る秋の日』
(CD 受注生産限定盤 DMA-023 2,500円+税)

約2年ぶり新作には、過去6年の間に配信リリースされ、いずれも初CD化となる4曲と新曲4曲の全8曲を収録。
ザ・コヨーテ・バンドのメンバーがレコーディングに参加した8つのラヴ・ストーリー。

15歳の頃に書かれたという瑞々しいメロディの「君がいなくちゃ」、妻と子供たちの別れを綴った「最後の手紙」、ひとりになって迎える朝の切なさを歌う「いつかの空」、大切だった人に想いを馳せる「或る秋の日(Alternate Mix)」など...

出会い、別れ、また出会う人々の切ない心情を、アコースティック・ギターを主とした柔らかく温もりのあるサウンドで聴かせるシンガーソングライター作品です。

佐野さんは現在、ザ・コヨーテ・バンドとのツアー真っ最中。
2020年のデビュー40周年に向けて、新たなアルバムを制作中とのことで、そちらも楽しみですね!東尾沙紀


2019年10月15日(火) ザ・ミスティーズ 「Good Things」

今月のロック/ポップスこの1枚!

ザ・ミスティーズ『ドリフトウッド』
(国内CD ボーナス・トラック3曲追加 解説・歌詞・対訳付 SICX-130 2,400円+税)

トランポリンズというバンドで90年代活動していたスウェーデン出身ヨハン・ステントープによるユニット。
作詞・作曲・演奏・アレンジ・ミックス等ほぼ全てを彼1人で手掛けた入魂のポップ・アルバムです。

ビートルズはもちろん、XTC、スクイーズ他英国ロックのグッド・メロディーに、スウェディッシュ・ポップスの洗練されたサウンド・メイキング、更にはアメリカン・ロックのキャッチーな部分も加味された全15曲。
ジェリー・フィッシュに角砂糖を3個入れたような甘いポップ・スパイスが効いた1枚ですね。

今日のこの1曲は①「Good Things」を。
歌声はジェフ・ラーソンやジェリー・ベックリー的な感じもあって、この曲はアメリカ西海岸の香りもします。森 陽馬


2019年10月14日(月) 吉田美奈子 「Rainy Day」

雑誌『POPEYE』2019年11月号は、<いま、聴きたい音楽ってなんだろう?>特集。
様々な方がテーマを決め<今聴きたい5曲>を選んでいます。

PET SOUNDS RECORD(選曲:森陽馬)も『秋の夜長聴きたい5曲』をテーマに掲載していただきました。
よろしければご覧になってみてくださいね。

さて、取材時は思いついた曲から挙げていったのですが、"今"に限らず"ずっと"聴きたい音楽もあります。
今日はそんな、<これからも末永く、夜長に聴き続けたい1曲>を。

吉田美奈子「Rainy Day」
(掲載ジャケットは『ゴールデン・ベスト』 2CD MHCL-2138 2,857円+税)

吉田美奈子1980年発表作『MONOCHROME』収録。作曲:山下達郎、作詞:吉田美奈子。
少ない歌詞とその行間に、言葉では尽くせない感情が込められている雨の名曲。

2017年逝去した松木恒秀氏による、哀しみを包み込むようなギターの音色。
雨降る夜、切なさと温もりが同居したこの曲を物想いに耽りながらこれからも聴き続けると思います。森 陽馬


2019年10月13日(日) テディ・ランダッツォ 「You Don't Need A Heart」

新しく発売になったACEレーベルのソングライター・シリーズCDを紹介したいと思います。
これはいいですよ!

『Yesterday Has Gone ~ The Songs Of Teddy Randazzo』
(輸入CD ACE CDTOP-1556 写真満載の24ページ英文解説ブックレット付)

ACEレーベルからの待望のテディ・ランダッツォ作品集です。
ミドル60'sを中心に1964~1979年の曲が全25曲収められています。

リトル・アンソニー&インペリアルズ「I'm On The Outside (Looking In)」、ロイヤレッツ「It's Gonna Take A Miracle」、マンハッタンズ「A Million To One」など鉄板曲の他にも、1965年Atcoレーベルからのトニー・オーランド「Think Before You Act」、1966年Satinからのアル・ヒブラー「Good For A Lifetime」、1971年Bellからのヴォーグス「We're On Our Way」などのレア・シングルものも収録。
これらの曲はすべてテディ・ランダッツォ自身がプロデュース&アレンジも担当していて、より彼ならではの優雅な曲調が映えています。

フランク・シナトラ、メル・トーメ、エスター・フィリップスなどのジャズ・シンガーによる曲や、ディオンヌ・ワーウィック「Goin' Out Of My Head」、デルフォニックス「ハート・ソー・バッド」など、テディの定番曲の興味深いカヴァーも選曲されています。

その中から今日はテディ自身が1965年DCPから出したシングル「You Don't Need A Heart」を。
テディが得意とする壮麗なアレンジに乗せて、美しいメロディがドラマティックに展開する楽曲です。
とにかくどの曲も繰り返し聴きたくなる素晴らしいコンピCDです。森 勉


2019年10月12日(土) The Band 「In A Station」

台風19号の影響で最寄りの武蔵小山駅を通る目黒線は昼前に運転終了。
商店街や周辺の店舗もほとんど臨時休業で、人がほとんど歩いていない状況の1日でした。

お客さんゼロかなぁ、、、と思いつつ店を開けていたのですが、悪天候の中数名ご来店いただきました。
初めてご来店の80代の方もいらっしゃって、図書館で借りたCDを紛失したので同じ物が欲しいとのこと。
お探しのCDが見つかり「とても安心した」とおっしゃってくださって、僕もうれしかったですね。
今日店を開けていてよかったなぁ、と実感できました。

さて、当店地下で来月行う予定のイベント告知を。

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2019年11月25日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.14 ザ・バンド特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山 当店地下)
18時半開場 19時半開演 入場料1,500円
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PET SOUNDS RECORD企画によるトーク・イベント。
天辰保文氏をお迎えしてミュージシャンの魅力を存分に語っていただきます。
14回目となる今回はザ・バンド特集!
ウッドストック出演及び2ndアルバム発売から2019年で50周年となるザ・バンド。
ロビー・ロバートソン久々の新作『シネマティック』発売も祝って、天辰保文氏のお話と共に彼らの音楽を皆さんで楽しみたいと思っております。乞うご期待! 森 陽馬


2019年10月11日(金) Wilco 「We Were Lucky」

台風19号が近づいていますね。
武蔵小山の商店街も<10月12日は臨時休業いたします>の張り紙が目立ちました。

当店は営業予定ですが、これはお客さんも来れないな、と感じたら早めに店を閉めるかもしれません。
その際はご了承くださいませ。

さて、昨日のスピッツと同じく約3年ぶり、2016年作『Schimilco』以来となる新作をリリースしたウィルコ。
不思議な魅力を放つ久々のオリジナル作『Ode To Joy』をご紹介。

ウィルコ『Ode To Joy』
(国内CD 日本盤ボーナス・トラック追加 歌詞・対訳付 WPCR-18260 2,200円+税)

バンドとして無駄な音は極力削いだような演奏ながら、聴くほどに深みが増してくるウィルコ・サウンドは健在。

映画『カーマイン・ストリート・ギター』に出演し印象深かったネルス・クラインのギター・ソロが、ニール・ヤングを彷彿とさせる⑧「We Were Lucky」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年10月10日(木) スピッツ 「ラジオデイズ」

スピッツ2016年発表作『醒めない』から約3年ぶりの新作『見っけ』が今週発売になりました。

スピッツ『見っけ』
(CD初回のみボーナストラック1曲+DVD付 UPCH-7519 4,780円+税 / BD付、通常盤もあり)

2019年6月シングル化され、幅広い世代に評判となった朝ドラ『なつぞら』主題歌「優しいあの子」含む16枚目のアルバム。新鮮さを感じさせるアレンジや曲展開、ファンタジックな詞世界を織り交ぜながら、ポップでロックでちょっとほろ苦いスピッツらしい楽曲が満載です♪

1曲に絞るのは難しいですが本日は、日々の支えとなり、色んな音楽に出会えたり、顔も知らない誰かと共有するワクワクを提供してくれるラジオへの感謝を歌ったラジオ讃歌「ラジオデイズ」を今日の1曲に。

間奏では耳をすますと「お便りを紹介します...」「ラジオネーム...」など草野さんらしき話し声が聴こえてきます。
(草野さんがパーソナリティを務める
「ロック大陸漫遊記」(2018年1月~)も様々な観点から組まれる特集、毎週楽しませてもらっています。)

DVDorブルーレイ付き初回盤には、ボーナス・トラックとして「ブランケット」を追加収録。
DVD/BDには、「優しいあの子」「ありがとさん」「見っけ」3曲のミュージック・ビデオと、撮影のため訪れたフランスでのオフショットムービーを収録。(33分)
フランスの美しい街並や風景、しりとりしたり、猫と戯れたりする4人の姿が楽しめます。東尾沙紀


2019年10月9日(水) 竹内まりや 「旅のつづき」

竹内まりやの新曲シングルCD「旅のつづき」発売になりました。
10月11日から全国公開になる映画『最高の人生の見つけ方』の主題歌です。

竹内まりや『旅のつづき』 c/w「OL'55」
(初回限定CD+DVD付 WPZL-31681 1,500円+税/通常CDのみ WPCL-13106 1,000円+税)
<各種初回仕様のみ『ターンテーブル』との連動企画ライヴハウスイベント招待応募ハガキ封入>

まりやさんの一人多重アカペラ・コーラスで始まるアップテンポで爽快なナンバー。公開前なので映画を観たわけではありませんが、きっと映画のエンディングで流れると、ぴったりはまった曲なのだろうと思います。

演奏には山下達郎、伊藤広規も参加していますが、アレンジが若手の牧戸太郎(竹内まりや作品では「アロハ式恋愛指南」のストリングス・アレンジを担当したことがあります)ということこともあってか、リード・ギターにはAKB、乃木坂、ジャニーズ関連の様々な楽曲でスタジオ・ミュージシャンとして参加している若手の堀崎翔が抜擢されています。

カップリング曲もとてもいい出来なので紹介させてもらいます。
トム・ウェイツ1973年発表ファースト・アルバム『クロージング・タイム』に収録されていた「オール'55」をセンチメンタル・シティ・ロマンスをバックに息の合ったカヴァーを聴かせてくれます。
イーグルスのヴァージョンも有名な1曲です。森 勉


2019年10月8日(火) 高野寛 「TOKYO SKY BLUE」

2019年6月19日渋谷クワトロ、冬にわかれて×山崎ゆかり(空気公団)2マンライヴを見に行った時のこと。

各々のステージが終わり、アンコールで最後一緒に歌われたのは、高野寛「Change」カヴァーでした。
♪変わらないものを守るため わたしたちは変わってゆくよ 光射す坂の途中で♪(「Change」歌詞より)
寺尾紗穂&山崎ゆかりの志と歌の世界観がピッタリ合い、印象深いひと時だったのを憶えています。

優しくて、思いやりがあって、そして切ないソング・ライティング。
素晴らしい楽曲を30年書き続けてきた高野寛の新作が本日届けられました。

高野寛『City Folklore』
(CD 高野寛セルフライナーノーツ付 SBST-009 3,000円+税)

冨田恵一プロデュースによる今作は、<シティ・ポップ>ならぬ<シティ・フォークロア>な1枚。

詞は大滝詠一をイメージして書いたという①「魔法のメロディ」、ハース・マルティネスカヴァー④「Altogether Alone」、歌詞を一部変えて歌っている⑨「ベステンダンク(2019)」他、様々なモノや想いが交錯する21世紀東京の大都会で生まれた9曲+ボーナス・トラック7曲。

<オリンピックへ向けて破壊的に変わっていく東京の街を横目に見ながら、平成~令和の東京を描いた>
という⑦「TOKYO SKY BLUE」を今日のこの1曲に。
ちなみにジャケットには忌野清志郎の長女momoyoによる消しゴムハンコ作品が使われています。森 陽馬


2019年10月7日(月) ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス 「ホワット・ナウ・マイ・ラヴ」

ハーブ・アルパートは1962年にジェリー・モスと設立したA&Mレコードからティファナ・ブラスや自分名義の作品を出し続け、多くのヒット曲を生み出しました。

近年その音源はA&Mの手を離れ、ハーブ・アルパートの個人レーベルから発表されています。
オリジナル・アナログ・テープからリマスターされた純正音源での再発盤。
今日は1966年発表アルバムから紹介したいと思います。

Herb Alpert & The Tijuana Brass 『What Now My Love』
(輸入CD Herb Alpert Presents HRB035)

曲はアルバム・タイトルになった「What Now My Love」。
フランスの曲で1962年頃ジルベール・ベコーによって作曲された「Et Maintenant」がオリジナルとのことです。

英語詞が付けられアメリカのヒットチャートでは1966年ソニー&シェールのヴァージョンでヒット。
インストゥルメンタルではこのティファナ・ブラス・ヴァージョンもヒットしました。

日本でも「そして今は」という邦題が付けられ、越路吹雪、岸洋子、布施明、加藤登紀子、長谷川きよし等によって歌い継がれている名曲です。
ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスの演奏は、アルパートのトランペットが中心ですが、マリンバのソロ・パート等もあり、ナイス・アメリアッチ・サウンドになっています。森 勉


2019年10月6日(日) Herb Alpert 「What A Wonderful World」

先月来日公演を行ったフランキー・ヴァリ、85歳にして素晴らしいコンサートでしたね。

2015年久々の来日公演を行い2019年で84歳を迎えるハーブ・アルパートも音楽活動を続けています。
ハーブの場合は作品制作を精力的に行っていて、新作をほぼ毎年出しているのが凄いところ。
その彼の2019年新作アルバムが発売されました。

Herb Alpert『Over The Rainbow』
(輸入CD Herb Alpert Presents HRB207)

ハーブ本人によるプロデュース。エンジニアのJochem Van Der Saagがミックス&サウンド・アレンジ担当。
快活なオリジナル新曲①「Skinny Dip」に、ビル・ウィザース作「Ain't No Sunshine」(ヴォーカルは奥方ラニ・ホール)、バリー・マニロウ作「Copacabana」、ビリー・プレストン作「You Are So Beautiful」、名曲「Nature Boy」、「Somewhere Over The Rainbow」等全12曲。

その中からラスト12曲目「What A Wonderful World」を今日のこの1曲に。
ハーブ自身の口上後、ルイ・アームストロングの歌声をイントロ部分に使用。
トランペットに加え、シタール、スティールパン、パンフルート、二胡、尺八等がメロディーを奏で、ラニ・ホールのコーラス&子供達の歌声で締め括られる、まさにワンダフル・ワールドなカヴァーです。森 陽馬


2019年10月5日(土) Quiet Starkie 「Where I Belong」

秋風のように心地良い、聴いていてホッと一息つけるアルバム。

クイント・スターキー『ゴースト・イン・マイ・ハート』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 PCD-24868 2,400円+税)

クイント・スターキーは英国出身、スウェーデン/ストックホルム在住の男性シンガー・ソングライター。
2016年自主リリースされていた作品にボーナス・トラックを追加し、金澤寿和氏監修<Light Mellow Searches>シリーズから国内CD化されました。

フランシス・ダナリー(ex.イット・バイツ)が総合プロデュースを手掛けている本作。
アコースティックを基調とした落ち着いたサウンドや歌声からは70~80年代ウエスト・コースト・ロックの薫りがします。

カントリーやAORのアダルトな雰囲気も少し織り交ぜ、爽やかで美しいメロディを聴かせてくれる1枚。
ジェフ・ラーソンやジャクソン・ブラウンお好きな方にもおすすめです。東尾沙紀


2019年10月4日(金) ジェフリー・フォスケット 「サーフ・メドレー:サーフィン・サファリ~サーフ・シティ~サーフィンUSA」

ビーチ・ボーイズの音楽を愛するジェフリー・フォスケットのすてきなアルバムが発売されました。

ジェフリー・フォスケット『ヴィンテージ・サマー』
(国内CD 解説・歌詞付 VSCD-3984 2,315円+税)

このアルバムはジェフリーが1990~91年頃録音したもので、ビーチ・ボーイズをカヴァーした楽曲中心に10曲(メドレーになっている曲もあるので全14曲収録)。
ボーナス・トラックとして「夏を楽しもう」という日本語も入っている「サマー・ミーンズ・ファン」など、1996年録音の3曲がプラスされたなんとも楽しいアルバムです。

「ドゥ・イット・アゲイン」、「アイ・ゲット・アラウンド」、「イン・マイ・ルーム」、「カリフォルニア・ガールズ」、「ドント・ウォーリー・ベイビー」、「サーファー・ガール」、「ファン・ファン・ファン」など、おなじみのビーチ・ボーイズ・ナンバーがずらっと並んでいますが、今日は4曲目に入っている「サーフ・メドレー」を。

なお、CDブックレットの裏ジャケットには、当店にとってはビックリ・サプライズがありました。
(見てのお楽しみ!)

ブライアン・ウィルソン・バンドに復帰したジェフリー。
また来日して元気な声を聴かせてほしいなーと思います。森 勉


2019年10月3日(木) Mooney 「Polk Salad Annie」

2019年で69歳を迎えた横浜ジャグ・バンド界のレジェンド、Mooney(ムーニー)さんの新作が出ました。

Mooney『Greatful Begins』
(国内CD AP-1083 2,500円+税)

アメリカン・ルーツの魅力を凝縮した選曲。(「Small Town Talk」、「Georgia On My Mind」他全13曲)
Mooneyさんの渋~い歌とギターが堪能出来る1枚。

今日のこの1曲は、2018年10月逝去したスワンプ帝王、トニー・ジョー・ホワイトの名曲カヴァーを。

イントロ&曲間に入るMooneyさんの日本語が絶妙なイイ味出してます。森 陽馬



2019年10月2日(水) 細野晴臣 「黙って聴け」

今週末10月4日から<細野晴臣デビュー50周年記念展 細野観光1969-2019>が行われます。

場所は六本木ヒルズ展望台52階にある東京シティービュー。
細野さんが世界中で集めてきた民族楽器や大切な想い出が詰まったギター20本も展示されるそうです。
11月4日まで1か月間開催。時間ある時に六本木へ立ち寄って観に行きたいですね。

さて、星野源選曲盤(8月31日今日のこの1曲で紹介)に続き、小山田圭吾選曲による細野晴臣編集盤が発売。

細野晴臣『HOSONO HARUOMI compiled by OYAMADA KEIGO』
(国内2CD 小山田圭吾インタビュー&歌詞付 VICL-65246 4,400円+税)

ブックレット記載のインタビューによると、小山田圭吾は星野源選曲のリストを見てからセレクトしたとのこと。
生楽器中心のディスク1、エレクトロニカ/アンビエントなディスク2、と彼らしい選曲で楽しめます。

中でも珍しいのがディスク1の5曲目「黙って聴け」。
1996年12月15日NHK-BS2で放映された番組『黙って座ってじっと聴け~ネイティブ・アメリカン 音の旅』で使われた細野晴臣楽曲で、今までは当時の番組内でしか聴くことができなかった音源です。

マスターがなく、砂原良徳氏が所持していたMP3音源から収録。
曲名も元々なかったものを「黙って聴け」と小山田圭吾が新たに名付けてこの度お披露目されました。
細野晴臣という大海の広さ・奥深さを感じますね。森 陽馬


2019年10月1日(火) ザ・なつやすみバンド 「自転車」

東京では蒸し暑い日がまだ続いていますが、秋の訪れを少しずつ感じられるようになりました。
夏好きな僕は寂しいですね。

そんな夏の終わりの儚さ・切なさを体現した4人組バンド、ザ・なつやすみバンド。
2012年発表名作1stアルバム『TNB!』が初アナログ化! 本日入荷しました。

ザ・なつやすみバンド『TNB!』
(国内LP TNBVN-0001 2,700円+税)

当店スタッフが選ぶ2012年ベストに選出したほど気に入っていた1枚。

特にA面4曲目「自転車」は名曲ですよね。
センチメンタルなメロディーとMC.sirafuが奏でるスティールパンの音色が晩夏の心に響きます。森 陽馬


2019年9月30日(月) ビートルズ 「サンキング~ミーン・ミスター・マスタード」

ビートルズ『アビイ・ロード』50周年記念盤の話題が続きます。

先日ご紹介した<スーパー・デラックス・エディション>は、前回書き漏らしましたが『アビイ・ロード』収録曲以外にも、ポールがメリー・ホプキンへ提供した「グッドバイ」、バッドフィンガーへ提供した「カム&ゲット・イット」のポール自身による歌のデモ、「ジョンとヨーコのバラード」、「オールド・ブラウン・シュー」初期テイク等も収録されていて、それも注目どころとなっています。

さて、今日は2枚組CD<2CDデラックス・エディション>を取り上げてみたいと思います。
ビートルズ『アビイ・ロード』(2CDデラックス・エディション)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-79051 3,600円+税)

この2CDの良さは、ディスク2で曲順通りに並んだ別テイクが聴けることでしょう。
一応全曲<スーパー・デラックス・エディション>で聴くことが出来る音源なのですが、「セッションズ」23曲中17曲が聴けてしまうわけですから、3,600円+税はお買い得と言えるかもしれません。20ページのCDサイズブックレットも付いていますし。

その中から、「サンキング」~「ミーン・ミスター・マスタード」を。

今日は「サンキング」のギターに注目してみましょう。
この曲で最初に弾き始めるのはトレモロを効かせたジョージのギター。その後に出てくるのがレスリー・スピーカーを通したジョンのギターとのことです。
このギターの雰囲気はジョン、ジョージ共に、1968年12月発表され5カ月間もチャートを賑わせ全英No.1も獲得したフリートウッド・マックのギターインスト曲「アルバトロス」を意識していたとのことです。

そう言われれば納得のギター・フレーズです。
このセッションは1969年7月24日でした。森 勉


2019年9月29日(日) Liam Gallagher 「Glimmer」

9月21日に47歳の誕生日を迎えたリアム・ギャラガー。
2020年には自身のドキュメンタリー映画公開も控えており、オアシス周辺のニュースが賑やかになりそうですね。

約2年ぶり、ソロとしては2枚目となる新作『ホワイ・ミー?ホワイ・ノット』が先日リリースされました。

リアム・ギャラガー『ホワイ・ミー?ホワイ・ノット』
(国内CD 歌詞・解説・対訳付 WPCR-18253 2,300円+税)

アルバムのタイトルは、リアム所有のジョン・レノンのドローイング作品に描かれた言葉から取られたのだそう。

グレッグ・カースティン(ザ・バード&ザ・ビー)、アンドリュー・ワイアット、サイモン・アルドレッド(チェリー・ゴースト)、マイケル・タイら前作にも参加したプロデューサー/ソングライター陣が再集結。
共作も増え、耳に残るメロディアスな良曲も色々収められ、前作よりもリピートする回数が多くなりそうです。

ボーナス・トラックの曲になりますが、特に一番最後の「Glimmer」は軽快なメロディと、リアムの瑞々しいヴォーカルが素晴らしい、ひときわポップな1曲♪

この曲は80年代Cherry Redからデビューした兄弟デュオ、ファンタスティック・サムシング「The Thousand Guitars Of St.Dominiques」(ギターが爽やかなインスト)をベースに、リアム/アンドリュー/マイケルが共作。
個人的にはこの路線の心躍るようなポップ・ソングをもっと彼の声で聴いてみたいなと思いました。東尾沙紀


2019年9月28日(土) Chrissie Hynde 「Caroline, No」

明日は秋競馬で最初のGⅠ、スプリンターズ・ステークス。
タワーオブロンドン、ダノンスマッシュが人気ですが、混戦模様ですね。

さて、プリテンダーズの女性シンガー、ロック界の姉御クリッシー・ハインドがソロ作を発売しました。

Chrissie Hynde『Valve Bone Woe』
(輸入CD BMG 538504482)

ロックンロールな作品?と思いきや、意外にもジャジーなカヴァーアルバム。
映画『ラ・ラ・ランド』の音楽などを手掛けたMarius de Vries & Eldad Guettaがプロデュースを担当。
約45名のValve Bone Woe Orchestraをバックに、上品な弦楽器が入ったアレンジでムーディーに聴かせます。

ホーギー・カーマイケル作やフランク・シナトラが歌っていたジャズ・ナンバーも魅力ですが、ビーチ・ボーイズ「Caroline, No」(ブライアン・ウィルソン作 『PET SOUNDS』収録曲)カヴァーを今日のこの1曲に。

ちなみにスプリンターズS。現役スプリンター界の姉御馬、7歳牝馬レッツゴードンキを応援しようかな。森 陽馬


2019年9月27日(金) ビートルズ 「ザ・ロング・ワン」

ビートルズとしてのラスト・レコーディング・アルバムとなった『アビイ・ロード』発売50周年記念盤出ました。

2019年9月27日世界同時発売!
1969年当時は、イギリス9月26日、アメリカ10月1日、日本10月21日発売だったそうです。

さて、今回の『アビイ・ロード』、CDは3種発売されています。
安い順に紹介していきます。

①『2019ステレオ・ミックス』 1CDエディション 2,600円+税
ジャイルズ・マーティン&サム・オケルによってリミックスされた新たなミックスが聴き所。
ヴォーカル及び楽器の定位を変えることによって、より鮮明な音像が実現。わかりやすい一例をあげると、「ジ・エンド」後半でのギター・ソロ回しの所。以前は全部中央から聴こえてきましたが、今回はポール(左)→ジョージ(右)→ジョン(中央)に割り振ってあるので、ギターの音色の違いなど含めより感動の度合いが高まりました。

②2CDエディション 3,600円+税
上記①と、曲順通りに別テイク・別ミックスを集めた『セッションズ』含む2CD。
完成品になる前の試行錯誤さえ愛おしくなってしまう貴重なセッションが『アビイ・ロード』曲順通りに聴けます。

③3CD+1ブルーレイ・オーディオ&100ページブックレット付スーパー・デラックス・エディション 12,800円+税
①と録音順に『アビイ・ロード』レコーディングを辿れる『セッションズ』を2枚のCDに収録。(1969年2~8月録音)
それにプラスしてサラウンド、ハイレゾ音源が楽しめるブルーレイ・オーディオ(抜群の映像で楽しめる「サムシング」プロモ・ビデオがオマケで見れます)。更に、貴重な写真や資料が満載の100ページブックレット付。

今日は③スーパー・デラックス・エディションでしか聴けない音源を。
(国内盤 英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付 3CD+BD UICY-79050 12,800円+税)

ディスク3に入っている「ザ・ロング・ワン」はいわゆるB面メドレーの試作エディット&ミックス。
「ハー・マジェスティ」が当初の位置に収まっているヴァージョンです。森 勉


2019年9月26日(木) Tahiti 80 「DOWN TOWN」(シュガー・ベイブカヴァー)

フランスのポップ・バンド、タヒチ80が名作1st『パズル』を発表してから約20年。
代表曲のひとつ「Heartbeat」他、これまで発表した楽曲をアコースティック・アレンジで新録したアニバーサリー・アルバムがリリースされました。

タヒチ80『フィア・オブ・アン・アコースティック・プラネット』
(国内CD 日本先行発売 歌詞・対訳・グザヴィエ・ボワイエ(vo)による曲解説付 VICP-65547 2,500円)

各曲とてもシンプルなアレンジになり、よりメロディの良さや親しみやすさ、バンドの魅力が伝わってきます。
タヒチ80を聴いた事が無いという方にも是非オススメしたい1枚ですね。

そしてボーナス・トラックとして、シュガー・ベイブ「DOWN TOWN」日本語カヴァーが収録されています。

ライナーノーツによると、以前来日した際訪れた渋谷道玄坂のロックバーでこの曲を聴き虜になったのだとか。
演奏はオリジナルに忠実に、グザヴィエの滑らかな日本語も見事♪
彼のスウィートな歌声&ハーモニーにキュンとする素敵なカヴァー、聴きものです。

11月3日レコードの日には、今作収録「Heartbeat (Acoustic ver.)」と、「DOWN TOWN」カヴァーの2曲をカップリングした7インチ・レコード『Fear Of An Acoustic Planet EP』が発売!ご予約受付中です。東尾沙紀


2019年9月25日(水) HARASHIN.CHINO&FRIENDS 「Feel Hot」

グッド・ヴァイヴを感じる日本産ブルース・ロック&ソウル♪

HARASHIN.CHINO&FRIENDS(ハラシン、チノ&フレンズ)『Two Pieces Of Soul』
(国内CD HCREC-0001 2,000円+税)

石川二三夫氏に師事しその後シカゴへ渡って技を磨いた男性ブルース・ハープ奏者HARASHIN。
彼のバンドに女性シンガーCHINOが加入し、東京・千葉を中心に活動しているバンドの1stフルアルバム。

古き良きロック&ソウルのルーツを引き継いだ日本語詞オリジナル楽曲による全13曲。
HARASHINのハープ&歌声とファンキーかつグルーヴィーな演奏から熱い音楽愛が伝わってきます。

今日のこの1曲は②「Feel Hot」を。
JBファンク的カッティング・ギターのイントロから、ブルース・ハープ&CHINOの歌声がかっこいい!森 陽馬


2019年9月24日(火) 細野晴臣 「Image & Collage」(『万引き家族』サントラLP盤より)

最近リリースされたアナログ盤で注目のアイテムがこれっ!

『万引き家族オリジナル・サウンドトラック』 音楽:細野晴臣
(国内LP 細野晴臣本人による楽曲解説付 VIJL-60210 4,000円+税)

2018年カンヌ国際映画祭にて最高賞パルムドール受賞した是枝裕和監督映画のサントラ盤。
細野晴臣氏が音楽を担当していますが、今まで配信のみでCDやLPは出ていませんでした。

今回のLP化に際し、本編音楽に加えアウトテイクや別ミックスを追加し全18トラック収録。
細野晴臣氏自身による楽曲解説も記載されているのがうれしいですね。

今日のこの1曲は、ボーナス・トラックとして収録されている「Image & Collage」を。

細野さんはエンドクレジット用に制作したそうですが、本編では結局使用されなかったとのこと。
しかしながら、カンヌのレッドカーペットで監督&出演者が登場する際この曲が使われたそうです。森 陽馬


2019年9月23日(月) Heather Maloney 「We Were Together」

最近、1日に1回は聴きたくなるお気に入り曲!
Heather Maloney「We Were Together」

ヘザー・マローニーは1985年生まれニュージャージー育ち、マサチューセッツ拠点に活動中の女性シンガー。
2019年発表5枚目となるフル・アルバム『Soil In The Sky』の6曲目に収録されています。

ヘザー・マローニー『Soil In The Sky』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6173 2,400円+税)

「We Were Together」で彼女とデュエットしている男性シンガーはDawes(ドーズ)のTaylor Goldsmith。
曲調もDawesっぽい雰囲気。二人の歌が重なる部分で毎度キュンしてしまいますね。

なお、CDジャケットに記載されている曲目と実際の曲目が多少ズレています。ご注意を。森 陽馬


2019年9月22日(日) スーザン・モーン 「メイク・ヒム・マイン」

ACEレーベルが編集したガール・ポップ・コンピCD、新しい盤が発売されました。

『LIVE IT UP! Bayswater Beat Girls 1964-1967』
(輸入CD ACE CDTOP-1550 28ページ写真満載の英文解説ブックレット付)

フィリップス、フォンタナ、マーキュリー・レーベルから出たイギリス女性シンガーの有名無名あわせ全25曲収録。
いかにもミドル60'sらしいビートとスウィートでポップな楽曲が目白押しです。
選曲者ミック・パトリックの知識と感性が伝わってくる好編集CDと言っていいと思います。

有名どころではシャロン・タンディ、キキ・ディ、マデリーン・ベル、カラヴェルズ、ミリー(スモール)、そしてジャケットにも登場しているダスティ・スプリングフィールド等の曲が収録されていますが、あまり知られていないけれどイイ曲が選曲されています。

アンジェリーナ、フライデー・ブラウン、マリリン・パウエル、キャロル・キーズ等、ほとんど耳にしなかったシンガーの曲にも注目です。

今日の1曲は9曲目に入っている1964年発表スーザン・モーン「メイク・ヒム・マイン」を選びました。

1964年制作され日本では1965年に公開された音楽映画『ポップ・ギア』の紅二点(女性シンガーは彼女とビリー・デイヴィスのみであとは、ビートルズ、アニマルズ、ハーマンズ・ハーミッツ、フォーペニーズ、ピーター&ゴードン、ロッキンベリーズ、ハニーカムズ等ブリティッシュ・ビート・グループ多数出演)として、とても印象に残っている美人シンガーの知る人ぞ知る曲なのです。

この時期のイギリスならではのビートの効いたサウンド、そして、ちょっとスペクター・チックなアレンジもいいですね。森 勉


2019年9月21日(土) ロビー・ロバートソン 「Remembrance」

アメリカン・ルーツ・ロックの雄、ザ・バンド。
メンバーだったリック・ダンコ、リチャード・マニュエル、リヴォン・ヘルムは逝去。
ロビー・ロバートソンとガース・ハドソンは各々ソロ活動を続けています。

そのロビー・ロバートソンが2011年発表『How To Become Clairvoyant』以来8年ぶり新作を発表しました。

ロビー・ロバートソン『Sinematic』
(国内CD 天辰保文氏による解説・歌詞・対訳付 UICY-15839 2,500円+税)

『ラスト・ワルツ』から交流あるマーティン・スコセッシ監督映画『The Irishman』(2019年11月Netflix公開)と、ロビーの自伝本に基づくドキュメンタリー映画『Once Were Brothers: Robbie Robertson And The Band』。
2本の映画にインスパイアされ制作したという今作は、まさにシネマティックな雰囲気の1枚。

ブックレットには各曲毎にテーマを設けロビー本人が手掛けた絵や写真が配置。
ダークな世界観ながら彼の美意識をより深化させたアート的志向を感じさせる作品に仕上がっています。

「以前は兄弟だったがもう兄弟でない。復活&アンコールもない。カーテンが降りたら、過去を手放そう。」
と歌われ、ザ・バンドへの想いを綴った②「Once Were Brothers」や、ヴァン・モリソンがヴォーカル参加した①「I Hear You Paint Houses」が印象的ですが、今日のこの1曲はマイクロソフト社Paul Allen(2018年10月逝去)へ捧げられたインスト曲⑬「Remembrance」を。

デレク・トラックス、ドイル・ブラムホールⅡが参加。重厚感ある深い祈りのようなナンバーです。森 陽馬


2019年9月20日(金) Bruce Cockburn 「Blind Willie」

ブルース・コバーンによるギターの爪弾き。心惹かれるのは何故?

彼の故郷カナダの広々とした大地や空気がそのギターの音色から不思議と伝わってくるからでしょうか。

カナダの名シンガー・ソングライター、ブルース・コバーン2019年最新作はインスト・アルバム。
ブルース・コバーン『Crowing Ignites』
(国内仕様CD 解説付 BSMF-8034 2,400円+税)

2005年発表インスト作『Speechless』(
2009年7月3日今日のこの1曲で紹介)は、様々な年代&場所で録音された楽曲が収録されていましたが、今回はColin Lindenをプロデューサーに迎え全曲書き下ろし。

ロック、フォーク、ジャズ、ブルース等、楽曲スタイルは多様ながらギターの求心力は一貫。
歌はなくとも心に響くものを感じる1枚。

今日のこの1曲は、ブラインド・ウィリー・ジョンソンを意識して書かれたという「Blind Willie」を。
Colin Lindenが弾くドブロとのアンサンブルは音の隙間の奥深さを教えてくれます。森 陽馬


2019年9月19日(木) ジェリー・ベックリー 「Life Lessons」

「あれ?この曲聴いたことある!」
アメリカのジェリー・ベックリー、2019年発表最新アルバムが入荷し店内でかけた瞬間そう思いました。

ジェリー・ベックリー『Five Mile Road』
(国内CD 金澤寿和氏による解説・歌詞付 VSCD-3985 2,315円+税)

解説文を読んだら、今作はジェフ・ラーソン2009年発表作『Heart Of The Valley』が基になっているとのこと。
1曲目「Life Lessons」は、その『Heart Of The Valley』収録曲「Minus Marci」の歌詞違い楽曲でした。

ジェフ・ラーソン『Heart Of The Valley』は
2009年ベストにも選出したくらい大好きだった1枚。
ジェリー・ベックリーが全面プロデュースしており、その内6曲をジェリー本人が今回歌っています。
(「Five Mile Road」、「Heart Of The Valley」、「Calling」、「Sudden Soldier」、「two People At One」)

どうりで聴き覚えがあるはずですね。
バック・トラックもほぼ同じですが、2019年9月で67歳ながら甘く瑞々しいジェリーの歌声で楽しみましょう。

なお、新緑曲「So Long Marni」にはファウンテインズ・オブ・ウェインのブライアン・ヤング(ds)が参加。
元シカゴのジェイソン・シェフが参加した新緑曲「Home Again」もジェリーらしいイイ曲です。森 陽馬


2019年9月18日(水) Belle And Sebastian 「This Letter」

前作から約1年半、ベル・アンド・セバスチャンの最新作が先日リリースされました。

ベル・アンド・セバスチャン『デイズ・オブ・ザ・バグノルド・サマー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 OLE1455CDJP 2,200円+税)

最新作は彼らが音楽を手掛けた2020年公開予定の映画『Days Of The Bagnold Summer』サウンドトラック。
ニック・ケイヴの息子アール演じるへヴィメタ好き思春期の少年と、関係がうまくいっていない母親とのひと夏を描く物語。

サウンドトラックの楽曲は、リードトラック「Sister Buddha」のようなキャッチーな曲もありながら、主人公達の複雑な心模様に寄り添うような、淡く繊細なメロディが印象的です。
ハーモニカ(?)の音色が耳に残るインスト「Jill Pole」、ギター弾き語りに近い「This Letter」などを聴くと、夏が終わっていくさびしさと相まって、よりセンチメンタルな気分になってしまいました...。

インストを含む全14曲の中には、「I Know Where The Summer Goes」、「Get Me Away From Here Dying」、90年代の楽曲のセルフ・カヴァーも収録されています。

日本公開は現状未定との事ですが、2020年の今頃にでも上映してもらえたら嬉しいなと思います。東尾沙紀


2019年9月17日(火) The New Mastersounds 「Live Life Free」

The New Mastersoundsの1stアルバム『Keb Darge Presents』(2001)は衝撃でしたね。
熱いファンク魂宿ったヴィンテージ感あるサウンドがとにかく最高!
アメリカ発3人組ジャズバンドSouliveが放った名盤『Doin' Something』と共に本当によく聴いたものです。

そのThe New Mastersoundsも2019年で結成20周年。
ギタリストEddie Robertsを中心に活動を続けてきた彼らの新作オリジナル・アルバムが発売されました。

The New Mastersounds『Shake It』
(国内CD 日本語解説付 PCD-24869 2,400円+税)

洗練されたUK発ジャズ・ファンク・サウンドに、今作はLamar Williams Jrの男性ヴォーカルをfeat。
これが絶妙なブレンドで、持ち味であるグルーヴィーな曲&演奏にソウルフルな味わいが加味。
近作の中では最も聴き応えがあって、ヘヴィーローテーションとなりそうな1枚です。

今日のこの1曲は、1st収録曲「Bondo Sama」を彷彿とさせるイントロから70'sファンキーソウル的展開がかっこいい⑦「Live Life Free」を。森 陽馬


2019年9月16日(月) George Winston 「Autumn Wind (Pixie #11)」

秋のピアノ名作、といえば、ジョージ・ウィンストン『Autumn』(1980年発表作)。
「Longing/Love」(あこがれ/愛)をTV番組のBGMで聴き、ご存知の方も多いかもしれませんね。

そのジョージ・ウィンストンが2019年発表新作アルバムを発表しました。

ジョージ・ウィンストン『Restless Wind』
(国内CD 日本語解説付 SICP-6099 2,400円+税)

<ピアノで綴るアメリカ史>と日本盤帯記載通り、オリジナルに加えアメリカ産楽曲をカヴァーした全11曲。
サム・クック「Change Is Gonna Come」、ドアーズ「The Unknown Soldier」、バッファロー・スプリングフィールド「For What It's Worth」、ガーシュウィン作「Summertime」等、独創的なソロ・ピアノ・アレンジで聴かせます。

今日のこの1曲は、オリジナル作の1曲目「Autumn Wind」(Pixie #11)を。

彼はニューオリンズの名ピアニスト、ジェイムス・ブッカーに大きな影響を受けているとのこと。
この楽曲もジェイムス・ブッカー1976年作『Junco Partner』収録曲「Pixie」にインスパイアされたナンバー。
快活に転がるピアノの奏は、秋風にざわめく心の内を表現しているように響いてきます。森 陽馬


2019年9月15日(日) triosence 「the stars, the sun & the moon」

秋~冬にかけてじっくり聴き込みたいジャズ新譜オススメ盤。

トリオセンス『Scorpio Rising』
(国内CD 日本語解説付 RPOZ-10049 2,400円+税)

トリオセンスは1979年生まれのドイツ人ピアニスト、ベルンハルト・シューラーを中心としたジャズ・ピアノ・トリオ。
『Scorpio Rising』は2019年で結成20周年を迎える彼らの通算8作目となるオリジナル・アルバム。

秋風が爽快に吹くようなピアノ・トリオの魅力が詰まったインスト全11曲。
その中から叙情感溢れるバラード⑤「the stars, the sun & the moon」を今日のこの1曲に。

名月を眺めながらゆったり聴きたい、ピアノの旋律が美しいナンバーです。森 陽馬



2019年9月14日(土) Goo Goo Dolls 「Indestructible」

音楽が聴きたくなるのは、楽しい時? 悲しい時? 想い出に浸りたい時?
それとも、音楽に元気づけてもらいたい時?

その時の境遇や気持ちで聴きたい音楽は変化するでしょうが、前向きになりたい時はこの1曲を。
Goo Goo Dolls「Indestructible」
(アルバム『Miracle Pill』に収録 輸入CD Warner 0093624899683)

グー・グー・ドールズはJohn RzeznikとRobby Takacを中心にニューヨーク州で1986年結成。
デビュー30周年を越えた今も精力的に活動しているアメリカン・ロック・バンド。

通算12作目となる今作『Miracle Pill』は、彼ららしいグッド・メロディーと力強いメッセージが詰まった1枚。
特に1曲目「Indestructible」の希望に満ちたポップなサウンドは、前へ一歩踏み出す力を与えてくれます。

なお、アルバム中6曲はDerek Fuhrmannがプロデュースしていますが、「Indestructible」とタイトル曲「Miracle Pill」はSam Hollander&Grant Michaelsによるプロデュース。
Sam Hollanderはキャロル・キング後期名曲「Love Makes The World」も手掛けています。森 陽馬


2019年9月13日(金) Allman Betts Band 「Autumn Breeze」

サザン・ロック/オールマン・ブラザーズ・バンドファン必聴!

・Devon Allman(グレッグ・オールマンの息子)
・Duane Betts(ディッキー・ベッツの息子)
・Berry Oakley Jr(オールマン・ブラザーズ・バンドのベーシストだったベリー・オークリーの息子)

真にオールマンのDNAを継ぐ3人を中心としたバンド、その名もオールマン・ベッツ・バンド。
初のオリジナル・アルバムは、サザン魂宿る素晴らしい1枚!

The Allman Betts Band『Down To The River』
(輸入CD BMG 538504962)

オールマンのサウンド&ルーツを込めたオリジナル&トム・ペティ「Southern Accents」カヴァー含む全9曲。
Chuck Leavell(元オールマン、R・ストーンズ)、Peter Levin(グレッグ・オールマン・バンド在籍)も参加。
単なるコピーや真似事にならず、新時代のサザン・ロックを感じさせてくれる傑作です。

今日のこの1曲は「エリザベス・リードの追憶」を彷彿させる長尺ギターソロが印象的な⑤「Autumn Breeze」。
広大なアメリカの大地が目に浮かんできます。森 陽馬


2019年9月12日(木) フランキー・ヴァリ 「ウィズ・ユー」

フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ ジャパン・ツアー2019。
9月10日と11日昭和女子大学人見記念講堂でのコンサート、終了いたしました。
(9月13日大阪フェスティヴァル・ホールがツアー最終公演)

待ち遠しいものが終わってしまうとなんとも寂しい空虚感が残ってしまいますが、それよりも本当にいいライヴが観れたという幸福感が勝っている、という感じの心境です。

ここ数日、ご来店いただいたお客様の中にもライヴをご覧になった方が多く、ペット・サウンズ・レコード店頭ではフランキー・ヴァリの来日コンサートの話で花が咲きっぱなし状態です。

・1曲目は2014年の来日と違う曲だったけれど良かった
・衣装替えはロング・ヴァージョンのあの曲
・若いバック・コーラス隊=今のフォー・シーズンズと並んで軽快な85歳のステップ
・超有名なあの曲のサビは観客に歌わせていたけれど、フランキー・ヴァリの歌でも聴きたかった、等々。

今日のこの1曲はライヴとは関係ない曲ですが、1977年に出たソロ・アルバムからの1曲。
モーメンツのスウィートなバラードをカヴァーした「ウィズ・ユー」を。

フランキー・ヴァリの独特の声に、チャーリー・カレロのアレンジが絶妙なマッチング。
バックにはおそらく、リチャード・ティ(ピアノ)、スティーヴ・ガッド(ドラムス)、ゴードン・エドワーズ(ベース)が参加していると思われます。(1曲毎のミュージシャン・クレジットがないので不確かですが、ピアノはリチャード・ティの手癖が出ている感じです。) 森 勉

★掲載ジャケットは、フランキー・ヴァリ『恋人たちの調べ』(Lady Put The Light Out)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-15060 1,143円+税)


2019年9月11日(水) ポール・リヴィア&ザ・レイダース 「グッド・シング」

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を鑑賞してきました。

レオナルド・ディカプリオ×ブラッド・ピット初共演作としても話題、クエンティン・タランティーノ監督4年ぶり新作。

1969年8月ハリウッドで実際に起こったチャールズ・マンソン信者による女優シャロン・テート殺害事件を基に、ディカプリオやブラピ演じる架空の人物らフィクションの世界が絶妙に交錯するエンターテインメント作品です。

実際の事件が悲惨なだけに重いラストを想像していたのですが、意外にも?!思わず吹き出しちゃう&爽快な展開(曲の使い方も最高!)が待っていて、映画としてとても面白かったです。

今作にも監督自らが選曲した様々な楽曲がシーンを彩ります。
ジョー・コッカー、ディープ・パープル、ビリー・スチュワート、ホセ・フェリシアーノ、ヴァニラ・ファッジ...

シャロン・テートのお気に入りとしてレコードも登場するポール・リヴィア&ザ・レイダースが印象的でした。
今作で楽曲が使われた事もあってか、10月23日には2枚組ベスト『エッセンシャル・ポール・リヴィア&ザ・レイダース』も発売される予定です。東尾沙紀

掲載ジャケットは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』オリジナル・サウンドトラック
(国内CD 解説・歌詞付 2,400円+税)


2019年9月10日(火) フランキー・ヴァリ 「Native New Yorker」

閉店22時前、フランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズンズコンサート帰りの方が立ち寄ってくれました。

想像以上に素晴らしいコンサートだった!とのこと。
9月11日(水)東京、13日(金)大阪公演、当日券もまだあると思います。
80歳を越えなお現役で光り続ける彼の雄姿、お時間ある方は是非!

ということで、フランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズンズ来日記念で発売されたベストCDからこの1曲。

フランキー・ヴァリ&ザ・フォーシーズンズ『Working My Way Back To You ~ニューベスト』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18256 2,315円+税)

フォーシーズンズのヒット曲「シェリー」からソロ名曲「瞳の面影」、「神に誓って」、「グリース」含め全42曲。
今回の来日に合わせ日本で編集された2CDベスト決定盤です。

ラストには、隠れた名曲「ネイティヴ・ニューヨーカー」も収録
2018年4月4日今日のこの1曲で紹介したオデッセイと同じく、チャーリー・カレロプロデュースによる1977年作。
(チェーリー・カレロは山下達郎『サーカス・タウン』(1976)をプロデュースしたことでも知られています。)
聴き比べてみましたがどちらも良いですね。森 陽馬


2019年9月9日(月) CHIYORI WITH LOSTRAINS 「Floor」

昨夜遅くから明け方にかけての関東直撃台風、窓が割れるかもと思えるほどの強風凄かったですね。
うってかわって今日はまさに台風一過。朝から青空が広がり、35℃を越え真夏の陽気でした。

そんな青く広い空の下で、日々の喧騒から逃れて聴きたい邦楽新譜オススメ盤。

CHIYORI WITH LOSTRAINS 『FIVE WAVES』
(国内CD VBCD-0104 2,000円+税)

CHIYORI(Vo)、ラブアンリミテッドしまだん(G)、西岡直樹(B)、高橋アフィ(Dr)、金子アユミ(key)による5人組。
結成して8年、自主制作盤を何枚か挟み1stオリジナル・フルアルバムをこの度リリース。

オーガニックかつハイブリッドな演奏と、CHIYORIさんの伸びある女性ヴォーカルがとっても良いですね。
グルーヴ感があって、ルーツ・サウンドに80~90年代&現代のエッセンスが加味された全10曲。

その中から、スペイシーかつマジカルな魅力に溢れた⑦「Floor」を今日のこの1曲に。森 陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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