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水槽の向こう側から顔を覗かせるキリンジのお二人。
10周年アニバーサリー・イヤーだった2008年発表の前作『7-seven-』から約2年半ぶり。2枚組ベスト、2009年各々のソロ活動を経てリリースされた新作『BUOYANCY』(COCP-35901 \3,150)のジャケットです。
中の写真もマリモに金魚に揺れる水草と、実に涼しげです。
一曲目は、7月にリリースされたシングル「夏の光」。
(ナイアガラ、ウォール・オブ・サウンドお好きな方も必聴の名曲!)
キラキラと疾走感のあるこの曲にガツンとやられた後は、ちょっとクセのある詞・メロディーで聴かせるいつもキリンジ・ワールドにどっぷりです。
ワケありの人々が集う温泉街を舞台にしたA「温泉街のエトランジェ」(詞もセクシー)、トーキング・ヘッズっぽい(歌い出しもデヴィッド・バーン、もしくは鈴木慶一さん風)のニューウェイヴを意識したG「都市鉱山」も面白い一曲。
他にも柔らかいバラード曲や、アンビエントな雰囲気のイントロのものなどタイプは様々ですが、一貫して清涼感のある2人の歌声は、ギラギラと暑い日が続く晩夏、ほっと心落ち着かせてくれます。東尾沙紀 |
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| 2010年9月1日(水) Superfly 「Heart Of Gold」(Live) |
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相変わらず暑い日が続いていますが、クリスマスCDのオーダー締切があったりもして、もうすぐ夏も終わりなんだなあ、なんて感じています。
9月末にはエリック・クラプトン新作、サンタナ新作、ロン・ウッド新作。10月にはエルヴィス・コステロ新作、ジョン・レノンのBOX、ビートルズの赤盤&青盤再発など洋楽新譜が続々リリース予定。
中でも個人的に楽しみにしているのがニール・ヤングの新作です。
タイトルは『Le Noise』。ボブ・ディラン『オー・マーシー』やU2の作品を手掛けたことでも知られるダニエル・ラノワがプロデュース。ファンでありながら、期待半分・不安半分といった感じですが、精力的に活動してくれているのは嬉しいですね。
さて、今日のこの1曲はスーパー・フライの新作『Wildflower&Cover Songs』(WPCL-10855 \2,900)から、ニール・ヤングのカヴァー「Heart Of Gold」(邦題:孤独の旅路)。
今作はTVドラマ『GOLD』主題歌とNHKサッカーテーマソングなど新曲4曲が入ったNewシングルに、様々なカヴァー15曲を収録したCDをカップリングしたアルバム。
「ナチュラル・ウーマン」、「ホンキー・トンク・ウィメン」、「ならず者」他、王道曲に混じって、ジャクソン・ブラウン「レイト・フォー・ザ・スカイ」、ジム・クロウチ「リロイ・ブラウンは悪い奴」等、曲名だけでグッとくるカヴァーもやっていて洋楽ファンにも受けそうな1枚です。
ニール・ヤング「Heart Of Gold」のカヴァーは完コピで、この曲と彼女の歌い上げる歌唱は本音を言うと合わない印象ですが、ハーモニカも越智志帆さん本人が吹いていて、アコースティック・アレンジもいい感じ。
ちなみに、このアルバムのボーナス8cmCD付初回盤は早々に完売してしまいました。本当にプレス枚数が少なかったようで、うちに入ってきたのはたった○枚。(限定盤は出荷枚数を制限・配分されてしまうのです)
CD1枚売るのも大変なこのご時世ですから、売り惜しみせずもうちょっと作って欲しかったですね。森 陽馬 |
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| 2010年8月31日(火) Crooked Still 「You Got The Silver」 |
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ウィルコやライアン・アダムスなどが活動の幅を広げていた数年前、“ネオ・カントリー”という新しい世代のカントリー・ジャンルが音楽誌で使われたことがありましたが、その“ネオ・カントリー”ともまた違った新しい世代によるカントリー/ブルーグラスのミュージシャンが色々と出てきているようです。
今日紹介するこのクルックド・スティルというバンドは、ボストンを拠点に活動している男3・女2の5人組。
バンジョー、チェロ、ウッド・ベース、フィドルに女性ヴォーカル、という編成で、タイトル『Some Strange Country』通り、旧来のカントリー/ブルーグラスに新しい息吹を吹き込んだサウンドを聴かせてくれます。(輸入CD Sigunature Sounds SIG-2029)
バンジョーの早弾きと女性シンガーの絡みが魅惑的なA「The Golden Vanity」ほか、ドラムレスを感じさせない多彩な楽曲と、チェロ&フィドルの奏が新鮮に響きます。
ラスト12曲目では、ローリング・ストーンズの名曲を独特なブルーグラス・アレンジでカヴァー。アリソン・クラウスお好きな方にもオススメですね。森 陽馬 |
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| 2010年8月30日(月) James & Bobby Purify 「I'm Your Puppet」 |
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フロリダ出身のジェイムス&ボビー・ピュリファイは1960年代中期に活躍した従兄弟関係のソウル・デュオ。
ふたりのソウルフルなハーモニーや掛け合いはなかなかスリリングで、サム&デイヴに匹敵するものがあったと思うのですが、日本ではソウル・ファン、もしくは60'sヒット・マニア以外にはほとんど知られていない存在なのが残念です。
この曲はダン・ペンの作品。名曲です。
ソウルといっても、わりと親しみやすいメロディで、1966年にビルボード誌ポップ・チャートのベスト10に入ったのも頷けます。
ミディアム・バラードの曲調にしては、ちょっと強めのドラムスのビートもそんなポップな要素と絡み合って実にいい感じで、かわいらしいグロッケンの音も印象的です。
この「アイム・ユア・パペット」以外にも、大ヒットではないものの66〜68年にかけて彼らは7曲のチャート・インを持っていますが、このCD(『Shake A Tail Feather! The Best Of James & Bobby Purify』 sundazed SC11096)にはその全部が収録されています。森 勉 |
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| 2010年8月29日(日) 青柳 拓次 「まわし飲み」 |
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♪まわし〜〜飲〜み〜〜♪
一度このフレーズを聴くと後を引きます。
KAMA AINA、ダブル・フェイマス、リトル・クリーチャーズなど、ワールド・ミュージックを独特なポップ・センスで表現し続けている職人、青柳拓次のソロ2作目『まわし飲み』が発売。(OWLU-2001 \2,625)
今作は、細野晴臣さんが主宰するデイジー・ワールド・レーベルとリトル・クリーチャーズによるコーディアリー・レーベルとの共同プロジェクト“Label UNITED”からのリリース。
前作『たであい』は、無駄な音をできるかぎり排除し、彼の歌声とシンプルな音の紡ぎで綴った静かな作品でしたが、今作はギター、ベース、ドラムに中国古筝、二胡、篠笛、太鼓などの楽器が合わさり、沖縄・アジアンな要素が加味された1枚。
リトル・クリーチャーズのインストに和のテイストが入って、青柳拓次による朴訥とした味のある歌声が乗った雰囲気。日本語にこだわった歌詞も魅力です。
ちなみに、タイトルや風貌から大酒飲みのイメージがありましたが、青柳拓次はお酒飲めないそうです。森 陽馬 |
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| 2010年8月28日(土) Bill Kirchen & Dan Hicks 「Word To The Wise」 |
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カントリー、ルーツ・ロック・ギターファンの方にはお馴染みの人かもしれませんが、60年代からコマンダー・コディ&ザ・ヒズ・ロスト・プラネット・エアメンなどで活躍してきた、48年生まれアメリカのギタリスト/シンガー、ビル・カーチェンの2010年最新作『WORD TO THE WISE』国内盤が先日リリースされました。(MSIG-673 \2,940)
今作にはエルヴィス・コステロ、ニック・ロウ&ポール・キャラック、マリア・マルダー、ダン・ヒックス、コマンダー・コディ、ノートン・バッファロー、クリス・オコーネルなどが参加。
ニック・ロウ&ポール・キャラックは、マール・ハガードのカバー「Sherry's Winter Love」をエヴァリー・ブラザーズ風にしっとりとデュエット。
コステロはオルガンが絡むずっしりとしたロック・ナンバーで。同じくマリア・マルダーのために書いたという曲ではジャジーな演奏で洒落たデュエットを聴かせてくれます。
ダン・ヒックスのために作った、という軽快にスウィングするタイトル曲では、内容はわからずとも歌前の2人の会話に思わず頬がゆるむ楽しい一曲です。
と、ゲストの事を中心に書きましたが、勿論曲毎に変化するビルのギターも聴きものです。しばらくは頭の中でグワワァァ〜ンと鳴っていそう・・・。東尾沙紀 |
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| 2010年8月27日(金) 笹子重治 feat アン・サリー 「おなかいっぱい!」 |
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アン・サリーが2003年に発表した名作『ムーン・ダンス』は、発売から7年を経た現在でもよく聴いている大好きなアルバム。(「蘇州夜曲」は本当に名カヴァーですね)
この中のケニー・ランキン名曲カヴァー「Haven't We Met」のバックで、ブラジリアンなかっこいいアコースティック・ギターを弾いているのがショーロ・クラブの笹子重治さんです。
この度、その彼の初ソロ・アルバム『ONAKA -IPPAI』がリリースされました。(RSCG-1049 \2,100)
アン・サリー、畠山美由紀、EPO、桑江知子、流線形の新作でヴォーカルを務めた比屋定篤子などがfeatヴォーカルで参加。
ジャケット&タイトル通り、おいしい食卓が目の前に広がってくるような楽しく和める心地良い音楽が詰まった1枚。
ブックレット内のセルフ・ライナーノーツなど装丁も素晴らしくて、女性シンガー&アコースティック・ギター好きの方のみならずオススメしたくなる作品です。
ちなみにSLOW MUSIC SLOW LIVE '10 in 池上本門寺、8月29日(日)のトリとして“アン・サリーfeat笹子重治”で出演します。森 陽馬 |
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| 2010年8月26日(木)バディ・デフランコ&オスカー・ピーターソン 「アイ・ガット・リズム」 |
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大好評のブライアン・ウィルソン新作『Reimagines Gershwin』。
国内盤は正式なインフォメーションがまだない状況ですが、年末に発売されるかも?という噂も聞こえてきました。出るとしたら、ディズニー・レーベルと契約し関連CDを多くリリースしているエイベックスからだと思われますが、どうなんでしょうね。
USのiTunesストアでは、アルバム未収録のガーシュウィン作「Let's Call The Whole Thing Off」がボーナス・トラックとして付くようですので、国内盤CDには、この曲をボーナス・トラックとして追加収録して、更に輸入盤には付いていない歌詞カードを是非入れて欲しいです。
ちなみに、輸入盤にも色々と種類があって、
・US盤・・・ジャケットのピアノ鍵盤部分が特殊加工で浮き出ている仕様
・カナダ盤・・・特殊加工はされていないデジパック仕様
来月にはUK盤がリリース予定ですが、こちらはどういう仕様かまだわかりません。(なおUS盤は輸出規制がかかったそうで店頭分はカナダ盤になりました。)
さて、ジョージ・ガーシュウィンはよく知らない、という方にオススメなのがこのコンピ。(『ガーシュウィン・ベスト・コレクション』 UCCD-3677 3CD \3,000)
3枚組CDに、ガーシュウィンが手掛けたジャズ・スタンダード32曲、クラシック(交響&管弦楽団)7トラックが収録。
「I Got Rhythm」はバディ・デフランコ(Cl)&オスカー・ピーターソン(p)の1955年録音ヴァージョンと、エセル・マーマン(vo)の1947年録音ヴァージョンが収録。ブライアンのヴァージョンと聴き比べると、よりブライアンのポップ・アレンジが新鮮に響きますね。森 陽馬 |
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| 2010年8月25日(水) Brian Wilson 「The Like In I Love You」 |
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猛暑が続く中、気分がほっと落ち着く素敵な作品が届きました。
ブライアン・ウィルソンの新作『Reimagines Gershwin』です。(Disney 428902)
1920年代中頃からミュージカルのための曲を作曲し、それが歌い継がれ、多くの曲が名曲としてスタンダード化している作曲家“ジョージ・ガーシュウィン”の曲をカヴァーしたアルバムです。
おなじみの「サマータイム」、「スワンダフル」、「ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ」、「アイ・ガット・リズム」、「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」などに加えて、ガーシュウィンの未完成・未発表曲をブライアンとブライアン・バンドのメンバーであるスコット・ベネットが捕作して完成させた曲も2曲含まれています。
今日はそのうちの1曲「ザ・ライク・イン・アイ・ラヴ・ユー」。
まあ本当によく出来た曲で、ガーシュウィンとブライアンの共作ということだけで、からだの芯が熱くなってくるのに、内容がこれまた素晴らしい! ジーンとくること受けあいです。
アレンジがまさにブライアンらしいものになっていて、ベース・ラインやパーカッションの音にビーチ・ボーイズ・ファンはニヤリとなるはずです。森 勉 |
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| 2010年8月24日(火) ジミー・ウェッブ 「美しき若葉の頃」(原題:In Cars) |
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最近のお気に入りといえば、なんといってもジミー・ウェッブの新作『ジャスト・アクロス・ザ・リバー』。(7月27日のこのコーナーでも取り上げました)
多彩なゲストも魅力ですが、ジミー・ウェッブ特有の哀愁あるメロディーは、何度聴いても切なく心に沁みますね。
そのジミー・ウェッブが80年代に出した唯一のアルバム『エンジェル・ハート』が、2010年リマスタリング、限定紙ジャケット仕様でCD化されました。(SICP-2801 \1,995)
1982年に発表された作品ですが、金澤寿和さんによる最新書き下ろしのライナーノーツによると、実際の録音は1978年だったとのこと。
TOTOのスティーヴ・ルカサーによる若々しいギター・ソロ、ジェフ・ポーカロの素晴らしいドラミング、デヴィッド・ペイチのピアノ、リー・スクラーの渋いベースなど、70年代後期の洗練されたクールな演奏は、AORファンにも是非聴いてもらいたい仕上がりです。
特にアート・ガーファンクルが取り上げたC「美しき若葉の頃」(原題:In Cars)のセルフ・カヴァー。
“the beached boys”とクレジットされているバック・コーラスは、プロデューサーのマシュー・マッコリー&フレッド・モーリン。更にゲストでスティーヴン・ビショップも参加し、ビーチ・ボーイズ風のコーラスを聴かせます。
タイトル曲@「エンジェル・ハート」にはジェリー・ベックリーが参加、この曲のコーラスもビーチ・ボーイズ風ですね。森 陽馬 |
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| 2010年8月23日(月) ローリンド・アルメイダ 「コール・ミー」 |
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一週間前にアントニオ・カルロス・ジョビンを取り上げ、暑気払いをしましたが、今日も涼しい風を感じさせてくれるような音楽を紹介したいと思います。
ローリンド・アルメイダが1967年に発表したアルバム『男と女』(TOCP-67983 \2,500)から「コール・ミー」です。
ローリンド・アルメイダはブラジル出身のジャズ・ギタリストで、主にガット・ギターを使用し、ソフトで端整な音を一音一音紡いでいくようなサウンドが特徴です。
このアルバムでは当時活躍していた若手アレンジャー、レックス・デ・アゼヴェドによる清らかな流れのようなオーケストラの音がギターの音を優しく包み込んでいるようで、本当にゆったり気分にさせてくれます。
「コール・ミー」は我々の世代には、クリス・モンテス1966年のヒットとして記憶に残っているトニー・ハッチの名曲です。森 勉 |
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| 2010年8月22日(日) マジック・ナンバーズ 「The Pulse」 |
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当店店長の“2007年ベスト・アルバム”に選出された一枚、ストッダート兄妹&ギャノン兄妹による男女4人組グループ、マジック・ナンバーズの2nd『ゾーズ・ザ・ブロークス』から約3年。彼らの3枚目となる新作『ザ・ランナウェイ』(HSE-70105 \2,490 ボーナス・ディスク付き2枚組)が先日リリースされました。
前作ではバック・コーラスが多かった女性陣がメインの曲もあり、またポップなメロディーは変わらずもよりフォーキーで幻想的で、幾重に重なるコーラス&サウンドも厚みを増した感じがします。
ニック・ドレイクやエルヴィス・コステロ作品等でストリングス・アレンジを手掛けたロバート・カービィが、前作に続き今作でも4曲アレンジを担当しています。
特に壮大なリード曲@「The Pulse」での旋律は、とても美しくて聴いた瞬間に惹きつけられました。最後の曲が終わった後、アルバムを締めくくるのも彼の旋律です。
残念ながら彼は昨年10月に亡くなられたそうで、メンバーから“友人であるロバートに捧げます”と言葉が贈られています。(ちなみにポール・ウェラー『ヒーリオセントリック』(2000年作)にも参加しています。こちらのアレンジもとても素晴らしいものでした。)
ボーナス・ディスクには新作の曲を演奏したライブ音源4曲が収録されており、アルバム本編とはまた違った雰囲気を楽しめます。東尾沙紀 |
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| 2010年8月21日(土) 黒木 真由美 「恋人と呼ばれて」 「北極回り」 |
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【PERFORMANCE 2010】ツアーが始まったり、8月14日には30年ぶりに夏フェス参加したりと話題の山下達郎。
僕は8月6日初日の厚木市文化会館に行ってきました。
まだツアーが始まったばかりなので、ネタばれしないようなことしか話せませんが、内容は本当に素晴らしかったです。
声は相変わらずよく出ているし、カッティング・ギターもますますキレがいいし、バックの演奏がこれまた凄いグルーヴをたたき出してくれるし、ひさしぶりのあの曲もやってくれたし、で、見終わった後、またすぐにもう一度見たくなるライヴでした。
さて、今日はその山下達郎がシュガーベイブ時代に黒木真由美に提供した曲を。
彼女は日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』出身で、1975年にキング・レコードからデビューしました。同年11月にデビュー・アルバムが出た際に収録されたのがこの2曲です。
編曲も山下達郎が担当し、バック演奏とコーラスはなんと!シュガーベイブが担当しているという貴重な録音です。
「恋人と呼ばれて」、「北極回り」、共に山下達郎フリークには今でもその良さが十分に伝わってくる名曲です。
黒木真由美のアイドルながらしっかりした歌唱も魅力で、山下にはこんなストレートなガール・ポップスをまた書いてもらいたいな、と思ってしまいました。森 勉
★掲載ジャケットは上記2曲も収録されている先日再発された『パーフェクト・ベスト』(KICS-1575 \1,980)。 |
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| 2010年8月20日(金) Stephen Bishop 「The Same Old Tears On A New Background」 |
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スティーヴン・ビショップ、幻のアルバムが今秋発売になるそうです。
その幻の作品は、1985年香港のみで発売された『Sleeping With Girls』というタイトルのアルバム。(何故にアメリカやヨーロッパではなく香港のみの発売だったのでしょうか?)
マニアの間では○万円以上で取引されていたそうで、BISHファンのみならずAOR好きの方にも、まさに垂涎の1枚でした。
シンコーミュージックから出ているAORガイドブックに掲載されて初めて知りましたが、僕はまだ一度も現物を見たことがありません。かなり良い内容!と噂だったのでいつか聴きたいと思ってました。発売日や価格など詳細は決まっていませんが秋が楽しみですね。
ということで、今日のこの1曲。村田和人さんも大のフェイヴァリット!に挙げている76年発表名盤1stアルバム『ケアレス』(MVCM-18509 \1,835)から、切なく聴かせるラストK「The Same Old Tears On A New Background」。アート・ガーファンクルもソロ2nd『愛への旅立ち』で取り上げているちょっぴり哀しい落涙のナンバーです。
ちなみに、この一家に一枚の『ケアレス』、SHM仕様限定紙ジャケット仕様で11月24日に再発される予定になっています。森 陽馬 |
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| 2010年8月19日(木) The Bunch 「When Will I Be Loved」 |
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リチャード・トンプソン関連作品(『モリス・オン』やリンダ・トンプソンとの夫婦デュエット作『ホーキー・ポーキー』など)がSHM-CD紙ジャケ仕様で再発されました。
その中の一枚、72年発表作“The Bunch”(ザ・バンチ)の『Rock On』(UICY-94611 SHM-CD仕様限定紙ジャケ ボーナス・トラック3曲追加 \2,800)は、元フォザリンゲイのトレヴァー・ルーカスを中心とし、サンディ・デニー、リチャード・トンプソンなど元フェアポート・コンヴェンションのメンバー、今作録音後リチャードと結婚するリンダ・ピータースなど、イギリスのミュージシャンが多数参加した50〜60'sロックンロール/カントリー・カバー集。
気楽にセッションを楽しむ様子が伝わってくるアルバムです。
サンディーが歌うバディ・ホリー「That'll Be The Day」、トレヴァーが歌うゆる〜いエルヴィス・プレスリー「冷たくしないで」、リンダがリード・ヴォーカルの「ロコモーション」、リチャードによる「ジャンバラヤ」の他、チャック・ベリー、ジェリー・リー・ルイスなどが録音されています。
今日の一曲はサンディー&リンダによる、エヴァリー・ブラザースの「When Will I Be Loved」。のんびりと心落ち着くカバーです。
以前も紙ジャケットでリリースされたことがありましたが、その時よりも更にディテールの凝った特殊紙ジャケット仕様。より忠実に英国初回盤LPのデザイン&日本初回盤LP帯をCDサイズで再現しています。東尾沙紀 |
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| 2010年8月18日(水) カウリスマキ 「キラー・ポイント」 |
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“フリッパーズ・ギターがジプシー・スウィングしている感じ”!?
“カウリスマキ”は加勢明を中心に2007年に結成されたギター、アコーディオン、バンジョー、ウッドベースで構成されたマヌーシュ・スウィング・バンド。(『ナイトプール』 EASTERN-4520 \2,205)
ジャンゴ・ラインハルト的スウィングに日本語詞を乗せ、ジプシー・スウィングの古風な雰囲気とポップ感覚が絶妙にマッチ。独特な空気感あふれる1枚に仕上がっています。
早弾きバンジョー、アコーディオンのソロも各曲聴きもの。
なおリミックス・エンジニアは、クラムボンやスペシャル・アザーズの作品にも参加している星野誠が担当。
ちなみにバンド名は、『レニングラード・カウボーイズ』や『浮雲』などの映画を手掛けたフィンランド出身奇才映画監督、アキ・カウリスマキからとったそうです。森 陽馬 |
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| 2010年8月17日(火) 大滝 詠一 「カナリア諸島にて」 |
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レコード・コレクターズ最新号<日本のロック・アルバム・ベスト100 80年代編>の広告欄でご存知の方もいらっしゃると思いますが、1981年大名盤、大滝詠一『ロング・バケイション』が来年3月に30周年盤として、初回限定2枚組で発売予定だそうです。(更に『ナイアガラ CD BOOK 1』というBOXも同時発売予定!)
詳細は後日発表。どういう内容か気になりますね。
さて、そのレココレ<日本80'sベスト100特集>で見事1位になった『ロン・バケ』から今日の1曲「カナリア諸島にて」。
当時超多忙だった松本隆が、まだ行ったことがなかった“カナリア諸島”を想像して書き下ろした歌詞、というのは有名な話ですね。
当時シングル・カットもされていて、この曲は「君は天然色」のB面。アルバム『ロン・バケ』と同時発売でした。
ちなみに今年8月29日(日)、大滝詠一さんの故郷である岩手県江刺で、“大瀧詠一音楽祭”というイベントが開催されます。(公式ブログはこちら)
市民中心の音楽イベントで、大瀧さんの様々な楽曲を演奏するという画期的なフェスティバル。
入場無料(ただし入場整理券あり)だそうですので、東北お住まいの方やナイアガラーの方は是非チェックしてみてください。森 陽馬 |
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| 2010年8月16日(月) アントニオ・カルロス・ジョビン 「波」 |
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涼しい風を運んでくれる曲をたくさん聴きたくなる夏ですね。
ということで今日は、ブラジル/ボサノヴァ音楽の巨匠、アントニオ・カルロス・ジョビンの聴くと涼しくなったような気分にしてくれる名曲です。
1967年にクリード・テイラーが主宰するCTIレーベルより発表した全編インストによるアルバム『波』(UCCU-9713 \1,500)。1曲目に収録されている「波」(Wave)がその曲。
ジョビンのピアノとつま弾きギターに、クラウス・オガーマンによるオーケストレーション・アレンジが絶妙にブレンドされ、ゆったりと波間を漂っているような雰囲気作りをしてくます。森 勉 |
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| 2010年8月15日(日) JAMME 「Poor Window」 |
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ママス&パパスのジョン・フィリップスがプロデュース、ダンヒル・レーベルからデビューしたKeith & Don Adey兄弟を中心としたグループ“JAMME”(ジェイム)の68年発表のアルバムが、デモやモノ・バージョンなどボーナストラック8曲を追加し、初CD化されました。(輸入盤 Now Sounds CRNOW-18)
カリフォルニアのグループながら、ビートルズ〜バッドフィンガー的なブリティッシュの雰囲気漂うポップなメロディーと、男性版ママス&パパスのような美しいハーモニーが心地良い楽曲が並びます。
本来のレコード・ジャケットにはAdey兄弟の二人だけが写った写真のようですが、今回再発されたCDには今作に作曲や演奏で携わったミュージシャン3人の写真が追加されています。
曲によってはジョン・フィリップスも12弦ギターで参加。
今日の一曲「Poor Window」と他数曲にジム・ゴードンとラリー・ネクテルの名前もクレジットされています。
ハーモニー・ポップ、ソフトロックなどお好きな方にもおすすめです! 東尾沙紀 |
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| 2010年8月14日(土) Peter Wolf 「The Green Fields Of Summer」 |
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東京ローカル・ホンクのドラマー田中邦雄さんから、「イイよっ!」と教えてもらった1枚。
元J.ガイルズ・バンドのピーター・ウルフ、2010年発表ソロ作『Midnight Souvenirs』。(輸入CD Verve B0013896-02)
これが本当にかっこいいアルバムで、超ヘビー・ローテーション中です。
“アメリカン・ロック”の王道をそのまま塊にしたようなサウンドと武骨な歌声がシビれます。
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの新作を気に入った方なら、絶対に聴いてもらいたいオススメ盤ですね。
豪放なA「I Don't Wanna Know」にグッときましたが、ニーコ・ケースとのデュエットで聴かせるスローナンバーE「The Green Fields Of Summer」もじんわり沁みていい感じ。
シェルビィ・リン、ラリー・キャンベルなども参加しています。森 陽馬 |
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| 2010年8月13日(金) アウト・キャスト 「ロング・トール・サリー」 |
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真に悶絶のカヴァー曲であります。
ビートルズのポール・マッカートニーの熱唱でも有名なリトル・リチャードの「ロング・トール・サリー」がこんなヴァージョンに・・・。
やっているのは1960年代後半、日本のグループ・サウンズ・ブームの最中にデビューしたアウト・キャスト。
通常は甘い声のリード・ヴォーカリストである轟健二が歌っているのですが、この曲のヴォーカルは他のメンバーが担当していると思われます。LPだからたまにはいいか、という感じだったのでしょうか?
それにしてもこの気合の入り方というかヤケクソさはハンパではありませんね。歌っているご本人はとても真面目に歌に取り組んでいると思うのですが・・・。それが今ではちょっとおかしさを醸し出してしまうということが往々にしてあるんですね。
この曲が収録されているのは、イギリスで編集された日本のグループ・サウンズのコンピです。(『GS愛してる1』 国内仕様 ライナー対訳付 CDSOL-7352 \2,520)
近年再発レーベルとして確固たる信頼を築いているACEレーベル傘下の<BIG BEAT>が1996年に発売したものです。ヒット曲以外のエグイGSサウンドが聴きたい方にオススメです。森 勉 |
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| 2010年8月12日(木) Tift Merritt 「Live Till You Die」 エミット・ローズのカヴァー |
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昨年一番よく聴いたアルバム、といえば、ティフト・メリット『Another Country』。
個人的にものすごく気に入った1枚(今年2月12日のこのコーナーでも取り上げました)で、今夏も時々聴いているくらい大好きなアルバムです。
その彼女の新作が発売になりました。(『See You On The Moon』 Fantasy 0888072319653)
前作『Another Country』はジェイホークスやズートンズで知られるGeorge Drakouliasによるプロデュース。開放感ある楽曲とアレンジが爽快でしたが、今作はTucker Martineがプロデュースを担当。
前作に比べかなりルーツ色、シンガー・ソングライター色が強まった印象で、ルシンダ・ウィリアムス的な武骨なサウンドになりましたね。僕は前作の音の雰囲気の方が好きですが、今作も力作だと思います。
その中でなんといってもビックリしたのが、エミット・ローズのカヴァーG「Live Till You Die」。
“ポール・マッカートニーの分身!”とまで評されたこともあるエミット・ローズのソロ1st名作『EMITT RHODES』(窓ジャケ名盤、としても有名ですね)に収録されているこの曲を、ほぼ完コピながらロックなアレンジで力強くカヴァーしています。
♪死ぬまで生きていくんだ
生き残るために戦うのさ 〜
君は死ぬまでしっかり生きるんだ ♪
生への意欲を失った友人への激励、もしくは自らを奮い立たせるようなメッセージ・ソング「Live Till You Die」。
調べてみたら一応シングル・カットされたこともあるようですが、何故ティフト・メリットはこの曲を取り上げたのでしょうね。
昨年リリースされたライヴ盤『Buckingham Solo』(2009年9月13日のこのコーナーで紹介)では、ジョージ・ハリスンの未発表曲だった「I Live For You」をカヴァーしていました。
彼女がカヴァーする楽曲には、単なる模倣ではなく、“生”への強い意志と熱い想いが込められているようです。森 陽馬 |
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| 2010年8月11日(水) The Miracles 「You've Really Got A Hold On Me」 |
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昨日に続いて、HIP-Oレーベルからの限定CD。
こちらもモータウン/ソウル好きの方に超オススメの1枚です。
「トラックス・オブ・マイ・ティアーズ」、「ウー・ベイビー・ベイビー」のヒットで有名なスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの初期、まだ“ミラクルズ”名義であった1961〜63年発表オリジナル・アルバム5作品全曲を2枚組CDに収録し、更に貴重音源を追加した素晴らしい編集盤。(『Depend On Me - the early albums』 HIP-O B0012855-02)
初CD化音源も多数収録されており音質もNICE! 当時のオリジナルLP5作のイラストを繋げたCDサイズのカードも封入されています。ブックレット内には当時の写真が掲載されており資料価値も十分ですから、ソウルに詳しくなくてもスモーキーの歌声がお好きな方なら、とりあえず買っておいて損はないでしょう。
今日のこの1曲には、ローラ・ニーロが名作『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』でもカヴァーした「You've Really Got A Hold On Me」。1962年にシングル・ヒットしビルボード・チャート16位まで上った1曲。
他にもスモーキー・ロビンソン本人のペンによるイイ曲がいっぱい。ドゥーワップ好きの方も必携盤ですね。森 陽馬 |
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| 2010年8月10日(火)Marvin gaye 「Wie Schon Das Ist」(「How Sweet It Is」ドイツ語ヴァージョン) |
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ここ最近、韓国アイドルに日本語で歌わせてCDをリリースするパターンが多くなってきました。
以前から東方神起を中心に男性ミュージシャンが日本語で歌うことはありましたが、本日発売のKARA、少女時代など女性アイドルものも増えてきています。
2010年4月12日のこのコーナーでも取り上げたRobert Lester Folsomをリリースした“RIVERMAN MUSIC”、ソフト・ロック系を多く出している“beatball records”は韓国のレーベルで、韓国にも音楽マニアがいるようですから、アイドルだけではなく“韓国のブライアン・ウィルソン”みたいな人を発掘して、是非日本で紹介して欲しいですね。
さて、日本語曲は入っていませんが、他国語で歌われている面白い楽曲を集めたCDがアメリカのHIP-Oレーベルから限定で発売になりました。(V.A 『Motown Around The World』 HIP-O 13187-02)
タイトル通り、モータウンのミュージシャンがヒット曲を他国語で歌った珍しいヴァージョンを集めた2枚組CD。
スティーヴィー・ワンダー、シュープリームス、ミラクルズ、マーヴィン・ゲイ等モータウンを代表するミュージシャンが、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語で当時歌っていた貴重音源をまとめて38曲収録。
オケは同じだと思われますが、歌のイントネーションが面白いので全曲楽しんで聴けました。モータウン好きの方は持ってて損なしの1枚でしょう。
特にマーヴィン・ゲイ「How Sweet It Is」のドイツ語ヴァージョン。
ジェイムス・テイラーのカヴァーでも有名ですが、魅力ある独特な節回しはドイツ語になっても変わっておらず、メロディーの良さを再確認できた1曲でした。森 陽馬 |
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| 2010年8月9日(月) スール・スーリール 「ドミニク」 |
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ビートルズが日本のラジオで盛んにかかり始めた1964年2月頃にこの曲も流行っていました。
♪ドミニク、ニク、ニク・・・♪
というフレーズも憶えやすく、素朴で清く澄んだ女性の声も印象的でした。
アーティスト名は“シンギング・ナン”。
その当時のラジオの解説によると、「歌う尼さん」という意味で、本当に修道院のシスターが歌っているとのこと。そんな曲がヒットしてしまうんだぁ〜、という驚きもありましたが、素直に憶えやすいメロディーに好感が持てた曲でした。
それにフレンチ・ポップスが日本で本格的に受け入れられるきっかけになったようなほんわかしたフランス語の語感も新鮮さを感じました。
そんな大ヒット曲「ドミニク」に、こんな裏話があったのかあ、とびっくりしたのが映画『シスター・スマイル 〜 ドミニクの歌』でした。
1964年当時は、ただ「ドミニク」という曲を聴いていたのですが、ドラマティックな出来事や映画ネタになってしまう事実が、この曲を作って歌った彼女に起こっていたとは。映画としても楽しめるものでした。
映画の中では「ドミニク」以外にも彼女の歌が使われ、実にいい雰囲気でした。彼女のヒストリーのようなこの作品集(『ベスト・オブ・スール・スーリール』 RBCX-7389 国内仕様2CD \2,940)には、波瀾万丈のその後を含めて、興味深い曲がタップリ詰まっています。
スール・スーリールはフランス語で、英語にすると、“シスター・スマイル”という意味だそうです。
アメリカでは、“シンギング・ナン”というアーティスト名でした。森 勉 |
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| 2010年8月8日(日) 久保田 麻琴 「Rainbow」 |
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今日8日は、“ロック・イン・ジャパン・フェス”、“サマー・ソニック”、“ワールド・ハピネス”と3つの野外フェスが重なっていました。
見に行かれた方、楽しめましたでしょうか? 天気もカンカン照りにならずちょうどいい感じでしたね。
さて、野外フェスといえば、昨年10月に川崎・東扇島東公園で行われた久保田麻琴さん主宰の“京浜ロック・フェスティバル”が、今年も10月10日に同じ川崎で行われることが決定しました。
なんと、今年は入場無料!(というか投げ銭制!)
昨年も出演したあがた森魚さんや東京ローカル・ホンクに加え、今大人気のSAKEROCK、トクマルシューゴ、原田郁子、そして鈴木茂やシナロケなど多彩な顔ぶれ。「体育の日」の前日ゆえ雨は大丈夫でしょう! 皆さん是非チェックしてみてください。
さて、その久保田麻琴さんの一番新しい作品といえばこのアルバム。(『スパ・アジア』 DLDH-1847 \1,890)
癒し系なタイトルですが、麻琴さんがサウンド・プロデュースをしているだけあって、単なるヒーリング・サウンドになっていないところがミソ。
ベトナム、バリ、インドなど様々なアジア音楽の要素と自然音がうまく融合し、独特な空気感が伝わってくる1枚です。落ち着いたアジアンなラウンジ・アルバムとしても楽しめます。森 陽馬 |
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| 2010年8月7日(土) クリフ・リチャード 「サマー・ホリデイ」 |
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学生の方々は、長い長い夏休みの真っ只中ですね。
7月下旬から8月がまるまる全部休みになるんですから、やはり長いですよね。
自分が学生の時は、その長い夏休みのありがたさが全然わかっていなかったような気がします。社会人になって、そのありがたさがわかったのですが、もう若き日は戻ってこないんですね。特に50を越え、体力も落ちてくると、夏の暑さを物ともせずに海や山や街で遊んでいた10代のありあまる体力が羨ましく思ってしまいます。
さて、夏休みといえばこの曲。
そのものズバリですが、「サマー・ホリデイ」。
ハンク・マーヴィンのイントロのギターが聴こえてくると、遠い日の夏休みが思い出されます。
シャドウズのスマートな演奏、タイミング良く入ってくるノリー・パラマー・オーケストラのストリングス、そしてクリフのソフトな歌声。
完璧な60'sポップスです。
このジャケットはオールド・ファンには懐かしいものです。
60年代に日本で発売されたベスト盤LPにボーナス曲を加えて紙ジャケット化したもの。ご丁寧に当時の帯もオマケで付いています。(TOCP-70175 \2,600) 森 勉
★村田和人さんの新作『ずっーーとずっと、夏。』、9月15日に発売が決定いたしました。 |
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| 2010年8月6日(金) 奥田 民生 「音のない音」 |
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奥田民生の新作『OTRL』(KSCL-1616 初回DVD付 \3,465)は、まさに“ひとりカンタビレ”。
<ライヴハウスにお客さんを入れ、そこで奥田民生自身が全楽器を演奏。→簡単なミックスも含めレコーディング工程を披露しながら新曲1曲を完成。→その日の夜にネット配信>
という今春に行われた画期的ツアー“ひとりカンタビレ”で生まれた楽曲を集めたアルバム。
凄腕ミュージシャンと作り上げていた今までの作品と比べると演奏力で見劣るかな、と思いきや、聴いているうちにそんな懸念はどこかへ吹っ飛ぶほど快心の仕上がりでした。 かえってシンプルかつ味のあるリズムがとても魅力的。
一人多重録音、それも一日で、とは思えないほどバンド感ある音の雰囲気で、各曲のギターもロックしててかっこいいですね。
初回限定盤に付いているDVDには2010年5月7日渋谷AX(「ひとりカンタビレのテーマ」)での公演ダイジェストや各会場での質問コーナーを収録。
ちなみに名ドラマー、スティーヴ・ジョーダンが奥さんとやっているバンド、The Verbsに奥田民生が正式加入。ピノ・パラディーノ(B)も伴って10月には来日公演も開催されるそうです。森 陽馬 |
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| 2010年8月5日(木) LUCKY SOUL 「Woah Billy!」 |
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2007年にリリースされた1stアルバム『The Great Unwanted』(邦題:恋はゴージャス!)が、オールディーズ/ガール・ポップ・ファンの間でも好評だった、イギリス発現代の6人組ガール・ポップ・グループ、“ラッキー・ソウル”が約3年ぶりに新作をリリースしました!(『A COMING OF AGE』 輸入盤 RUF26CD)
ジャケットの雰囲気は随分と変わった気がしますが、心弾むメロディーは変わらず、ポップな楽曲が満載です。
軽快なハンドクラップが印象的なリードトラック@「Woah Billy!」に始まり、紅一点ヴォーカルAliが出演しているPVがとてもかわいいモータウン風のA「White Russian Doll」、イントロのギター・カッティングが良いB「Up In Flames」、ジャクソン5を連想させるC「LOVE3」、カントリーっぽいアレンジのD「Upon Hilly Fields」などなど、ストリングスもコーラスも盛り沢山♪
前作がお好きな方にも勿論オススメの一枚です。
この最新作からのシングル・カット「Woah Billy!」、前作からの「LIPS ARE UNHAPPY」、「Add Your Light To Mine,Baby」など限定7インチも5種類同時に入荷致しました。買い逃したという方、お早めに! 東尾沙紀 |
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| 2010年8月4日(水) Al Jardine 「And I Always Will」 |
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ビーチ・ボーイズのアル・ジャーディン、ソロ・アルバムが発表されました。
タイトルは『ア・ポストカード・フロム・カリフォルニア』。
自主制作CDRで番号も付いていないという流通のものですが、まずは形になったことを喜びたいと思います。
収録曲は全12曲。新曲、未発表曲、ビーチ・ボーイズが発表した曲のリメイクとアルの色々な魅力が味わえる作りになっています。
彼の人柄の良さが表われたゲストの顔ぶれにも注目です。
ブライアン・ウィルソン、ニール・ヤング、デヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルス、グレン・キャンベル、ジェリー・ベックリー&デューイ・バネル(アメリカ)、スティーヴ・ミラー、マイケル・“フリー”・バルザレー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)などの有名どころが参加してこのアルバムに華を添えています。
それにしてもアルの清涼感ある伸びやかな歌声が印象に残ります。
ビーチ・ボーイズのメンバーの中では一番昔の声に近いというか維持しているのがアルだと言えます。
この曲「And I Always Will」はアルバム・ラストに入っているアルの新曲。いい声に美しいメロディでアルバムを締めてくれます。森 勉
★ビーチ・ボーイズ関連でもうひとつうれしいニュースを。
カール・ウィルソンがソロで出した1983年発表2枚目『ヤングブラッド』がCD化決定! まずは2枚目のみですが、やっとの再発です。9月中旬入荷予定。お楽しみに。(近日中に通販コーナーにも掲載いたします) |
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| 2010年8月3日(火) シアター・ブルック 「お尻をひっぱたけ!」 |
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約2年間の活動休止から復活し、5年ぶりとなるオリジナル新作『intention』(ESCL-3450 初回DVD付 \3,780)を発表したシアター・ブルック。フジロックのフィールド・オブ・ヘブンで、久々にライヴを見ることができました。
佐藤タイジの伸び伸びとしたギター・ソロ、淡々と弾きまくる中條卓のベース、沼澤尚のグルーヴィーかつロックなドラミング、エマーソン北村のクールなキーボード・プレイ。いい意味で変わりなく、シアターらしいステージングを楽しめました。
ライヴ定番「ドレッドライダー」などももちろん良かったですが、新作からの楽曲もロックしててかっこよかったです。
特に「お尻をひっぱたけ!」。
♪大統領は変わっても日々の暮らしは変わんねえ 〜
理想の低い政治家の悪いお尻をひっぱたけ! ♪
とシャウトされる歌詞と、ボ・ディドリー調リズムのロック・サウンドがライヴ映えするナンバーでした。
なお新作の初回盤には、2009年12月27日恵比寿リキッドルームにて行われたライヴ映像収録のDVDが付いています。森 陽馬 |
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| 2010年8月2日(月) ジョン・フォガティ 「オー・プリティ・ウーマン」 |
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7月31日(土)フジ・ロック・フェスティバルに行ってきました。
7時くらいに東京を出ましたが、関越道が断続的に渋滞していて途中SAで休みつつのんびり向かったせいもあり、湯沢ICに着いたのが11時半近く。会場入りしたのは13時頃となってしまいました。
でも小坂忠&鈴木茂&中野督夫に間に合って良かったです。(鈴木茂さんによる「花いちもんめ」、中野督夫さんによるセンチの名曲「雨はいつか」も聴けました)
僕のスケジュールは、
小坂忠→シアター・ブルック→ジェイミー・カラム→ジョン・フォガティ→スーザン・テデスキ&デレク・トラックス、という流れ。
なんといってもこの日はジョン・フォガティですね。
「これが本場のアメリカン・ロックだ!」という咆哮が聞こえてきそうなくらいに、65歳(!)には見えない若々しいステージングのジョン・フォガティはCCRの名曲を連発! ソロ楽曲も織り交ぜ、「センターフィールド」という曲では一部歌詞を♪イチロー♪に変えて歌うなどスペシャルなパフォーマンスを見せてくれました。
ジョン本人がほぼ全曲のギター・ソロを弾くのに、他にサイド・ギターが3人(ステージ上にはジョン入れてギターが4人)もいたり、ドラマーがレイザーラモンのようなハード・ゲイ的風貌でこれでもかっっ!ていうくらいスネアを強く叩いていたり、と色んな意味で見ていて楽しかったです。
ちなみに、天気は夜までカンカン照りにならず雨も降らず、と絶好のフジロック日和。今まで参加した中でも一番快適?なんて思ってましたが、やっぱり降りましたねー、どしゃぶりが。
ジョン・フォガティが終わる直前あたりから凄い雨が降り出し、まさに「雨を見たかい」&「フール・ストップ・ザ・レイン」! (「雨を見たかい」はライヴ中盤あたり、「フール・ストップ・ザ・レイン」は3曲目に披露。とても盛り上がりました)
何故か「雨を見たかい」の次に、ロイ・オービソン「プリティ・ウーマン」のカヴァーを披露していたのが印象に残っています。森 陽馬
★掲載ジャケットは、ロイ・オービソン「オー・プリティ・ウーマン」収録の2CDベスト盤。(BVCM-37710 \3,360) |
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| 2010年8月1日(日) CLUB 8 「ISN'T THAT GREAT?」 |
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95年からスウェーデンのストックホルムを拠点に活動しているヨハン(g.syn)とカロリーナ(vo)による男女ユニット、CLUB 8。
柔らかい女性ヴォーカルと洗練された雰囲気のポップ・サウンドで、これまで6枚のアルバムを発表してきた彼らですが、先日リリースされた7作目となる新作『THE PEOPLE'S RECORD』(QRCP-82 \2,462)は、テーマが“カーニヴァル”というだけあり、パーカッションを全面に押し出したリズミカルなサウンドが、夏の陽気にぴったり合いそうな作品です。
ラテンやアフリカン・ビートを取り入れた賑やかなアレンジと、本来ユニットの持ち味である爽やかなギター・サウンド&カロリーナの歌声がうまく融合してます。
中でも「Isn't That Great?」は、エコーのきいたコーラスとギターがトロピカル・ムード満点の一曲。
ファーフィサ・オルガンのちょっとチープな音やサックスなどバックの演奏やコーラスも色々と凝っていて聴き応えがあって、オススメの一枚です。東尾沙紀 |
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| 2010年7月31日(土) Linda Scott 「Who's Been Sleeping In My Bed」 |
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久し振りに60'sガール・ポップスを聴きたい気分、ということで、リンダ・スコットにご登場願おうと思います。
彼女は1945年ニューヨーク生まれ。
1961年にファースト・ヒット「I've Told Every Little Star」を出したときはまだ15歳でした。アイドルらしいアイドルと言っていいと思います。
この曲は1964年にビルボードHOT100チャートの100位に1週間だけチャート・インした彼女のラスト・ヒット。
この時代の女性アイドル・シンガーの宿命<ハタチに近づくとヒットが出にくくなる>のような事実に当てはまってしまった1曲。でもイイ曲です。
作ったのはバート・バカラック&ハル・デヴィッドのコンビ。
18歳のリンダ・スコットがしっかりとした歌声を聴かせてくれます。森 勉
★掲載ジャケットは22曲収録ベスト盤。(VSCD-2670 \2,520) |
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| 2010年7月30日(金) インコグニート 「Lowdown」 |
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90年代アシッド・ジャズが流行っていた時に日本でも大人気だったインコグニート。学生時代に渋谷公会堂(現CCLemonホール。満席!)へライヴを見に行ったのが懐かしいです。
結成30周年を迎えた彼らは現在も活動していて近年もアルバムをコンスタントに発表していましたが、先日発売された新作『トランスアトランティック・RPM』(PCD-24253 \2,520)は、全盛期の作品を含めてもベスト5に入るのでは?と思えるほど素晴らしい1枚でした。
それを象徴するかのような1曲目「ロウダウン」!
そう、あのボズ・スキャッグスで知られる名曲をほぼ完コピでカヴァー。単なるファンキーなだけではない、大人のグルーヴ感とスムースな魅力が合わさったかっこいい仕上がりです。
他の曲も、英国らしいセンスの良さを感じさせるグルーヴィーなファンクと程良いCLUBサウンドが見事に融合。チャカ・カーン、リオン・ウェア、そしてインコグニートの定番女性シンガー、メイザ・リーグも参加しており、艶やかな歌声を聴かせてくれてます。
フジロックへ向かう道中、渋滞の時はこれを聴けば爽やかな気分になれそうかな。森 陽馬 |
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| 2010年7月29日(木) エディット・ピアフ 「水に流して (私は後悔しない)」 |
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レオナルド・ディカプリオ&渡辺謙が出演していることでも話題の映画『インセプション』を先日鑑賞。
『メメント』、『フォロウィング』を監督したクリストファー・ノーランが脚本から書き下ろした映画、ということで観る前からワクワクしていましたが、その期待通り、いや期待以上に面白かったです。
夢の中で夢を見て更にその夢の中の夢の世界へ入っていく、というやや複雑なストーリー展開で約2時間半の長い映画でしたが、脳内を刺激され飽きずに楽しんで観れました。
ラストの場面、観た人それぞれの解釈ができるようになっている演出も見事。もう1回観たいな、と思わせてくれる久々の映画でしたね。
映画で使われている音楽はハンス・ジマーのスコア以外はほとんどないのですが、エディット・ピアフ「水に流して (私は後悔しない)」(原題:Non, Je Ne Regrette Riew)のみ印象的に使われています。
更にはそのエディット・ピアフの曲をスロー再生したサウンドを音響的に映画内でさりげなく使っていたようで、掘り下げれば掘り下げるほど、この映画には色々な秘密や謎が隠されていそうです。
ちなみに、2007年公開のフランス映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』に主演しアカデミーも受賞したマリオン・ コティヤールが、この『インセプション』でも出演しているのは偶然だそうです。森 陽馬
★掲載ジャケットは、エディット・ピアフのベスト盤(TOCP-51017 \2,548)。先日EMIから発売されたプレミアム・ツイン・ベスト・シリーズのエディット・ピアフ2CDベスト盤(TOCP-371 \2,000)にも収録されています。 |
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| 2010年7月28日(水) Neil Young 「Already One」 |
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名ペダル・スティール奏者、ベン・キースが亡くなってしまったそうです。
ベン・キースといえば、ニール・ヤングが名作『ハーヴェスト』を録音した時から交流のあるミュージシャンで、最近でもニール・ヤングの奥さん、ペギ・ヤングのアルバムに参加。つい先月もペギさんのコンサートに出演していました。
73歳という高齢ではありましたが突然の訃報で残念です。
『ハーヴェスト』、『ハーヴェスト・ムーン』など、ベン・キースが関わったニール作品には素晴らしいものが多数ありますが、今日のこの1曲には、特に大好きなこの曲。
1978年発表『カムズ・ア・タイム』(WPCR-75095 \1,800)に収録されている「Already One」。
ベン・キースのペダル・スティール・ソロが沁みます。
今は亡きニコレット・ラーソンのハーモニーも美しいですね。森 陽馬 |
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| 2010年7月27日(火) Jimmy Webb feat Linda Ronstadt 「All I Know」 |
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ジミー・ウェッブが書く曲には他のソングライターにはない“切なさ”があって、聴く度に初恋の時に胸を焦がしたような想いがこみあげてきます。
アート・ガーファンクル「Crying In My Sleep」、「Shine It On Me」、グレン・キャンベル「ウィチタ・ラインマン」、リンダ・ロンシュタット「Adios」、etc・・・。
そんな名ソングライター、ジミー・ウェッブ。セルフ・トリビュート・アルバムとなる新作『ジャスト・アクロス・ザ・リバー』が本日国内盤で発売されました。(解説・歌詞・対訳付 VICP-64861 \2,625)
ビリー・ジョエル参加A「ウィチタ・ラインマン」、ジャクソン・ブラウン参加D「P.F.スローン」など、どれも原曲の良さを活かした暖かいアレンジ。決して派手ではないのですが味わい深いジミーの歌声もいいですね。
他にもマイケル・マクドナルド、マーク・ノップラー、JDサウザー、ルシンダ・ウィリアムス等、豪華ミュージシャンが参加したトラックはどれも聴きものですが、特に感動的なのがラスト13曲目、リンダ・ロンシュタットをfeatした「All I Know」。
アート・ガーファンクルで有名なこの名曲を、シンプルなアコースティック・ギターの伴奏をバックに、ジミーとリンダのデュエットで優しく聴かせてくれます。森 陽馬 |
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| 2010年7月26日(月) Kings Of Convenience feat.FEIST 「THE BUILD-UP」 |
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昨年10月12日の今日のこの1曲でご紹介した“ノルウェーのサイモン&ガーファンクル”こと、キングス・オブ・コンビニエンス。
このうだるような暑さの中聴くと、ひんや〜りとした音が涼しげでとても気持ち良いです。
何気無い写真ながら目を引くこちらのジャケットは、2004年にリリースされたセカンド『RIOT ON EMPTY STREET』(輸入盤 EMI 0724357166522)。
ブックレットのチェス盤を挟んだ二人の素敵な写真同様、内容も聴いていてとても心地良いアルバムです。
最新作『Declaration Of Dependence』は二人のハーモニーとアコースティック・ギターの演奏がメインの本当にシンプルな作品でしたが、この2ndはピアノ、ストリングス、ホーン、バンジョー、ウッドベース、ドラムなどが入り、若干音数も多め...とはいっても曲の感じはそこまで変わりはないので、最新作の静かな雰囲気が好きな方にもオススメです。
アルバム最後を締める静かなこの曲「The Build-Up」には、カナダ出身の女性シンガー、ファイストが参加しています。この曲の他にもう1曲、ボーカル&共作で参加しています。
ところでジャケット中央に写る女性はファイストなんでしょうか?
ご存知の方がいらしたら是非教えてください! 東尾沙紀 |
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| 2010年7月25日(日) Mac Rebennack (ドクター・ジョン)「Storm Warning」 |
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米国“ACEレーベル”名コンピが、英国“ACEレーベル”からリマスター&ボーナス・トラック追加でCD化されました。(『ACE STORY VOL.1』 CDCHD-1261 \2,100)
“ACEレーベル”というと、最近では英国の名再発レーベルがオールディーズ・ファンに認知されているでしょうが、ソウル/ブルース好きな方にとっては、1950年代に米国ミシシッピ州で設立された“ACEレーベル”の方がやはり馴染み深いのではないでしょうか。
50年代のニューオリンズ/米国南部サウンドを中心に選曲されたこのアルバムは、元々1979年に米国ACEレーベルからLPでリリースされていたコンピレーション。
今回のCD化に際してボーナス曲を10曲追加、リマスターされ音圧あるイイ音になっており、充実のブックレットを眺めながら50'sグッド・タイムR&Bを存分に楽しめる1枚にグレードアップしています。
フランキー・フォード、ジミー・クラントン、ヒューイ・スミス、ローランド・ストーンなどゴキゲンな楽曲揃いですが、特に注目は9曲目、Mac Rebennackの未発表ヴァージョン音源。
マック・レベナックとは名盤『ガンボ』で有名なドクター・ジョンの変名で、この曲はボ・ディドリー・ビートを活かした超かっこいいロックン・ロール・インスト!
今でこそピアノの前にずっと座っているイメージが強くなってしまいましたが、当時はギタリストとしてこういう音源を録音していました。今回のCDに入っているのは、シングルEPで発売された楽曲の未発表ロング・ヴァージョンです。森 陽馬 |
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| 2010年7月24日(土) ベンチャーズ 「ブルドッグ」 |
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夏が来れば想い出す、というわけではありませんが、今日は“ベンチャーズ”。
通常は“VENTURES”なので、“ヴェンチャーズ”と表記すべきなのですが、日本のレコード会社は昔からずうっ〜と“ベンチャーズ”で通してきているので今日はそれに従います。実はその方がなんとなく慣れているというかなじんでしまっているので・・・。
昭和20年代生まれの日本人にとってベンチャーズはやはり特別な存在と言っていいのではないでしょうか。
1965年からの人気はエレキ・ブームという社会現象になり、テレビにもよく出てくれたことによって、当時の子供達にも浸透していったような気がします。
今回、EMIミュージック・ジャパン(東芝EMIと言ってしまいそうなのですが)から、<プレミアム・ツイン・ベスト・シリーズ>が50種類も発売され、その内の1枚としてベンチャーズも含まれていました。
2枚組30曲収録で2,000円というリーズナブルな価格のドルトン(リバティ)時代ベスト盤で、オールド・ファンにはおなじみの曲「ブルドッグ」も入っています。(TOCP-367 \2,000)
こういうベスト盤企画は、マニアックな再発に比べると安易なことに感じますが、間口を広げるという意味では悪いことではないと思います。他には、ビーチ・ボーイズ、レターメン、アダモ、エディ・コクラン、エディット・ピアフなどが出ました。森 勉 |
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| 2010年7月23日(金) B.J.Thomas 「Rock'n Roll Lullaby」 |
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名曲「雨にぬれても (Raindrops Keep Fallin' On My Head)」で有名なB.J.トーマス。今年68歳になる彼が自身のレーベルから新作『ワンス・アイ・ラヴド』を発表しました。(国内盤 解説・歌詞・対訳付 VICP-64862 \2,625)
ブラジルの名ミュージシャン、イヴァン・リンス、ジョアン・ボスコ、イヴェッチ・サンガーロ、レイラ・ピニュイロが参加したブラジル/ボッサ・カヴァー作品で、B.J.トーマスの低音ヴォーカルがうまくマッチ♪ 良質な大人のブラジリアン・アルバムに仕上がっています。
イヴェッチとのデュエットによる定番「イパネマの娘」、マルコス・ヴァリやワルター・ワンダレイでお馴染み「サマー・サンバ」、ジョアン・ボスコとのデュエットによる「黒いオルフェ」なども聴きものですが、B.J.トーマスを昔から聴いていたポップス・ファンにはやはりH「ロックン・ロール・ララバイ」がうれしい選曲でしょう。
バリー・マン&シンシア・ワイル作によるB.J.トーマス72年発表の代表曲を、ボッサ・アレンジで穏やかに聴かせます。
ちなみにこの曲は、ブラジルでドラマ主題歌として使われたことがあるそうです。(長門芳郎氏のライナーノーツによると『Selva De Pedra』(コンクリート・ジャングル)という人気昼メロ・ドラマ主題歌だったとのこと)
「雨にぬれても」ではなく、この曲の新録ヴァージョンを録音したのは、そういう経緯があったからかもしれませんね。森 陽馬 |
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| 2010年7月22日(木) Steve Gadd & Friends 「Watching The River Flow」 |
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武蔵小山の駅ビルが出来上がってきました。
まだ内装工事中ですが、駅ビル内には無印良品、TURRY'S COFFEE、フィットネス、東急ストア系列が入るようです。
うちの店の隣のビルも竣工し、8月から保育園や事務所、住民票などを取得できるサービス・センターが稼動する予定。このひと夏で駅周辺の雰囲気も随分と変わってきそうです。
さて、今日のこの1曲は名ドラマー、スティーヴ・ガッドの新作『ガッド・ライヴ!』(VACM-1416 \2,625)から、ボブ・ディランのカヴァー「Watching The River Flow」。
スティーヴ・ガッドがリーダーを務めていたジャズ・バンド、“ガッド・ギャング”名義の作品でも取り上げたことから、ガッドもお気に入りの曲のようで、10分弱の長尺を各メンバーのソロで回しながら、楽しく伸び伸びと演奏しています。
ちなみにこの20年以上ぶりとなるガッド名義の新作は、2009年11月アリゾナ州でのライヴ音源で、クルセイダーズの代表曲「ウェイ・バック・ホーム」や、ジミヘンのライヴでも知られるバディ・マイルス作「Them Changes」(ジミ・ヘンの作品では「Changes」)なども収録されています。森 陽馬 |
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| 2010年7月21日(水) ドノヴァン・フランケンレイター 「Sweet Virginia」 |
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当店でロングセラーとなっている女性シンガーソングライター、ヘイリー・セールズ。
彼女の新作にデュエットで一曲参加していた、フリー・サーファーとしても活動しているカリフォルニア出身のシンガーソングライター、ドノヴァン・フランケンレイター。
ザ・バンドやDr.ジョン、CCR、ボブ・ディランなどをカバーした2007年発表前作『Recycled Recipes』の続編となる最新カバー・ミニアルバム『Recycled Recipes 2』(SRM-1 \1,890)が先月リリースされました。
今回の選曲は、INXS「Don't Change」、トム・ペティ「American Girl」、ブリンズリー・シュワルツ「Peace,Love & Understanding」、ローリング・ストーンズ「Sweet Virginia」、ポール・サイモン「Slip Slidin' Away」、エディ・ブリケル「Circle」の全6曲。
アコースティック・ギターの弾き語りが中心。演奏も凄くシンプルなので、彼のハスキーな声を堪能できるアルバムです。
最近でいう“サーフ・ミュージック”(ジャック・ジョンソン系)はあまり聴かないという方にも、渋めのシンガーソングライター作品として楽しめる内容。
中でも「Sweet Virginia」のハーモニカがとっても良い音色で、全体的にリラックスした雰囲気が伝わってきます。
ちなみに彼は、フジロック最終日グリーン・ステージに出演が決まっています。東尾沙紀 |
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| 2010年7月20日(火) Los Lobos 「Burn It Down」 |
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暑い夏がやってきて、野外フェスの季節となりました。
僕はフジ・ロックの2日目(土曜日)に行く予定です。
昼くらいに現地到着→小坂忠with鈴木茂&中野督夫 → シアター・ブルック、→ ジェイミー・カラム → ジョン・フォガティ → デレク・トラックス&スーザン・テデスキ、で1日計画中。
クロマニヨンズやロキシー・ミュージック、22-20sも見たいのですが、時間がかぶっているんですよね。夜中にエゴ・ラッピンもやっているけれど元気が残っているかどうか・・・。
あと心配なのは天気だけ! なんとか晴れてほしいものです。
さて、今日はロス・ロボスの新作『ティン・キャン・トラスト』が入荷してきました。(PCD-24256 \2,520)
昨年はディズニーのカヴァー・アルバム(国内未発売)なんてロス・ロボスらしくない企画盤をリリースしたりしましたが、約3年ぶりとなるこのオリジナル新作アルバムは、シャウト・ファクトリーに移籍しての第一弾作品。持ち味であるルーツ・ロックとラテン的楽曲が合わさったロス・ロボスらしい快作に仕上がっています。
1曲目「Burn It Down」には、フジ・ロックに出演するスーザン・テデスキがコーラス参加。
他にも、グレイトフル・デッドのカヴァーG「West L.A. Fadeaway」、後半のギター・ソロがかっこいいF「All My Bridges Burning」、クンビアを取り入れラテン風味で楽しいB「Yo Canto」なども聴きものです。森 陽馬 |
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| 2010年7月19日(月) Djan Djan 「Adventure」 |
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オーストラリア出身の新世代ソングライター/ギタリストのジェフ・ラング。
豪放なスライド・プレイが魅力で、アメリカン・ルーツに根ざしたブルース/骨太なロック、というイメージがありましたが、先日発売されたこのアルバムでは、今までとはまた違ったオリエンタルなスライド・プレイを披露しています。
“ジャン・ジャン”と名付けられたこのユニットは、そのジェフ・ラング(スライド・ギター)と、ボビー・シンというタブラ奏者、そしてアリ・ファルカ・トゥーレの遺作で共演していたトゥマニ・ジャバテの従兄弟で同じくコラ奏者のママドゥ・ジャバテの3人によるインスト・バンド。(PCD-17357 \2,625)
全10曲、3人の独特な即興が絡み合ったインストゥルメンタルですが、アヴァンギャルドというよりはインド/アジアン・テイストなジャム、といった印象。
マリ育ちでアメリカ拠点に活動しているママドゥ・ジャバテのコラは、やはりアフリカンな雰囲気も持っていて、インド・ムンバイ育ちであるボビー・シンのタブラと、ジェフ・ラングが弾くシタールのようなスライドの音色と調和して、独特なグルーヴ感が生まれています。森 陽馬 |
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| 2010年7月18日(日) ルー・クリスティ 「魔法」 |
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近年は洋楽のヒット曲がほとんど出なくなってしまって、淋しいかぎりです。
ラジオでの洋楽だけのカウントダウン形式のヒットパレード番組、というのもないですし・・・。1990年代中頃からはシングル盤という意識もかなり薄くなってきているし・・・。
アルバム単位で語ることも大切ですが、やはり1曲1曲があってアルバムになるわけですから、その中心となるヒット曲の存在は見逃してはいけないと思います。
ということで、こんなCDが出ました。
『ニッポン洋楽ヒッツ!』(2枚組CD UICZ-1352 \3,500)。
1970年代前半を中心として、1968年〜79年に日本で大ヒットした洋楽が全46曲収められています。CCRやサイモン&ガーファンクルなど、メジャー・アーティストの当たり前のヒットも入っていますが、単独ではあまりCD化されることのないアーティストの曲も入っているので注目です。
・「男の世界」(ジェリー・ウォレス)
・「ナオミの夢」(ヘドバとダビデ)
・「ママに捧げる詩」(ニール・リード)←初CD化!
・「シーズン」(アース&ファイアー)
・「霧の中の二人」(マッシュマッカーン)
・「雨」(ジリオラ・チンクェッティ)
・「マンチェスターとリヴァプール」(ピンキーとフェラス)
・「イエロー・リヴァー」(クリスティ)
・「あまい囁き」(ダリダ&アラン・ドロン)等など収録。
今日の1曲には、日本だけのヒットのため輸入盤ベストCDには入らないルー・クリスティの「魔法」を。
アメリカではルー・クリスティといえば、「ツー・フェイセズ・ハヴ・アイ」とか「ライトニン・ストライクス」なのでしょうが、日本ではやはり、断然この「魔法」です。森 勉
★7月20日(火)に地下アゲインで行う<気まぐれ音楽寄席>。
今月の特集は、レコード・コレクターズ誌最新号に掲載されたランキング<日本のロック/フォーク・ベスト25+α>です。 |
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| 2010年7月17日(土) 寺尾紗穂 「猫のいない夜」 |
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梅雨入りあたりから、帰り道にある一軒家の塀から顔だけを覗かせている白ぶちの猫がいます。
夜しか見ることが出来ず、いつも居る訳ではないので、勝手に幻の猫“まぼちゃん”と愛称を付け、ここ数週間はまぼちゃんが居るか否かを確認するのが日課となっています。見張り番の如く、通り行く人達をじっと観察しているような姿が非常にかわいいです。
その帰り道、いつも思い出すのは、寺尾紗穂さんの「猫のいない夜」です。(彼女の1stアルバム『愛し、日々』に収録 VCCM-2018 \2,000)
寺尾さんの詞は、
♪今日も猫は帰ってこない ひとり待ちぼうけ...♪
飼い猫の事を歌ってらっしゃるのだと思うのですが、どこの猫かも分からないまぼちゃんを見ない夜はなんかちょっと損した気分になります。
♪ランプ消したら 鈴虫が鳴き始めて...♪
というフレーズと、優しいピアノの弾き語りに涼しげな夏の夜の空気を感じます。
本日で梅雨明けとのこと。
またひょっこり姿を見せてくれますように。東尾沙紀 |
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| 2010年7月16日(金) Pegi Young 「Side Of The Road」 |
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僕が大好きなニール・ヤングは、現在アメリカをツアー中。
5月から始まったこのツアーでは、アコースティック・ソロながら新曲が7曲くらい披露されていて、ダニエル・ラノワプロデュースで今秋に発売?、という噂があったのですが、そのダニエル・ラノワが先月交通事故に遭ってしまったそうです。
結構重症らしいので、新作は年末になってしまうかもしれません。U2やボブ・ディランのプロデュースでも知られる名ミュージシャン、ダニエル・ラノワの快復を祈りましょう。
さて、ニール・ヤングの奥方、ペギ・ヤングの新作2ndアルバムが先日発売になりました。(『Foul Deeds』 初回DVD付 VAPOR 524523)
約3年前、2007年にリリースした1stアルバム(2007年7月10日のこのコーナーでも取り上げました)も、なかなか味わい深い良いアルバムでしたが、今作も引き続き滋味がじわじわ沁みてくる仕上がりでした。
バックは、ニールの作品やツアーにも参加しているお馴染みのベン・キースやアンソニー・クロフォード、リック・ローサス、カール・ヒメルなどが担当。落ち着いたルーツ・ロック・サウンドを聴かせます。
今日のこの1曲E「Side Of The Road」はルシンダ・ウィリアムスのカヴァー。旦那のニールもエレキ・ギター&ハーモニカで参加しています。
なお初回盤には、ジョナサン・デミが編集・監督したペギ・ヤングのライヴ映像DVDが付いています。森 陽馬 |
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| 2010年7月15日(木) リンダ・ロンシュタット 「ウー・ベイビー・ベイビー」 |
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リンダ・ロンシュタットのCDが限定紙ジャケット仕様・最新リマスター盤で発売になりました。
作品数が多い彼女のこと、今回はヒット曲を連発した1973年から1978年のアサイラム・レーベル時代の5枚がまず出ました。
『Don't Cry Now』、『Prisoner In Disguise (哀しみのプリズナー)』、『Hasten Down The Wind (風にさらわれた恋)』、『Simple Dreams (夢はひとつだけ)』、『Living In The U.S.A (ミス・アメリカ)』の5枚が出たわけですが、今日はこの中から1978年発表『ミス・アメリカ』からの1曲。(WPCR-13857 \2,800)
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの大ヒット「ウー・ベイビー・ベイビー」のカヴァーです。
もちろんオリジナルも素晴らしいのですが、このリンダ・ヴァージョンは出色の出来栄えです。
イントロのラス・カンケルのドラムスからエンディングのコーラス、途中入ってくるデヴィッド・サンボーンのアルト・サックスもいいアクセントになっていて、リンダの円熟したヴォーカルが楽しめます。
当時リンダは32歳。実に艶やかな声で、特にこの曲の聴かせどころである♪ウーウー〜♪の部分(2分41秒あたりから後半)の地声と裏声の使い分けにはいつもシビレてしまいます。森 勉 |
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| 2010年7月14日(水) Sheryl Crow 「100 Miles From Memphis」 |
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シェリル・クロウの新作『100 Miles From Memphis』(UICA-1056 \2,500)。
2008年発表の前作『ディトアーズ』も悪くはなかったものの、個人的には今ひとつピンとこなかったのですが、今作はホント素晴らしい仕上がり! 彼女のキャリアの中でも最高傑作の部類に入る1枚だと思います。
まずなんといっても曲がイイ。 開放感あるポップな楽曲にホーンが適度に入り、ソウルフルな味付けも絶妙。
エリック・クラプトンのツアー・ギタリストとしてお馴染みとなったサウスポーのギタリスト、ドイル・ブラムホールUがプロデュースを担当しイイ仕事をしています。
superflyがカヴァーしても違和感がなさそうなかっこいい@「Our Love Is Fading』、キース・リチャーズが参加したA「Eye To Eye」、テレンス・トレント・ダービーのカヴァーB「Sign Your Name」、情感込められた歌声が圧巻G「Stop」なども聴きものですが、一番耳に残ったのはF「Peaceful Feeling」。
ヴァネッサ・パラディ「Be My Baby」を想起させるようなリズムに、ソウルフルな演奏と伸び伸びとしたシェリルの歌声がマッチしています。
なお国内盤ボーナス・トラックには、ジャクソン5カヴァー「I Want You Back」が収録。
何故にシェリルがこのカヴァー?、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、彼女はソロ・デビュー前にマイケル・ジャクソンのバック・シンガーを経験しているのです。歌い方も演奏もオリジナルそっくりで、知らないで聴いたらシェリル・クロウが歌っているとは思えないくらい似ています。森 陽馬 |
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| 2010年7月13日(火) やもり(森山良子と矢野顕子) 「嘆きの淵にある時も」 |
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レコード・コレクターズ最新号(2010年8月号)は、<日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100>ランキング特集。
今号は1960年から1979年の間に日本でリリースされた作品が対象、ということで、ある程度ランキング上位の順位は予想通りでしたが、正直言って偏りも感じましたね。もし読者投票があったらどんな順位になるのかな? ちなみに来月号は同じく日本のロック・ベスト100ランキングの80年代編だそうです。
ちなみに今回のランキングで、矢野顕子『ジャパニーズ・ガール』の順位の高さには驚きました。もちろん僕も大好きなアルバムですが、同じくらい好きな2nd『いろはにこんぺいとう』がベスト100にも入っていないんですよね。やはりローウェル・ジョージ参加が大きいのかな。
さて、その矢野顕子と森山良子が組んだ新ユニット“やもり”のアルバムが本日発売。(『あなたと歌おう』 YCCW-10116 \3,150)
バックの演奏は矢野さんのピアノを中心に、佐橋佳幸のギター&三沢またろうのパーカッションのみというシンプルな編成。
NHKみんなのうた2010年6・7月楽曲の@「風のブランコ」、日清製粉CMソング「ただいまの歌」など、二人の書下ろし曲やカヴァーなど全13曲。穏やかに聴ける1枚です。
今日のこの1曲「嘆きの淵にある時も」は岡林信康がオリジナルで、1990年発表作『ベア・ナックル・ミュージック』に収録。矢野さんは今年2月にリリースしたアルバム『音楽堂』(YCCW-10108 \3,150)でも取り上げていましたが、今回は森山良子とのユニゾン・ヴォーカルで聴かせます。森 陽馬 |
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| 2010年7月12日(月) Crackin' 「Nobody Else」 |
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今夏はAOR人気作が再発ラッシュです。
まず7/21にロビー・ブキャナン、マイケル・ランドウ等が在籍したマクサスのデビュー盤(VSCD-3505 \2,730)。
翌週7/28にはずっとCD化されていなかったブラック系アーバンAORの人気盤、スティーヴィー・ウッズの3タイトル(VSCD-3521 各\2,625)。
8/18に、デヴィッド・フォスタープロデュースによるビル・チャンプリン1980年作(『ランナウェイ』 VSCD-3506 \2,730)と、ジェイ・グレイドンプロデュースによるスティーヴ・キプナー1975年作(VSCD-3509 \2,730)。更にはマーク・ジョーダン2タイトル。
8/25には永らくCDが出ていなかったディック・セント・ニクラウス『マジック』(EICP-1383 \1,995)が限定紙ジャケ&リマスターで遂にリリース! 同時発売でジミー・ウェッブ82年発表AOR作『エンジェル・ハート』もリリースされます。
夏以降にも各社から色々とリリース予定とのこと。CDで持っていない盤がたくさん出てきてどれから買おうか迷いますね。
今日のこの1曲は、アーバンAORの人気グループ、クラッキン。
1978年発表、マイケル・オマーティアンプロデュースによるファンキー&メロウな名作4thアルバム『スペシャル・タッチ』(VSCD-3503 \2,625)から、ソロ・デビュー前だったロビー・デュプリー作による4曲目「Nobody Else」。グルーヴィー・メロウなサウンドと切ないメロディー・ラインがNICE!
ちなみにクラッキンは今年4月にワーナー在籍時の3作がSHM-CD&紙ジャケット仕様で再発されました。どのアルバムもソウルフルなシティ・サウンドで、中期ドゥービー・ブラザーズがお好きな方にオススメです。森 陽馬 |
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| 2010年7月11日(日) ベル&セバスチャン 「Don't Leave The Light On Baby」 |
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開催まで一ヶ月を切ったフジロック、3日目(8月1日)に出演予定の人気バンド、ベル&セバスチャン。現在新作をレコーディング中だそうです。
今日は全英トップ10とヒットした2000年リリースの4作目『わたしのなかの悪魔 (原題:fold your hands child, you walk like a peasant)』(TOCP-54206 期間限定価格 \1,500)を取り上げてみたいと思います。
【雨の匂いみたいな切ないメロディー...】
当時出た盤の解説に掲載されている草野マサムネさん(スピッツ)による推薦文の一節です。
男女共にちょっと頼りなげな歌、全体に漂うゆるさが今日みたいに雨が降ってちょっと憂鬱な気分にぴったりとはまります。
ポップなメロディー、かわいい女性ヴォーカル、美しいストリングス・アレンジと、日常の鬱屈を吐き出すような暗めの歌詞の内容とのギャップがまたUK界隈のバンドらしくて面白いです。
今日の一曲は静かなエレピの音色で始まり、パーカッションやホーンが入ったソウルっぽい雰囲気の曲。間奏のストリングスがかっこよくて痺れます。
ジャケ買いもOKの初期人気作『タイガーミルク』、『天使のため息』、『The Boy With The Arab Strap』なども、期間限定価格1,500円で現在発売中です。東尾沙紀 |
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| 2010年7月10日(土) ニール・ラーセン 「サドゥン・サンバ」 |
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今日はシャキッ!としたフュージョンでいきましょう。
1978年発表、ニール・ラーセンのファースト・アルバム『ジャングル・フィーヴァー』から1曲目「サドゥン・サンバ」です。(UCCU-5377 \1,800)
アンディー・ニューマークの軽快なドラミングからラーセンならではの音に調整した独特のオルガンの音が、実に心地良い雰囲気を運んでくれます。
途中、ラーセンの僚友バジー・フェイトンがちょっと長めのギター・ソロをバッチリときめてくれたり、バックではウィリー・ウィークスが堅実なベース・プレイを聴かせてくれたりと充実の4分11秒です。
録音&ミックス・エンジニアはアル・シュミット、プロデュースはトミー・リピューマのコンビ。音質及び内容ともに素晴らしい仕上がりは言うまでもありません。森 勉 |
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| 2010年7月9日(金) Vinicius Cantuaria 「ORLA」 |
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暑くなってくると聴きたくなるブラジル音楽。
今年はこのアルバムがヘビー・ローテーションになりそうだ。
ヴィニシウス・カントゥアリアは1951年生まれブラジル/マナサス出身、現在はニューヨークを拠点に活動しているシンガー・ソングライター。
約3年ぶりとなる新作『サンバ・カリオカ』(PCD-93336 \2,415)は盟友アート・リンゼイプロデュース。
マルコス・ヴァリ、ジョアン・ドナート等のブラジル勢が参加したリオデジャネイロ録音と、ブラッド・メルドー、ビル・フリーゼル等によるニューヨーク録音の楽曲が一緒に入っているが、違和感なく融合。
まさに“21世紀の都会派ボサノヴァ”な仕上がりの1枚だ。
特に気に入ったのが7曲目「ORLA」。
ハミングともスキャットともいえる滋味溢れるヴィニシウスの歌と、マルコス・ヴァリによるフェンダーローズの音色、ダヂのギターが絡み合い、夢の中で浮かんでいるような不思議な気分にさせられる。
単なる安らぎ・癒しのボサノヴァとは違った、凛とした佇まいが感じられる傑作だ。森 陽馬 |
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| 2010年7月8日(木) Eternity's Children 「Mrs. Bluebird」 |
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この曲のイントロには鳥のさえずりが入っています。
そして、タイトルにも鳥が関係していますので今日はこの曲で。
先月、店の前の小さな木に10羽ほどのツバメが寄ってきていました。
チュッチュッ、というさえずりがとてもかわいらしく、じゃれあいながら枝にとまったり、飛び回ったりしている様子がなんとも幸せな光景でした。
そんなツバメたちを見ていたら、店前のバス停でバスを待っていた方が、「近所に巣があってね」といろいろと教えてくれました。巣立ちしたばかりの子供ツバメ達はいつ頃までここにいてくれるのかなぁ。
ということで、エタニティーズ・チルドレン「ミセス・ブルーバード」。
1968年にちょこっとヒットした知る人ぞ知るソフト・ロックの名曲です。
男性3人女性1人の混声グループによるコーラスもなかなかイイ感じです。
彼らのヒット曲はこれ1曲でしたが、メンバーのブルース・ブラックマンはこの後に、スターバックというグループを結成。1976年に全米3位の大ヒット「ムーンライト・フィールズ・ライト」を生み出すことになります。森 勉
★掲載ジャケットは全23曲収録ベスト盤。『From Us Unto You:The Original Singles』(Rev-Ola CRREV-87)
7/11追伸:もっとここで遊んでいってもらいたかったのですが、残念ながら現在はどこかへ飛び立ってしまいました。 |
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| 2010年7月7日(水)音速珈琲廊(Sonic Cafe) 「Omoide (Reminiscences)」 |
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相変わらずはっきりしない天候が続いていますが、今週末7月10日(土)&11日(日)、代々木公園イベント広場にて“インドネシア・フェスティバル2010”(入場無料!雨天決行!)が開催されます。
ダンス&音楽ショーが楽しめるステージ、様々なインドネシア料理を楽しめるフードコート、工芸品やアクセサリーの販売コーナーもあり、僕が大好きなインドネシア料理店“cabe(チャベ)”も出店するそうです。
週末お時間ある方は是非立ち寄ってみてください。
さて今日は、当店おすすめのインドネシア/バリ島の音楽をご紹介。
音楽珈琲廊(Sonic Cafe)と名付けられたこのユニットは、バリ島ウブドで出会ったmichiro-UとSeki Showによるデュオ。
Seki Showさんは当店地下アゲインにてセッション・ナイトを主催されたり、演劇の音楽を手掛けたり、またインドネシアと日本を音楽で結ぶ架け橋役として活躍されている名ギタリストでもあります。
このCDは、流麗なギターとエスニックなカリンバの音色がオーガニックに融合したインスト・アルバム。目を瞑るとバリ島ウブドにタイムスリップできる音空間。心地良く聴けるヒーリング・アルバム、としてもオススメの1枚です。森 陽馬 |
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| 2010年7月6日(火)Steve Cropper & Felix Cavaliere feat Aria Cavaliere 「I Can't Stand It」 |
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ラスカルズのフェリックス・キャヴァリエ、ブッカーT&MG'sの名ギタリスト、スティーヴ・クロッパー。二人が組んだアルバム第2弾『ミッドナイト・フライヤー』が本日入荷。(国内CD UCCO-7032 解説・歌詞・対訳付 \2,500)
2008年発表の前作『Nudge It Up A Notch』(2008年8月19日にこのコーナーでも取り上げました。UCCO-2013 \2,500)と同じくスタックス・レーベルからのリリース。そしてナッシュビル録音ですが、サウンド的にはよりメンフィス・ソウルっぽいタイトな演奏になって、ソウル・ファンにもオススメしたい1枚に仕上がっています。
梅雨時ということで、ローウェル・ジョージもソロ作でカヴァーしていたアン・ピーブルズの名曲J「I Can't Stand The Rain」のカヴァーが歌詞的にもピッタリではありますが、注目はD「I Can't Stand It」。
一緒にデュエットしているのはなんと!フェリックス・キャヴァリエの娘、アリア・キャヴァリエ。ジョス・ストーンのような黒人顔負けの歌声がかっこいい!
ちなみにこの曲もカヴァーで、スペンサー・デイヴィス・グループ(スティーヴ・ウィンウッド在籍)が1stアルバムでカヴァーしていたことでも知られるSmokey McAllister作のソウルフルなナンバーです。
なお、スティーヴ・クロッパー・ファンには、ラスト12曲目に収録されているインスト「Do It Like This」がオススメ! メンフィスの空気感漂うクロッパーのギター・ソロが聴きものですよ。森 陽馬 |
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インストゥルメンタル・バンド“SAKEROCK”のリーダー、大人計画所属の俳優(最近では「ゲゲゲの女房」に出演中)など様々な分野で活躍する星野源、ソロ1枚目となる“うたもの”アルバム『ばかのうた』(VICL-632626 \2,940)。
過去ライブなどで歌声を披露した事はあるそうですが、私は聴くのが初めてでした。想像していたよりも太く低めでちょっと枯れてて良い声だなぁと感じました。
サケロックの伊藤大地(drums)&野村卓史(piano,organ)、伊賀航(bass)、高田漣(pedal steel)が参加し、耳に馴染む心地良い演奏を聴かせてくれます。インスト2曲と、アクセントとなるマリンバやグロッケン、バンジョー、マンドリンなどは星野さんご本人によるもの。
歌詞を読んでいると小さい頃の懐かしい記憶が甦ったり、何気無い日常にある幸せを感じる事ができます。
出稼ぎから帰ってきたお父さんの事を歌った細野晴臣さん作曲の「ただいま」は70年代アメリカ・テイストのメロディーが郷愁を誘う一曲。
アルバム全体的にもとっても良いので、サケロックをあまり知らない方にも是非聴いてもらいたい作品です。東尾沙紀 |
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| 2010年7月4日(日) Ryan Shaw 「In Between」 |
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山下達郎が北海道の野外フェス“ライジング・サン・ロック・フェスティバル2010”に出演決定したり、フジ・ロック・フェスのタイム・テーブルが発表されたり、池上本門寺で行われる“Slow Music SLOW LIVE '10”の出演者(大橋トリオ、パリスマッチ、アン・サリー、古内東子等が参加)が決定したり、YMOの3人が中心となって行われる野外フェス“ワールドハピネス2010”の参加メンバーが豪華だったり、と今夏の楽しみな話題がここ数日でドンドン出てきましたね。もう夏はすぐそこ、といった感じです。
じめじめしたはっきりしない天候が続きますが、そんな梅雨を吹き飛ばすような暑苦しいソウルフルな1枚を今日はご紹介。
ライアン・ショウはジョージア州出身、“現代のオーティス・レディング”とも評されている20代後半の黒人ソウル・シンガー。この度新作『It Get Better』をリリースしました。(輸入CD Form Records GO-70402)
2008年発表1st『ディス・イズ・ライアン・ショウ』(VICP-64109 \2,310)は国内盤も発売されましたが、今作はインディー・レーベルからのリリースで国内盤は出なそうな状況・・・。
しかしながら、1stよりグッと生演奏の良さを活かしたソウルフルな作品に仕上がっていて、60'sソウル好きの方に是非聴いてもらいたい1枚に仕上がっています。
カーティス・メイフィールド作、インプレッションズで有名なE「People Get Ready」、エディ・フロイド作ソウル名曲I「Knock On Wood」のカヴァーももちろん良いですが、サム・クックとオーティスを足したような歌唱が光るオリジナル曲B「In Between」、JB的ファンキーなギターの音色と彼のシャウトがかっこいいC「Mama May I」なども聴きものです。森 陽馬 |
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| 2010年7月3日(土) Jeff Bridges 「I Don't Know」 |
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映画『クレイジー・ハート』を先日鑑賞。
落ち目になったカントリー・シンガーをジェフ・ブリッジスが好演し、アカデミー賞主演男優賞を受賞したことでも話題の音楽映画。T・ボーン・バーネットが音楽を担当しており、ジェフ演じるバッド・ブレイクのライヴ・シーン等はとても楽しく見ることができました。
ただ映画自体は、設定が<映画『レスラー』のカントリー音楽版>といった感じながら、主人公は実は様々な面で恵まれていることと、共感しがたいストーリー展開ということもあり、意外と重厚感に欠ける内容でしたね。まさにカントリー・ソングの歌詞をそのままなぞったような物語ということなのかな。
まあでも、幻のカントリー・シンガー“バッド・ブレイク”に出会える映画、ということだけでも価値ある作品だと思います。
印象に残った曲は、冒頭バッド・ブレイクが場末のボーリング場で行ったライヴで歌っていたこの曲「I Don't Know」。
T・ボーン・バーネットと故スティーヴ・ブルトンによる共作曲で、ポップなカントリー・ナンバー。
サントラ盤にはジェフ・ブリッジスが歌うヴァージョンと、映画内ではその場面でバック・バンド役として出演していたカントリー・シンガーソングライター、ライアン・ヒンガムの両ヴァージョンが収録。(国内CD MSIG-660 \2,940)
なお、スティーヴ・ブルトンはこの映画音楽に関わるも昨年2009年に癌で逝去。今作はブルトンに捧げられている映画でもあります。森 陽馬 |
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| 2010年7月2日(金) RADWIMPS 「携帯電話」 |
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宇多田ヒカルが大ヒットしていた一昔前のJ-POP界は、女性シンガー全盛の時代でしたが、最近はイキのいいロック・バンド/グループがたくさん出てくるようになりました。
特にRADWIMPS(ラッドウィンプス)。
メディアにたくさん出ているわけではないのですが、中高生を中心に若い世代から支持されている4人組ロック・バンドです。
そのRADWIMPSが久々となるシングルを2種同時リリースしました。(「マニフェスト」TOCT-40297、「携帯電話」 TOCT-40296 各\980)
選挙間近ということもあり、「マニフェスト」というタイトルの方に目がいってしまいますが、歌詞も含めて気に入ったのは「携帯電話」の方。
バンプ・オブ・チキンをちょっとカントリーっぽくした雰囲気の楽曲に、今や誰もが持っている携帯電話に依存している人の心情を風刺した詞世界(でも切ないラヴ・ソングでもある)がうまく絡み合った1曲。
カップリング曲「ハイパーベンチレイション」も、他のバンドでは真似できないような個性的な転調&演奏で聴きもの。前作に収録されていた「おしゃかさま」を彷彿とさせるかっこいいナンバーですね。
特に初回仕様もなく、2曲入って980円という潔さもNICE!
中心人物である野田洋次郎のソングライティングは、現代J-POP界において非常に秀でていると思うので、まだまだこれからも楽しみなバンドです。森 陽馬 |
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| 2010年7月1日(木) ウェルナー・ミューラー 「ペピート」 |
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軽音楽・・・言葉は軽くても実に深いジャンルです。
ウェルナー・ミューラー。またの名をリカルド・サントス。
オーケストラを率いてバンド・リーダーとして1940年代から活躍、1950〜70年代日本でも人気があり、数日来日したりレコードも多く発売されていました。
“イージー・リスニングの巨匠”と言われたりもしていましたが、名前は聞いたことがあるけれども音楽をきちんと聴いたことがない、というのが僕を含めて大半だったのではないでしょうか。
そこでこの決定盤! 日本編集の4枚組CD BOX(\8,400)です。
監修者である大江田信選曲の全101曲。
解説もバッチリのブックレットには貴重なジャケット・コレクションの他、コアなファンの方が大切に保存していた来日時のちらしや秘蔵フォトも掲載されています。
音の方も素晴らしい曲ばかり! とにかく演奏がなめらかで、締まっていて、流麗で、そして力強く、聴いていて実に気持ち良いのです。
1950〜1960年代、脂の乗った時代のアレンジャーとしてのウェルナー・ミューラーと、それを実際に演奏した楽団の力量が様々な曲の中にいかんなく発揮されています。
ウェルナー・ミューラーがバック演奏を受け持ったカテリーナ・ヴァレンテやコニー・スティーヴンスなどのヴォーカル入りの楽曲も含まれており、いい曲ばかりで、どの曲を取り上げようか迷いました。
ディスク1<スタンダード編>、ディスク2<ポピュラー編>、ディスク3<ラテン編>、ディスク4<映画音楽編>とヴァラエティに富んでいますが、今日はディスク3の1曲目を。
この曲「ペピート」はテレビ関西の番組『よーいドン!』の人気コーナー・テーマ曲になっているそうです。
残念ながら番組は見ていないのですが、キャッチーなリフがさぞや番組にフィットしているでしょうね。森 勉
★当店店頭&通販コーナーで絶賛発売中です! |
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