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 今日のこの1曲コーナー


ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2018年7月17日(火) ボブ・ディラン 「くよくよするなよ」(Don't Think Twice, It's All Right)

地域に根差した活動を行っているコミュニティや、様々なフェスの魅力を紹介しているフリーペーパー、DEAL
元Switchの菊地崇さんが責任編集し年3~4回作られる冊子、僕も愛読しています。

そのDEAL新号が入ってきました。
(欲しい方はレジで「DEALが欲しい!」とおっしゃってくださいね。)

また、DEALに関わる写真&アートの展覧会がbasement Ginza(Ploom Sho銀座店B1F)で行われています。
フェスでライヴペインティングを行っているGravityfreeの絵や、宇宙大使☆スターによるフェス写真等を展示中。
7月14日~7月24日まで入場無料です。

さて、フェスと言えばフジロックまであと10日と近づいてきました。
今年の目玉はボブ・ディランだと思いますが、日本のフェス初参戦となるディランの来日記念盤が本日入荷。

ボブ・ディラン『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』
(国内2枚組CD 日本盤のみボーナス・トラック追加 解説・歌詞・対訳付 SICP-31180 2,800円+税)

近年ヨーロッパで発売されていたレア・ライヴ音源収録アナログ盤から主にセレクトした2枚組CD。
1966年のライヴ音源以外は全て世界初CD化!

「フジロック、ディランとホットハウスがかぶらないことを祈る」(2018年7月5日今日のこの1曲参照)と書いた直後タイムテーブル発表→ややかぶりで落胆していましたが、この曲を聴いてディランに慰めてもらいましょうか。森 陽馬


2018年7月16日(月) クリス・レインボウ 「リング・リング」

クリス・レインボウは1970年代後半に優れた作品を残してくれた1946年生まれのイギリス/グラスゴー出身男性シンガー・ソングライター。

近年はソフト・ロックの範疇で語られることも多いブリティッシュ・ハーモニー・ポップの重要アーティストです。
ヒット曲はありませんが、良質なポップスを数多く届けてくれました。

その中から、1979年発表3rdアルバム『ホワイト・トレイルズ』が12インチ・ヴァージョン等をボーナス曲として追加した形で再発されました。

クリス・レインボウ『White Trails』
(国内仕様CD 日本語解説付 ATOZ-110 2,400円+税)

キャッチーな「ラ・ラ・ラ」のコーラスで始まる「ラヴ・ユー・エターナリー」(2018年6月10日放送サンデー・ソングブックでオンエアされましたね)を1曲目に、作り込んだサウンドと多重に重ねられたコーラスが楽しめる極上のポップ・ミュージックになっています。

今日は4曲目に収録されている「リング・リング」を。
エリック・カルメンと70'sビーチ・ボーイズが合体したような軽快なテレフォン・ソングです。森 勉


2018年7月15日(日) the innocence mission 「records from your room」

2019年でデビュー30周年を迎える米ペンシルベニア州出身男女3人組、ジ・イノセンス・ミッション。

約3年ぶり、10枚目となるオリジナル・アルバム『サン・オン・ザ・スクエア』がリリースされました。

the innocence mission『sun on the square』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 PCD-24742 2,400円+税)

独特の揺らぎを持ったカレン・ぺリスの無垢な歌声、ギターを爪弾くやさしい音色、叙情的なストリングス。
イノセンス・ミッションの楽曲はどこか物悲しさが漂うのに、陽の光のようなあたたかさもあって、いつも聴く者を深く心地良い音の世界へ連れていってくれます。
私はいつも子守唄がわりに聴いています。

ボサノヴァのテイストが加えられたタイトル曲「sun on the square」には、カレンとギタリストのドン・ぺリスの子どもたち2人が、ヴィオラとヴァイオリンで参加。弦の響きにひきこまれます。

今日の1曲は、1曲目の「records from your room」を。

♪きみの部屋からレコードが花咲くようにあふれだす
この曲のカレンの美しい詩がとても素敵です。東尾沙紀



2018年7月14日(土) Playing For Change 「Listen To The Music」 (feat Char)

日本でも大和証券グループCMで使われ知られることとなったチャリティー・プロジェクト<Playing For Change>。

プロデューサー/エンジニアのマーク・ジョンソンが主宰し、世界各地のミュージシャンが参加。
国境・人種・文化・宗教を越えた繋がりを表現し、音楽を通してチャリティー活動を展開していくコラボ・ユニットです。

2009年に第一弾(「Stand By Me」収録)が出た後、2011年Vol.2、2014年Vol.3がリリース。
そして、この度2018年版『Playing For Change - Listen To The Music』が発売されました。

『Playing For Change - Listen To The Music』
(輸入CD MTM0253)

全12曲中、計25か国/全210アーティストが参加。
(ジャック・ジョンソン、バディ・ガイ、デヴィッド・クロスビー、ドクタージョン、ウォーレン・ヘインズ他)

ボブ・ディラン作「All Along The Watchtower」、ブエナ・ビスト・ソシアル・クラブで有名な「Chan Chan」、サム・クック作「Bring It On Home To Me」等を各ミュージシャンの個性を活かしたアレンジで楽しめます。
ワールド・ミュージックお好きな方にもオススメの1枚。

今日のこの1曲は、ドゥービー・ブラザーズ名曲カヴァー新緑「Listen To The Music」を。
トム・ジョンストン&パトリック・シモンズ他、日本から我らがChar、平井大も参加しています。森 陽馬


2018年7月13日(金) 坂本慎太郎 「ディスコって」

♪今年も盆にはみんな来る さあ迎えよう 迎え火で♪
(坂本慎太郎「ディスコって」歌詞より)

迎え火とは、お盆に帰ってくる先祖・故人の霊が迷わないよう、火を焚き目印となる煙を出す風習のこと。
盆の入り前となる7月13日(もしくは8月13日)に行います。

現代はしきたり通り行うのが難しくなっているかもしれませんが、行動や言葉に出さなくとも、心の中で想いを込め感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。

坂本慎太郎2016年7月発表アルバム『できれば愛を』に収録されている「ディスコって」。
(国内CD 初回限定盤インストCD付2CD仕様 ZEL-15s 2,600円+税)

スティール・ギターが絡む不思議な浮遊感漂うディスコ讃歌。
それでいて、ディスコって、踊るって、そして生きるってことを考えさせられます。

村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』中の言葉。
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。~踊るんだ、踊り続けるんだ。」
そんな一節も想い出しました。森 陽馬


2018年7月12日(木) The Charts 「Deserie」

山下達郎新曲好評発売中ですが、達郎ファンに是非注目してもらいたいアイテムがあります。

『ドゥーワップ・ナゲッツ』!
Vol.1、Vol.2、Vol.3の3種、8月8日発売が決定しました。
(山下達郎監修・選曲・解説 WPCR-18040、18041、18042 各1,852円+税)

山下達郎コンサート会場では開演前にドゥーワップが毎回かかっています。
これは、達郎さん自身が選曲しているドゥーワップ秘蔵音源なのですが、その中から厳選したコンピがこれ!

Vol.1とVol.2は、達郎さんの思い入れタップリなドゥーワップ隠れた名曲が各25曲。
Vol.3には山下達郎『オンスト』シリーズのオリジナル曲&達郎さんが手本とした楽曲を22曲収録。
オールディーズ/ドゥーワップ好きの方垂涎の音源多数!楽しみですね。

今日のこの1曲は、その『ドゥーワップ・ナゲッツ』Vol.1、冒頭1曲目に収録されるThe Charts「Deserie」を。

「人生の数あるドゥーワップの中で最も好きな1曲!」
「何百回、何千回聴いたかわからないくらい大好きな、永遠のオールタイム・フェイヴァリット」
と、山下達郎さんが語り、サンデーソングブックでもオンエアされたナンバーです。森 陽馬


2018年7月11日(水) 山下達郎 「うたのきしゃ」

山下達郎のニュー・シングル。
昨日は「ミライのテーマ」を紹介しましたが、今日はカップリング「うたのきしゃ」を取り上げたいと思います。

今回、収録曲の内容は同じ・ジャケット違いで、初回盤(昨日掲載)と通常盤(本日掲載)があります。
みなさん、お好きな方をお選びください。

山下達郎『ミライのテーマ/うたのきしゃ』
(通常盤CD WPCL-12893 1,000円+税)

細田守監督映画『未来のミライ』エンディング・テーマ「うたのきしゃ」も心弾む軽快な曲です。

汽車の汽笛のような音で始まり、達郎自身の小気味よいリズム・ギターがちょっと控えめながら気持ち良く鳴り響く中、存在感あるヴォーカルが映える5分55秒の曲です。

山下達郎のシングルには1995年以降ずっとオリジナル・カラオケが付いていますが、今回も付いていますよ。
「ミライのテーマ」と「うたのきしゃ」のカラオケは達郎自身が演奏している楽器のヴァリエーションが色々なので、達郎サウンドがお好きな方には、歌うというよりか聴いて楽しめるものになっていると思います。

そして、カラオケでははっきり聴こえてくるコーラス。
歌入りヴァージョンでは脇役ですが、カラオケでは主役級のインパクトを与えてくれます。
やっぱり、達郎のコーラスは最高! 森 勉


2018年7月10日(火) 山下達郎 「ミライのテーマ」

待ってました!!
「リボーン」以来10カ月ぶりに山下達郎の新曲発売です。

山下達郎『ミライのテーマ/うたのきしゃ』
(初回限定アニメ絵柄盤 CD WPCL-12892 1,000円+税)

今回も大型タイアップ曲です。
(現在、ノンタイアップでシングルを出すなんてありえないことですもんね。)
7月20日公開予定、細田守監督の最新作『未来のミライ』テーマ曲。

なんと、オープニング・テーマ曲とエンディング・テーマ曲の2曲もあります。
細田守監督といえば、2009年『サマーウォーズ』にも「僕らの夏の夢」を書き下ろしていましたね。

今回は細田守特集シングルCDのような感じになっていて、3曲目は2018年4月25日広島クラブ・クワトロで行われた伊藤広規、難波弘之をバックにした通称:城北トリオによる「僕らの夏の夢」ライヴ音源が収めされています。

さて、1曲目「ミライのテーマ」。
軽快なナンバーです。うれしい!
タイアップというとバラードが多かったんでね。決してバラードが良くないという意味ではありませんので...。

ドラムス小笠原拓海、ベース伊藤広規、ピアノ難波弘之、アルト・サックス宮里陽太というライヴ・ツアー・バンドの面々参加もうれしいところです。達郎らしいサウンドがギュッ!ギュッ!と詰まって大満足の新曲です。

映画公開まであと10日。
映画館スクリーンを見ながら、この曲を聴くのが待ち遠しい。

なお、、今日掲載したジャケットは初回盤です。
近日中に通常盤を紹介しがてら、2曲目「うたのきしゃ」及びカラオケについて書いてみたいと思っています。森 勉


2018年7月9日(月) エルトン・ジョン 「Rocket Man (I think it's going to be a long long time)」

祝ベスト8!錦織圭!
サッカーW杯に続き、テニスのウィンブルドンが始まり熱戦が繰り広げられていますね。

学生時代テニス部だった僕は深夜の放送に夢中で、相変わらず寝不足の日々が続いています。
(観出すと目が離せなくなるんですよね。困ったものです。)

さて、そのテニスを背景にした映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』を新しくなった渋谷シネクイント(元シネパレス)で先日見てきました。

女子テニス・プレイヤー、ビリー・ジーン・キング役を『ラ・ラ・ランド』の主演女優エマ・ストーンが好演。
男女平等、フェミニズム、LGBTなど様々なテーマが盛り込まれていますが、1973年実際にあった出来事を今作通じて知ることができましたし、テニス・エンターテイメント映画としてとても楽しめました。
ヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン夫婦監督がデジタルではなくフィルム撮影、というのも凄いですね。

映画内でかかる音楽では、ジョージ・ハリスン「What Is Life」(美しき人生)、トミー・ジェイムス&ザ・ションデルズ「Crimson And Clover」、エルトン・ジョン「Rocket Man」が使われ印象に残りました。

特に「Rocket Man」は、主人公が心身共に追い詰められていた心境・悲哀を投影したのだと思います。森 陽馬

★「Rocket Man(I think it's going to be a long long time)」は1972年発表シングル曲で全英2位を記録。
掲載ジャケットは「Rocket Man」収録、エルトン・ジョンベスト盤。(国内CD UICY-20310 2,095円+税)


2018年7月8日(日) キャロル・ベイヤー・セイガー 「ホーム・トゥ・マイセルフ」

メリサ・マンチェスター「ミッドナイト・ブルー」が大ヒットしていた1975年。
この曲の作詞に携わっているのが、キャロル・ベイヤー・セイガーだということを知りました。

キャロル・ベイヤー・セイガーって、9年前の1966年に大ヒットしたあの名曲「ア・グルーヴィー・カインド・オブ・ラヴ」をトニィ・ワインと一緒に作ったキャロル・ベイヤーと同じ人なの?と最初思いましたが、めでたく同一人物でした。

それから2年後の1977年、そんな作詞家の彼女のファースト・アルバムがElektlaレーベルから発売されました。


キャロル・ベイヤー・セイガー『私自身』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-17403 1,300円)

プロデュースはジャニス・イアンのヒット・アルバムを手掛けたことでも知られていたブルックス・アーサー。
作曲陣は、メリサ・マンチェスター、マーヴィン・ハムリッシュ、ブルース・ロバーツ、ピーター・アレンなど。
この時代らしい女性シンガー・ソングライター+AOR風味のサウンドもとても耳になじむものでした。

しかし、ひとつだけ普通でなかったのは、彼女の声!
かなりのハスキー・ヴォイスというか、かすれているというか、しゃがれていたんですね。
でもこれが彼女の個性であり、魅力になりました。

70's後半女性シンガー・ソングライター作品の中でも、大人の雰囲気及びアンニュイさではなかなかの作品だと思います。

今日はアルバムのラストに入っている「オーム・トゥ・マイセルフ」を。
共作者のメリサ・マンチェスターがコーラスで参加し、そのアレンジも担当しています。森 勉


2018年7月7日(土) Christopher Cross 「Roberta」(for Joni Mitchell)

「どこかで聴いたことがある歌声。今かかっているのは誰ですか?」
「あれっ!?このフラミンゴのジャケット。もしかしてあの人の新作?」

店内でこのCDをかけていると、最近このようによく聞かれるのです。

クリストファー・クロス『Take Me As I Am』
(国内仕様CD PRIMP-0006 2,700円+税)

2014年発表『シークレット・ラダー』(
2014年9月23日今日のこの1曲で紹介)以来の2018年発表オリジナル作。

これが本当に素晴らしい仕上がり!
クリストファー・クロスの澄んだ歌声はもちろんのこと、ポップで切ないメロディーと程よいAORロックなサウンド・アレンジが絶妙なバランス。
『南から来た男』を愛聴していた人ならば、絶対気に入るはずの1枚です。

今日のこの1曲は、ジョニ・ミッチェルへ捧げた3曲目「Roberta」を。森 陽馬


2018年7月6日(金) Ray Davies 「Muswell Kills」

<キンクス再結成>というニュースが最近話題となりました。

レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス、ドラマーのミック・エイヴォリーの3人によるオリジナル・メンバーで新作レコーディングがあるかも?とのこと。
これまで幾度となくそういう話はあったと思いますが、久々に同じステージに立つ日も近いかもしれませんね。

6月21日で74歳を迎えたレイ・デイヴィス、約1年ぶりの新作がリリースされました。

レイ・デイヴィス『アワ・カントリー:アメリカーナ第二幕』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31161 2,600円+税)

アメリカの長い旅での体験や想いを歌に込めた、2017年発表『アメリカーナ』の続編となる作品です。
前作と同じく、ギタリストのビル・シャンリー、ジェイホークスが主にバックを務め、ミック・タルボット等の名もクレジットされています。

英国の有名な合唱団が参加した美しい「Our Country」に始まり、語りをメインとした「The Invaders」(前作収録曲)、エディ・コクラン、チェット・アトキンスなどの名が登場し子供の頃を回想する50年代ロックンロール調の「Back In The Day」ほか、カントリー&ブルージーなサウンドが味わい深い1枚。

今日の1曲は、「マスウェル・ヒルビリー・ボーイ!」と高らかに歌う「マスウェル・キルズ」。
アルバムを締める曲が、今作で最もロックなこの曲で嬉しくなりました。東尾沙紀


2018年7月5日(木) Hothouse Flowers 「Dance To Save The World」

「うーーーん、どうしようかな...」と迷っていましたが、、、遂に決めました!
フジロック2018、ボブ・ディランを見に3日目7/29の1日券購入!

いざ決定したら、俄然楽しみになってきましたねー。
フジロックの雰囲気を味わえる、と想像しただけでワクワク感が日々高まってます。

ちなみに、ディラン以外で楽しみにしているのがホットハウス・フラワーズ。
17年ぶり来日となる彼らの約14年ぶり新作オリジナル・アルバムが発売されたので紹介しておきましょう。

ホットハウス・フラワーズ『Let's Do This Thing』
(国内CD 天辰保文氏による解説付 VITO-128 2,500円+税)

アイルランド/ダブリン出身、リアム・オ・メンリィを中心としたロック・バンドHothouse Flowers。
U2ボノに見出され1988年『People』でアルバムデビューしてから30周年という節目にリリースした今作。
夜の闇に染み入るが如く、重厚で深みのある1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲は、ラスト10曲目「Dance To Save The World」を。
ニーナ・シモン「Sinnerman」を意識したと思われる緊張感に満ちた演奏アレンジが印象的!

あとは、Green Stageのディランと、Field Of heavenのホットハウスがかぶらないことを祈るばかりです。森 陽馬


2018年7月4日(水) ウワノソラ 「渚まで」(Off Vocal Version)

PET SOUNDS RECORDが選ぶ2017ベストに選出したウワノソラ『陽だまり』。
2018年に入っても大ロングセラー中のこの名作が限定アナログ・レコード化! 本日入荷しました。

ウワノソラ『陽だまり』
(国内2枚組LP KMKN-013 3,700円+税)

シティ・ポップだけでなく、洋楽ロック、ソウル、ジャズ、ブラジル音楽、そしてサントラ等、様々な音楽ルーツを2017年に呼応するサウンドで聴かせる素晴らしい1枚。

2枚組アナログLPながら3,700円+税、と近年の新譜アナログ相場と比べかなり安い値段設定がうれしいですね。

なお、当店にてお買い上げの方には、アルバム未収録トラックが5曲収録された特典CDRを先着プレゼント!
<1.午睡-Prelude- 2.プールサイドにて(いえもとめぐみ demo vocal version) 3.鳥になったようだ(another take version) 4.夏の客船(Off Vocal Version) 5.渚まで(Off Vocal Version)>

本編では角谷さんが歌っていた「プールサイドにて」をいえもとめぐみさんが歌っているヴァージョン等聴きもの!
この特典CDR目当てでも買っておいた方がいいと思いますよ。

今日のこの1曲は、その特典CDRに収録されている「渚まで」(Off Vocal Version)。
ヨーロッパ映画の上質なサウンドトラック盤のような、美しいストリングス&アレンジをご堪能ください。森 陽馬


2018年7月3日(火) リンダ・ケイ「I Can't Stop Thinking About You」(『トニー・マコウレイ作品集』より)

マニアックな内容で定評のあるオーストラリアのレーベルTEENSVILLEから、ソフト・ロック・ファンにはうれしい内容のコンピCDが発売されました。

『Reach The Top! ~Rare Gems From The Tony Macaulay Songbook 1965-1974』
(国内仕様CD『トップをねらえ~あなたの知らないトニー・マコウレイ名曲集1965-1973』 英文ライナー対訳付 MSIG-1216 3,100円+税)

トニー・マコウレイの名前にピンとこなくても、ファウンデーションズ「ベイビー・ナイ・ザット・アイヴ・ファウンド・ユー」、ビルド・ミー・アプ・バターカップ」、フライング・マシーン「笑ってローズマリーちゃん」、エジソン・ライトハウス「ラヴ・グロウズ」、ピケティウィッチ「ザット・セイム・オールド・フィーリング」、フォーチュンズ「ヒア・カムズ・ザット・レイニー・デイ・フィーリング・アゲイン」などのヒット曲は知っているという方が多いのではないでしょうか。これはすべて彼の作品。

今回のCDはレア曲を集めたコンピなので、上記に挙げた曲は収録されていませんが、名の知れぬアーティスト、有名ではない曲でもいい曲が多く、さすが、ブリティッシュ・ポップのヒットメイカー、トニー・マコウレイです。

全28曲みんないい曲。どの曲にしようか迷いましたが、このCDの中では数少ない女性シンガーの歌にしました。

18曲目に入っているリンダ・ケイ。
詳しいことはわからないシンガーですが、声量のあるしっかりしたヴォーカルは魅力的です。
そして派手なドラミングが目立つミドル60'sのブリティッシュらしい迫力ある演奏にも注目です。森 勉


2018年7月2日(月) バディ・ガイ 「Cognac」 featジェフ・ベック&キース・リチャーズ

♪今は亡きマディ・ウォーターズがもしここで一緒に飲んでいたら、ボトルの数はこの10倍にもなっていただろう。
マディ、あんたとはもう一緒に飲めないが、でもここにはキース・リチャーズがいる。
そっちはどうだい、ベック? 一緒にやろうじゃないか。<中略>一緒にギターのネックとXOでガンガンやろう♪
(Buddy Guy「Cognac」歌詞対訳より抜粋)

暑い! とにかく暑い!
そんな暑い時に聴きたい、とびきり熱い最高のブルース・アルバムが出ました。

バディ・ガイ『The Blues Is Alive And Well』
(国内CD ボーナス・トラック1曲追加全16曲 解説・歌詞・対訳付 SICP-5798 2,400円+税)

2018年7月で82歳となるブルース・レジェンド、バディ・ガイ。
2015年発表作『Born To Play Guitar』以来約3年ぶりとなる新作オリジナル・アルバムです。

2008年作『Skin Deep』からバディが信頼を寄せている白人ミュージシャンTom Hambridgeによるプロデュース。
本作収録楽曲ほぼ全曲の作曲にも彼が関わっています。

今日のこの1曲は、3曲目「Cognac」(コニャック)を。
キース・リチャーズとジェフ・ベックが参加。歌詞通りの熱く痛快なギターバトル聴きもの!

ちなみに⑧「You Did The Crime」ではミック・ジャガーによるいぶし銀ブルース・ハープを堪能できます。森 陽馬


2018年7月1日(日) cooking songs 「夢の舟乗り(キャプテン・フューチャー)」

<フリージャズ+ポップスでこんなにおいしくできちゃった>
歌と手料理を届ける、cooking songsの約2年ぶりアルバム。

ジャズ、ブラジル、ロック、ポップス、ファンク...いろんな具材をお鍋に詰め込んで美味しく仕上げた2nd『Curry Rice』がリリースされました。

cooking songs『Curry Rice』
(国内CD VSP-0018 2,000円+税)

高橋保行(tb,vo/渋さ知らズ)、伴瀬朝彦(p,g,vo/片想い)の2人を中心に、現在は池澤龍作(dr/スカダイロー)、田島拓(g)、ケイタイモ(b/WUJA BIN BIN)、上運天淳市(a.sax)、パニック大原(t.sax)を加えた7人編成で活動、都内を中心にメンバーによる手料理と共に音楽を楽しめるライヴ・イベントを開催されています。

女性シンガーmmm(ミーマイモー)をフィーチャーしたブラジリアンな風吹く「カレーライス」に始まり、高橋保行の低音ヴォイスがクリス・レアを彷彿とさせる「sunday」、むせびなくようなサックス・ソロが絡むドラマチックな「影と踊る」など、前作以上にごった煮感のあるサウンド!

今日はその中から、ある世代の方には懐かしい?70年代SFアニメ『キャプテン・フューチャー』のテーマ曲(大野雄二作曲)をファンクにアレンジしカヴァーした「夢の舟乗り(キャプテン・フューチャー)」を。(かっこいい!)

先着で、音源ダウンロードやレシピのサイトにアクセスできるQRコード付きマグネットが特典で付きます。

8月に開催されるリリース・ツアーにて、高橋保行シェフによるお手製カレーライスが全会場で食べられる予定とのこと。
良い匂いが漂う空間を想像していたらお腹が空いてきました...。東尾沙紀


2018年6月30日(土) 荒牧リョウ 「君と僕のカンケイ」

村田和人さんは、音楽専門学校の講師として音楽を教えていたことがありました。

その生徒さん達<村田チルドレン>は、プロ/アマ問わず、村田さんの遺志を継ぎ音楽を続けています。
(当店地下
アゲインにて毎月、『村田の実験室アーカイブ』として村田さん過去のライヴ映像と村田チルドレンのミニ・ライヴを行っています。村田さんファンの方はお時間合う時によろしければお越しください。)

その村田チルドレンの中でも、音楽愛と優しさを強く引き継いでいる女性シンガー、荒牧リョウさん。
通称“シャケちゃん”が2018年新作アルバムを発表!
「頑張っている女性に聴いてもらいたい!」(シャケちゃん談)という力強いメッセージに溢れた1枚。

荒牧リョウ『HEARTFULL』
(国内CD ARMK-0011 2,315円+税)

そんな彼女ですが2011年『COLORFULL』でデビューしたものの、音楽活動を一時期休止していました。

「せっかく色々教えてあげたのに、シャケちゃん音楽やめちゃったらしいんだよう」
当時、村田さんが寂しそうな顔で話していたのを想い出します。

現在は魂に火が付いたように動き出し、日本各地をツアーしている荒牧“シャケ”リョウさん。
村田さんも天国から応援していることでしょう。森 陽馬


2018年6月29日(金) 村田和人&HIS FRIENDS 「ONE AND ONLY」(Vocal:村田彼方)

澄み渡る青空とジリジリする陽射し。梅雨明けが発表されまさにピーカンとなった6月29日。

村田和人&His Friends名義となるオリジナル・アルバム『ド・ピーカン』が入荷しました。

村田和人&ヒズ・フレンズ『ド・ピーカン』
(国内CD UICZ-4428 3,000円+税)

2016年2月22日急逝した村田和人さんが次のアルバム用に録音してあったデモ曲から厳選。
村田バンド(山本圭右、湯川トーベン、小板橋博司、向山テツ、友成好宏)、杉真理、根本要、山田稔明などミュージシャン仲間が村田さんの遺志を継ぎ、楽曲を仕上げて1枚のアルバムにしたのが今作です。

そのため、村田さんがヴォーカルをとっているのは2曲のみ。(①「昭和の夏」と⑪「君という海」別ヴァージョン)
全曲村田和人書き下ろし新曲ではありますが、11曲中9曲は他アーティストがメイン・ヴォーカルをとっておりますのでご了承ください。

村田メロディー全開な中で、僕が一番グッときたのは5曲目「One And Only」(Vocal:村田彼方)。

村田和人の息子、彼方さんの雄々しい歌声には、村田イズムが確かに息づいていますね。
過去でも現在でもなく、未来を感じさせてくれたナンバー。

なお、PET SOUNDS RECORDにてお買い上げの方には、村田さんの笑顔が素敵な写真が使われたジャケット・デザイン・マグネットと、森勉が村田和人さんとの想い出を綴ったリーフレットを差し上げております。森 陽馬


2018年6月28日(木) CAETANO MORENO ZECA TOM VELOSO 「O SEU AMOR」

サッカーロシアW杯、日本決勝ラウンド進出おめでとうございます。

ベスト8まで上がればブラジルとの対戦もあるかもしれませんね。

ということで、今月リリースされたばかりのブラジル新譜オススメ盤をご紹介しておきましょう。

CAETANO MORENO ZECA TOM VELOSO『OFERTORIO』
(輸入CD UNIVERSAL BRASIL 060256745907)

ブラジル名音楽家カエターノ・ヴェローゾとその息子達3人(モレーノ、ゼカ、トン)による極上ライヴ音源。

アコースティック・ギターを基調にしたシンプルで美しいサウンド・アレンジと、滋味溢れるカエターノの歌声。
そして息子達のコーラス&サポートが心地良い空間を作り出しています。

今日のこの1曲は、冒頭1曲目ジルベルト・ジル作「O SEU AMOR」を。

ブラジル音楽好きの方は是非チェックしてみてください。 森 陽馬


2018年6月27日(水) ビリー・J・クレイマー・ウィズ・ザ・ダコタス「フロム・ア・ウィンドウ」

ひさしぶりに、60'sブリティッシュ・ビートいってみましょう。

ビリー・J・クレイマー・ウィズ・ザ・ダコタス『アイル・キープ・ユー・サティスファイド +22』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ワーナー WPCR-16844 1,800円+税)

2015年11月発売になっているCDですが、そろそろ入手困難になる時期なので紹介しておこうと思います。

ビリー・J・クレイマーはほぼリヴァプール出身(リヴァプールのちょっと北にあたるマージ―サイド州ブートル)。
バッキングを担当したダコタスはマンチェスター出身で、プロデューサーのジョージ・マーティンの助言もあって、ビリーと行動を共にし1963~65年にヒットを連発。イギリス、アメリカではかなりの人気を博しました。

日本ではラジオのヒットパレードでもベスト10になかなか入ってこなかったような気がします。
イイ曲が多かったんですけれどね。ビリーの7:3分けの髪形がいけなかったんでしょうか?

このCDは実に34曲入り。アメリカで1964年に出たセカンド・アルバム12曲に貴重なライヴ録音12曲、ダコタス名義の音源7曲なども収録されています。

「フロム・ア・ウィンドウ」は1964年夏シングルで発売されヒットしたレノン=マッカートニー作品(ジョン・レノン主動)。
たった1分53秒の曲ですが、イントロからエンディングまで最高のビート・ポップスに仕上がっています。

メロディーの良さもさることながら、個人的にはドラミングのおもしろさも昔から気になっています。
ダコタスのドラマーは、トニー・マンスフィールドという人です。
1980年代前半、New Musikというバンドをやっていたトニー・マンスフィールドとは同名異人のようです。森 勉


2018年6月26日(火) Swing Out Sister 「All In A Heartbeat」

好きになった子から声をかけられてドキドキしたり、ちょっとしたことで切なくなったり。

若い頃に味わった甘く苦い想い出、青春時代の心のうつろい。

スウィング・アウト・シスターの新譜は、そういう気持ちを呼び覚ましてくれるような素敵な1枚でした。

スウィング・アウト・シスター『Almost Persuaded』
(国内CD ボーナス・トラック2曲追加 解説・歌詞・対訳付 SICX-100 2,400円+税)

オリジナル・スタジオ・アルバムとしては2008年発表『Beautiful Mess』以来10年ぶり10作目。
セルフ・カヴァー作(2012)、ベスト盤(2014)を挟みリリースされた今作は、クラウドファンディング<プレッジ・ミュージック>を利用し制作された1枚とのこと。

名曲を多く発表し活動を続けているミュージシャンでも、クラウドファンディングを利用しなければ作品を制作しづらくなっている音楽業界の現状には複雑な思いもあるのですが、彼らがこのような素晴らしい新作を出してくれたことを素直に喜びたいですね。

スタイリッシュでエレガントな全14曲の中から、今日のこの1曲は9曲目「All In A Heartbeat」を。
まさに、胸の鼓動が高鳴るようなサビの歌とサウンド・アレンジが印象に残りました。森 陽馬


2018年6月25日(月) Olivia Chaney 「Shelter」

生きていれば楽しいことがあるけれど、辛くて苦しいこともある。

そんな時、どこかへ逃げ込みたい、と思うが、現実的にそんな場所はないもの。

忘れたふりをして、ただひたすら日々を過ごす。
そして、心の中に<Shelter>(避難所)を作り、そこへ哀しみを追いやる。

人は皆そうやって生きているのかな。
普段は意識していないけれど、ふと、そんなことを考えさせられた1枚。

Olivia Chaney 『Shelter』
(輸入CD nonsuch 7559-79305-2)

1982年イタリア生まれ英国オックスフォード育ちの女性シンガー・ソングライター、オリヴィア・チェイニー。
2015年発表『The Longest River』(
2015年7月8日今日のこの1曲で紹介)、2017年The Decemberistsと組んだユニットOFFA REXを経て、Thomas Bartlettをプロデューサーに迎え制作された2018年発表作『Shelter』。

歌に力がある、というのはこういう作品のことを言うのだろう。
英国の古き伝統を受け継ぎつつ、新たな現代の息吹を込めた歌と音楽。

聴く人にとっての<Shelter>となりうる強さと優しさに満ちた傑作。森 陽馬


2018年6月24日(日) Tracyanne & Danny 「The Honeymooners」

She & Himがお好きな方にもオススメの男女ポップ・ユニット!

グラスゴーの人気ポップ・バンド、カメラ・オブスキュラの女性ヴォーカリスト、トレイシーアン・キャンベルが新ユニット
<Tracyanne & Danny>を結成、1stとなるセルフタイトル作をリリースしました。

Tracyanne & Danny『Tracyanne & Danny』
(輸入CD MRG627)

生の弦&管楽器、ペダル・スティール、アコーディオンなどを取り入れ、60'sポップスのエッセンスが散りばめられたホワッと和めるサウンド♪

今作のプロデュースを、エドウィン・コリンズとショーン・リード(デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ)が務めています。

相棒は、クライベイビーという名で活動する英ブリストル出身の男性SSW、ダニー・コクラン。
お互いにメイン・ヴォーカルをとりつつ、二人の柔らかい歌声から生まれるハーモニーも聴きどころです。
コーラスの一つ一つにも細やかなこだわりを感じます。

今日の1曲は、T&D版ウォール・オブ・サウンド「The Honeymooners」を。

今作は、2015年に亡くなったカメラ・オブスキュラの女性メンバー、キャリー・ランバーへ捧げられています。東尾沙紀


2018年6月23日(土) Love Unlimited Orchestra 「My Sweet Summer Suite」

胸がキュンと締め付けられる流麗なストリングス。
その美しい音色に浸りながらも、心と身体が躍動してくるグルーヴィーなサウンド。

バリー・ホワイト率いるLove Unlimited Orchestraが奏でる音楽には、琴線へ響かせる魅力があります。

そのLove Unlimited Orchestraが1973~1979年の間に20Century RecordsからリリースしたシングルA面&B面曲と、8曲分の長尺12インチ・シングル・ディスコ・ヴァージョンも追加した2CD全32トラックの編集盤が発売されました。

Love Unlimited Orchestra『The 20Century Singles(1973-1979)』
(輸入2枚組CD 0602567410744)

ニューヨークのUniversal Mastering Studioにて、Kevin Reevesによりマスタリングされた素晴らしい音質。
時代を越え更に輝きを増したストリングスの音色を新しい世代にも是非聴いてもらいたいですね。

今日のこの1曲は、1976年ビルボード・シングル・チャート最高位48位となったグルーヴィー・チューン「My Sweet Summer Suite」を。森 陽馬


2018年6月22日(金) 村田和人&竹内まりや 「SUMMER VACATION」

2018年11月にデビュー40周年を迎える竹内まりやさんの映画が公開決定しました。

映画のタイトルは
『souvenir the movie~Mariya Takeuchi Theater Live~』
2018年11月23日から12月7日まで全国の映画館で期間限定ロードショー予定。

過去の貴重なライヴ映像+αとのことで、これは見逃せませんね。
(以前公開された山下達郎シアター・ライヴも、再上映してくれたらうれしいな)

今日のこの1曲は竹内まりやと村田和人が夏の訪れを実感させてくれるナンバー「SUMMER VACATION」を。

村田和人1984年発表3rdアルバム『MY CREW』収録。
(CD ボーナス・トラック8曲追加 VSCD-1736 2,600円+税)
永らくメーカー品切れしていましたが、現在は再入荷して好評発売中です。

ちなみに、2018年7月2日発売、村田和人&HIS FRIENDSによるアルバム『ド・ピーカン』。
6月29日(金)店頭入荷することが確定いたしました。来週の今頃には店頭に並んでいる予定です。森 陽馬


2018年6月21日(木) ウォーレン・ジヴォン 「Desperados Under The Eaves」

今週6/18、6/20、ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリーのコンサートへ行ってきました。

ダニー・コーチマー、リー・スクラー、ラス・カンケル、ワディ・ワクテル、スティーヴ・ポステルという強力布陣。
リー・スクラーのベースがとにかく凄かった! 8ビートが別物なくらいスケールアップ!
熱い男たちの大人のロックを堪能しました。

ワディ・ワクテルが何曲かヴォーカルをとり、ギターをたくさん弾いてくれたのもうれしかったですね。

中でも、ウォーレン・ジヴォンの歌を歌ってくれたのは感動しました。
披露してくれたのは、「Lawye,r Guns & Money」と「Werewolves Of London」(ロンドンの狼男)!
今は亡きウォーレンの魂が宿ったような歌声とワディらしいロック・ギターがズンと胸に響きました。

今日のこの1曲は、ウォーレン・ジヴォン1976年発表アルバムから「Desperados Under The Eaves」(命知らず)。
ウォーレン・ジヴォン『さすらい』
(国内CD 完全限定盤 解説・歌詞・対訳付 WPCR-17734 1,300円+税)

ジャクソン・ブラウンプロデュース。ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンがコーラス参加しています。

ちなみに、会場で販売していたパンフレットに、ツアーメンバー5人各々が選んだ<無人島へ持って行きたい5枚>が紹介されていて、ワディ・ワクテルが選ぶ5枚の中には、ビーチ・ボーイズ『スマイリー・スマイル』が!
ビルボード・ライヴ東京公演後のサイン会で、「僕はペット・サウンズ・レコードという店で働いているんだ」とワディへ話したら、「ペット・サウンズも同じくらい好きだよ」と気さくに話してくれてうれしかったです。森 陽馬


2018年6月20日(水) ベック・ボガート&アピス 「アイム・ソー・プラウド」(LIVE)

今年も梅雨の時期がやってきました。
ジメジメした天気なんかどこかへ飛んで行け~ということで、今日はこんなものを選んでみました。
人によっては、逆に暑苦しくなってしまうかもしれませんがご了承ください。

ベック・ボガート&アピス『ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 MHCP-963 2,500円+税)

ジェフ・ベックが、ヴァニラ・ファッジ~カクタスのティム・ボガート(ベース)とカーマインアピス(ドラム)をバックに、ベック・ボガート&アピスを結成して、スタジオ録音のアルバムを出したのは1973年2月頃でした。
それから3か月後の5月に来日し、その模様が録音され日本だけでLP2枚組ライヴ・アルバムが発売されました。
(1973年5月18、19日大阪厚生年金ホールでのライヴを収録)

3人のバトルのような演奏のぶつかり合いはやはりライヴならではの熱さを感じます。

トーキング・モジュレーターを使った「迷信」、「黒猫の叫び」、ドン・ニックス作「ゴーイング・ダウン」、「スウィート・スウィート・サレンダー」、ヤードバーズ時代の「ジェフズ・ブギー」、『ベック・オラ』に入っていた「プリンス」など、どの曲も梅雨をぶっ飛ばすパワーを持っていますが、今日はインプレッションズのカヴァー、カーティス・メイフィールド作品「アイム・ソー・プラウド」を。(ジェフ・ベックは後にカーティス作「ピープル・ゲット・レディ」もカヴァー)

強力リズム・セクション、ティム&カーマインのヴォーカルのハモリと、ジェフのリード&リズムと大忙しプレーが聴きものです。

ちなみにジェフのギターは、ライヴ写真を見ると、黒のギブソン・レスポールを使っていたようですね。森 勉


2018年6月19日(火) OLD DAYS TAILOR 「風にあわせて ver2」

<音は、どこか、衣のようにも思えます。
大切な一着のように、肌に触れ、心に纏う。>
(『OLD DAYS TAILOR』CDブックレット序文より)

入間在住男性シンガー・ソングライター笹倉慎介を中心に、森は生きているに在籍していた岡田拓郎、谷口雄、増村和彦と、伊賀航(B)、優河、濱口ちなが加わった7人バンド、OLD DAYS TAILOR。
待望の1stアルバムが本日入荷しました。

OLD DAYS TAILOR『OLD DAYS TAILOR』
(国内CD 当店のみの2大先着特典付! PCD-25258 2,500円+税)

まさに、ジェイムス・テイラー『ワン・マン・ドッグ』と細野晴臣『HOSONO HOUSE』を合わせて、2018年の現代にアップデートしたような1枚。

ジャケット写真に映っているguzuri recording house(入間市ジョンソン・タウンにある笹倉さん運営スタジオ)の穏やかな空気感が、歌と演奏から伝わってきます。

今日のこの1曲には、特典音源「風にあわせてver2」を。
「最後のミックスまでこっちにしようか迷った」(笹倉慎介)というメロディーや歌詞が異なる別ヴァージョン音源。

谷口雄によるウーリッツァの音色は、ヤングブラッズ「Ride The Wind」を想起させます。森 陽馬


★PET SOUNDS RECORDのみの2大先着特典!
<特典①>OLD DAYS TAILORロゴ入り巾着バック(17cm×26cmミニサイズ巾着)
<特典②>「風にあわせてver2」特典CDR(アルバムとはメロディ&歌詞が異なる別ヴァージョン音源)



2018年6月18日(月) Corduroy 「Saturday Club」

90年代ACID JAZZレーベルから作品を発表し人気を博した、双子のベン&スコット・アディソン兄弟を中心とした男性4人組バンド、コーデュロイ。

現在もテレビ等で彼らの曲を耳にする事がありますが、長~い活動休止を経て、なんと約18年ぶりとなる新作をリリースしました。

コーデュロイ『リターン・オブ・ザ・ファブリック・フォー』
(国内CD HSE-4552 歌詞・対訳・解説付 2,100円+税)

新作もオルガンを主軸としたグルーヴィーなインストが中心のアルバム。
90年代の押せ押せなイメージとはまた違った洗練された演奏を聴かせてくれます。

掃除屋レオンがイメージだという「The Cleaner」、タランティーノ作品でブレイクした俳優クリストフ・ヴァルツ(Christoph Waltz)に捧げられたヴィブラフォンの音色が印象的な「Waltz For Christoph」など、バンドに密接な映画音楽の要素もふんだんに盛り込まれています。

今作中歌ものは「Saturday Club」の1曲のみ。
ザ・フー「I Can't Explain」を連想させ、イギリスのバンドらしいポップなメロディ、ウ~ラ・ラ♪コーラスが楽しい1曲です。東尾沙紀


2018年6月17日(日) タワー・オブ・パワー 「Let It Go」

2018年ベスト・ソウル/ファンク・アルバム確定!

タワー・オブ・パワー『Soul Side Of Town』
(国内仕様CD 日本語解説付 KKP-1045 2,315円+税)

2018年で結成50周年を迎えたファンク・バンド、タワー・オブ・パワー。
2003年『オークランド・ゾーン』以来約15年ぶりとなる新曲入りオリジナル・アルバムを発表しました。

エミリオ・カスティーヨ(tsax)、スティーヴン・"ドク"・クプカ(bsax)、ロッコ(B)、デヴィッド・ガリバルディ(Ds)による鉄壁組はそのままに、2015年新たに加入したヴォーカリスト、マーカス・スコット(今作中には2013~15年在籍していたレイ・グリーンによるヴォーカル曲も収録)等他メンバーとの結束もバッチリ!

ジノ・ヴァネリの兄ジョー・ヴァネリとエミリオ・カスティーヨの共同プロデュースで実際には28曲を録音。
その中から選りすぐりの14曲を纏め上げたのが今作です。

これが、楽曲も演奏も素晴らしい!
キラーチューン①「East Bay! All Day!」で幕を開け、ラスト14曲目に同じメロディーを持つ「East Bay! Oakland Style!」で幕を閉じる1974年発表名作『Back To Oakland』のようなコンセプト的な流れ。
更に痛快ファンク・ナンバー連発から随所にバラード曲を配す、これぞTOPスタイルな1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲は、エレクトリック・シタール使い!泣きのバラード⑨「Let It Go」を。

なお、この新作を携え2018年8~9月ブルーノート東京&名古屋での来日公演も決定しました。
ファンへの愛情&信頼関係は世界一(と僕は思っている)TOPのライヴをこの機会に是非! 森 陽馬


2018年6月16日(土) 吉田美奈子 「SCENARIO」

日々様々な音楽を聴いていますが、個人的には同じ曲を繰り返し聴くことが好きだったりします。

ここ最近、夜閉店前後に何度もリピートして聴き入っているのがこの1曲。
吉田美奈子「SCENARIO」。

吉田美奈子1995年発表13作目(BELLSを含めると14枚目)となるアルバム『EXTREME BEAUTY』。
山下達郎がコーラス参加している2曲目「BEAUTY」&5曲目「LIBERTY」も素晴らしいのですが、イントロから深遠な世界観に引き込まれる7曲目「SCENARIO」には、何時聴いても心打たれます。

「時よ」を彷彿とさせるゆったりした曲調、中西康晴によるピアノの奏、そして神懸った彼女の歌声。
約7分、まさに<呼吸を呑む>想いにさせられる名曲です。

なお、今作『EXTREME BEAUTY』と、1996年作『KEY』、1997年作『SPELL』が、<ニッポンの名作1000>シリーズとして1,000円+税という破格値で再CD化されました。

吉田美奈子『EXTREME BEAUTY』
(国内CD 生産限定盤 UPCY-9782 1,000円+税)

この
<ニッポンの名作1000>シリーズ、伊藤銀次1980年代作品や、りりぃ、橋本一子、深町純、大橋純子、NORIKI、あがた森魚など、他にも魅力的なアルバムが出ています。是非チェックしてみてください。森 陽馬


2018年6月15日(金) 渡辺美里 「10 years」

車で出かける時、車内で最近よく聴いているこの1枚。

渡辺美里『ribbon 30th Anniversary Edition』
(国内CD 田家秀樹氏によるライナーノーツ付 ボーナス・トラック3曲追加 ESCL-30032 2,963円+税)

1988年5月発表、渡辺美里21歳の情熱がほとばしる名作『ribbon』30周年盤です。

当時アルバム未収録だったシングルB面曲3曲追加も魅力ですが、なんといっても音質が素晴らしい!

アメリカ/ニューヨークのエンジニア巨匠、Ted Jensenによる最新マスタリング。
小さい音で聴いても違いがわかるくらい、断然クリアになった音像は本当に聴きもの!

佐橋佳幸、清水信之、青山純、江口信夫、山木秀夫、西本明、柴田俊文、有賀啓雄、そして岡村靖幸など、凄腕ミュージシャンの演奏&サウンド・アレンジが30年を経てより輝きを増し、耳と心に響いてきます。

今日のこの1曲は、大好きだった11曲目「10 years」。
アレンジ&シンセ&ベースは有賀啓雄が担当していたことを今回の再発盤で初めて知りました。

そう、クリス松村選曲コンピ『クリス・ミュージック・プロマイド』(2018年6月1日今日のこの1曲で紹介)にも収録されていた「Rain Dolphin」で知られる有賀啓雄が手掛けていたんですね。

昔聴いていた懐かしい歌が、現在の好みとリンクする喜び。
<音楽を聴く楽しみ>を改めて実感できました。森 陽馬


2018年6月14日(木) 赤い夕陽 「男一代ラプソディ」

待ってました!赤い夕陽!!
待望のフル・アルバム発売です。

赤い夕陽『赤い夕陽』
(国内CD AOGO-001 2,200円+税)

このバンド凄いんですよー。

僕が初めて彼らのライヴを見たのは約3年前でしょうか。
高円寺JIROKICHIへ東京ローカル・ホンクを見に行った時、対バンがこの赤い夕陽でした。

玉川裕高(Vo&G コモンビル、スインギン・ドアーズ)、テリー嶋村(G)、ウガンダ(Ds)、東晃(B)による4人組。
<演歌meetsロックンロール>と評される通り、日本語ロック歌謡なのですが、その弾けっぷりが半端じゃない!

様々な洋楽ロック・サウンド+玉川さんの絶妙なカントリー・ピッキング。
そして、男の人生ワビサビな歌詞がとにかく最高!
『男はつらいよ』シリーズが全世界を舞台に行われている感じですかね。(余計わかりづらいかな)

ビーチ・ボーイズ的「はてはアラスカ、マダガスカル」、フー的な「無用の世界」もいいけれど、1曲選ぶならコレ!
ライヴでも印象的だった「赤い夕陽」という歌詞が出てくる哀愁のクイーンネタ「男一代ラプソディ」を。森 陽馬


2018年6月13日(水) bjons 「そろりっそわ」

ジョン・セバスチャンがフェイヴァリットというフロントマン今泉雄貴(ex.kodomonokodomo)を中心に2017年に結成された男性3人組バンド、bjons(ビョーンズ)。

60~70年代アメリカン・ポップス/ロック、日本のシティ・ポップの洗練された雰囲気も漂わせる8曲入りの1stアルバムが5月30日にリリースされました。

bjons『SILLY POPS』
(国内CD HYCA-3070 2,000円+税)

メンバーの渡瀬賢吾(g/roppen、クララズ他)、橋本大輔(b/roppen他)に加え、レコーディングには谷口雄(p,org/ex.森は生きている)、岡田梨沙(drs/ex.D.W.ニコルズ)、アダチヨウスケ(banjo)が参加。

ジャケット写真のような曇りのない青空、夕暮れ時、星が見える夜..
いろんな情景が見えてくる独特の詞の世界観、肩の力がほどよく抜けた歌声、よどみのないメロディ&バンド・サウンドが心地良いです。

今日の1曲は、アルバムのラスト・ナンバー「そろりっそわ」を。
この曲に限らず、随所で良いギターソロを聴かせる渡瀬さんの郷愁を誘う音色にも注目です。

イントロからシュガーベイブを連想させる今作の中で一番ポップな「ハンバーガー」もオススメの1曲!東尾沙紀


2018年6月12日(火) ビートルズ 「イエロー・サブマリン」

1968年にアニメ映画『イエロー・サブマリン』が公開されてから2018年で50周年。
アメリカでは劇場での再上映が決定したそうです。
日本では未定の状態ですが、全国にいっぱいシネコンがあるので、大画面の音響のいい所で是非上映してもらいたいものです。

その50周年に合わせて、「イエロー・サブマリン」の7インチ・シングル・アナログ・レコードが限定復刻盤として7月6日発売決定いたしました。なんと、潜水艦図柄のピクチャー・レコードです。

リード・ヴォーカルを担当したリンゴ・スターの78歳誕生日1日前ということで憶えておいてください。
リンゴ・スターの誕生日は日本では七夕の日です。

ちなみにカップリング(両A面だったためにB面とは書けないので)は、1966年8月にシングルとして発売されたのと同じ「エリナー・リグビー」です。

(7インチ・アナログ)ビートルズ『イエロー・サブマリン』 c/w「エリナー・リグビー」
(国内仕様EP 歌詞・対訳付 UIKY-75055 2,300円+税)
ダイカット・スリーヴ&ピクチャー・ディスク仕様
(ダイカット・スリーヴというのは、ピクチャーの絵柄が見えるようにくり抜かれているジャケットのことだそうです。)

なお、国内盤には当時日本で発売されたあの写真のジャケが復刻され付くことになっています。うれしい!
あの写真とは日本公演のもので、ジョージ・ハリスンがリッケンバッカーの12弦ギターを持って「If I Needed Someone」を歌っているショットです。

「イエロー・サブマリン」、「エリナー・リグビー」のシングルに何故この写真を選んだのかは謎ですが、僕はファインプレーだと思っています。当時の発売元である東芝は、来日アーティスト写真を来日後のジャケットに最新フォトということで使用することが多かったですね。
あと1ヶ月弱、発売をお楽しみに。予約受付中です。森 勉


2018年6月11日(月) ロジャー・ダルトリー 「As Long As I Have You」

1曲目からアツい!
衰え知らずのパワフル・ヴォーカリスト、ザ・フーのロジャー・ダルトリー。
2018年発表ソロ新作『As Long As I Have You』が今月リリースされました。

ロジャー・ダルトリー『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICP-1181 2,600円+税)

<ロジャーのヴォーカリストとしての力が頂点に達していることを示す作品だ。>
ピート・タウンゼント(帯掲載コメントより)

ソロ名義のオリジナル・アルバムとしては1992年発表『Rocks In The Head』以来26年ぶり。
病気やザ・フーのツアー等で頓挫しかけた今作の制作をピートが後押ししたのだとか。
ピートは日本盤ボーナス・トラック1曲を含め全12曲中8曲にギターで参加しています。

アルバム・タイトルでシングル曲である1曲目は、ガーネット・ミムズ「As Long As I Have You」(ジェリー・ラゴヴォイ作)のカヴァー。
米女性ヴォーカル・グループ、マクナリー・シスターズのコーラスを従えたテンション高めのヴォーカル&サウンドは圧倒的!

その他、マナサス、ボズ・スキャッグス、ニック・ケイヴ、スティーヴィー・ワンダー、ジョー・テックス等の曲を取り上げ、オリジナルのバラードでも往年のサザン・ソウル・シンガーのような味わい深い歌声を聴かせてくれます。

プロデュースはウィルコ・ジョンソンとの共演作『ゴーイング・バック・ホーム』(2014)でも組んだデイヴ・エリンガ。

『ゴーイング~』に続き、ミック・タルボット(元スタイル・カウンシル)の全面参加、ゲラント・ワトキンス(ニック・ロウ、ヴァン・モリソン等との共演で知られるキーボーディスト/SSW)が1曲参加しているのも個人的に嬉しいところです。東尾沙紀


2018年6月10日(日) Andrew Gold 「Lonely Boy」

先日、下北沢へ久々に行きました。

1995~96年頃、僕はディスク・ユニオン下北沢店でアルバイトをしていたので、懐かしい想いで少し散策。

アルバイトしていた当時は休憩中昼食を早めに切り上げ、フラッシュ・ディスクランチ、レコファン、BEST SOUND RECORDS、フィルモア・レコード、イエローポップなど様々なレコード店を巡回。更に仕事後、昼行けなかった店へ立ち寄るというレコード三昧の日々でした。(ホント、少ない給料の中よくあんなに買ったよなぁ...。)

現在、駅周辺は再開発が進んでおり街並も様変わりしましたが、フラッシュ・ディスクランチは昔と変わらず!
<1枚300円><1枚800円、3枚で2,000円>コーナーも変わらずあって、ついついたくさん買ってしまいます。
「レコードを掘る」って感じ・雰囲気が楽しいんですよね。
椿さんにはお会いできませんでしたが、下北沢周辺へまた来たら立ち寄りたいな。

ちなみに、アンドリュー・ゴールドのレコードを見つけて、CDもLPも持っているのにまた買ってしまいました。

間違い探し(だまし絵)になっているジャケットも面白いですし、内容も素晴らしい1976年発表名作2nd。
僕にとっては、ウエスト・コーストから更なるロック音楽への扉を開いてくれた懐かしい1枚でもあります。

B面1曲目(CDでは7曲目)「Lonely Boy」を聴くと、1人でこつこつとレコードを集めて聴いていた頃を思い出すのです。森 陽馬

★アンドリュー・ゴールド『What's Wrong With This Picture?』(邦題:自画像)
(国内CD WPCR-17401 1,300円+税)



2018年6月9日(土) OLD DAYS TAILOR 「恋の汽車ポッポ」(大瀧詠一カヴァー)

入間在住男性シンガー・ソングライター、笹倉慎介を中心としたバンドOLD DAYS TAILOR。

6月20日発売アルバムに当店のみの2大特典が決定しました!

OLD DAYS TAILOR『OLD DAYS TAILOR』(国内CD PCD-25258 2,500円+税)
<特典①>OLD DAYS TAILORロゴ入り巾着バック
<特典②>「風にあわせてver2」特典CDR


巾着バックはOLD DAYS TAILORのロゴ入り、17cm×26cmのかわいいミニサイズ巾着です。
「風にあわせてver2」CDRは、アルバム収録曲とはメロディー&歌詞が異なる貴重な別ヴァージョン音源!
どちらもお買い上げの方先着順となります。ご希望の方はお早めにご予約くださいね。

なお、このOLD DAYS TAILOR、笹倉慎介さん以外のメンバーも素晴らしいミュージシャン揃い。
森は生きているに在籍していた岡田拓郎、谷口雄、増村和彦。
細野晴臣、星野源、寺尾紗穂のバックなどで大活躍中のベーシスト伊賀航。
更に女性シンガー、優河、濱口ちなが加わった7人グループ。


アルバムには大瀧詠一「恋の汽車ポッポ」カヴァーも収録予定。

「在りし日を紡ぎ、仕立てることで生まれる音や言葉、そんなことを大切にしたい」
という思いを込め名付けられたOLD DAYS TAILOR初アルバム、乞うご期待ください。森 陽馬



2018年6月8日(金)ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団「Fun Fun Fun」

ビーチ・ボーイズ『ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』
(国内CD ユニヴァーサル 解説・英文ブックレット翻訳・歌詞・対訳付 UICY-15747 2,500円+税)
当店のみの特典!先着でジャケット・デザイン・マグネット付!

エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ロイ・オービソンと続いてきたロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とのコラボ企画。夏も近づいてきていることもあり、遂に我らがビーチ・ボーイズの登場となりました。

この企画は元々あるそのアーティストのレコーディング音源の主要部分を残しつつ、ロイヤル・フィルの演奏+αを加えたもの。
今まであった音がなくなったり、なかった音があったり、オリジナルを聴いた事がある者にはちょっと心配になってしまう作品なのですが、今回のビーチ・ボーイズもいい感じに仕上がっていたので一安心です。

プロデューサーのドン・リードマンとニック・パトリックは二人ともビーチ・ボーイズのハーモニーとサウンドで育ったそうです。その二人がCDのブックレットに<プロデューサー・ノーツ>として文章を寄せていますので、その一部をここで紹介しておこうと思います。

「ビーチ・ボーイズが作り上げてきたヴォーカル、そしてオリジナルのサウンドの圧倒的な素晴らしさを再発見しながら、我々の作り出すオーケストラのサウンドをこれらの名曲に重ねていく作業は本当に光栄な仕事であり、心からの喜びでもありました。」

ファンとしてはうれしいコメントですね。
ビーチ・ボーイズ楽曲16曲中10曲分のオーケストラのアレンジ&指揮を担当したサリー・ハーバードがオーヴァチュアとして書いた「カリフォルニア・スイート」含む全17曲を収録。

ベックの父、デヴィッド・キャンベルがアレンジ&指揮を担当し、新しく付け加えたスリリングなイントロの「素敵じゃないか」、「英雄と悪漢」に興味津々だったり、最高にロマンティックな気分にしてくれるサリー・ハーバードによる前奏が付いたブルース・ジョンストン作「ディズニー・ガール」も気になるところですが、今日はこの曲「ファン・ファン・ファン」にしましょう。
ノリノリのロックンロールにかぶさってくるオーケストラが新鮮です。森 勉



2018年6月7日(木) The Beau Hunks Sextette 「The Penguin」

<レイモンド・スコット、そしてボー・ハンクスがCD化されていつでも聴けるなんて、
有り難いというのはこういうことですね。
ボー・ハンクスの業績、それはレイモンド・スコットの神髄を現代に蘇らせたことです。
廃盤になっていた名盤がこの日本でリリースされるとは、
(失われた秘伝のレシピが公開されるような、)秘密めいた快挙です。細野晴臣>

細野晴臣氏大推薦! 岡田崇さんのイイ仕事!

オランダのジャズ・コンボ、ボー・ハンクス・セクステットによるレイモンド・スコット集が2種再CD化されました。

The Beau Hunks Sextette(ボー・ハンクス・セクステット)
『Celebration On The Planet Mars』(国内CD LDCD-003 2,700円+税)
『Manhattan Minuet』(国内CD LDCD-004 2,700円+税)

2013年発売され大好評だったレイモンド・スコット・ソングブックと同じくリル・デイジーからのリリース。
世界一のレイモンド・スコット研究家、岡田崇氏によるこだわりの装丁、ブックレットが素晴らしい!

配信やストリーミングではなく、パッケージとして持っていたいレイモンド・スコット愛溢れる作品です。

今日のこの1曲は、レイモンド・スコットBOXで細野晴臣氏がカヴァーしていた楽曲「The Penguin」を。森 陽馬

★一般流通していない商品です。当店にて絶賛販売中!


2018年6月6日(水)David Mhyr 「Jealous Sun」

90年代スウェディッシュ・ポップ人気バンド、ザ・メリーメイカーズで活躍したデヴィッド・マイアー。
2枚目となるソロ新作がリリースされました。

デヴィッド・マイアー『ラッキー・デイ』
(国内CD 歌詞・対訳付 TTPC-0008 2,200円+税)

ナッシュヴィルのプロデューサー/SSW、ブラッド・ジョーンズを共同プロデューサーに迎えた約7年ぶりアルバム。
朗らかなメロディ&サウンドで聴く者をいつも楽しい気分にさせてくれる彼のポップ・センスが発揮された1枚!

まず、1曲目「Jealous Sun」が良いです。
同じくポップ系の男性SSW、Bleu(ブルウ)との共作曲で、梅雨のジメジメを一掃してくれるよう晴れやかなハーモニーがとても爽やか♪

ポール・マッカートニーを彷彿とさせるタイトル曲「Lucky Day」、フォーキーな「Lovebug」など、前作より落ち着いた雰囲気の曲も増え、彼の温かみのある歌声がより楽しめます。
マンドリンやスライドギターを用いたアレンジもGood!

国内盤ボーナス・トラックには、グラハム・ナッシュ「Military Madness」、ブラッド・ジョーンズ「My Messed Up Friend」、アズテック・カメラ「Somewhere In My Heart」のカヴァーと、本国スウェーデンで2016年公開の映画用に書かれたELO風の「Spellbound」の4曲を追加収録。

スクイーズ、ニック・ヘイワードの2017年作気に入れらた方にも是非聴いていただきたいです。東尾沙紀


2018年6月5日(火) 浜田真理子 「忘れ音」

哀しい愛、苦しい愛、切ない愛。
浜田真理子が描く愛の歌は、一見すると悲観的ながら、暖かさや優しさを感じるのです。

まさに、<胸の小箱>へ大事にしまっていた密かな記憶を懐かしい想いで紐解くかのように。

本日入荷した2018年最新アルバム『NEXT YEARDROP』も、そのような温もりに満ちた1枚でした。

浜田真理子『NEXT TEARDROP』
(CD VSCD-9733 2,700円+税)

2017年発表作『Town Girl Blue』(
2017年2月17日今日のこの1曲で紹介)に続き、久保田麻琴プロデュース。
加瀬達、檜山学、池村真理野、瀬戸龍介、伊藤大地がバック・メンバーで参加。
彼女の歌声とピアノの魅力はそのままに、絶妙な味付けをさりげなく加えています。

金延幸子の名曲「あなたから遠くへ」カヴァー、とんちピクルス作「夢の中で泣いた」、フレディ・フェンダー「Before The Next Teardrop Falls」カヴァー等も良いですが、やはり彼女自身の言葉で書かれた歌にハッとさせられます。

特に9曲目「忘れ音」。

心の琴線に響く、文字だけでは表現できないような想いや気持ち。
♪どうしてかしら、~ 涙が出る♪のは、哀しいからだけではないのだ、と気付かされました。森 陽馬


2018年6月4日(月) Brad Mehldau Trio 「Friends」 (ビーチ・ボーイズカヴァー)

♪友達でいよう 僕らはしあわせも涙も共に味わってきた♪
(ビーチ・ボーイズ「Friends」歌詞より)

ブライアン・ウィルソンに光と影が折り重なっていた1968年、ビーチ・ボーイズが発表した作品『Friends』。
2018年はその『Friends』発売から50周年になります。

それを祝するかのように、珍しいカヴァーが出たので紹介しましょう。

ブラッド・メルドー『Seymour reads The Constitution!』
(国内CD 日本のみボーナス・トラック追加収録 WPCR-17959 2,400円+税)

現代ジャズ・ピアニストの中で、人気・実力共最も秀でた存在と言えるブラッド・メルドー。
ラリー・グレナディア(B)、ジェフ・バラード(Ds)とのトリオでリリースした2018年発表新作アルバム。
オリジナル曲やジャズナンバーに混じって、ビーチ・ボーイズ「Friends」をインストカヴァーしています。

ワルツ部分のメロディーはそのままに、後半はソロを取り合う斬新なアレンジが聴きもの。

ポール・マッカートニー「Great Day」(1997年発表『フレイミング・パイ』収録曲)カヴァーも収録されているので、ロック・ファンも是非チェックしてみてください。森 陽馬

★今週末6月8日発売ビーチ・ボーイズwithロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のアルバムに、当店のみの特典として、ジャケット・デザインを使用したマグネットが付くことになりました♪


2018年6月3日(日) マリア・マルダー 「真夜中のオアシス」

ワーナー・ミュージック・ジャパンより『新・名盤探検隊』紙ジャケ編として、魅力的なCDが18枚再発売されました。
全種
SHM-CDで、紙ジャケはオリジナル・アートワークや当時出た国内盤帯も可能な限り再現されています。

アラン・トゥーサン、エリック・カズ、ジュディ・シル、デラニー&ボニー、ドクター・ジョン、ネッド・ドヒニー、ハース・マルティネス、フィフス・アヴェニュー・バンド、ヴァン・モリソンなど。
レコードやCDで持っていても、こんな紙ジャケを見せられるとまた欲しくなってしまいますね。

今日はその中から、マリア・マルダー『オールド・タイム・レイディ』を選んでみました。
(国内CD 完全限定紙ジャケット SHM-CD仕様 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18016 2,500円+税)
見開きジャケット! いいですね。

1973年に発表されたファースト・ソロ・アルバム。
発売当初一般的にはあまり話題になりませんでしたが、アメリカン・ミュージックのコアなファンの支持が徐々に高まり、「真夜中のオアシス」がシングル・カットされた以降はアルバムの評判もグーンと上がり、アメリカではアルバム・チャート最高位3位を記録するまでになっています。

なんと言っても「真夜中のオアシス」の大ヒットが大きかったですね。
1974年2月シングル・チャートに登場して半年近くTOP100以内に留まり、最高位6位。
グランド・ファンク、ジャクソン5、ウィングス、スリー・ドッグ・ナイト、スタイリスティックスなどと順位を競っていたんですから。

当時ちょっと背伸びをして渋めの音楽を好んで聴いていた身としては、こんなマニアックな曲がチャートの上位にくい込んでくれて痛快な気分を味わうことができました。

この曲でのリード・ギターはエイモス・ギャレット!
絶品なソロは今や伝説になっています。
マリア・マルダー29歳の可憐ながら、艶めかしい歌声と共に永遠に残る名曲と言っていいでしょう。

ジミー・ロジャース、ケイト・マッガリグル、ダン・ヒックス、ウェンディ・ウォルドマンなどが作者としてクレジットされていて、その人たちを知るきっかけにもなったアルバムでもあります。森 勉


2018年6月2日(土) Andre Solomlko 「SUMMER 79」

青い空を自由に飛んでみたい。

そんな誰しもが想像したことがある情景が描かれた印象的なジャケット。
収録されている楽曲&サウンドも、そのイメージ通り逃避行したくなる心地良い内容の1枚でした。

Andre Solomko『Le Deltaplane』
(輸入CD FVR142CD/輸入LP FVR142LP)

アンドレ・ソロンコは1965年ウクライナ生まれ、フィンランド拠点に活動している男性SAX奏者&プロデューサー。

2012年発表『Ou Es-Tu Maintenant?』(
2013年6月8日今日のこの1曲で紹介)、2014年発表『Le Polaroid』(2014年6月17日今日のこの1曲で紹介)に続く、ソロ3作目となる2018年発表アルバム。

今作のメインヴォーカル及び作詞を4曲手掛けているヘルシンキの女性シンガー・ソングライター、Charlotta Kerbsの歌声はレスリー・ダンカンを彷彿とさせる雰囲気があって、前作の女性シンガーより僕は好み。

研ぎ澄まされたアレンジも美しい仕上がり。
5曲目「SUMMER 79」での浮遊感漂うシンセ・イントロは佐藤博『アウェイクニング』を彷彿とさせます。森 陽馬


2018年6月1日(金) 有賀啓雄 「Rain Dolphin」

クリス松村さんがセレクトしたコンピCD『クリス・ミュージック・プロマイド』が発売。

これが最高に素晴らしい選曲!
日本シティ・ポップお好きな方に大推薦したい1枚です。

V.A『クリス・ミュージック・プロマイド』
(国内CD クリス松村選曲・解説 歌詞カード付 MHCL-30515 2,000円+税)

クリス松村さん本人の解説によると、今までにも企画盤の依頼はあったものの、定番曲を入れなければいけないなど選曲の縛りがあって実を結ばなかったとのこと。

それが今回、<ひとりの少年が作ったあの夏のカセット>というコンセプトでこだわりの選曲が実現。
曲順通りに聴いていると、その少年の甘酸っぱい青春や想い出が歌を通して伝わってきます。

山下達郎がコーラスで参加しているラジ「ジャスト・イン・ザ・レイン」、初再発となる羽根田征子「ENCORE」(ドラマ『抱きしめたい!』挿入歌)、杉真理「青い楽園」、伊藤銀次「Destination」など、物語を読むように楽しめる全17曲。

中でも、4曲目に収録されている有賀啓雄1992年発表シングル曲「RAIN DOLPHIN」がすごくイイ曲!

バックは青山純(Ds)、佐橋佳幸(G)、浜口茂外也(Per)、中西康晴(P)。
初夏雨の中、跳び上がるイルカへ夢を託す情景が目に浮かぶような素晴らしいアレンジ。

恥ずかしながら僕は知りませんでしたが、90's雨の名曲として多くの人に聴いてもらいたいナンバー。
ちなみにこの次5曲目に収録されている吉田美奈子「LOVE SHOWER」との繋がりも見事ですね。森 陽馬


2018年5月31日(木) 新崎純とナイン・シープス 「かじゃでぃ風節」

<琉球ペット・サウンズ>!?

限定アナログ音盤化された貴重音源が一部で話題になっています。

新崎純とナイン・シープス『かじゃでぃ風節』
(国内EP EMレコード EM1176 1,500円+税)

「かじゃでぃ風節(ふーぶし)」は、琉球古典音楽・琉球舞踊楽曲。
結婚式などおめでたい席で演奏されるそうです。

その「かじゃでぃ風節」を新崎純というミュージシャンが、総勢13名バンドで1977年録音したのがこの音源。

人間国宝の三線奏者照喜名朝一を招き、琉球音楽の基はそのままに、管楽器、ピアノ、ギター、ベース、ドラム、パーカッションを加えた演奏は、<荘厳なペット・サウンズ民謡>という雰囲気。

リハーサル無し&一度きりの演奏で、当時記録用に録音していた1本のテープを発掘。
そんな約40年前に録音されていた奇跡の音源をアナログ音盤化するとは、さすがエム・レコード!

ちなみにB面には、ポートランドを拠点に活動するアンビエント・エレクトロニカ・ユニット、Visible CloaksによるRemixヴァージョンが収録されています。森 陽馬


2018年5月30日(水) Matthew Sweet 「Something Someone」

2017年発表『Tomorrow Forever』から約1年。
マシュー・スウィートの最新アルバムが今月発売になりました。

Matthew Sweet『Tomorrow's Daughter』
(輸入CD HH002-CD)

ポップさが戻ってきた!とファンの方の間で好評だった前作が6年ぶりのアルバムだったので、今回やけに早い!と喜んでおりましたら、今作収録の楽曲は前作と同時期に制作・録音されていたとのこと。

ジャケットには同じアーティストの絵(マシューのコレクション)が使用されており、前作との姉妹作としての位置付けなのでしょう。

もうちょっとそのギターソロ聴きたい!という所であっさりフェイドアウトしてしまう曲が多いのが少し気になりますが、彼らしいガツッとしたギター、爽快&沁みるメロディ、骨太なバンド・サウンドが楽しめる1枚。

本日は、詞の♪Eight Days A Week♪が毎度耳に残る「Something Someone」を今日の1曲に。
ヴァル・マッカラムによるスライド&フィードバック・ギターが良い味出してます。東尾沙紀


2018年5月29日(火) ニール・ヤング 「Walk On」

今月一番うれしかったニュースは、ニール・ヤング&クレイジー・ホースが復活ライヴを行ったことでした。

2014年、クレイジー・ホースのベーシスト、ビリー・タルボットが脳卒中のためツアーを途中でリタイア。
リック・ローサス(彼も2014年11月急逝)が替わりに入ってそのツアーは続けられたものの、それ以来ニール・ヤングはクレイジー・ホースとのライヴは行っておらず、ビリーの体調など心配されていました。

そしていきなり発表され、5月初旬カリフォルニアで5日間行われたそのコンサート。
メンバーは、ビリー・タルボット(B)、ラルフ・モリーナ(Ds)、そしてニルス・ロフグレン(G)!
往年の人気曲中心に彼ららしい演奏を聴かせてくれたのです。

ニール・ヤングが近年一緒に演奏しているバンド、プロミス・オブ・ザ・リアルも良いのですが、昔の曲をやる時にかぎっては、クレイジー・ホースの重厚なリズム感というかグルーヴがやっぱり合っていますね。
まあとにかくも、ニールが相変わらず元気そうなのがファンとしては本当にうれしいです。

ということで、国内盤が本日入荷したニール・ヤング1973年ロキシーライヴ盤から今日のこの1曲。

ニール・ヤング『ロキシー:トゥナイツ・ザ・ナイト・ライヴ』
(国内CD SHM-CD仕様 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18036 2,457円+税)

『Tonight's The Night』録音後に行われた1973年ライヴ(The Roxy Theatreのこけら落とし)が初音盤化。
メンバーは、ビリー・タルボット(B)、ラルフ・モリーナ(Ds)、ニルス・ロフグレン(G)に、今は亡きベン・キース。
ベン・キースのペダル・スティールの音色が泣けますね。

ラストに収録されている「歩き続けろ!続けるんだ!」と歌われる「Walk On」。
冒頭に記した今月の復活ライヴでも、この「Walk On」は5月1日初日に演奏しています。森 陽馬


2018年5月28日(月) Don Henley 「Sunset Grill」

5月28日天辰保文氏トーク・イベント『Talking Man』<ダニー・コーチマーとその仲間たち>特集。
たくさんのご来場ありがとうございました。

ダニー・コーチマーの魅力に関して、
「<歌に寄り添うギター>でありながら、脇役ではなく自分の存在をプライドを持って表現している」
と天辰さんが評されたのを聞いて、昔からダニーのギターに惹かれていた理由が実感できましたね。

ダニー・コーチマー含めセッション・ミュージシャンは、リーダー作を多く出しているミュージシャンに比べ、陽が当たらない存在かもしれませんが、「音楽は一人(主役)だけでは作れない」ということも天辰さんにおっしゃっていただき、改めて音楽を聴く楽しみというか、これからまた新たな気持ちで色々な曲を聴いていこう、と思えました。
天辰保文さん、いつもありがとうございます!

イベントでは僕がドン・ヘンリーの曲を間違えてかけてしまって、天辰さん&お客様、そしてドン・ヘンリーに申し訳ない気持ちが残ったので、今日のこの1曲はそのドン・ヘンリーが歌うダニー・コーチマーとの共作曲を。

ドン・ヘンリー『Building The Perfect Beast』
(国内CD 完全限定紙ジャケット仕様 解説・歌詞・対訳付 UICY-75001 2,667円+税)

1984年発表今作はイーグルスのコンサートでも必ず演奏されていたヒット曲「The Boys Of Summer」が収録されていることで有名ですが、「Sunset Grill」はまた違った味わいを感じるナンバー。

ちなみにCDには、当時のLPには未収録だったシングルB面曲「A Month Of Sundays」が8曲目に収録。
裏ジャケットにこの曲は記載されていません(CD帯には記載)。
CD自体が発売されたのはかなり前なのですが、今頃その事実を知りました。お恥ずかしい限りです。森 陽馬


2018年5月27日(日) Jo Mama 「Sailing」

5月28日(月)は天辰保文氏トーク・イベント『Talking Man』を当店地下カフェアゲインにて行います。
特集は<ダニー・コーチマーとその仲間たち>!

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2018年5月28日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.10 ダニー・コーチマーとその仲間たち特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山)
18時半開場 19時半開演 入場料1500円
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キャロル・キング、ジェイムス・テイラーとの共演で知られる名ギタリスト、ダニー・コーチマー。
2018年5月発表新作『Honey Don't Leave LA』も大好評!
リー・スクラー&ラス・カンケル含め6月来日も決定した彼らの魅力を天辰さんに語って頂きます。乞うご期待!

さて、僕が好きなダニー・コーチマー関連作品から今日のこの1曲。

ダニー・コーチマーがキャロル・キング&チャールズ・ラーキーと組んだユニットTHE CITY解散後、ダニーとチャールズ・ラーキーが中心となり、女性シンガーアビゲイル・ヘイネスを迎え組んだバンド、ジョーママ。
1970年発表、ピーター・アッシャープロデュースによる制作された名盤です。

ジョー・ママ『Jo Mama』
(国内CD 完全限定盤 解説・歌詞・対訳付 WPCR-14831 1,143円+税)

ダニーの新作にも新録音(ジェイムス・テイラー参加!)が収録されている「Machine Gun Kelly」が有名ですが、僕が好きなのは6曲目「Sailing」。

白昼夢のような導入部から、ワクワクするようなイントロ、そして多幸感溢れるサビ&アウトロ。
この曲の後半で聴けるダニー・コーチマーのギター・ソロ、かっこいいですね。森 陽馬


2018年5月26日(土) ウエス・モンゴメリー 「ジョージア・オン・マイ・マインド」

2018年3月6日は生誕95周年、6月15日は没後50年になるということで、ウエス・モンゴメリーのヴァーヴ及びA&M(CTI)時代のCDが9種類再発されました。

今日はその中から僕の大好きな1枚を紹介したいと思います。

ウエス・モンゴメリー『ダウン・ヒア・オン・ザ・グラウンド』
(国内CD UCCV-3078 1,500円+税)

1967年にヴァーヴからA&Mへ移籍、クリード・テイラープロデュースの下、ドン・セベスキーのストリングスを大胆に導入したアレンジにより、ウエスの新しい魅力が弾けた第1弾『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』に負けない出来の1968年発表A&M第2弾アルバムです。

参加メンバーは、ドラムスにグラディ・テイト、ベースにロン・カーター、ピアノにハービー・ハンコック、ヴィブラフォンにマイク・マイニエリ、フルートにヒューバート・ロウズなどが参加しています。

どの曲もいいのですが、2曲目「ジョージア・オン・マイ・マインド」の叙情あふれるギターは特に絶品です。

ピックではなく、右手親指から軽やかなタッチで紡ぎ出されるやわらかな音色はウエスならではのもの。

ジャズってむずかしい!と思っている方にもおすすめできるアルバムです。

なお、この「ジョージア・オン・マイ・マインド」は、同じこのアルバムに収録されているバート・バカラック作「アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー」とのカップリングでシングルにもなり、ヒットチャートに登場しています。森 勉


2018年5月25日(金) 空気公団 「美しい重なり」

2017年に20周年を迎えた空気公団。
2016年発表作『ダブル』以来約2年ぶりの新作が今週リリースになりました。

空気公団『僕の心に街ができて』
(国内CD DDCZ-2197 3,056円+税)

様々なゲストが参加した『ダブル』と打って変わり、演奏/録音/ミックスをメンバー3人のみで手掛けた今作。

瑞々しいメロディ、飾らない言葉、山崎ゆかりさんの穏やかなヴォーカル...
近年の作品の中では全体を通しての空気感が特に素敵だなぁと感じた1枚です。

イントロからグッと引き込まれる1曲目「美しい重なり」を聴き、
<なんでもない日が美しい>
という詞が耳に残りました。

天気が良いとか、気持ちいい風が吹いてきたとか、次の日も会えるとか、楽しく会話できたとか。
日常の本当にささやかな幸せをフッと思い起こさせてくれる曲です。東尾沙紀


2018年5月24日(木) Jeffrey Foskett/Jeff Larson 「Shadows Of The Canyon」

降り続いた雨も朝方には止み、爽やかなそよ風が吹いた昼下がり。

そんなシチュエーションにピッタリのウエスト・コースト・サウンド新譜作品が発売されました。

ジェフリー・フォスケット/ジェフ・ラーソン『ELUA ALOHA』
(国内CD ボーナス・トラック1曲追加 解説・歌詞付 VSCD-3957 2,315円+税)

ビーチ・ボーイズの現メンバーであるジェフリー・フォスケット。
そして、ウエスト・コースト・ロックの良心を現代に伝えるシンガー・ソングライター、ジェフ・ラーソン。
二人がコラボした新曲、セルフリメイク、カヴァー含めた全12曲入りアルバムです。

ジェリー・ベックリー(アメリカ)、ヘンリー・カポノ(セシリオ&カポノ)、ジェーソン・シェフ(シカゴ)が参加。
コーラス・ハーモニーを主体にした心地良いアコースティック・ポップな1枚。

今日のこの1曲は、穏やかな11曲目「Shadows Of The Canyon」。

ヘンリー・ディルツに関するドキュメンタリー映画のために、ジェフ・ラーソンが書き下ろしたナンバー。
Byrds In Flight、Joni's Blue、そしてJackson Browne、CSNという歌詞が出てきて印象に残ります。森 陽馬



2018年5月23日(水) マイケル・フランクス 「The Music In My Head」

マイケル・フランクス2011年発表作『Time Together』は、その年のベストに挙げたほど大好きな1枚。

ジャケットも素敵だし、チャック・ローブによるプロデュース&ギターが素晴らしくて何時聴いても癒されますね。

その『Time Together』から約7年。
18枚目となるオリジナル・アルバム『The Music In My Head』が本日発売されました。

マイケル・フランクス『The Music In My Head』
(国内CD マイケル・フランクス本人による解説&金澤寿和解説・歌詞・対訳付 PCD-27038 2,700円+税)

穏やかで柔らかな語り口、落ち着いたサウンド・アレンジは変わらず。
聴いていて心地良く、ゆっくりと時が過ぎていく全10曲。

でも、どこかセンチメンタルな空気感が伝わってくるのは気のせいでしょうか。

名作『スリーピング・ジプシー』に関わったトミー・リピューマ、1990年作『Blue Pacific』を手掛けたウォルター・ベッカー(スティーリーダン)、そして、近年の彼の作品で重要な役割を果たしてきたチャック・ローブ。
マイケル・フランクスにとって、かけがえのない盟友達が相次いで他界。

73歳を迎えた彼の「The Music In My Head」(頭の中で鳴っている音楽)。
哀しさと切なさを内包した温もりと、溢れる優しさに満ちています。森 陽馬



2018年5月22日(火) ナタリー・コール 「ミスターメロディ」

今週末5月27日(日)は競馬の祭典、日本ダービーが行われます。

先日のオークスは、1着馬アーモンドアイから買っていたのに穴を狙いすぎて外れ、、、。
予想は絶好調なのに馬券は絶不調な最近(というかいつものこと)ですが、ダービーは的中したいですね。

ちなみに、5月6日NHKマイルCというレースでは、「ミスターメロディ」という馬から買っていました。

そう!1976年東京音楽祭グランプリを獲得したナタリー・コールの名曲から命名された馬!
かなりいい感じで先行し直線で一旦先頭に立ったのですが、、、残念ながら4着、、、。
惜しかったな~~。まあでも、これからも追っかけたい1頭ですね。

さて、ナタリー・コール「ミスター・メロディ」が収録されたアルバムが先日CD化されたので取り上げましょう。

ナタリー・コール『微笑』
(国内CD 生産限定盤 解説付 UICY-78734 1,000円+税)

ナット・キング・コールの娘として1975年デビューした彼女。
1991年「アンフォゲッタブル」の大ヒットもあり、ジャズ・シンガーのイメージがありますよね。

でも2ndアルバムとなる1976年発表今作は、ソウルフルかつポップな魅力に溢れた1枚。
チャック・ジャクソン&マーヴィン・ヤンシーによるプロデュース。
3曲目「Sophisticated Lady」(邦題:いきな女)が全米R&Bチャート1位のヒットを記録しています。

なお、「ミスター・メロディ」はアルバム1曲目に収録。
煌びやかなストリングス&ホーンのアレンジがポップで、聴いていて心が弾むナンバーです。

ちなみにダービーの予想。
ドイツの作曲家ワーグナーの音楽に心酔した人を指す言葉から命名、ワグネリアンから勝負しようかな。森 陽馬



2018年5月21日(月) スピナーズ 「アイル・ビー・アラウンド」

キャロル・キングやジェイムス・テイラー等のシンガー・ソングライター系の洋楽か、URCレーベルを中心とした日本のフォークとロックばかり聴いていた1970年代初期でした。

中村とうよう氏が編集長だった月刊音楽雑誌『ニュー・ミュージック・マガジン』を隅から隅まで読んで、暇があればレコード屋へ行ってレコードを眺め(あまり買えないので)、家に帰ってくればまだ少ない手持ちのレコードを聴いたり、ラジオを聴いたりする毎日でした。

1972年のある日、そんな感じでのんびりとラジオを聴いていたら流れてきたのが、このイントロでした。

スピナーズ「アイル・ビー・アラウンド」。

彼らがアトランティックへ移籍して、リード・ヴォーカリストも変わって放ったヒット曲。
彼らの曲としては初のベスト10ヒットとなった曲。
その曲を作ったのは、トム・ベルです。

それまで、ソウルのレコードはあまり買っていませんでしたが、ソウルのヴォーカル・グループもいいなぁ~、レコード欲しいなぁ~と思った1曲でした。

スピナーズ『フィラデルフィアより愛をこめて』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-27617 952円+税)

このアルバムには、この曲の他に「グッド・イット・ビー・アイム・フォーリング・イン・ラヴ」、「ワン・オブ・ア・カインド」、「ゲットー・チャイルド」のシングル・ヒットが収録されています。森 勉



2018年5月20日(日) Bettye Lavette 「Political World」

「ボブ・ディランの曲は、ディラン本人が歌うよりカヴァーの方が良いヴァージョンが多いよね」
とは、僕の友人(ボブ・ディラン大ファン)の言葉です。

ディラン、そしてディランファンの方々、ごめんなさい。。。

まあでも、<ディランが優れたソングライター>であり、<良いカヴァーが多い>ということでもありますよね。
と、フォローを入れたところで、最近リリースされたボブ・ディランのカヴァー・アルバムを紹介しましょう。

Bettye Lavette『Things Have Changed』
(輸入CD Verve 00602567267850)

1939年ミシシッピ生まれ、1960年代シカゴからデビューした女性R&Bシンガー、ベティ・ラヴェット。
スティーヴ・ジョーダンをプロデューサーに迎えた2018年発表アルバムは、全12曲ボブ・ディラン作。

近年のディランも顔負けなくらい原曲とは違ったアレンジで、ソウルフル&ブルージーにカヴァー。
スティーヴ・ジョーダン、ピノ・パラディーノ、ディランのバックも経験しているラリー・キャンベルに加え、キース・リチャーズ、トロンボーン・ショーティ、アイヴァン・ネヴィル等もゲスト参加。
貫禄溢れる彼女の歌声はもちろんのこと、バック演奏もガンボスープのような味わい沁みる仕上がりです。

今日のこの1曲は、ディラン1989年発表名作『Oh Mercy』収録曲「Political World」カヴァーを。
キース・リチャーズらしいギター・ソロが堪能できます。森 陽馬



2018年5月19日(土) T-GROOVE & TWO JAZZ PROJECT 「Funky Show Time」

時間帯によって食べたいものが違うように、音楽もその日その時間で聴きたい音というのがありますね。

朝目覚めの曲、昼過ぎに聴きたいサウンド、そして夜向きの音楽。

今日紹介するのは、週末の夜にピッタリの新世代メロウ・グルーヴなアルバムです。

T-GROOVE & TWO JAZZ PROJECT『NU SOUL NATION』
(国内CD Yuki"T-GROOVE"Takahashi本人による解説付 KMKN-011 2,300円+税)

T-GROOVEは、1982年生まれ青森県八戸市出身日本人プロデューサー/トラック・メイカー。
2017年発表1stアルバム『Move You Body』(2018年3月19日今日のこの1曲で紹介)がロングセラー中。
そのT-GROOVEがフランス/マルセイユ出身ユニットTWO JAZZ PROJECTと組んだ2018年発表新作。

ファンキー&メロウなミディアム・ディスコ・チューン②「Funky Show Time」が最高にクール!

1曲目とラスト15曲目にはマーティン・ルーサー・キング牧師の有名な演説をモチーフにしたトラックを配すなど、踊るためだけのディスコ・ダンス作とは一線を画するコンセプトも敷かれたT-GROOVE入魂の1枚。
2018年現行ソウルの指針を示す重要作となりそうです。森 陽馬



2018年5月18日(金) showmore 「恋をした」

Suchmos、cero、Nulbarich、etc...
ソウルフルな魅力を持った日本発男性グループが色々出てきていますが、女性Vo推薦盤を今日はご紹介。

showmore『overnight』
(国内CD DQC-1608 1,852円+税)

showmore(ショウモア)は、根津まなみ(Vo/作詞/作曲)、井上惇志(Key/作曲/編曲)によるユニット。

ジャジーかつアーバン・ソウルな楽曲に、都会的&メロウ・グルーヴなアレンジがクール!
中西道彦(YASEI COLLECTIVE)、タイヘイ(Shunske G&The Peas)、ユースケ(TAMTAM)によるバック演奏。
そして、UAを彷彿とさせる根津まなみの歌声もNice!!

新世代シティ・ポップお好きな方から、UA、Charaを聴いていた方にもオススメしたい1枚です。

今日のこの1曲は、Charaのカヴァー「恋をした」。
Charaのオリジナルとはまた違ったグルーヴィー&ダンサブルなアレンジが耳に残るナンバー。

6月20日には限定アナログEP(B面はオリジナル人気曲「circus」)も発売予定です。DJ要チェック! 森 陽馬



2018年5月17日(木) Joel Sarakula 「Baltic Jam」

ヴィンテージ感あるソウル/ポップ、AOR、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス気に入られた方にもオススメの1枚。

ジョエル・サラクラ『ラヴ・クラブ』
(国内仕様CD LEGO0138JP 解説付 2,200円+税)

ジョエル・サラクラは、2002年デビュー。
シドニー出身でロンドンを拠点に活動している男性シンガーソングライター。
地元オーストラリアで3枚、拠点を移してから今作で3枚目、計6枚のアルバムをリリースしています。

グザヴィエ・ボワイエ(タヒチ80)に似た甘め&少しハスキーなヴォーカル、トッド・ラングレンや70年代ソウルの影響が窺えるサウンド&メロディ、ホーンやストリングスも取り入れたさりげないアレンジ...一つ一つにセンスを感じさせます。

黒すぎず、甘すぎず、聴いていてとても気持ちよいポップ・アルバムです。

イントロのキーボードから、トッド・ラングレンのカヴァー?と一瞬思わせるような「Baltic Jam」を今日の1曲に。

ザ・マジック・ナンバーズの女性メンバー、ミシェル・ストッダートとの共作曲で先行シングル「In Trouble」、女性コーラスを擁したサイケなインスト・ナンバー「Theme From The Love Club」なども聴きものです。東尾沙紀



2018年5月16日(水) ダニー・コーチマー 「Sayonara」

5月28日(月)天辰保文氏トーク・イベントを当店地下カフェアゲインにて開催いたします。
記念すべき第10回目となる『Talking Man』、特集は<ダニー・コーチマーとその仲間たち>に決まりました。

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2018年5月28日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.10 ダニー・コーチマーとその仲間たち特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山)
18時半開場 19時半開演 入場料1500円
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キャロル・キング、ジェイムス・テイラーとの共演で知られる名ギタリスト、ダニー・コーチマー。
リー・スクラー、ラス・カンケル他、多くの名盤に関わった彼らの魅力を天辰保文さんに語って頂きます。
よろしければ5/28武蔵小山へどうぞお立ち寄りください。

さて、そのダニー・コーチマー、自身名義として久々オリジナル・アルバムが本日発売。

ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリー『Honey Don't Leave LA』
(国内CD 36Pブックレット 天辰保文氏による解説・歌詞付 VSCD-3956 2,800円+税)
<当店にてお買い上げの方、6/17サイン会参加申込券を先着で差し上げています>

リー・スクラー、ラス・カンケルに加え、ワディ・ワクテル、ジム・コックス、スティーヴ・ポステルによる強力布陣。
更にジャクソン・ブラウン、ジェイムス・テイラー、デヴィッド・クロスビ-、マイケル・マクドナルドもゲスト参加!

ジャクソン・ブラウン大ヒット曲「Somebody's Baby」、『孤独なランナー』収録ダニー作「Shaky Town」、ジェイムス・テイラー/ジョーママで知られる「Machine Gun Kelly」、ドン・ヘンリーとの共作曲「New York Minute」等のセルフ・カヴァー他、新曲含めた全12曲。安心して聴ける大人のロック・アルバムに仕上がっています。

今日のこの1曲は、11曲目に収録されているダニー本人のペンによるオリジナル新曲「Sayonara」。
味わい深いスロー・ナンバーで、マイケル・マクドナルドがヴォーカル参加。

なお、6/14大阪ビルボード、6/16&18東京ビルボード、そして6/20ZEPP TOKYOにて来日公演も決定!
今作のバック・メンバーも一緒で、なおかつ6/20は小坂忠さん等と共演! 楽しみですね。森 陽馬



2018年5月15日(火)ラモント・ドジャー「Little Darling(I Need You)~Give Me Just A Little More Time」

1960年代モータウン・レーベルからはたくさんのヒットが生まれましたが、その中で最も多くのヒットを書いたのが、ブライアン・ホーランド、ラモント・ドジャー、エディ・ホーランドのソングライター・チームだと思います。

そのチームの一員、ラモント・ドジャーのセルフ・カヴァー集が発売されました。
ラモント・ドジャー『リイマジネーション』
(国内CD 28ページブックレット英文解説の和訳及び解説付 VSCD-3955 2,600円+税)

15年前ほどにもセルフ・カヴァー集を出しているラモント・トジャーですが、今回はピアノorギターをバックにシンプルなサウンドでじっくり自分の作品を歌ったものになっています。
そして、チョイ役的にですが、ゲスト・ヴォーカルが多く参加しているのにも注目です。

「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」にグラハム・ナッシュ、「ハウ・スウィート・イット・イズ」にはジャズ・シンガーのグレゴリー・ポーター、「ディス・オールド・ハート・イット・イズ」にクリフ・リチャード、「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」に、ルーマーなどが地味にですが参加しています。

とにかくヒット曲のオンパレード。シュープリームス、フォー・トップス、マーサ&ヴァンデラス、マーヴィン・ゲイ等の名曲がコンポーザーの歌で聴ける好企画アルバムです。

プロデュースはフレッド・モーリン。昨年発表されてソングライター・ファンの間で話題になったバリー・マン&シンシア・ワイル『プライヴェート・トレジャーズ』のプロデュースにも関わった人です。

今日のこの1曲は、マーヴィン・ゲイが1966年にスマッシュ・ヒットさせ、ドゥービー・ブラザーズがアルバム『運命の掟』の中でカヴァーした「リトル・ダーリン、アイ・ニード・ユー」と、1970年チェアメン・オブ・ザ・ボードが大ヒットさせた「ギヴ・ミー・ジャスト・ア・リトル・モア・タイム」をメドレーにした13曲目を。
盲目のピアニスト、ゴードン・モートのインパクトあるプレイも魅力です。森 勉



2018年5月14日(月) THE BEATNIKS 「I've Been Waiting For You」

昨日の<今日のこの1曲>で、ニール・ヤングという言葉が出てきたので、今日もニール・ヤングカヴァーを。

高橋幸宏と鈴木慶一によるユニット、THE BEATNIKS(ビートニクス)。
2011年発表作『LAST TRAIN TO EXITOWN』から約7年ぶりとなる新作『EXITENTIALIST A XIE XIE』に、ニール・ヤング「I've Been Waiting For You」カヴァーが収録されています。

THE BEATNIKS『EXITENTIALIST A XIE XIE』
(CD COCB-54260 3,000円+税)

高橋幸宏さんは以前にも「Only Love Can Break Your Heart」、「The Loner」、「Helpless」等、ニール・ヤング初期名曲をカヴァーしたことがありました。

「I've Been Waiting For You」は、ニール・ヤング1969年発表ソロ1stアルバムに収録されていたナンバー。
イントロの♪ハ~♪という謎の吐息部分もちゃんと再現していて、幸宏さんのニール愛を感じますね。

ちなみに、僕はこの曲を聴くと、2001年フジロックを想い出します。
夜も更けたグリーン・ステージに登場したニール・ヤング。
待ちわびた僕らの気持ちを代弁するかのように、この曲を2曲目に披露した時は感動&興奮しましたね。森 陽馬



2018年5月13日(日) The Magic Numbers 「Runaways」

イギリスの兄妹2組による4人組バンド、ザ・マジック・ナンバーズ。

2014年発表作『Alias』から約4年ぶり、5枚目となる新作『Outsiders』が発売になりました。

ザ・マジック・ナンバーズ『アウトサイダーズ』
(国内CD ボーナス・トラック3曲追加 メンバーによる解説・歌詞・対訳付 VJR-3209 2,400円+税)

<昔も、これからも、周りに合わせることなんてできない、特に今は。>
『アウトサイダーのためのアルバム』と語るフロントマン、ロメオ。

流行に捉われないメロディ、バンドの強みであるロメオと女性陣による特徴的なハーモニーを新作でも活かしながら、より骨太になったサウンドを聴かせてくれます。

スティーヴィー・ニックスを彷彿とさせるコーラス、全てを投げ捨ててでも突き進んでいく、という強い感情が込められた「Runaways」にはグッときました。

この曲に続く、ニール・ヤングの影響を感じさせる重厚な「Sweet Divide」も必聴です。

日本盤には、マグネティック・フィールズ「Papa Was A Rodeo」、ボブ・ディラン作「I Shall Be Released」、ニール・ヤング「Wrecking Ball」のカヴァー3曲を追加収録。

そして、久々の来日も決定!
7月6、7日、東京で行われるザ・ワイルドハーツのアコースティック・ライヴに、ゲスト・アクトとしての出演が予定されています。東尾沙紀



2018年5月12日(土) ライ・クーダー 「Straight Street」

本日、あるお客様が20年以上逢っていなかった知り合いの方と、当店の店内で偶然出会ったそうです。

そのお二人は1990年代関西のレコード店で同僚だったとのこと。
20年以上の時を経て、関西ではなく東京のこんな小さいレコード店で再会するというのが面白いですね。

話を伺ったら、片方のお客様はこちらへ来る途中車が急に不調となり、通常より1時間遅れて到着したそう。
いつも通り順調であったならば、お二人は再会しなかったでしょうから、人と人の縁というのは不思議ですね。

そんな出来事があった後、ライ・クーダー2018年発表新譜『The Prodigal Son』(ザ・プロディガルサン)を聴いていたら、人生は回り道のようでいて、実は予め決められたまっすぐな1本道だったりするのかな、と考えさせられました。

ライ・クーダー『The Prodigal Son』(ザ・プロディ・ガルサン)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 HSU-10202 2,490円+税)

ロック、ジャズ、ブルース等様々なルーツに根差した楽曲と、彼の自作曲で構成された全11曲。

その中から今日のこの1曲は、1930年頃結成されたゴスペル・グループPilgrim Travelersのカヴァー。
ライの滋味溢れる歌声と演奏が沁みる「Straight Street」を。森 陽馬



2018年5月11日(金) ジャネール・モネイ 「Dirty Computer」feat Brian Wilson

ビーチ・ボーイズ2018年夏、楽しみな作品が発売決定しました。

ビーチ・ボーイズ『ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』
(6月8日発売 国内CD SHM-CD仕様 UICY-15747 2,500円+税)

ビーチ・ボーイズ名曲群のマルチ・トラック・テープからオリジナル・ヴォーカル・トラックを抜き出し、アビイ・ロード・スタジオにて新たなアレンジで録音したロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を組み合わせた作品集。

エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリン、ロイ・オービソンで好評だった好企画のビーチ・ボーイズ版!
聴きなれたビーチ・ボーイズの曲がどんなアレンジになっているか楽しみですね。

さて、今日はビーチ・ボーイズ/ブライアン・ウィルソンマニアの方要注目の楽曲を取り上げましょう。

ジャネール・モネイは、新世代黒人女性SOUL/R&Bシンガー。
映画『ドリーム』、『ムーンライト』に出演し女優としても近年活躍している彼女の3rd作『Dirty Computer』。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18003 1,980円+税)

その1曲目に収録されているタイトル曲「Dirty Computer」に、ブライアン・ウィルソンがコーラス参加!
(ちなみにアル・ジャーディンの息子、マット・ジャーディンも一緒に参加)

かなり意外な顔合わせですが、ブライアンらしいコーラスを聴くことができます。森 陽馬



2018年5月10日(木) 村田和人 「Summer Invitation」

「来年には続編の『ドピーカン』を必ずリリースします。
今後もあの30年前に村田が作ろうとしていた<夏に最適の音楽、歌>を死ぬまで作り続けます。」
(2015年7月 村田和人さんの言葉より)

村田和人2014年発表アルバム『ピーカン』発売から約1年後の2015年7月。
当時はライヴ会場のみで販売していた『ピーカン』をPET SOUNDS RECORDでも取り扱いさせていただけることになり、それを記念して村田さんへインタビューした際、今後の抱負は?という質問の答えが上記でした。

約半年後、村田さんが病魔に倒れた2016年2月22日まで必死に作り続けた作品。完成しなかった楽曲群。
様々な想いと共にその楽曲を託された杉真理さん他ミュージシャン仲間が、村田さんの遺志を引き継ぎ制作。

そして、遂に、『ド・ピーカン』が完成。2018年7月2日発売が決定しました。

村田和人『ド・ピーカン』
(2018年7月2日発売 国内CD UICZ-4428 3,000円+税)

全曲村田和人書き下ろしの新曲。
杉真理、湯川トーベン、山本圭右、向山テツ、小板橋博司、友成好宏、根本要、山田稔明、他参加。

<夏に最適の音楽、歌>が、2018年夏帰ってきます。森 陽馬


★掲載ジャケットは「Summer Invitaton」収録2014年発表作『ピーカン』。
『ド・ピーカン』予約受付中です。


2018年5月9日(水) Ian Matthews 「Gimme An Inch Girl」

ソングライター・シリーズ等が人気のACEレーベルから、ロバート・カービーのワークス集が発売になりました。

『When The Day Is Done:The Orchestrations Of Robert Kirby』
(輸入CD CDTOP 1517)

学友でもあったというニック・ドレイクの作品でストリングス・アレンジ等を手掛けた事で知られる、ブリティッシュ・フォーク・シーンで活躍したアレンジャーです。
(今作の緑枠ジャケットも、ニック・ドレイクの『Five Leaves Left』が元となっていますね。)

このコンピレーションにはニック・ドレイクをはじめ、サンディ・デニー、ヴァシティ・バニヤン、シェラ・マクドナルド、ジョン・ケイル、リチャード&リンダ・トンプソン、イアン・マシューズ、アンディ・ロバーツほか全20曲。
70年代ものを中心にまとめられています。

音の隙間を埋めるためだけではなく、メロディを引き立て寄り添うような美しく叙情的なオーケストレーション。

今日の1曲はフェアポート・コンヴェンションにも在籍していたイアン・マシューズ「Gimme An Inch Girl」(1978年)を。
お琴をはじくような独特な弦の音色にどことなく和を感じさせる1曲です。

東京はここ数日ひんやり雨続きだったので、今日は英フォークの音に浸りたい気分でした。東尾沙紀



2018年5月8日(火) Chris Cornell 「You Never Knew My Mind」

今は亡きジョニー・キャッシュが残した未発表の詩&言葉に、様々なミュージシャンが曲を付けた作品集。

その名も『Forever Words』が発売されました。
(『ジョニー・キャッシュ:フォーエヴァー・ワーズ』 解説・歌詞・対訳付 SICP-5688 2,200円+税)

刑務所でもライヴを行ったジョニーの鬼気迫る決意、そして歌詞に込められたロックな精神。
その詩には夢であり、希望であり、そして愛が感じられるのです。

今作にはジョニーの娘ロザンナ・キャッシュ、映画『ウォーク・ザ・ライン』で音楽を担当したT・ボーン・バーネット、盟友ウィリー・ネルソン&クリス・クリストファーソンに加え、エルヴィス・コステロ、アリソン・クラウス、僕が大好きなジェイホークス、先日1stを発表したI'm With Her、更に新世代黒人ピアニスト、ロバート・グラスパーも参加。

眠っていた詩に、各々の解釈によるメロディーという名の息吹がかけられ新たに躍動する全16曲。

今日のこの1曲は、2017年5月に自死したクリス・コーネルが唄う「You Never Knew My Mind」を。
最後の録音としてこの詩を選んだ彼の歌声が、痛ましくも心に迫ります。森 陽馬



2018年5月7日(月) The Sea And Cake 「Any Day」

♪僕には進むことができないようだ  遠く はるか先へ♪ (「Any Day」歌詞より)

マッタリした空気中に独特な緊張感が漂っているゴールデン・ウィーク明けの平日。

メランコリックな心と耳に優しく響くオススメのロック・アルバムこの1枚。

ザ・シー・アンド・ケイク『Any Day』
(国内CD 片寄明人による解説・歌詞・対訳付 先着ポストカード付 HEADZ229 2,100円+税)

1993年結成シカゴ発USインディー・ロック・バンド、The Sea And Cake。
ジョン・マッケンタイア(トータス)、アーチャー・プレウィット、サム・クレコップ、エリック・クラリッジによる4人組。
2018年発表今作は、ベーシストのエリックが手根管症候群により脱退し3人組となってのオリジナル作です。

繊細に構築され研ぎ澄まされたサウンドはそのままに、有機的な叙情感も加味された全10曲。
③「Any Day」にはブライアン・ウィルソン・バンドのポール・マーテンズがフルート&クラリネットで参加。

メンバーと長年交流ある片寄明人さんが書き上げたライナーノーツも是非ご覧ください。森 陽馬



2018年5月6日(日)ヴァン・モリソン&ジョーイ・デフランセスコ 「Have I Told You Lately」

ヴァン・モリソンの新作アルバムがまたまた発売になりました。

ヴァン・モリソン&ジョーイ・デフランセスコ『ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-5759 2,400円+税)

昨年2017年は9月に『ロール・ウィズ・ザ・パンチズ』、12月に『ヴァーサタイル』(共に日本盤の発売日を参考にしています)、そして2018年4月下旬にこの「ユーアー・ドライヴィング・ミー・クレイジー」が出ました。
ニール・ヤングに負けじとどんどん出してくれます。

ゼムを辞めて1967年に「ブラウン・アイド・ガール」でソロ・デビューしてから50年でおおよそ(ライヴ盤や共演盤もあるのでこんな表現にしておきます)44枚目のアルバム!
2000年以降になってから数えると14枚目というハイペースです。

さて、今回のアルバムはヴァンが『テュペロ・ハニー』を出した1971年に生まれている巨漢オルガン・プレイヤー、ジョーイ・デフランセスコと組んだブルージーにしてヴァンの歌心が活かされた素敵な作品に仕上がっています。

ヴァンとジョーイの出会いのきっかけは、2017年10月サンフランシスコで行われたジャズ・フェスティヴァルでのスペシャル・セッションだったそうです。
そのライヴで意気投合し、その熱が冷めないうちにステジオへ入り録音されたのがこのアルバムとのことです。

ジャズのスタンダードがあったり、ギター・スリム「シングス・アイ・ユースト・トゥ・ドゥ」やB・Bキングで有名な「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」があったり、ヴァン自身の曲をアレンジし直してセルフ・カヴァーした曲があったり、いろいろな曲が選ばれていますが、どれもヴァンの節回しに酔える曲ばかりです。
ジョーイのグルーヴィーなオルガンも全編でフィーチャーされています。

全15曲どの曲でもいいのですが、今日はスウィンギーに生まれ変わったヴァンの名曲「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」を。

1989年発表作『アヴァロン・サンセット』に収録のヴァージョンとは別曲のような大胆なアレンジですが、聴く度に趣が増してきます。

アルバムのラストに収められているヴァンのアルト・サックス・ソロがふんだんに楽しめるこのアルバム唯一のインスト曲「ケルティック・スウィング」もお気に入りです。森 勉



2018年5月5日(土) クララズ 「Just Coffee For Now !」

2011年結成、東京を中心に活動している女性シンガーソングライター、山内光のソロ・ユニット、クララズ。

2016年発表の3曲入りシングル「コンコース」から2年。
初の全国流通盤となる7曲入りの1stミニ・アルバム『海が見えたら』が今週リリースされました。

クララズ『海が見えたら』
(国内CD CFFEE-003 1,500円+税)

くるり、ティーンエイジ・ファンクラブ他、90年代US/UKロック、ギター・ポップ等の影響を感じさせるメロディ、
小柄で華奢な彼女のヴィジュアルからは想像できない、ザクッとした爽快なギターを主とした骨太なバンド・サウンド、芯のあるまっすぐな歌声が魅力!

収録曲唯一の英語詞であるオープニング・ナンバー「Just Coffee For Now!」のザックリとしたギター&キャッチーなメロディが個人的にマシュー・スウィートを想起させ、非常にツボです。

「リバー」の弾き語りも良いですし、オルタナ感のある「TODAY」も生でガツンと大きい音で聴いてみたくなりました。

フライングVを弾く姿がかっこいい、収録曲「エアメール」のミュージック・ビデオも公開されていますので是非ご覧下さい。

お買い上げの方に先着で、CD未収録曲「マイケル・ショート」がダウンロード出来るコード付きポストカードをプレゼント!東尾沙紀



2018年5月4日(金) 村田和人 「エイト・デイズ・ア・ウィーク」

ビートルズのカヴァー・アルバムはたくさん出ていて、好きだからと言って全てに反応していると大変です。

ですが、村田和人が歌っている曲が収録されているとなれば話は別で、大いに気になるところです。

このアルバムは2010年に発売されたいわゆるカフェ系コンピで、ビートルズの楽曲を日本人アーティスト中心にボサノヴァ風にアレンジした曲が17曲収められています。

ブレッド&バター、南佳孝、玉城ちはるなどの歌ものがあったり、ギター、ピアノ、スティールパンなどのインストものがあり、ゆったり気分で楽しめる1枚。

12曲目、村田和人による「エイト・デイズ・ア・ウィーク」に注目です。
このアルバムでしか聴けないものです。

学生時代から宅録でビートルズをカヴァーしていた筋金入りのビートルズ・ファンならではの独特な発想と愛情溢れるカヴァー・ヴァージョンになっています。

『午後のボッサ ~カフェ・ビートルズ』
(国内CD Della DLDH-1850 1,800円+税)

発表から8年過ぎましたので、入手困難になる前に要チェックです。森 勉

★永らく品切れしておりました村田和人『My Crew』が再入荷しました!


2018年5月3日(木) Neil Young+Promise Of The Real 「Cowgirl Jam」

ニール・ヤング関連リリースは、『ROXY - Tonight's The Night Live』が大評判(2018年4月21日今日のこの1曲で紹介)ですが、こんなアルバムも発売されました。

Neil Young+Promise Of The Real『PARADOX』
(輸入CD Reprise 2-565704 国内盤は5月30日発売予定)

ニール・ヤングは36年以上連れ添ったペギさんと2014年に離婚。
その後、新しいパートナーとして女優ダリル・ハンナと活動を共にしています。
今作はその彼女が監督・脚本を担当した映画『PARADOX』のサウンド・トラック盤。

ニールが手掛けたサントラ盤というと、『Journey Through The Past』、『Dead Man』がありますが、今作『PARADOX』はそこまでの問題作ではないものの、ニール・ヤングファン上級者向きと言える作品ですね。

近年リリースしたアルバムからの楽曲や新たなインスト・トラックに加え、プロミス・オブ・ザ・リアルのルーカス&ミカ・ネルソン(ウィリー・ネルソンの息子二人)によるタートルズ「Happy Together」カヴァー等、興味深いトラックも収録されていますが、映像を見てからでないとニール・ファンでも楽しめないかもしれません。

今日のこの1曲は、その中でも思わずツッコミたくなるこのナンバー「Cowgirl Jam」。

ニール・ファンなら皆大好き「Cowgirl In The Sand」のライヴ、、、
かと思いきや、イントロとギター・ソロが延々と続き、なかなか歌が始まらないな、という状況のまま10分経過。
その後、歌がないまま楽曲終了、、、という、まさに曲名通りの「Cowgirl Jam」!
ある意味、ニール・コア・ファン必聴の1曲ですね。森 陽馬



2018年5月2日(水) ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス 「Midnight In Richmond」

70~80年代AOR、ウエスト・コースト・ロックに影響を受けた爽やかで洗練されたサウンドを現代に鳴らすアンディ・プラッツ(ママズ・ガン)&ショーン・リーのユニット、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス。

2015年発表ロングセラー1stアルバム『West End Coast』から約3年。
待望の新作2nd『AM WAVES』がリリースされました。

Young Gun Silver Fox『AM WAVES』
(国内CD 解説付 PCD-24720 2,400円+税)

メロウでソウルフル!
1stよりさらにポップさも増した印象で、新作も2人のメロディ/サウンド・センスが光る良質な曲ばかりです。
発売になったばかりですが、もうリピートが止まりません。

特に!1、2,、3、4のカウントで始まるオープニング・ナンバー「Midnight In Richmond」...
切ないメロディに、アメリカやイーグルスを彷彿とさせるサビのハーモニーがたまりません。
YGSF必殺の1曲♪

アンディ・プラッツはママズ・ガンで2018年1月末に来日し、素晴らしいパフォーマンスをみせてくれましたが、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスとしての公演も是非近いうちに実現すると良いなぁと思います。東尾沙紀



2018年5月1日(火) Hugh Coltman 「Little Big Man」

風が強く吹いていたゴールデン・ウィーク先日のこと。
通販の荷物を郵便局へ持って行った帰り、「ニューオリンズでは今頃フェスをやっているんだよなあ」なんて想いを馳せていると、新聞紙が風に乗って飛んできました。

自転車のタイヤに引っ掛かったその新聞紙を見てビックリ。
訃報欄にチャールズ・ネヴィル逝去の文字が...。

初めてニューオリンズへ行った時、訪れたライヴハウスで演奏していたのがチャールズ・ネヴィルでした。
ライヴ後、僕の拙い英語に優しく応じ、写真を一緒に撮ったりしてくれたのが昨日のことのように思い出されます。

遠い過去とニューオリンズへの想いが繋がったささやかな偶然へ感謝の意を込め、今日はこの作品を。

Hugh Coltman『Who's Happy?』
(輸入CD sony/okeh 190758131429)

ヒュー・コルトマンは1972年英国生まれ、現在はフランス在住の男性ジャズ・シンガー/ソングライター。
その彼がニューオリンズで録音した2018年オリジナル・アルバムが今作『Who's Happy?』。

スティングを彷彿とさせるドライな歌声と、ニューオリンズ録音らしいワビサビの効いた演奏。
聴き返すほどに味わいが増してくるシンガー・ソングライター作品としてもオススメしたい静かな傑作です。

今日のこの1曲はアルバムのラスト11曲目「Little Big Man」。
語るが如く歌われるその言葉と、ギター&ピアノの伴奏がセンチメンタルに心震わせます。森 陽馬



2018年4月30日(月) ジェフリー・フォスケット 「Love Can Go The Distance」(山下達郎カヴァー)

山下達郎ファン/ドゥーワップ好きの方、要チェックのCDが発売されることになりました。

『ドゥーワップ・ナゲッツ』
(6月27日発売予定 国内CD Vol.1 WPCR-18040 Vol.2 WPCR-18041 Vol.3 WPCR-18042 各1,852円+税)

山下達郎コンサート会場客入れ時の場内BGMは、達郎氏自らがセレクトしたレアなドゥーワップ楽曲が毎回かかっており、それもマニアの間では楽しみになっているのですが、その選りすぐりを集めたのがこのコンピ『ドーワップ・ナゲッツ』!(Vol.1とVol.2に収録)

なお、Vol.3には山下達郎アカペラ名盤『On The Street Corner』(通称:オンスト)シリーズでカヴァーしていたドゥーワップ楽曲のオリジナルや達郎さん本人が手本としたヴァージョンを収録予定。

『ワーナー・ガール・ポップ・ナゲッツ』&『ポップ・ロック・ナゲッツ』続編も8月8日発売予定になっており、オールディーズファンにとっては楽しみなリリースが今夏続きそうですね。

さて、RECORD STORE DAYもあり様々なアナログが発売された4月のラストということで、今日はこの曲を。

ジェフリー・フォスケット『Love Can Go The Distance』
(国内EP 限定カラーアナログ盤 VSEP-830 1,500円+税)

山下達郎1999年発表『オンスト3』収録オリジナル曲「Love Can Go The Distance」を、ジェフリー・フォスケット(ビーチ・ボーイズ)がアカペラでカヴァーした新録音源!
RECORD STORE DAY2018で発売され好評発売中です。

なお、サンデー・ソングブックのテーマ曲としておなじみ「Only With You」をカヴァーしたアナログ盤も同時発売。
今のところCDには収録されておらずこの限定アナログ盤のみの音源です。森 陽馬

★RECORD STORE DAY商品、
通販コーナーにて一部取り扱い開始いたしました。


2018年4月29日(日) cero 「waters」

日本音楽界で今最も勢いを感じさせるバンドのひとつ、cero(セロ)。

待望の新作4thアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』が5月16日発売されます。

各方面で絶賛された2015年発表3rd『Obsucure Ride』から約3年ぶり。
どのような作品になるのか?
その方向性を指し示し、期待を膨らませてくれるような先行シングル12インチ・アナログ盤が緊急入荷!

cero『waters』
(国内12インチ・アナログ 完全限定盤 KAKU-87 1,500円+税)

ロック・バンドでありながらソウル・ミュージックのスピリッツを融合し、懐かしさと新しさの両面を感じさせてくれた前作の流れを引き継ぎつつ、また新たな境地へ足を踏み込むような独特なソウルフル&クールネス!
不思議な浮遊感を感じさせるメロウ・グルーヴなサウンドと、現代の息吹が詰まった言葉が印象に残りますね。

なお、この12インチのB面には、5/16発売アルバムには未収録となるリミックス・ヴァージョンを収録。
『街の報せ』収録「ロープウェー」にてビートトラックのプログラミングを担当していたsauce81によるRemix。
「waters」歌詞中の♪踊ろう♪をループさせた出だし含めオブスキュアなダンスRemixな仕上がりです。森 陽馬



2018年4月28日(土) スプートニクス 「霧のカレリア」

ヴェンチャーズ、シャドウズ、アストロノウツ、シャンティーズ、サーファリーズ、T・ボーンズ、etc...。
1960年代中期、日本ではギター・インストゥルメンタル・グループがとても人気がありました。

スウェーデンのグループ、スプートニクスも忘れられない存在です。

1965年11月、日本のレコード会社のタイムリーな英断でシングル盤として発売された「霧のカレリア」は、ラジオで毎日のようにかかり大ヒットとなりました。

スプートニクス・サウンドの特徴はなんといってもリード・ギターのボー・ウインバーグが奏でる透明感&哀愁あるギターの音色だと思います。

スプートニクス『プレミアム・ベスト』
(国内CD テイチク TECH-35155 3,333円+税)

このアルバムは日本で編集された全56曲が収録された2枚組CD。
監修は中村俊夫氏、充実した解説を書いてくれているのはエレキ道のオーソリティー佐々木雄三氏です。

「空の終列車」という大好きなヒット曲もありますが、今日は王道の「霧のカレリア」で。森 勉



2018年4月27日(金) Elvis Costello 「Someone Else's Heart」

2017年新たなメンバーを迎え、新作をリリースしたイギリスのバンド、スクイーズ。

大型連休最終日(?)、5月6日(日)にビルボード・ライヴ東京で2年ぶりの来日公演を行う予定です。
前回の気合い入った演奏&楽しいステージが素晴らしかったので、また来てくれるのがとても嬉しいです。

来日を間近に控え、先週21日のレコード・ストア・デイでスクイーズ絡みの1枚がリリースになりました。

エルヴィス・コステロ「サムワン・エルスズ・ハート」
(国内仕様EP 限定アナログ盤 MSIEP-0001 2,300円+税)

コステロがプロデュースしたスクイーズの81年人気作『イースト・サイド・ストーリー』に収録されている楽曲を、コステロが米HIP HOPバンド、ザ・ルーツのメンバー等をバックにカヴァー。
お蔵入りとなっていた音源がこの度7インチ化されました。

オリジナルはグレン・ティルブルック/クリス・ディフォード/ポール・キャラックの共作。
クリスがメイン・ヴォーカルを担当し、『イースト~』の中では比較的目立たない曲です。

エッジの効いたギターが.オリジナルより尖った雰囲気で、地味ですがとってもクール!
2011年と比較的新しめの録音ながら、初期のコステロを彷彿とさせるサウンドになっています。東尾沙紀



2018年4月26日(木) APPLEWOOD ROAD 「Losing My Religion」

昨日に続いて、ナッシュビル産カントリー新譜作品をもう1枚ご紹介しましょう。

APPLEWOOD ROAD『Applewood Road』
(輸入CD GEARBOX GB1531CDUS)

Emily Barker、Amber Rubarth、Amy Speaceの女性3人がナッシュビルで結成したカントリー・ユニット。

ナッシュビルのWelcome To 1979スタジオにて、ジャケット写真通り1本のマイクで録音されたデビュー作です。

2月に発売されロングセラーとなっているI'm With Her(2018年2月16日今日のこの1曲で紹介。英国録音)に比べ、アメリカ/ナッシュビル的な空気感がより感じられる仕上がり。
ゆったりとした音と音の間に、アメリカの広大な景色が目に浮かんできます。

今日のこの1曲は、ラストに収録されているR.E.M.「Losing My Religion」カヴァーを。森 陽馬



2018年4月25日(水) Old Crow Medicine Show 「A World Away」

アメリカーナ/カントリー新譜オススメの1枚。

Old Crow Medicine Show(オールド・クロウ・メディスン・ショー)『Volunteer』
(輸入CD 88985-44256-2)

Old Crow Medicine Showは2018年で結成20周年を迎えたナッシュビル拠点に活動している6人組バンド。
カントリー、ブルーグラス、フォーク、ルーツ音楽を現代の息吹で聴かせるサウンド・スタイルが持ち味です。

前作『ブロンド・オン・ブロンド50周年記念ライヴ』(
2017年5月25日今日のこの1曲で紹介)は国内盤も発売されて、当店でもロングセラーとなりました。

ナッシュビルの人気プロデューサー、デイヴ・コブを迎え制作された今作は、彼らの持ち味である突っ走るような勢い溢れるカントリー・サウンドはそのままに、エレクトリック・ギターも程よく加味したゴキゲンなナッシュビル産カントリー・ロック・アルバムに仕上がっています。

今日のこの1曲はハーモニカがアクセントになっている2曲目「A World Away」。
<ザ・バンドがナッシュビル録音でカントリーカバーをしている感じ>ですね。森 陽馬



2018年4月24日(火) The Who 「ハッピー・ジャック」(LIVE)

「リラックス」と「ア・クイック・ワン」が11分。
「マイ・ジェネレイション」が33分と、ナガ~イ曲も2分台の普通の長さの曲も入っています。

ザ・フー『ライヴ・アット・フィルモア・イースト1968』
(国内2枚組CD 英文ライナー和訳・歌詞・対訳付 ユニヴァーサル UICY-15727 3,600円+税)

1968年4月6日ニューヨーク、フィルモア・イーストで行われたフーのコンサートが50年の歳月を経て遂に、2枚組CDで公式発売!

色々なブートが出回っていたようですが、今回はオフィシャルということで復元補修作業もバッチリなされています。

1968年のフーならではの奔放さと繊細さが充分に堪能できる音になっていると思います。

エディ・コクランのカヴァー3曲、デビュー・ヒット「アイ・キャント・エクスプレイン」、異色の名曲「ボリスのくも野郎」、そして個人的には1966年フーを知るきっかけになった「アイム・ア・ボーイ」など、魅力ある曲がずらっと並んでいますが、今日のこの1曲は「ハッピー・ジャック」でいきましょう。森 勉



2018年4月23日(月) ママレイド・ラグ 「素敵なイルサ」

田中拡邦のソロ・バンド、ママレイド・ラグ。
2018年1月下旬から公式HPとライヴ会場で販売されていた7枚目となる最新アルバム『GOODBYE』が、4月18日から全国発売となりました。

ママレイド・ラグ『GOODBYE』
(国内CD ADT-008 2,778円+税)

軽やかなギターの音色が今の季節にぴったりの「Bon Voyage!」で始まる3年半ぶり新作。
ママレイド・ラグらしいビタースウィートで心地良いポップ・ソングが詰まった作品です。

♪恋を忘れてた 僕はモノクローム 色彩豊かな 君はフル・カラー♪
2曲目「素敵なイルサ」は、歌詞、歌声、メロディ、アレンジに、ナイアガラ・サウンドへの最上級のオマージュが込められた爽やかなナンバー!
続く3曲目「GOODBYE」も、「スピーチバルーン」を彷彿とさせる、憂いを帯びた歌声が切ないバラードです。

スライドを用いたブルージーなギターを聴かせる哀愁漂う「三日月の夜」も良いなぁ...。

ブックレットの1ページに記された、レイモンド・チャンドラーの小説から「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」の一文が気になりました。
今作のインスピレーション源になったものなのでしょうか...? 東尾沙紀



2018年4月22日(日) ウワノソラ 「渚まで」

本日もアナログ盤目当てのお客様に多くご来店いただきました。

アナログ・ブームと言うと、レコード世代のおじさんが昭和を懐かしがって買っているんでしょ、と思うかもしれませんがそうではなく、CDが一般的となった時代に生まれた若い世代がアナログを買っていかれることが多いんです。

ブームとかではなく、音楽文化を引き継ぐという意味で、これからも色々なレコードが出るといいですね。

さて、そんなアナログ好きの方へ注目リリース情報を。

ペット・サウンズ・レコードが選ぶ2017ベストにも選出した新世代ポップ・ユニット、ウワノソラ『陽だまり』。
限定アナログ盤が2018年6月20日発売決定いたしました。

ウワノソラ『陽だまり』
(2018年6月20日発売 限定アナログ盤2枚組 KMKN13 3,700円+税/CD発売中 UWAN003 3,000円+税)

ポップな楽曲、緻密なサウンド・アレンジ、サウンド・トラックのような美しい流れ。
全14曲の素晴らしい今作が2枚組アナログ・レコードで堪能できます!
楽しみですね。

今日のこの1曲は、アルバム中でも特に叙情的な世界観が広がる「渚まで」。
フルート・ソロが切なく印象的に響きます。森 陽馬

★通販コーナーにて予約受付中!
入荷枚数が限られる可能性がございます。ご予約はお早めにお願い申し上げます。



2018年4月21日(土) Neil Young 「Walk On」

RECORD STORE DAY 2018。たくさんのご来店ありがとうございました。

お客様に店舗へお越しいただき、お買い上げいただけることが本当にありがたく、うれしいと実感できた1日でした。

通販は便利ですが、たまには店舗へ足を運び、お買い物を楽しんでくださいね。

さて、RECORD STORE DAY2018は輸入盤アイテムも多数入荷しました。
その中から個人的に購入し気に入っている盤から今日のこの1曲。

NEIL YOUNG『ROXY TONIGHT'S THE NIGHT LIVE』
(輸入LP 2枚組 reprise 9362-49079-7)

1973年9月20~22日、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドにあるロキシー・シアターのオープニング記念として行われた、バックバンドThe Santa Monica Flyers(クレイジー・ホースのビリー・タルボット、ラルフ・モリーナに加え、ベン・キース、ニルス・ロフグレン)を従えてのライヴ。

やっぱり、この時期のニール・ヤングは最高!
聴いていてゾクゾクするような緊張感と絶妙なルーズさが奇跡的に融合しているんですよね。
ニール・ファンは必聴のライヴ音源でしょう。

なお、アナログLPは通常盤も出る予定ですが、このRECORD STORE DAY限定仕様には、1973年当時のNeil Young & The Santa Monica Flyersライヴ写真が追加封入。
また、輸入CDは4月下旬、国内CDは5月30日発売予定となっています。森 陽馬



2018年4月20日(金) OLD DAYS TAILOR 「晴耕雨読」

2018年4月21日(土)はRECORD STORE DAY

洋邦様々なアナログ盤が限定発売される中から、当店推薦盤を紹介しておきましょう。

OLD DAYS TAILOR『晴耕雨読』
(国内EP 限定アナログ盤 TYO7S-1004 1,400円+税)

アーティスト名が当初<OLD and YOUNG>でしたが、<OLD DAYS TAILOR>と直前で変わりました。
(そのため、レコードのレーベル面及びRECORD STORE DAY JAPANカタログはOLD and YOUNGです)

「在りし日を紡ぎ、仕立てることで生まれる音や言葉、そんなことを大切にしたいという思いを込め、OLD DAYS TAILORとした」というこのユニットは、入間在住の男性シンガー・ソングライター笹倉慎介を中心としたバンド。

メンバーは伊賀航、森は生きているのメンバーであった岡田拓郎、谷口雄、増村和彦。
そして女性シンガー優河、濱口ちなが参加しています。

A面曲「晴耕雨読」、B面曲「南の窓から」、どちらも笹倉慎介のジェイムス・テイラー愛が伝わってくるナンバー。
これからの活動が楽しみな彼らの初リリース作品。是非手に取ってみてください。森 陽馬

★当店で販売予定のレコード・ストア・デイ商品、国内盤及び輸入盤を通販ページに一部掲載致しました。



2018年4月19日(木) エゴラッピン「A Little Dance SKA」

<レコード店へ足を運び、レコードを聴いて音楽を楽しもう>、という主旨で、
2008年頃米国で始まった中小レコード店&アナログ・ファンのためのイベントRECORD STORE DAY

2018年開催日は4月21日(土)。
その日に色々なアナログ盤が限定発売されます。
当店で販売予定のレコード・ストア・デイ商品、国内盤及び輸入盤を
通販ページに一部掲載致しました。

注意事項といたしまして、レコード・ストア・デイ商品はご予約受付・お取り置きができません。
また、通販受付は店頭販売開始から1週間後4月28日以降となりますのでご了承くださいませ。

今年の目玉商品はやはりこの1枚でしょうか。

エゴラッピン『A Little Dance SKA』
(国内EP 限定アナログ盤 MNSG0005 1,200円+税)

2018年RECORD STORE DAYアンバサダーを務めるエゴラッピン。
待望の新曲を限定アナログEP盤でリリース!

値段も安いですし、B面にはおそらくこのEP盤のみの収録となるであろうDUB Verも収録されますからね。
今作に限らずRECORD STORE DAY商品は入荷枚数に限りがあります。ご希望のものはお早めに。森 陽馬



2018年4月18日(水) 斎藤誠 「It's A Beautiful Day」

2018年1月で還暦(祝!)、デビュー35周年を迎えた斎藤誠さん。
とっても素敵な新曲を届けてくれました。

斎藤誠『It's A Beautiful Day』
(国内CD 当店のみの先着特典カンバッチ付 初回限定盤 TECI-613 1,389円+税)

斎藤誠さんのシングル発売は、なんと!2007年7月「天気雨」以来10年9カ月ぶり!

"煮え切らない男の切ない心情を歌わせたら日本一"な誠さんですが、新曲は春らしい晴れやかなナンバー。
ファンの皆への想いを歌にした、という2曲目「MUSIC LIFE」もすごくイイ曲!
斎藤誠画伯自ら手掛けたジャケットの富士山のようにゴキゲンなシングルです。

CDには新曲2曲に加え、「It's A Beautiful Day」オリジナル・カラオケのみならず、コーラス用カラオケ、アコースティック・ギター用カラオケ、マーティン・ギターCM/番組バージョン等全7トラック収録。

なお、購入したCDをスマホで聴けるプレイパス対応になっており、初回限定盤に封入されているコードを専用サイトで有効期限内に入力すれば、特典映像<斎藤誠の君も弾いてみないかい?「It's A Beautiful Day」>(斎藤誠さんが「It's A Beautiful Day」ギタープレイを教えてくれる映像)を見ることができます。森 陽馬


2018年4月17日(火) Bob Dylan 「Vision Of Johanna」(ジョアンナのヴィジョン)

映画『さよなら、僕のマンハッタン』を新宿ピカデリーにて鑑賞。

私的大好きな映画ベスト3に入る『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督による最新作。
原題(The Only Living Boy In New York)はサイモン&ガーファンクルの曲名から取られており、映画『卒業』(1967)を想起させるようなニューヨークを舞台にした青春恋物語でした。

あらすじだけを記載すると陳腐になりそうなストーリーですが、マーク・ウェブ監督マジックが効いていましたね。
『(500)日のサマー』とはまた違った感性がときめく映画で物語が進むにつれて引き込まれました。

そして、なんと言っても、ジェフ・ブリッジス!
映画『ラストショー』(1971)で若き青年を演じた彼が、今作では悩める青年に道標を示す重要な役として出演。
奥深い人物像を見事に演じていました。
ジェフ・ブリッジス好きの僕としては、彼のこの演技を見るだけでも価値ある映画だと思いますね。

映画の中でかかる音楽は、サイモン&ガーファンクルのタイトル曲「The Only Living Boy In New York」はもちろんのこと、S&G「Blues Run The Game」、ニューヨーク繋がりでルー・リード「Perfect Day」、そして、ビル・エヴァンスやハービー・ハンコックなどジャズが使われています。

あと、印象的に使われているのが、ボブ・ディラン「Vision Of Johanna」(ジョアンナのヴィジョン)。

映画内で主人公の青年を幻惑させるジョアンナは、この曲の歌詞から連想されたのかもしれません。森 陽馬


★掲載ジャケットは「Vision Of Johanna」収録、ボブ・ディラン1966年発表アルバム『ブロンド・オン・ブロンド』。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-30028 1,800円+税)


2018年4月16日(月) 優河 「瞬く星の夜に」

4月13日(金)渋谷クラブ・クアトロで行われた優河さんのライヴへ行ってきました。

2018年3月リリースされた最新2ndアルバム『魔法』を引っ提げての東名阪ツアー初日。

エレキ/アコギを携えて、凛とした姿でステージに立つ優河さんは独特のオーラというか存在感がありました。
立ち姿だけでなく、もちろん美しい歌声も。
緩やかに、流れるように...深遠な歌の世界へ連れていってくれました。

バックは今作のレコーディング・メンバー、千葉広樹(b)、岡田拓郎(g)、谷口雄(p,key)、神谷洵平(drs)の4人。
途中千葉さんとのデュオ・コーナーあり、アイルランドの伝統歌のようなもの、モリアーティのカヴァー等英語詞の曲も歌われました。

波間を漂うような心地良い演奏で歌声を引き立てつつ、時折鬼気迫る瞬間もあり、とても緊張感のあるライヴでした。

今日の1曲は、アルバムではピアノで歌われているこの曲を、自身のギター弾き語りで披露した「瞬く星の夜に」。
歌に入る前にひと言、「生きていきましょう。」と呟いた言葉が印象的でした。

ツアーは17日(火)大阪・梅田シャングリラ、18日(水)名古屋TOKUZOと続きます。東尾沙紀


2018年4月15日(日) デヴィッド・キャシディ 「ゴー・ナウ」

デヴィッド・キャシディのCDは今までも発売されていましたが、日本未CD化だったものが3種発売されました。

①デヴィッド・キャシディ&パートリッジ・ファミリー『グレイテスト・ヒッツ~ディフィニティヴ・コレクション』
(国内CD 長門芳郎氏による解説・歌詞・対訳付 SICP-31142 1,600円+税)
全24曲、パートリッジ・ファミリー時代11曲、ソロ時代13曲。

②デヴィッド・キャシディ『チェリッシュ』
(国内CD 長門芳郎氏による解説・歌詞・対訳付 SICP-31144 1,600円+税)
1972年1月発表 ファースト・アルバム 全11曲

③デヴィッド・キャシディ『ロック・ミー・ベイビー』
(国内CD 長門芳郎氏による解説・歌詞・対訳付 SICP-31145 1,600円+税)
1972年10月発表 セカント・アルバム 全11曲

今日はアルバム『ロック・ミーベイビー』から、「ゴー・ナウ」を選んでみました。

この曲は1964年R&B女性歌手ベッシー・バンクスのヴァージョンがオリジナルですが、一般的に知られるのは1965年ヒットしたムーディ・ブルースのヴァージョンです。
この時のリード・ヴォーカルは、後のポール・マッカートニーと行動を共にすることになるデニー・レーン。

デヴィッド・キャシディのこのヴァージョンもそれに負けない熱唱です。デヴィッド22歳! 森 勉


2018年4月14日(土) 相川理沙 「星めぐりのうた」

当店PET SOUNDS RECORDが長年応援している女性シンガー、相川理沙さんが本日ご来店。
新作アルバム『唄うように伝えられたなら』を届けてくれました。

3月からライヴ会場で販売している完全自主制作した新作は全9曲、ギターの弾き語りのみ。
そのギターもよりシンプルなアレンジで。

今までの作品でも歌声の素晴らしさを感じ取れましたが、今作は特に<声>が心へ響いてきます。

清い川が流れているようなその歌声には雑念が全く感じられません。

美しい水で心が洗われる1枚。

宮沢賢治の詩を独唱している7曲目「星めぐりのうた」を今日のこの1曲に。森 陽馬


通販コーナーにも掲載いたしました。


2018年4月13日(金) Catherine Howe 「Where Would You Start?」(それは愛ですか)

昨日紹介したキャサリン・ハウのCDは、小西勝監修による<70's UKポップの迷宮>シリーズの再発盤。

2018年4/4ソニーから1,300円+税、解説・歌詞・対訳付、音もリマスターされ20タイトル発売された中の1枚です。

そのシリーズ中に、キャサリン・ハウ1975年発表作もありますので、こちらも取り上げましょう。

キャサリン・ハウ『Harry』
(国内CD 2018年最新リマスター 解説・歌詞・対訳付 SICP-5775 1,300円+税)

エルトン・ジョン『黄昏のレンガ路』やニルソン『シュミルソン2世』を手掛けたDel Newmanプロデュース。
彼女のソングライティングの良さを活かしたポップなアレンジがNice。

ボブ・ディラン「To Be Alone With You」(『ナッシュビル・スカイライン』収録曲)、トム・ヤンス作「Loving Arms」(ドビー・グレイが1974年シングル発売)のカヴァー2曲も、違和感なくアルバムに溶け込んでいます。

今日のこの1曲はキャサリン本人によるオリジナル楽曲④「Where Would You Start?」。
これが本当にイイ曲!

カーペンターズ「I Need To Be In Love」(青春の輝き)は、この曲のサビ部分を聴いて作ったのでは?、と想像したくなるような切なくも美しいナンバーです。森 陽馬


2018年4月12日(木) Catherine Howe 「All The Music In Me」

神保町いもや(天ぷら、とんかつ)が2018年3月末で3軒とも閉店したそうです。

御茶ノ水~神保町周辺でレコード店巡りをした時はよく行きました。
食費を節約してCD・レコードばかり買っていたので、その日の収穫を抱えながら500~600円くらい(当時)でアツアツの天ぷらやとんかつをほおばれたのはうれしかったですね。

レコード店巡りは、欲しい商品を探すのももちろん胸踊るけれど、店員さんとのちょっとした会話であったり、その合間や帰りに行きつけの喫茶店・食堂でお気に入りを注文したりするのが、付随するささやかな楽しみだったりするんですよ。

と書いていたら、食事をした想い出と共にその頃買ったレコードのことも思い出してきました。

例えば、トニイレコードは基本的にジャズ専門だけれど、シンガー・ソングライター系が安く買えたので、ジャケットの雰囲気だけで色々購入したのです。

英国女性シンガー・ソングライター、キャサリン・ハウもその頃中古LPを手に入れて初めて聴きました。
英国のキャロル・キングと評されたレスリー・ダンカンも好きでしたが、キャサリン・ハウは歌声に凛とした強さがあって、楽曲やサウンドも聴きやすかったのですぐ気に入りましたね。

今日のこの1曲は、そのキャサリン・ハウ1976年発表アルバムから。

キャサリン・ハウ『Silent Mother Nature』
(国内CD 2018年最新リマスター 解説・歌詞・対訳付 SICP-5776 1,300円+税)

穏やかな曲調が多い中、B面4曲目(CD10曲目「All The Music In Me」は面白いナンバー。
途中で転調してテンポアップする展開がかっこいい!
マイク・ジャイルズ(元キング・クリムゾン)がドラムを叩いており、彼がこのアレンジを発案したそうです。森 陽馬


2018年4月11日(水) 松任谷由実 「まずはどこへ行こう」

松任谷由実45周年記念ベスト・アルバム『ユーミンからの、恋のうた。』が発売になりました。
(3枚組CD ユニヴァーサル UPCH-20479 3,400円+税)

1973年『ひこうき雲』でデビューして、2018年の今年で45周年!
今年の9月からは『タイムマシーン・ツアー』と題してのライヴの日程も発表になりました。

休むことなく活躍し続けるユーミン、凄いなぁ。
45年間でオリジナル・アルバム38枚(ベスト、ライヴ・アルバムは除く)を発表! ワォー!

この3枚組ベストCDには、そのいろいろなアルバムから全45曲が選ばれています。
2012年に出た3枚組ベスト・アルバム『日本の恋と、ユーミンと。』の続編ということでダブリ曲はありません。

さて、このCD、曲目が発表された時に、ちょっと地味な曲が多いかなと思ったのですが、なんのなんのこれが実にいいんです。歌詞とユーミンの自記筆コメントが載っている100ページにも及ぶブックレットを読みながら曲を聴いていると、さながら良質な短編小説を読んでいるような感覚になります。

今日はその中から新しい季節を感じながら、ほのかな恋心を胸にあたたかい風に吹かれて自転車をこぐ様子が目の前に浮かんでくる「まずはどこへ行こう」を。
2009年発表アルバム『そしてもう一度夢見るだろう』に入っていた曲です。

こういう新しめの曲だけでなく、「瞳を閉じて」、「雨の街を」、「セシルの週末」、「街角のペシミスト」、「夕涼み」、「雨のステイション」などなど、オールドファンにうれしい選曲もたっぷり。

なお、この3枚組CDにはブルーレイ付(4,500円+税)、DVD付(4,000円+税)も限定発売されています。
プラス1,100円or600円で様々なパターンのライヴ映像11曲と最新インタビューが楽しめるというものです。
77分収録という超お徳用価格です。森 勉


2018年4月10日(火) Ry Cooder 「Volver, Volver」

映画『ラッキー』を新宿シネマカリテにて先日鑑賞。

名画『パリ、テキサス』で知られる俳優ハリー・ディーン・スタントン(90歳)が主演。
架空の物語ながら、2017年9月亡くなった彼の人生になぞらえ描かれた脚本による映画作品です。

ハリー演じるラッキーのセリフは、実際に彼が経験した事(第二次世界大戦に出征し沖縄に上陸した話、子供時代に銃で鳥を撃ち哀しい想いをした話など)が元になっており、一言一言に重みが感じられました。

死生観に関する会話も哲学的・仏教的な視点があり興味深かったです。
特に最後、彼が「何もかも無になる」と説き、無ならどうする?と問われた後の言葉が良かったですね。

デヴィッド・リンチ、ジェームス・ダーレン等も出演。
ジム・ジャームッシュがお好きな方や『パリ、テキサス』見たことがある人は是非ご覧になってみてください。

ちなみに、映画内ではハリー自身が吹くハーモニカで「Red River Valley」が頻繁に流れます。
また、ハリーがメキシコの歌「Volver, Volver」を歌う場面がとても素晴らしかった!

そのハーモニカの音色とハリーの熱唱を聴くだけでも価値がある映画だと思います。森 陽馬


★掲載ジャケットは、ライ・クーダーが歌う「Volver, Volver」収録のライヴ盤『Show Time』。
なお、ライ・クーダーは新作『The Prodgal Son』を5月11日リリース予定です。


2018年4月9日(月) Cheap Trick 「Ain't That A Shame」

今月4月25日、『at 武道館』40周年を記念して、日本武道館でライヴを行う予定だったチープ・トリック。

ギターのリック・ニールセン体調不良により、暫くの間海外渡航が出来なくなり、残念ながら来日公演は延期未定となってしまいましたが、万全の状態で来てくれる事を楽しみに待ちたいと思います。

来日に合わせて、新しいベスト盤が発売になりました。

チープ・トリック『グレイテスト・ヒッツ -ジャパニーズ・シングル・コレクション-』
(国内CD+DVD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31162 2,778円+税)

「甘い罠」「サレンダー」などEPIC在籍時に日本リリースされた全シングルを収録したCD(全21曲収録/2017年リマスター)と、MVや78年武道館ライヴ他など全18曲73分の映像を収録したDVD付です。

DVDの方には、日本初DVD化/世界初DVD化のものも多数。
EPIC時のMVなどがまとめて見られるが嬉しいですね。

個人的に(日本初)DVD化が嬉しかったのが、1980年のアメリカン・ミュージック・アワードで披露された「Ain't That A Shame」の映像です。
ドラム、ベース、ギターと順に音が重なっていき、1分半の長めのイントロの後、Vo.のロビンがようやく登場!

分厚いバンドの音に、リックのスライド・ギター、ロビンのシャウト...カヴァー曲ですが、バンドのかっこ良さが凝縮されていて、とにかくこのバージョン最高です。東尾沙紀

2018年4月8日(日) パーシー・フェイス・オーケストラ 「夏の日の恋 '76」

パーシー・フェイス・オーケストラ「夏の日の恋」は1960年に大ヒットし、全米チャートNo.1の座を9週間も続けたインスト名曲です。

イージー・リスニングファンのみならず、ロックファンにも好きだという人が多い美しいメロディーを持った曲です。
大編成オーケストラならではの流麗なストリングスが耳を刺激し、心をほぐしてくれます。

その「夏の日の恋」がパーシー・フェイス自身により1975年、当時のディスコ・ブームに乗った形で再録音されたのが、「夏の日の恋 '76」です。

パーシー・フェイス・オーケストラ『夏の日の恋 '76』
(国内CD 限定盤 日本語解説付 SICP-5718 1,000円+税)

アメリカではチャート・アクションはありませんでしたが、日本ではパーシー・フェイスの来日コンサートが予定されていたこともあり、1975年暮れから1976年春先にかけてラジオで頻繁にオンエアーされていました。

パーシー・フェイスは残念ながら1976年2月9日ガンのため67歳で亡くなってしまいます。

このアルバムが遺作となってしまいましたが、彼が構築したオーケストレーションの素晴らしさは、当時の流行のサウンドを取り入れながらも演奏の中にしっかり息づいています。森 勉


2018年4月7日(土) The Hues Corporation 「Miracle Maker (Sweet Soul Shaker)」

<DISCO FEVER 40>1,000円シリーズで発売されたソウル名盤。
3/31に紹介したGQ、4/4オデッセイの他にも良作が色々出ています。

ヒューズ・コーポレーションは、<初めて全米No.1になったディスコ曲>と評されている「愛の航海」(Rock The Boat)をヒットさせた女性1人&男性2人によるコーラス・グループ。
今作は彼らの1973年発表1stアルバムですが、ディスコというより70'sソウル好きの方にオススメしたい1枚です。

ヒューズ・コーポレーション『Freedom For The Stallion』
(国内CD 限定盤 ボーナス・トラック2曲追加 日本語解説付 SICP-5701 1,000円+税)

3人のコーラスもさることながら、バックのメンバーが豪華!
クルセイダーズのジョー・サンプル、ウィルトン・フェルダー、ラリー・カールトン他参加。
更に、ストリングス・アレンジにはジーン・ペイジの名前も!

先に挙げたヒット曲「Rock The Boat」に加え、アラン・トゥーサン作によるタイトル曲(1971年リー・ドーシーへの提供曲)「Freedom For The Stallion」も聴きものですが、今日のこの1曲は本編ラストに収録されている「Miracle Maker (Sweet Soul Shaker」を。

スウィートな魅力溢れるこの曲はバリー・マン&シンシア・ワイル作。
ジーン・ペイジのストリングス・アレンジ、イントロで入るエレクトリック・シタールの音色もNice!森 陽馬


2018年4月6日(金) 須藤薫&杉真理 「COLOR THE WORLD」

ペット・サウンズ・レコード旧店舗前にあった桜の木。
2005年千葉へ移植されてから毎年見に行っていますが今年も行ってきました。
(桜の木の今までの経緯はコラム・コーナー『武蔵小山駅前にあった桜の物語』をご参照ください)

2018年東京の桜は早かったですね。
あっという間に散ってしまいましたが、例年は東京よりやや遅れ気味に咲く千葉でもすでに葉桜状態でした。
 

でも、昔旧店舗前にあった頃はゴールデン・ウィーク前に咲いていた八重桜の方が、早くも少し花を咲かせているのが確認できてうれしかったです。(写真右側)

周辺には若い桜の樹が植えられていますが、老木のこの桜も末永く花を咲かせてほしいですね。

今日のこの1曲は、千葉へ向かう道中聴いていた須藤薫さんの歌を。
太陽の陽射しのように明るく伸び伸びとした薫さんの歌声は、春の訪れを実感させてくれます。森 陽馬

掲載ジャケットは、2013年3月3日急逝した薫さんにとって最後の作品となってしまった2012年発表アルバム。
須藤薫&杉真理『恋愛同盟』(CD TECG-30062 2,857円+税)。


2018年4月5日(木) スパイダース 「いつまでも どこまでも」

スパイダースはグループ・サウンズの中ではやはり一番好きな存在でした。

ライヴも1966年1月、ビーチ・ボーイズの前座(前座でしたが、女の子の歓声が凄く、ビーチ・ボーイズが出てくる前にこんなに盛り上がっていてビーチ・ボーイズのファンとしては、本編でみんな静かだったらどうしよう、とちょっと心配になるほどでした。)や、日劇のウエスタン・カーニヴァルで観ましたが、演奏力&ステージの面白さはピカイチでした。

そんなスパイダースの2枚組ベスト盤です。
スパイダース『ツイン・ベスト・セレクション』
(2枚組CD TECH-31365 3,000円+税)

Disc1には1965年5月発売「フリフリ」から1970年10月発売「エレクトリックおばあちゃん」まで、シングル・オリジナル・ナンバーが28曲。
Disc.2には「ブーン・ブーン」、「悲しき叫び」、「悲しき願い」などアニマルズ関連の5曲をはじめ、デイヴ・クラーク・ファイヴ「シンキング・オブ・ユー・ベイビー」、トロッグス「僕は危機一髪」(I Can't Control Myself)など、洋楽カヴァーを28曲収録。

今日はこの中から井上順がリード・ヴォーカルをとった1967年10月発表「いつまでも どこまでも」を。

途中、セリフがありますが、テレビ目線で歌う井上順の少し照れた表情が思い出されます。森 勉


2018年4月4日(水) オデッセイ 「Native New Yorker」

70'sソウル好きの方、フランキー・ヴァリファン、山下達郎お好きな方にもオススメの再発盤です。

オデッセイ『ODYSSEY』
(国内CD 限定盤 日本語解説付 SICP-5732 1,000円+税)

女性2人(リリアン&ルイーズ)&男性1人(トニー・レイノルズ)がニューヨークで結成した混成コーラス・トリオ。

その3人がオデッセイと名乗りRCAと契約、1977年発表1stアルバムがこの度日本初CD化されました。

70年代半ばニューヨーク、と言えば、山下達郎『サーカス・タウン』A面が録音された頃ですよね。

まさにその『サーカス・タウン』A面を手掛けたチャーリー・カレロが、このオデッセイ1stをプロデュース。
更には『サーカス・タウン』に携わったウィル・リー、ランディ・ブレッカー、ジェフ・ミロノフに加え、ゴードン・エドワーズやコーネル・デュプリー等名手も参加しています。

今日のこの1曲は、フランキー・ヴァリが歌っていることでも知られる1曲目「Native New Yorker」。
バリー・ホワイトを彷彿とさせる煌びやかなストリングス・アレンジが素敵なナンバーです。森 陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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