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 今日のこの1曲コーナー


ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2020年2月18日(火) Black Pumas 「Confines」

ジミ・ヘンが1970年代に生きていて米国南部で録音したソウル・アルバムを出していたら、、、
そんな想像をかきたてられる1枚。

Black Pumas『Black Pumas』(Deluxe)
(国内仕様CD 日本語解説付 デラックス版2CD OTCD-6795 2,500円+税)

Black Pumas(ブラック・ピューマズ)は、白人ギタリスト/プロデューサーAdrian Quesada(エイドリアン・ケサーダ)と、黒人シンガーEric Burton(エリック・バートン)がオースティンで結成したソウル・ユニット。

2019年発表され第62回グラミー賞BEST NEW ARTIST(新人賞)にノミネートされた1stアルバムに、貴重ライヴ音源収録のボーナス・ディスクが付いた2枚組CD仕様。

ジャック・ムーヴス、ケリー・フィニガン等、ヴィンテージ感ある新世代ソウルお好きな方にオススメです。
今日のこの1曲は、ニール・ヤング「Cowgirl In The Sand」的!な⑧「Confines」。
森 陽馬


<PET SOUNDS RECORDスタッフが選ぶ2019年ベスト・アルバム>選出いたしました。

2020年2月17日(月) 吉田美奈子 「星の海」

路上生活者が販売員となり売上の約6割がその人の収入になる仕組の雑誌『THE BIG ISSUE』。
それを多くの方へ知ってもらおうと寺尾紗穂が発起人となり行っているりんりんふぇす、2020年開催が決定!

記念すべき10回目となる今回は、2020年3月29日(日)山谷・玉姫公演にて投げ銭制で行われます!
りんりんふぇすVol.10 sing with your neighbors ~The Big Issue Support Live

出演者が超豪華!
吉田美奈子with小島良喜、浜田真理子withMarino、イ・ラン、川村亘平斎、ソケリッサ、寺尾紗穂&望月けん一。
座談会、炊き出し、簡単な食事やコーヒーの販売などもあります。

路上生活者・BIG ISSUEだけでなく、出演者&スタッフ、観客含め皆のための催しであることを実感できるイベント。
桜も開花しているといいですね。てるてる坊主を今から準備して楽しみに待ちましょう!

ということで、今日のこの1曲は出演者の中から、吉田美奈子「星の海」を。

吉田美奈子1995年発表アルバム『EXTREME BEAUTY』のラストに収録されている名曲。
(国内CD 生産限定盤 UPCY-9782 1,000円+税)

1994年逝去した名イラストレーター、ペーター佐藤へ捧げられた美しいナンバーです。森 陽馬


2020年2月16日(日) 寺尾紗穂 「安里屋ユンタ」

2020年2月15日(土)寺尾紗穂、初の山梨公演を甲府 桜座で観てきました。

まず、
桜座が本当に素晴らしいライヴ・ハウス/芝居小屋でしたね。
演者及び観客の汗と涙が沁み込んだステージ&客席。
ここで文化が生まれ継承されてきたのだな、ということを感じられました。

そして、人それぞれの想い出と未来に光を灯すような、寺尾紗穂さんの歌も神々しかったな。

3月4日発売新作『北へ向かう』収録曲「北へ向かう」、「安里屋ユンタ」、「一羽が二羽に」、「そらとうみ」も披露。
「安里屋ユンタ」の時に焚かれたスモーク、「一羽が二羽に」時にそのスモークが照明に当たり、鳥のかたちへ変化!?していったように見えたのが印象に残りましたね。
(あと、伊賀航さんが参加した二部に披露した新曲「光のたましい」が本当に素晴らしかった!)

ちなみに、竹富島古謡「安里屋ユンタ」は鳥取で行った折坂悠太との2マンライヴで一緒にカヴァーしたのをきっかけに一人でも歌うようになったそうです。森 陽馬

★掲載ジャケットは、「安里屋ユンタ」収録、寺尾紗穂『北へ向かう』。
(2020年3月4日発売CD 当店のみの特典&インタビューリーフレット付 PCD-27044 2,700円+税)

<PET SOUNDS RECORDスタッフが選ぶ2019年ベスト・アルバム>選出いたしました。

2020年2月15日(土) Huey Lewis & The News 「I Am There For You」

ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの新作が発売になりました。

スタックスの名曲をカヴァーした2010年発表前作『Soulsville』から約10年ぶり!
オリジナル中心の作品としては2001年発表『Plan B』から19年ぶりとなります。

Huey Lewis & The News『Weather』
(輸入CD BMG 538543642)

2018年、ヒューイ・ルイスがメニエール病と診断され、その年のツアーをキャンセル。
難聴、聴覚低下により今作のレコーディングにも支障があっただろうと思いますが、そんなことはまったく感じさせないパワフルな歌声を聴かせてくれます。

PVも楽しいエネルギッシュななロックンロール・ナンバー「Her Love Is Killin' Me」、ユージン・チャーチ作/アーサー・アレクサンダーやウォーカー・ブラザーズのバージョンでも知られる「Pretty Girls Everywhere」のカヴァー、カントリーテイストの「One Of The Boys」など全7曲を収録。

「君がどこへ行っても見守っている 君のためにそこにいるよ」と歌われる「I Am There For You」を今日の1曲に。
ヒューイの歌声、オルガン・ソロが沁みるミディアム・バラードです。東尾沙紀


2020年2月14日(金) ブレッド 「If」

デヴィッド・ゲイツを中心に1969年L.A.で結成されたブレッドは、1970年代前半、さわやかで美しいメロディーの曲をたくさん発表してくれました。

ハードなロックが台頭してきた頃なので、ブレッドのサウンドはよりソフトで落ち着いたものに感じました。

「Make It With You」(二人の架け橋)、「Everything I Own」(涙の想い出)、「Baby I'm - A Want You」、「Diary」、「The Guitar Man」、「Sweet Surrender」、「Aubrey」など名曲揃い。

今日のこの1曲は1971年ヒット曲「If」を。

ブレッド『アンソロジー・オブ・ブレッド』
(国内CD 全20曲 解説・歌詞・対訳付 WPCR-26324 1,300円+税)

それにしても、デヴィッド・ゲイツのソングライティング・センス、いいですね。森 勉


2020年2月13日(木) Neil Young 「When You Dance I Can Really Love」

レコード・コレクターズ2020年3月号<1970年の音楽地図特集>が本日入荷。
1970年に発表された作品が洋・邦・音楽ジャンル問わず紹介されています。


デレク・アンド・ドミノス『いとしのレイラ』、ピンク・フロイド『原子心母』、ジョージ・ハリソン『オール・シングス・マスト・パス』、ジョン・レノン『ジョンの魂』、サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』、CSN&Y『デジャヴ』、ビーチ・ボーイズ『サンフラワー』、ジェイムス・テイラー『スウィート・ベイビー・ジェイムス』、ダニー・ハサウェイetc...。

名盤数多い中、僕にとっての1970年はやはりこの1枚!
ニール・ヤング『After The Gold Rush』。

冒頭「Tell Me Why」、かっこいい「Southern Man」、名曲「Only Love Can Break Your Heart」、「Birds」等で語られることが多い名作ですが、○万回(大げさ)聴いたファンとしては断然「When You Dance I Can Really Love」なんだよなぁ。
歌も、演奏も、ギターも、そして詞もこれぞニール・ヤング!

ちなみに、『Year Of The Horse』CDに収録されている「When You Dance~」も最高!大好きですね。森 陽馬

2020年2月12日(水) Pat Metheny Group 「Are You Going With Me?」

日本人写真家/プロデューサー、トシ矢嶋による写真集『LONDON RHAPSODY』。
70~80'sロンドンの薫り伝わる写真に加え、アーティストとの逸話を綴ったエッセイがとても興味深い。

特に、178ページ『シャーデーとの甘美なひと時 -トリニダード・トバゴにて』。
シャーデーのオフィシャル・フォトグラファーであった彼が1986年トリニダード・トバゴに呼ばれた時の出来事。

部屋でシャーデーと二人きりになり、BGMはパット・メセニー・グループ1982年発表名作『OFFRAMP』。
「Are You Going With Me?」がかかる極上なムードでカメラのレンズを向けると、彼女は服を脱ぎ捨て...。

シネマティックかつ素敵なエピソードで、美しい写真と共に甘美な夢を魅せてくれます。

なお、「Are You Going With Me?」をパットと共作したLyle Mays(ライル・メイズ)逝去の報が本日入りました。
『OFFRAMP』ラスト収録「The Bat PartⅡ』がレクイエムのように響きます。合掌。森 陽馬

★パット・メセニー・グループ『OFFRAMP』
(国内CD UCCU-5721 1,500円+税)

2020年2月11日(火) 桑田佳祐&The Pin Boys 「悲しきプロボウラー」

桑田佳祐のボウリング熱、いまだ冷めず、
ということで、ボウリングをテーマにした曲を歌うプロジェクト第2弾が発売されました。

桑田佳祐&The Pin Boys『悲しきプロボウラー』
(国内CD+ピンズ+ポスター+ステッカー付限定盤 先着クリアファイル付 VIZL-2050 1,500円+税)

演奏のパーソナルは、片山敦夫(ピアノ、シンセサイザー&シンセ・ベース)、斎藤誠(エレクトリック・ギター)、角谷仁宣(コンピューター&リズム・プログラミング)、岡野桜子(「ねぇ、ダーリン・・・」の語り)、桑田佳祐(エレクトリック・ギター)となっています。

サザン・オールスターズ/桑田佳祐の新曲が出るたびに思うことですが、やっぱり桑田佳祐って、天才ソングライターだなぁ~。

今回も軽快で気持ちがウキウキしてくるようなポップさを持ったいい曲です。
ボウリングのレーンをボールがストライクのポケットに向かって疾走しているようなワクワク感がある曲ですね。

個人的なことで恐縮ですが、ボウリングは中学・高校・大学時代によくやりました。
昭和40年代は大流行していて、ボウリング場もいっぱいありました。

一番よく行ったのは、五反田ボウリング・センターでした。
割引があることもあり一時期は会員になったりもしました。

二番目によく行ったのは神宮球場の横にあった東京ボウリング・センター。
学校帰りに仲間と行くことが多かったなぁ。カフェで売っていたレオネードの味も最高でした。

ちなみに当時のスコアは150あたりをうろうろ状態でした。
ハイ・スコアとして覚えているのは226と記憶しています。森 勉


2020年2月10日(月) ルラル 「クラクション」

PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾ルラル発売記念トークイベントが3月28日(土)開催決定しました。

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2020年3月28日(土)
PET SOUNDS RECORD presents ルラル発売記念イベント
ライヴ・カフェ・アゲイン(武蔵小山 当店地下)
14時開場 15時開演 入場料1,500円
出演:中林理香(ルラル)
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中林理香さんに石川県金沢からお越しいただき、当時のライヴ映像や音源を楽しみながらお話を色々伺います。
ライヴへ足を運んだことがあったルラルファンの方々は大集合!
(もちろん、今回のリリースでルラルを知ったという方も是非! 予約受付はアゲインにて)

今日のこの1曲は、ファンからも人気の高いナンバー「クラクション」。
2003年発売シングルCD、店頭にまだ少し在庫ございます。お早めにどうぞ。森 陽馬

ルラル『クラクション』
(CD KJCS-5003 1,100円+税)


2020年2月9日(日) Young Gun Silver Fox 「Whatcha Gonna Do For Me?」

アンディ・プラッツ(ママズ・ガン)とショーン・リーのAORユニット、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス。
2020年3月4日に彼らの3枚目となる新作『キャニオンズ』(国内盤)が発売されます。

アルバムに先駆け、新録曲を収録したアナログ7インチ・シングルが出ました。

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス「Whatcha Gonna Do For Me?/Private Paradise」
(国内EP 歌詞付 P7-6243 1,800円+税)

A面は、ネッド・ドヒニー&ヘイミッシュ・スチュアート(アヴェレイジ・ホワイト・バンド)共作、チャカ・カーンのヒットで知られる「Whatcha Gonna Do For Me?」のカヴァー♪

Gallianoや近年再始動したMother Earthメンバーでもある黒人ベーシストErnie Mckone、インコグニート作品参加等で知られるNichol Thomson(トロンボーン)他ホーン・セクションをフィーチャーした極上のカヴァーに仕上がっています。

B面は最新3rdからのリード曲「Private Paradise」。
打ち込みをベースに1stの雰囲気を想起させる爽やかな1曲。ショーン・リーのとろけるようなギターソロも必聴です。

新作がとっても楽しみ!YGSFとしての2度目の来日も期待したいですね。東尾沙紀


2020年2月8日(土) James Brown 「Give It Up Or Trust A Loose」

最高にファンキーでかっこいい!
でも、怖いくらいの緊張感が伝わってくるライヴ盤この1枚。

James Brown『Live At Home With His Bad Self』
(輸入CD Universal B0030192-02)

ジェイムス・ブラウン1970年発表代表作『Sex Machine』は、「Sex Machine」等スタジオ録音に拍手や歓声を重ねた疑似ライヴ収録のディスク1と、故郷ジョージア州1969年ライヴのディスク2で構成されていました。
今作は、そのディスク2に収録されていたジョージア州オーガスタでの1969年ライヴ完全盤の音源です。

当時1969年ライヴ・ツアー後、バックの主要メンバーが大量離脱。(JBのパワハラに耐えかねた?)
「Sex Machine」はその翌年ブーツィ・コリンズ等を招集し録音した楽曲なので、このライヴには入っていません。

でも、というかだからこそ、このライヴ盤に収録曲の熱は尋常じゃないっ!
演奏ミスをしたら罰金、という逸話があるほど厳しかったJBバンドの意地とプライドが伝わってくるのです。

今日のこの1曲は、未発表だった「Give It Up Or Trust A Loose」。森 陽馬


2020年2月7日(金) The Viscaynes 「Heavenly Angel」

宮治淳一さんを招いての放送だった2020年お正月の山下達郎さんD.J.によるラジオ番組<サンデー・ソングブック>での新春放談はとても楽しいひとときでした。

世の中にまだまだ自分の知らない興味深い音楽がいっぱいあるんだということを教えてくれるもので、レコード/CDへの執着心がますます膨らんでしまうプログラムでした。

その新春放談の第2週目に達郎さんが紹介してくれたのがThe ViscaynesというDoo Wopグループ。

The Viscaynes & Friends『The Viscaynes & Friends』
(輸入CD ORG Music ORG-2111)

後にスライ&ザ・ファミリー・ストーンを結成するスライ・ストーンことシルヴェスター・スチュワートが在籍していたヴィスケインズ1961年のレア音源を集めた編集盤です。

ヴィスケインズは白人の男女各2人とスライを含む黒人2人の6人組。
西海岸のマイナー・レーベルVPM、Tropoから数枚のシングルを出していたようです。

このCDにはその貴重音源7曲と、&フレンズということでPrecisions2曲とIndividuals1曲の計10曲が収められています。
ドゥワップの奥深い魅力が堪能できる貴重な1枚だと思います。森 勉


2020年2月6日(木) 吾妻光良&The Swinging Boppers 「齢には勝てないぜ」

今週末2月9日(日)、東京競馬場では東京新聞杯(芝1600メートル GⅢ)が行われます。

過去にはリスグラシュー(2018)、インディチャンプ(2019)、と後にGⅠを勝った馬が優勝。
長い直線の攻防が見所ある好きなレースですが、特に印象深いのは1990年ホクトヘリオスの追い込み!

ホクトヘリオスが繰り出した大外一気の末脚は本当に凄かったなぁー。
4コーナー周って絶望的な位置から大外に進路をとった柴田善騎手!(いまでも現役!)
近年の競馬は内&先行有利の馬場が多いのですが、こういうレースをもっと見たいですよね。

ということで、話題とあまり関係ありませんが、1990年頃に録音(発表は1991年)された今日のこの1曲。
吾妻光良&The Swinging Boppers「齢には勝てないぜ」。

<ジャンプ・ブルース/ジャイヴfromジャパン>のレジェンド、吾妻光良&The Swinging Boppers。
1991年発表アルバム『Stompin' & Bouncin'』1曲目に収録されていたナンバー。

このアルバムが初アナログLP化され限定発売されました。
吾妻さんの他作品も今後アナログ化される予定になっています。森 陽馬

吾妻光良&The Swinging Boppers『Stompin' & Bouncin' The Great Victor Masters 1990-1991』
(国内LP TYOLP-1024 3,800円+税)


2020年2月5日(水) 安宅浩司 「笑ってみたら」

ほのぼのとして朗らかで、そして、じわじわと味わいが沁みてくる1枚。

安宅浩司(KOJI ATAKA)『THE ACES』
(国内CD WITH-502 2,000円+税)

山田稔明、栗コーダーカルテット、中村まりのサポート・ギタリストとしても知られるシンガー・ソングライター。
『それでいいんじゃないかと』(2007)、『ココニアル』(2010)に続く、ソロ3作目となるアルバムが本日発売。

日々の悲喜交々を友人と語り合っているような、普段着の温もりを感じさせてくれる全9曲。

今日のこの1曲は5曲目「笑ってみたら」。

♪ 笑ってみたら きっとうまくいくんじゃないかな 胸が痛んだり 涙が出たりだけど ♪
(安宅浩司「笑ってみたら」歌詞より)

朴訥で飾らないけれど、音楽・人生へ対する彼の一本芯が通った想いが伝わってきます。森 陽馬


2020年2月4日(火) 浜田真理子 「ヨコハマ・ホンキー・トンキー・ブルース」

♪ ひとり飲む酒悲しくて 映るグラスはブルースの色
たとえばトム・ウェイツなんて聴きたい夜は 横浜ホンキー・トンク・ブルース ♪
(「ヨコハマ・ホンキー・トンキー・ブルース」歌詞より)

作詞:藤竜也、作曲:エディ藩(ゴールデン・カップス、ソロ他)。
上記作者の他、松田優作、原田芳雄、宇崎竜童の歌唱でも知られる横浜ブルースの名曲。
カラオケのオハコ、という方も多いのではないでしょうか。

哀愁が滲み出るような詞から、男性の歌という印象を僕は持っていました。
しかしながら、浜田真理子によるカヴァーは堂に入っていて見事の一語!

2018年発表昭和歌謡カヴァー・アルバム『LOUNGE ROSES』(
2018年11月19日今日のこの1曲紹介)で歌っていますが、本日発売ライヴCD、地元島根のコンサートで歌われた音源の方を今日のこの1曲に。森 陽馬

浜田真理子『MARIKO HAMADA LIVE 2017-2019 VOL.2』
(国内CD 久保田麻琴プロデュース CAM-002 2,300円+税)


2020年2月3日(月) チェン・ビー 「そしてぼくはきみを抱いて」

春風のように柔らかく清廉な歌声を持つ中国山東省出身女性シンガー・ソングライター、チェン・ビー。

北京大学で日本文化を専攻。
2012年1stアルバムを発表以降、北京と東京を拠点に活動している彼女の6枚目となる新作が発売されました。

チェン・ビー『そしてぼくはきみを抱いて』
(国内CD 歌詞・対訳付 2,500円+税)

中国の人気男性アーティスト、モーシーやシャオ・インをゲストに迎え、北京と東京でレコーディング。
タイトル曲「そしてぼくはきみを抱いて」は現代詩人:野村喜和夫によるはかない夏の終わりを描写した詞に、モーシーと共作した曲をつけたもの。2人の歌声がマッチしていて、とても素敵なデュエットです。

女の子の可愛い話し声、優しいメロディーにホッとする「毎日書き留める大切な小言」、ドラマティックなストリングスに心打たれる「意味のジャングル旅行のガイド (Meaning Jungle Trip Guide)」など、多彩な楽曲が収められています。

アルバムを締め括るのは、日本語で歌われている幻想的なアレンジの童謡「赤とんぼ」。
彼女の包み込むような美しい歌声で、子どもの頃の懐かしい記憶が色々と呼び覚まされました。東尾沙紀


2020年2月2日(日) 小野リサ 「忘れな草をあなたに」

明日2月3日は立春の前日、節分。
ハロウィン、クリスマスも楽しいイベントですが、日本古来から伝わる行事も大事にしたいですよね。

ということで、情緒あふれる<日本の歌>を今日のこの1曲に。

小野リサ『愛から愛へ ~愛の讃歌~』
(国内CD MUCD-1441 3,000円+税)

ブラジル音楽を馴染みやすいアレンジで1989年から歌い続けてきた日本人女性シンガー、小野リサ。
近年は、日本の歌を穏やかなボサノヴァ/ラテン・アレンジで歌う作品が多くなりました。

今作も1940~60年代に日本で歌われていた楽曲のカヴァーを中心に収めた全12曲。
(11曲目「まだ恋が足りない」のみ宇崎竜童&阿木燿子コンビによる書き下ろし新曲)

今日のこの1曲「忘れな草をあなたに」は、木下龍太郎作詞、江口浩司作曲による1963年楽曲。
女性コーラス・グループのヴォーチェ・アンジェリカ、菅原洋一、倍賞千恵子の歌で知られるナンバー。
Tony Guerreroによるフリューゲルホルンの音色が心地良くも切ないアレンジです。森 陽馬


2020年2月1日(土) ブルー・ペパーズ 「マリンスノーの都市」 feat 佐々木詩織

ベースはリー・スクラー!(The Section、James Taylor他)
ドラムが宮崎まさひろ!(東北新幹線、高中正義他)

通好みなリズム隊をゲストに迎えた新録音曲が出ました。

ブルー・ペパーズ『Believe in Love/マリンスノーの都市』
(国内7インチ・アナログ盤 VSEP-850 1,800円+税)

ブルー・ペパーズは福田直木と井上薫による新世代AOR/シティ・ポップ男性2人ユニット。

ジェイ・グレイドンオマージュな雰囲気「Believe In Love」と、冒頭のリズム隊を起用した「マリンスノーの都市」。
アーバン・メロウなこの2曲をカップリングした7インチ・アナログ盤です。

近年活動の幅を広げている佐々木詩織(佐々木久美の娘)による伸びやかな歌声も魅力的ですね。森 陽馬


2020年1月31日(金) James Taylor 「Teach Me Tonight」

2020年2月末にとっても楽しみな新譜があります。

それは、、、ジェイムス・テイラー『アメリカン・スタンダード』!
(2020年2月28日発売 国内CDボーナス・トラック追加収録 解説・歌詞・対訳付 UCCO-1219 2,600円+税)

72歳を迎えたジェイムス・テイラーの包容力ある歌声で歌われるアメリカン・スタンダード。
冷えた身体と疲れた心に優しく寄り添ってくれる1枚になりそうですね。

今日のこの1曲は、Sammy Cahn&Gene De Paulによる1953年作「Teach Me Tonight」を。

ダイナ・ワシントン、ジョー・スタッフォード、アル・ジャロウ等多くのシンガーがカヴァーしているスタンダード曲。
でも、ジェイムス・テイラーが歌うと、彼自身が昔から歌っていたオリジナルのように聴こえるから不思議。

春の訪れと共にこのアルバムを心待ちにし、苦手な冬を乗り越えたいと思っています。森 陽馬

★当店のみの特典も作成予定! 予約受付中!


2020年1月30日(木) DA LATA 「Sway」 feat Vaness Freeman

2日前の凍える寒さがウソのように、東京は春のような陽気でした。
これだけ暖かいと、グルーヴィーなブラジリアン・サウンドを聴きたくなってきますね。

ということで、春~夏に合いそうなクールかつダンサブルな1枚を。

DA LATA『BIRDS』
(輸入CD DA LATA MUSIC DLM004CD)

DA LATA(ダ・ラータ)は西ロンドン発、Patrick Forge(パトリック・フォージ)とChris Franckによるユニット。
ブラジリアン・ジャズをCLUB MUSIC的感覚で現代的に心地良くアレンジしているところが魅力。

今作はパーカッショニストであるChris Franckがプロデュースを担当。
ウエスト・ロンドンらしいオシャレでハイセンスなサウンド・アレンジがゴキゲンです。

今日のこの1曲は、The Baker Brothersとの仕事で知られるVanessa Freemanをfeat②「SWAY」を。森 陽馬


2020年1月29日(水) デヴィッド・ボウイ 「ヒーローズ (ドイツ語版)」

映画『ジョジョ・ラビット』を鑑賞してきました。

第二次世界大戦下のドイツ。ヒトラーに傾倒する10歳の少年ジョジョ。
靴紐も1人で結ぶことのできない彼が、愛とユーモアに溢れる勇敢な母親、ユダヤ人女性との出会いなどによって少しずつ意識を変え成長していく物語です。

ナチスを扱った映画ながら、ヒトラーはジョジョの空想上の友達<アドルフ>(演じるのは監督!)としてコミカルに描かれていたり、子役達の可愛らしさにクスッとしたり、キャラクターが皆魅力的でした。
悲しいシーンもありますが、シリアスになりすぎず、でも戦争や差別がいかに愚かな事か知らない世代にも観て感じてほしいという監督の想いが伝わる作品でした。

音楽の使われ方もとても良かったです。

ストーリーがこれから始まっていくワクワク感を掻き立てるビートルズ「抱きしめたい」、終盤のとても良いシーンで流れるデヴィッド・ボウイ「ヒーローズ」、ロイ・オービソン「ママ」はドイツ語ヴァージョンが印象的に使われています。

他にもトム・ウェイツ「大人になんかなるものか(I Don't Wanna Grow Up)」、ラヴ「Everybody's Gotta Love」など、60~70年代のロック/ポップスも物語に違和感なく溶け込んでいました。東尾沙紀

掲載ジャケットは上記の楽曲他全12曲を収録した『ジョジョ・ラビット オリジナル・サウンドトラック』です。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UWCD-1073 2,500円+税)



2020年1月28日(火) Bill Fay 「Your Little Face」

東京23区は雪が降らなかったものの、風雨が強くとても寒い1日でしたね。

こんな日には、凍えそうな寒さを凌ぐ焚火のように、温もりがじわじわと伝わってくる1枚を。

Bill Fay『Countless Branches』
(輸入CD Dead Ocean DOC211)

Bill Fayは1960年代から活動している英国出身男性シンガー・ソングライター。
2012年に41年ぶりオリジナル・アルバム『Life Is People』をリリース。
その後2015年『Who Is The Sender?』(
2015年6月23日今日のこの1曲で紹介)発表。
それ以来となるアルバムが今作です。

復帰後の2作同様、Joshua Henryプロデュース。
無駄な音を極力排し、深みを増した彼の歌声がより心に響く仕上がり。

今日のこの1曲は、3曲目「Your Little Face」を。
<英国のトム・ウェイツ>と以前書きましたが、<英国のエリック・アンダーソン>と評したくなる1曲。森 陽馬


2020年1月27日(月) Corinne Bailey Rae 「Jersey Girl」

桑本正士の写真と長門芳郎の文によるレコード・コレクターズ誌の連載『桑本正士が写した音楽と記憶の風景』。
2020年2月号第22回はトム・ウェイツの写真と来日公演のことが書かれていました。

楽屋口では普通に歩いていたのにステージ上へ出ていくときはフラフラと酔っぱらった感じで歩いたり、ビール缶を開け中身がプシュっと飛び出すのもステージ直前に缶ビールをよく振っていた、というエピソードが興味深かったです。
<酔いどれ吟遊詩人>を自ら演出していたわけですね。

そのトム・ウェイツの楽曲を女性シンガーがカヴァーしたアルバムが発売されました。

V.A『Come On Up To The House』
(輸入CD DUALTONE 80302-02003-26)

Warren Zanes(The Del Fuegos)による総合プロデュース・アルバム。
Aimee Man「Hold On」、Shelby Lynne&Allison Moorer「OL'55」、Patty Griffin「Ruby's Arms」他全12曲収録。
トム・ウェイツのソングライターとしての魅力がより感じられる1枚。

今日のこの1曲はコリーヌ・ベイリー・レイが歌う「Jersey Girl」を。
♪シャラララ♪のサビがトム・ウェイツのダミ声と違い、華やかで素敵なカヴァーです。森 陽馬


2020年1月26日(日) The Dave Clark Five 「I Like It Like That」

12年ぶりくらいで、デイヴ・クラーク・ファイヴのCDがオフィシャルで発売されました。

The Dave Clark Five『All The Hits』
(輸入CD BMG BMGCAT408CD 32ページ英文ブックレット付/輸入LP)

全28曲、1963~70年にイギリス&アメリカでシングルヒットした曲を中心に収録されています。
中には映画『五人の週末』で使われたLP収録曲「ワイルド・ウィークエンド」、1966年日本盤LPとして出た『デイヴ・クラーク・ファイヴがやってくる』に入っていた「めぐり逢う日を ('Til The Right One Comes Along)」、シングル「オーヴァー&オーヴァー」B面でありながら知られざる名作「アイル・ビー・ユアーズ・マイ・ラヴ」等、マニア受け曲も含まれています。

ちなみに、「めぐり逢う日を」はピアノの間奏がない当時聴いたことがなかったヴァージョンで収録。
「アイル・ビー・ユアーズ・マイ・ラヴ」に関しては、2005年旧店舗がなくなる際のイベント(当店HPの
Good TiminコラムVol.2掲載)で取り上げた『森勉の選ぶ5曲+1』をご参照ください。

さて、今日のこの1曲は何にしましょうか。大好きな曲ばかりで目移りしますが、、、。
DC5はオリジナルもいいけれどカヴァーもすばらしい!いうことで、アラン・トゥーサン&クリス・ケナー作「アイ・ライク・イット・ライク・ザット」を。
リード・ヴォーカルのマイク・スミスによる大迫力ヴォーカルが楽しめます。

なお、このCDは
2008年11月24日今日のこの1曲で紹介したThe Dave Clark Five『The Hits』と同内容。
2019年最新リマスターではありますが、ブックレットの文章・写真等も重複している所が多いので、それをお持ちの方はジャケットが違いますがパスしてもいいかと。
しかし、それをお持ちでない方は今回是非お手元に1枚。
デイヴ・クラーク・ファイヴのオフィシャルCDはすぐ手に入らなくなることが多いですから...。森 勉


2020年1月25日(土) Mondo Gascaro 「Apatis」

『大人の科学マガジン』2020年3月発売予定の最新リリースは、トイ・レコード・メーカー!
レコードに音を再生するための溝を刻む作業・カッティングを自らの手で行えるという驚きのキットです。

<2020年3月26日頃発売 当店でも取り扱い予定>
トイ・レコード・メーカー (学研 68ページ本+組立キット 7,980円+税)

CD、DVD、カセット等と違い、アナログ盤を自分で作成する、というのは夢のような作業ですよね。
自分の声・歌・演奏などスマホで録音&取り込み、それをカッティング&再生。
世界で1枚のレコードを作って、プレゼントしたりもできるとのこと。凄いなぁー。

カッティングしたレコードに、針を落として音が出た時の感動は筆舌に尽くし難いものがあるでしょう。
当店にも3月下旬入荷予定です。乞うご期待!

今日のこの1曲は、様々な国/ジャンルのGood Musicを紹介してくれる名レーベル、プロダクション・デシネからリリースされたインドネシア男性ミュージシャン、モンド・ガスカロの7インチ・レコード「Apatis」。
(国内7インチ・アナログ盤 PDSP-023 1,900円+税)

モンド・ガスカロが手掛けた映画『Memories Of My Body』サントラ盤からセレクトされた2曲。
楽曲も、音質も、デザインも、デシネ・レーベルの音楽に対する愛情&こだわりが感じられます。森 陽馬


2020年1月24日(金) Mike Viola 「悲しきLA天国 (MONAKA)」

ソニー<BEATLEDNA>シリーズから、マイク・ヴァイオラの日本独自ベスト盤が今週発売になりました。

マイク・ヴァイオラ『ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICX-149 1,800円+税)

2020年1月5日今日のこの1曲にも今作について書かせていただきましたが、ビーチ・ボーイズ風コーラスが印象的な名曲「Strawberry Blonde」から始まる選曲がとても良く、また取り上げたくなってしまいました。

マイク・ヴァイオラは、エルヴィス・コステロのような少し鼻にかかったハスキーヴォイス、ポップ好きの心をギュッと掴むメロディ・センスを持つ1966年生まれアメリカのシンガー・ソングライター。

マイクがヴォーカルを務めた映画『すべてをあなたに』主題歌「That Thing You Do」がやはり有名でしょうか。
ボーナス・トラックにはこの曲に加え、浦沢直樹、倉本美津留、LA在住日本人アーティストHedayと結成した新バンド<MONAKA>の本邦初公開曲「悲しきLA天国(Don't Want To Die In LA)」も収録されています。
フリー「All Right Now」を彷彿とさせるイントロが印象的なポップンロールな1曲♪ドラムはジム・ケルトナー!
入門編にも最適の1枚です!東尾沙紀


2020年1月23日(木) Hootie & The Blowfish 「New Year's Day」

Hootie & The Blowfish (フーティー&ザ・ブロウフィッシュ)!
1990年代洋楽をよく聴いていた方は、「懐かしい!」と感じる方が多いのではないでしょうか。

米国サウスカロライナ州出身1986年結成4人組ロック・バンド。
1994年発表1stアルバム『Cracked Rear View』がヒット。僕は「Hold My Hand」という曲が大好きでした。

その1stから25年を経た2019年末、彼らの約15年ぶりフル・アルバムが発売されています。
Capitol Nashville移籍第1弾となる今作。Jeff Trott、Fank Rogersプロデュースによる快心の1枚。

Hootie & The Blowfish『imperfect circle』
(輸入CD Capitol Records Nashville 00602508176777)

黒人シンガーDarius Rucker(ダリアス・ラッカー)のソウルフルな歌声健在!
アメリカの大らかさを体現したようなロックに、口ずさみやすいポップなメロディーがゴキゲンな全13曲です。

今日のこの1曲は、新年1月今更ながら新たな気持ちで1曲目「New Year's Day」を。森 陽馬


2020年1月22日(水) Marcus King 「Beautiful Stranger」

ビルボード・ライブ横浜、2020年4月オープンが決定!
4月12日こけら落とし公演はバート・バカラック!(92歳!!)
他ラインナップも豪華で楽しみですね。

ちなみに、2019年ビルボード・ライブ東京で観た中では、マーカス・キング・バンドが印象に残っています。
サザン・ロックな面だけでなく、ソウルフルな魅力も感じとれ若いパッション溢れるステージでした。

そのマーカス・キング、ダン・オーバック(ブラックキーズ)プロデュースで初ソロ・アルバムをリリース。

マーカス・キング『El Dorado』
(国内CD 日本盤ボーナス・トラック1曲追加 解説・歌詞・対訳付 UCCO-1218 2,500円+税)

今までの作品で聴けた豪放なギターはやや抑え目に。
その分、彼のソウルフルな歌声とソングライティングがより活かされた1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲は、オーティス・レディング的サザン・ソウル・バラードな⑥「Beautiful Stranger」を。
23歳にして魂焦がすようなこのソウル/ブルース。素晴らしい! 森 陽馬



2020年1月21日(火) ニック・ロウ&ロス・ストレイトジャケッツ 「Heart Of The City (Live)」

ニック・ロウの新しい編集盤が発売になりました。

ニック・ロウ&ロス・ストレイトジャケッツ『ウォークアバウト』
(国内仕様CD 解説・歌詞・対訳付 MSIG-1357 2,500円+税)

ニック・ロウ&ロス・ストレイトジャケッツが2020年2月16~23日の間に行うオーストラリア・ツアーのプロモーション用に編まれたもので、ニュージーランドや日本でも発売されているスペシャル・コンピです。
(ステッカーシート入り500枚限定!)

4曲入りEP『Tokyo Bay』(
2019年1月30日今日のこの1曲紹介)、『Love Starvation』(2019年4月26日今日のこの1曲紹介)から各3曲ずつ、ロス・ストレイトジャケッツによるニック・ロウ・インスト・カヴァー集『愛しのニック・ロウ・ショー』(2017)から4曲、ロス・ストレイトジャケッツによるイージービーツ「Friday On My Mind」カヴァー、最後に今作に初収録となる「Heart Of The City」ライヴ音源含めた全12曲入。

ライヴ音源以外は既発曲なので、すべてお持ちの方は曲がだいぶ重なってしまいますが、両者による「Heart Of The City」のゆる~りとしたアレンジも良い感じですよ。2018年の録音だそうです。

2019年来日した際、「来年(2020年)はバンドを連れて来るよ!」と言っていました。
4年連続の来日、期待したいと思います。東尾沙紀



2020年1月20日(月) フランク・シナトラ 「ディドゥント・ウィー」

1939年に初レコーディング、1941年からは多くの映画出演、1961年には自身のレーベル『リプリーズ』を設立し、多くのヒットを放ちエンターテイナーとして活躍したフランク・シナトラは、活動期間も長かったのでファンそれぞれのフェイヴァリットがあると思います。

一般的にフランク・シナトラと言えば、「マイ・ウェイ」を歌っている人、という認識になるでしょうか。
(異論のある方もいらっしゃると思いますが、今日のところは話の流れ上、これでよろしくお願いします。)

シナトラの「マイ・ウェイ」がヒットしたのは1969年。
全米チャートでは最高位27位までしか上昇しませんでしたが、その後知名度が上がり超有名曲となりました。
その「マイ・ウェイ」をフィーチャーした同年発表アルバム『マイ・ウェイ』が発表50周年を迎え、2019年暮れ日本盤としても発売されました。

フランク・シナトラ『マイ・ウェイ ~50周年記念エディション』
(国内CD 英文解説の翻訳・歌詞・対訳付 UICY-15851 2,500円+税)

ボーナス・トラックとして、デュエットやライヴの「マイ・ウェイ」4ヴァージョンを収録。
今日はその「マイ・ウェイ」ではなく、アルバム中の1曲として発表された「ディドゥント・ウィー」を。

「マッカーサー・パーク」のヒットで有名なリチャード・ハリス1968年発表名作『ア・トランプ・シャイニング』に収録されていたジミー・ウェッブ作品のカヴァーです。

喪失感を湛え、情感たっぷりに歌うシナトラのヴォーカル、見事です。アレンジはドン・コスタ。森 勉


2020年1月19日(日) Jonah Tolchin 「Roll Em Easy」

天辰保文氏が2019年ベスト3に挙げている1枚。

Jonah Tolchin(ジョナー・トルチン)『Fires For The Cold』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6176 2,200円+税)

ジョナー・トルチンは、アメリカ/ニュージャージー出身1993年生まれ男性シンガー・ソングライター。

まず、女性詩人Mary Jane Oliver(2019年逝去)の詩から取られたタイトルが素晴らしい。

フォーキーながら、ジェイ・ベルローズ、サラ・ワトキンス等も参加した味わい深い演奏。
そして、彼の朴訥な歌声が、冷たい心を火にくべるように、じんわりと沁みてくる1枚。

今日のこの1曲は、リトルフィート『Dixie Chicken』収録曲「Roll Em Easy」カヴァーを。
ジャクソン・ブラウン、リッキー・リー・ジョーンズがコーラス参加しています。森 陽馬


2020年1月18日(土) KEEPON 「パーティー」

当店2019年ベストにも選出した2003年生まれ現在高校1年生の男性ミュージシャン、KEEPON。
彼が15歳時自宅スタジオで多重録音した細野晴臣カヴァーが2月21日発売決定しました。

<2020年2月21日発売>
・(7インチ・アナログ+CD)KEEPON『パーティー/終りの季節』
(45回転アナログ盤+同内容のCD付 LDEP-005 2,000円+税)

これが驚愕の<ビーチ・ボーイズ「英雄と悪漢」にサイダーをブレンドした>ようなアレンジ!
うまく言葉にできないけれど、とにかく凄い!聴きもの!!

なんと、この「パーティー」のミックスは細野晴臣が担当。(B面「終りの季節」は久保田麻琴ミックス)
ジャケット写真は野上眞宏氏!(はっぴいえんど、細野晴臣『HOSONO HOUSE』他写真で有名)

岡田崇がデザイン&ライナーノーツを手掛け、細野晴臣&久保田麻琴によるコメントも。
英国アビーロードスタジオのマイルス・ショーウェルによるハーフスピードカッティング。
最新鋭レコードプレス機WarmToneで国内プレス、と非の打ち所がない最強の仕様!

同内容のCDも付いています。アナログは聴けないという方も是非手に取ってもらいたい1枚ですね。森 陽馬

通販コーナー及び店頭にて予約受付中!


2020年1月17日(金) ovall 「Slow Motion Town」

小沢健二、GOMES THE HITMAN、加納エミリ、キンモクセイ、伊藤銀次、etc...。
2019年11~12月は2010年代の最後を飾るに相応しい邦楽新譜の力作が色々出ました。

その年末リリース作中から、年明けも店内でよくかけているお気に入り盤この1枚。

Ovall『Ovall』
(ボーナス・ディスク付完全限定盤CD OPCA-1043 3,000円+税)

Ovall(楕円の意)はShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるトリオ・バンド。
バンド名をタイトルに冠した今作。現代に呼応したジャズ/ソウルをクールなアレンジで聴かせる全9曲。

ラウンジーなようでいてグルーヴ感もある演奏は、例えるなら“スタッフの現代版”!
洗練されていながら、音と音の間・空気感が心地良いです。

今日のこの1曲はインスト・ナンバー⑤「Slow Motion Town」を。
ちなみに、完全限定盤には「Transcend」Kan Sano Remix等4曲収録ボーナスCDが付いています。森 陽馬


2020年1月16日(木) Last Electro 「Pentatonic Love」

当店2019年ベストには選出しませんでしたが、Kan Sano『Ghost Notes』も好評で素晴らしい作品でした。
2019年5月25日今日のこの1曲で紹介)
彼の才能は新世代クラブ・ジャズ/ソウルのみならず幅広い層に評価されるべき、と思っています。

そのKan Sanoが中心のユニット、Last Electro7曲入りCDが発売。

Last Electro『closer』
(国内CD JOSSPL-012 1,800円+税)

Kan Sano以外のメンバーは、中村祐介(BLU-SWING)、Ippei Sawamura(SANABAGUN)、Jun Uchino(Mime)。

エレクトロニカとバンド・サウンドが合わさったフューチャー・ビート・ソウルな1枚。
今日のこの1曲は、ダンサブルかつクールな1曲目「Pentatonic Love」。森 陽馬


2020年1月15日(水) Pernice Brothers 「Always in All Ways」

飾らない柔らかな歌声、英国ネオアコ/ギターポップ的な瑞々しいメロディ・センス&ハーモニー♪

スカッド・マウンテン・ボーイズ、ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)らとのユニット、ザ・ニュー・メディカンツ他、90年代からアメリカのインディーズ界、さらに近年は作家として活躍してきたジョー・パーニスが、パーニス・ブラザーズとしての9年ぶりの新作をリリース。

本国で2019年発表された今作に、ボーナス・トラック2曲を追加した国内盤CDが発売になりました。

パーニス・ブラザーズ『スプレッド・ザ・フィーリング』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 HYCA-3096 2,200円+税)

ニーコ・ケース、リック・メンク(ヴェルヴェット・クラッシュ)、ジェームズ・ウォルボーンら参加の「The Devil And The Jinn」、ピート・ヨーン参加「Throw Me To The Lions」、ハーモニカを取り入れた哀愁あるフォーキーな「Wither On The Vine」、疎遠だった父の元に戻る男の歌「I Came Back」、ギターを主としたまったりインスト「Frank Say」など.。

その中から「Always in All Ways」を今日の1曲に。
<寝たふりをした彼女の耳元に囁く言葉。彼女が瞬きする様子が窓に反射する>
この曲の舞台は飛行機の中。シーンが浮かぶ詞の世界観も素敵だなと思いました。

ボーナス・トラックには「Wither On The Vine」と「The Queen Of California」のデモを収録。
ギター弾き語りによる、より繊細な歌が楽しめます。東尾沙紀


2020年1月14日(火) Superfly 「Lilyの祈り」

最近の傾向として、話題の楽曲でもシングルCDが発売されないことが多くなっています。

2019年9月から放送中のNHK朝ドラ『スカーレット』主題歌、Superfly「フレア」。
評判の良いこの曲もデジタル・リリースのみでしたが、CDとしてやっと発売されました。

Superfly『0 (ZERO)』
(通常CD WPCL-13150 3,000円+税/初回限定Blu-ray付A、B、及びDVD付もあり)

女性ヴォーカル越智志帆によるSuperfly。
2015年発表『WHITE』以来、約5年ぶりオリジナル・アルバム。

タイトル『0』は、2016年喉の不調で休養中、切迫した心の状態がリセットされゼロになったことを表したそう。
そのゼロの状態から湧き出るように生まれた全11曲。
越智志帆自身が「フレア」含めほとんどの曲の作詞・作曲を手掛けています。

今日のこの1曲は、情感溢れる歌声が素晴らしい7曲目「Lilyの祈り」。
森 陽馬


2020年1月13日(月) 寺尾紗穂 「北へ向かう」

PET SOUNDS RECORDが2006年デビュー時から応援している女性シンガー、寺尾紗穂。
冬にわかれて名義の2018年作を経て、2017年『たよりないもののために』以来のソロ作が3月4日発売決定。

寺尾紗穂『北へ向かう』
(2020年3月4日発売 国内CD PCD-27044 2,700円+税)

タイトルは『北へ向かう』。
2018年11月30日吉祥寺スターパインズカフェ、冬にわかれてライヴで披露された楽曲から取られています。
2018年11月30日今日のこの1曲

父寺尾次郎(シュガー・ベイブのベーシスト/翻訳家 2018年6月6日逝去)告別式の日、彼女は金沢でライヴが入っていたため骨を拾う前に葬式を退席、北陸新幹線で会場へ向かう車中で書いたという1曲。
今作に収録されるスタジオ録音ではキセルが編曲と演奏を担当。仕上がりが楽しみですね。

掲載ジャケットは、2019年2月韓国公演用に制作された自主盤『君は私の友達』(2,000円+税)。森 陽馬

★通販コーナーにて予約受付中!今回も発売記念リーフレットや特典を作成予定です。


2020年1月12日(日) ボビー・ヴィントン 「トラブル・イズ・マイ・ミドル・ネイム」

ボビー・ヴィーは1959年16歳の時にレコード・デビューし、1960年代数多くのヒットを放ちました。
特に1960~63年の4年間は22曲ものヒットを全米チャートに送り込んだ大人気を博した男性シンガー。

そんなボビー・ヴィーが歌った曲に影響を受けたシンガーや楽曲を集めたCDがこのコンピです。

V.A『燃ゆる瞳に魅せられて ~ボビー・ヴィーを目指した男たち』
(The Night Has A Thousand Soundalikes:60's Teen Pop Influenced By Bobby Vee)
(国内仕様CD 原盤Teensville TV-1036のブックレット英文解説対訳付 MSIG-1300 3,100円+税)

クリケッツ、ジミー・クラントン、ブライアン・ハイランド、クリフ・リチャード、ヴィック・ダナ、ボビー・ダーリン、ガス・バッカス、など全35曲収録。耳ざわりの良いティーン・ポップが目白押しです。

今日はその中から、1962~63年にかけてヒットしたボビー・ヴィントン「トラブル・イズ・マイ・ミドル・ネイム」を。
ヴォーカルがダブル・トラック(昔の言い方だと一人二重唱)で録音されていることが、ボビー・ヴィー的ということで選ばれたイイ曲です。

なお、この曲はイギリスのフォー・ペニーズがカヴァーしていて、僕はそのヴァージョンでこの隠れた名曲を知ることができました。森 勉



2020年1月11日(土) The Bootiques 「Did You Get Your Fun」

レコード・コレクターズ2020年2月号が入荷。
特集は、『クイーン ベスト・ソングス100』と『2019年リイシュー・ベスト・アルバム』。
山下達郎他レコードコレクター達による『私の収穫2019』の記事も楽しいですね。

さて、そのレココレ2019年リイシュー・ベスト、オールディーズ部門5位がこの1枚。

カート・ベッチャー&フレンズ『ルッキング・フォー・ザ・サン』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-7597 3,000円+税)

ミレニウム、サジタリアス、ゴールドブライアーズ等で知られる名プロデューサー、カート・ベッチャー。
ソフト・ロック界重要人物である彼が1965~67年関わった楽曲を中心に選曲されているコンピです。

現在入手困難なシングルオンリー楽曲から、完全未発表音源まで全21曲。
その中から、ガール・ポップファンにもオススメのThe Bootiquesを今日のこの1曲に。

The BootiquesはJulie Jones(Crossman)、Merle Levine、Christine Costelloによる女性3人組。
「Did You Get Your Fun」はカート・ベッチャーがプロデュースを担当した1966年発表シングルB面曲です。
当店ロングセラーCD『Where The Girls Are Vol.5』に収録されたこともある短いながらもポップなイイ曲♪

ちなみにこのコンピは、NOW SOUNDS RECORDSを主宰していたSteve Stanleyによる仕事。
各曲のミュージシャン・クレジット他情報、詳細な解説(英語)が付いたブックレットも素晴らしい! 森 陽馬



2020年1月10日(金) ISLA DE CARAS 「ME AVANZO」

<ブエノスアイレスのGREAT3>!?

ISLA DE CARAS(イスラ・デ・カラス)は、アルゼンチン人ミュージシャンLAUTARO CURA中心のロック・ユニット。
2018年10月デジタル・リリースされた1stアルバム『CHANGO』が日本独自CD化されました。

イスラ・デ・カラス『CHANGO』(シャンゴ)
(国内CD 日本盤CDのみボーナス・トラック収録 日本語解説付 PCD-24900 2,400円+税)

南米をイメージさせる開放感あるロックではなく、インドア的音響ポップなサウンドが魅力。

今日のこの1曲は7曲目「Me Avanzo」を。
片寄明人さんが書いたようなセンチメンタルなメロディーとエコー効いたギターの音色が印象的♪

GREAT3、トータスから、ネオアコ系お好きな方にもオススメしたい1枚です。森 陽馬



2020年1月9日(木) Camera Soul 「Existence」

インコグニート、ブラン・ニュー・へヴィーズなどACID JAZZお好きな方にも好評の1枚♪

カメラ・ソウルは、女性ヴォーカリストMaria Enrica Lotesoriereを擁するイタリア発ソウル/ジャズ/ファンク・バンド。
UKソウル・チャートも賑わせてきた彼らの約2年ぶり通算5作目が2019年12月にリリースされています。

カメラ・ソウル『イグジスタンス』
(国内CD 解説付 PCD-24898 2,400円+税)

爽快なオープニング・ナンバー「Existence」、ファンク・チューン「In The City」をはじめ、「You」や「Life」などのスローなナンバーも良い♪
聴いていて気持ち良い1枚です。

日本盤ボーナス・トラックとして、インコグニート「Everyday」カヴァーも収録されています。東尾沙紀


2020年1月8日(水) 坂本九 「東京五輪音頭」

2020年、今マスコミの一般的な関心事トップは、やはり『2020東京オリンピック』ということになるのでしょう。

前回の『1964東京オリンピック』には、「東京五輪音頭」というテーマ曲がありました。

作曲は1964年オリンピックが終わった後すぐに還暦を迎えた巨匠・古賀政男、作詞は劇作家の宮田隆。
各レコード会社の専属歌手による競作曲となりました。

三波春夫(テイチク)、橋幸夫(ビクター)、北島三郎・畠山みどり(コロンビア)、大木伸夫・司富子(ポリドール)、三橋美智也(キング)、坂本九(東芝)など...。

この中では三波春夫ヴァージョンが一番のヒットとなり、当時の印象としてもラジオ・TVで圧倒的な目立ち方でした。
(小学6年生~中学1年生の感想です)

今日はそれではなく、坂本九「東京五輪音頭」でいってみましょう。
九ちゃんヴァージョンのアレンジはダニー飯田。

坂本九『メモリアル・ベスト』
(国内CD TOCT-25439 全20曲収録 1,904円+税)

ちなみにこの曲はアメリカ/キャピトル・レコードからもシングルが発売されました。
タイトルは「The Olympics Song」。森 勉



2020年1月7日(火) David Byrne 「Once In The Lifetime」

トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンが2018年発表したアルバム『American Utopia』。
そのツアーから派生した同名タイトルのブロードウェイ公演が凄いらしい。

2019年10月からブロードウェイ・ミュージカルで公演が続き連日満員。
バーン含めた演者が約90分トーキング・ヘッズ及びソロの楽曲を生演奏&踊りで表現。
『ストップ・メイキング・センス』に魅せられた音楽ファンは必見のステージとのこと。

うーーん、コレは生で観たいっ!
でもニューヨークへ近々に行くのは難しい、、、という方は2019年末発売されたこのサントラ盤を。

『David Byrne's AMERICAN UTOPIA On Broadway Original Cast Recording』
(輸入2枚組CD Nonsuch 7559792301)

ブロードウェイ・パフォーマンスが目に浮かぶようなアグレッシヴな演奏と歌!
今日のこの1曲はトーキング・ヘッズ1980年発表作『Remain In Light』収録曲「Once In The Lifetime」。森 陽馬



2020年1月6日(月) 小倉博和 「遠い昔」(Long Ago And Far Away)

2020年になったと思ったら、もう1月6日。
正月気分は残っているのに、お正月は遠い昔、、、

ということで、ジェイムス・テイラー作の名曲「遠い昔」(Long Ago And Far Away)カヴァーを。

小倉博和『Sound Of Strings Sketch Song 2 ~Autumn & Winter』
(国内CD GT-1114 2,700円+税)

ギタリスト小倉博和によるギター・インスト・アルバム。
2019年6月23日今日のこの1曲で紹介した『サウンド・オブ・ストリングス』シリーズの第2弾、秋冬編。

聴いていて心豊かになるアコースティック・ギターの音色を活かした名曲カヴァー中心全8曲。

「遠い昔」のアレンジは、アール・クルーによる名カヴァーが下敷きになっているようです。森 陽馬



2020年1月5日(日) Vulfpeck 「For Survival」 feat Mike Viola

今月1月22日マイク・ヴァイオラの日本独自企画編集盤『ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』が発売になります。

90年代からキャンディ・ブッチャーズとして活躍、現在もソロやコラボなどでコンスタントに作品を発表しているアメリカ出身のポップ職人。
2019年4月には下北沢ラ・カーニャで1日限りの来日公演を行い、アコースティック・ギター/ピアノ弾き語りでたっぷり楽しませてくれました。

ベスト盤には、1999年から最近の楽曲に加え、未発表曲、トム・ハンクス監督・出演作『すべてをあなたに』主題歌「That Thing You Do」など盛り沢山の全22曲を収録。
既に色々お持ちの方にも、聴いたことないという方にもぜひ手に取って頂きたい1枚です♪

本日は、LAのミニマル・ファンク・バンド、ヴルフペック2019年作『ヒル・クライマー』(日本で世界初CD化!)より、マイク・ヴァイオラがゲスト・ヴォーカルとして参加しているポップな「For Survival」を今日の1曲に。東尾沙紀

掲載ジャケットは、ヴルフペック『ヒル・クライマー』(国内CD 解説付 PCD-24890 2,400円+税)です。



2020年1月4日(土) 高田漣+細野悠太+坂本美雨 「THE MADMEN」

2019年末から2020年始にかけて、店でよくかけている1枚。

YMC『yellow magic children #1』
(完全限定盤CD+Blu-ray 先着ステッカー付 10インチサイズダンボール仕様 UMA-9135 4,800円+税)

YMC(Yellow Magic Children)は高野寛を中心に、YMOに影響を受けたミュージシャン達によるバンド。
メンバーは、高野寛、高田漣、ゴンドウトモヒコ、沖山優司、白根賢一、網守将平。
更に、野宮真貴、カジヒデキ、宮沢和史、坂本美雨、片寄明人、DAOKO、HANA、細野悠太を迎え、2019年3月14日東京新宿文化センター大ホールにて行われたYMOトリビュート・コンサートの音源&映像が今作に収録。

細野悠太(細野晴臣の孫!)&坂本美雨(坂本龍一の娘)によるYMOリアル・ファミリーに、高田漣(高田渡の息子)が加わった「THE MADMEN」を今日のこの1曲に。森 陽馬



2020年1月3日(金) Homecomings 「cakes」

2019ベストに、「ベスト映画は『バジュランギおじさんと、小さな迷子』」(ホント笑えて泣ける傑作!)と書きましたが、邦画で印象に残ったのは『愛がなんだ』(今泉力哉監督)でした。

角田光代原作、モヤモヤした愛の形を描いた恋愛映画。
色々ツッコミたくなるストーリー展開ながら、というかだからこそ!?面白かったですね。
中盤から登場したすみれ役江口のりこがとにかく最高! 成田凌のクズ男っぷり以上に光っていましたね。

さて、その映画『愛がなんだ』主題歌、Homecomings「cakes」が限定アナログで出ました。

Homecomings『Cakes』(c/w 「Moving Day Part1」)
(限定アナログEP EMF-096 1,500円+税)

Homecomingsは2012年結成、京都を拠点に活動している女性3人男性1人による4ピース・ポップ・バンド。
「cakes」は映画『愛がなんだ』書き下ろし楽曲。アナログ化に際し中村宗一郎氏が新たにマスタリング!

なお、映画内の音楽はゲイリー芦屋が手掛けています。森 陽馬



2020年1月2日(木) Spoonful Of Lovin' 「Baseball-Crazy」

パイドパイパーハウス長門芳郎さんディレクションによるSpoonful Of Lovin'のレコードが出ました。

2018年12月発売ネクスト・ジェネレーションによる大滝詠一カヴァー集『GO!GO!ARAGAIN』に「それはぼくじゃないよ」が収録されていましたが、単独での発売は初めてになります。

メンバーは谷口雄(元・森は生きている)、ポニーのヒサミツ、渡瀬賢吾(bjons/Roppen)、サボテン楽団の4人です。

Spoonful Of Lovin'(スプーンフル・オブ・ラヴィン)『BASEBALL-CRAZY EP』
(パイドパイパーハウス/なりすレコード NRSP773 4曲入り33回転アナログ7インチ 2,000円+税)

大滝詠一『ナイアガラ・カレンダー』に入っていた「Baseball-Crazy」、ウィーザー「バディ・ホリー」、細野晴臣「ブラック・ピーナッツ」、ラヴィン・スプーンフル「うれしいあの娘 (You Didn't Have To Be So Nice)」の4曲がスプーンフル・オブ・ラヴィン・テイストでカヴァーされています。

今日はその中から「Baseball-Crazy」を。
アコーディオン、ギター、バンジョーによる演奏にヴォーカルが乗ったなんとも牧歌的ないい雰囲気漂うヴァージョンになっています。

ジャケットには見事なバッティング・ホームを披露している長門監督の姿も。森 勉



2020年1月1日(水) 竹内まりや 「いのちの歌」(ピアノ&ボーカル・バージョン)

PET SOUNDS RECORD、1月1日14時からオープンいたしました。
2020年もよろしくお願い申し上げます。

2019年大晦日の紅白歌合戦、竹内まりや「いのちの歌」が琴線に触れました。

「ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある」 (「いのちの歌」歌詞より)
自覚しているつもりでも、その喜びや幸せを忘れがちですよね。

今は亡き大滝詠一、岡田有希子、そして家族の写真が映し出され、切実な思いで聴くことができました。

その「いのちの歌」スペシャル限定盤が本日発売。
竹内まりや『いのちの歌』スペシャル・エディション
(完全限定盤CD+DVD 「いのちの歌」ピアノ譜封入 WPZL-31724 1,500円+税)

2012年発売時の初回限定盤に収録されていた「いのちの歌」(ピアノ&ボーカル・バージョン)も追加。
DVDには、竹内まりや2018年公開映画『souvenir the movie』内の「人生の扉」2014年ライヴ映像が収録。
原田泰治氏が手掛けた画を使用したジャケット・イラストのポストカードを先着で差し上げています。森 陽馬



2019年12月31日(火) Peter Gallway & The Real Band 「Walking On Ice」

2019年ご来店・お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。

2020年は1月1日14時から営業いたします。
(1/1、2 14~18時、1/3は11~18時、1/4、5は11~20時、1/6以降11~22時)

新年1,000円以上お買い上げのお客様には、当店ロゴ入りお年賀タオルを先着でプレゼント!

よろしければお時間ある時にでもご来店くださいませ。(通販でもお年賀タオル差し上げます)

2019年最後の今日のこの1曲は、年末入荷してきた味わい深い1枚から。

Peter Gallway & The Real Band『Reach For It』
(輸入CD Gallway Bay Music GBM15)

フィフス・アヴェニュー・バンド、オハイオノックスのニューヨーク出身ソングライター、ピーター・ゴールウェイ。
Mark Wainer(G)、Andrea Re(Vo, Dr, Per)とのトリオ、The Real Band名義による2019年新録アルバム。

滋味溢れるピーターの歌声が、寒風で冷えた身体と心を温めてくれます。
今日のこの1曲は、ピーターがプロデュースを手掛けたDEVONSQUARE(デヴォンスクエア)1987年発表「Walking On Ice」カヴァーを。森 陽馬



2019年12月30日(月) 渥美清 「男はつらいよ」

映画『男はつらいよ お帰り寅さん』を新宿ピカデリーにて先日鑑賞。

渥美清主演『男はつらいよ』、1969年劇場公開された第1作目から50年目の2019年。
シリーズ通算50作目となる映画が今作。

桑田佳祐が歌う「男はつらいよ」が冒頭に配され、往年の出演者に加え著名人がゲスト出演。
物語自体は吉岡秀隆演じる満男の近況を軸にしていますが、寅さんの昔の映像や約50年前の柴又駅(昔ながらの改札とプラットホーム)が出てくる場面だけでも、郷愁を誘われホロッときましたね。

ラスト、満男が執筆する小説タイトルを見て、山田洋次監督は満男に自身を投影していたのかな、と。
(劇内の満男が妻を6年前に亡くしているように、山田洋次監督も2008年に妻が他界)

「寅さんにまた逢いたい」という監督、出演者、そして観客皆の気持ちが伝わる作品でした。

掲載ジャケットは、山本直純氏が音楽を手掛ける『男はつらいよ お帰り 寅さん』オリジナル・サウンドトラック。
(国内CD SOST-1038 2,500円+税)
渥美清が歌う「男はつらいよ」は映画最後に流れます。森 陽馬



2019年12月29日(日) ルラル 「夢みがちクローバー」

♪夢みがちクローバーは 今も 私の胸の奥にあって~♪

ルラル「夢みがちクローバー」は気付けばよく口ずさみ、2019年特に大好きになった1曲です。

ルラルは、ペット・サウンズでは折に触れて話題に挙がるお馴染みの存在でしたが、PET SOUNDSレーベル第1弾としてアナログ化された「「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー」は新しい曲に触れるような新鮮な気持ちで聴いています。

10月下旬、出来立てほやほやのラッカー盤を地下のアゲインで聴かせてもらいました。
キラキラした音のシャワーがスピーカーから降り注いでくるような不思議な感覚、幸福感に包まれたひと時でした。

恋をした時、大好きな音楽に出会った時...聴く人によって色んな想いが重なる、メンバーのピュアな気持ちが音や詞に込められた名曲。2019年に改めてこの曲に出会えてよかったなぁと思います。東尾沙紀



2019年12月28日(土) バリー・マニロウ 「レッツ・ハング・オン」

ソニー・ミュージックから価格の安いベスト盤がたくさん出ました。
景気の良かった1980年代後半から1990年代頃は毎年年末になると、各メーカーがここぞとばかりベスト盤を発売することが多くありました。
しかし近年はアーティストの権利関係の厳しさ、及びレコード会社の元気の無さもあって、年末といってもあまりそういう企画がなかったような気がします。

今回出たのは、<ヨーガクトクセンBEST (洋楽得千特選ベスト)>と題されたシリーズで、以前はもう少し高い価格だったものが全部1,000円+税での発売です。日本語解説・歌詞・対訳は付いていませんが、なかなかいい選曲のベスト盤が揃っています。

12月25日発売になったのは全部で52種類。
サイモン&ガーファンクル、シェリル・リン、EW&F、シンディ・ローパー、バングルス、ボズ・スキャッグス、TOTO、ホイットニー・ヒューストン、ホール&オーツ、ジャミロクワイ、ヨーロッパ、ジェニファー・ロペス、フリオ・イグレシアス、サム・クック、マライア・キャリー、サンタナ、ジャニス・ジョプリン、エア・サプライ、ノーランズetc...有名どころが目白押しです。

今日はその中から、バリー・マニロウのベストを選んでみました。

バリー・マニロウ『歌の贈りもの ~ベスト・オブ・バリー・マニロウ』
(国内CD 完全限定盤 このCDは歌詞付 SICP-6296 1,000円+税)

ブルース・ジョンストン作のグラミー受賞曲「歌の贈りもの (I Write The Songs)」もいいですが、フォー・シーズンズをナイス・カヴァーした1982年ヒット「レッツ・ハング・オン」を。

こんな曲を聴いちゃうと、2019年9月来日したフランキー・ヴァリ&フォーシーズンズのコンサートを想い出してしまいますね。森 勉



2019年12月27日(金) キンモクセイ 「都市と光の相対性」

伊藤俊吾を中心に1998年頃結成した5人組ポップ・ロック・バンド、キンモクセイ。
2008年に活動休止していましたが再集結し約14年ぶりとなるオリジナル・アルバムを発表しました。

タイトルは、超ド直球!『ジャパニーズポップス』!!

キンモクセイ『ジャパニーズポップス』
(初回DVD付CD 先着特典ステッカー付 BVCL-1050 3,500円+税)

メンバー5人各々が書き下ろした全11曲。
ヴァラエティに富みながらも、正にジャパニーズポップスな1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲は伊藤俊吾作による④「都市と光の相対性」。
曲の演奏、歌い回し、アレンジ、全体の雰囲気が、荒井由実「コバルトアワー」そっくり! 森 陽馬



2019年12月26日(木) The Nines 「Lost And All Alone」

今年も2019年ベストを選ばせていただきました。

選出したザ・ミスティーズをはじめ、2枚組コンピレーション『パワー・トゥ・ザ・ポップ』など、ソニー<BEATLEDNA(ビートルズの遺伝子)>シリーズから色々と嬉しいリリースが続き、2020年もとても楽しみです。
今週は同シリーズから、こんなCDが発売されました。

ザ・ナインズ『ザ・ベスト・オブ・ナインズ』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICX-146 1,800円+税)

ザ・ナインズは、カナダ出身スティーヴ・エッガーズを中心に結成され1998年にデビューしたポップ・プロジェクト。
ぬくもりある歌声やポップな曲の雰囲気は、正にポール・マッカートニー♪
ビートルズ、ジェフ・リン、エミット・ローズ、ビージーズ等を彷彿とさせるとびきりメロディアスな楽曲が魅力です。

今作は日本初発売となる2007年発表4作目『グラン・ジャクルズ・フィールド』に加え、彼らがこれまでに発表したアルバムから厳選した12曲をプラス全24曲入り日本独自企画盤となります。

さらにこのベストのために録音されたという新曲を収録!
スティーヴが16歳の頃に書いたというピアノ・バラード「Lost And All Alone」を今日の1曲に。
全曲良いので聴いたことがないという方は是非!東尾沙紀


2019年12月25日(水) Jimmy Webb 「Old Friends」

<PET SOUNDS RECORDスタッフが選ぶ2019年ベスト・アルバム>
上記リンク先特設ページに掲載・選出いたしました。

2019年も素晴らしい音楽にたくさん出逢うことができました。
皆さんの2019年ベストは何でしたか?

さて、僕が2019年最も繰り返し聴いたのはこの1枚です。

JIMMY WEBB『SlipCover』
(輸入CD BMG 4050538475821)

大好きなソングライター、ジミー・ウェッブによるピアノ・インスト・カヴァー・アルバム。

「The Moon Is A Harsh Mistress」以外は、ローリング・ストーンズ「Moonlight Mile」、ビーチ・ボーイズ「God Only Knows」、ジョニ・ミッチェル「A Case Of You」など他アーティストの楽曲。
でも、ジミー・ウェッブが奏でると彼の自作曲のようになるのです。

今日のこの1曲は、美しく切ない旋律が沁みるサイモン&ガーファンクル「Old Friends」カヴァーを。森 陽馬



2019年12月24日(火) GOMES THE HITMAN 「ブックエンドのテーマ」

2010年代最後のクリスマス・イブ。素敵なアルバムが届けられました。

GOMES THE HITMAN『memori』
(CD 当店のみの先着特典マグネット付 UICZ-4467 3,000円+税)

山田稔明、須藤俊明、堀越和子、高橋結子による4人バンド、ゴメス・ザ・ヒットマン。
2005年発表『ripple』以来、14年ぶりオリジナル・アルバムです。

青春時代に親しかった友人と久し振りに会い旧交を温めたような、そんな気持ちにさせてくれる1枚。

瑞々しいメロディーと歌が、歳を重ねても色褪せない想い出や純粋な心に彩を与える全11曲。
その中から、山田稔明の想いが集約されたラストナンバー「ブックエンドのテーマ」を今日のこの1曲に。
(曲名の由来はサイモン&ガーファンクル「Old Friends/Bookends」)

♪みんなが元気で そして幸せでありますように♪ (「ブックエンドのテーマ」歌詞より) 森 陽馬



2019年12月23日(月) Vince Guaraldi Trio 「SKATING」

<ジャズ・クリスマス・アルバムで最も有名なアルバム中の1枚>と言っても過言ではないでしょう。

TV番組『A CHARLIE BROWN CHRISTMAS』の音楽としてヴィンス・ガラルディが制作した作品。
Vince Guaraldi Trio『A Charlie Brown Christmas』。

近年のアナログ・ブームに乗じて、その3インチ・レコードが発売されました。

Vince Guaraldi Trio『A Charlie Brown Christmas』 BLIND BOX
(国内プレス3インチ・レコード ミニ・ポスター封入 CR00206 1,100円+税)

片面1曲の3インチ・レコードに、以下4曲のうちいずれか1曲のみが収録されているというニクい仕様。
「Linus And Lucy」、「Christmas Time Is Here (vocal)」、「Skating」、「Hark, The Herald Angels Sing」。

僕が購入した盤は「Skating」でした。
(「Christmas Time Is Here」が欲しいから、もう1枚買ってみようかな、、、と思案中。)

ちなみに、この盤は3インチ・レコード専用プレイヤーのみでしか聴けません。ご了承ください。森 陽馬



2019年12月22日(日) ダーレン・ラヴ 「クリスマス」

この時期、繁華街のショッピングビル等に入ると、色々なクリスマス・ソングが流れていますね。
その中でも特に耳にすることが多いのが、フィル・スペクタープロデュースによるこのクリスマス・アルバムです。

ダーレン・ラヴ、ロネッツ、ボブ・B・ソックス&ブルー・ジーンズ、クリスタルズ
『ア・クリスマス・ギフト・フォー・ユー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-20447 1,905円+税)

クリスマス・スタンダード曲を個性豊かながらポップで楽しいサウンドに仕立て上げているのが、このアルバムが普遍性を持ち、長年聴き続けられている理由なんだろうと思います。

「ホワイト・クリスマス」、「フロスティー・ザ・スノウマン」、「サンタが街にやってくる」、「ママがサンタにキスをした」、「赤鼻のトナカイ」、「ウィンター・ワンダーランド」、etc...。
クリスマス定番曲がハル・ブレイン、レオン・ラッセル、トミー・テデスコ、スティーヴ・ダグラス等のレッキング・クルーによる演奏と、ロネッツなどフィレス・レーベルの看板アーティストの歌によって聴けるのですから。1963年発表の大傑作です。

今日は、このアルバム中唯一のオリジナル曲「クリスマス」(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)を。
エリー・グリニッチ&ジェフ・バリーとフィル・スペクターの共作。
ダーレン・ラヴの気持ちいい熱唱が光っています。森 勉



2019年12月21日(土) The Pearlfishers 「Snowboardin'」

2019年最新作『Love & Other Hopeless Things』(2019年5月12日今日のこの1曲で紹介)も素晴らしかった、英グラスゴー出身デヴィッド・スコットによるユニット、パールフィッシャーズ。

今まで発表した作品の中でも特に可愛らしいジャケットが目を引く2004年発表作『A Sunflower At Christmas』は、クリスマスのワクワク感や、冬の澄んだ空気が感じられるウインター・アルバムです。

パールフィッシャーズ『サンフラワー・アット・クリスマス』
(国内流通仕様CD MACD63J 2,200円+税)

心躍るメロディ、小気味良いカッティングと打ち込みが特徴的な「Snouboardin'」。
アコースティック・ギターの音色にちょっとしんみり・・・「Winter Roads」。
雪の結晶がキラキラ舞うような音&スタンダード的趣きある「Away In A Manger/A Sunflower At Christmas」等。

7曲入りミニ・アルバムながら聴き応えのある1枚です♪ 東尾沙紀



2019年12月20日(金) 大滝詠一 「Happy Endで始めよう」

大滝詠一デビュー50周年記念盤が2020年3月21日発売決定!

大滝詠一『HAPPY ENDING』
(初回限定2CD SRCL-11430 3,000円+税/通常1CD 2,500円+税/限定アナログ盤 3,500円+税)

1990年代半ば以降、TVドラマのセッション時に書き下ろされた楽曲を中心とした全11曲。
「幸せな結末」、「恋するふたり」、「Happy Endで始めよう」ALBUM verに、なんと!初出の新曲も!

初回限定盤には、全曲初収録『Niagara TV Special Vol.1』(全12曲)を加えた2CD仕様。
英国ロンドンのメトロポリス・スタジオにてハーフ・スピードカッティングが施された限定アナログ盤も同時発売。

『EACH TIME』(1984)以来の新作オリジナル・アルバムがもし出ていたら、との妄想が現実になるような1枚。
冬が始まったばかりですが、2020年春が一気に待ち遠しくなりましたね。森 陽馬

★先着特典ポストカード・セット付! 通販コーナーにて予約受付中。


2019年12月19日(木) NAJEE 「Sumthin' Sumthin'」

PET SOUNDS RECORDは年末年始も休まず営業いたします。

2019年12月30日まで通常営業 11時~22時
2019年12月31日 11時~20時
2020年1月1日 14時~18時
2020年1月2日 14時~18時
2020年1月3日 11時~18時
2020年1月4日 11時~20時
2020年1月5日 11時~20時
1月6日以降は通常営業 11時~22時

2010年代の最後、もしくは2020年代の幕開け、よろしければお立ち寄りくださいませ。

さて、年末は忙しなくて心乱れがちですが、そんな気分を落ち着かせてくれるスムース・ジャズこの1枚。

NAJEE『Center Of The Heart』
(輸入CD Shanachie 5473)

ニューヨーク出身1986年ソロ・デビューのサックス奏者、NAJEE(ナジー)。
16作目となる2019年発表オリジナル・アルバムです。

今作もアーバン&スムースなサウンドに、彼らしいメロウなサックス/フルートの音色が心地良い全10曲。
今日のこの1曲は、リオン・ウェア作で90'sR&B名曲マックスウェル「Sumthin' Sumthin'」カヴァーを。森 陽馬


2019年12月18日(水) paris match 「Saturday」(20th Anniversary Vintage)

Guitar magagine2020年1月号は、80'sシティ・ポップ特集。
<シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち ~真夜中のファンキー・キラー編>!

(リットー・ミュージック 900円+税)

山下達郎、松原正樹、角松敏生、松下誠、芳野藤丸、土方隆行、鳥山雄司、山本圭右。
カッティング・ギター名手の名演が聴ける楽曲や作品がタップリ紹介されています。

更に、松原正樹による2000年誌上セミナー『グルーヴ・ギター天国』CD付!
ギター/80's好きの方要チェックの1冊ですね。

さて、今日のこの1曲は、故・松原正樹のギタープレイが聴ける“新録”を。

paris match『all time classics 2000-2020』
(国内2枚組CD VICL-65272 3,000円+税)

杉山洋介とミズノマリによるユニット、paris match(パリスマッチ)。
2000年デビューから20周年を記念する2枚組ベスト・アルバムを発売。

その1曲目に、「Saturday」(20th Anniversary Vintage)が収録。
松原正樹が遺したオリジナル・ギター・トラックに、現サポートメンバーの演奏を融合させたスペシャルナンバー。

他楽曲でも松原正樹の素晴らしいギタープレイを聴くことができるオススメ盤です。森 陽馬


2019年12月17日(火) Chicago 「What The World Needs Now Is Love」(世界は愛を求めてる)

昨日に続き、2019年新録クリスマス・アルバムこの1枚。

1969年デビューから2019年で50年を迎えたロック・バンド、シカゴ。
37枚目のオリジナル・アルバムは、4作目となるクリスマス作。

Chicago『Chicago Christmas』
(輸入CD RHINO R2-604498 国内盤発売予定なし)

ロバート・ラムと共にオリジナル・メンバーであるLee Loughnane(リー・ロックネイン)によるプロデュース。
シカゴらしいホーンやコーラスを活かしたロック・アレンジで聴かせる自作曲中心の全11曲です。

新曲「Merry Christmas, I Love You」等も良いですが、バート・バカラック=ハル・デイヴィッド作「What The World Needs Now Is Love」(邦題:世界は愛を求めてる)カヴァーを今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年12月16日(月) Dionne Warwick 「The Christmas Song」 feat Wanya Morris

2019年12月で79歳を迎えた女性ソウル・シンガー、ディオンヌ・ワーウィック。
今春5月発売したオリジナル作『She's Back』に続き、新録クリスマス・アルバムをリリース!

Dionne Warwick 『Dionne Warwick & The Voices Of Christmas』
(輸入CD BMG 538529742 国内盤発売予定なし)

ジョニー・マティスとの「White Christmas」、マイケル・マクドナルドをfeatした「Jingle Bell Rock」、新世代黒人女性歌手アンドラ・デイと歌う「Rudolph The Red Nosed Reindeer」他全12曲。

うるさすぎず静かすぎず、適度にソウルフルかつアダルトな雰囲気。
安心して聴けるクリスマス・アルバムに仕上がっています。

今日のこの1曲は、Wanya Morris(ボーイズⅡメン)とのデュエットが素晴らしい「The Christmas Song」を。森 陽馬


2019年12月15日(日) 山下達郎 「クリスマス・イブ」

今年も山下達郎「クリスマス・イブ」の季節がやってきました。
(去年の今頃もこんな文章を書いた気がします。)
令和になってもやはり12月は「クリスマス・イブ」を聴かなければね。

2019年の今年は「クリスマス・イブ」のシングルCDが更に2曲増量され全7曲入。
トータル時間26分47秒になって新発売されました。

山下達郎「クリスマス・イブ」(2019ヴァージョン)
(国内CD とりみきさんイラストによるタツローくんグリーティング・カード封入 WPCL-13162 1,200円+税)

増えた2曲は2019年ツアーのアカペラ・コーナーで歌われた「ベラ・ノッテ」と「煙が目にしみる」です。
アカペラですが、ライヴならではの息遣いが伝わってきます。

特に「煙が目にしみる」ラストのロングトーンには、CDなのに拍手をしたくなってしまいます。
ちなみにこのライヴ音源は、2019年8月17日(土)神奈川県民ホールでの録音。

2019年ヴァージョンのCDは12月25日でメーカー出荷停止になり、今年限りの発売なのでお早めに。森 勉


2019年12月14日(土) クルアンビン 「Maria Tambien」(Live)

2019年も残り半月ということで、2019年ベスト・アルバムに何を選出しようか考えています。
クリスマス前後あたりには当店スタッフ3人の<2019年ベスト>を発表予定。皆様のベストは何でしたか?

さて、<印象に残ったアーティスト>という観点では、このバンドを挙げる方が多いのではないでしょうか。

KHRUANGBIN(クルアンビン・・・タイ語で飛ぶエンジンの意)。
米国テキサス州ヒューストン、教会でゴスペルを一緒に演奏していたMark Speer(G)とDonald"DJ"Johnson(Dr)に、女性ベーシストLaura Leeが加わった3人組インスト・バンド。

2019年春の単独来日公演は即完売。
夏のフジロックフェス最終日フィールド・オブ・ヘヴンに出演し喝采を浴びたのも記憶に新しいところ。
そんな彼らの2018年4月シカゴLincoln Hallライヴ音源が再発されました。

クルアンビン『ライヴ・アット・リンカーン・ホール』
(国内CD 日本語解説付 BRC-622 1,800円+税)

ライヴをご覧になったことがある人なら、ベーシストローラの妖しく艶めかしい姿が目に浮かんでくるハズ。
今日のこの1曲は、シャドウズ「アパッチ」のフレーズを中間に織り込んだ「Maria Tambien」を。森 陽馬


2019年12月13日(金) 加納エミリ 「フライデーナイト」

作詞・作曲・振付・アレンジ・プログラミング・ミックスなどを自身で手掛けるセルフ・プロデュース・アイドルとして、2018年から活動している女性アーティスト、加納エミリ。

''NEO・エレポップ・ガール''としてジワジワと人気上昇中の彼女。
1stアルバム『GREENPOP』は、80年代ニューウェイヴ・サウンドを纏った正統派J-POP♪
新作にしてベスト・アルバムともいえる、良曲が詰まった1枚です。

加納エミリ『GREENPOP』
(国内CD REMIXアルバム付限定盤 HYCA-9004 3,000円+税)

インタビューではダフト・パンクやデペッシュ・モード、ソフト・セルなどがフェイヴァリットに挙がるなど、80年代音楽にも傾倒する95年生まれの加納さん。
一度聴くとなかなか頭から離れないメロディと、一度観たら忘れらないなかなか個性的な振付。
サウンドも彼女自身も中毒性があるというか...純粋に彼女の書く曲が良いなぁと思います。

好きな曲色々ありますが、本日はディスコ・ポップな「フライデーナイト」を今日の1曲に。
ギターに渡瀬賢吾(bjons/roppen)が参加しています。

12月14日(土)青山月ミル君想フにて、『GREENPOP』レコ発ワンマンライヴが行われる予定です。東尾沙紀


2019年12月12日(木) コニー・フランシス 「I'm Gonna Be Warm This Winter」

PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾作品、ルラルのCDに追加されたライヴ音源。
昨日紹介した「いちご畑でつかまえて」に加え、もう1曲はコニー・フランシスのカヴァーです。

コニー・フランシスといえば「Vaction」、「Where The Boys Are」(邦題:ボーイハント)、「Pretty Little Baby」(邦題:可愛いベイビー)が有名ですが、この「I'm Gonna Be Warm This Winter」(邦題:想い出の冬休み)もイイ曲!

コニーのオリジナルは1962年12月発表シングルで全米18位のヒットを記録。
ツイスト的リズムで踊れるゴキゲンなナンバー♪

ルラルのカヴァーは2000年11月2日渋谷屋根裏でのライヴ録音。
寒い冬、この熱々のラブソングを聴けば身も心も暖まること間違いなし!

掲載ジャケットはコニー・フランシス「I'm Gonna Be Warm This Winter」他全30曲収録ベスト盤。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-80023 2,095円+税)
コニーが歌う日本語ヴァージョンも収録されています。森 陽馬


2019年12月11日(水) ルラル 「いちご畑でつかまえて」

2019年12月3日発売PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾作品。
ルラルEP+CD、好評発売中です。

レコード・プレイヤーは持っていない、という方でも聴けるようにCDも付いています。
高瀬康一氏渾身のイラストによるジャケット。是非手に取ってみてくださいね。

そのCDにはアナログEPの2曲にプラスして、貴重なライヴ音源が2曲追加!

まず1曲は、松田聖子1981年発表名盤『風立ちぬ』収録「いちご畑でつかまえて」のカヴァー!
(作曲:大瀧詠一、作詞:松本隆)

2001年5月12日、今は無き赤坂electric church loveにて、ルラルが布谷文夫さんと対バンした時の音源です。
貴重なライヴ音源を島村文彦氏よりご提供いただき、佐藤清喜氏にマスタリングしていただきました。

歌も、演奏も、そして音質も素晴らしい!
ナイアガラファンにも聴いていただきたいですね。森 陽馬


2019年12月10日(火) ブリガッティ 「ゴッタ・ゲット・ネクスト・トゥ・サムバディ」

2019年12月4日今日のこの1曲で紹介した新発売『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ』。
もう1枚の方も取り上げておきましょう。

『ラヴ・ハーツ~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ Vol.12』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18293 1,600円+税)

こちらも『Vol.11』同様、70's良質ポップス満載の全21曲。
フィフス・アヴェニュー・バンド、トッド・ラングレン、ネッド・ドヒニー、グラム・パーソンズ、エリック・カズ、ブリンズリー・シュウォーツなど、その筋のファンにはおなじみのアーティストに、ブルース・イメージ、ローズバッド、ジーニー・グリーン、ファニー、ケイシー・ケリー等マニアックながら選曲者:宮治淳一さんのセンスが光っているアーティストも含まれています。

今日はそんな中からブリガッティ「ゴッタ・ゲット・ネクスト・トゥ・サムバディ」を。

ブリガッティは元ラスカルズのエディ・ブリガッティとその兄デヴィッドが結成したブルー・アイド・ソウル・グループ。
ブリガッティ兄弟のヴォーカルとセッションマンとして参加した当時まだ若手のベーシスト、ウィル・リーに注目。

録音された1976年と言えば、山下達郎ソロ・ファースト『サーカス・タウン』が録音された年でもあります。
レコーディング場所はニューヨークのメディア・サウンド。この曲の録音と同じスタジオなのです。

なお、CDのラストには、ダニー・ハサウェイ「ディス・クリスマス」が入っています。
1970年12月発売されたクリスマス・シングルでしたが、当時はあまり話題になりませんでした。
しかし時が経ち、今ではクリスマスCDには欠かせない定番曲になっています。

ちなみに、『Vol.11』ラスト21曲目には、これもクリスマス曲の定番!ウィザード(ロイ・ウッド)の「アイ・ウィッシュ・イット・グッド・ビー・クリスマス・エヴリデイ」が収録されています。森 勉


2019年12月9日(月) The Who 「Rockin' In Rage」

ザ・フーが『トミー』を発表してから2019年でちょうど50年。
50周年記念リリースがあってもおかしくなかったこの年、最高にかっこいいオリジナル新作を届けてくれました。

ザ・フー『WHO』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナストラック収録 UICP-1197 2,600円+税)

ザ・フーとしては、前作『エンドレス・ワイヤー』から13年ぶり。
殆どが近年書かれたというピート・タウンゼントによる新曲で、楽曲もサウンドも想像を超える充実ぶり!
衰えるどころか歌に力強さと重みが増してゆくロジャー・ダルトリーと共に、70代半ばになってもこんなにパワフルでロックなアルバムを作れるってすごいです。

今作にはザック・スターキー(Ds)、ピノ・パラディーノ(B)、サイモン・タウンゼント(G)、ベンモント・テンチ(Key)、ジョーイ・ワロンカー(Ds)、カーラ・アザール(Ds)、ゴードン・ギルドラップ(Ag)等が参加。

ピートが歌う哀愁漂う「I'll Be Back」、サイモン・タウンゼント作「Break The News」など落ち着いた雰囲気も良いですし、<盛りはとっくに過ぎたが 幕を下ろすつもりはないぜ'>の一節がかっこいい怒れる「Rockin' In Rage」もかっこいい!

ピーター・ブレイクが手掛けた、バンドの歴史を凝縮したようなジャケットも良いですね。
ブックレット裏面に2019年7月亡くなったギターテクニシャンAlan Roganへの哀悼の意が記されています。東尾沙紀


2019年12月8日(日) Jakob Dylan feat Neil Young 「I Just Wan't Made For These Times」

アメリカン・ロック好きの方は必聴! 映画サントラ盤の新譜オススメ盤。

OST『Echo In The Canyon』
(輸入CD BMG 538493924 輸入アナログLPも発売中)

アンドリュー・スレイター初監督、ジェイコブ・ディラン(ボブ・ディランの息子)ナビゲート担当。
1960年代ローレル・キャニオンでの音楽的歴史を紹介した豪華ゲスト多数参加の音楽ドキュメンタリー作。

ジェイコブのバンドにゲストが加わり、ローレル・キャニオンに纏わる60'sロック名曲をカヴァーした全13曲。
ベック参加「The Bells Of Rhymney」(バーズ)、フィオナ・アップル参加「In My Room」(ビーチ・ボーイズ)、アソシエイションで有名な「Never My Love」にノラ・ジョーンズ参加等、注目の選曲&ゲスト&アレンジの1枚。

今日のこの1曲は、ニール・ヤングがコーラス/ギターで参加しているブライアン・ウィルソン作「I Just Wasn't Made For These Times(駄目な僕)」を。ニールの登場は曲後半ながらさすがの存在感ですね。森 陽馬


2019年12月7日(土) Ry Cooder 「Across The Borderline」 feat Freddy Fender

昨日取り上げた「Across The Borderline」繋がりで、最近再発されたサントラ盤から同じこの1曲を。

Ry Cooder『The Border』
(輸入CD BGO Records BGOCD1394)

ジャック・ニコルソン主演、トニー・リチャードソン監督、ライ・クーダー音楽による1981年製作映画『The Border』。
1982年発売オリジナル・サウンドトラックがリマスターされ再CD化されました。

そのメイン・テーマが「Across The Borderline」。

リード・ヴォーカルはフレディ・フェンダーで、バック演奏がライ・クーダー(G)、ティム・ドラモンド(B)、ジム・ケルトナー(Ds)、ジム・ディッキンソン(P)、サム・サムディオ(Org)他。ストリングス・アレンジはニック・デカロという布陣。

米国へ密入国しようとするメキシコ人の悲哀と、国境警備隊員の揺れる胸中が乗り移ったようなフレディ・フェンダーの切実な歌声が心に響きます。森 陽馬



2019年12月6日(金) Gaby Moreno & Van Dyke Parks 「Across The Borderline」

細野晴臣氏のラジオ番組『デイジー・ホリデー』、ピーター・バラカン氏のラジオ番組『ウィークエンドサンシャイン』で紹介され評判の1枚。

Gaby Moreno & Van Dyke Parks『iSPANGLED!』
(輸入CD nonesuch 7559-79255-0)

グアテマラ出身女性シンガーのギャビー・モレノと、
2013年1月来店していただいたこともある巨匠ヴァン・ダイク・パークスによる共作名義の2019年新録アルバムです。

1曲目「Across The Borderline」。(ライ・クーダー/ジョン・ハイアット/ジム・ディッキンソン作)
イントロの一音目から、ヴァン・ダイク・パークスが手掛けたとわかる美しいストリングス。

ジャクソン・ブラウンがゲスト・ヴォーカル参加。
ライ・クーダー、ジム・ケルトナーがバックを務めています。森 陽馬


2019年12月5日(木) 伊藤銀次 「愛をつかまえて」

2017年デビュー45周年を迎えオリジナル作『MAGIC TIME』を発表。
その後も精力的に活動を続けてきた伊藤銀次さん。

2010年代最後の年であり令和に変わった2019年12月に素晴らしい新作を届けてくれました。

伊藤銀次『RAINBOW CHASER』
(国内CD 当店のみの先着特典ロゴ入りクリア・ファイル付 BZCS-1184 2,273円+税)

オリジナル新曲5曲+45周年記念ライヴ音源「DOWN TOWN」&「こぬか雨」含む全7曲。
杉真理、EPO、高野寛、佐野元春がゲスト参加したライヴも良いですが、新曲がどれも素晴らしい!

ジョージ・ハリスン的ギターイントロでまず惹きつけられる①「誰もがきっと ~想い出に守られて~」。
音楽という「虹」を追いかけていきたいという想いが込められた②「RAINBOW CHASER」。
切ないメロディーとAOR/シティ・ポップ・アレンジが見事に融合した③「Try to Remember」。
シュガー・ベイブ/ココナツバンクを彷彿とさせる④「愛をつかまえて」。
切実な愛について歌われた⑤「生まれかわっても」。

その中から、銀次さん曰く「仕上がってみたら『Island Of Real』の頃のラスカルズみたいだった」という④「愛をつかまえて」を今日のこの1曲に。

なお、銀次さんへの最新インタビューをまとめたリーフレットを作成しました。
よろしければそちらも是非ご覧いただき、新作と一緒にお楽しみください。森 陽馬


2019年12月4日(水) ヘイガーズ 「夢のチェリー・パイ」

約7カ月ぶりの御無沙汰でしたワーナー・ミュージック・ジャパン人気の“ナゲッツ”シリーズが戻ってまいりました。

今回は2種類出ましたが、まずはこちらから。

『誓いの明日 ~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ Vol.11』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18292 1,600円+税)

今回のテーマは帯に書いてある文章をお借りすると
<「無名ながら、今日においても鑑賞に堪えうる」70年代良質ポップスがここに集結>
ということになります。

アイズ・オブ・マーチ、ジュディ・シル、マロ、オーリアンズ、アンブロージア、マイケル・フランクス、レニー・ルブラン、ジミー・ウェッブ、ブルース・ロバーツ、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーなど耳馴染みのあるアーティストと、アライヴ&キッキング、セイルキャット、ラヴァーン&シャーリーなど、あまり知られていないアーティストがうまくブレンドされた全21曲。70'sロック&ポップス&シンガー・ソングライターのコンピになっています。

個人的には8~10曲目の流れがとても気に入りました。
シールズ&クロフツ「We May Never Pass This Way (Again)」~ヘイガーズ「Cherry Pie」~デヴィッド・ゲイツ「Never Let Her Go」、なんともすてきな選曲でシビレました。

例によって皆川勝さんの詳細なライナーノーツが興味深く、曲を聴きながら読むのが実に楽しいです。森 勉


2019年12月3日(火) ルラル 「夢みがちクローバー」

PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾。
ルラルのEP+CDが本日12月3日遂にリリース!

ルラル『「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー』
(CDには「いちご畑でつかまえて」、「I'm Gonna Be Warm This Winter」カヴァー含む計4曲収録)
(7インチ+CD PET-001 1,800円+税)

この度、関係者の方々による協力があったおかげで今日を迎えることができました。

ルラルマネージャーとして、メンバーとの連絡やオマケ作成に尽力してくれた高橋千賀さん。
CDに収録したライヴ音源をご提供いただき、ライナーノーツを書いてくれた島村文彦さん。
素晴らしいジャケット及びレーベル・デザインを手掛けた高瀬康一さん。
マスタリングによって現代に呼応した音質へ蘇らせてくださった佐藤清喜さん。
レコード、CD、印刷の入稿を手助けしてくれた平澤直孝さん。
そして何より、色褪せない"夢"を歌に刻んでくれたルラルの4人。

作品は1人の力ではなく、多くの方の想いやお力添えがあって形になるのだ、ということを改めて実感しました。
関わっていただいた皆々様へ、この場を借りて御礼申し上げます。重ねてありがとうございました。

「幸せのクローバーはいつも私の胸の奥にある」
そのことを教えてくれた「夢みがちクローバー」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年12月2日(月) チャック・ベリー 「スウィート・リトル・シックスティーン」

2019年11月22日今日のこの1曲で紹介したロニー・ウッドNEWアルバム、なかなかの評判です。

2017年に90歳でこの世を去ったチャック・ベリーの曲をカヴァーしたライヴを収録。
熱が入ったトリビュートCDでした。

それを何回も聴いているうちに本人の歌も聴きたくなったので、今日はチャック・ベリーでいってみましょう。

我々の世代はチャック・ベリーと言えば、ブリティッシュ・ビート・グループのカヴァーで聴くというのが普通でした。
・ビートルズ「ロック・アンド・ロール・ミュージック」、「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」。
・デイヴ・クラーク・ファイヴ「リーリン・アンド・ロッキン」
・アニマルズ「アラウンド・アンド・アラウンド」
・ローリング・ストーンズ「キャロル」、「カム・オン」
・キンクス「トゥ・マッチ・モンキー・ビジネス」、「ビューティフル・デライラ」
・ホリーズ「メンフィス」、「トゥ・マッチ・モンキー・ビジネス」等々、まだまだありますが...。

こういう曲のチャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンが日本で聴けるようになったのは1970年代に入ってからのことでした。
今では代表曲が全28曲も入っているCDが安い値段で出ています。

チャック・ベリー『ザ・ベスト・オブ・チャック・ベリー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-76225 926円+税)

今日はその中から、ブライアン・ウィルソンがメロディーを拝借し歌詞を変えて「サーフィンUSA」とした元曲「スウィート・リトル・シックスティーン」を。森 勉


2019年12月1日(日) Freiheit 「Keeping The Dream Alive」

今週発売されたこちらのコンピが人気です。

V.A『パワー・トゥ・ザ・ポップ』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31336 3,000円+税)

有名どころから知る人ぞ知るポップ職人達まで...BeatleDNA(ビートルズの遺伝子)を受け継いだグッド・メロディなポップ・ソングが、2枚組にたっぷり41曲!曲毎の丁寧な解説も付いた日本独自企画盤です。

仕掛け人であるソニーミュージック白木哲也氏、ストレンジ・デイズ岩本晃市郎氏により発案から30年という年月をかけて完成させた渾身のコンピレーションCD。ポップ・ファンのツボをグイグイ押しちゃう選曲や流れもさすがの一言です。

ディスク1にはユートピア、エリック・カルメン、ELO、10cc、バッドフィンガー、ロイ・ウッド、スタックリッジ、ラトルズ、チープ・トリック等70~80年代の楽曲、ディスク2にはジェリーフィッシュ、ベン・フォールズ、マイク・ヴァイオラ、オウズリー、ライトニング・シーズ、パグウォッシュ、ナインズ等90年代~現在までに発表された楽曲を収録。

80年代から活動しているドイツのバンド、フライハイトの美しいコーラスが耳に残る1988年楽曲を今日のこの1曲に。

岩本氏のライナーノーツを読むと、権利関係の問題や許諾が下りなかった曲など、あれもこれもこのコンピで聴いてみたかったなぁと思う曲ばかり...。自分でもビートリッシュなナンバーを色々集めてみたいなと思いました。東尾沙紀


2019年11月30日(土) Jeffrey Foskett 「Adios」

現在のビーチ・ボーイズ及びブライアン・ウィルソンのライヴには欠かせない助っ人、ジェフリー・フォスケットの最新アルバムがアメリカで発売されました。

・JEFFREY FOSKETT『Voices』
(輸入CD BMG 538543562)

近年日本ではVIVID SOUNDがジェフリーのCDを発売していますが、こちらはアメリカで出たCDです。
全12曲、日本盤として出たものと数曲のダブリはありますが、ジェフリーの澄んだ青空のようなクリアートーン・ヴォイスが楽しめます。価格も1,550円+税(2019年11/30現在当店価格)とお手頃です。

マイク・ラヴ2017年発表2枚組CDに収録されているジェフリー参加曲「Wouldn't It Be Nice」と「Good Vibrations」も入っています。
ザ・バンドで有名な「I Shall Be Released」、バカラック・ナンバー「I Say A Little Prayer」もいい味が出ていますし、アカペラによるアソシエイション「Everything That Touches You」(ヴァレリー・カーターがゲスト・ヴォーカルで参加)、ニール・セダカ「Laughter In The Rain」、ママス&パパス「Twelve Thirty」もジェフリーの声に魅了されてしまいます。

今日の1曲は、ラストに入っている「アディオス」を。
ジミー・ウェッブ作の名曲を申し分のない歌唱で聴かせてくれます。

1989年発表リンダ・ロンシュタットのヴァージョンでは、ブライアン・ウィルソンがバク・ヴォーカルで参加していたことを思い出さずにはいられませんね。
ジェフリー、この曲をカヴァーしてくれてありがとう! 森 勉


2019年11月29日(金) Paul McCartney 「Home Tonight」

11/29はRECORD STORE DAYの秋版、BLACK FRIDAY 2019でした。

RSD春版程の賑わいはないものの、限定アナログ盤が海外アーティスト中心に今回も色々発売。
当店には以下が入荷しています。(これ以外に入荷が遅れているアイテムもあり)

・(EP)Paul McCartney『Home Tonight』 ・(EP)Norah Jones『I'll Be Gone』 ・(EP)The Monkees『Christmas Party』 ・(EP)Bruce Springsteen『Western Stars』 ・(LP)Pearl Jam『MTV Unplugged』 ・(LP)J.S.Ondara『Tales Of American B Sides』 ・(LP)Frank Sinatra『My Way』 ・(LP)Jeff Buckley『Live On KCRW』 ・(LP)U2『Three』 ・(LP)『Joni75』 ・(LP)Elvis Presley『American Sound 1969 Highlights』 ・(LP)The Doors『Live At The Isle Of Wight Festival』 ・(LP)Jimi Hendrix『Merry Christmas~』等。

Black Friday2019、目玉アイテムから今日のこの1曲。

Paul McCartney『Home Tonight / In A Hurry』
(輸入EP 12,000枚限定ピクチャー・レコード Caitol 602508223532)

ポール・マッカートニー2018年発表オリジナル・アルバム『Egypt Station』のために、プロデューサーのグレッグ・カースティン(ザ・バード・アンド・ザ・ビー)とのセッション中録音されていた未発表の新曲。
『Egypt Station』はデラックス増補盤が後から出ましたが、それにも収録されていなかった楽曲ですね。

ホーンが所々に配された軽快なポップ・ロック・ナンバー。
なお2020年ヨーロッパ・ツアーの日程も発表! ホーン入りのライヴでやったら映えそうです。森 陽馬


2019年11月28日(木) Luby Sparks 「Somewhere」

武蔵小山駅前に新しく出来た41階建てマンション。その周辺商店が少しずつオープンしてきました。

タピオカ店ゴンチャ、猿田彦珈琲、カルディの珈琲店舗、冷凍食品専門店Picard、あけぼの(和菓子)、晩杯屋(立ち飲み)、鳥勇、日比谷花壇、目利きの銀次(海鮮居酒屋)、アイシティ、果物店、ちよだ寿司等々。

タピオカ片手に談笑している高校生カップル、なんていう“青春”をビンビンに感じさせる光景も♪
(昔そこが飲み屋街だった時は、年配の酔っ払いがスナックのお姉さんに絡んでいるのが日常でしたが)

さて、“青春”を感じさせてくれるリリースから今日のこの1曲。

Luby Sparks『Somewhere』
(国内EP 限定クリアカラー・アナログ盤 DDKB-91017 1,600円+税)

リーダーのNatsuki(B.Vo)と、Erika(Vo)、Sunao(G)、Tamio(G)、Shin(Dr)による日本人5人組バンド。
映画『シングストリート』から飛び出してきたような彼らのルーツ80~90年代ロックの魅力が凝縮された新曲。
B面には、Natsukiが敬愛するRobin Guthrie(コクトーツインズ)によるRemixが収録されています。森 陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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