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 今日のこの1曲コーナー

ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2026年3月22日(日) Sam Greenfield 「CASIONAKA」

渋谷、新宿のレコード店へ立ち寄ると、外国人観光客がたくさん購入しているのを近年よく見かけます。
(某レコード店は、1日の売り上げの半分以上が外国人観光客によるものだとか...)
武蔵小山にあり、新品商品のみの当店には、外国人観光客がほとんどいらっしゃらないですね。
ただ、ごくまれに、何かの都合で武蔵小山へ来た方が寄ってくれることがあります。

その外国人観光客からの問い合わせで一番多いのが、高中正義、CASIOPEA。
CITY POPと同じかそれ以上に、日本JAZZ/フュージョンの再評価・人気高騰を実感しますね。

今日紹介する1曲「CASIONAKA」は、まさに日本のフュージョン人気を象徴するナンバー!

サム・グリーンフィールド『Worst Of Sam Greenfield』
(国内CD 日本語解説付 PCD-25522 2,750円)

サム・グリーンフィールドは、アメリカ/フィラデルフィア出身1992年生まれのサックス奏者。
コリー・ウォンのバンドや多くのセッションに参加している彼の最新作が日本限定でCD化されました。

その5曲目に収録されているのが、「CASIONAKA」!
CASIOPEAと高中正義を組み合わせた造語で、楽曲自体もオマージュ的な爽快フュージョン♪
高中サウンドお好きな方も是非チェックしてみてください。森陽馬

★2026年は当店の45周年イヤー!
駅前再開発で2007年3月15日に現在の場所へ移り、今年2026年で早くも19年目となりました。
それを記念して、
2,000円以上お買い上げの方へ当店ロゴ入りオリジナル・ハンカチをプレゼント中♪


コラム・コーナーPET SOUNDS RECORDが選ぶ2025年ベスト・アルバムを更新しました。


2026年3月21日(土) Mod Lang 「TV Star」

当店でも大推薦♪USロングアイランド出身の兄弟ユニット、レモン・ツイッグスの2年ぶり6枚目となる新作『ルック・フォー・ユア・マインド!!』が2026年5月8日(金)発売になります。
先行トラック「I Just Can't Get Over Losing You」も彼等らしいレトロな質感のポップ・ソング♪アルバムの発売が楽しみです。

本日は、レモン・ツイッグスお好きな方も要チェックの新人バンド、Mod Langを取り上げたいと思います。

Mod Langは、2024年に結成されたデトロイト出身の男女4人組ロック・バンド。
バンド名は、アレックス・チルトンらが在籍したビッグ・スターの曲名(『Radio City』収録曲)が由来とのこと。
メンバーは見た感じ10代後半から20代前半とまだまだ若そうですが、60~70年代ロック/ポップスのエッセンスを感じさせるサウンドと、ライヴ・パフォーマンスが評判となっているようです。(ライヴではキンクスのカヴァーもレパートリー)

結成以降リリースが無かった彼等が、2026年満を持して1stアルバム『Borrowed Time』を発表。
アルバムに先駆け、7インチ・シングルで発売された「TV STAR」は、パワー・ポップ・ファンも思わず反応してしまうキャッチーなロックンロール・ナンバー♪
これからの活躍が楽しみなバンドです。東尾沙紀

Mod Lang「TV STAR / 3+1」
(輸入7インチ・アナログ・シングル JUST ADD WATER JAW075)



2026年3月20日(金) Tedeschi Trucks Band 「Who Am I」

2026年のアメリカン・ロックを代表する1枚!
となるであろう、テデスキ・トラックス・バンド待望の新作オリジナル・アルバムが本日入荷しました。

テデスキ・トラックス・バンド『Future Soul』
(国内CD ボーナス・トラック2曲追加 解説・歌詞・対訳付 UCCO-1248 3,300円税込)

女性シンガー/ギタリストのスーザン・テデスキと、名ギタリストの夫デレク・トラックスを中心としたバンド、テデスキ・トラックス・バンド。2011年発表1st『レヴェレイター』から作品を重ね、前作のライヴ盤『マッド・ドッグス&イングリッシュメン・リヴィジテッド』(
2025年9月12日今日のこの1曲で紹介)も好評でしたが、本作が最高傑作でしょう!

ジャケットを最初見た時は、あれっ!?と思いましたが、内容は本当に素晴らしい!
サザン・ロック、カントリー、ブルース、etc...アメリカン・ロックの歴史を辿っているように感じさせる1枚です。

プロデュースを担当したのはマイク・エリゾンドという人で、ドクター・ドレー、エミネムや、フィオナ・アップル、P!NK等の作品も手掛けたプロデューサー/ベーシストですが、これが見事にハマりました。
ルーツを深堀し過ぎてマニアックになりがちだったテデスキ・トラックス・バンドの楽曲&アレンジが、とても親しみやすく、なおかつ、ライヴ感を感じる仕上がりになっています。

今日のこの1曲は、3曲目「Who Am I」。
彼らの代表曲「Midnight In Harlem」を彷彿とさせるような、じわじわと沁みてくる名曲です。
国内盤CDのボーナス・トラックには、「Who Am I」ライヴ・ヴァージョンも追加収録。
生のライヴでも体感したいですね。願・来日! 森陽馬


2026年3月19日(木) 渡辺満里奈 「ダンスが終る前に」(Live Version)

東京の桜の開花が発表された本日、2026年ナイアガラ関連アイテムが入荷しました。

2026年のリリースは『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』50周年盤。
そして、大瀧詠一プロデュースによる渡辺満里奈『Ring-a-Bell』の30周年盤も要注目の内容です。

渡辺満里奈『Ring-a-Bell』(30th Anniversary Deluxe Edition)
(国内2枚組CD 能地祐子さんによる詳細な解説付 SRCL-13588 3,960円税込)

まず第一に、満里奈さんの歌がとってもイイですよね。
聴いていると、ピュアでドリーミーな気持ちになれるのです。

さて、30周年盤の本編ディスク1は、元々の6曲に未発表だった2曲を追加し全8曲入。
その2曲は、大滝詠一とのデュエットで聴かせる「冬の星座」と、大貫妙子書き下ろしの完全未発表曲「高い空遠い街」! 「うれしい予感」(アルバム・バージョン)が1曲目になり、曲順も大幅に変更されました。

そして、ディスク2には、貴重音源が全17トラックも収録。
「うれしい予感」(Niagara Triangle 1996 Mix)や、「ダンスが終る前に」 feat.大滝詠一(佐野元春作。2020年作『Happy Ending』とは違ったバック・トラック!)で、大滝さんの歌声をたくさん聴くことができて、まさにうれしい予感ですね。
ブックレットやインレイ(CDトレイの内側)に、満里奈さん&大滝さんの写真もたくさん掲載されています。

今日のこの1曲は、ディスク2のラスト17曲目「ダンスが終る前に」の2025年ライヴ・ヴァージョンを。
井上鑑氏のアレンジによって、大滝詠一が発するカウントがイントロに挿入されています。
能地祐子さんがライナーノーツにも書いていますが、<渡辺満里奈、井上鑑、大滝詠一によるナイアガラ・トライアングル2025>といっていいかもしれませんね。森陽馬


2026年3月18日(水) 大橋トリオ 「スタンダード」 feat.Hina(スーパー登山部)

東京の桜開花宣言はまだですが、陽当たりのいい場所にある桜は咲いていますね。

かむろ坂上の陽光桜も満開になっている樹が1本ありました。
他の樹も蕾が膨らんできて、今にも咲きそうな雰囲気です。
明日の雨上がりには咲いているかな?

そんな春を感じさせる桜を眺めながら聴くのにピッタリな作品が本日発売されました。

大橋トリオ『A BAND』
(初回限定Blu-ray付 RZCB-87203 6,820円/通常盤 RZCB-87204 3,520円)

大橋トリオの2026年作は、ロックをテーマにしたアルバム、、、
ながら、いつも通りの大橋トリオを感じられる仕上がりの1枚。

やさしくて、温もりを感じられて、でもどこか切なくて。
心を豊かにしてくれる音楽です。

今日のこの1曲は、2曲目「スダンダード」feat Hina(スーパー登山部)。
スーパー登山部(これがバンド名)の女性シンガーHinaの歌声も、大橋トリオのサウンドに合っていますね。

なお、アルバムのラストには、人気曲「HONEY」の2026ヴァージョンも収録されています。森陽馬


2026年3月17日(火) Noah Samuel 「You've Been Good To Me」

当店の入口前には公衆電話ボックスがあります。
一昔前は駅周辺や街中に必ずありましたが、現在は珍しいですよね。

その公衆電話が映っているジャケットが印象的な新譜レコードが発売されました。

Noah Samuel『Too Young To Die』
(輸入LP ARSM-010)

Noah Samuel(ノア・サミュエル)は、日本生まれフランス育ちの日本&フランスのハーフで、近年は下北沢を拠点に活動している男性シンガー・ソングライター。
本作はイギリス/ロンドン滞在中に多重録音し制作された彼の2026年発表2ndアルバムです。

ジャケットのロゴがイーグルス『ホテル・カリフォルニア』を彷彿させるなど懐かしい雰囲気の見た目ですが、楽曲やサウンド、そして彼の歌声も1970~80年代の温もりを感じさせてくれます。

今日のこの1曲は、A面1曲目「You've Been Good To Me」を。
なお、基本的には英語詞ですが、日本語詞にチャレンジした歌(A面3曲目「Yesterday」)もあり。
ネッド・ドヒニー、マーカス・ジョセフなど1970年代後半SSW/AORお好きの方にオススメの1枚です。森陽馬



2026年3月16日(月) ナイアガラ・トライアングル 「幸せにさよなら(山下&大滝ヴォーカル・バージョン)」

『ナイアガラ・トライアングルVol.1』50周年記念のVOXセットの発売が近づいてきました。

発売は3月21日(土)ですが、店には3月19日(木)昼過ぎには入荷する予定です。

VOXセットには、今回初めてお披露目される音源が数多く含まれています。
資料の曲目を見ると早く聴いてみたいと思うものがたくさんありますが、まずはこれでしょうか。

<ディスク3>の8曲目「幸せにさよなら」(山下&大滝ヴォーカル・バージョン)!
3月19日が待ち遠しい。

なお、50周年記念盤を当店でお買い上げの方には、当店のみの特典を用意しています。
50年前このアルバムが出た時に、大滝詠一、伊藤銀次、山下達郎の三人が一堂に会した「ナイアガラ・トライアングル・コンサート」(1976年3月29日開催)を誌上レビューした、ペット・サウンズ・レコード特製リーフレットを作成しました。
さて、どんなコンサートだったのでしょう? こちらのリーフレットもお楽しみに。森勉



2026年3月15日(日) The Beach Boys 「Getcha Back」

本日3月15日はマイク・ラブの誕生日でした。
2026年で85歳♪ おめでとう!マイク♪

マイク・ラブ率いる現行ビーチ・ボーイズのツアー・メンバーから、ブルース・ジョンストンが勇退する、というニュースが先日ありましたが、マイクにはこれからも健康でいて、ビーチ・ボーイズのライヴバンドとしての看板を守り続けてもらいたいですね。

今日のこの1曲は、マイク・ラブとテリー・メルチャーの共作による「Getcha Back」を。
1985年発表アルバム『The Beach Boys』に収録。
発売当時、ビルボード・シングルチャートで最高位26位のヒットを記録しました。
「Hushabye」を元にしたビーチ・ボーイズらしいコーラス・ワークは、何時聴いてもジーンときますね。

ちなみに、
ガチャガチャのカプセルトイで、ビーチ・ボーイズのキーホルダーが出ています。
全10種類の中にこの『The Beach Boys'85』や『Friends』も入っているのがマニア心をくすぐりますね。森陽馬



2026年3月14日(土) エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン 「三月の雨」

映画『エリス&トム』を角川シネマ有楽町で鑑賞しました。

エリス・レジーナとアントニオ・カルロス・ジョビンが1974年2月にアメリカ/L.A.で録音した名盤『エリス&トム』のレコーディング映像を、約半世紀を経て再編集し作品として仕上げた音楽ドキュメンタリー映画です。

エリス・レジーナの作品制作で、アントニオ・カルロス・ジョビンはゲスト扱いだったのに、歌・演奏だけでなく編曲等にも関わってきて、エリスの夫でアレンジャー&ピアニストであったセザル含めたスタッフ皆が困惑しながらもレコーディングしていく現場が描かれています。

映画はスタジオ映像だけでなく、参加していたミュージシャン達による当時を回顧した2018年頃のインタビューや、エリスの1979年ライヴ映像等も織り込まれ、単なる50年前の制作現場を纏めた映像ではなく、エリス&トムの音楽家としての矜持が伝わる内容でした。
そして、1982年に急逝したエリスが<ブラジルを代表する歌姫>と評される所以も再認識できました。

ちなみに、この映画への渡辺貞夫さんのコメント(プログラムや公式サイトに記載)が、素晴らしい言葉でした。
さすが、世界のナベサダさん。実現しなかったエリスとの共演作も聴いてみたかったですね。森陽馬

★掲載ジャケットは、エシル・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン『エリス&トム』。
(国内CD 完全限定盤 解説・歌詞・対訳付 UICY-79574 1,100円税込)


2026年3月13日(金) ジョニ・ミッチェル 「Chelsea Morning」

書籍『幸せな結末 大滝詠一ができるまで』(著者:萩原健太氏)が発売されました。


・書籍『幸せな結末 大滝詠一ができるまで』
(文藝春秋 萩原健太著 288ページ 1,925円税込)

萩原健太氏が1991年8月に大滝詠一のいる福生の仕事場に3日3晩泊まり込みしてインタビューした内容を、約35年を経て吟味し1冊の本に仕上げました。

大滝さんのしゃべり言葉をほぼそのままの形で記載しているので、ラジオで大滝さんがしゃべっているのを聴いているように読むことができて楽しいですね。
大滝さん自身が「死後公開」と明言していた通り、たくさんの逸話が語られています。

以前にも大滝さんが語ったことがあるエピソードとしては、はっぴいえんど結成前、ばれんたいん・ぶるうと名乗っていた頃に、大滝詠一さんと細野晴臣さんが二人でフォーク・コンサートに出演した時のこと。
そこで大滝さんは1曲目に、ジョニ・ミッチェル「Chelsea Morning」(チェルシーの朝)を唄ったそうです。
演奏後にジョン・セバスチャン・ファンクラブの会員だという女の子3人から<チェルシー>と呼ばれ、それが大瀧詠一のプロデューサー変名<ちぇるしぃ>となった話も掲載されています。

なお、大滝詠一さんの昔の貴重な写真に混じって、本秀康さんの愛犬モコゾウが映り込んでいる写真も載っていました。手に取られた方は是非探してみてください。森陽馬

★掲載ジャケットは、ジョニ・ミッチェル「Chelsea Morning」が収録されているアルバム『Clouds』(1969)。


2026年3月12日(木) Jon Lucien 「We Got Love」

本日もACE/KENT SOULリリースものからオススメの1枚を。

甘く伸びやかなバリトン・ヴォイス、ジャズ、ブラジル、ラテン等を織り交ぜた独自のサウンドで人気の男性ソウル・シンガー、ジョン・ルシアン。
70年代前半にRCAから発表された代表作『Rashida』、『Mind's Eye』より以前の1969年に制作していたとされ、当時はお蔵入りとなった貴重な楽曲集が正式にリリースされました。

Jon Lucien『Search For The Inner Self』
(輸入CD KENT SOUL CDKENM536 / 輸入LPもあり)

今作のタイトルにもなっている「Search For The Inner Self」は、2025年にACEから発売されたポール・ウェラー選曲のソウル・コンピ『That Sweet Sweet Music』にも収録されていました。(ウェラーは90年代初頭にこの曲のシングルに出会い、その壮麗さに圧倒されたとコメントしています。)
Horace Ottが手掛けたアレンジ、ドラマチックなイントロとメロディ...コンピの中でもひときわ存在感を放っています。

上記曲をはじめ、どれも当時未発表となってしまったのは勿体無い名曲揃い♪
(解説によると、90年代後半にルシアン自身が自主で制作したCD(100枚!)も存在しているとのこと...マニア垂涎の1枚ですね。)

70年代の諸作品に比べると、オーケストラのアレンジ、メロディもポップでより華やか。ルシアンの美声が響き渡ります。
ビー・ジーズ「To Love Somebody」を取り上げていたり、「We Got Love」などは、ポップス・ファンの方にも是非チェックしていただきたい名曲です。東尾沙紀


2026年3月11日(水) The Turtles 「Let Me Be」

イギリスのACEレーベルから発売されているソングライターの作品集があります。

・キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン
・エリー・グリニッチ&ジェフ・バリー
・バリーマン&シンシア・ワイル
等々、この約20年の間に色々なCDが出ました。

再入荷して現在店頭で販売しているものを紹介しておきたいと思います。

・『You Baby : Words & Music By P.F.Sloan & Steve Barri』
(輸入CD CDTOP-1264)

P.F.スローンとスティーヴ・バリのコンビで作られた1964~1967年の楽曲を収録。
サーフィン/ホットロッドから、フォーク・ロック、そして反戦プロテスト・ソングまで全25曲。
時代の流れをうまく読み取ったこのコンピならではの曲が、フィフス・ディメンション、サーチャーズ、ママス&パパス、ジャン&ディーン、ブルース&テリー、バリー・マクガイアなどの歌で楽しめる作品集です。

今日の1曲は、1965年タートルズのセカンド・ヒット「レット・ミー・ビー」を。
フォーク・ロック・テイストの曲です。森勉


2026年3月10日(火) The Dells 「It's All Up To You」

素晴らしい編集盤を数多く出しているUKのACE Recordsから、チャールズ・ステップニーのワークスを纏めたCDが発売されました。

・『Eternal Journey - The Arrangements And Productions Of Charles Stepney』
(輸入CD BGP/ACE Records CDTOP-320)

ジャズのヴィブラフォン奏者として音楽活動のキャリアをスタートさせたシカゴ出身のチャールズ・ステップニーは、CHESS RECORDSやその傘下のCadetレーベルのソウル作品を手掛けていることで知られるアレンジャー/プロデューサー。

独特なストリングス・アレンジや、サイケデリックだったりポップス/ロック寄りな編曲も多く、黒人音楽ファンからは好き嫌いが別れるほど革新的なプロデュース・ワークであったことを、この編集盤で感じられると思います。

例えば、後に「ラヴィン・ユー」で大ヒットを出すミニー・リパートンが在籍していたThe Rotary Connectionや、テリー・キャリア「What Color Is Love」。本作の中でも一際光を放っているマリーナ・ショウ「California Soul」、アルバム・タイトルにもなっているサイケで先鋭的なクロスオーバー・サウンドが印象深いラムゼイ・ルイス「Eternal Journey」等は特徴的ですね。

今日のこの1曲は、テリー・キャリア作のザ・デルズ「It's All Up To You」を。
ソフト・ロック的なアレンジと、デルズのソウルフルな歌声が不思議とマッチしています。森陽馬


2026年3月9日(月) The Dictators 「(I Live For) Cars And Girls」

夜中に作業している時のBGMは、心落ち着く静かな音楽...ではなく、気合の入るロックを聴くこともあります。

最近は、店営業中も閉店後もこの4枚組CDがヘビーローテーション!

V.A.『CBGB:A New York City Soundtrack 1975-1986』
(輸入4枚組CD Cherry Red Records CRCD4BOX204)

ニューヨークの伝説的ライヴ・ハウスCBGBが活気に満ち溢れていた1975年~1986年頃の、ニューヨーク発バンドやミュージシャン達を全101曲ブチ込んだ、とにかくゴキゲンな4CDコンピ!

パティ・スミス、ラモーンズ、テレヴィジョン、トーキング・ヘッズ、ブロンディ等の有名どころから、SUICIDE、THE CRAMPS等アンダー・グラウンドなバンド、無名&初CD化音源までバラエティに富みながら、全体的にポップな楽曲揃い。PUNKが続くと思いきや、爽やかなTHE PALEY BROTHERSが入っていたり、知らないバンドなのにすごくグッとくる曲があったり。その度に、ブックレット(1曲ずつジャケ&英語の解説付)を開き確認して、仕事中なのに手が止まったりもしちゃいますね。

今日のこの1曲は、ディスク1の1曲目を飾るThe Dictators「(I Live For) Cars And Girls」。
ニューヨーク・パンクの元祖とも言えるバンド、The Dictatorsの最高にかっこいいナンバー!
<ニューヨークの不良なビーチ・ボーイズ!?>的な疾走感もあって、本作の1発目にピッタリですね。森陽馬



2026年3月8日(日) 渡辺満里奈 「うれしい予感」(Niagara Triangle 1996 Mix)[feat.渡辺満里奈、トータス松本、大滝詠一]

3月21日に発売される渡辺満里奈『Ring-a-Bell』30周年記念盤の収録詳細がやっと発表になりました。

・渡辺満里奈『Ring-a-Bell 30th Anniversary Deluxe Edition』
(2026年3月21日 2枚組CD SRCL-13588 3,960円税込)

本編に「冬の星座」(Duet with 大滝詠一)が追加されることに加え、ボーナス・ディスクには、「ダンスが終る前に」(feat.大滝詠一)、「うれしい予感」(Niagara Triangle 1996 Mix)[feat.渡辺満里奈、トータス松本、大滝詠一]も収録決定!
(『Niagara Triangle Vol.1』の50周年に合わせて、1990年代のNiagara Triangleが登場するとは!)

能地佑子さん曰く、「大滝詠一さんの思いつきで即興レコーディングされ、他言無用だと念を押された関係者のみに渡されたプライベート音源」という「正月のモチつき」(「金曜日のウソつき」の替え歌)も収録。
大滝詠一/ナイアガラ・ファンは聴き逃せない1枚となりそうです。

なお、3月13日(金)20時半から、
ニッポン放送ラジオ番組『デビュー40周年記念特別番組 渡辺満里奈 Ring-a-Bell』が放送決定しました。30周年盤に収録される音源も先駆けてオンエアされるでしょう。要チェックですね。森陽馬


2026年3月7日(土) ウワノソラ 「土曜の夜は」

ウワノソラの公式サイトのみで発売しているライヴCDを、当店でも販売させていただけることになりました。

ウワノソラ『7 Years Live 2019 -Music & Movie-』
(国内2枚組CD ライヴ映像のダウンロード・コード付 UWAN-009 5,280円税込)

いえもとめぐみと角谷博栄によるポップ・ユニット、ウワノソラ。
本作は、ウワノソラ結成7周年を記念して2019年8月3日に東京・月見ル君想フで行った伝説の初ワンマン・ライヴ音源2CD+ライヴ映像視聴・ダウンロードQRコードが付いた新アイテムです。

今日のこの1曲は、角谷博栄が2016年にNegiccoへ楽曲提供した「土曜の夜は」を。
約4分半に及ぶピアノ・ソロから始まるドラマチックなアレンジが聴きもの。
このライヴのみの貴重なセルフ・カヴァーです。

なお、ウワノソラは2026年8月21日(金)に渋谷PLEASURE PLEASUREで、コンサートを行うことが決定しました。
公式サイトで
先行チケット販売が開始されています。
約7年前観た方&観れなかったという方も、“真夏のエコー”を縫って会いに行きましょう。森陽馬

★本盤は、収録内容のミスがあった初版を修正した再発盤(ブルー版)になります。


2026年3月6日(金) Squeeze 「Trixies (Part1)」~「Trixies (Part2)」

オリジナル・メンバーで、ソングライティングのコンビであるグレン・ティルブルック、クリス・ディフォードの2人を中心に、1970年代から活躍しているイギリスのポップ・ロック・バンド、スクイーズ。

主にツアーを活動の軸にしていた彼ら(現在メンバーは8人)が、約8年半ぶりの新作を発表しました。

Squeeze『Trixies』(Deluxe Edition)
(輸入2CD+Blu-ray BMG 964202933)

今作制作のきっかけは、結成年(1974年)に録音した古いテープを発掘したこと。
当時グレン16歳、クリス19歳と若かった2人が、架空のナイト・クラブ『Trixies』を舞台に制作した、お蔵入りとなっていたデモ音源を元に現在のバンドで完成させた作品です。

Trixiesで働く女性ダンサー、店の片隅の男女のやりとり、なにやら訳ありの人々が集う真夜中の人間模様を描いた物語性のある詞も、ひねりのあるメロディも、10代の頃の楽曲ながらスクイーズらしさ満載♪
コンセプト、現在のバンドの演奏、ハーモニー共に聴き応えのあるアルバムとなっています。

本編最後の「Trixies」の流れるような2部作の壮大なアレンジもすばらしい。
曲こそ昔のものですが、バンドはまだまだ進化しているのだと実感させてくれます。

デラックス盤のディスク2には、1974年録音のデモ音源(11曲)も収録。(比べて聴くとメロディ・ラインは殆どそのままです。)
デモに続いて、今作の曲を演奏した2024年ロンドンで演奏したのライヴ(2曲)、さらに本編のドルビー・アトモス・ミックス&24bitステレオ・マスターズが聴けるブルーレイ・ディスクも付いています。東尾沙紀


2026年3月5日(木) KAITA 「LOOKING FOR LOVE」

先週2/26(木)に取り上げた障子久美の再発盤と同様く、ビクターから再CD化されたオススメの1枚を紹介します。

KAITA『KAITA』+4
(国内CD 金澤寿和氏による解説付 VICL-77069 2,420円)

KAITAは能勢海太を中心とした日本人6人グループ。
1995年末にメジャーデビューする際、PUNCH KICKSからKAITAへ改名し1999年までオリジナル・メンバーで活動。
3枚のアルバムと7枚のシングルを残しました。

本作は、1996年に発表した7曲入り1stアルバムに、ボーナス・トラックを4曲追加した再発盤。
なんと、アース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトがプロデュースを担当し、L.A.で録音した作品です!

モーリス・ホワイト&ビル・マイヤーズが手掛けたポップなサウンド・アレンジに、KAITAの1990年代らしい溌剌とした歌声が、とっても耳馴染みがよくて、何度リピートしても飽きないですね。

今日のこの1曲は、モーリス・ホワイト&ビル・マイヤーズが編曲だけでなく作曲も手掛け、当時シングル・カットもされたホーン入りのポップな名曲「LOOKING FOR LOVE」。
SING LIKE TALKINGやスタレビをお好きな方は是非チェックしてみてください。森陽馬


2026年3月4日(水) 椎名林檎 「人生は夢だらけ」 映画『木挽町のあだ討ち』より

NHK・BSチャンネルの『京都人の密かな愉しみ』は、10年ほど前の2015年から不定期に放送されている好きなテレビ・ドラマです。(時々、ドキュメンタリー・タッチになります。)

その脚本を書き、演出をしているのが源孝志。
その源孝志が監督・脚本を担当しているということで、気になっていた
映画『木挽町のあだ討ち』を、TOHOシネマズ日比谷のスクリーン9で先日観てきました。

映画チラシに書いてあった「心震わす極上エンタメミステリー」というキャッチフレーズは本当でした。
それが時代劇として展開される面白さが満載の映画でした。

まず冒頭シーンの美しい映像と迫力のある殺陣は、つかみバッチリで、一気に映画の世界へ惹き込まれてしまいました。
それもそのはず、担当の殺陣師は、『侍タイムスリッパー』や『室町無頼』などで近年おなじみの清家一斗。

ということで、今日の1曲は、『木挽町のあだ討ち』のエンディング・テーマ曲、椎名林檎の「人生は夢だらけ」を。

椎名林檎『逆輸入~航空局』
(国内CD UPCH-20468 3,300円)

「人生は夢だらけ」は、2017年発表セルフ・カヴァー・アルバムに収録。
源孝志監督が椎名林檎のこの曲を選んだコメントも素敵でした。森勉


2026年3月3日(火) 須藤薫&杉真理 「君の物語」

3月3日はひなまつり。
そして、須藤薫さんの命日(2013年3月3日逝去)です。

雨が降り続いて肌寒い1日でしたが、薫さんの素晴らしい歌を改めて聴き、心が熱くなりました。
今日は、後世に歌い継いでもらいたい歌「君の物語」を取り上げたいと思います。

「君の物語」は、須藤薫&杉真理名義で2000年1月に発表した4曲入マキシ・シングル『君の物語』に収録されていた楽曲で、当時二人のライヴでも後半に歌われることが多かった名曲です。

作曲は杉真理さんと松尾清憲さんによるゴールデン・コンビ。作詞は杉真理さん。
ポップでセンチメンタルなメロディーと、ひたむきな薫さんと杉さんの歌に、何時聴いても感動で胸いっぱいになります。

♪同じ雨にぬれ 同じ虹を見て 心ふるえたよね♪
(「君の物語」歌詞より)

人生という名の旅が続く限り、この歌を心のポケットに入れて大事にしたいと思っています。森陽馬

★掲載ジャケットは、須藤薫『ゴールデン・ベスト 須藤薫シングル・コレクション』
(国内2枚組CD 「君の物語」他全38曲収録 MHCL-2272 3,143円)


2026年3月2日(月) Iron And Wine 「Wait Up」 feat.I'm With Her

春らしい陽気だった週末が明け、今週は冷え込む予報がでています。
洋服も音楽も<衣替え>は、もう少し先になりそうですね。

ということで、たき火にあたりながら、一人でひっそりと聴きたい1枚。

Iron And Wine『Hen's Teeth』
(輸入CD Sub Pop SPCD1707/国内仕様CDもあり)

Iron & Wine(アイアン&ワイン)は、アメリカ/サウスカロライナ出身1974年生まれの男性シンガー・ソングライター、サム・ビームによるソロ・ユニット。本作は、2024年発表作『Light Verse』(
2024年4月28日今日のこの1曲で紹介)から約2年ぶりとなる8枚目のアルバムです。

幻想的ながら美しいメロディーを持つフォーキーな楽曲に、冬眠中の洞窟奥から絞り出すように放たれる歌声が、不思議な世界へ誘いながらも、心を落ち着かせてくれます。

今日のこの1曲は、I'm With Her(サラ・ジャローズ、サラ・ワトキンス、イーシャ・オドノヴァン)をfeatして穏やかな川辺を連想させる7曲目「Wait Up」を。森陽馬


2026年3月1日(日) Anthony Lazaro 「Sunday Breakfast」

武蔵小山駅から徒歩約10分の場所にある林試の森公園。
早朝からジョギングや犬の散歩などで近隣住民から親しまれているこの公園に、河津桜が11本あります。

2月中旬に開花し、見頃はやや過ぎましたが、濃いピンク色の花がきれいに咲いています。
穏やかな幸せと、春の訪れを感じることができました。平和であることに感謝ですね。

今日紹介するのは、暖かい陽射しとささやかな幸せを与えてくれる1枚。

アンソニー・ラザロ『Anthony Lazaro For Quiet Corner - Itallian Graffiti』
(国内CD 選曲・解説:山本勇樹氏 RCIP-380 2,750円)

アンソニー・ラザロはイタリア/ジェノヴァ出身の男性シンガー・ソングライター。
2018年頃から活動している彼の楽曲を、バー・ブエノスアイレスやクワイエット・コーナーのシリーズでお馴染みの山本勇樹氏がセレクトし、CDに纏めた日本のみのベスト編集盤です。

<マイケル・フランクスやジョン・ピザレリにも通じるクルーナー・ヴォイス>
という文が帯に記載されていますが、僕は彼の歌声を聴いてケニー・ランキンを思い浮かべました。

温もりある歌声と、ジャジーでメロウなサウンドが寛ぎのひとときを与えてくれます。森陽馬


2026年2月28日(土) Mitski 「I'll Change For You」

日本とアメリカのルーツを持つ,1990年生まれの女性シンガーソングライター、Mitski(ミツキ)。
FUJI ROCK FESTIVAL2026への出演が決定している彼女の8枚目となる最新作がリリースされました。

ミツキ『ナッシングス・アバウト・トゥ・ハプン・トゥ・ミー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック1曲 DOC450JCD 2,750円)

今作の主人公は、<手入れの行き届いていない家で隠遁生活を送る女性>。

誰かが訪ねてきてもジッと身を潜め、自分の居場所すら見失いそうな人...少し陰鬱としたコンセプトにも感じられましたが、アコーディオン、バンジョー、ペダル・スティール・ギターなどを用いたカントリー調の穏やかな曲があったり、意外にポップなメロディのものもあったり....生バンド/オーケストラの芳醇なサウンドをバックに彼女が描き出す世界にどんどん惹きつけられていきます。

貴方がまた愛してくれるならなんだってする、変わることだってできると歌う、ジャジーな雰囲気のある「I'll Change For You」は、歌声もアレンジもすごく良いので、ミツキをまだ聴いたことがないという方にも是非触れて欲しい1曲です。東尾沙紀


2026年2月27日(金) Bruno Mars 「Nothing Left」

ブルーノ・マーズの新作アルバム『ザ・ロマンティック』が本日入荷。
これがグッド・メロディー&ソウルフルな素晴らしい傑作でした!

・ブルーノ・マーズ『ザ・ロマンティック』
(国内CD 歌詞・対訳付 WPCR-18808 3,300円/国内LP WPJR-10069 6,600円/輸入盤もあり)

ソロとしては、2016年11月発表作『24K・Magic』から約9年3か月ぶり。
シルク・ソニック名義(2021年11月15日今日のこの1曲で紹介)からは、約4年3か月ぶりとなる新作です。

全9曲31分。HIP HOP色は皆無で、ルーツに根ざしたソウル・アルバム♪
チカーノ・ソウル/ラテン風味な曲や、ストリングスが入ってフィリー/ノーザン・ソウルな雰囲気の楽曲もあり。
全体的にはシルク・ソニックの流れを汲んだメロウ・グルーヴな仕上がりですね。
なので、シルク・ソニックを気に入った方なら間違いなし! 絶対にオススメできる1枚です。

今日のこの1曲は、ブルーノの歌心&歌力に溢れたバラード・ナンバー⑧「Nothing Left」。
ソウルの奥底に潜むロック魂全開な後半のエレキ・ギター・ソロも聴きもの! 森陽馬


2026年2月26日(木) 障子久美 「あの頃のように」(prime version)

月9ドラマ『東京ラブストーリー』が放映された1991年は、80年代の雰囲気を引き継ぎながら、90年代という新しい息吹を感じさせる傑作がたくさん生まれました。
邦楽はB'z、槇原敬之などが頭角を現し、洋楽はニルヴァーナ、マライア・キャリーが出てきた年です。

その1991年に発表された障子久美の傑作『PRIME』がボーナス・トラックを追加して再発されました。

・障子久美『PRIME』
(国内CD 解説付 2026年最新リマスタリング ボーナス・トラック6曲追加 VICL-77068 2,420円)

障子久美は、松任谷正隆主宰の音楽学校マイカ・ミュージックに在籍し、1990年に彼のプロデュースでビクターからデビューした滋賀県出身の女性シンガー・ソングライター。
本作『PRIME』は1991年7月3日に発表した3rdアルバムです。

TBS系ドラマ『それでも家を買いました』(主演:三上博史、田中美佐子)の主題歌に抜擢された「あの頃のように」は、シングルカットされオリコン・シングルチャートで最高位12位のヒットを記録しました。
CDにはアルバム・ヴァージョン/prime version(編曲:新川博、参加:伊藤広規、松原正樹、本田雅人)と、シングル・ヴァージョン(編曲:岩本正樹)の両方が収録されています。
大好きだった1曲で、ライヴを当時観に行った時に、この曲に加え、吉田美奈子「時を」をカヴァーしていたことなどを懐かしく想い出しました。

なお、ボーナス・トラックには、障子久美のプロモーション用8cmCDに収録されていた音源が収録。
シリア・ポールがDJを担当し、ラジオ的な雰囲気/英語で障子久美の楽曲6曲を紹介・オンエアしている貴重音源を聴くことができます。森陽馬


2026年2月25日(水) Brinsley Schwarz 「It's Been A Long Year」

ニック・ロウ、イアン・ゴムらが在籍/自身の名を冠したバンド、ブリンズリー・シュウォーツや、グレアム・パーカーのバックを支えたザ・ルーモアでの活動等で知られるギタリスト、ブリンズリー・シュウォーツ。

海外では2025年秋頃に発表されたソロ3作目が、HAYABUSA LANDINGSより国内盤でリリース!

ブリンズリー・シュウォーツ『シャウティング・アット・ザ・ムーン』
(国内CD HYCA-8095 山田順一氏による解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック3曲追加 3,080円)

ソロ・デビューは2016年と割と最近で、解説によりますと一時期は音楽業界を離れ、弦楽器職人をしていたとのこと。
御年78歳となるブリンズリーの歌を今作で初めて聴きましたが、朴訥として味わいある良い声をしていますね。
前2作を一緒に制作したジェイムス・ハラウェル(ザ・ウォーターボーイズ他)のオルガン、管楽器を活かした楽曲/アレンジも軽妙かつブルージー。しみじみと聴かせる作品です。

自身が書いたオリジナル曲を中心に、グレアム・パーカーの名曲「Watch The Moon Come Down」(~&ザ・ルーモア名義の1977年作『Stick To Me』収録曲)のカヴァーも嬉しいところ♪

本編最後の「It's Been A Long Year」も枯れた歌声とギターが沁みる名曲。
こちらの曲を含め、過去曲などのアコースティック・バージョン3曲が日本盤ボーナス・トラックとして追加されています。東尾沙紀


2026年2月24日(火) 日向敏文 「Rica's Theme ~ Special Version」(『東京ラブストーリー』より)

今から35年前の1991年冬。
高校の休憩・昼休み中は、このドラマの話題で持ちきりでした。

フジテレビ系"月9"ドラマ『東京ラブストーリー』です。

その放映35周年を記念して、サウンドトラックがCDと初アナログ・レコードで再発売されました。

・日向敏文『東京ラブストーリー 35th Anniversary Edition』
(国内CD MHCL-31251 3,300円/国内LP 完全限定クリアブルー・カラー盤 MHJL-490 4,950円)

オリジナルの13曲中9曲を日向敏文氏自らRe-editし、2026年最新リマスタリング。
CDには当時シングルカットされた「Rica's Theme - Special Version」と後にベスト盤に収録された「Good Evening, Heartache (Orchestra Version)」がボーナス・トラックとして追加されています。

更に、ブックレットの日向敏文氏による最新インタビューがとても興味深い内容でした。
ドラマのディレクターであった永山耕三氏は学生時代からの知り合いで、軽い気持ちで引き受けたものの、当時はとても大変だったエピソードが色々と語られています。

予算が足りなかったためサウンドトラック盤を発売することになった経緯。
その盤の収録時間が短いと言われたため、曲を付け加えたり引き延ばした件。
映像ができてからでは間に合わないため脚本を読みながら曲を作っていったこと。
ドラマの3話目までの音楽しかサントラには入れられなかった、等々。

心をときめかせる美しいメロディーに溢れた本作を、後追い世代の方も是非聴いてみてください。森陽馬


2026年2月23日(月) Randy Newman 「I Love L.A.」

ランディ・ニューマンが1983年に発表したアルバム『Trouble In Paradise』が2枚組CDになって再発されています。
発売元は、音楽ファンから信頼度が高いRHINO(ライノ)です。

2枚組CDの内容は、1枚目が『Trouble In Paradise』の最新リマスター&デモ・ヴァージョン。
2枚目は、1982年12月パリで行われたライヴ14曲が収められています。

このアルバムには、ポール・サイモンと共演して、1983年にスマッシュ・ヒットとなった「ザ・ブルース」、そしてMLBのロサンゼルス・ドジャースがホーム球場で勝利した時にグラウンド内で流れる「I Love L.A.」も収録されています。

残念ながら、国内盤は発売されないようなので、この輸入盤でお楽しみください。森勉

・Randy Newman『Trouble In Paradise ~Expanded Edition』
(輸入2枚組CD RHINO R2-728224)


2026年2月22日(日) ザ・フロント・ロウ 「アナログの街で」

ザ・フロント・ロウの新作アルバム『君と会えたことで』を、2月23日から当店で先行発売いたします。

・ザ・フロント・ロウ『君と会えたことで』
(2026年2月23日先行発売 国内CD Rsley10002 3,300円税込)

村田和人さんとも親交が深かった川崎太郎さんを中心に、佐藤正彦さん、村田彼方さん(村田和人さんの息子)、柞山一彦さん(ルースターズに以前在籍)による4人組バンド、ザ・フロント・ロウ。
2022年に急逝した盟友・島村文彦氏への哀悼が込められた作品です。

今日のこの1曲は、村田和人さん作曲!の「アナログの街で」。

村田和人さんが生前に遺し、川崎太郎さんへ託したメロディに、新たに歌詞を付けた楽曲。
その歌の中に、<ペット・サウンズ・レコード>という歌詞が出てくるのです!

ライヴ通いしていた頃の想い出が綴られており、想い出のライヴハウス、レコード店、飲食店が出てくる中で、<ペット・サウンズ・レコード>も登場! とても目立つ部分で歌われていて、とってもうれしいですね。

なお、ブックレットには村田さんの懐かしい写真(アゲインで撮影)、川崎太郎氏自身の解説も掲載されています。森陽馬


2026年2月21日(土) 村田和人 「Catching The Sun」

明日2月22日は、村田和人さんの命日です。

2016年逝去から10年が経ちました。
村田さんの太陽のような笑顔は、時を越えて昨日のことのように思い出しますね。

ということで、今日のこの1曲は、村田和人さんの歌「Catching The Sun」を取り上げましょう。

・村田和人『ひとかけらの夏』
(国内CD 2023年リマスタリング 川崎太郎氏による解説付 BRIDGE381 2,530円)

「Catching The Sun」はシャープ社ソーラー電卓エルシーメイトのCMソングとして1982年にシングル発売された楽曲で、1983年発表2ndアルバム『ひとかけらの夏』に収録されているナンバー。
村田さんの爽やかで伸びのある歌声は、心地良い陽射しが降り注ぐ日に聴きたくなりますね。
本CDにボーナス・トラックで収録されているシングル・ヴァージョンはシンセのオケですが、アルバム・ヴァージョンは山下達郎氏による10管ホーン・セクションが足されています。

なお、編曲は、2026年2月17日に急逝した名ギタリスト椎名和夫氏が手掛けていました。森陽馬


2026年2月20日(金) Marsh Mellow 「Happy On My Own」

良質な現行ソウルをリリースし続けているEXPANSIONレーベルから、恒例コンピの新作が出ました。

・『LUXURY SOUL 2026』
(輸入3枚組CD EXPANSION RECORDS CDBEXP-26)

英国発のソウル名レーベルEXPANSION RECORDSのオーナーRalph Teeがセレクトした大人気シリーズ!
『LUXURY SOUL 2025』
2025年5月25日今日のこの1曲で紹介)はとっても好評でした。

今回も3枚組CDに捨て曲なし! 初CD化も多数含む全35曲入り。
アーティスト名や曲目を知らなくても、CDをかけているだけでラグジュアリーな空間を演出してくれます。

今日のこの1曲は、ディスク1の5曲目に収録されているMarsh Mellow「Happy On My Own」。

Marsh Mellowは女性シンガーLouise Clare Marshallと敏腕プロデューサーGeoff Gascoyneが組んだソウル・ユニットで、「Happy On My Own」は2025年10月に7インチで発表したデビュー曲。おそらくこれが初CD化。
カッティング・ギター&ホーンが絡むメロディアスなイントロから惹き込まれますね。森陽馬


2026年2月19日(木) キャロル・キング 「君の友だち」

キャロル・キング&ジェイムス・テイラーが共演したコンサート映像を中心に、インタビューなども加えたドキュメンタリーが、映画館で明日2月20日から公開されます。

タイトルは、『キャロル・キング&ジェイムス・テイラー~ジャスト・コール・アウト・マイ・ネーム』。

場所によっては、一週間限定という短い期間のようなのでご注意ください。
一部地域は公開日が異なるので、くわしくは
公式サイトを。
とても楽しみです。

今日の1曲は、「君の友だち」(You've Got A Friend)を。
・キャロル・キング『つづれおり』(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-30070 1,980円税込)

映画では、二人の共演をご覧になれるはずです。森勉


2026年2月18日(水) Omar 「There's Much Love In The World」

デビューから35年以上、UKのソウル・ミュージック界を牽引してきたシンガーソングライター、オマー。

約8年半ぶりとなる最新作『ブライター・ザ・デイズ』は、''This is my magnum opus''=自身の最高傑作だと語る充実作!
2025年6月に発表された今作の国内仕様盤が先日リリースされました。

オマー『ブライター・ザ・デイズ』
(輸入盤帯付国内仕様 歌詞付 BBE801ACDJ 2,970円)

クラシカルなストリングスに彩られた今作のハイライト「There's Much Love In The World」(この世界にはたくさんの愛がある)、支えてくれた家族、仲間への感謝を込めた「Brighter The Days」など、今作には<Love>、<Thanks>が溢れています。
日々目の当たりにする困難を嘆くよりも、希望を歌う...そんなポジティヴなメッセージが感じられる作品です。

カナダの女性シンガー、ハニー・ラロシェルとのクール&ファンキーな「Research」、ポール・ウェラーとの共作&デュエットによるモッドなソウル・ナンバー「On My Own」(オルガン奏者ロニー・フォスターが参加!)をはじめ、Ledesi(レデシ)、インディア・アリー、イギリス人ラッパーGiggsなど多彩なゲスト陣にも注目です。東尾沙紀


2026年2月17日(火) レジーナ・スペクター 「Hero」

「運命なんてない」
「偶然、それがすべてだ」

これは、映画『(500)日のサマー』(2009)に出てきた言葉です。

人との出会いは<偶然>の積み重ねであり、<運命>は自身が切り開いていくものだ。
恋愛と青春がほとばしる物語に、人生への啓示として心に突き刺さったメッセージでした。

その映画『(500)日のサマー』のサントラ盤は、2010年日本公開当時、輸入CDのみの販売でしたが、この度、ワーナー・ミュージックの名盤再発企画<フォーエヴァー・ヤング>シリーズで、初日本盤CD化されました。

・『(500)日のサマー』オリジナル・サウンドトラック
(国内CD 油納将志氏による日本語解説付 WPCR-85214 1,980円)

サントラにはレジーナ・スペクターの歌が2曲入っています。
映画の冒頭でかかる「Us」は、本作のテーマ曲とも言えるインパクトがありますね。
今日のこの1曲は、“理想”と“現実”の描写が描かれる場面で印象的に使われた「Hero」を。
この歌を聴くと、映画のその場面を思い出し、切ない気持ちになります。森陽馬


2026年2月16日(月) ビーチ・ボーイズ 「ザ・ナイト・ワズ・ソー・ヤング」

2月13日に発売したビーチ・ボーイズの3枚組CDですが、もう少し言い足したいことがあるのでお付き合いください。

なかなか制作意欲が湧いてこなかったブライアン・ウィルソンに、やる気が一瞬出たのが、1976~77年あたりでした。
ビーチ・ボーイズはこの時期、2枚のアルバムを発表しました。
それが『15ビッグ・ワンズ』と『ラヴ・ユー』です。
その50周年ということもあり、今回この3枚組CDが出ました。

ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組CD 英文ライナーの対訳付・一部の曲の歌詞・対訳付 UICY-16375 5,500円)

この時期、ブライアン・ウィルソンの楽曲制作方法は、まずブライアンがグランド又はアップライト・ピアノで曲の骨格を作り、それにいろいろな楽器で肉付けしていくというやり方でした。
1960年代はスタジオ・ミュージシャンに指示しながら練り上げていく、という方法でしたが、この時代は自分自身が楽器を演奏して仕上げていたものが多かったんです。

今回のブックレットでクレジットを見ると、ブライアンは実に多くの楽器を演奏しているんですね。
ハモンド・オルガン/ミニムーグ/ARPストリングス・アンサンブル/メロトロン/エレクトリック・ハープシコード/エレキ・ベース/ドラムス/アコーディオン/その他パーカッションなどなど、もちろん、コーラス・ダビングも。

そんな楽器をダビングしているブライアンを想像しながら聴くと興味深いです。

特に、「ザ・ナイト・ワズ・ソー・ヤング」、沁みるなぁ。
2025年10月に当店へ来てくれたダリアン・サハナジャも、<『ラヴ・ユー』愛>を強く語ってくれていました。

余談ですが、今回のジャケットは、ブラザー・レコードのスタジオ内に当時あったステンドグラスを模したデザインになっているそうです。森勉



2026年2月15日(日) ザ・フロント・ロウ 「君と会えたことで」

来週2月22日は村田和人さんの命日です。

村田さんが亡くなった2016年から、10年が経ちました。
時が経つのは早いですね。

その村田さんと親交が深かった川崎太郎さん中心のバンド、ザ・フロント・ロウの新作が発売決定しました。

・ザ・フロント・ロウ『君と会えたことで』
(2026年2月23日当店にて先行発売 国内CD Tsley10002 3,300円)

ザ・フロント・ロウは、川崎太郎さんを中心に、佐藤正彦さん、村田彼方さん(村田和人さんの息子)、柞山一彦さん(ルースターズに以前在籍)が加わった4人組バンド。
本作は、川崎太郎さんの親友で2022年に急逝した島村文彦氏へ捧げられた1枚です。
特に1曲目「君と会えたことで」は、島村文彦氏への哀悼の想いが詰まったナンバー。

なお、村田和人さんが遺した楽曲に、川崎太郎さんが詞を付けた新曲「アナログの街で」が6曲目に収録。
この歌の歌詞に、<ペット・サウンズ・レコード>が出てきます!

当店は2026年で45周年ですが、この45年間で歌に出てきたのは初めてかも!?
この曲に関しては、CDが発売されてからまた取り上げたいと思っています。森陽馬

通販コーナーにて予約受付中。


2026年2月14日(土) ビーチ・ボーイズ 「スティル・アイ・ドリーム・オブ・イット」

昨日紹介したビーチ・ボーイズの3枚組CDが大好評です。

・ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組CD 英文ライナーの対訳付・一部の歌詞・対訳付 全73曲 UICY-16375 5,500円税込)

本CDは3枚組で大きく分けて、7つのパートがあります。

①『ラヴ・ユー』 1977ミックス 全14曲
②『ラヴ・ユー』 アウト・テイク 全10曲
③『アダルト/チャイルド』 セッション 全13曲
④『1974-1977』 アウトテイク 全8曲
⑤『15ビッグ・ワンズ』 アウトテイク&オルタネイト・ミックス 全12曲
⑥『ラヴ・ユー』 オルタネイト・ミックス 全7曲
⑦『ラヴ・ユー』 ブライアン・カセット・デモ 全9曲

注目したいものばかりですが、やはり『アダルト/チャイルド』の部分が一番気になる所でしょうか。
『ラヴ・ユー』の後に発売を予定し録音が進んでいましたが、またまたいろいろあり未発表となったセッションです。

そのセッションには、ドラムスのアール・パーマー、ベースのマックス・ベネットなど多くのミュージシャンが参加し、編曲・指揮のディック・レイノルズ(『ビーチ・ボーイズ・クリスマス』やジュリー・ロンドン、フォー・フレッシュメンなどの編曲を担当)が大人っぽいサウンドを作り上げています。

今日の1曲はそのセッションから「スティル・アイ・ドリーム・オブ・イット」。
1993年に出たBOXセットにも収められていましたが、今回は音が数段クリアーになっていますし、バッキング・トラック・ヴァージョンも収録されています。
ブライアン・ウィルソンがフランク・シナトラに歌ってほしいと思っていた1曲。
素晴らしいバラードです。森勉


2026年2月13日(金) ビーチ・ボーイズ 「ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ」

ブライアン・ウィルソンにやる気スイッチが入っていた。

ビーチ・ボーイズが1976年に出した『15ビッグ・ワンズ』と1977年の『ラヴ・ユー』は、ひさしぶりにブライアン・ウィルソンの名がプロデューサーとしてクレジットされました。

『15ビッグ・ワンズ』はブライアンのリハビリ・セッション的な要素が強かったので、彼が好きなオールディーズ・ナンバーのカヴァーがアルバムの半分ほどを占めていました。しかし、次の『ラヴ・ユー』では共作もありましたが、全14曲すべてがブライアンの作品。

ブライアン・ウィルソンにはまだまだ問題がたくさんあったにせよ、1966年の『ペット・サウンズ』以来のプロデューサーのクレジット。やはり、インパクトがありました。

さて、その1976~1977年あたりの音源をリマスターしたり、未発表レア・テイクなどを加えた3枚組CDが本日発売されました。

・ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組CD 英文ライナーの対訳付・一部の歌詞・対訳付 UICY-16375 5,500円税込)

今日の1曲は、ディスク3の1曲目に入っている「ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ」(2025ミックス)を。
キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン作品、1965年にライチャス・ブラザーズの歌でベスト10ヒットとなった曲のカヴァーです。
カール&ブライアンの掛け合いヴォーカルが魅力。
以前のミックスより音がくっきりして、ウォール・オブ・サウンドがより楽しめます。森勉


2026年2月12日(木) 生活の設計 「稀代のホリデイメーカー」

今日のこの1曲、生活の設計「稀代のホリデイメーカー」はGREAT3ファン必聴!
グッド・タイム・ミュージックな日本ポップスのオススメ盤です。

・生活の設計『長いカーブを曲がるために』
(国内LP 限定盤 SKSK-004 3,800円税込)

生活の設計は、大塚真太朗(ギター&ヴォーカル)と大塚薫平(ドラムス)による兄弟ユニット。
2023年発表1stアルバム『季節のつかまえ方』(
2023年4月20日今日のこの1曲で紹介)は大好評でした。

本作『長いカーブを曲がるために』は、2025年10月に配信リリースした全8曲入り2ndアルバム。
この度、アナログLPで発売! 青春きらめくポップ・ロック・ナンバー揃いの傑作に仕上がっています。

GREAT3ファンは、A面2曲目「稀代のホリデイメーカー」と4曲目「いさかいないせかい」に注目!
片寄明人さんがプロデュースを担当しています!
更に、堀江博久さんがキーボード、そして白根賢一さんがDrum Techとして参加。

特に「稀代のホリデイメーカー」は初期GREAT3を彷彿とさせる楽曲&アレンジですね。
なお、インナーの歌詞カードには、片寄明人と大塚兄弟による対談が掲載されています。森陽馬


2026年2月11日(水) マイティマウンテンズ 「Tokyo Boys」

武蔵小山駅の横/PET SOUNDS RECORDの近くに、小山台高校があります。

「昔、僕は小山台高校に通っていたんです。」
当店でお買い上げの際、お話しくださる卒業生の方が時々いてうれしいですね。

今日は、小山台高校の卒業生が在籍しているバンドを紹介しましょう。

・マイティマウンテンズ『Tokyo Boys/アメリカ人の友だち』
(国内7インチ・レコード RHION-42 1,760円税込)

マイティマウンテンズは、オクマサハル(小山台高校卒業生)と臼井佑比を中心に、森田祐樹、清水直哉、マツウラタカヒロが加わった5人組ロック・バンド。
本秀康さんの雷音レコードから2025年7月23日に『ギャラクシー・ハートブレイカー・ブルース』をリリース。
本作『Tokyo Boys』が雷音レコード第2弾7インチ・レコードとして本日発売されました。

♪代々木のCoffee Shopより、近所の喫煙喫茶店♪ (「Tokyo Boys」歌詞より)
東京に住んでいる青年の、等身大の日常や心の持ちようが描かれている歌詞。
そして、斉藤和義を彷彿させる歌とロックな演奏がとってもイイ! 森陽馬


2026年2月10日(火) アンジェロ・バダラメンティ 「Twin Peaks Theme」

ソニーが「ブルーレイディスクレコーダーの生産を終了する」と発表しました。

ディスクの生産終了は2024年に告知していましたが、レコーダーもこんなに早く撤退するとは...。
ライヴ盤や映画など、ソフトはこれからも発売されるでしょう。
ただ、TVerや配信が普及していた現代において、テレビ放送を録画することが不毛なのですかね。

サブスクなどで色々な映画がすぐに観れたり、シリーズものを一気見できたり、と便利にはなりました。
ただ、ありがたみというか、作り手の努力や苦労が伝わりづらくなったと感じるんですよね。
結末がわからないドラマやシリーズを録画して、毎週の楽しみとして少しずつ楽しんでいた昔が懐かしいです。

今日のこの1曲は、デヴィッド・リンチが手掛けたTVシリーズ『ツイン・ピークス』の1990年発表サントラ盤から。

・『ツイン・ピークス』オリジナル・サウンドトラック
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-85225 1,980円税込)

本CDはワーナー・ミュージックによる名盤再発企画<フォーエヴァー・ヤング>シリーズ。
そのシネマ版として、解説・歌詞・対訳付国内盤で再CD化されています。

アンジェロ・バダラメンティによる音楽は、普通の日常から不思議な赤い部屋への橋渡しをしてくれました。
特に「Twin Peaks Theme」は、何時聴き返しても心を”ブラック・ロッジ”へ誘ってくれます。森陽馬


2026年2月9日(月) Orleans 「Please Be There」(Live)

「Dance With Me」、「Still The One」などのヒットで知られるアメリカのロック・バンド、オーリアンズ。
1972年の結成以降、メンバーチェンジを重ねながら現在も活動を続けている彼らの貴重なライヴ音源が再発されました。

オーリアンズ『ライヴ・イン・ハーヴァード・スクエア '75』
(輸入国内仕様CD 解説付 BSMF-7776 4,180円税込)

1975年ボストンのハーヴァード・スクエアにて行われた、ジョン・ホール(g,vo)、ラリー・ホッペン(g,vo,key)、ランス・ホッペン(b,vo)、ウェルズ・ケリー(drs,vo)、オリジナル・メンバー4人でのライヴが収められています。
(本ライヴ音源は、海外・日本盤ともに2011年に一度発売されているそうです。)

前述の代表曲など、オーリアンズといえば<気持ちの良いハーモニー>というイメージが強かったのですが、こんなにグルーヴ感ある骨太な演奏をするバンドとは知りませんでした!

小気味良いギター・カッティング、オルガン、ファンキーなドラム...爽快な「Please Be There」が聴きもの♪
『Orleans』(1973)、『Let There Be Music』(1975)収録曲を中心に、ボブ・マーリィ、メンフィス・スリムなど、ライヴならではのカヴァーも交えた全12曲。当時ラジオで生放送された音源ということで、とびきり音が良いという感じではありませんが、内容は聴き応え十分です。東尾沙紀


2026年2月8日(日) Jeffrey Foskett & Brian Wilson 「Everything I Need」

書籍『ビーチ・ボーイズ完全版』が2月10日に発売されます。


(河出書房新社 240ページ 2,970円税込)

森勉のインタビューも掲載されています。
よろしければご覧になってみてください。

今日のこの1曲は、ビーチ・ボーイズの<影の功労者>であるジェフリー・フォスケットが歌う「Everything I Need」。

ブライアン・ウィルソン&トニー・アッシャー作のカヴァーで、ジェフリーのヴァージョンは『Twelve&Twelve』(2000)に収録されていましたが、これは本当に名曲!
ブライアン・ウィルソンがコーラスだけでなく、リード・ヴォーカルもとっていて泣けますね。森陽馬

★掲載ジャケットは、「Everything I Need」が収録されているジェフリーの2025年発売追悼盤『Something There』。
(輸入CD Omnivore OVCD-588)


2026年2月7日(土) ゴールデン・カップス 「ストレンジ・ブルー」

1960年代後半、日本で一大ブームを巻き起こしたグループ・サウンズ/GS。
20年ほど前はいろいろなグループのCDやカルトGSコンピなども発売されていましたが、そのほとんどが現在は生産中止・廃盤になってしまっています。

その中でこのアルバムは、2004年発売以来、いまだにしぶとくカタログとして残っているのはうれしいことです。

・ゴールデン・カップス『コンプリート・ベスト~ブルース・オブ・ライフ』
(国内CD TOCP-25537 2,619円税込)

1967年6月にレコード・デビュー、1968年4月発売の「長い髪の少女」で大ブレイクしたゴールデン・カップスは大好きなGSでした。

ブレイクする前の1967年夏に初めて彼らのライヴを銀座ACB(アシベ)で見ました。
衝撃のライヴでした。

ほとんどが洋楽ロック・ソウル・ブルースのカヴァーでしたが、それまで日本のグループでは味わうことができなかったグルーヴ感がゴールデン・カップスにはあったのです。

ヤードバーズ、クリーム、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、ジェイムス・ブラウン、ウィルソン・ピケット・・・etc。
こんな人たちのカヴァーをしていました。

今日はこのCDの中から、クリームのカヴァーで「ストレンジ・ブルー」を。
リード・ヴォーカルとファズ・ギターはエディ藩。森勉



2026年2月6日(金) GOOD BYE APRIL「Tokyo Weekend Magic」

当店オススメ・バンド、GOOD BYE APRILの2026年新作『HOW UNIQUE!』が大好評発売中です。

GOOD BYE APRIL『HOW UNIQUE!』
(国内CD CRCP-20620 3,300円)

GOOD BYE APRILは倉品翔、吉田卓史、延本文音、つのけんによる4人組バンド。
2011年に東京で結成し地道に活動を続けて、2026年で結成15周年を迎えました。

2024年11月にメジャー・デビュー作『HEARTDUST』をリリース(
2024年11月14日今日のこの1曲で紹介)。
本作がメジャーからの2枚目、通算6作目となるアルバムです。

グッド・メロディーはそのままに、サウンドやグルーヴはスケールアップして素晴らしい1枚!
林哲司によるプロデュースに加え、佐橋佳幸プロデュース曲「リ・メイク」、スキマスイッチ常田真太郎プロデュース曲「ハーフムーンが見えたらさよならを」、大滝詠一「Velvet Motel」カヴァーなど全10曲、充実の仕上がりです。

今日のこの1曲は、作曲:林哲司、作詞は女性ベーシスト延本文音による「Tokyo Weekend Magic」。
東京の週末に起こる魔法、ポップスの魔法を信じるかい?
そんな夢のようなマジカルな魅力に満ちたナンバーですね。森陽馬

★これからお買い上げのお客様は、特典のメンバー直筆サイン入りポストカードが後日お渡しとなります。ご了承ください。


2026年2月5日(木) 角野隼人 「ポロネーズ「空想」」

渋谷の百軒店にある名曲喫茶ライオンへ先日行ってきました。

名曲喫茶ライオンは1926年オープンなので、2026年で祝100周年!
日々変化していく渋谷の街で、何時行っても変わらない喫茶店です。
店内へ一歩入ると、昭和へタイムスリップ。クラシック音楽をゆっくり堪能できて心が落ち着きますね。

さて、クラシック音楽界の新譜で、現在最も売れているのがこのアルバムです。

角野隼人『ChOPin ORBiT』
(国内CD 角野隼人による解説付 初回限定ブルーレイ付 SICC-30933 7,700円/通常盤 SICC-30936 3,300円)

飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト角野隼人が、ショパンをテーマに制作した1枚。
ショパンの名曲と角野隼人が作曲した新曲が交互に収められています。

「幻想ポロネーズを弾いたり聴いたりすると、一本の人生を描いた映画を見終えたような気持ちになる」
(角野隼人による解説の言葉より)

今日のこの1曲は、ショパンのポロネーズ「幻想」に影響を受けて書かれたオリジナル曲「空想」。
彼が日本での子供時代に耳にしたサウンドや目に焼き付いた光景を、音楽として記憶にとどめておくために書いた、というこのポロネーズ「空想」には、要所で日本の祭りのリズムを織り込んだそうです。森陽馬


2026年2月4日(水) Prefab Sprout 「Goodbye Lucille #1 (Johnny Johnny)」

ベル&セバスチャンの2026年9月来日公演が昨日発表されました。

1996年のデビュー作『タイガーミルク』と、2nd『天使のため息(If You're Feeling Sinister)』の30周年を記念したアルバム完全再現ライブが東京、大阪で開催♪
前半はアルバム再現、後半はベスト・ヒットの2部構成を予定しているそうです。(非常に気になります...)

再現ライブといえば!約2週間後にマーティン・マクアルーンのソロによる来日公演が控えています。

マーティンは、プリファブ・スプラウトのフロントマン、パディ・マクアルーンの弟で、バンドのベーシストとして活躍してきました。2025年秋頃から、プリファブ・スプラウトの1985年作『スティーヴ・マックイーン』発表40周年を記念した全曲再現ライヴをUKを中心にツアーを開催。自身のギターと歌のみのごくごくシンプルなステージのようです。

パンデミックの頃、オンライン上でいくつか曲を演奏し、意外と歌もギターもできるなと手応えと楽しさを感じたこと、プリファブの楽曲を歌い継ぎたいという想いが、今回のツアーへと繋がっていったそう。
日本公演は、ビルボード・ライヴ大阪(2月17日)、東京(2月19日)が予定されています。お見逃しなく。東尾沙紀

★掲載ジャケットは、「Goodbye Lucille #1」、「Appetite」、「When Love Breaks Down」など『スティーヴ・マックイーン』の楽曲も収録された全16曲入りのベスト『A Life of Surprises』(輸入盤/1992年作)です。


2026年2月3日(火) Jon Batiste 「Big Money」

昨日2月2日に第68回グラミー賞2026の授賞式が行われ、主要4部門の結果は以下でした。
最優秀アルバム賞:Bad Bunny(未CD化)。
最優秀レコード賞:ケンドリック・ラマー&シザ。
最優秀楽曲賞:ビリー・アイリッシュ「Wildflower」。
最優秀新人賞:オリヴィア・ディーン。

グラミー賞は他にも多数の部門が制定されています。
その中で、最優秀アメリカーナ・アルバム賞はこの作品が受賞しました。

・ジョン・バティステ『BIG MONEY』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UCCV-1213 3,080円税込)

第64回グラミー賞2022で最優秀アルバム賞を受賞した『We Are』は、ジャズ、ソウル、ポップスの枠を越えたアルバムでしたが、2025年発表の本作は、アメリカン・ミュージックのルーツを掘り下げ、とても味わい深い内容の1枚です。

ランディ・ニューマンをfeatしてピアノのみの伴奏で聴かせる「Lonely Avenue」(レイ・チャールズで知られるドク・ポーマス作のカヴァー)、アンドラ・デイとのデュエット「Lean On My Love」は歌心が沁みますね。

今日のこの1曲はタイトル曲「Big Money」を。
カントリーの聖地ナッシュビルにあるライマン・オーディトリアムでのライヴ翌日に書いたというこの歌。
AIの進化により音楽を含め様々な価値観が変化する中で、本当に大事なもの幸せなこととは何か、という問いを、アメリカン・ルーツなサウンドに乗せ、皮肉を込めて表現しています。森陽馬


2026年2月2日(月) フィービ・スノウ 「ネヴァー・レッティング・ゴー」

今日はフィービ・スノウを聴きたい気分。

独特なヴィブラートを使ったヴォーカルは、唯一無二の存在でした。
残念ながら、2011年に60歳で亡くなってしまいましたが、その歌声は様々なアルバムで聴くことができます。

今日は1977年発表の4枚目のアルバム『Never Letting Go』(邦題:薔薇の香り)からタイトル曲を。

「ネヴァー・レッティング・ゴー」はカヴァーですが、いい曲を引っ張ってきましたね。
オリジナル及び作者はスティーヴン・ビショップ。
名作ファースト・アルバム『ケアレス』に収録されていた1曲です。

この隠れていた名曲をフィービは、フィル・ラモーンのプロデュースの元、見事に自分のスタイルにして、スポットを当ててくれました。森勉

★フィービ・スノウ『薔薇の香り』
(国内CD 日本語解説付 SICP-5439 1,100円税込)


2026年2月1日(日) 山下達郎 「言えなかった言葉を」-New York Version-(Original Master ver.)

山下達郎が1976年に発表したソロ1stアルバム『CIRCUS TOWN』の50周年盤が4月8日発売決定しました。

<4月8日発売>
・山下達郎『CIRCUS TOWN』(50th Anniversary Edition)
(国内CD 山下達郎によるライナーノーツ付 BVCL-1519 3,080円税込)

A面(1~4曲目「CIRCUS TOWN」「WINDY LADY」「MINNIE」「永遠に」)はニューヨーク録音。
B面(5~8曲目「LAST STEP」「CITY WAY」「迷い込んだ街と」「夏の陽」)はロサンゼルス録音。
1976年当時23歳だった山下達郎の音楽への情熱がほとばしる名盤です。

50周年に際し、リマスタリング、山下達郎のライナーノーツ、そしてボーナス・トラックが6トラック追加収録!
目玉は、「言えなかった言葉を」-New York Version-(Original Master Ver)でしょうか。

『SPACY』(1977)収録曲「言えなかった言葉を」の、1976年ニューヨークで録音していたヴァージョン。
2002年に発売された9枚組LP限定BOX『THE RCA/AIR YEARS LP BOX 1976-1982』のボーナス・レコードに収録されていたトラックで、当時出たCDには収録されなかったため、今回が<初CD化>になります。

50周年盤にはこのヴァージョン&「MINNIE」「永遠に」の未発表カラオケ・トラックも収録。
ニューヨーク録音時のプロデューサー、チャーリー・カレロの音作りをより堪能できるかもしれませんね。森陽馬


2026年1月31日(土) ゴリラ祭ーズ 「街はおだやか」

2026年に入り、早くも1か月が過ぎました。

年明けてからの1月に僕が一番よく聴いていたのはこのアルバムです。

ゴリラ祭ーズ『Drifter』
(国内CD 先着でインスト収録のボーナスCDR付 NFD-026 3,000円税込)

ゴリラ祭ーズは、古賀礼人、平野駿、舩越悠生の3人が2017年に滋賀で結成したバンド。
本作は2025年12月31日に発売された彼らの3rdアルバムで、入荷日の
12月30日に今日のこの1曲でも取り上げましたが、店でかけていると、「今かかっている音楽は何ですか?」と聞かれることがとても多い1枚でした。

全13曲がグッド・メロディーで、音の隙間がとても心地良いですね。
高校の吹奏楽部の友人同士で組んだこともあり、管楽器や笛の演奏が効果的に組み込まれています。
先着特典で差し上げているインストCDRを聴くと、そのアレンジの妙がより楽しめると思います。

最後に、5曲目「街はおだやか」の歌詞から一節を。
「優しい歌だけあふれていますように」 森陽馬


2026年1月30日(金) Carolina Chocolate Drops 「Avalon」

リアノン・ギデンズがドム・フレモンズ&ジャスティン・ロビンソンと2005年頃にノースカロライナで結成し、後にレイラ・マッカラがチェリストとして参加していたことで知られるバンド、Carolina Chocolate Drops(キャロライナ・チョコレート・ドロップス)。

2011年グラミー賞(トラディショナル・フォーク部門)を受賞した2010年発表1stアルバム『Genuine Negro Jig』の15周年盤が、ボーナス・トラックを9曲追加して発売されました。

Carolina Chocolate Drops『Genuine Negro Jig』(15th Anniversary Edition)
(輸入CD ブックレットには英文解説付 Nonesuch 075597896053/輸入2LPもあり)

ジョー・ヘンリーによるプロデュース作で、バンジョー、フィドル、ボーンズなどの伝統的な楽器をシンプルに活かしたアメリカン・ルーツなサウンドは、発売から15年を経てより新鮮に響いてきます。

今日のこの1曲は、ボーナス・トラックとして追加収録された未発表曲「Avalon」を。
リアノン・ギデンズ&ジャスティン・ロビンソン作、原石を感じさせる活動初期のオリジナル曲です。森陽馬


2026年1月29日(木) Sabine McCalla 「Deep River」

ニューヨーク出身、ニューオーリンズを拠点に活動している女性シンガーソングライター、サビーネ・マッカラ。

キャロライナ・チョコレート・ドロップス、ソロでも活躍するレイラ・マッカラを姉に持つ彼女も、幼少期からクラシックや古い音楽に親しみ、ルーツであるハイチの伝統音楽、フォーク、R&B、ゴスペル、アメリカーナなど様々なジャンルと、現代的な感覚を織り交ぜたサウンドを奏でています。

独特の浮遊感漂う心地良いリズムとスモーキーな歌声に身を委ねたくなる2025年11月発表1stフル・アルバム『Don't Call Me Baby』の国内仕様盤CDが発売されました。

サビーネ・マッカラ『ドント・コール・ミー・ベイビー』
(輸入国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6275 3,190円税込)

ダン・オーバック(ザ・ブラック・キーズ)との共作曲「Louisiana Hound Dog」、イーライ・''ペーパーボーイ''・リードによるプロデュース「I Went to the Levee」、女性デュオThe Lostinesがバック・コーラスを務めた「Lovely Lonley」など多彩なゲストが参加。

本日は、姉・レイラ・マッカラと味わい深いハーモニーを聴かせる「Deep River」を。
19世紀に生まれ歌い継がれている黒人霊歌を、伴奏はギター1本で。
彼女たちの静かな祈りが伝わってきます。東尾沙紀


2026年1月28日(水) Lucinda Williams 「The World's Gone Wrong」 feat Brittney Spencer

アメリカの闘魂女性シンガー、ルシンダ・ウィリアムスが新作『World's Gone Wrong』を発表しました。

ルシンダ・ウィリアムス『World's Gone Wrong』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6276 2,970円税込)

2020年頃に脳梗塞を発症したものの不死鳥の如く復帰。
2026年1月で73歳を迎えリリースしたアルバムです。

「世界は悪い方向へどんどん進んでしまっている」
そんな意味合いのタイトルを冠した本作は全10曲中9曲がオリジナル曲。

唯一のカヴァー曲でメイヴィス・ステイプルズをfeatしたボブ・マーリィ作「So Much Trouble In The World」、ノラ・ジョーンズとのデュエットで聴かせる「We've ComeToo Far To Turn Around」もありますが、今日のこの1曲はタイトル曲「The World's Gone Wrong」を。
ルシンダらしい武骨なアメリカン・ロック・チューンでかっこいい! 森陽馬


2026年1月27日(火) 鈴木実貴子ズ 「ががが」

当店が選ぶ2025年ベスト・アルバムに選出した『あばら』発売から早1年。
鈴木実貴子ズの新作アルバム『いばら』が本日入荷しました。

鈴木実貴子ズ『いばら』
(国内CD CRCP-20619 3,300円)

名古屋を拠点に活動している鈴木実貴子と、ドラマーのズ(高橋イサミ)による男女2人組バンド。
前作の勢いそのままに、本作も最高にかっこいい1枚!
僕らが声に出せない気持ちを代弁してくれているような鈴木実貴子の力強い歌声に勇気づけられます。

今日のこの1曲は、情念の歌が聴く者を打ちのめす1曲目「ががが」!

なお、本作『いばら』リリースツアーの初日は2月19日新代田FEVERで竹原ピストルとの対バン!
最終日は5月25日渋谷CLUB QUATTROワンマンで、通常の前売りチケットがなんと1,500円!
(座布団付きVIPチケットは8,000円)
ライヴも素晴らしいので、生の鈴木実貴子ズを是非体感してみてください。森陽馬


2026年1月26日(月) Kono y Los Chicos de Cuba 「Plastic Love」(Amor Plastico)

サンデー・ソングブック2025年10月12日放送回で紹介されて話題のこの1枚!
竹内まりや「Plastic Love」をキューバン・サルサ・アレンジでカヴァーしている楽曲のレコードが好評発売中です。

Kono y Los Chicos de Cuba『Plastic Love』
(国内7inchレコード 完全限定盤 ALRT1 2,420円税込)

キューバに長年在住している日本人パーカッショニストKonoこと河野治彦と、ハバナのミュージシャンが組んだユニット、Kono y Los Chicos de Cuba(コーノ&ロス・チコス・デ・クーバ)。
近年人気となっている竹内まりや「プラスティック・ラブ」を、ダンサブルなサルサ・アレンジでカヴァーしています。
特に、スペイン語によるカヴァーが収録されているA面「Plastic Love」(Amor Plastico)は聴きもの。

山下達郎氏も<素晴らしい出来!>とラジオで絶賛していましたよね。
7インチ・アナログは限定盤ですのでご希望の方はお早めにどうぞ。森陽馬


2026年1月25日(日) 坂本龍一 「M.A.Y. IN THE BACKYARD」

映画『TOKYO MELODY RYUICHI SAKAMOTO』(4Kレストア版)を観ました。


坂本龍一が名盤『音楽図鑑』を制作し始めた1984年5月。
エリザベス・レナード監督を中心としたフランス国立視聴覚研究所が制作したドキュメンタリー映像作品です。

坂本龍一のインタビュー&スタジオでのレコーディング風景に加え、矢野顕子との連弾で「東風」を弾いている貴重映像や、1984年当時の東京の風景が収められていて、約1時間ながらとても興味深く鑑賞できました。

渋谷の東急文化会館(ヒカリエの場所にあったパンテオンなどが入っていたビル)、銀座線の古い列車、駅員が切符を切っている改札口、スクランブル交差点、パチンコ店、新宿アルタ前、原宿の竹の子族、浅草のお祭り、等々、昭和の東京の懐かしい景観が楽しめて、タイムカプセルを開けたような気分になれましたね。

今日のこの1曲は、『音楽図鑑』に収録されている「M.A.Y. IN THE BACKYARD」を。
スタジオで煙草を吸いながら試行錯誤しレコーディング、精彩を放っている坂本龍一(32歳)。
見ていて胸に迫るものがありました。森陽馬

★掲載ジャケットは、坂本龍一『音楽図鑑』(国内2枚組CD MDCL-5034 4,400円税込)


2026年1月24日(土) Richard Marx 「All I Ever Needed」 feat.Chris Botti

シンガーとして、作家/プロデューサーとして、1980年代から数々のヒット曲を送り出してきたリチャード・マークス。

2026年発表の最新作は、オーケストラとの共演によるジャジーで壮麗な<グレイト・アメリカン・ソングブック>♪

Richard Marx『After Hours』
(輸入CD RM003)

「Fly Me To The Moon」、「Moolinght Serenade」、「Love Is Here To Stay」他、ガーシュウィン作やフランク・シナトラ、フレッド・アステアなどで知られるスタンダード名曲を、24人編成のオーケストラ、ランディ・ウォルドマン(pf)、ディーン・パークス(g)、ヴィニー・カリウタ(drs)ら全員で同じスタジオに入り、一斉にレコーディング!
徹底して生演奏にこだわったゴージャス&極上のサウンドを聴かせてくれます。

「1948年に自分がシナトラに曲を売り込む若いソングライターだとイメージした」
奥方デイジーとの共作でラテン調の「Magic Hour」、クリス・ボッティ参加「All I Ever Needed」など、自身のペンによるオリジナル新曲が今作の半数を占めており、彼のソングライターとしての手腕が発揮されています。

自分のヒーローだと語るロッド・スチュワートとのデュエット曲「Young at Heart」、ケニーG、クリス・ボッティ、トム・スコット、マイアミの女性シンガーDrea Tomeがゲスト参加しています。東尾沙紀


2026年1月23日(金) 坂本慎太郎 「麻痺」

1月23日発売で、昨日(1月22日)から販売開始している坂本慎太郎の新作『ヤッホー』。
彼の今までのソロ作と比べて、不穏な雰囲気がなく、開放感がありますね。
オリコンのデイリーアルバムランキング(2026年1月22日付)では初登場7位を記録し、当店でも好調な売れ行きです。

坂本慎太郎『ヤッホー』
(2枚組CD インスト収録ボーナスCD付 zel-029 2,860円/国内LP zel-030 3,520円)

メジャーとインディーズの垣根が無くなった、と言われる昨今ですが、初回盤の種類が多数あるアイテムではないインディーズの作品が、これだけ注目されて売れているのはなかなか凄いことです。

別冊ele-kingの書籍『坂本慎太郎の世界』(P-VINE社 2,090円税込)に掲載されている坂本慎太郎バンドのアメリカ/メキシコ・ツアー2025のレビュー(執筆:松永良平氏)からは、海外での人気の高まりも伝わってきました。

ということで、今日のこの1曲は、新作『ヤッホー』から、ファンキーな7曲目「麻痺」(Numb)を。
2025年の海外ツアーでは、ライヴスタートの1曲目がこの「麻痺」だったそうです。森陽馬


2026年1月22日(木) ビーチ・ボーイズ 「We Gotta Groove」

ビーチ・ボーイズの新アイテム発売が本日発表されました。

<2026年2月13日発売>
・ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組SHM-CD仕様 英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付 UICY-16375 5,500円)

今年は『ペット・サウンズ』発売から60周年ですが、『15ビッグ・ワンズ』発売から50周年でもあります。
『15ビッグ・ワンズ』は、ブライアン・ウィルソンが復活した1976年発表アルバム。
オールディーズのカヴァーが多いものの、ビーチ・ボーイズらしさ溢れる楽しい1枚なのです。

本作はその『15ビッグ・ワンズ』と、1977年発表アルバム『ラヴ・ユー』の時期の音源を収めた3枚組CD。
未発表曲・音源が35トラック、新ミックス22トラック含め全73トラック!
ブライアン・ウィルソンが1977年に手掛けていた未発表セッション『アダルト/チャイルド』の音源が初めて正式に収録されます!
更に、『ラヴ・ユー』ブライアン・ウィルソン・カセット・デモ、というマニア垂涎のトラックも!

ここ最近は寒い日が続いていましたが、ビーチ・ボーイズのホットな話題が届いてうれしいですね。森陽馬


2026年1月21日(水) 二階堂和美 「うまれてきたから」

「人は必ず死ぬのです。生まれてきたから死ぬのです。」
(二階堂和美「うまれてきたから」歌詞より)

お寺の住職であり、二児の母であり、音楽家である二階堂和美。
2011年発表作『にじみ』から約14年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『潮汐』を発表しました。

二階堂和美『潮汐』(ちょうしお)
(国内CD PCD-18928 3,000円税込)

ミュージシャンとして共に歩み、故郷の広島で一緒に生活してきた夫のガンジー西垣が2022年に急逝。
本作『潮汐』は、残された者の様々な想いが込められた1枚です。

今日のこの1曲は、アルバムの軸となっている歌「うまれてきたから」。
当たり前だけれど、意識したくない事実を突きつけられるこの歌を、あなたはどう受け止めますか?

共同プロデューサーの原田郁子(クラムボン)は、「この曲を聴かせるためのアルバム」と話しているそうです。森陽馬


2026年1月20日(火) NOTHING BUT THE FUNK 「Chicken George」

ファンキー&グルーヴィーなJAZZ FUNKの新譜この1枚!

NOTHING BUT THE FUNK『ナッシング・バット・ザ・ファンク』
(国内CD PCD-22449 2,420円税込)

NOTHING BUT THE FUNKは、沼澤尚がアメリカへ留学していた1980年代、プリンスやシーラEのバック・メンバーと知り合い結成した13キャッツが前身で、そこに他ミュージシャンや森俊之が加わり2000年から活動しているファンク・バンド。

現メンバーは、沼澤尚(Dr)、森俊之(Key)、エディ・M(Sax)、カール・ペラーゾ(Per)、レイモンド・マッキンリー(B)、ネイト・マーセロ(G)、スティーヴ・バクスター(Tron)の7人組。
ビルボード・ライヴ等で日本公演を何度も行っていましたが、本作が初のオリジナル・アルバムになります。
(トロンボーン奏者スティーヴ・バクスターは2025年に急逝。本作が彼の遺作だそう)

スガシカオが参加している2曲目「Frozen Funk」以外は基本的にファンク・インスト。
今日のこの1曲は、神戸のライヴ・ハウス<チキン・ジョージ>がモチーフと思われる⑤「Chicken George」を。
ソウライヴを思い出させる歯切れのいいジャズ・ファンク・ナンバーです。森陽馬


2026年1月19日(月) 星野源 「Eureka」

NHK-TVで今年1月7日から始まった番組『星野源と松重豊のおともだち』はいいですね。

好きな音楽を誰かと一緒に聴きながら、語り合い、そして、おいしいものを食べ飲む。

それだけのことをテレビ番組にして、観ている者をリラックスさせてくれる。
音楽の話題が中心なのもいいよね。

星野源はこれまでも、『おげんさんといっしょ』、『星野源のおんがくこうろん』、『おげんさんのサブスク堂』と、実験的とも言える興味深い番組を作ってきましたが、今回も視点をあちこちに散りばめてあって面白い。

ということで、今日は星野源の最新アルバム『GEN』から「Eureka」を。森勉

★掲載ジャケットは、星野源『GEN』(国内CD VICL-66033 3,410円)


2026年1月18日(日) ぷにぷに電機 「海を」 feat.和久井沙良

ぷにぷに電機「海を」は、じわじわと深みが出てきて、最近気に入ってよく聴いている1曲。

当店が選ぶ2022年ベスト・アルバムで選出した1stアルバム『創業』から約3年。
2025年10月にCD発売されたぷにぷに電機の2ndアルバム『株』に収録されています。

ぷにぷに電機『株』
(国内CD PNDN-015 3,850円/アナログLPは2026年2月11日発売 4,950円)

ぷにぷに電機といえば、都会的でクールな楽曲が魅力ですが、「海を」は切ないバラード・ナンバー。
自身の喪失と記憶を海へ打ち寄せる波に表現し、叙情的に描いた歌とピアノの響きが耳に残ります。

「海を」の編曲は、Adoのライヴ・サポート等、活動の幅を広げている女性ピアニスト和久井沙良が担当。
バック演奏は、藤井風のサポート・ドラマーで知られる上原俊亮、新世代ベーシストのマーティ・ホロベック、鬼才ギタリスト閑喜弦介という、これからの日本の音楽界を担うであろうミュージシャンによるものです。森陽馬


2026年1月17日(土) Bob Dylan 「Let The Good Times Roll」

レコード・コレクターズ誌2026年2月号に掲載された<リイシュー・アルバム・ベスト2025>。
ロック部門の第1位は、このアルバムでした。

ボブ・ディラン『Through The Open Window:ブートレグ・シリーズ第18集(1956-1963)』
(国内8CD BOX 完全限定盤 SICP-31807 28,600円/2CDスタンダード・エディション 4,180円もあり)

本作で一番の驚きは、ディスク1の1曲目「Let The Good Times Roll」でしょう。
なんと!ボブ・ディランが15歳の高校生だった時(1956年)に録音したシャーリー&リーのカヴァー!

当然のことながら、ニューヨークへ移住しボブ・ディランと名乗る前のこと。
ロバート・ジマーマンとして地元ミネソタ/セントポールの楽器店で友人二人と録音した音源です。
こんな音源がよく残っていたなあ、と感心してしまいますね。

『時代は変る』発売前・録音直後の1963年10月カーネギー・ホール・コンサート完全版も歴史的価値あり。
映画『名もなき者』を見て、初期作を聴き込み、彼が書く詞に魅了された方。
本作を通し、若きディランの緊迫感ある親密さを感じてください。森陽馬


2026年1月16日(金) Young Gun Silver Fox 「You Can Feel It」(Live)

アンディ・プラッツ(ママズ・ガン)、ショーン・リーによるAOR/ソウル・ユニット、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス。
2025年発表最新作『プレジャー』も好評だった2人の初のライヴ盤がリリースされました。

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス『ライヴ・フロム・ザ・トルバドゥール・アンド・パラディーゾ』
(国内CD 英文ライナーの翻訳付 PCD-25509 2,750円税込)

5thアルバム『プレジャー』発表後に行われた2025年ツアーから、LAの老舗ザ・トルバドゥールと、オランダ・アムステルダムにあるパラディーゾでのパフォーマンスを厳選して収録♪

Adrian Meehan(ドラム)、Paul Housden(ベース)、さらに3名のホーン・セクション(LA、オランダ各々異なるメンバー)を加えた7人編成でのステージ。
最新5thからはハーモニーが心地良い「Burning Daylight」と、ファンキーな「Steve&Sly」、アンディの熱唱が聴きモノ!ライヴ終盤の定番「Long Way Back」、映像も公開されている「Love Guarantee」など、1st/2ndアルバムの楽曲を中心にほぼ全作から披露された10曲がセレクトされています。

本日はエレクトリック&アコースティック・ギターでのシンプルな演奏で歌った、メロウな名曲「You Can Feel It」(1st『ウェスト・エンド・コースト』収録曲)を。
「一緒に歌えるよね?」の呼びかけで、途中からお客さんの熱い歌声も加わり、とても多幸感のある瞬間がパッケージされています。

日本でのライヴは、2nd『AMウェイヴス』リリース後(2018年8月)に行われたビルボード・ライヴ公演の一度きり...。
次回作あたりで、そろそろ日本でのライヴが実現すると嬉しいなと思います。東尾沙紀


2026年1月15日(木) ビーチ・ボーイズ 「ファン・ファン・ファン」

2026年になり、来日60周年という言葉がささやかれています。

1966年にビートルズが唯一の来日公演を日本武道館で6月30日、7月1日、7月2日と行ってから、60年ということなのですね。

が・・・。僕にとっての最初に思い出す来日60周年は、1966年1月に来日したビーチ・ボーイズなのです。

それまで、外国の人のライヴは、ヴェンチャーズ、ブレンダ・リーの公演へ行きましたが、ロック・ヴォーカル・バンドのライヴは、ビーチ・ボーイズの1966年1月7日渋谷公会堂の公演が初めてでした。

中学2年生の冬休み、最初は音の大きさにビックリしましたが、曲が進むうちにその迫力あるバンドのサウンド、そしてヴォーカルとコーラスのアンサンブルの良さに惹き込まれました。

ということで、今日はビーチ・ボーイズの「ファン・ファン・ファン」を。

1966年の日本公演では1曲目に演奏されました。
ブライアン・ウィルソンはその時来日せず、ブルース・ジョンストンが代役を務めました。

そう、ブライアンはL.A.に残り、あの『ペット・サウンズ』を録音していました。

アルバム『ペット・サウンズ』の裏ジャケットには、日本公演の模様や京都太秦・東映撮影所でビーチ・ボーイズがサムライの扮装をした写真を見ることができます。サムライ姿の撮影は1月10日京都公演と1月12日神戸公演の間の1月11日のオフ日に行われたと思われます。

それにしても、よくぞはるばる日本まで来てくれました。
プロモーター、レコード会社、そしてビーチ・ボーイズのメンバーに感謝です。森勉


2026年1月14日(水) ポニーのヒサミツ 「どこへいく?」

2026年は<うま年>ということで、<馬ジャケ>をまたまた紹介します。

ポニーのヒサミツ『ほうむめいど・かうぼうい』
(国内LP 雷音レコード RHION-LP5 3,850円税込)

男性シンガー・ソングライターのポニーのヒサミツが、2023年に配信リリースした作品。
配信よりも1曲(「自家製牛男」instrumental)多く、新ミックス&マスタリングが施され、本秀康さんの雷音レコードから2024年5月にリリースされたアナログLPです。

谷口雄、渡瀬賢吾、増村和彦、サボテン楽団、kiss the gambler、中川理沙が参加。
細野晴臣『HOSONO HOUSE』、はっぴいえんど『風街ろまん』の影響を強く感じさせます。

特に、B面1曲目「どこへいく?」は、はっぴいえんど「夏なんです」的な雰囲気ですね。森陽馬


2026年1月13日(火) Chris Thile 「J.S.BACH Sonata No.3 in C major BWV1005 Ⅱ.Fuga」

連休明けの火曜日、武蔵小山周辺はお休みの店が多く、街はいつもより静かでした。
(武蔵小山の商店街は、昔から火曜日を定休日にしている店が多いのです。)

穏やかな陽射しが降り注ぐ昼下がり、店内ではこのアルバムをかけていました。

クリス・シーリー『バッハ:ソナタとパルティータ Vol.2』
(輸入国内仕様CD クリス・シーリーによるコメントの日本語訳、矢澤孝樹の解説付 Nonesuch 7559.789541)

現代ブルーグラスを牽引するバンド、パンチ・ブラザーズの名マンドリン奏者クリス・シーリーが、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を、マンドリンの独奏で表現した作品です。

本作はVol.1(2013年1月録音)に続く第2弾アルバム(2025年4~5月録音)。
Vol.1には収められていなかったパルティータ第2番、ソナタ第3番、パルティータ第3番を演奏しています。

ヴァイオリン演奏ではないものの、超絶早弾きマンドリンによる繊細な表現で美しいメロディーを奏で、聴く者を優雅な気持ちにさせてくれます。

なお本作は、ニューヨークにあるReservoir Studioでの録音が中心ですが、ソナタ第3番Ⅱ.Fuga(CD7トラック目)は、クリス・シーリーお気に入りのニューヨークの公園Tompkins Square Parkにてレコーディング。
耳をすますと、公園の雑踏/人々の声も演奏の隙間から聴こえてきます。森陽馬


2026年1月12日(月) クリス・レア 「Hello Friend」

レコード・コレクターズ2026年2月号(ミュージック・マガジン社 930円)が発売中です。


特集は『この曲のピアノを聴け!ジャズ/フュージョン編』。
新年恒例の『リイシュー・アルバム・ベスト』、『私の収穫2025』も掲載されています。

その第1特集『この曲のピアノを聴け!』には、ビル・エヴァンスやキース・ジャレット等ジャズ界の名ピアニストに混じって、マックス・ミドルトンもジェフ・ベックの曲で紹介されていました。

マックス・ミドルトンといえば、彼が弾くピアノ/シンセを最近店でよく聴いていたのです。
そう、2025年12月22日に逝去したクリス・レアのクリスマス名曲「Driving Home For Christmas」、そして1986年発表の名盤『On The Beach』に彼は参加しています。

クリス・レア『On The Beach』(デラックス・エディション)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18281 2,970円税込)

今日のこの1曲は、切なく沁みる「Hello Friend」。
クリス・レアの渋い歌声とブルージーなギター、そしてマックス・ミドルトンによる美しいピアノの調和は、本作ジャケットに映っているような青い空と共に、今はいなくなった友人や懐かしい記憶を想い出させてくれます。森陽馬


2026年1月11日(日) The Zombies 「This Will Be Our Year」

「僕の手をはなさないで 闇は消え去った 今年はきっと僕らの年になる 長い道のりだったね」

クリス・ホワイトのペンによる、穏やかな名曲「This Will Be Our Year」。

この曲を初めて聴いたのは、本家ゾンビーズではなく、ティム・クリステンセン(ディジー・ミズ・リジー)によるカヴァーでした。
ティムのバージョンはアルバム本編ではなく、日本盤ボーナス・トラックとして追加されていたものでしたが、素敵なメロディの曲だなと特に繰り返し聴いていたことを思い出します。

「This Will Be Our Year」、ヒット曲「ふたりのシーズン(Time Of The Season)」などが収録されたゾンビーズ1968年作『オデッセイ&オラクル』がモノラル・リマスター盤で再発されています。

The Zombies『Odessey and Oracle -Remastered Mono』
(輸入CD Beechwood Park Records BPR001)

本モノラル・リマスター盤で注目は、やはり「This Will Be Our Year」でしょうか。
ステレオ版ではカットされている、ホーン・セクションのパートが復活♪
柔らかなホルンなどが加わり、より華やかで温かみが感じられるアレンジで楽しむことができます。東尾沙紀



2026年1月10日(土) 安田成美 「星の降る夜」

1月9日21時半からEテレで放映(1月12日14時半~15時再放送予定)の番組『スイッチインタビュー』。
安田成美さんと大貫妙子さんの対談回
『安田成美×大貫妙子EP1 美声&歌作りの秘密』を見ました。

安田成美さんの1988年発表アルバム『Ginger』を大貫妙子さんがプロデュースした縁で、約38年ぶり(!)に会っての対談でしたが、大貫妙子さんの歌詞に関する話がとても興味深かったです。

「例えば、きれいな空を歌にしたいと思っても、音楽にはできない、伝えられないもの。その空を表現するのではなく、空が美しいとかいうことを言葉にするのではなく、歌詞に別の言葉に置き換えて物語を作る。」(大貫妙子談)
という、歌詞の創作過程にとても感銘を受けました。

あと、安田成美『Ginger』収録曲「星の降る夜」(作詞・作曲:大貫妙子)の話題。
この楽曲の歌詞について、安田成美は、「人物の中にいる、もう一人の自分」を描いた歌、という考察でした。
大貫さんはこの考察について、「80点」と言っていました。

切ないけれど、ロマンティック。
大貫妙子さんの歌詞に込められた真摯な想いが伝わってきました。

なお、アルバム『Ginger』のCDは入手困難な現状ですが、楽曲「星の降る夜」は、1984年発表1stアルバムにシングル曲を追加収録したCD『安田成美コレクション』(TKCA-73898 全17曲入 2,096円税込)で聴くことができます。森陽馬


2026年1月9日(金) 細野晴臣 「AIWOIWAIAOU」

神保町で行われている細野晴臣さんのポップアップストア『Hosono Record House』へ行ってきました。

場所は2025年夏に大滝詠一さんの特別企画展をやっていたのと同じ東京・神保町New Gallery。
細野晴臣さん関連のレコードやグッズ、作品に関しての解説付ポスター等が展示されています。

入場無料ですが、会場限定の7インチ・レコードや冊子も売っていて、ついつい散財してしまいましたね…。
開催は1月25日までの予定だそうなので、細野晴臣さんファンの方は是非覗いてみてください。

今日のこの1曲は、細野晴臣さんが近年のライヴでよく演奏しているという「AIWOIWAIAOU」を。

「AIWOIWAIAOU」は、アンビエントな楽曲が並ぶ1993年発表作『Medicine Compilation』に収録されているナンバー。
(国内CD 2020年最新リマスタリング MHCL-10137 3,300円税込)

会場で販売している冊子『Hosono Record House Vol.1』には、細野晴臣さんへのインタビューが掲載されていて、この「AIWOIWAIAOU」や「アーユルヴェーダ」(2008年公開映画『グーグーだって猫である』サントラ収録曲)を、最近のライヴで取り上げていることについても言及しています。森陽馬


2026年1月8日(木) ブルース・スプリングスティーン 「ハングリー・ハート」

ペット・サウンズ・レコードは今年4月22日で45周年を迎えます。

4月22日は何曜日かなとカレンダーを見ると水曜日でした。
す・・・水曜日! それって、オープンした曜日と同じ!
と思い、カレンダー全体を見渡すと、オープン年の1981年と同じまわりなんですね。

初心にかえり、がんばりたいと思います。

ということで、今日は45年前、オープン準備していた1981年の今頃ヒットしていた名曲を。

ブルース・スプリングスティーン「ハングリー・ハート」。
それまでシングルのベスト・テン・ヒットを持っていなかったブルースの初大ヒット・シングル。全米第5位!
(ちなみに、「ボーン・トゥ・ラン」は最高位第23位でした。)

このブルース・スプリングスティーン風のウォール・オブ・サウンドをラジオで聴きながら、商品カードや仕切り板の名前書きなどをしていたことを思い出します。
その頃のヒット曲で好きだったのは、ジョン・レノン「スターティング・オーヴァー」、「ウーマン」、ホール&オーツ「キッス・オン・マイ・リスト」、グローヴァー・ワシントンJr.withビル・ウィザース「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」、ダン・フォーゲルバーグ「懐かしき恋人の歌」(Same Old Lang Syne)、ティエラ「トゥゲザー」、スティーリー・ダン「ヘイ・ナインティーン」などがあります。森勉

★掲載ジャケットは、ブルース・スプリングスティーン『ザ・リバー』
(国内2枚組CD SICP-31648 3,300円税込)


2026年1月7日(水) GOOD BYE APRIL 「Velvet Motel」(大滝詠一カヴァー)

当店オススメの日本人ポップ・バンド、GOOD BYE APRIL。
通算6作目となるメジャー2ndアルバム『HOW UNIQUE!』が2月4日発売決定しました。


GOOD BYE APRIL『HOW UNIQUE!』
(2026年2月4日発売 国内CD CRCP-20620 3,300円)

2024年11月発売メジャー1stアルバム『HEARTDUST』(
2024年11月14日今日のこの1曲で紹介)は、グッド・メロディーが詰まった素晴らしい作品でした。

林哲司と共に制作された新作は、佐橋佳幸プロデュース曲「リ・メイク」や、常田真太郎(スキマスイッチ)プロデュース曲「ハーフムーンが見えたらさよならを」、林哲司作曲「Tokyo Weekend Magic」、大滝詠一「Velvet Motel」カヴァー等、注目曲が目白押し! 楽しみですね。

今日のこの1曲は、新作にも収録予定のGOOD BYE APRILによる大滝詠一「Velvet Motel」カヴァーを。

GOOD BYE APRIL『Velvet Motel/ピンク・シャドウ』
(国内8cmシングルCD 完全限定盤 DBTU32 2,000円税込)

2025年7月7日短冊の日に、8cmシングルCDで発売されました。
カップリングには、彼らのライヴ定番曲であるブレッド&バター「ピンク・シャドウ」カヴァーが入っています。森陽馬


2026年1月6日(火) 岡沢章BAND 「Feelin' Alright」

六本木PIT INNが閉店したのは2004年7月末でした。
松木恒秀氏率いるバンドWhat Is Hip?が、ゲストを招いて連日出演していたことを思い出します。

その松木恒秀氏も2017年に逝去しましたが、彼の遺志を継ぐ作品が2025年末に発売されました。

岡沢章BAND『P.S.I LOVE YOU Dedicated to Tsunehide Matsuki/Live At Shinjuku PIT INN』
(国内CD PILJ0018 3,000円税込)

岡沢章BANDは、HIP?のメンバーだった岡沢章、渡嘉敷祐一、野力奏一に、小池修、三好功郎が加わった布陣。
本盤は2025年で60周年を迎えた新宿PIT INNで、2025年8月11日に行ったライヴ音源が収められています。

歌心伝わるインスト中心の全8曲から今日のこの1曲は、実際に岡沢さんが歌っている「Feelin' Alright」を。
トラフィック/デイヴ・メイスンの名演で有名なバンドのグルーヴ感が味わえるナンバーです。森陽馬


2026年1月5日(月) 婦人倶楽部 「こいっちゃ餅つき」

♪のびーるのびーるお餅はのびる このままずっとお正月気分、、、ってわけにはいかないかしらね♪

今日から仕事始めという方も多いでしょうか。
自分もようやくのんびりモードから日常のリズムを取り戻しつつあります。

...が、もう少しお正月気分に浸らせてください。

2025年ベスト・アルバムの1枚として選ばせてもらった婦人倶楽部『婦人日和』に収録されている「こいっちゃ餅つき」は、実にほのぼのとするお正月ソングで、<お餅食べる時Myテーマ・ソング>的存在でした。

大人も子供も集まってワイワイと準備する光景、ホカホカと立ちのぼる湯気、におい...曲を聴くだけでイメージが浮かんできます。
メロディカの軽やかな音色も良いアクセントになっています。

この歌の中のように臼と杵でペッタンペッタンとはいきませんでしたが、小さい頃は家に古い餅つき機があり、毎年祖母の手伝いをするのが楽しみでした。
自分で丸めた、出来たてのお餅を砂糖につけて食べるのが我が家の定番。ほんのり甘くて温かいお餅の味を思い出します。

お雑煮、海苔と醤油、おしるこ...たくさん準備したお餅を今年も結局余らせてしまいそうですが、オススメの食べ方があれば教えてください。東尾沙紀


2026年1月4日(日) 寺尾紗穂 「魔法みたいに」

NHKのTV番組『Dearにっぽん』で使用されている寺尾紗穂さんの歌「魔法みたいに」。
オリジナルは2008年発表アルバム『風はびゅうびゅう』に収録されていた楽曲です。
テレビでは番組用に歌詞を書き換えたヴァージョンが流れています。

寺尾紗穂さんはライヴでもTVヴァージョンの歌詞で歌っていた時期がありましたが、外国人排斥の動きが問題化してきた2025年夏以降は、オリジナルの歌詞に戻して歌い続けているそうです。

「もしも二人が笑えるのなら、みにくい嘘や偏見なんて、砂の城のように崩してしまえ、遥かな海に。」
「もしも二人が笑えるのなら、遠い遠い国で涙流す子の、涙の熱さを感じられるよ、握った手に。」
「もしも二人が笑えるのなら、楽しい時を謳えるのなら、欺く言葉に立ち向かえるよ。魔法みたいに。」
(寺尾紗穂「魔法みたいに」歌詞より)

2025年12月21日東京・上野YUKUIDO工房でのライヴで、紗穂さんはこの歌を涙を流しながら歌っていました。

2026年、そしてこれからの未来、思いやりの心が少しでも広がりますように。森陽馬


★掲載ジャケットは、(DVD)寺尾紗穂コンサート「しゅーしゃいん」リリースツアー サントリーホール ブルーローズ公演。(国内DVD 3,500円税込)
2024年12月6日東京サントリーホール/ブルーローズで行われたコンサート映像が収録。
寺尾紗穂さんのライヴ会場で販売している商品ですが、当店でも販売させていただけることになりました。店頭及び通販でご購入いただけます。



2026年1月3日(土) LDK(友部正人+ふちがみとふなと) 「未来」

「今は豊かな未来だ。SFみたいだ。
だけど、きたえておくんだ。体ひとつになっても。オーケー。」
<LDK(友部正人+ふちがみとふなと)「未来」歌詞より>

LDK名義としては約16年ぶりとなる新作2ndアルバムが出ました。

LDK(友部正人+ふちがみとふなと)『ブルースとワルツ』
(国内CD daidoko002 3,080円税込)

友部正人とふちがみとふなと(渕上純子&船戸博史)が組んだユニット、LDK。
本作は2024年9月26~28日に、京都のマザーシップスタジオで録音された彼らの2ndアルバムです。
朴訥&ゆるやかなようで、聴き込むほどに深く、力強く、そしてやさしく響く歌と楽曲が共鳴した1枚。

今日のこの1曲は、渕上さんがLDK用に歌詞を書き下ろし、友部正人が曲をつけた9曲目「未来」を。

なお、2009年に発表しライヴ会場にて手売りのみで販売→完売していた1st『二つの午後』が、本作に合わせて再プレスされ、一般流通も開始となりました。森陽馬


2026年1月2日(金) 森山良子 「変わらぬ心」(Somethings Never Change)

新しい年を迎えました。
2026年、令和8年。どんな年になるんでしょうか?
年齢を重ねるとこれといった抱負はありませんが、まずは健康ですね。

みなさんはお正月、いかがお過ごしでしょうか。
本年もペット・サウンズ・レコードをよろしくおねがいいたします。

2025年はいろいろなCDやレコードが発売されて楽しませてもらいました。
店の常連のお客様に、「2025年よく聴いたものは何でしたか?」という質問をしたところ、多かった答えが、『ロジャー・ニコルス作品集』でした。

ということで、今日の1曲はその中から選んでみました。

『ロジャー・ニコルス・ソングブック』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31776 2,860円税込)

ロジャー・ニコルスの作品は、さまざまな歌手・演奏家によってカヴァーされていますが、今日紹介するこの曲は、現時点ではこのヴァージョンのみだそうです。

森山良子が1973年にロンドンで録音した『イン・ロンドン』というアルバムに収録されていた「Somethings Never Change」(変わらぬ心)という曲で、作曲:ロジャー・ニコルス、作詞はカーペンターズのヒット曲「イエスタデイ・ワンス・モア」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」などを書いたジョン・ベティス。
ロジャー・ニコルスの隠れた名曲と言っていい曲で、森山良子の歌唱も素晴らしい。森勉



2026年1月1日(木) Dinosaur Jr. 「Just Like Heaven」

PET SOUNDS RECORDは元旦14時から営業を開始いたしました。
2026年もよろしくお願い申し上げます。

今年の干支は<うま年>!
様々な<馬ジャケ>作品をこのコーナーで紹介していきたいですね。

まずは、新年早々からガツン!とくる<馬ジャケ>アルバムをピックアップしました。

ダイナソーJr.『The Black Session : Live In Paris 1993』
(国内仕様CD 日本語解説付 CDBRED897J 3,300円税込)

ダイナソーJr.が、1993年フランス/パリで放送用に録音していた秘蔵スタジオ・ライヴ音源。
名盤『Where You Been』をリリースした直後の録音。初期人気曲「Freak Scean」、「Budge」もやってます。
J・マスキスらしい魂のギターが爆発していてかっこいい!

今日のこの1曲は、ザ・キュアーのカヴァー「Just Like Heaven」! 森陽馬


2025年12月31日(水) ハンク・ジョーンズ 「アリガト」

2025年ご来店、お買い上げいただいた皆々様、ありがとうございました。

2026年は1月1日14時から営業を開始いたします。
1,000円以上お買い上げの方には先着でお年賀タオルをプレゼント♪
あなたにとっての"PET SOUNDS"(お気に入りの音)を探しに、よろしければご来店くださいませ。

2025年最後の<今日のこの1曲>は、1年の感謝を込めて「Arigato」を。

ハンク・ジョーンズ『アリガト』
(国内CD 1977年発表作 期間限定盤 日本語解説付 UVJZ-40183 1,100円税込)

名ジャズ・ピアニストのハンク・ジョーンズは、1970年代半ばから日本と縁深くなりました。
この「Arigato」は、リチャート・デイヴィス、ロニー・ベッドフォードとのトリオで1976年10月に録音された楽曲。
当時のハンクはグレイト・ジャズ・トリオを結成するなど、活躍の場を広げていました。
その勢いを感じさせる快活なピアノを聴かせます。

皆さんにとって、2026年が感謝と希望に満ちた1年になりますように。森陽馬


2025年12月30日(火) ゴリラ祭ーズ 「めくるめく師走」

素晴らしい音楽が2025年もたくさん発売されました。

そのラストを飾る2025年12月31日発売新譜、ゴリラ祭ーズの新作『The Drifter』が本日入荷しました。

ゴリラ祭ーズ『The Drifter』
(国内CD 先着でインスト収録のボーナスCD付 NFD-026 3,000円)

ゴリラ祭ーズは、古賀礼人、平野駿、舩越悠生の3人が2017年に結成した滋賀発のポップ・バンド。
本作『The Drifter』は彼らの3作目のオリジナル・アルバムになります。

不思議なバンド名ながら、穏やかな風が流れているサウンドと親しみやすいメロディ&歌が魅力的♪
同じ高校の吹奏楽部で結成したこともあり、管楽器が随所に入っているのもいいですね。
SAKEROCK、星野源へのリスペクト/影響も感じさせます。

今日のこの1曲は、作品中で最もファンキーかつ華やかなアレンジが耳に残る「めくるめく師走」。森陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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