・The Milk Carton Kids『Lost Cause Lover Fool』
(輸入CD Far Cry Records FCR9CD/輸入LP FCR9LP)
<新世代のサイモン&ガーファンクル>!?
The Milk Carton Kidsは、2011年頃から活動しているKenneth PattengaleとJoseph Edward Ryanの2人組。
アコースティック・ギターを基調にしたサウンド、歌とハーモニーが魅力のユニットです。
2026年発表オリジナル・アルバムとなる本作『Lost Cause Lover Fool』は、2023年発表前作『I Only See The
Moon』に続き、Kenneth Pattengale自身によるプロデュース。
二人のギター&歌に加えベース&ドラムス、曲によってはマンドリン、バンジョーも取り入れながら、アコースティックでフォーキーな魅力はそのままに、温もりに満ちた親密な空気が伝わるシンガー・ソングライター作品に仕上がっています。
今日のこの1曲は、味わい深い3曲目「A Friend Like You」。森陽馬
パール・ジャムの曲はもちろん、映画『Into The Wild』からのソロ曲。更には、ビートルズ「悲しみはぶっとばせ」、ウォーレン・ジヴォン「Keep
Me In Your Heart」、グレン・ハンサード「Song Of Good Hope」、トム・ペティ「I Won't Back Down」のカヴァーも披露。
そして、2回目のアンコールでは、ボブ・ディラン「Forever Young」、ニール・ヤング「Rockin' In The Free World」のカヴァーで締め! アメリカン・ロックの歴史を引き継ぎ体現するようなラストは、客席を無視して前方に観客が押し寄せて、ファン大熱狂の約110分でした。
ブライトンや故郷ポーツマスを題材に書き始め、母国への愛憎入り混じった感情を表現したという「Welcome To Burning-By-Sea」、1922年と2022年(パンデミック後)のイギリスの家族を描いた「End
Of The Pier」、ラテン・ロック風のギターが耳に残る「The Face」など、世情への憤りや皮肉を込めた鋭いジョー節が炸裂。
白昼夢をゆらゆらと漂うような極上グルーヴがとっても心地良い4曲が収録されています。
今日のこの1曲は、B面2曲目に収録されている2025年発表の新曲「Da Du Dah」。
シャーデーやスムースなR&Bお好きな方にもオススメなナンバーです。森陽馬
2026年4月18日(土) Neil Young & The Chrome Hearts 「Big Crime」
RECORD STORE DAY 2026、ご来店いただいたお客様ありがとうございました。
平和かつ健康で、音楽を楽しめることに感謝の1日でしたね。
僕にとっての<RECORD STORE DAY>はこの1枚です。
Neil Young & The Chrome Hearts『As Time Explodes』
(輸入2枚組LP RSD限定クリア・カラー盤 Reprise/Warner 9362.482391)
ニール・ヤングが2025年に行っていたコンサート・ツアーの音源を2LPに収めた最新ライヴ盤。
大好きなアルバム『Silver & Gold』(2000)の収録曲「Daddy Went Walkin'」から始まるというだけで、グッときちゃいますね。
地味に始まったと思いきや、「OHIO」や「Like A Hurricane」、長尺の「Coltez The Killer」、「Be The Rain」では、らしいエレキ・ギターも健在! ニール・ファンならば満足間違いなしのライヴ音源です。
今日のこの1曲は、このRSDアイテムの中から、プロフェッサー・ロングヘア「Meet Me Tomorrow Night」。
ニューオリンズの名ピアニスト、プロフェッサー・ロングヘアが1971~72年に録音した楽曲群ながら、1991年に発掘&CD化された作品なので、今回が初アナログ化になります。 ニューオリンズ・ファン必聴のゴキゲン盤! 森陽馬
★掲載ジャケットは、Professor Longhair『Mardi Gras In Baton Rouge』。
(2026年4月18日発売 RSD2026限定商品 輸入2枚組LP RHINO)
2026年4月16日(木) 満島ひかり 「踊るノアール」
<レコード店へ足を運び、アナログ・レコードを聴いて音楽を楽しもう!>
2008年に米国で始まった、中小のレコード店と音楽ファンのためのイベント、RECORD STORE DAY。
2026年は4月18日(土)に開催! 様々なアナログ・レコードが4月18日店頭に並びます。
RECORD STORE DAY JAPAN 2026のアンバサダーは、満島ひかりさん!
当店で販売する国内盤タイトルは以下になります。
満島ひかり、3776、小倉優子、左とん平、ザ・スクーターズ、HⅡH、ONEGRAM、DJ Mitsu the Beats、DEN BARON、Lisako
Oshimaジブリ2、神野美伽、『SEA OF LOVE3』、TESTSET、ニューエスト・モデル、坂本龍一+ダンスリー、etc...。
(輸入盤タイトルは明日4/17の今日のこの1曲で紹介予定)
ベックが共作者の1人としてクレジットされ、バーバレラ、ウーフラ(スタートレック)などSFネタを散りばめた「Walking On The Moon」、音の広がりが気持ち良いウィロー(俳優ウィル・スミスの娘)とのデュエット「Thunderwave」ほか、テーム・インパラ、フライング・ロータスなどジャンルを飛び越え多彩なゲストが参加しています。
中でも注目なのが、レモン・ツイッグスのダダリオ兄弟とのコラボレーションです。
ビー・ジーズ+トッド・ラングレンな雰囲気の「What Is Left To Say」。
そして、ピアノとベース、ハーモニーだけで聴かせる「Pozole」の2曲♪
共作、演奏&コーラスでもがっつり参加しています。
1954年生まれアメリカ/ヴァージニア州出身のピアニスト/シンガー・ソングライター、ブルース・ホーンズビーが中心となって1984年に結成したバンド、Bruce
Hornsby & The Range。
彼らが1986年に発表した名作1stアルバム『The Way It Is』に、「Mandolin Rain」は収録されています。
(翌年1987年にシングル・カットされ、全米4位のヒットも記録)
♪Listen To The Mandolin Rain. Listen To The Music On The Lake.
Ah,Listen To My Heart Break. Every Time She Runs Away.♪
(マンドリンのような雨の音を聴いてくれ。湖上で鳴っている音を聴いてくれ。
あぁ、そして、彼女が去ってしまう時に傷つくこの心の音を。♪
2026年版のヨット・ロック・アルバムを目指したという新作の楽曲、アレンジは70~80年代AOR/ポップ・ロックの影響が色濃く表れており、ケニーGをフィーチャーした「Cry」、マイケル・マクドナルド&ケニー・ロギンスがヴォーカル参加した「Love
In Exile」等はまさにそんな雰囲気♪
憧れの存在に会った後悔を歌った90年代R&B的バラード「Don't Meet Your Heroes」、アコースティック・ギターで歌う「I
Used To Be Cringe」など、ゆったりと聴かせる曲もいい感じです。
今日のこの1曲は、ジルベルト・ジルが参加した1曲目「A Historia Da Nossa Lingua」。
ルーカス・サンタナは、ジルベルト・ジルのバックでフルート奏者としてキャリアをスタートしたそう。
2026年で84歳を迎えるそのジルベルト・ジルと共に、新時代のトロピカリズモを体現したナンバーです。森陽馬
当店でも大推薦♪USロングアイランド出身の兄弟ユニット、レモン・ツイッグスの2年ぶり6枚目となる新作『ルック・フォー・ユア・マインド!!』が2026年5月8日(金)発売になります。
先行トラック「I Just Can't Get Over Losing You」も彼等らしいレトロな質感のポップ・ソング♪アルバムの発売が楽しみです。
Mod Langは、2024年に結成されたデトロイト出身の男女4人組ロック・バンド。
バンド名は、アレックス・チルトンらが在籍したビッグ・スターの曲名(『Radio City』収録曲)が由来とのこと。
メンバーは見た感じ10代後半から20代前半とまだまだ若そうですが、60~70年代ロック/ポップスのエッセンスを感じさせるサウンドと、ライヴ・パフォーマンスが評判となっているようです。(ライヴではキンクスのカヴァーもレパートリー)
Jon Lucien『Search For The Inner Self』
(輸入CD KENT SOUL CDKENM536 / 輸入LPもあり)
今作のタイトルにもなっている「Search For The Inner Self」は、2025年にACEから発売されたポール・ウェラー選曲のソウル・コンピ『That
Sweet Sweet Music』にも収録されていました。(ウェラーは90年代初頭にこの曲のシングルに出会い、その壮麗さに圧倒されたとコメントしています。)
Horace Ottが手掛けたアレンジ、ドラマチックなイントロとメロディ...コンピの中でもひときわ存在感を放っています。
例えば、後に「ラヴィン・ユー」で大ヒットを出すミニー・リパートンが在籍していたThe Rotary Connectionや、テリー・キャリア「What
Color Is Love」。本作の中でも一際光を放っているマリーナ・ショウ「California Soul」、アルバム・タイトルにもなっているサイケで先鋭的なクロスオーバー・サウンドが印象深いラムゼイ・ルイス「Eternal
Journey」等は特徴的ですね。
今日のこの1曲は、テリー・キャリア作のザ・デルズ「It's All Up To You」を。
ソフト・ロック的なアレンジと、デルズのソウルフルな歌声が不思議とマッチしています。森陽馬
2026年3月9日(月) The Dictators 「(I Live For) Cars And Girls」
今日のこの1曲は、ディスク1の1曲目を飾るThe Dictators「(I Live For) Cars And Girls」。
ニューヨーク・パンクの元祖とも言えるバンド、The Dictatorsの最高にかっこいいナンバー!
<ニューヨークの不良なビーチ・ボーイズ!?>的な疾走感もあって、本作の1発目にピッタリですね。森陽馬
「Catching The Sun」はシャープ社ソーラー電卓エルシーメイトのCMソングとして1982年にシングル発売された楽曲で、1983年発表2ndアルバム『ひとかけらの夏』に収録されているナンバー。
村田さんの爽やかで伸びのある歌声は、心地良い陽射しが降り注ぐ日に聴きたくなりますね。
本CDにボーナス・トラックで収録されているシングル・ヴァージョンはシンセのオケですが、アルバム・ヴァージョンは山下達郎氏による10管ホーン・セクションが足されています。