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 今日のこの1曲コーナー

ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2026年6月21日(日) The Monkees 「Me & Magdalena」(ver.2)

モンキーズ、2026年でデビュー60周年♪

海外で2026年1月にリリースされたシングルA・B面集『ザ・エーズ、ザ・ビーズ・アンド・ザ・モンキーズ』(2CD)の日本盤が6月24日に発売されます。

そして、デビュー50周年イヤーの2016年に発表したアルバム『GOOD TIMES!』の10周年記念2CDデラックス・エディションが発売になりました。

The Monkees『GOOD TIMES! -Deluxe Edition-』
(輸入2CD RHINO 603497804320)

『GOOD TIMES!』は、ミッキー・ドレンツ、ピーター・トーク、マイク・ネスミスが再集結、アダム・シュレンジャー(ファウンテンズ・オブ・ウェイン)がプロデュースを手掛けたアルバム。
アンディ・パートリッジ(XTC)、リヴァース・クオモ(Weezer)、ノエル・ギャラガー&ポール・ウェラーらによる楽曲提供も当時話題となりました。

本デラックス盤のボーナス・ディスクには、『Good Times!』全曲分のインストゥルメンタル、オルタネイト・テイクなど全17トラックが追加されています。

ベンジャミン・ギバート(Death Cab For Cutie)作「Me&Magdalena」の本編とは異なるポップなバンド・アレンジ(12弦ギターがアクセント)が施された<バージョン2>や、ピーター・トークの弟Nick Thorkelson作「A Better World」、Zach Rogue(Rogue Wave)作「Terrifying」、アンディ・パートリッジ作「Love's What I Want」(日本盤ボーナス・トラックとして聴くことができました)など、アルバム本編には未収録だった良い曲が纏まって聴けるのが嬉しいですね。

現在ミッキー・ドレンツは、11月まで続くモンキーズ60周年をお祝いするスペシャルなツアーを開催中です。東尾沙紀


2026年6月20日(土) Neil Young 「Like A Hurricane」(『Unplugged』より)

ニール・ヤングの2025年ライヴ盤『As Time Explodes』(2026年6月7日今日のこの1曲で紹介)と一緒に、『Unplugged』(1993)の2LP、『Sleeps With Angels』(1994)の2LP、『Mirror Ball』(1995)の2LPとCDが発売されました。

2025年10月発売のBOX『NEIL YOUNG OFFICIAL RELEASE SERIES DISCS 26, 27, 28 & 29』に入っていたアルバムの単体リリースになります。

CDが全盛だった1990年代の作品ということもあり、各々のオリジナルLPは数が少なく、あまり見ない盤でした。
最新リマスタリングも施されているのでうれしい再発ですね。

今日はこの中から、『Unplugged』(1993)を取り上げましょう。

・Neil Young『Unplugged』
(輸入2枚組LP Warner/Reprise 9362.484665)

アメリカのMTVで放送された音楽プログラム『MTVアンプラグド』は、アコースティック・アレンジを基調にしたライヴを放映する番組。エリック・クラプトン、マライア・キャリーで知名度を上げ、多くのミュージシャンのアンプラグド・ライヴ音源がリリースされました。

ニール・ヤングの『アンプラグド』は1993年3月に放映され、同年6月に作品が発売。
「ニール・ヤングは"アンプラグド"でしょっちゅうやってるじゃん」なんて、当時言われたりしましたが、バッファロー・スプリングフィールド時代の「Mr.Soul」や、テクノ・ポップな問題作『トランス』(1983)から「Transformer Man」など、珍しい選曲&アレンジがなかなかに良かったですね。

特に話題となったのが、「Like A Hurricane」のパイプオルガン弾き語りヴァージョン!
エレキ・ギターでガツンと演るロックな曲を、憂いのある叙情的なスロー・ヴァージョンで披露。
パイプオルガンの音色と、ニールの揺れ揺れな歌声&ハーモニカがマッチして、唯一無二な浮遊感ある「Like A Hurricane」でした。森陽馬


2026年6月19日(金) 細野晴臣 「ハリケーン・ドロシー」(中華街ライヴ)

細野晴臣が1976年5月8日に中華街で行ったライヴ音源のアナログ盤が6月24日発売になります。

・細野晴臣『HARRY HOSONO & TIN PAN ALLEY IN CHINA TOWN』
(2026年6月24日発売 国内LP 完全限定盤 HHMK-004 4,400円税込)

今回のアナログ盤は、新たに発見されたステレオマスターを基にGOH HOTODA氏が新たなミックス/マスタリングを行った音源になっています。

CDに関しては、2007年に出た『細野晴臣クラウン・イヤーズ 1974-1977』BOXセットに、細野晴臣氏監修のリマスタリングでこの中華街ライヴ音源がディスク3に収録されていました。

・細野晴臣『クラウン・イヤーズ 1974-1977』
(国内3枚組CD+DVD CRCP-20386 7,150円税込)

クラウン・レーベルに細野晴臣が残した2枚の名作アルバム『トロピカル・ダンディー』、『泰安洋行』に加え、ティン・パン・アレー名義で出した2枚のアルバムからの曲やシングル盤のみの音源もボーナス曲として追加。更に、中華街ライヴCDやその映像の一部も入ったDVDが付いたクラウン時代の細野晴臣の集大成BOXです。

今日の1曲は、曲が始まる前にメンバー紹介も入っている「ハリケーン・ドロシー」を。森勉

★6/24発売アナログ盤は
通販コーナーにて予約受付中


2026年6月18日(木) 座布団忍者 「川を下って」

<座布団忍者>、これがバンド名です!

座布団忍者『Still, You Dance』
(国内CD NFD-028 3,000円税込)

都内の大学に在学中の4人組バンド、座布団忍者。
家主、台風クラブ、ゴリラ祭ーズを輩出したNEW FOLKから、1stアルバム『Still, You Dance』を発表しました。

メンバーは秋田温奏(Vo、G)、野崎千鶴(Vo、B)、河上憲将(Vo、G)、金子凌大(Dr)。
この4人中3人(秋田、野崎、河上)各々が作詞・作曲している楽曲はポップかつ個性的♪
カラフルで若々しいパワーに溢れています。

今日のこの1曲は、河上憲将が書いた「川を下って」を。

never young beach、YOGEE NEW WAVESなどお好きな方も要チェックのニューカマーです。森陽馬


2026年6月17日(水) Shabason & Krgovich 「Little Wind」

雲の間から太陽が顔を出し、陽が差し込む。
わずかに風が吹いて、爽やかな気持ちで歩道を歩く。

当たり前のように過ぎていく日常の何気ない瞬間。
でも、たしかに僕は生きている。
そしてそれを実感できる。

そんなことを気付かせてくれる1枚。

Shabason & Krgovich『Four Days in June』
(国内CD 歌詞・対訳付 epcd-140 2,640円)

トロント在住のジョセフ・シャバソンと、ヴァンクーバー在住のニコラス・ケルゴヴィッチによるカナダ発ユニット、シャバソン&ケルゴヴィッチの2026年発表アルバム。

静かで穏やかなサウンドと歌は、外の音にかき消されてしまうほどの静謐さ。
まるで、道端の落ち葉のように見過ごしてしまいそうな音楽。
でも、だからこそ、日々の大切さを教えてくれるのかもしれません。

今日のこの1曲は、6月の風を運んでくれるような10曲目「Little Wind」を。森陽馬


2026年6月16日(火) エンニオ・モリコーネ 「ニュー・シネマ・パラダイス」

シネスイッチ銀座が2026年10月で閉館するというニュースが入ってきました。

『銀座文化劇場』として1955年に開館し、1987年からシネスイッチ銀座と改名。
東京・銀座で約71年に渡って営業を続けてきた老舗映画館です。

『かもめ食堂』、『アーティスト』、『さざなみ』は、シネスイッチ銀座で観ました。
90年代は、『ライフ・イズ・ビューティフル』、『クライング・ゲーム』、『プリシラ』が印象深いです。
2024年の個人的ベスト映画『本日公休』もシネスイッチ銀座でしたね。

何時行っても変わらない、良質な作品を上映している古き良き映画館でした。
閉館前にまた立ち寄りたいと思っています。

今日のこの1曲は、映画館の年老いた映写技師と少年の友情・青春、そして映画愛が描かれた名作『ニュー・シネマ・パラダイス』(完全版)のサウンドトラックから。
エンニオ・モリコーネによる美しくも切ない旋律が、心に深く響いてきます。森陽馬

★エンニオ・モリコーネ『ニュー・シネマ・パラダイス』(完全版)
(国内CD VICP-63190 2,640円)


2026年6月15日(月) WIM 「Snacks & Wine」

タイのインディーズ・シーンを牽引する''Mr.Feelgood''♪

ネオ・シティポップとも評される洗練されたサウンド、グッドすぎるメロディ・センスで、現地だけではなく世界的注目を集める男性ミュージシャン、WIM(ウィム)。
配信で発表されていた2025年発表作『HONEYMOOD』が、日本のみで世界初CD化されました。

WIM『HONEYMOOD』
(国内CD 歌詞・対訳付 WIMCD-1001 3,300円)

バンコク出身のWIMことKasidej Hongladaromp(通称:Karn)は、2024年に解散した大人気デュオHYBSのメンバーとして活躍していた人物。今作『HONEYMOOD』は、ソロ転向後2作目となります。

ソウル、R&B、80年代ポップや日本のシティ・ポップ(今作に「Tokyo」という曲が収録!)などの要素が自然に溶け込んだサウンド、滑らかなファルセット&さわやかな歌声が最高に気持ち良い♪

本日は、夜のムード漂う、とろけるような「Snacks & Wine」を今日の1曲に。

ジェイソン・ムラーズ、ベニー・シングスがお好きな方にもチェックしていただきたい一枚です。東尾沙紀


2026年6月14日(日) 高田渡 「フィッシング・オン・サンデー」

高田渡が1976年に発表したオリジナル・アルバム『FISHIN' ON SUNDAY』がアナログLPで再発になりました。

・高田渡『FISHIN' ON SUNDAY』
(国内LP 最新リマスタリング 小川真一氏による解説付 TBV0108 5,500円)

なんと、このアルバムはL.A.録音!
プロデュースは細野晴臣、中川イサト、高田渡の連名。
海外録音といっても、高田渡は高田渡。その彼しか出せない味わいはそのままです。

今日の1曲は、アルバム・ラストに入っている「フィッシング・オン・サンデー」を。

このアルバムの中で、バックの音が一番賑やかな曲で、ベースに細野晴臣、ギターに中川イサト、マンドセロ(サイズの大きいマンドリン)にフレッド・タケット、スチールドラムにロバート・グリニッジ、そしてピアノ&アコーディオンにヴァン・ダイク・パークスが参加して、高田渡の飄々とした歌に色を添えています。
ジャケットの絵は河村要助氏によるもので、額に入れて壁に飾りたい力作です。

余談ですが、高田渡が撮影した写真をまとめた『高田渡の視線の先に』という本があります。

(『高田渡の視線の先に 写真擬 1972-1979』 リットーミュージック 高田渡(写真)・高田漣(文) 4,950円)

そこには、このアルバムを録音したL.A.での写真が色々収められています。
ジェシ・エド・デイヴィス『ウルル』のジャケットで有名な壁の前でのショットもあります。
なお、この写真集には、わが街、武蔵小山の1970年代の懐かしい写真も数点掲載。
渡さん、安い酒場が多かった武蔵小山に来ていたんですね。森勉


2026年6月13日(土) ブギ連 「やっとられん」(ライヴ)

「ブギ連、自慢してくれえ~~!」
(甲本ヒロトのMCより)

内田勘太郎(憂歌団)と甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)が組んだブルース・デュオ、ブギ連。
2024年作『懲役二秒』発表後に行ったツアーから厳選したライヴ・アルバムが出ました。

ブギ連『ブギる心』
(国内CD 先着特典ステッカー付 BVCL-1520 3,500円/国内LP 完全限定盤 BVJL-141 5,500円)

甲本ヒロトの歌&ハーモニカと、内田勘太郎のギター。そして観客の熱狂!
音の塊がぶつかってくるようなMONO録音で、臨場感も凄いライヴ盤です。

今日のこの1曲は、内田勘太郎作詞による「やっとられん」!
曲後の拍手中に、ヒロトが放つMC「ウーチーダー、カンターロー!!」のイントネーションも最高ですね。

ちなみに、ジャケット・デザインはいつもの菅谷晉一さんではなく、甲本ヒロト自身が担当。
ヒロトは音源のミックスも行っています。森陽馬


2026年6月12日(金) 渡辺満里奈 「あなただけI LOVE YOU」

2026年6月10日(水)にSGCホール有明で行われた『MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE - A Tribute to EIICHI OHTAKI』へ行ってきました。

井上鑑を中心としたNIAGARA'S CLUB BAND(ドラムは上原ユカリ!)をバックに、豪華ミュージシャンが大滝詠一作の楽曲を披露する素晴らしいコンサートでした。

吉田美奈子、鈴木茂、伊藤銀次、杉真理、稲垣潤一、野宮真貴、トータス松本、渡辺満里奈、ハンバートハンバート、そして大滝詠一本人の歌声で、大滝詠一作品が歌い継がれた約180分。とても"幸せな"時間を過ごすことができました。

一番盛り上がったのは、小林旭(87歳!)がシークレット・ゲストとして出演! 「熱き心に」を歌った時の拍手と歓声は凄かったですね。

コンサートの最後に吉田美奈子が歌った「夢で逢えたら」も印象的でした。
多くの人が歌っている「夢で逢えたら」ですが、一番最初に歌った吉田美奈子による深みのある歌は、誰にも真似できない、唯一無二の「夢で逢えたら」だ、と改めて強く実感しました。

個人的には、渡辺満里奈が須藤薫の名曲「あなただけI LOVE YOU」を歌ってくれたことに感動しました。
須藤薫も大滝詠一が亡くなった2013年と同年3月に逝去しています。
大滝詠一だけでなく、布谷文夫、須藤薫、この世を去ったナイアガラーの方々も本公演を天国から見守り、喜んでいたことでしょう。森陽馬


★掲載ジャケットは、2025年7月に行われたライヴのBlu-ray映像作品『Eiichi Ohtaki's NIAGARA 50th Odyssey Live & 鈴木茂☆大滝詠一を唄う!! Vol.9』。(2026年6月10日発売 国内2枚組Blu-ray SRXL-650 9,000円)


2026年6月11日(木) ビーチ・ボーイズ 「ゴッド・オンリー・ノウズ」(モノラル/ステレオ/インスト/ライヴ)

ブライアン・ウィルソンがこの世を去ってから、早くも1年が経ちました。

喪失感はありますが、ブライアンが残してくれた作品は、自分が生きていく糧になり続けてくれています。

十代前半に自分の意志で音楽を聴き始め、色々なミュージシャンからたくさんの栄養を頂き、育ててもらいました。
なかでも、一番たくさんの栄養をもらったのは、ビーチ・ボーイズだったのだ、と思います。

認識するようになったのは、二十代後半になってから・・・。
特に自分でレコード店を始めてみようという思いが強くなり、だったら店名をどうする?
―そんな、こんなを考えるようになってからでした。

ということで、今日の1曲は、このアルバムからの1曲にしました。

・ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ 50周年記念デラックス・エディション』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-15519 3,960円)

初めて『ペット・サウンズ』を聴きたい方にも、深くじっくり『ペット・サウンズ』を味わいたい方にも、オススメ」したいものです。
モノラル、ステレオ、カラオケ、ライヴと4方面から全曲楽しめます。

今年出た60周年盤はベイシックな音が収録されていないマニアックな作りだったので、原点に帰る意味ではこの50周年盤を再評価してみたいと思います。森勉


2026年6月10日(水) スーパー登山部 「Breathe」

<音楽>と<山>を軸にした独自の試みと、爽やかな歌/楽曲でいま人気急上昇中のバンド、スーパー登山部。

標高3,000mまで楽器を運びライヴを開催するなど、実際に登山活動を行っているという名古屋発男女5人組!
2023年の結成以降、配信でシングルを発表してきた彼らの1stアルバム『スーパー登山部』がリリースされました。

スーパー登山部『スーパー登山部』
(国内CD 歌詞付 SCC-003 3,850円 / インストCD付完全生産限定盤もあり)

大橋トリオ2026年3月発表『A BAND』に参加したことでも注目を集めた紅一点ヴォーカリストHinaの清涼感ある歌声、ポップ、ジャズ、レゲエなど様々なジャンルがさらりと溶け込んだサウンド、彼らが見てきた情景と日常の機微をかけあわせた詞の世界観。
どの楽曲からも季節ごとの風や匂いが感じられて、アルバム全体の柔らかな空気感がとても良いですね。

新緑薫るような瑞々しい新曲「Breathe」をはじめ、これまで配信でリリースしてきた楽曲のアルバムver.や、人気曲「燕」、TENDREをフィーチャーした浮遊感ある「樹海」など全14曲入りです。東尾沙紀

2026年6月9日(火) Brian Wilson 「Your Imagination」

RECORD STORどのAY 2026アイテムながら、オーダー数よりかなりショートして入荷し、2026年4月18日当日には少量しか店頭出しできなかったブライアン・ウィルソン『Imagination』アナログLPが再入荷しました。

・Brian Wilson『Imagination』
(輸入LP Giant/RHINO R1 728451)

ブライアン・ウィルソンが1998年に発表したソロ・アルバムで、今回が初アナログLP化。
共同プロデュース&アレンジを手掛けたジョー・トーマスのサウンドがAOR的過ぎる、という声もありましたが、僕は大好きで、心癒された思い出深い1枚です。

ブライアン自身、暗黒の時代・カール・ウィルソンの死を乗り越え完成させた作品でした。

ファンとしては、書籍『ブライアン・ウィルソン自叙伝』(1993)で書かれていた<ビーチ・ボーイズの光と影>を経て、よこぞここまで復活し、これだけの素晴らしいアルバムを作ってくれた、という感謝が当時ありましたね。
その気持ちは今も変わらず、1曲目「Your Imagination」を改めて聴いて感動が呼び覚まされました。

なお、LPジャケットに<RECORD STORE DAY EXCLUSIVE>のシールが貼付。
盤は黒。インナーに歌詞カード&クレジットのシートが入っている仕様です。森陽馬


2026年6月8日(月) Willie Nelson 「I Can't Read Your Mind」

『Dream Chaser』・・・夢追い人。
93歳を迎えたウィリー・ネルソンによる新作アルバムのタイトルです。

・Willie Nelson『Dream Chaser』
(輸入CD Legacy 199584314921)

通算79作目のオリジナル・アルバムは、そのタイトル曲「Dream Chaser」で幕を開けます。
近年の彼を支え続けているバディ・キャノンによるプロデュース作。
ウィリーの滋味深い歌声を引き立たせるような、哀愁伝わるサウンドが沁みますね。

今日のこの1曲は、4曲目「I Can't Read Your Mind」。
なんと、ボブ・ディランと共作している楽曲なのです。

意識して聴くと、歌詞の節回しがディランっぽい?

ウィリー・ネルソン93歳、ボブ・ディラン85歳。夢を追い続けています。森陽馬


2026年6月7日(日) Neil Young & The Chrome Hearts 「Daddy Went Walkin'」(Live)

ニール・ヤングの新しいライヴ盤が発売されました。
RECORD STORE DAY 2026(
2026年4月18日)に限定カラーLPで出た2025年ライヴ音源のCDと黒盤LPです。

・Neil Young & The Chrome Hearts『As Time Explodes』
(輸入CD Reprise 93624820871/輸入2LP 93624823377/国内盤は発売予定なし)

ニール・ヤングは2024年秋に、マイカ・ネルソン(ウィリー・ネルソンの息子)、プロミス・オブ・ザ・リアルのコーリー・マコーミック(B)&アンソニー・ロファーフォ(Dr)、スプーナー・オールダム(key)を集め、The Chrome Heartsというバンドを結成しました。
2025年6月にそのバンド名義でアルバム『Talkin' To The Trees』を発表し、Love Earth World Tourを敢行。そのツアーの音源を収めたのがこのライヴ盤になります。

トランプ政権批判の新曲「Big Crime」は初CD化。他にも「Ohio」や「Be The Rain」といったニールの反骨精神が生んだ楽曲に加え、「Like A Hurricane」、「Cortez The Killer」等の名曲も演っていて、つい繰り返し聴いてしまいますね。

今日のこの1曲は、本作の冒頭を飾る「Daddy Went Walkin'」を。
2000年発表の名作『Silver & Gold』に収録されている地味な歌ですが、ライヴで披露するのは珍しいですね。
父の日は2週間後(6月21日)ですが、一足先に<父>ソングを選んでみました。

なお、RSD2026限定LPに付いていた歌詞カード・ポスターは、黒盤LPにはなく、ダブル・ジャケットの内側に歌詞が記載されていました。輸入CDには歌詞ブックレットが付属の仕様となっています。森陽馬


2026年6月6日(土) Paul & Barry Ryan 「I Love How You Love Me」

1960年代中期、イギリスにはピーター&ゴードン、チャド&ジェレミーと魅力的なデュオが活躍していましたが、もう一組、忘れてはいけないのが、ポール&バリー・ライアンです。

ポールとバリーは、1948年生まれの双子で1965年から3年間ほど二人で活動。
その後、兄のポールは作曲&プロデュースと裏方に回り、弟のバリーはソロ歌手となり、1968年にイギリスで大ヒットとなった「エロイーズ」を発表しています。

そのヒット曲が入ったバリー・ライアンのCDも店頭にありますが、今日はデュオ時代のCDを紹介したいと思います。

・Paul & Barry Ryan『Have Pity On The Boys! ~ The Pop Hits And More 1965~1968』
(輸入CD Teensville TV1028)

全31曲収録。ミドル60'sのブリティッシュらしい、ポップで躍動感のある曲が並んでいます。

今日の1曲は、アメリカのガール・グループ、パリス・シスターズのヒット曲「I Love How You Love Me」を彼らがカヴァーした曲を。
バグパイプの音が入った大胆なアレンジが魅力です。森勉


2026年6月5日(金) Jalen Ngonda 「Burning Temptation」

1994年生まれのJalen Ngondaは、11歳の時にThe Temptationsを聴いて音楽に目覚めたそうです。

アメリカ/ワシントンD.C.出身で、現在はUK/ロンドンを拠点に活動しているJalen Ngonda。
様々な経緯の後DAPTONE Recodingsと契約し、2023年に放った1st『Come Around and Love Me』は鮮烈でした。

<マーヴィン・ゲイ+ノーザン・ソウル>な傑作だったその1stアルバム(
2023年9月28日今日のこの1曲で紹介)は、世界的にも評判となり、ロングセラー作となっています。

そのリリースから約3年を経て、彼の2ndアルバム『Doctrine Of Love』が本日発売されました。

・Jalen Ngonda『Doctrine Of Love』
(国内仕様CD 日本語解説付 REDN0060 3,190円)

1stと同じくMichael Buckley & Vincent Chiaritoがプロデュースを担当。
70'sソウルな仕上がりだった前作から時代が遡り、本作は<1968年頃のソウル>がコンセプトになっています。

今日のこの1曲は、4曲目「Burning Temptation」。
まさに、ファンク・ブラザーズが演奏していた60'sのテンプテーションズを彷彿とさせるヴィンテージ感溢れるナンバー。
オリジナル曲ながら、60'sモータウン的な歌とサウンドは、聴く者を懐かしい想いへ誘います。森陽馬


2026年6月4日(木) Joey Quinones 「there must be something」

台風6号が過ぎて、街は平常モード、というか、まったりとした空気が流れています。
(当店向かいにあるミスタードーナツは、もっちゅりん効果で朝から長蛇の列ですが。)

爽やかな風が吹く昼下がりに、店でかけていたのがこの1枚。

・Joey Quinones『Inna Soul Steady Situation』
(輸入CD Colemine Records CLMN-12047/輸入LP CLMN12047LP-C1)

レトロな雰囲気の演奏と50~60's的なコーラス・ワークが魅力的な現代チカーノ・ソウル・グループ、Thee Sinseers(
2024年3月22日今日のこの1曲で紹介)のフロントマンであるJoey Quinones、初ソロ・アルバムです。

<A TINCTURE OF ROCKSTEADY REGGAE AND SWEET SOUL>
上記は、本作LPジャケットに貼付されているシールの文面。
まさに、ロックステディ・レゲエとスウィート・ソウルの風味が合わさった作品でした。

今日のこの1曲は、ゆったりと漂うようなサザン・ソウル的ナンバー「there must be something」。
日常のテンポが忙しなく感じる方、もしくは、急かされてリズムが崩れている方。
この曲を聴いて、自分のペースを取り戻してください。森陽馬


2026年6月3日(水) Neighbors Complain 「Make The Groove」

ブラック・ミュージックをルーツに、ストリート・ライヴで培った卓越した歌と演奏力で人気は全国区に♪
明日4日からツアーがスタートする、大阪の男性4人組R&B/ソウル・バンド、Neighbors Complain(ネイバーズ・コンプレイン)。

佐藤竹善とのジョイント、洋邦名曲カヴァー・シリーズ『Made in Street (Live Covers)』などでも名を知られる彼らの2026年新作がリリースされました。

Neighbors Complain『Street Story.』
(国内CD 歌詞付 VSCD3251 3,000円)

90年代R&B愛を詰め込んだスウィートな「Sugar Donuts」、<New Jack Swing>をテーマにした「You Could Be Mine」、AOR風味の英語詞バラード「One More Dance?」、大阪で活動する関真哉のジャジーなサックスをフィーチャーした
バンド初のインストゥルメンタル「Black Coffee」など、新しいのにどこか懐かしく洗練されたアレンジがクール♪
結成から12年。葛藤.しながらも音を鳴らし続けてきたバンドのこれまでを振り返りつつ、前進していこうという詞が印象的です。

「迷ったり悩んだりを繰り返し 先の見えない道を今日も行く それでいいや、それがいい......」
アルバム最後を締め括るソウルフルなバラード「Make The Groove」を今日の1曲に。東尾沙紀


2026年6月2日(火) Samuel Purdey 「I Just Can't Get You 'Outta My Mind」

1990年代に録音・発売されたものの、一般的には知られていない隠れた名盤が数多くあります。

サミュエル・パーディーが1999年に発表した唯一のアルバム『Musically Adrift』もそんな1枚。
クワトロ・レーベルから当時出て日本でもヒット。2009年にリマスターで再発。その後もアナログ・レコードが出たりして、一部のAORファンには人気が高い作品です。
この度、ボーナス・トラックを新たに追加、ジャケットも新装して再CD化されました。

・サミュエル・パーディー『Musically Adrift』 コンプリート・エディション
(国内CD メンバーのギャヴィン・ドッズによる解説付 PCD-25538 2,750円)

Samuel Purdey(サミュエル・パーディー)は、ジャミロクワイの初期ツアーメンバーであった英国出身のギャヴィン・ドッズとバーニー・ハーレイによる2人ユニット。
1999年発表の本作は、ドナルド・フェイゲンとマイケル・マクドナルドを合わせたような歌声と、スティーリー・ダン+ジャミロクワイ的サウンドが、ポップな魅力に溢れたアルバムです。

今日のこの1曲は、ボーナス・トラックとして追加収録された「I Just Can't Get You Out Of My Mind」(Demo)。
フォー・トップス1973年発表楽曲(Dennis Lambert & Brian Potter作)のカヴァーで、オリジナルに忠実な演奏・アレンジ。デモ音源ながらヴォーカルも音質も良くて、AORだけではない彼らのルーツが垣間見えるトラックです。

なお、メンバーのバーニー・ハーレイは2025年5月に病気で亡くなりました。享年54歳。
唯一残された本作が、1990年代の傑作として次世代へ聴き継がれるといいですね。森陽馬


2026年6月1日(月) HALFBY 「Between Them」 feat MIYA (Alborg)

1990年代の音楽、ファッション、カルチャーが再注目されているのを感じています。

オアシス2025年来日が大盛り上がりだったり、ニルヴァーナ、ビョークのTシャツを着ている人が多かったり。
90's渋谷系の音楽を好きな10~20代の若い方も結構いらっしゃるんですよね。

でも、ハンズが2026年11月に閉店、渋谷西武が9月末閉店と、90's渋谷を象徴する建物がなくなるのは寂しいな。
昔よく行ったレコード店もほとんど無くなったし、時代の流れでしょうか。

さて、90年代のノスタルジーを覚えつつ、現代の音とセンスで構築されたHALFBYの新譜が出ました。

・HALFBY『The Sound Of Memory Lane』
(国内CD SECOND ROYAL RECORDS SRCD-075 2,970円)

HALFBY(ハーフビー)は京都在住のDJ/トラックメイカー高橋孝博によるソロ・ユニット。
本作は、ジャケットに90's・00'sとデザインされているように、当時のサウンドやエッセンスがミックスされた快作です。

今日のこの1曲は、カクバリズム発バンドAlborgの女性シンガーMIYAをfeatした「Between Them」。
「渋谷系」+「90'sに流行したスウェーディッシュ・ポップ」+「フリー・ソウル」的な要素も加味したNiceグルーヴ♪
曲中でサンプリング的に鳴っているギターリフ、どこかで聴いたことがあるような...。森陽馬


2026年5月31日(日) 9m88 with YUMA HARA 「You Can Fly On My Aeroplane」

厳しい現実社会をテーマにしながら、心の扉を開いてくれるような映画を、5月は観ることができました。

まずは、『オールド・オーク』。
もうすぐ90歳になるケン・ローチ監督が、英国北部の移民問題を描いた物語です。
シリア難民だけでなく、苦渋の立場である地元民の視点も描かれていました。
悲しい実状と共に、温もりも感じさせるラストは、かすかな希望の光を未来に託したかったのでしょう。

2本目は、『シンプル・アクシデント 偶然』。
2025年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞映画。
イランのジャナル・パナヒ監督が、反体制的な活動を理由に投獄・拘束された自身の経験を糧に手掛けた物語。
難しい話かと思いきや、ユーモア&サスペンス的な要素もあって、五感を刺激させられましたね。
聴覚だけでゾクッとなるラストは映画館で観てこそ。
前半の何気ない会話や出来事が繋がっていくことに感銘を受けると同時に深く考えさせられました。

そして、3本目は『霧のごとく』。
『1秒先の彼女』(が日本でも話題となったチェン・ユーシュン監督による台湾映画。
1950年代戒厳令下の台湾であった「白色テロ」、そこで犠牲となった人々を描いた物語です。
難しい社会テーマを扱いながら、テンポ良く、わかりやすく、なおかつ力強い作品で圧倒されました。
躍動感に満ちた出演者たちが魅力的で、鑑賞後も心の中で生き続けているような余韻が残る傑作。
個人的に2026年ベスト映画となりそうです。

今日のこの1曲は、映画『霧のごとく』に出演していた台湾の人気女性シンガー、9m88(ジョウエムバーバー)がリリースした7インチ・レコード『You Can Fly On My Aeroplane』。(国内7inch P7-6730 2,750円税込)
隠れたメロウ・ソウル名曲を日本語&英語でカヴァーしています。森陽馬


2026年5月30日(土) バッドフィンガー 「嵐の恋」

今日はなんだか・・・バッドフィンガーが聴きたい気分です。

アップル・レーベルからデビューしたことによって、ビートルズとのコネクションがどうしても話題になりますが、彼らの個性や才能は忘れられないものがあります。

今日はこのベスト盤から。

・バッドフィンガー『永遠のバッドフィンガー ~オールタイム・ベスト・アルバム』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 TYCP-60105 2,200円税込)

全16曲収録。いろいろと好きな曲はありますが、今日は直球ど真ん中の「嵐の恋」(No Matter What)を。
イントロの歪んだギターリフ最高。

バングラデシュ・コンサートでの「ヒア・カム・ザ・サン」の演奏シーン。
ジョージ・ハリスンの隣でギターを弾くピート・ハムの姿、忘れられません。森勉


2026年5月29日(金) ポール・マッカートニー 「Ripples In A Pond」

ポール・マッカートニーの新作アルバム『ダンジョン・レインの少年たち』が本日発売されました。

・ポール・マッカートニー『The Boys Of Dungeon Lane』(ダンジョン・レインの少年たち)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 限定盤 UICY-80751 5,500円/通常盤 UICY-16448 3,300円/輸入LPもあり)

タイトルの「ダンジョン・レイン」は、ポールの故郷リヴァプールにある道路名。
標識を模したジャケットからも、彼が生まれ育ったホームタウンでの家族との想い出等が綴られた作品です。

プロデュースは、ローリング・ストーンズの2023年作『ハックニー・ダイアモンズ』を手掛け、数多くのヒット作を世に出してきた若きプロデューサー、アンドリュー・ワットが担当。
ガツンと前に出るロックな音になると思いきや、ポールらしい美しいメロディー&哀愁伝わる歌声を、現行のリアルなサウンドで心の温もりと共に聴かせる、素晴らしいアルバムに仕上がっています。

今日のこの1曲は、かっこいいイントロから惹きつけられる4曲目「Ripples In A Pond』を。

一聴して穏やかに感じた本作ですが、繰り返し聴くたびに新たな表情を見せてくれる1枚でもあります。森陽馬


2026年5月28日(木) THE BREAKS 「Hasheesh」

ソウライヴ、The New Mastersoundsなどのインスト・ジャズ・ファンクお好きな方にオススメの1枚!

・THE BREAKS『The Breaks』
(国内CD ボーナス・トラック2曲追加 日本語解説付 PCD-25529 2,750円)

ザ・ブレイクスは、エディ・ロバーツ(The New Mastersoundsのギタリスト)、スタントン・ムーア(ギャラクテイックのドラマー)、ロバート・ウォルター(名オルガン奏者)によるソウル・ジャズ・ユニット。
60'sオルガン・ジャズのルーツと、現行ファンクのグルーヴが絡み合ったかっこいいインストを聴かせます。

今日のこの1曲は、約6分の長尺ながら冗長さを感じさせない1曲目「Hasheesh」を。

彼らはニューオリンズのジャズ・フェス(5/2)に出演し、更にフジロック・フェス(7/26)にも出演決定!
本作の国内盤にはライヴ音源が2曲追加されています。
これを聴くと、熱い演奏をライヴで体感したくなりますね。森陽馬


2026年5月27日(水) Joe Bonamassa 「The Thrill Is Gone」 feat.Chaka Khan & Eric Clapton

2026年ブルース・アルバムのベスト作品はこの1枚に決定!?
ミュージシャンも、楽曲も、そして内容も素晴らしいブルース・アルバムです。

・Joe Bonamassa『B.B.King's Blues Summit 100』
(輸入2枚組CD KIBA RECORDS KTBA10125)

ギタリストのジョー・ボナマッサが中心となり、B.B.キングの生誕100周年を記念して制作された1枚。
2枚組CD全32曲に豪華ゲストが各々参加し、ブルースの巨人B.B.キングの楽曲を取り上げています。

今日のこの1曲は、チャカ・カーン&エリック・クラプトンをfeatした「The Thrill Is Gone」。
クレジットによると、チャカとクラプトンは別録りのようですが、さすが!な貫禄と力強さを感じさせます。

他にも、スーザン・テデスキ&デレク・トラックスとマイケル・マクドナルドが参加した「To Know You Is To Love You」や、ジョージ・ベンソンの味わい深いブルース・ギター&歌が聴ける「There Must Be A Better World Somewhere」、ポール・ロジャースが唄う「Night Life」、ディオン、バディ・ガイ、ロベン・フォード、ラリー・カールトン、スラッシュ等のトラックも聴きもの。

1曲毎にミュージシャン&スタジオのクレジットが記載されているブックレットも丁寧な作りでうれしいですね。森陽馬



2026年5月26日(火) 竹内まりや 「All I Have To Do Is Dream」 duet with 山下達郎

竹内まりやが2025年に行ったコンサート『souvenir 2025』が、映像作品として7月22日発売決定いたしました。

<2026年7月22日発売>
・竹内まりや『souvenir 2025 ~mariya takeuchi live』
(Blu-ray WPXL-90367 11,000円税込)
(DVD WPBL-90707 11,000円税込)
初回プレス分のみマジックカード封入。先着特典ポストカード付。

竹内まりやの2025年アリーナ・ツアーは、2025年4月15日名古屋から始まり、6月25日横浜Kアリーナまで8都市14公演が行われました。本作はその2025年各公演からのベストテイクを集めた映像作品(ブルーレイ/DVD)になります。

約11年ぶりのツアーということもあり、チケットは入手困難でしたよね。
運良く観に行くことができた方はもちろん、全然当たらなかったという方(僕もその1人)にも、うれしいリリースです。

今日のこの1曲は、コンサート後半に披露された「All I Have To Do Is Dream」。
2024年発表作『Precious Days』収録。山下達郎とのデュエットで聴かせるエヴァリー・ブラザーズのカヴァー曲です。

山下達郎ファンも、今秋発売(!?)と噂されている『JOY2』の前にこの映像を観て楽しみましょう。森陽馬

通販コーナーにて予約受付中!


2026年5月25日(月) Little Barrie 「Coralisa」

プライマル・スクリームをはじめ、他アーティストのサポートでも活躍してきた英国出身のギタリスト、バーリー・カドガン率いる3ピース・ロック・バンド、リトル・バーリー。

2026年2月には、ここ数作でコラボを重ねてきたドラマー、マルコム・カットと共に久々の来日を果たした彼らの最新作『グラヴィティ・フリーズ』が先週発売になりました。

リトル・バーリー『グラヴィティ・フリーズ』
(国内CD 解説・歌詞・対訳 ボーナス・トラック2曲 UICB-10019)

日本でも評判となった名作1st『ウィ・アー・リトル・バーリー』から21年。
その後サポート等でもひっぱりだことなったカドガンの外仕事をはさみつつ、バンドとしての活動を続けてきた彼らですが、2017年にドラマーのヴァージル・ハウ(父はスティーヴ・ハウ)が急逝しました。

マルコム・カットと連名での2作品を経て、<リトル・バーリー>名義としては実に9年ぶりとなる本作は、Easy Eye Sound(ダン・オーバックのレーベル)からのリリースで、ジャケットのアートワークからも窺えるサイケデリックなムード漂うリズム&ブルース/ソウル・アルバムに仕上がっています。

本日はメンバーのフェイバリットのひとつ、ストーン・ローゼスからの影響が色濃く今作の中で最もグルーヴィーな「Coralisa」を。
新ドラマー、トニー・クートが刻むタイトなビート、ルイス・ワートンのベース、後半畳み掛けるカドガンのギター...不思議な高揚感に包まれる中毒性の高い1曲です。東尾沙紀


2026年5月24日(日) VULFPECK 「Tokyo Night」

今年のフジ・ロック・フェス2026は、7/24(金)、7/25(土)、7/26(日)の3日間。
開催まで残り2ヶ月となりましたが、3日通し券と7/25(土)1日券が早くも売り切れたそうです。

3日通し券がこんなに早く売り切れるとは、、、!
7/25(土)に藤井風、XGが出演するからでしょうね。

さて、昨年のフジ・ロック2025、僕は土曜日のみ参加しました。
強烈な雨からの、山下達郎(ゲスト竹内まりや)→ヴルフペックのパフォーマンスが印象深い1日でした。

そのヴルフペックがマジソン・スクエア・ガーデンで2025年9月に行ったライヴがアナログLP2枚組で発売!

・VULFPECK『MSGⅡ』
(輸入アナログLP2枚組 限定盤 VULFMSG2)

今日のこの1曲は、2024年頃に制作・公開された「Tokyo Night」。
フジ・ロック2025時は、マヤ・デライラがゲスト参加してこの歌を一緒に歌っていましたね。
各メンバー忙しいと思いますが、また集まって日本で単独ライヴをいつかやってもらいたいです。森陽馬


2026年5月23日(土) ビーチ・ボーイズ 「キャロライン・ノー」(オリジナル・スピード・ステレオ・ミックス)

ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』の60周年記念盤『ペット・サウンズ・セッションズ・ハイライト』のアナログ盤も入荷して、好評発売中です。

The Beach Boys『The Pet Sounds Sessions Highlights』
(輸入LP2枚組 Capitol 00199957236706)

ヴォーカル・オンリー(アカペラ)、オルタネイト・ヴァージョン(別ヴァージョン)、トラッキング・セッションズなど、初アナログ化の音源を全25曲収録しています。
1997年発表の4枚組CD BOXセット『ペット・サウンズ・セッションズ』に入っていた上記のレア音源を2枚組にしたものです。

同じ音源を最新リマスターしただけ、と思っていたら・・・。
見つけました! 違いを!

レコードのSide4の2曲目(CDではディスク2の8曲目)、「キャロライン・ノー」オリジナル・スピードが、なんと!ステレオ・ミックスになっていました。
1997年版ではモノラルでしたが、今回はうれしいオリジナル・スピード・ヴァージョンでの初ステレオ・ミックス!

60周年だからね。そのぐらいのサービスはしてくれないとね。森勉


2026年5月22日(金) パット・メセニー 「Make A New World」

素晴らしい「技術」を持っているミュージシャンはたくさんいます。

加えて「個性」がないと、プロの世界では生き残れません。
時代やスタイルが変わっても、音を聴いてこの人だ、とわかる求心力を持った「個性」。

圧倒的な「技術」と、唯一無二の「個性」を兼ね備えている人、といえば、まずこの人でしょう。
名ジャズ・ギタリスト、パット・メセニー。

その彼がジョー・ダイソン(ds)、クリス・フィッシュマン(key)という若手と組んだ新作を発表しました。

・パット・メセニー『サイドアイ・Ⅲ+』
(日本流通仕様輸入盤CD ボーナス・トラック追加 日本語解説付 GHD-6684 3,300円)

本作は80~90's的なフュージョン・ジャズ期を彷彿とさせる仕上がり。
独特なギターの音色と、研ぎ澄まされた音の空間は、まさに<パット・メセニー>!
聴いていると、不思議な世界へ足を踏み込んでいくような気持ちにさせてくれますね。

今日のこの1曲は、長尺で展開が変化しながらもメロディアスな3曲目「Make A New World」。

なお、本盤が「輸入盤」となっているのは、パット・メセニー側から「プレスは海外で」という意向があったため。
プレス以外は、インタビューを基にした日本語解説や、パット自身が選んだボーナス・トラックも追加収録されていますので、CDを購入しようと思った方は、この「日本流通仕様輸入盤」を躊躇なく手に取っていただければ、と思います。森陽馬


2026年5月21日(木) 細野晴臣 「Anemo Wheel」

細野晴臣さんのラジオ番組『デイジーホリデー』(5/17放送回)。
「新作は8割できている」、と細野さん自身が話していたのが印象深かったですね。

その発言を聴いて、今年中に出るといいなぁ、と思った矢先!
<細野晴臣さんの新作アルバム『Your Sincerely』、9月11日発売決定>が告知されました。

・細野晴臣『Your Sincerely』
(2026年9月11日発売 グッズ付限定CD 9,900円、ハンカチ付限定CD 6,050円、通常CD 3,850円)
(グッズ付限定LP 14,300円、通常LP 4,400円、カセットテープ 3,300円)
先着特典ステッカー

収録予定曲は10曲。
1.Note Of Mothership 2.Sincerely 3.Ayurveda 4.M for Mandala 5.Rojiura 6.Happy Holiday 7.To a Wild Rose 8.Humming "Dream of Love" 9.Figlio Perduto 10.Anemo Wheel

・映画『グーグーだって猫である』サントラ(音楽:細野晴臣)にも収録されていた「Ayurveda」。
・エドワード・マクダウェル作楽曲で邦題「野ばらに寄す」のカヴァーと思われる「To a Wild Rose」。
・ベートーベン交響曲第7番第2楽章に歌詞を付けたカヴァーと思われる「Figlip Perduto」。
等々、曲目だけでも想像が膨らんで楽しいのですが、今日のこの1曲はラスト10曲目「Anemo Wheel」。

この「Anemo Wheel」は、細野晴臣さん1980年代後半の未発表音源。
国立新美術館で2026年2月11日から5月11日まで行われた展示『YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート』の音声ガイドを入口で購入すると、齋藤飛鳥さん&細野晴臣さんによる作品解説の音声ガイドに加え、楽曲「Anemo Wheel」がスマホで聴ける仕様になっていました。

そこで聴いた時は、レイモンド・スコットの作品集に入っていそうな小粋かつアンビエントなインスト曲でした。
約20年の時を経て、本作ではどのようなアレンジになっているのか楽しみですね。森陽馬


2026年5月20日(水) ジャーメイン・ジャクソン 「レッツ・ゲット・シリアス」

スティーヴィー・ワンダーが作った曲を他のミュージシャンが歌った作品集が、ACEレーベルから出ました。

・V.A.『Black America Sings Stevie Wonder』
(輸入CD ACE CDTOP-1671)

タイトルにあるように、アメリカのブラック・アーティストによるスティーヴィー・ワンダーのソングブックです。
全20曲79分たっぷり収録。
ACEらしく24ページのブックレットには、曲のデータ・解説も掲載されています。

・アレサ・フランクリン「Until You Come Back To Me」(1973年発表の大ヒット曲)
・ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン「Tell Me Something Good」(1974年のファースト・ヒット)
・バーケイズ「I Was Made To Love Her」
・ナンシー・ウィルソン「Uptight」
・シスタースレッジ「As」
などなど、いろいろ入っていますが、今日の1曲は1980年に大ヒットしたジャーメイン・ジャクソン(2026年6月公開の話題映画『マイケル』の主演ジャファー・ジャクソンのお父さん)の「Let's Get Serious」を。

作曲だけでなく、プロデュースもスティーヴィー。
そして、曲の途中ではヴォーカルでも参加。かっこいい1曲です。森勉


2026年5月19日(火) Brian Wilson 「Good Timin'」(LIVE)

RECORD STORE DAY 2026 限定アイテムが、約1ヶ月遅れて入荷しました。

・Brian Wilson『On Tour 1999-2007』
(輸入LP Exclusive Marble Vinyl OGLIO OGL82106-1)

ブライアン・ウィルソン2000年のライヴ盤『Live At ROXY THEATRE』には収録されなかった(ボーナス曲追加盤とは多少ダブりあり)、レア曲&隠れた名演を集めた14トラック入りのライヴLPです。

「This Could Be The Night」カヴァーから始まり、ブライアンのソロ名曲「Melt Away」、「Desert Drive」や、ビーチ・ボーイズ名義でもライヴで披露されるのは珍しい「Meant For You」、「Friends」、「Busy Doin' Nothin'」、感動のデニス作「Forever」等々、マニア度かなり高めな選曲。
1999年から2007年のライヴから選ばれていることもあり、ブライアンが2005年1月末に来日して行なったスマイル・ツアーで披露された楽曲が多い印象ですね。

今日のこの1曲は、ブライアンが歌う「Good Timin'」!
元々は1979年発表『L.A.』の1曲目に収録され、カール・ウィルソンがヴォーカルをとっていた隠れた名曲。
本作には2004年10月13日ニューヨーク/カーネギーホールでのコンサート音源が収録されています。

2005年1月31日来日公演で歌ってくれた時に大感激した想い出が蘇りました。森陽馬


2026年5月18日(月) Paul Weller 「I've Never Found A Girl (Who Loves Me Like You Do)」

来週5月25日で68歳の誕生日を迎えるポール・ウェラー。
約17年ぶりとなるBBC音源集の第2弾が先週発売になりました。

・Paul Weller『WELLER AT THE BBC VOL.2』
(輸入CD Parlophone 5021732945990)

VOL.2となる今作には、2008~2024年までのBBCセッション/ライヴ音源がCD3枚に48曲収録♪

オリジナル・アルバムでいうと『22 dreams』から『66』までの9作品からの曲を主にセレクト。
さらに近年のライヴでも披露され好評のザ・ジャムやスタイル・カウンシルの楽曲(「Start!」、「The Eton Rifles」、「Boy About Town」、「Shout To The Top」、「My Ever Changing Moods」他)、アルバム等未収録の興味深いカヴァーも収められています。

「アルバムのバージョンより、シンプルなライヴのアレンジの方が断然かっこいいよなぁ...」と感じさせるものも多く、近年の作品はそんなに聴いていないという方にも是非手に取っていただきたい充実の内容です。

カヴァーをご紹介しますと、ゾンビーズ「ふたりのシーズン」、キンクス「Days」、意外なところではビリー・アイリッシュ「What Was I Made For?」など。
ウェラーが取り上げるソウル・ナンバーが好きな者としては、エディ・フロイド「I've Never Found A Girl」は嬉しいカヴァー♪
リラックスした歌と演奏が非常に良い雰囲気です。

VOL.1同様、国内盤の発売予定はなく、配信もされておりません! 東尾沙紀


2026年5月17日(日) Willie Nelson & Emmylou Harris feat. Inara George 「Willin'」

1990年代は日本企画の作品・編集盤が色々出ました。

ローウェル・ジョージのトリビュート・アルバム『Rock And Roll Doctor』は、湘南のカイガン・レコードから1997年にリリースされ、ジャクソン・ブラウン、ボニー・レイット、ランディ・ニューマン、J.D.サウザー、アラン・トゥーサン、タジ・マハール、リトル・フィートなど超豪華メンバーに加え、桑田佳祐が歌う「Long Distance Love」が収録されたことも話題になりました。

その国内CDは廃盤で近年入手困難な状況が続いていましたが、約29年の時を経て、アメリカのインディ・レーベルOmnivore Recordingsからボーナス・トラックを追加してこの度再発売。当店にも入荷いたしました。

・V.A.『Rock And Roll Doctor - Lowell George Tribute Album』
(輸入CD Omnivore Recordings OVCD626)

参加アーティストは、ローウェル・ジョージと繋がりがあったミュージシャンが多く、熱演揃い!
アラン・トゥーサン&レオ・ノセンテリ(ミーターズ)による「Two Trains」は最高にゴキゲンですね。

今日のこの1曲は、当時録音されながら1997年発売時のCDには収録されず、今回の新盤に追加されたウィリー・ネルソン&エミルー・ハリス featイナラ・ジョージ(ローウェル・ジョージの娘。当時23歳)が歌う「ウィリン」。
ウィリー・ネルソンの哀愁漂う歌声は、長く広大なアメリカの道を走っているような心持ちにさせられます。森陽馬


2026年5月16日(土) ローリング・ストーンズ 「Rough And Twisted」

昨日5月15日は、ビーチ・ボーイズだけでなく、ローリング・ストーンズによる新曲CDも出ました。

・ローリング・ストーンズ『In The Stars/Rough And Twisted』
(国内CDシングル UICY-5143 歌詞・対訳付 1,210円税込)

ローリング・ストーンズは新作アルバム『Foreign Tongues』を2026年7月1日に発売する予定です。

(2026年7月1日発売 国内CD+Blu-ray Audio付限定盤 UICY-80757 9,350円/通常CD UICY-16494 3,300円/限定アナログ盤2LPもあり)

本盤は、その7/1発売新作から2曲を選び収録した先行シングルCD。
約1週間前の5月7日にこのシングル・リリースが急遽告知され、CD店員にとっても驚きの緊急発売でした。

2023年10月発表の前作『Hackney Diamonds』に続き、アンドリュー・ワットがプロデュースを担当。
新しい息吹を感じさせる「In The Stars」は、いかにも彼らしい編曲と勢いを感じさせるナンバーですね。

今日のこの1曲は、ブルージーでかっこいい2曲目「Rough And Twisted」を。

先月4月11日にThe Cockroachesという偽名バンド名義で、この曲の1,000枚限定12インチ・レコードが出ていたそう。
(その12インチ・レコードは現在超高値で取引されています)
デビュー(1963)から『Blue & Lonesome』(2016)、そして現代(2026)を繋ぐ、ストーンズらしい新曲。
アルバムも楽しみです。森陽馬


2026年5月15日(金) ビーチ・ボーイズ 「素敵じゃないか」(セッション)

ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』が1966年5月の発売から60周年を迎え、アニヴァーサリー盤が発売になりました。

・ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ・セッションズ・ハイライト』
(国内2枚組CD 英文ライナー和訳・歌詞・対訳付 UICY-16424 4,400円税込)

1997年に発売された4枚組CD BOXセット『ペット・サウンズ・セッションズ』から25曲をセレクトして、2枚組CDに収めたものです。
60周年ということもあり通常ヴァージョン(モノラル又はステレオ)は、皆さんがすでに持っていることを前提とした別ヴァージョンのみを収めた内容になっています。

今回はヴォーカル・オンリー・ヴァージョンが中心に据えられていますが、BOXセットには入っていたヴォーカル・オンリー・ヴァージョン11曲の内、3曲がカットされています。それなのに、「I'm Waiting Fot The Day」(邦題:待ったこの日)は、ディスク1と2に同じヴォーカル・オンリーが入っています。

何故? 収録ミス?
Beach Boys公式Youtubeチャンネルで本日公開された本作の音源は、CDディスク2の7曲目「I'm Waiting For The Day」のヴァージョンが、ヴォーカル・オンリーではなく、バッキング・トラックになっていました。)

編集方針に疑問が残るところはありますが、まずは60周年盤の発売を祝いたいと思います。
そして、『ペット・サウンズ』という作品が多くの方々に愛され続けていることを喜びたいと思います。

今回のCDの中で、ブライアン・ウィルソンがスタジオ内でミュージシャンへの指示などの音声が入っていますが、日本盤にはその日本語訳がブックレットに掲載されています。森勉


2026年5月14日(木) 浮 「青い川」

ガット・ギターでの弾き語りを主に精力的に活動を続けるシンガーソングライター米山ミサによるソロ・ユニット、浮(ぶい)。

京都<しばし>で録音された初のライヴ作品『草蔭』をはさみ、約3年半ぶりとなる3rdアルバム(CD)が発売されました。

・浮『私』
(国内CD+ブックレット SDCD-060 3,300円)

これまでの作品同様、丁寧に大切に音と言葉が紡がれた本作は、前作のメンバー藤巻鉄郎(ドラム)、服部将典(コントラバス)に加え、イガキアキコ(ヴァイオリン)、山内弘太(エレクトリック・ギター)での5人編成で岐阜・大垣にある水嶺湖ホールに機材を持ち込み、合宿しながらレコーディングされたのだそう。

全員でせーので録る緊張感、息遣い、フィールド・レコーディングによるヒグラシの声、自然の音。
その場の空気感までも内包された繊細な音作りがされています。

エレクトリック・ギターの幽玄な音色が印象的な「椅子の足」、亡くなった友人に想いを馳せる「海へ」、軽やかなリズムが心地良い「外は綺麗」、歌声がより親密に感じられる自宅録音による「青い川」など、新たな音の世界を紡ぎながら、これまでの作品同様、深遠で美しい歌声を聴かせてくれます。

重厚感のある紙の質感、日記ノート風のブックレットが貼り付けられたパッケージも良いですね。
「配信だけでは得られない手触りや温度を感じてほしい」という、彼女のこだわり・想いが込められています。東尾沙紀


2026年5月13日(水) ビートルズ 『これがビートルズ~来日記念盤』

約1ヶ月半先の6月26日に、<ビートルズ来日60周年記念企画>として、ビートルズのアナログLPとCDが2種発売予定になっています。

・ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』
(国内CD 紙ジャケット仕様 UICY-80760 3,300円/国内LP UIJY-75390 6,600円)

・ビートルズ『ウィズ・ザ・ビートルズ』
(国内CD 紙ジャケット仕様 UICY-80761 3,300円/こちらはアナログ発売予定なし)

これは何かというと、1966年6月に日本でのコンサートが決定し、当時お決まりの<来日記念盤>として発売されたLPを再現した商品です。

1966年当時、日本ではイギリスで出た1stアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』と2ndアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』はオリジナルの形では発売されていませんでした。
そこに目を付けた東芝レコードが、ジャケットを変更し、中に写真を折り込んだ8ページのブックレットを付けたものでした。
帯にはベスト盤と勘違いさせるような、BEST!や、これがビートルズ、ステレオ!の文字も。

当時僕は中学3年生でした。
友達は内容を確認せず、ベスト盤と思って買ってしまいましたが、それなりに満足していましたね。
ビートルズの楽曲はどの曲もそれなりに説得力があり、形あるものなら、なんでも欲しくなる時代でした。森勉


2026年5月12日(火) リンゴ・スター 「Long Long Road」

ポール・マッカートニーの新作(5月29日発売)や、ジョン・レノンのライヴ・フィルム『パワー・トゥ・ザ・ピープル』(映画館各所で公開中)が話題ですが、こちらも注目!
リンゴ・スターの2026年新作『Long Long Road』が発売になりました。

・リンゴ・スター『Long Long Road』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-16423 3,300円税込)

2025年1月発表作『Look Up』(
2025年1月12日今日のこの1曲で紹介)に続く、T・ボーン・バーネットがプロデュースを手掛けたカントリーをコンセプトにしたオリジナル・アルバムです。
モリー・タトル、シェリル・クロウ、セイント・ヴィンセント、ビリー・ストリングス他がゲスト参加。
リンゴ・スターが全曲でドラムを叩き、リード・ヴォーカルで歌っています。

今日のこの1曲は、アルバムのラストに収録されているタイトル曲「Long Long Road」。

この曲はブライアン・ウィルソンへ捧げた歌でしょうか?
それとも、ビーチ・ボーイズ「Long Promised Road」のアンサー・ソング?
そう感じてしまうような、ビーチ・ボーイズ風コーラスで始まるイントロにグッときました。森陽馬


2026年5月11日(月) The Lemon Twigs 「Bring You Down」

ゴールデン・ウィーク、皆さんは楽しく過ごすことができたでしょうか?

CD・レコード店としては聴き応えのある新譜リリースが多く、充実した音楽ライフを楽しめたと感じています。
特に、天気の良い日によくかけていた新譜がこの1枚!

・ザ・レモン・ツイッグス『Look For Your Mind!』
(国内CD 谷口雄による解説付 PCD-25527 2,750円/国内LP PLP-8338CP 5,060円)

アメリカ/ロングアイランド出身のブライアン&マイケル・ダダリオ兄弟によるバンド、ザ・レモン・ツイッグス。
2024年ベスト・アルバムに選出した『A Dream Is All We Know』以来、約2年ぶり6作目となるアルバムです。

ビーチ・ボーイズ色が濃い仕上がりだった前作に比べ、ビートルズ+ザ・バーズ的なタイトル曲含め、ブリティッシュとアメリカンの美味しいロックが合わさった楽曲揃い♪
ツアーメンバーのダニー・アヤラとレザ・マティンがレコーディングにも参加して、バンド・サウンドが弾けているのもイイですね。

今日のこの1曲は、本作中最もビーチ・ボーイズ的なキラーチューン「Bring You Down」! 森陽馬


2026年5月10日(日) Alessi Brothers 「All I Want」

1970年代から活躍するニューヨーク/ロングアイランド出身、ビリー&ボビーによる双子デュオ、アレッシー・ブラザーズ。

2000年代初頭から再びデュオとしてコンスタントに作品を発表している彼らが、2020年に配信のみでリリースしたアルバム『Netherland』が初めてCD化されました

・アレッシー・ブラザーズ『ネザーランド』
(輸入国内仕様CD 解説付 BSMF 3,630円)

オランダ録音ということで、アルバム名は「ネザーランド」。
今作のプロデュース&アレンジを手掛けたErwin van Ligten(ブルース・バンドFlaviumのギタリスト)をはじめ、現地のミュージシャンがバックを努めています。

ジャジー&ボッサにアレンジされた代表曲「愛しのローリー(Oh Lori)」、フォーキーなサウンドが心地良い「Seabird」、イントロが更にドラマチックになった「Do You Feel It」など、1976年デビュー作『アレッシー』の楽曲を中心とした名曲セルフ・カヴァー、新曲(当時)を織り交ぜた作品。
2人の柔らかな歌声/ハーモニーはそのままに、よりルーツ・ロック/フォーク色が濃くなったサウンドに仕上がっています。

本日は2018年作『Water』(2018年9月1日今日のこの1曲でご紹介)に収録されていた「All I Want」。
一聴すると地味な曲ですが、トランペットをフィーチャーした味わい深いこのヴァージョンがオリジナルより良いと個人的に感じています。

夏頃には新作『Sigh Of The Times』がリリースされる予定です。東尾沙紀


2026年5月9日(土) 細野晴臣 「ファイアークラッカー」(ライヴ)

今から50年前の1976年5月8日。
細野晴臣さんがティン・パン・アレーをバックに、横浜・中華街の同發新館にてライヴを行いました。

そのライヴ音源は2007年にCDで公式リリースされていますが、ステレオマスターが新たに発見!
GOH HOTODA氏によるステレオ・ミックス/マスタリングを施し、アナログ・レコードで発売されることになりました。

・細野晴臣『HARRY HOSONO & TIN PAN ALLEY IN CHINA TOWN』
(2026年6月24日発売 限定アナログLP HHMK-004 4,400円)

鈴木茂、坂本龍一、矢野顕子、林立夫、浜口茂外也、田中章弘他による素晴らしい演奏。
そして、細野晴臣さんのマリンバ・プレイ&渋い歌声を針を落として聴けるのが楽しみです。

今日のこの1曲は、マーティン・デニーのカヴァー「ファイアークラッカー」。
YMOのヴァージョンで後にヒットしましたが、この生バンド・ライヴ・ヴァージョンもかっこいい!
(2016年5月に行われた中華街ライヴでは、星野源がゲスト出演しマリンバを弾いたのも記憶に新しいですね)

ちなみに、ベーシストの田中章弘さんが2026年5月5日に逝去されたそうです。
享年71歳。1976年中華街ライヴ時は21歳でした。
細野晴臣さんのyoutubeチャンネルで公開された当時の映像を、田中章弘さんのベースプレイにも注目して是非ご覧になってください。森陽馬


2026年5月8日(金) The WHO 「I'm A Boy」(シングル・ヴァージョン)

先月4月18日にレコード・ストア・デイがあり、国内外さまざまな興味深いレコードが発売されました。

おかげさまで売り切れになったものが多いのですが、運良く店頭に在庫があるものもございます。
今日はその中からチョイスしてみました。

・THE WHO『A QUICK ONE』 60th Anniversary Edition
(輸入LP2枚組 オレンジ&グリーン・カラー限定盤 Polydor/Universal 880-1668)

1966年に発表されたザ・フーのセカンド・アルバムに、その当時発売されたシングルやEPの曲、レア・テイクなどをディスク2に収めたレコード・ストア・デイ2026限定の2枚組LPです。

『ア・クイック・ワン』は、メンバーそれぞれの個性が出た楽曲や「ヒートウェイヴ」のカヴァー、そして、9分に及ぶ組曲「ア・クイック・ワン」と充実の内容。音は迫力のあるオリジナル・モノラル。レコードの色はオレンジ&グリーンです。

なお、6月26日(金)に、<ザ・フー 紙ジャケット・シリーズ>でCDが出ます。
この『ア・クイック・ワン』も出る予定になっていますが、現在発表されているリストでは、ディスク2の曲が半分ほどカットされるようです。是非、このアナログ盤で初期ザ・フーの躍動感を味わってみてください。森勉


2026年5月7日(木) Overcort's 「IYKYK - about his rollercoaster days-」

MONARCH RECORDS 祝!復活!&レーベル開設30周年!

当店のお客様で昔から色々とお世話になっている安斎真佐樹さんが学生時代(1996年)に立ち上げたインディー・レーベル、MONARCH RECORDS(モナーク・レコーズ)が活動復活!
とっても熱い想いが込められた7インチ・レコード&カセットが完成いたしました。

・Overcoat's『IYKYK -about his rollercoaster days-』
(国内7inch ナンバリング入り MNRC-007 2,200円税込)

Overcoat's(オーバーコーツ)は、神戸の4人組ロックンロール・バンド。
女性ヴォーカル&ギターのDORAが作詞・作曲したA面「IYKYK -about his rollercoaster days-」は、約30年前に発表した1stシングル「Lonely Lonely Boy」のアンサー・ソングだそうで、青春の煌めきが再び疾走していくような高揚感が伝わってくるナンバーです。

B面の「It's Cold Outside」(The Choirのカヴァー)と「ANORAK,THAT DAY」も超ポップで最高!
安斎さんによる解説文も封入されています。

ちなみに、曲名「IYKYK」は、「If you know, you know」(知る人ぞ知る)の略。
"知る人ぞ知る"素敵な1枚を、MONARCH RECORDSとOvercort'sをご存じでない方も是非手に取ってみてください。森陽馬

★Overcoat's「Because」のカセットテープも同時発売!
当店で取り扱いさせていただけることになりました。通販コーナーにも掲載しております。



2026年5月6日(水) Dan Penn 「Smoke Filled Room」

御年85歳、いぶし銀な歌声も魅力♪
サザン・ソウル、スワンプ名ソングライター、ダン・ペン。

未発表デモ音源集シリーズ、2026年最新盤が発売されました。

・Dan Penn『Smoke Filled Room』
(輸入CD THE LAST MUSIC COMPANY LMCD280)

今作のタイトルにもなっている「Smoke Filled Room」は、アーマ・トーマスに提供された楽曲。(1992年作『True Believer』収録)
''涙が出るのはけむりのせい 貴方のことで泣いているんじゃない''
恋人は別の女性の元へ....傷つく心を悟られまいと強がってみせる女性の切ない心情を歌ったバラードです。

味わいあるハモンド、エレキ・ギターの沁みるソロ、ダン・ペンが哀愁たっぷりに歌い上げた本バージョンは、完成までに長い時間をかけ、納得のいく音に仕上げたと語る渾身の1曲。

全曲録音年の詳しい記載はありませんが、色んな時代の発掘ものかな?というのが声や音の雰囲気から感じ取れます。
ジャケット内側にはダン・ペン自身による曲毎のミニ・コメント、演奏者のクレジットが掲載されています。

長年音楽活動を共にしたBucky Lindseyが2025年6月に逝去。
Carson Whitsetによる美しいピアノにのせ、Lindseyがメイン・ヴォーカルをとる「Crazy Ol' Girl」も注目したい1曲です。東尾沙紀


2026年5月5日(火) 冬にわかれて 「君の旅」

寺尾紗穂、伊賀航、あだち麗三郎によるバンド、冬にわかれての新作『forgotten』が入荷しました。

・冬にわかれて『forgotten』
(国内CD KHGCD-006 3,410円税込)

冬にわかれて名義としては2023年5月発表作『flow』以来約3年ぶり、4枚目のアルバムになります。
(寺尾紗穂名義の2025年作『わたしの好きな労働歌』からは約11か月ぶり)

僕個人としては、冬にわかれての過去作品の中で最高傑作と言いたくなる1枚でした。
メンバー3人が今までになく密に関わり、ミックス作業もきちんと集まって制作された、とのことです。

各々が書き下ろした楽曲はどれも魅力的ですが、寺尾紗穂作によるラスト2曲「君の旅」「みらい」が本作の軸となり、アルバムをより深く重厚なものに押し上げていることは確かだと思います。

特に、<彗星>という名の特攻隊がモチーフとなって生まれた歌「君の旅」には、不思議な力を感じました。
寺尾さんは初めて一人で「君の旅」をライヴで歌った時、客席上空に光の丸い玉がきているのが見えたそう。
まさに、<光のたましい>が集まってくるような、心奥に訴えかける何かが宿っている1曲です。

なお、当店にてお買い上げの方には、冬にわかれたのメンバーへインタビューした内容を纏めたリーフレットと、鰺坂兼充さんによる素晴らしい絵画を基にしたジャケット・デザインのマグネットを先着で差し上げています。森陽馬


2026年5月4日(月) Little Feat 「Hamburger Midnight」

今日は、風がとても強い1日でした。
でも、このジャケットのような青空が広がったのはよかったですね。

・Little Feat『Little Feat』(2CD Deluxe Edition)
(輸入2枚組CD RHINO R2-728638/Record Store Day限定アナログ2LPもあり)

リトル・フィートが1971年に発表した1stアルバムに最新リマスターを施し、更に未発表デモ&アウトテイク12トラックを収録したボーナス・ディスク付の55周年記念盤が発売されました。

この時期のリトル・フィートは、フランク・ザッパのバンドにいたローウェル・ジョージ(ギター)とロイ・エストラーダ(ベース)。そこに、リッチー・ヘイワード(ドラムス)とビル・ペイン(キーボード)が加わった4人編成。

オリジナルLPファースト・プレスで裏ジャケに使用していた4人の写真を復活させてくれたのはうれしいですね。
更に、当時の4人が仲良く映っているカットや、演奏している時の写真が内ジャケやインナーに使われているのを、聴きながら眺めているだけで、とても幸せな気持ちになれます。

後の『セイリン・シューズ』(1972)、『ディキシー・チキン』(1973)に比べると過小評価されていて、今回の再発でも国内盤は出なそうな状況ですが、ローウェル・ジョージ節の歌声とスライドは存分に堪能できる1枚です。

今日のこの1曲は、そんなリトル・フィート/ローウェルらしいナンバー「Hamburger Midnight」。
ボーナス・ディスクには、より荒々しい別ヴァージョンも追加収録されています。森陽馬


2026年5月3日(日) The Milk Carton Kids 「A Friend Like You」

ゴールデン・ウィーク真っ只中の5月3日は憲法記念日。
東京・武蔵小山は例年通り、平穏でまったりとした空気が流れています。

そういった穏やかな休日の昼下がりにオススメしたい新譜この1枚♪

・The Milk Carton Kids『Lost Cause Lover Fool』
(輸入CD Far Cry Records FCR9CD/輸入LP FCR9LP)

<新世代のサイモン&ガーファンクル>!?
The Milk Carton Kidsは、2011年頃から活動しているKenneth PattengaleとJoseph Edward Ryanの2人組。
アコースティック・ギターを基調にしたサウンド、歌とハーモニーが魅力のユニットです。

2026年発表オリジナル・アルバムとなる本作『Lost Cause Lover Fool』は、2023年発表前作『I Only See The Moon』に続き、Kenneth Pattengale自身によるプロデュース。
二人のギター&歌に加えベース&ドラムス、曲によってはマンドリン、バンジョーも取り入れながら、アコースティックでフォーキーな魅力はそのままに、温もりに満ちた親密な空気が伝わるシンガー・ソングライター作品に仕上がっています。
今日のこの1曲は、味わい深い3曲目「A Friend Like You」。森陽馬


2026年5月2日(土) ティン・パン・アレー 「チョッパーズ・ブギ」

細野晴臣、林立夫、松任谷正隆、鈴木茂、(生誕順)による、キャラメル・ママというグループ名は、1973年に発表されたLP吉田美奈子『扉の冬』、荒井由実『ひこうき雲』によって印象付けられました。

といっても、一般の音楽ファンではなく、あくまで<はっぴいえんど>の流れを汲む音楽が好きだったファンに限ってのお話です。

1974年には、雪村いづみ『スーパー・ジェネレイション』や、当時大人気だったアグネス・チャンのヒット曲「ポケットいっぱいの秘密」のバッキングを担当したりと、キャラメル・ママ・ファンを喜ばせてくれました。

その後もさまざまなセッションに参加して、1975年11月にはキャラメル・ママ自身をメインにしたアルバムを発表してくれました。
この頃はグループ名をキャラメル・ママからティン・パン・アレーに変更しましたが、アルバム名にキャラメル・ママという名前を残してくれました。

・ティン・パン・アレー『キャラメル・ママ』
(国内CD CRCP-20463 2,200円税込)

「ソバカスのある少女」、「イエロー・マジック・カーニヴァル」、「月にてらされて」など、聴き所たっぷりの曲が並びますが、今日は林立夫のペンによる「チョッパーズ・ブギ」を。
高中正義も参加していますし、後藤次利のワイルドなベース・プレイが圧巻! 森勉


2026年5月1日(金) イーグルス 「Carol」

イーグルスが1976年に発表した名盤『ホテル・カリフォルニア』は2026年で50周年を迎えます。

その50周年記念盤が出るかな?と思いきや、1975年発表作『呪われた夜』のデラックス盤が発売されました。

・イーグルス『呪われた夜』(デラックス・エディション)
(国内盤3CD+Blu-ray 天辰保文氏の解説・歌詞・対訳付 WPZR-31109 8,800円税込)

原題は『One Of These Nights』。
オリジナル・メンバーでカントリーフィーリングに溢れたバーニー・レドンが本作まで在籍。
ファンの間でも人気が高く、グレン・フライ自身も大好きなレコードと公言していた名盤です。

今回の目玉は、ボーナス・ディスクに収められた未発表ライヴ音源でしょう。
1975年9月28日カリフォルニアにあるアナハイム・スタジアムでのコンサート。
バーニー・リドンが当時在籍していたイーグルスとして最後に出演したライヴ音源になります。

初期ライヴでは後半の定番だった、チャック・ベリー「Carol」のカヴァーが初公式音源化されたのもうれしいですね。

ちなみに、ジョー・ウォルシュがゲスト出演し「Rocky Mountain Way」で盛り上がっているのですが、バーニーの脱退を思うと切なく感じるのは僕だけでしょうか。
そのジョー・ウォルシュが新加入したイーグルスは1976年2月に初来日。日本武道館でコンサートを行いました。
今年はイーグルス初来日から、ちょうど50年でもあります。森陽馬


2026年4月30日(木) 杉真理 「It's Show Time」

当店が45周年を迎えた2026年4月は、魅力的な新譜がたくさん発売されました。

その締めとして、杉真理さんの新作『MUSIC MAN』が入荷!
杉さんらしいポップなメロディー&ハート・ウォーミングなサウンドが全開の1枚です。

・杉真理『MUSIC MAN』
(国内CD FWPI-002C 3,850円税込)

来年2027年でデビュー50周年となる杉真理さん。
本作『MUSIC MAN』は、『MUSIC LIFE』(2019)以来約7年ぶりの新作オリジナル・アルバムになります。

FOURTH WAVE RECORD FACTORYというインディーズからのリリースですが高クオリティ!
小泉信彦を中心に、清水淳、藤田哲也、橋本哲、高橋結子ほか馴染みのバック陣が参加。
杉さんの歌声も変わらずの素晴らしさですね。

今日のこの1曲は、<大谷翔平選手を勝手に応援ソング>な「It's Show Time」を。
2021年頃から披露されていたナンバーで、この度めでたく公式リリース♪
実名は出てきませんが、野球用語が散りばめられた歌詞は、まさにSHOW(翔)TIMEなナンバーですね。

なお、渋谷PLEASURE PLEASUREと神戸チキンジョージでのライヴが基になっていて、オーディエンスのコーラス及び和田唱と鈴木雄大のヴォーカルもミックスされています。森陽馬


2026年4月29日(水) フォー・フレッシュメン 「ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ」

好きなミュージシャンに関する事柄や情報はなんでも知りたくなるものです。
しかし、1960年代の日本では、洋楽アーティストの情報は少なくて遅いというのが当たり前でした。
自分自身で積極的に調べる術も知りませんでしたし。
大好きなビーチ・ボーイズに関してもそんな状態でした。

ビーチ・ボーイズの1960年代に出たLPの解説には、<フォー・フレッシュメンのようなコーラス>という表現がよく書かれていました。また、ビーチ・ボーイズはフォー・フレッシュメンが歌っていた「グラデュエイション・デイ」をカヴァーしたりしていました。
しかし、フォー・フレッシュメン自体の曲を聴く機会はほとんどありませんでした。

いつだかははっきりわからないのですが、大橋巨泉が司会をするテレビ番組『11P.M.』に、フォー・フレッシュメンが出演して歌と演奏を聴かせてくれたことがありました。
とても素晴らしいパフォーマンスで、それをテレビで見て感激したことを憶えています。

ということで、今日はフォー・フレッシュメンを。
・フォー・フレッシュメン『フォー・フレッシュメン・アンド・5・トロンボーイズ』
(国内CD 1955年録音 UCCU-5877 1,650円税込)

ブライアン・ウィルソンが若い時に聴いて感動した彼らのハーモニーは、70年以上経った今でも僕たちの心を揺さぶってくれます。森勉


2026年4月28日(火) JOE PERNICE 「It Got Away From Me」 feat.Jimmy Webb

僕が大好きなソングライター、ジミー・ウェッブがゲスト参加している新譜を紹介しましょう。

・JOE PERNICE『Sunny, I Was Wrong』
(輸入CD NEW WEST Records CDNW6615/輸入LP LPNW5954 直筆サイン入り限定盤あり)

ジョー・パーニスはアメリカ/マサチューセッツ州出身1967年生まれの男性シンガー・ソングライター。
90年代にバンド、SCUD MOUNTAIN BOYS、PERNICE BROTHERSを結成し、現在はカナダ/トロントを拠点に活動している彼が書き下ろしの新曲を纏めた2026年発表のソロ・アルバムをNEW WESTレーベルからリリースしました。

アメリカン・ルーツに根ざしたシンガー・ソングライター作で、エイミー・マン、ノーマン・ブレイク(Teenage Fanclub)、ロドニー・クロムウェルがゲスト参加しています。

そのアルバムラスト11曲目「It Got Away From Me」に、ジミー・ウェッブがピアニストとして参加!
作詞・作曲はジョー・パーニスですが、ジミー・ウェッブを意識して書いたような哀愁漂うメロディーの1曲です。森陽馬


2026年4月27日(月) 寺尾紗穂 「アジアの汗」

2026年4月26日(日)りんりんふぇす山谷Vol.13へ行ってきました。

東京・山谷の玉姫公園で行われるのは今回で3回目。
(2回目は
2025年4月27日今日のこの1曲参照)
今年も好天に恵まれ、初夏のような暖かい陽射しが降り注ぐ1日で良かったですね。

トップバッターは、寺尾紗穂さん+新人Hソケリッサ!。
「九年」、「夕まぐれ」、「アジアの汗」、「愛のありか」、「魔法みたいに」が披露されました。

「アジアの汗」は、建設現場で働いてきて絵描きでもあった坂本久治さんと山谷のお祭りで2000年代に出会い、その交流がきっかけで生まれた歌です。りんりんふぇす開催へ繋がった経緯もあり、この山谷で歌われることの意義が伝わってきました。

2番手に登場した、ビッグイシュー講談部がとても面白かったですね。
ホームレス状態を経験したビッグイシュー販売者と販売者OBからなるビッグイシュー部活動で大阪からの参戦。
新作講談に会場が大きな笑いに包まれて、朗らかな雰囲気になりました。

モンゴルから来日したバンド、Delkhii(デルヒー)の演奏も素晴らしかった!
オーガニックなサウンドが心地良く、穏やかな夕陽下の山谷で、モンゴルの風を感じることができました。
冬にわかれてとのセッションも調和していて、いつまでも聴いていられるような演奏でしたね。

Momと寺尾紗穂の共演による「泣けない人には優しくない世界」。恒例のカラオケタイム。川村亘平斎×トンチの影絵。ラストの全員セッション「どうにかなるさ」。そしてアンコールの寺尾紗穂「グローリー・ハレルヤ」も感動的でした。

寺尾紗穂さん、りんりんふぇすスタッフの皆さま、そして来場された皆々さん、おつかれさまでした。
また来年、この会場にて元気な姿で集えることを祈っております。森陽馬

PS 南千住駅前の人形焼き店で買っていこうとしたら、2025年10月で閉店していました。
昨年購入して美味しかったので楽しみにしていたのですが。。。

★掲載ジャケットは、寺尾紗穂「アジアの汗」収録の2010年発表アルバム『残照』。


2026年4月26日(日) 三浦透子 with 澤部渡(スカート) 「空の名前」

2023年2月14日に逝去した岡田徹さん(はちみつぱい/ムーンライダーズ)のトリビュート・アルバムがリリースされました。
(発売日の4月23日は、岡田徹さんのお誕生日)

V.A.『ADVENTURES in MODERN RECORDING by TOHRU OKADA』
(国内CD 小暮秀夫氏による解説・歌詞付 HEAD-0001 3,520円税込)

ムーンライダーズはもちろん、アグネス・チャンや伊藤つかさ、杏里ら女性アーティストへの提供曲など、岡田さんが手掛けた楽曲を、ゆかりのある多彩な女性ヴォーカリスト14組がカヴァー。

野宮真貴、佐藤奈々子、野田幹子、Nav Katze(ナーヴ・カッツェ)、CHAKA、3776、姫乃たま、島崎夏美、覚和歌子をはじめ、山本精一、CTO LAB.、ムーンライダーズのメンバーも参加。
ミックスやマスタリングを担当するのは、佐藤清喜(microstar)、ジャケットのイラストを手掛けたのは、大学時代からの友人でイラストレーターの真鍋太郎...と、関わる皆さんの深い愛情とご縁で紡がれた1枚なのです。

今作のラストを締め括る「空の名前」で透き通った歌声を聴かせるのは、俳優としても活躍する三浦透子。
ライナーノーツを手掛けた小暮秀夫氏(素敵な文章を寄せられています)によると、岡田さん自身が生前この曲を彼女に歌ってもらいたいというプランを持っていたことがきっかけなのだそう。

ピュアで繊細で遊び心を感じるメロディの魅力。女性ヴォーカリストとの相性の良さも実感できる作品です。

先着で当店だけのダブル特典、ジャケット・デザイン・マグネット(四角)&岡田徹丸型缶バッジ付きです。東尾沙紀


2026年4月25日(土) DAISUKE 「悲しみのJODY」

山下達郎楽曲のカヴァーが収録されているオススメのこの1枚。

・DAISUKE『No Pain, No Gain』
(国内CD PCD-18931 3,000円税込)

DAISUKEは、1984年生まれの静岡県伊東市出身男性シンガー。
鈴木雅之、清水翔太などのバック・コーラスでも活躍中です。

その彼が今月発表した約6年ぶり4thアルバム『No Pain, No Gain』には、魅力的なオリジナル曲に加え、山下達郎「悲しみのJODY」、シング・ライク・トーキング「RISE」、安部恭広「アイリーン」のカヴァーが収められています。

オリジナルに忠実なアレンジで、伸びのあるファルセット・ヴォイスがNice♪

ちなみに、「悲しみのJODY」と「RISE」のカヴァーをカップリングした7インチ・レコードも6/17発売予定。
アナログ・ファンもチェックしてみてください。森陽馬


2026年4月24日(金) 冬にわかれて 「ペパーミント・タイムズ」

寺尾紗穂さんが発起人となり行われているイベント<りんりんふぇす>。
第13回目となる2026年は、引き続き東京・山谷の玉姫公園で4月26日(日)に開催されます。


りんりんふぇすは、路上生活者が販売員となる雑誌『BIG ISSUE』を多くの人に知ってもらい、ホームレス問題や自分たちの生活・仕事について考えよう、との目的で行われてきました。
イベント名には、「隣」の人と「輪」になる、というメッセージが込められています。
恒例の座談会や炊き出し(無料の軽食配布)もありますし、当日はきっと晴れるでしょう!
入場料金は自由価格(投げ銭)、予約無しで当日来場可能です。お時間ある方は是非立ち寄ってみてください。

今年の出演者は、寺尾紗穂、ビッグイシュー講談部、Mom、新人Hソケリッサ!、Delkhii(デルヒー) fromモンゴル、川村亘平斎×トンチ。
Momは、1997年生まれ埼玉出身Akihiko Karibeによるソロ・プロジェクト。
2020年発表オリジナル曲「あかるいみらい」がappleのTV CMに起用されました。
寺尾紗穂さんとは2021年三井ホールのイベントで出会い、繋がりが生まれたそうです。

以前に彼は、寺尾紗穂『余白のメロディ』(2022)収録曲「ニセアカシアの木の下で」のトラック制作&編曲を手掛け、サントリーホール/ブルーローズで行われた寺尾紗穂コンサート2022でも共演しました。
来月5/6発売冬にわかれての4thアルバム『forgotten』に収録される「ペパーミント・タイムズ」(4/22に配信開始)の作詞も担当しています。Momがりんりんふぇすのステージでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみですね。森陽馬

★掲載ジャケットは、冬にわかれて『forgotten』。
(2026年5月6日発売 当店のみの特典インタビューリーフレット&マグネット付 KHGCD-006 3,410円税込)


2026年4月23日(木) リヴィングストン・テイラー 「ダンス・ウィズ・ミー」

ジェイムス・テイラーの弟、リヴィングストン・テイラーは、兄ほどのの派手さはありませんが、品があって質の良い作品をたくさん発表しています。

今日はそんな彼が1980年に発表したアルバムの中から1曲選んでみました。

リヴィングストン・テイラー『マンズ・ベスト・フレンド』
(国内CD 天辰保文氏の解説付 SICP-4873 1,100円税込)

彼はソングライターでもありますが、兄のジェイムス同様、多くの名曲カヴァーがあります。
このアルバムでも、オーリアンズの「ダンス・ウィズ・ミー」をナイス・カヴァーしています。

彼らしいほのぼのした雰囲気の「ダンス・ウィズ・ミー」に仕上がっています。

なお、このアルバムからは「ファースト・タイム・ラヴ」がシングル発売され、スマッシュ・ヒットしています。森勉


2026年4月22日(水) 寺尾聰 「ルビーの指環」

2026年4月22日で、PET SOUNDS RECORDは45周年を迎えることができました。

皆々様、本当にありがとうございます。
人それぞれの<PET SOUNDS>(よい音)を見つけられる手伝いがこれからもできれば、と思っております。
末永くよろしくお願い申し上げます。

今日は、当店がオープンした1981年頃に発売されたアルバムをよくかけていました。
その内の1枚である大滝詠一『A LONG VACATION』は、1981年発表大ヒット・アルバムで現在もロングセラー継続中ですが、当時もっと売れていた作品があります。それがこの1枚。

寺尾聰『Reflections』
(国内CD TOCT-95188 2,200円税込)

大ヒット・シングル曲「ルビーの指環」(作曲:寺尾聰、作詞:松本隆、編曲:井上鑑)を収録した寺尾聰の名盤『Reflections』は、1981年4月5日に発売されオリコンアルバムチャートで12週間1位を記録しました。
近年は2週間1位も滅多にないのに、12週間1位は現在では考えられない長期ヒットですよね。
でも、そういう大ヒット作が生まれた年に、店をオープンできたことがとても幸運だったのかもしれません。

今から45年後にもこのように語られ人の心に残る作品が、2026年以降も生まれることを願って。森陽馬


2026年4月21日(火) Neil Young 「Rockin' In The Free World」

2026年4月20日(月)東京ガーデンシアターでのエディ・ヴェダー来日公演へ行ってきました。

パール・ジャムで2003年に来日して以来、約23年ぶり!の単独公演。
(昨年2025年3月野球観戦で来日し、ジャック・ホワイト公演に飛び入り参加したこともありましたが)

日本でのライヴで、外国人客がこんなに多いのは初めて、というくらい、客席はアメリカ人でいっぱい!
大げさな言い方ですが、3分の1~半分くらいは外国人客だったのではないでしょうか。
(それもあって、グッズのデザインも外国人客向けなデザインだったのかも)

エディ(現61歳)のカリスマ性あるかっこいい歌声は健在!
一人の弾き語りながら、アコギとエレキ、更に足でバスドラを踏んだり、ステージ上のオーディオ・ボタンを押してカラオケで歌い、客席へ下りてきてハイタッチしながら歌ったり、と、終始大盛り上がりでしたね。(僕の後ろの外国人はずっと一緒に歌っていましたー)

パール・ジャムの曲はもちろん、映画『Into The Wild』からのソロ曲。更には、ビートルズ「悲しみはぶっとばせ」、ウォーレン・ジヴォン「Keep Me In Your Heart」、グレン・ハンサード「Song Of Good Hope」、トム・ペティ「I Won't Back Down」のカヴァーも披露。
そして、2回目のアンコールでは、ボブ・ディラン「Forever Young」、ニール・ヤング「Rockin' In The Free World」のカヴァーで締め! アメリカン・ロックの歴史を引き継ぎ体現するようなラストは、客席を無視して前方に観客が押し寄せて、ファン大熱狂の約110分でした。

ちなみに、アリーナ前方にはエディの奥さまがいて、ファンとの写真撮影に丁寧に応じていたのが印象的。
(個人的にはブライアン・ウィルソン公演のメリンダさんを思い出した)
エディ自身も、MCを日本語で話したり、曲毎に使ったピックを一番前の客へ渡したり、ラストはサイン入りタンバリンをいくつか手渡したりして、ファンサービスが充実していましたね。とても楽しい一夜でした。森陽馬

★掲載ジャケットは、「Rockin' In The Free World」収録のニール・ヤングのベスト盤。


2026年4月20日(月) Joe Jackson 「Fabulous People」

1954年生まれ/イギリス出身のミュージシャン、ジョー・ジャクソン。
約2年半ぶりの新作『ホープ・アンド・フューリー』が発売になりました。

ジョー・ジャクソン『ホープ・アンド・フューリー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 GQCS-91738 3,300円税込)

燃える海辺の町...想像を搔き立てるジャケットが目を引く22枚目のアルバムです。

ブライトンや故郷ポーツマスを題材に書き始め、母国への愛憎入り混じった感情を表現したという「Welcome To Burning-By-Sea」、1922年と2022年(パンデミック後)のイギリスの家族を描いた「End Of The Pier」、ラテン・ロック風のギターが耳に残る「The Face」など、世情への憤りや皮肉を込めた鋭いジョー節が炸裂。

1st『ルック・シャープ!』からの盟友グラハム・メイビー(b)ら、バンド編成でレコーディング。
パーカッション奏者Paulo Stangnaroをゲストに招き、ラテンやジャズの要素を取り込みつつ、シンプルなロック/ポップに回帰した印象です。

代表作『ナイト・アンド・デイ』の頃を彷彿とさせる「Fabulous People」、アルバムを締め括るバラード「See You In September」など、ポップで美しいメロディの曲に乗せた瑞々しい歌声も聴きものです。

ライヴ会場などのアンケートで「今後観たいアーティストを教えてください」という項目があると、必ず最初に名前を書くジョー・ジャクソン。(一度は観てみたい!)
なかなか来日は叶いませんが、5月にアメリカからスタートするツアーの成功を祈りたいと思います。東尾沙紀


2026年4月19日(日) KOKOROKO 「Da Du Dah」

本日武蔵小山駅前では、1年に1回のお祭り「ムサコたけのこ祭り」が行われました。
駅前ロータリーの車道を一般開放して、武蔵小山生まれの笠原シェフによるたけのこ汁が先着3,000名(長蛇の列!)に無料で配られたり、千葉県大多喜町の掘りたてのたけのこが売られたり、地元のバンドやダンスパフォーマンスが行われ大盛況でした。天気がよくてよかったですね。

初夏の陽気で、暖かい陽射しが降り注いだ1日。
店内ではこのレコードをかけていました。

・KOKOROKO『Live At Metropolis Studios』
(輸入LP Record Store Day限定盤 Brownswood BWOOD0450EP)

KOKOROKOはアフリカ系ルーツを持つロンドン在住女性トランペット奏者Sheila Maurice-Greyが中心のジャズ・ユニット。
本作はロンドンのメトロポリス・スタジオにて、JACK DANIEL'S REVIVE LIVEセッションで録音された1枚。
ジャイルズ・ピーターソン主宰BrownswoodレーベルからRSD限定LPでリリースされました。

白昼夢をゆらゆらと漂うような極上グルーヴがとっても心地良い4曲が収録されています。
今日のこの1曲は、B面2曲目に収録されている2025年発表の新曲「Da Du Dah」。
シャーデーやスムースなR&Bお好きな方にもオススメなナンバーです。森陽馬


2026年4月18日(土) Neil Young & The Chrome Hearts 「Big Crime」

RECORD STORE DAY 2026、ご来店いただいたお客様ありがとうございました。
平和かつ健康で、音楽を楽しめることに感謝の1日でしたね。

僕にとっての<RECORD STORE DAY>はこの1枚です。

Neil Young & The Chrome Hearts『As Time Explodes』
(輸入2枚組LP RSD限定クリア・カラー盤 Reprise/Warner 9362.482391)

ニール・ヤングが2025年に行っていたコンサート・ツアーの音源を2LPに収めた最新ライヴ盤。
大好きなアルバム『Silver & Gold』(2000)の収録曲「Daddy Went Walkin'」から始まるというだけで、グッときちゃいますね。
地味に始まったと思いきや、「OHIO」や「Like A Hurricane」、長尺の「Coltez The Killer」、「Be The Rain」では、らしいエレキ・ギターも健在! ニール・ファンならば満足間違いなしのライヴ音源です。

今日のこの1曲は、オリジナル・アルバムにはまだ収録されていない新曲「Big Crime」を。
イラク戦争に踏み込んだ2003年ブッシュ政権時には、「大統領を弾劾せよ」と歌ったニールが、今回も反骨の心はそのままに、「ファシストを追い出し、ホワイトハウスを浄化しなければ」と歌っています。

ちなみに、このRSD限定仕様は、<EXCLUSIVE! INCLUDES LYRIC SHEET POSTER & PRESSED ON CLEAR VINYL>のシールが貼付されていて、ポスターってどんなのが入っているのかな?と思ったら、ニールによるいつもの汚い、、、じゃなくて特徴ある筆跡で書かれた歌詞カードが折り畳んで入っていました。
これかー・・・、となりながらも、ある意味ニールらしくてイイのかな、と思った次第です。森陽馬


2026年4月17日(金) Professor Longhair 「Meet Me Tomorrow Night」

<レコード店へ足を運び、アナログ・レコードを聴いて音楽を楽しもう!>

2008年に米国で始まった、中小のレコード店と音楽ファンのためのイベント、RECORD STORE DAY。
2026年は明日4月18日(土)に開催いたします。

当店で販売するRSD2026輸入盤タイトルは以下になります。
Taylor Swift、Bruno Mars、HAIM、Steely Dan、Talking Heads、Pink Floyd、Professor Longhair、George Harrison2種、John Lennon、David Bowie2種、The Cure2種、XTC、King Crimson、Brian Wilson、Neil Young、Joni Mitchell、CSN、Paul Weller、Joe Strummer、Annie Lennox、Brian Eno with John Hopkins、Roxy Music、Jeff Buckley、Mark Knopfler & Emmylou Harris、Ramones、Tom Petty、Grateful Dead、The Doors、Cream、Little Feat、Bruce Springsteen、John Prime、RUNT、Tony Bennett、The Walker Brothers、Laufey、Corinne Bailey Rae、Jamie Cullum、Lucy Dacus、Olivia Dean、English Teacher、DIJON、Flying Lotus、KOKOROKO、The Chemical Brothers、フリートウッドマックトリビュート、STAXB面コンピ、ミッション・インポッシブル、The Bucketheads、Leslie Butler、Marie Pierre、etc...。

ブライアン・ウィルソン『Imagination』は少量入りましたが、『On Tour』の方は未入荷です。
他にも、割当で入荷制限されたものや、入荷しなかった商品も多くございます。
(後日遅れて入荷するものもあるかも?)

今日のこの1曲は、このRSDアイテムの中から、プロフェッサー・ロングヘア「Meet Me Tomorrow Night」。
ニューオリンズの名ピアニスト、プロフェッサー・ロングヘアが1971~72年に録音した楽曲群ながら、1991年に発掘&CD化された作品なので、今回が初アナログ化になります。 ニューオリンズ・ファン必聴のゴキゲン盤! 森陽馬

★掲載ジャケットは、Professor Longhair『Mardi Gras In Baton Rouge』。
(2026年4月18日発売 RSD2026限定商品 輸入2枚組LP RHINO)


2026年4月16日(木) 満島ひかり 「踊るノアール」

<レコード店へ足を運び、アナログ・レコードを聴いて音楽を楽しもう!>

2008年に米国で始まった、中小のレコード店と音楽ファンのためのイベント、RECORD STORE DAY。
2026年は4月18日(土)に開催! 様々なアナログ・レコードが4月18日店頭に並びます。

RECORD STORE DAY JAPAN 2026のアンバサダーは、満島ひかりさん!

当店で販売する国内盤タイトルは以下になります。
満島ひかり、3776、小倉優子、左とん平、ザ・スクーターズ、HⅡH、ONEGRAM、DJ Mitsu the Beats、DEN BARON、Lisako Oshimaジブリ2、神野美伽、『SEA OF LOVE3』、TESTSET、ニューエスト・モデル、坂本龍一+ダンスリー、etc...。
(輸入盤タイトルは明日4/17の今日のこの1曲で紹介予定)

今日のこの1曲は、このRSDアイテムの中から、満島ひかり「踊るノアール」を。
ceroが作曲・サウンドプロデュースを手掛けた注目のコラボ・ナンバーです。

なお、4月18日(土)RECORD STORE DAYに当店で7,000円以上お買い上げの方にはトート・バックをプレゼント!
よろしければご来店ください。森陽馬


2026年4月15日(水) スピッツ 「春の歌」

武蔵小山駅前に2005年始めまであり、駅前再開発のため、千葉へ移植された桜の樹を見てきました。

2026年は2月から暖かい日が多く、東京は3月19日に桜開花/3月28日に満開だったため、千葉の桜もソメイヨシノは葉桜になっていましたが、八重桜はとてもきれいに咲いていました。
 

コラム・コーナーに
『武蔵小山駅前にあった桜の物語 続報2026』をアップし、他の写真も掲載しております。
よろしければ、そちらもご覧ください。

今日のこの1曲は、スピッツ「春の歌」。

「春の歌」が収録されているアルバム『スーベニア』は、当店旧店舗が閉店する直前の2005年1月に発売されました。
この歌を聴くと、当時の忙しなさと不安、そして切なさの入り混じった気持ちが甦ってきます。森陽馬


2026年4月14日(火) EL MICHELS AFFAIR 「Indifference」(Instrumental)

インスト・ヴァージョンを収めたアルバムが注目されています。

昔はカラオケというだけで重要視されていませんでしたが、一つの作品として認識されてきたように感じます。
耳は声や歌詞をどうしても追ってしまいますよね。
そのため、インストを改めて聴くと、聞こえていなかった音が認識できて新鮮に響くことが多いのです。

ということで、インスト・ヴァージョンのオススメ盤を今日は紹介しましょう。

・EL MICHELS AFFAIR『24 HR SPORTS』(INSTRUMENTALS)
(輸入LP FIELD GREEN COLORED VINYL BIG CROWN BC193-LP-C1)

LEON MICHELS(リオン・マイケルズ)によるユニット、EL MICHELS AFFAIRの2025年発表作『24 HR SPORTS』は、ミュージック・マガジン誌2026年1月号掲載<ベスト・アルバム2025>のロック部門で1位に選出されました。
本作は、『24 HR SPORTS』全16曲のインスト・ヴァージョンを収録したアナログ・レコード。
メロウ・グルーヴなインスト作、もしくはラウンジーなBGMとしても楽しめる1枚です。

今日のこの1曲は、「Indifference」(Instrumental)。
オリジナルは坂本慎太郎がヴォーカルをとっていた楽曲ですが、インストで聴くとまた違った印象を受けました。

ちなみに、レコードの盤面は美しい緑色で、ターンテーブルに乗せるだけでも絵になりますね。森陽馬


2026年4月13日(月) Mamas Gun 「Joy」

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスでも活躍するアンディ・プラッツを中心としたUKの5人組ソウル・バンド、ママズ・ガン。
4年ぶり、6枚目となる新作『ディグ!』が先日リリースされました。

ママズ・ガン『ディグ!』
(国内CD 解説・歌詞付 PCD-25516 2,750円)

前作はスウィートで味わい深い曲が並んでいた印象ですが、新作はファンキーでポップ、もちろん極上バラードもありの、グッド・メロディが満載♪
70年代ソウル・ファンの方も注目のタイトル曲「Dig!」には、ギル・スコット=ヘロンとのコラボレーションで知られるフルート/鍵盤奏者ブライアン・ジャクソンがヴォーカル/フルート/キーボードで参加!
(ジャクソンは新作のライナーノーツも担当。愛とユーモアを込めたとても素敵な文章を寄せています。)

今日の1曲は、彼らの代表曲のひとつとなっていきそうな、本編最後を締めくくる「Joy」。
家族、友人、音楽...通じ合える存在がいること、日常や人生の中で感じる喜びがテーマとなっています。
この曲が放つポジティヴなエネルギーが、聴く人の心を幸せな気分で満たしてくれると思います。

今作発売のタイミングで、約7年ぶりとなる待望の来日公演も発表になりました!
10月7日(水)、8日(木)、東京・丸の内COTTON CLUBにて開催が予定されています。東尾沙紀


2026年4月12日(日) Tom Misch 「Flower In Bloom」

「時間をかけて心を癒した。列車に乗って田園へ向かった。金の力では僕を動かせはしないから。」
「振り出しに戻った。ただ自分の心の奥を探りたくて。迷いの中にいたけれど、道を見出したから。」
(Tom Misch「Flower In Bloom」歌詞翻訳より)

2018年発表デビュー・アルバム『Geography』が大ヒットしたトム・ミッシュは、世界各地をツアーで廻り続けるうち精神的に疲労し、重度の不安症とパニック発作に悩まされてしまったそうです。

その彼が、音楽から距離を置いて約3年を過ごし、後にナッシュビルで音楽制作を開始。
そして遂に、約8年ぶりの2ndオリジナル・アルバムを完成させました。

Tom Misch『Full Circle』
(国内CD ボーナス・トラック追加収録 油納将志氏による解説・歌詞・対訳付 BRC-809 3,080円税込/LPもあり)

冒頭に記した歌詞は、本作の1曲目「Flower In Bloom」の言葉です。

レコーディング中は、ジェイムス・テイラー「Fire And Rain」を精神的支柱としてよく聴いていたそう。
一聴すると和やかで穏やかな彼の歌には、実は「生きること」への切実な想いが込められているのでしょう。

歌の最後は、以下の言葉で締め括られます。
「永遠に周り続ける、太陽と月のように。それが生きるということ。永遠に変わり続ける、咲き誇る花のように。」
森陽馬


2026年4月11日(土) LES IMPRIMES 「Untainted Love」

昨日に続いて、新世代ソウルの新譜オススメ盤♪

・LES IMPRIMES『Fading Forward』
(輸入CD BIG CROWN BC188CD)

LES IMPRIMES(レ・アンプリメ)は、ノルウェー出身のMorten Martensを中心にしたユニット。
アメリカ/ブルックリンを拠点に現行ソウルの良盤を多くリリースしているインディー・レーベル<BIG CROWN Records>から、2ndアルバム『fading Forward』を発表しました。

ソウルフルでヴィンテージ感がありながら、現代に呼応した音作りで、休日の昼下がりに聴いていると、白昼夢を漂っているような心持ちになる1枚です。

今日のこの1曲は、3曲目「Untainted Love」。
スウィート・ソウル的なメロディーと歌に、心の揺らぎを音像に表したシンセの音色が切なく響きます。森陽馬


2026年4月10日(金) Tiwayo 「Sunshine Lady」

<オーティス・レディングとジャニス・ジョプリンの隠し子!?>

これは、Tiwayoというミュージシャンに対する海外記事の宣伝文句です。
(もちろん、本当の隠し子ではありません)

さすがに誇張しすぎだなぁ、と感じましたが、本作を聴いてちょっと納得。
そう表現したくなるのも頷ける歌声と、ヴィンテージ感伝わるサウンドが魅力的な1枚でした。

Tiwayo『Outsider』
(輸入CD Record Kicks RKX106CD)

Tiwayoはフランス出身でパリを拠点に活動している男性ソウル・シンガー。
2019年にブルーノートから『The Gypsy Soul Of Tiwayo』でデビューし、その後も活動を続けてきました。
本作は、BLACK PUMASのADRIAN QUESADA(エイドリアン・ケサーダ)をプロデューサーに迎え、テキサス州オースティンで録音した2026年発表の入魂作です。

今日のこの1曲は、歌い方にオーティスっぽさを少し感じさせる2曲目「Sunshine Lady」を。
なお、③「Daddy Was Born With The Blues」にはドイル・ブラムホールⅡがゲスト参加しています。森陽馬


2026年4月9日(木) 小野リサ 「Por Causa de Voce」(あなたのせいで)

「正直なところ、アントニオ・カルロス・ジョビンのつくった音楽は、もうこれまで十分聴いてきたと思っていた。(中略) でも今回の小野リサさんの新譜、カルロス・ジョビン曲集を聴いて、そんな僕の考えが浅く傲慢なものであったことに気づかされた。」
(小野リサ『Sue Ann』のブックレットに記載された村上春樹によるライナーノーツより)

小野リサの新作はアントニオ・カルロス・ジョビンの楽曲を取り上げたボサノヴァ・アルバム。
そのブックレットには、村上春樹の寄稿文が掲載されています。

小野リサ『Sue Ann ~アントニオ・カルロス・ジョビンへのオマージュ』
(国内CD 2025年11月録音 歌詞付 UCCJ-2255 3,520円税込/LPは5/20発売予定)

ピアニスト林正樹とのデュオで、音数は少ないながら、表現はとても豊かで素敵な全12曲入。
更に、2026年3月で93歳を迎えた名サックス奏者の渡辺貞夫が3曲参加しています。

今日のこの1曲は、渡辺貞夫の味わい深いサックス・ソロが沁みる「Por Causa de Voce」(あなたのせいで)を。

最後に、村上春樹が本作へ捧げた言葉をもう一文。
「何度も聴き返したくなる、心のこもった音楽がここにはある。」(村上春樹) 森陽馬


2026年4月8日(水) Thundercat 「Pozole」 feat.The Lemon Twigs

5月開催予定の東名阪ツアーは軒並みソールド・アウト!
柔らかなファルセット、6弦ベースを操るロサンゼルスの個性派ベーシスト、サンダーキャット。
約6年ぶり、5枚目となる新作『ディストラクテッド』が先日リリースされました。

サンダーキャット『ディストラクテッド』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック1曲追加 BRC810 3,080円 / LPもあり)

今作のプロデューサーを務めたのは、ザ・バーズ&ザ・ビーではイナラ・ジョージの相棒で、ポール・マッカートニーやベック、アデルほか多くのアーティストを手掛けてきたグレッグ・カースティン。楽曲制作、エンジニア、ミックスなども担当しています。

ベックが共作者の1人としてクレジットされ、バーバレラ、ウーフラ(スタートレック)などSFネタを散りばめた「Walking On The Moon」、音の広がりが気持ち良いウィロー(俳優ウィル・スミスの娘)とのデュエット「Thunderwave」ほか、テーム・インパラ、フライング・ロータスなどジャンルを飛び越え多彩なゲストが参加しています。

中でも注目なのが、レモン・ツイッグスのダダリオ兄弟とのコラボレーションです。
ビー・ジーズ+トッド・ラングレンな雰囲気の「What Is Left To Say」。
そして、ピアノとベース、ハーモニーだけで聴かせる「Pozole」の2曲♪
共作、演奏&コーラスでもがっつり参加しています。

両曲共、サンダーキャットの繊細なファルセットを活かしたメロウで美しいナンバーです。東尾沙紀


2026年4月7日(火) 友部正人 「風がこんなにも」

「風がこんなにも話したがっているのに、君はどうしてその風に無関心なの?」
(友部正人「風がこんなにも」歌詞より)

友部正人さんの新作アルバム『長い旅』が入荷しました。

友部正人『長い旅』
(国内2枚組CD TM020 4,180円税込)

ソロ名義としては『銀座線を探して』(2024年11月21日今日のこの1曲で紹介)以来のアルバム。
その前作と同じく、おおはた雄一、伊賀航、芳垣安洋、吉森信と共に、ライブレコーディングで制作されました。
本作は2024年6月、2025年1月、10月のライブレコーディングから厳選された18曲がCD2枚に収められています。

今日のこの1曲は、最近の新曲を中心に収録したディスク1の中から「風がこんなにも」を。

ボブ・ディランは「友よ、答えは風に吹かれている」と1963年に歌いました。
友部正人が歌う「風がこんなにも話したがっているのに」の言葉は、現代を生きる僕らの心に深く響いてきます。森陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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