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 今日のこの1曲コーナー


ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2020年1月18日(土) KEEPON 「パーティー」

当店2019年ベストにも選出した2003年生まれで現在高校1年生の男性ミュージシャン、KEEPON。
彼が15歳時に自宅スタジオで多重録音した細野晴臣カヴァーが2月21日発売決定しました。

<2020年2月21日発売>
・(7インチ・アナログ+CD)KEEPON『パーティー/終わりの季節』
(45回転アナログ盤+同内容のCD付 LDEP-005 2,000円+税)

これが驚愕の<ビーチ・ボーイズ「英雄と悪漢」にサイダーをブレンドした>ようなアレンジ!
うまく言葉にできないけれど、とにかく凄い!聴きもの!!

なんと、この「パーティー」のミックスは細野晴臣が担当。(B面「終わりの季節」は久保田麻琴ミックス)
ジャケット写真は野上眞宏氏!(はっぴいえんど、細野晴臣『HOSONO HOUSE』他写真で有名)

岡田崇がデザイン&ライナーノーツを手掛け、細野晴臣&久保田麻琴によるコメントも。
英国アビーロードスタジオのマイルス・ショーウェルによるハーフスピードカッティング。
最新鋭レコードプレス機WarmToneで国内プレス、と非の打ち所がない最強の仕様!

同内容のCDも付いています。アナログは聴けないという方も是非手に取ってもらいたい1枚ですね。森 陽馬

通販コーナー及び店頭にて予約受付中!

★1,000円以上お買い上げのお客様に、当店ロゴ入りタオルを先着でプレゼント中!


<PET SOUNDS RECORDスタッフが選ぶ2019年ベスト・アルバム>選出いたしました。

2020年1月17日(金) ovall 「Slow Motion Town」

小沢健二、GOMES THE HITMAN、加納エミリ、キンモクセイ、伊藤銀次、etc...。
2019年11~12月は2010年代の最後を飾るに相応しい邦楽新譜の力作が色々出ました。

その年末リリース作中から、年明けも店内でよくかけているお気に入り盤この1枚。

Ovall『Ovall』
(ボーナス・ディスク付完全限定盤CD OPCA-1043 3,000円+税)

Ovall(楕円の意)はShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴによるトリオ・バンド。
バンド名をタイトルに冠した今作。現代に呼応したジャズ/ソウルをクールなアレンジで聴かせる全9曲。

ラウンジーなようでいてグルーヴ感もある演奏は、例えるなら“スタッフの現代版”!
洗練されていながら、音と音の間・空気感が心地良いです。

今日のこの1曲はインスト・ナンバー⑤「Slow Motion Town」を。
ちなみに、完全限定盤には「Transcend」Kan Sano Remix等4曲収録ボーナスCDが付いています。森 陽馬


2020年1月16日(木) Last Electro 「Pentatonic Love」

当店2019年ベストには選出しませんでしたが、Kan Sano『Ghost Notes』も好評で素晴らしい作品でした。
2019年5月25日今日のこの1曲で紹介)
彼の才能は新世代クラブ・ジャズ/ソウルのみならず幅広い層に評価されるべき、と思っています。

そのKan Sanoが中心のユニット、Last Electro7曲入りCDが発売。

Last Electro『closer』
(国内CD JOSSPL-012 1,800円+税)

Kan Sano以外のメンバーは、中村祐介(BLU-SWING)、Ippei Sawamura(SANABAGUN)、Jun Uchino(Mime)。

エレクトロニカとバンド・サウンドが合わさったフューチャー・ビート・ソウルな1枚。
今日のこの1曲は、ダンサブルかつクールな1曲目「Pentatonic Love」。森 陽馬


2020年1月15日(水) Pernice Brothers 「Always in All Ways」

飾らない柔らかな歌声、英国ネオアコ/ギターポップ的な瑞々しいメロディ・センス&ハーモニー♪

スカッド・マウンテン・ボーイズ、ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)らとのユニット、ザ・ニュー・メディカンツ他、90年代からアメリカのインディーズ界、さらに近年は作家として活躍してきたジョー・パーニスが、パーニス・ブラザーズとしての9年ぶりの新作をリリース。

本国で2019年発表された今作に、ボーナス・トラック2曲を追加した国内盤CDが発売になりました。

パーニス・ブラザーズ『スプレッド・ザ・フィーリング』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 HYCA-3096 2,200円+税)

ニーコ・ケース、リック・メンク(ヴェルヴェット・クラッシュ)、ジェームズ・ウォルボーンらが参加したポップな「The Devil And The Jinn」、ピート・ヨーン参加「Throw Me To The Lions」、ハーモニカを取り入れた哀愁あるフォーキーな「Wither On The Vine」、疎遠だった父の元に戻る男の歌「I Came Back」、ギターを主としたまったりインスト「Frank Say」など.。

その中から「Always in All Ways」を今日の1曲に。
<寝たふりをした彼女の耳元に囁く言葉。彼女が瞬きする様子が窓に反射する>
この曲の舞台は飛行機の中。シーンが浮かぶ詞の世界観も素敵だなと思いました。

ボーナス・トラックには「Wither On The Vine」と「The Queen Of California」のデモを収録。
ギター弾き語りによる、より繊細な歌が楽しめます。東尾沙紀


2020年1月14日(火) Superfly 「Lilyの祈り」

最近の傾向として、話題の楽曲でもシングルCDが発売されないことが多くなっています。

2019年9月から放送中のNHK朝ドラ『スカーレット』主題歌、Superfly「フレア」。
評判の良いこの曲もデジタル・リリースのみでしたが、CDとしてやっと発売されました。

Superfly『0 (ZERO)』
(通常CD WPCL-13150 3,000円+税/初回限定Blu-ray付A、B、及びDVD付もあり)

女性ヴォーカル越智志帆によるSuperfly。
2015年発表『WHITE』以来、約5年ぶりオリジナル・アルバム。

タイトル『0』は、2016年喉の不調で休養中、切迫した心の状態がリセットされゼロになったことを表したそう。
そのゼロの状態から湧き出るように生まれた全11曲。
越智志帆自身が「フレア」含めほとんどの曲の作詞・作曲を手掛けています。

今日のこの1曲は、情感溢れる歌声が素晴らしい7曲目「Lilyの祈り」。
森 陽馬


2020年1月13日(月) 寺尾紗穂 「北へ向かう」

PET SOUNDS RECORDが2006年デビュー時から応援している女性シンガー、寺尾紗穂。
冬にわかれて名義の2018年作を経て、2017年『たよりないもののために』以来のソロ作が3月4日発売決定。

寺尾紗穂『北へ向かう』
(2020年3月4日発売 国内CD PCD-27044 2,700円+税)

タイトルは『北へ向かう』。
2018年11月30日吉祥寺スターパインズカフェ、冬にわかれてライヴで披露された楽曲から取られています。
2018年11月30日今日のこの1曲

父寺尾次郎(シュガー・ベイブのベーシスト/翻訳家 2018年6月6日逝去)告別式の日、彼女は金沢でライヴが入っていたため骨を拾う前に葬式を退席、北陸新幹線で会場へ向かう車中で書いたという1曲。
今作に収録されるスタジオ録音ではキセルが編曲と演奏を担当。仕上がりが楽しみですね。

掲載ジャケットは、2019年2月韓国公演用に制作された自主盤『君は私の友達』(2,000円+税)。森 陽馬

★通販コーナーにて予約受付中!今回も発売記念リーフレットや特典を作成予定です。


2020年1月12日(日) ボビー・ヴィントン 「トラブル・イズ・マイ・ミドル・ネイム」

ボビー・ヴィーは1959年16歳の時にレコード・デビューし、1960年代数多くのヒットを放ちました。
特に1960~63年の4年間は22曲ものヒットを全米チャートに送り込んだ大人気を博した男性シンガー。

そんなボビー・ヴィーが歌った曲に影響を受けたシンガーや楽曲を集めたCDがこのコンピです。

V.A『燃ゆる瞳に魅せられて ~ボビー・ヴィーを目指した男たち』
(The Night Has A Thousand Soundalikes:60's Teen Pop Influenced By Bobby Vee)
(国内仕様CD 原盤Teensville TV-1036のブックレット英文解説対訳付 MSIG-1300 3,100円+税)

クリケッツ、ジミー・クラントン、ブライアン・ハイランド、クリフ・リチャード、ヴィック・ダナ、ボビー・ダーリン、ガス・バッカス、など全35曲収録。耳ざわりの良いティーン・ポップが目白押しです。

今日はその中から、1962~63年にかけてヒットしたボビー・ヴィントン「トラブル・イズ・マイ・ミドル・ネイム」を。
ヴォーカルがダブル・トラック(昔の言い方だと一人二重唱)で録音されていることが、ボビー・ヴィー的ということで選ばれたイイ曲です。

なお、この曲はイギリスのフォー・ペニーズがカヴァーしていて、僕はそのヴァージョンでこの隠れた名曲を知ることができました。森 勉



2020年1月11日(土) The Bootiques 「Did You Get Your Fun」

レコード・コレクターズ2020年2月号が入荷。
特集は、『クイーン ベスト・ソングス100』と『2019年リイシュー・ベスト・アルバム』。
山下達郎他レコードコレクター達による『私の収穫2019』の記事も楽しいですね。

さて、そのレココレ2019年リイシュー・ベスト、オールディーズ部門5位がこの1枚。

カート・ベッチャー&フレンズ『ルッキング・フォー・ザ・サン』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-7597 3,000円+税)

ミレニウム、サジタリアス、ゴールドブライアーズ等で知られる名プロデューサー、カート・ベッチャー。
ソフト・ロック界重要人物である彼が1965~67年関わった楽曲を中心に選曲されているコンピです。

現在入手困難なシングルオンリー楽曲から、完全未発表音源まで全21曲。
その中から、ガール・ポップファンにもオススメのThe Bootiquesを今日のこの1曲に。

The BootiquesはJulie Jones(Crossman)、Merle Levine、Christine Costelloによる女性3人組。
「Did You Get Your Fun」はカート・ベッチャーがプロデュースを担当した1966年発表シングルB面曲です。
当店ロングセラーCD『Where The Girls Are Vol.5』に収録されたこともある短いながらもポップなイイ曲♪

ちなみにこのコンピは、NOW SOUNDS RECORDSを主宰していたSteve Stanleyによる仕事。
各曲のミュージシャン・クレジット他情報、詳細な解説(英語)が付いたブックレットも素晴らしい! 森 陽馬



2020年1月10日(金) ISLA DE CARAS 「ME AVANZO」

<ブエノスアイレスのGREAT3>!?

ISLA DE CARAS(イスラ・デ・カラス)は、アルゼンチン人ミュージシャンLAUTARO CURA中心のロック・ユニット。
2018年10月デジタル・リリースされた1stアルバム『CHANGO』が日本独自CD化されました。

イスラ・デ・カラス『CHANGO』(シャンゴ)
(国内CD 日本盤CDのみボーナス・トラック収録 日本語解説付 PCD-24900 2,400円+税)

南米をイメージさせる開放感あるロックではなく、インドア的音響ポップなサウンドが魅力。

今日のこの1曲は7曲目「Me Avanzo」を。
片寄明人さんが書いたようなセンチメンタルなメロディーとエコー効いたギターの音色が印象的♪

GREAT3、トータスから、ネオアコ系お好きな方にもオススメしたい1枚です。森 陽馬



2020年1月9日(木) Camera Soul 「Existence」

インコグニート、ブラン・ニュー・へヴィーズなどACID JAZZお好きな方にも好評の1枚♪

カメラ・ソウルは、女性ヴォーカリストMaria Enrica Lotesoriereを擁するイタリア発ソウル/ジャズ/ファンク・バンド。
UKソウル・チャートも賑わせてきた彼らの約2年ぶり通算5作目が2019年12月にリリースされています。

カメラ・ソウル『イグジスタンス』
(国内CD 解説付 PCD-24898 2,400円+税)

爽快なオープニング・ナンバー「Existence」、ファンク・チューン「In The City」をはじめ、「You」や「Life」などのスローなナンバーも良い♪
聴いていて気持ち良い1枚です。

日本盤ボーナス・トラックとして、インコグニート「Everyday」カヴァーも収録されています。東尾沙紀


2020年1月8日(水) 坂本九 「東京五輪音頭」

2020年、今マスコミの一般的な関心事トップは、やはり『2020東京オリンピック』ということになるのでしょう。

前回の『1964東京オリンピック』には、「東京五輪音頭」というテーマ曲がありました。

作曲は1964年オリンピックが終わった後すぐに還暦を迎えた巨匠・古賀政男、作詞は劇作家の宮田隆。
各レコード会社の専属歌手による競作曲となりました。

三波春夫(テイチク)、橋幸夫(ビクター)、北島三郎・畠山みどり(コロンビア)、大木伸夫・司富子(ポリドール)、三橋美智也(キング)、坂本九(東芝)など...。

この中では三波春夫ヴァージョンが一番のヒットとなり、当時の印象としてもラジオ・TVで圧倒的な目立ち方でした。
(小学6年生~中学1年生の感想です)

今日はそれではなく、坂本九「東京五輪音頭」でいってみましょう。
九ちゃんヴァージョンのアレンジはダニー飯田。

坂本九『メモリアル・ベスト』
(国内CD TOCT-25439 全20曲収録 1,904円+税)

ちなみにこの曲はアメリカ/キャピトル・レコードからもシングルが発売されました。
タイトルは「The Olympics Song」。森 勉



2020年1月7日(火) David Byrne 「Once In The Lifetime」

トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンが2018年発表したアルバム『American Utopia』。
そのツアーから派生した同名タイトルのブロードウェイ公演が凄いらしい。

2019年10月からブロードウェイ・ミュージカルで公演が続き連日満員。
バーン含めた演者が約90分トーキング・ヘッズ及びソロの楽曲を生演奏&踊りで表現。
『ストップ・メイキング・センス』に魅せられた音楽ファンは必見のステージとのこと。

うーーん、コレは生で観たいっ!
でもニューヨークへ近々に行くのは難しい、、、という方は2019年末発売されたこのサントラ盤を。

『David Byrne's AMERICAN UTOPIA On Broadway Original Cast Recording』
(輸入2枚組CD Nonsuch 7559792301)

ブロードウェイ・パフォーマンスが目に浮かぶようなアグレッシヴな演奏と歌!
今日のこの1曲はトーキング・ヘッズ1980年発表作『Remain In Light』収録曲「Once In The Lifetime」。森 陽馬



2020年1月6日(月) 小倉博和 「遠い昔」(Long Ago And Far Away)

2020年になったと思ったら、もう1月6日。
正月気分は残っているのに、お正月は遠い昔、、、

ということで、ジェイムス・テイラー作の名曲「遠い昔」(Long Ago And Far Away)カヴァーを。

小倉博和『Sound Of Strings Sketch Song 2 ~Autumn & Winter』
(国内CD GT-1114 2,700円+税)

ギタリスト小倉博和によるギター・インスト・アルバム。
2019年6月23日今日のこの1曲で紹介した『サウンド・オブ・ストリングス』シリーズの第2弾、秋冬編。

聴いていて心豊かになるアコースティック・ギターの音色を活かした名曲カヴァー中心全8曲。

「遠い昔」のアレンジは、アール・クルーによる名カヴァーが下敷きになっているようです。森 陽馬



2020年1月5日(日) Vulfpeck 「For Survival」 feat Mike Viola

今月1月22日マイク・ヴァイオラの日本独自企画編集盤『ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』が発売になります。

90年代からキャンディ・ブッチャーズとして活躍、現在もソロやコラボなどでコンスタントに作品を発表しているアメリカ出身のポップ職人。
2019年4月には下北沢ラ・カーニャで1日限りの来日公演を行い、アコースティック・ギター/ピアノ弾き語りでたっぷり楽しませてくれました。

ベスト盤には、1999年から最近の楽曲に加え、未発表曲、トム・ハンクス監督・出演作『すべてをあなたに』主題歌「That Thing You Do」など盛り沢山の全22曲を収録。
既に色々お持ちの方にも、聴いたことないという方にもぜひ手に取って頂きたい1枚です♪

本日は、LAのミニマル・ファンク・バンド、ヴルフペック2019年作『ヒル・クライマー』(日本で世界初CD化!)より、マイク・ヴァイオラがゲスト・ヴォーカルとして参加しているポップな「For Survival」を今日の1曲に。東尾沙紀

掲載ジャケットは、ヴルフペック『ヒル・クライマー』(国内CD 解説付 PCD-24890 2,400円+税)です。



2020年1月4日(土) 高田漣+細野悠太+坂本美雨 「THE MADMEN」

2019年末から2020年始にかけて、店でよくかけている1枚。

YMC『yellow magic children #1』
(完全限定盤CD+Blu-ray 先着ステッカー付 10インチサイズダンボール仕様 UMA-9135 4,800円+税)

YMC(Yellow Magic Children)は高野寛を中心に、YMOに影響を受けたミュージシャン達によるバンド。
メンバーは、高野寛、高田漣、ゴンドウトモヒコ、沖山優司、白根賢一、網守将平。
更に、野宮真貴、カジヒデキ、宮沢和史、坂本美雨、片寄明人、DAOKO、HANA、細野悠太を迎え、2019年3月14日東京新宿文化センター大ホールにて行われたYMOトリビュート・コンサートの音源&映像が今作に収録。

細野悠太(細野晴臣の孫!)&坂本美雨(坂本龍一の娘)によるYMOリアル・ファミリーに、高田漣(高田渡の息子)が加わった「THE MADMEN」を今日のこの1曲に。森 陽馬



2020年1月3日(金) Homecomings 「cakes」

2019ベストに、「ベスト映画は『バジュランギおじさんと、小さな迷子』」(ホント笑えて泣ける傑作!)と書きましたが、邦画で印象に残ったのは『愛がなんだ』(今泉力哉監督)でした。

角田光代原作、モヤモヤした愛の形を描いた恋愛映画。
色々ツッコミたくなるストーリー展開ながら、というかだからこそ!?面白かったですね。
中盤から登場したすみれ役江口のりこがとにかく最高! 成田凌のクズ男っぷり以上に光っていましたね。

さて、その映画『愛がなんだ』主題歌、Homecomings「cakes」が限定アナログで出ました。

Homecomings『Cakes』(c/w 「Moving Day Part1」)
(限定アナログEP EMF-096 1,500円+税)

Homecomingsは2012年結成、京都を拠点に活動している女性3人男性1人による4ピース・ポップ・バンド。
「cakes」は映画『愛がなんだ』書き下ろし楽曲。アナログ化に際し中村宗一郎氏が新たにマスタリング!

なお、映画内の音楽はゲイリー芦屋が手掛けています。森 陽馬



2020年1月2日(木) Spoonful Of Lovin' 「Baseball-Crazy」

パイドパイパーハウス長門芳郎さんディレクションによるSpoonful Of Lovin'のレコードが出ました。

2018年12月発売ネクスト・ジェネレーションによる大滝詠一カヴァー集『GO!GO!ARAGAIN』に「それはぼくじゃないよ」が収録されていましたが、単独での発売は初めてになります。

メンバーは谷口雄(元・森は生きている)、ポニーのヒサミツ、渡瀬賢吾(bjons/Roppen)、サボテン楽団の4人です。

Spoonful Of Lovin'(スプーンフル・オブ・ラヴィン)『BASEBALL-CRAZY EP』
(パイドパイパーハウス/なりすレコード NRSP773 4曲入り33回転アナログ7インチ 2,000円+税)

大滝詠一『ナイアガラ・カレンダー』に入っていた「Baseball-Crazy」、ウィーザー「バディ・ホリー」、細野晴臣「ブラック・ピーナッツ」、ラヴィン・スプーンフル「うれしいあの娘 (You Didn't Have To Be So Nice)」の4曲がスプーンフル・オブ・ラヴィン・テイストでカヴァーされています。

今日はその中から「Baseball-Crazy」を。
アコーディオン、ギター、バンジョーによる演奏にヴォーカルが乗ったなんとも牧歌的ないい雰囲気漂うヴァージョンになっています。

ジャケットには見事なバッティング・ホームを披露している長門監督の姿も。森 勉



2020年1月1日(水) 竹内まりや 「いのちの歌」(ピアノ&ボーカル・バージョン)

PET SOUNDS RECORD、1月1日14時からオープンいたしました。
2020年もよろしくお願い申し上げます。

2019年大晦日の紅白歌合戦、竹内まりや「いのちの歌」が琴線に触れました。

「ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある」 (「いのちの歌」歌詞より)
自覚しているつもりでも、その喜びや幸せを忘れがちですよね。

今は亡き大滝詠一、岡田有希子、そして家族の写真が映し出され、切実な思いで聴くことができました。

その「いのちの歌」スペシャル限定盤が本日発売。
竹内まりや『いのちの歌』スペシャル・エディション
(完全限定盤CD+DVD 「いのちの歌」ピアノ譜封入 WPZL-31724 1,500円+税)

2012年発売時の初回限定盤に収録されていた「いのちの歌」(ピアノ&ボーカル・バージョン)も追加。
DVDには、竹内まりや2018年公開映画『souvenir the movie』内の「人生の扉」2014年ライヴ映像が収録。
原田泰治氏が手掛けた画を使用したジャケット・イラストのポストカードを先着で差し上げています。森 陽馬



2019年12月31日(火) Peter Gallway & The Real Band 「Walking On Ice」

2019年ご来店・お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。

2020年は1月1日14時から営業いたします。
(1/1、2 14~18時、1/3は11~18時、1/4、5は11~20時、1/6以降11~22時)

新年1,000円以上お買い上げのお客様には、当店ロゴ入りお年賀タオルを先着でプレゼント!

よろしければお時間ある時にでもご来店くださいませ。(通販でもお年賀タオル差し上げます)

2019年最後の今日のこの1曲は、年末入荷してきた味わい深い1枚から。

Peter Gallway & The Real Band『Reach For It』
(輸入CD Gallway Bay Music GBM15)

フィフス・アヴェニュー・バンド、オハイオノックスのニューヨーク出身ソングライター、ピーター・ゴールウェイ。
Mark Wainer(G)、Andrea Re(Vo, Dr, Per)とのトリオ、The Real Band名義による2019年新録アルバム。

滋味溢れるピーターの歌声が、寒風で冷えた身体と心を温めてくれます。
今日のこの1曲は、ピーターがプロデュースを手掛けたDEVONSQUARE(デヴォンスクエア)1987年発表「Walking On Ice」カヴァーを。森 陽馬



2019年12月30日(月) 渥美清 「男はつらいよ」

映画『男はつらいよ お帰り寅さん』を新宿ピカデリーにて先日鑑賞。

渥美清主演『男はつらいよ』、1969年劇場公開された第1作目から50年目の2019年。
シリーズ通算50作目となる映画が今作。

桑田佳祐が歌う「男はつらいよ」が冒頭に配され、往年の出演者に加え著名人がゲスト出演。
物語自体は吉岡秀隆演じる満男の近況を軸にしていますが、寅さんの昔の映像や約50年前の柴又駅(昔ながらの改札とプラットホーム)が出てくる場面だけでも、郷愁を誘われホロッときましたね。

ラスト、満男が執筆する小説タイトルを見て、山田洋次監督は満男に自身を投影していたのかな、と。
(劇内の満男が妻を6年前に亡くしているように、山田洋次監督も2008年に妻が他界)

「寅さんにまた逢いたい」という監督、出演者、そして観客皆の気持ちが伝わる作品でした。

掲載ジャケットは、山本直純氏が音楽を手掛ける『男はつらいよ お帰り 寅さん』オリジナル・サウンドトラック。
(国内CD SOST-1038 2,500円+税)
渥美清が歌う「男はつらいよ」は映画最後に流れます。森 陽馬



2019年12月29日(日) ルラル 「夢みがちクローバー」

♪夢みがちクローバーは 今も 私の胸の奥にあって~♪

ルラル「夢みがちクローバー」は気付けばよく口ずさみ、2019年特に大好きになった1曲です。

ルラルは、ペット・サウンズでは折に触れて話題に挙がるお馴染みの存在でしたが、PET SOUNDSレーベル第1弾としてアナログ化された「「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー」は新しい曲に触れるような新鮮な気持ちで聴いています。

10月下旬、出来立てほやほやのラッカー盤を地下のアゲインで聴かせてもらいました。
キラキラした音のシャワーがスピーカーから降り注いでくるような不思議な感覚、幸福感に包まれたひと時でした。

恋をした時、大好きな音楽に出会った時...聴く人によって色んな想いが重なる、メンバーのピュアな気持ちが音や詞に込められた名曲。2019年に改めてこの曲に出会えてよかったなぁと思います。東尾沙紀



2019年12月28日(土) バリー・マニロウ 「レッツ・ハング・オン」

ソニー・ミュージックから価格の安いベスト盤がたくさん出ました。
景気の良かった1980年代後半から1990年代頃は毎年年末になると、各メーカーがここぞとばかりベスト盤を発売することが多くありました。
しかし近年はアーティストの権利関係の厳しさ、及びレコード会社の元気の無さもあって、年末といってもあまりそういう企画がなかったような気がします。

今回出たのは、<ヨーガクトクセンBEST (洋楽得千特選ベスト)>と題されたシリーズで、以前はもう少し高い価格だったものが全部1,000円+税での発売です。日本語解説・歌詞・対訳は付いていませんが、なかなかいい選曲のベスト盤が揃っています。

12月25日発売になったのは全部で52種類。
サイモン&ガーファンクル、シェリル・リン、EW&F、シンディ・ローパー、バングルス、ボズ・スキャッグス、TOTO、ホイットニー・ヒューストン、ホール&オーツ、ジャミロクワイ、ヨーロッパ、ジェニファー・ロペス、フリオ・イグレシアス、サム・クック、マライア・キャリー、サンタナ、ジャニス・ジョプリン、エア・サプライ、ノーランズetc...有名どころが目白押しです。

今日はその中から、バリー・マニロウのベストを選んでみました。

バリー・マニロウ『歌の贈りもの ~ベスト・オブ・バリー・マニロウ』
(国内CD 完全限定盤 このCDは歌詞付 SICP-6296 1,000円+税)

ブルース・ジョンストン作のグラミー受賞曲「歌の贈りもの (I Write The Songs)」もいいですが、フォー・シーズンズをナイス・カヴァーした1982年ヒット「レッツ・ハング・オン」を。

こんな曲を聴いちゃうと、2019年9月来日したフランキー・ヴァリ&フォーシーズンズのコンサートを想い出してしまいますね。森 勉



2019年12月27日(金) キンモクセイ 「都市と光の相対性」

伊藤俊吾を中心に1998年頃結成した5人組ポップ・ロック・バンド、キンモクセイ。
2008年に活動休止していましたが再集結し約14年ぶりとなるオリジナル・アルバムを発表しました。

タイトルは、超ド直球!『ジャパニーズポップス』!!

キンモクセイ『ジャパニーズポップス』
(初回DVD付CD 先着特典ステッカー付 BVCL-1050 3,500円+税)

メンバー5人各々が書き下ろした全11曲。
ヴァラエティに富みながらも、正にジャパニーズポップスな1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲は伊藤俊吾作による④「都市と光の相対性」。
曲の演奏、歌い回し、アレンジ、全体の雰囲気が、荒井由実「コバルトアワー」そっくり! 森 陽馬



2019年12月26日(木) The Nines 「Lost And All Alone」

今年も2019年ベストを選ばせていただきました。

選出したザ・ミスティーズをはじめ、2枚組コンピレーション『パワー・トゥ・ザ・ポップ』など、ソニー<BEATLEDNA(ビートルズの遺伝子)>シリーズから色々と嬉しいリリースが続き、2020年もとても楽しみです。
今週は同シリーズから、こんなCDが発売されました。

ザ・ナインズ『ザ・ベスト・オブ・ナインズ』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICX-146 1,800円+税)

ザ・ナインズは、カナダ出身スティーヴ・エッガーズを中心に結成され1998年にデビューしたポップ・プロジェクト。
ぬくもりある歌声やポップな曲の雰囲気は、正にポール・マッカートニー♪
ビートルズ、ジェフ・リン、エミット・ローズ、ビージーズ等を彷彿とさせるとびきりメロディアスな楽曲が魅力です。

今作は日本初発売となる2007年発表4作目『グラン・ジャクルズ・フィールド』に加え、彼らがこれまでに発表したアルバムから厳選した12曲をプラス全24曲入り日本独自企画盤となります。

さらにこのベストのために録音されたという新曲を収録!
スティーヴが16歳の頃に書いたというピアノ・バラード「Lost And All Alone」を今日の1曲に。
全曲良いので聴いたことがないという方は是非!東尾沙紀


2019年12月25日(水) Jimmy Webb 「Old Friends」

<PET SOUNDS RECORDスタッフが選ぶ2019年ベスト・アルバム>
上記リンク先特設ページに掲載・選出いたしました。

2019年も素晴らしい音楽にたくさん出逢うことができました。
皆さんの2019年ベストは何でしたか?

さて、僕が2019年最も繰り返し聴いたのはこの1枚です。

JIMMY WEBB『SlipCover』
(輸入CD BMG 4050538475821)

大好きなソングライター、ジミー・ウェッブによるピアノ・インスト・カヴァー・アルバム。

「The Moon Is A Harsh Mistress」以外は、ローリング・ストーンズ「Moonlight Mile」、ビーチ・ボーイズ「God Only Knows」、ジョニ・ミッチェル「A Case Of You」など他アーティストの楽曲。
でも、ジミー・ウェッブが奏でると彼の自作曲のようになるのです。

今日のこの1曲は、美しく切ない旋律が沁みるサイモン&ガーファンクル「Old Friends」カヴァーを。森 陽馬



2019年12月24日(火) GOMES THE HITMAN 「ブックエンドのテーマ」

2010年代最後のクリスマス・イブ。素敵なアルバムが届けられました。

GOMES THE HITMAN『memori』
(CD 当店のみの先着特典マグネット付 UICZ-4467 3,000円+税)

山田稔明、須藤俊明、堀越和子、高橋結子による4人バンド、ゴメス・ザ・ヒットマン。
2005年発表『ripple』以来、14年ぶりオリジナル・アルバムです。

青春時代に親しかった友人と久し振りに会い旧交を温めたような、そんな気持ちにさせてくれる1枚。

瑞々しいメロディーと歌が、歳を重ねても色褪せない想い出や純粋な心に彩を与える全11曲。
その中から、山田稔明の想いが集約されたラストナンバー「ブックエンドのテーマ」を今日のこの1曲に。
(曲名の由来はサイモン&ガーファンクル「Old Friends/Bookends」)

♪みんなが元気で そして幸せでありますように♪ (「ブックエンドのテーマ」歌詞より) 森 陽馬



2019年12月23日(月) Vince Guaraldi Trio 「SKATING」

<ジャズ・クリスマス・アルバムで最も有名なアルバム中の1枚>と言っても過言ではないでしょう。

TV番組『A CHARLIE BROWN CHRISTMAS』の音楽としてヴィンス・ガラルディが制作した作品。
Vince Guaraldi Trio『A Charlie Brown Christmas』。

近年のアナログ・ブームに乗じて、その3インチ・レコードが発売されました。

Vince Guaraldi Trio『A Charlie Brown Christmas』 BLIND BOX
(国内プレス3インチ・レコード ミニ・ポスター封入 CR00206 1,100円+税)

片面1曲の3インチ・レコードに、以下4曲のうちいずれか1曲のみが収録されているというニクい仕様。
「Linus And Lucy」、「Christmas Time Is Here (vocal)」、「Skating」、「Hark, The Herald Angels Sing」。

僕が購入した盤は「Skating」でした。
(「Christmas Time Is Here」が欲しいから、もう1枚買ってみようかな、、、と思案中。)

ちなみに、この盤は3インチ・レコード専用プレイヤーのみでしか聴けません。ご了承ください。森 陽馬



2019年12月22日(日) ダーレン・ラヴ 「クリスマス」

この時期、繁華街のショッピングビル等に入ると、色々なクリスマス・ソングが流れていますね。
その中でも特に耳にすることが多いのが、フィル・スペクタープロデュースによるこのクリスマス・アルバムです。

ダーレン・ラヴ、ロネッツ、ボブ・B・ソックス&ブルー・ジーンズ、クリスタルズ
『ア・クリスマス・ギフト・フォー・ユー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-20447 1,905円+税)

クリスマス・スタンダード曲を個性豊かながらポップで楽しいサウンドに仕立て上げているのが、このアルバムが普遍性を持ち、長年聴き続けられている理由なんだろうと思います。

「ホワイト・クリスマス」、「フロスティー・ザ・スノウマン」、「サンタが街にやってくる」、「ママがサンタにキスをした」、「赤鼻のトナカイ」、「ウィンター・ワンダーランド」、etc...。
クリスマス定番曲がハル・ブレイン、レオン・ラッセル、トミー・テデスコ、スティーヴ・ダグラス等のレッキング・クルーによる演奏と、ロネッツなどフィレス・レーベルの看板アーティストの歌によって聴けるのですから。1963年発表の大傑作です。

今日は、このアルバム中唯一のオリジナル曲「クリスマス」(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)を。
エリー・グリニッチ&ジェフ・バリーとフィル・スペクターの共作。
ダーレン・ラヴの気持ちいい熱唱が光っています。森 勉



2019年12月21日(土) The Pearlfishers 「Snowboardin'」

2019年最新作『Love & Other Hopeless Things』(2019年5月12日今日のこの1曲で紹介)も素晴らしかった、英グラスゴー出身デヴィッド・スコットによるユニット、パールフィッシャーズ。

今まで発表した作品の中でも特に可愛らしいジャケットが目を引く2004年発表作『A Sunflower At Christmas』は、クリスマスのワクワク感や、冬の澄んだ空気が感じられるウインター・アルバムです。

パールフィッシャーズ『サンフラワー・アット・クリスマス』
(国内流通仕様CD MACD63J 2,200円+税)

心躍るメロディ、小気味良いカッティングと打ち込みが特徴的な「Snouboardin'」。
アコースティック・ギターの音色にちょっとしんみり・・・「Winter Roads」。
雪の結晶がキラキラ舞うような音&スタンダード的趣きある「Away In A Manger/A Sunflower At Christmas」等。

7曲入りミニ・アルバムながら聴き応えのある1枚です♪ 東尾沙紀



2019年12月20日(金) 大滝詠一 「Happy Endで始めよう」

大滝詠一デビュー50周年記念盤が2020年3月21日発売決定!

大滝詠一『HAPPY ENDING』
(初回限定2CD SRCL-11430 3,000円+税/通常1CD 2,500円+税/限定アナログ盤 3,500円+税)

1990年代半ば以降、TVドラマのセッション時に書き下ろされた楽曲を中心とした全11曲。
「幸せな結末」、「恋するふたり」、「Happy Endで始めよう」ALBUM verに、なんと!初出の新曲も!

初回限定盤には、全曲初収録『Niagara TV Special Vol.1』(全12曲)を加えた2CD仕様。
英国ロンドンのメトロポリス・スタジオにてハーフ・スピードカッティングが施された限定アナログ盤も同時発売。

『EACH TIME』(1984)以来の新作オリジナル・アルバムがもし出ていたら、との妄想が現実になるような1枚。
冬が始まったばかりですが、2020年春が一気に待ち遠しくなりましたね。森 陽馬

★先着特典ポストカード・セット付! 通販コーナーにて予約受付中。


2019年12月19日(木) NAJEE 「Sumthin' Sumthin'」

PET SOUNDS RECORDは年末年始も休まず営業いたします。

2019年12月30日まで通常営業 11時~22時
2019年12月31日 11時~20時
2020年1月1日 14時~18時
2020年1月2日 14時~18時
2020年1月3日 11時~18時
2020年1月4日 11時~20時
2020年1月5日 11時~20時
1月6日以降は通常営業 11時~22時

2010年代の最後、もしくは2020年代の幕開け、よろしければお立ち寄りくださいませ。

さて、年末は忙しなくて心乱れがちですが、そんな気分を落ち着かせてくれるスムース・ジャズこの1枚。

NAJEE『Center Of The Heart』
(輸入CD Shanachie 5473)

ニューヨーク出身1986年ソロ・デビューのサックス奏者、NAJEE(ナジー)。
16作目となる2019年発表オリジナル・アルバムです。

今作もアーバン&スムースなサウンドに、彼らしいメロウなサックス/フルートの音色が心地良い全10曲。
今日のこの1曲は、リオン・ウェア作で90'sR&B名曲マックスウェル「Sumthin' Sumthin'」カヴァーを。森 陽馬


2019年12月18日(水) paris match 「Saturday」(20th Anniversary Vintage)

Guitar magagine2020年1月号は、80'sシティ・ポップ特集。
<シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち ~真夜中のファンキー・キラー編>!

(リットー・ミュージック 900円+税)

山下達郎、松原正樹、角松敏生、松下誠、芳野藤丸、土方隆行、鳥山雄司、山本圭右。
カッティング・ギター名手の名演が聴ける楽曲や作品がタップリ紹介されています。

更に、松原正樹による2000年誌上セミナー『グルーヴ・ギター天国』CD付!
ギター/80's好きの方要チェックの1冊ですね。

さて、今日のこの1曲は、故・松原正樹のギタープレイが聴ける“新録”を。

paris match『all time classics 2000-2020』
(国内2枚組CD VICL-65272 3,000円+税)

杉山洋介とミズノマリによるユニット、paris match(パリスマッチ)。
2000年デビューから20周年を記念する2枚組ベスト・アルバムを発売。

その1曲目に、「Saturday」(20th Anniversary Vintage)が収録。
松原正樹が遺したオリジナル・ギター・トラックに、現サポートメンバーの演奏を融合させたスペシャルナンバー。

他楽曲でも松原正樹の素晴らしいギタープレイを聴くことができるオススメ盤です。森 陽馬


2019年12月17日(火) Chicago 「What The World Needs Now Is Love」(世界は愛を求めてる)

昨日に続き、2019年新録クリスマス・アルバムこの1枚。

1969年デビューから2019年で50年を迎えたロック・バンド、シカゴ。
37枚目のオリジナル・アルバムは、4作目となるクリスマス作。

Chicago『Chicago Christmas』
(輸入CD RHINO R2-604498 国内盤発売予定なし)

ロバート・ラムと共にオリジナル・メンバーであるLee Loughnane(リー・ロックネイン)によるプロデュース。
シカゴらしいホーンやコーラスを活かしたロック・アレンジで聴かせる自作曲中心の全11曲です。

新曲「Merry Christmas, I Love You」等も良いですが、バート・バカラック=ハル・デイヴィッド作「What The World Needs Now Is Love」(邦題:世界は愛を求めてる)カヴァーを今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年12月16日(月) Dionne Warwick 「The Christmas Song」 feat Wanya Morris

2019年12月で79歳を迎えた女性ソウル・シンガー、ディオンヌ・ワーウィック。
今春5月発売したオリジナル作『She's Back』に続き、新録クリスマス・アルバムをリリース!

Dionne Warwick 『Dionne Warwick & The Voices Of Christmas』
(輸入CD BMG 538529742 国内盤発売予定なし)

ジョニー・マティスとの「White Christmas」、マイケル・マクドナルドをfeatした「Jingle Bell Rock」、新世代黒人女性歌手アンドラ・デイと歌う「Rudolph The Red Nosed Reindeer」他全12曲。

うるさすぎず静かすぎず、適度にソウルフルかつアダルトな雰囲気。
安心して聴けるクリスマス・アルバムに仕上がっています。

今日のこの1曲は、Wanya Morris(ボーイズⅡメン)とのデュエットが素晴らしい「The Christmas Song」を。森 陽馬


2019年12月15日(日) 山下達郎 「クリスマス・イブ」

今年も山下達郎「クリスマス・イブ」の季節がやってきました。
(去年の今頃もこんな文章を書いた気がします。)
令和になってもやはり12月は「クリスマス・イブ」を聴かなければね。

2019年の今年は「クリスマス・イブ」のシングルCDが更に2曲増量され全7曲入。
トータル時間26分47秒になって新発売されました。

山下達郎「クリスマス・イブ」(2019ヴァージョン)
(国内CD とりみきさんイラストによるタツローくんグリーティング・カード封入 WPCL-13162 1,200円+税)

増えた2曲は2019年ツアーのアカペラ・コーナーで歌われた「ベラ・ノッテ」と「煙が目にしみる」です。
アカペラですが、ライヴならではの息遣いが伝わってきます。

特に「煙が目にしみる」ラストのロングトーンには、CDなのに拍手をしたくなってしまいます。
ちなみにこのライヴ音源は、2019年8月17日(土)神奈川県民ホールでの録音。

2019年ヴァージョンのCDは12月25日でメーカー出荷停止になり、今年限りの発売なのでお早めに。森 勉


2019年12月14日(土) クルアンビン 「Maria Tambien」(Live)

2019年も残り半月ということで、2019年ベスト・アルバムに何を選出しようか考えています。
クリスマス前後あたりには当店スタッフ3人の<2019年ベスト>を発表予定。皆様のベストは何でしたか?

さて、<印象に残ったアーティスト>という観点では、このバンドを挙げる方が多いのではないでしょうか。

KHRUANGBIN(クルアンビン・・・タイ語で飛ぶエンジンの意)。
米国テキサス州ヒューストン、教会でゴスペルを一緒に演奏していたMark Speer(G)とDonald"DJ"Johnson(Dr)に、女性ベーシストLaura Leeが加わった3人組インスト・バンド。

2019年春の単独来日公演は即完売。
夏のフジロックフェス最終日フィールド・オブ・ヘヴンに出演し喝采を浴びたのも記憶に新しいところ。
そんな彼らの2018年4月シカゴLincoln Hallライヴ音源が再発されました。

クルアンビン『ライヴ・アット・リンカーン・ホール』
(国内CD 日本語解説付 BRC-622 1,800円+税)

ライヴをご覧になったことがある人なら、ベーシストローラの妖しく艶めかしい姿が目に浮かんでくるハズ。
今日のこの1曲は、シャドウズ「アパッチ」のフレーズを中間に織り込んだ「Maria Tambien」を。森 陽馬


2019年12月13日(金) 加納エミリ 「フライデーナイト」

作詞・作曲・振付・アレンジ・プログラミング・ミックスなどを自身で手掛けるセルフ・プロデュース・アイドルとして、2018年から活動している女性アーティスト、加納エミリ。

''NEO・エレポップ・ガール''としてジワジワと人気上昇中の彼女。
1stアルバム『GREENPOP』は、80年代ニューウェイヴ・サウンドを纏った正統派J-POP♪
新作にしてベスト・アルバムともいえる、良曲が詰まった1枚です。

加納エミリ『GREENPOP』
(国内CD REMIXアルバム付限定盤 HYCA-9004 3,000円+税)

インタビューではダフト・パンクやデペッシュ・モード、ソフト・セルなどがフェイヴァリットに挙がるなど、80年代音楽にも傾倒する95年生まれの加納さん。
一度聴くとなかなか頭から離れないメロディと、一度観たら忘れらないなかなか個性的な振付。
サウンドも彼女自身も中毒性があるというか...純粋に彼女の書く曲が良いなぁと思います。

好きな曲色々ありますが、本日はディスコ・ポップな「フライデーナイト」を今日の1曲に。
ギターに渡瀬賢吾(bjons/roppen)が参加しています。

12月14日(土)青山月ミル君想フにて、『GREENPOP』レコ発ワンマンライヴが行われる予定です。東尾沙紀


2019年12月12日(木) コニー・フランシス 「I'm Gonna Be Warm This Winter」

PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾作品、ルラルのCDに追加されたライヴ音源。
昨日紹介した「いちご畑でつかまえて」に加え、もう1曲はコニー・フランシスのカヴァーです。

コニー・フランシスといえば「Vaction」、「Where The Boys Are」(邦題:ボーイハント)、「Pretty Little Baby」(邦題:可愛いベイビー)が有名ですが、この「I'm Gonna Be Warm This Winter」(邦題:想い出の冬休み)もイイ曲!

コニーのオリジナルは1962年12月発表シングルで全米18位のヒットを記録。
ツイスト的リズムで踊れるゴキゲンなナンバー♪

ルラルのカヴァーは2000年11月2日渋谷屋根裏でのライヴ録音。
寒い冬、この熱々のラブソングを聴けば身も心も暖まること間違いなし!

掲載ジャケットはコニー・フランシス「I'm Gonna Be Warm This Winter」他全30曲収録ベスト盤。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-80023 2,095円+税)
コニーが歌う日本語ヴァージョンも収録されています。森 陽馬


2019年12月11日(水) ルラル 「いちご畑でつかまえて」

2019年12月3日発売PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾作品。
ルラルEP+CD、好評発売中です。

レコード・プレイヤーは持っていない、という方でも聴けるようにCDも付いています。
高瀬康一氏渾身のイラストによるジャケット。是非手に取ってみてくださいね。

そのCDにはアナログEPの2曲にプラスして、貴重なライヴ音源が2曲追加!

まず1曲は、松田聖子1981年発表名盤『風立ちぬ』収録「いちご畑でつかまえて」のカヴァー!
(作曲:大瀧詠一、作詞:松本隆)

2001年5月12日、今は無き赤坂electric church loveにて、ルラルが布谷文夫さんと対バンした時の音源です。
貴重なライヴ音源を島村文彦氏よりご提供いただき、佐藤清喜氏にマスタリングしていただきました。

歌も、演奏も、そして音質も素晴らしい!
ナイアガラファンにも聴いていただきたいですね。森 陽馬


2019年12月10日(火) ブリガッティ 「ゴッタ・ゲット・ネクスト・トゥ・サムバディ」

2019年12月4日今日のこの1曲で紹介した新発売『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ』。
もう1枚の方も取り上げておきましょう。

『ラヴ・ハーツ~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ Vol.12』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18293 1,600円+税)

こちらも『Vol.11』同様、70's良質ポップス満載の全21曲。
フィフス・アヴェニュー・バンド、トッド・ラングレン、ネッド・ドヒニー、グラム・パーソンズ、エリック・カズ、ブリンズリー・シュウォーツなど、その筋のファンにはおなじみのアーティストに、ブルース・イメージ、ローズバッド、ジーニー・グリーン、ファニー、ケイシー・ケリー等マニアックながら選曲者:宮治淳一さんのセンスが光っているアーティストも含まれています。

今日はそんな中からブリガッティ「ゴッタ・ゲット・ネクスト・トゥ・サムバディ」を。

ブリガッティは元ラスカルズのエディ・ブリガッティとその兄デヴィッドが結成したブルー・アイド・ソウル・グループ。
ブリガッティ兄弟のヴォーカルとセッションマンとして参加した当時まだ若手のベーシスト、ウィル・リーに注目。

録音された1976年と言えば、山下達郎ソロ・ファースト『サーカス・タウン』が録音された年でもあります。
レコーディング場所はニューヨークのメディア・サウンド。この曲の録音と同じスタジオなのです。

なお、CDのラストには、ダニー・ハサウェイ「ディス・クリスマス」が入っています。
1970年12月発売されたクリスマス・シングルでしたが、当時はあまり話題になりませんでした。
しかし時が経ち、今ではクリスマスCDには欠かせない定番曲になっています。

ちなみに、『Vol.11』ラスト21曲目には、これもクリスマス曲の定番!ウィザード(ロイ・ウッド)の「アイ・ウィッシュ・イット・グッド・ビー・クリスマス・エヴリデイ」が収録されています。森 勉


2019年12月9日(月) The Who 「Rockin' In Rage」

ザ・フーが『トミー』を発表してから2019年でちょうど50年。
50周年記念リリースがあってもおかしくなかったこの年、最高にかっこいいオリジナル新作を届けてくれました。

ザ・フー『WHO』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナストラック収録 UICP-1197 2,600円+税)

ザ・フーとしては、前作『エンドレス・ワイヤー』から13年ぶり。
殆どが近年書かれたというピート・タウンゼントによる新曲で、楽曲もサウンドも想像を超える充実ぶり!
衰えるどころか歌に力強さと重みが増してゆくロジャー・ダルトリーと共に、70代半ばになってもこんなにパワフルでロックなアルバムを作れるってすごいです。

今作にはザック・スターキー(Ds)、ピノ・パラディーノ(B)、サイモン・タウンゼント(G)、ベンモント・テンチ(Key)、ジョーイ・ワロンカー(Ds)、カーラ・アザール(Ds)、ゴードン・ギルドラップ(Ag)等が参加。

ピートが歌う哀愁漂う「I'll Be Back」、サイモン・タウンゼント作「Break The News」など落ち着いた雰囲気も良いですし、<盛りはとっくに過ぎたが 幕を下ろすつもりはないぜ'>の一節がかっこいい怒れる「Rockin' In Rage」もかっこいい!

ピーター・ブレイクが手掛けた、バンドの歴史を凝縮したようなジャケットも良いですね。
ブックレット裏面に2019年7月亡くなったギターテクニシャンAlan Roganへの哀悼の意が記されています。東尾沙紀


2019年12月8日(日) Jakob Dylan feat Neil Young 「I Just Wan't Made For These Times」

アメリカン・ロック好きの方は必聴! 映画サントラ盤の新譜オススメ盤。

OST『Echo In The Canyon』
(輸入CD BMG 538493924 輸入アナログLPも発売中)

アンドリュー・スレイター初監督、ジェイコブ・ディラン(ボブ・ディランの息子)ナビゲート担当。
1960年代ローレル・キャニオンでの音楽的歴史を紹介した豪華ゲスト多数参加の音楽ドキュメンタリー作。

ジェイコブのバンドにゲストが加わり、ローレル・キャニオンに纏わる60'sロック名曲をカヴァーした全13曲。
ベック参加「The Bells Of Rhymney」(バーズ)、フィオナ・アップル参加「In My Room」(ビーチ・ボーイズ)、アソシエイションで有名な「Never My Love」にノラ・ジョーンズ参加等、注目の選曲&ゲスト&アレンジの1枚。

今日のこの1曲は、ニール・ヤングがコーラス/ギターで参加しているブライアン・ウィルソン作「I Just Wasn't Made For These Times(駄目な僕)」を。ニールの登場は曲後半ながらさすがの存在感ですね。森 陽馬


2019年12月7日(土) Ry Cooder 「Across The Borderline」 feat Freddy Fender

昨日取り上げた「Across The Borderline」繋がりで、最近再発されたサントラ盤から同じこの1曲を。

Ry Cooder『The Border』
(輸入CD BGO Records BGOCD1394)

ジャック・ニコルソン主演、トニー・リチャードソン監督、ライ・クーダー音楽による1981年製作映画『The Border』。
1982年発売オリジナル・サウンドトラックがリマスターされ再CD化されました。

そのメイン・テーマが「Across The Borderline」。

リード・ヴォーカルはフレディ・フェンダーで、バック演奏がライ・クーダー(G)、ティム・ドラモンド(B)、ジム・ケルトナー(Ds)、ジム・ディッキンソン(P)、サム・サムディオ(Org)他。ストリングス・アレンジはニック・デカロという布陣。

米国へ密入国しようとするメキシコ人の悲哀と、国境警備隊員の揺れる胸中が乗り移ったようなフレディ・フェンダーの切実な歌声が心に響きます。森 陽馬



2019年12月6日(金) Gaby Moreno & Van Dyke Parks 「Across The Borderline」

細野晴臣氏のラジオ番組『デイジー・ホリデー』、ピーター・バラカン氏のラジオ番組『ウィークエンドサンシャイン』で紹介され評判の1枚。

Gaby Moreno & Van Dyke Parks『iSPANGLED!』
(輸入CD nonesuch 7559-79255-0)

グアテマラ出身女性シンガーのギャビー・モレノと、
2013年1月来店していただいたこともある巨匠ヴァン・ダイク・パークスによる共作名義の2019年新録アルバムです。

1曲目「Across The Borderline」。(ライ・クーダー/ジョン・ハイアット/ジム・ディッキンソン作)
イントロの一音目から、ヴァン・ダイク・パークスが手掛けたとわかる美しいストリングス。

ジャクソン・ブラウンがゲスト・ヴォーカル参加。
ライ・クーダー、ジム・ケルトナーがバックを務めています。森 陽馬


2019年12月5日(木) 伊藤銀次 「愛をつかまえて」

2017年デビュー45周年を迎えオリジナル作『MAGIC TIME』を発表。
その後も精力的に活動を続けてきた伊藤銀次さん。

2010年代最後の年であり令和に変わった2019年12月に素晴らしい新作を届けてくれました。

伊藤銀次『RAINBOW CHASER』
(国内CD 当店のみの先着特典ロゴ入りクリア・ファイル付 BZCS-1184 2,273円+税)

オリジナル新曲5曲+45周年記念ライヴ音源「DOWN TOWN」&「こぬか雨」含む全7曲。
杉真理、EPO、高野寛、佐野元春がゲスト参加したライヴも良いですが、新曲がどれも素晴らしい!

ジョージ・ハリスン的ギターイントロでまず惹きつけられる①「誰もがきっと ~想い出に守られて~」。
音楽という「虹」を追いかけていきたいという想いが込められた②「RAINBOW CHASER」。
切ないメロディーとAOR/シティ・ポップ・アレンジが見事に融合した③「Try to Remember」。
シュガー・ベイブ/ココナツバンクを彷彿とさせる④「愛をつかまえて」。
切実な愛について歌われた⑤「生まれかわっても」。

その中から、銀次さん曰く「仕上がってみたら『Island Of Real』の頃のラスカルズみたいだった」という④「愛をつかまえて」を今日のこの1曲に。

なお、銀次さんへの最新インタビューをまとめたリーフレットを作成しました。
よろしければそちらも是非ご覧いただき、新作と一緒にお楽しみください。森 陽馬


2019年12月4日(水) ヘイガーズ 「夢のチェリー・パイ」

約7カ月ぶりの御無沙汰でしたワーナー・ミュージック・ジャパン人気の“ナゲッツ”シリーズが戻ってまいりました。

今回は2種類出ましたが、まずはこちらから。

『誓いの明日 ~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ Vol.11』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18292 1,600円+税)

今回のテーマは帯に書いてある文章をお借りすると
<「無名ながら、今日においても鑑賞に堪えうる」70年代良質ポップスがここに集結>
ということになります。

アイズ・オブ・マーチ、ジュディ・シル、マロ、オーリアンズ、アンブロージア、マイケル・フランクス、レニー・ルブラン、ジミー・ウェッブ、ブルース・ロバーツ、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーなど耳馴染みのあるアーティストと、アライヴ&キッキング、セイルキャット、ラヴァーン&シャーリーなど、あまり知られていないアーティストがうまくブレンドされた全21曲。70'sロック&ポップス&シンガー・ソングライターのコンピになっています。

個人的には8~10曲目の流れがとても気に入りました。
シールズ&クロフツ「We May Never Pass This Way (Again)」~ヘイガーズ「Cherry Pie」~デヴィッド・ゲイツ「Never Let Her Go」、なんともすてきな選曲でシビレました。

例によって皆川勝さんの詳細なライナーノーツが興味深く、曲を聴きながら読むのが実に楽しいです。森 勉


2019年12月3日(火) ルラル 「夢みがちクローバー」

PET SOUNDS RECORDレーベル第1弾。
ルラルのEP+CDが本日12月3日遂にリリース!

ルラル『「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー』
(CDには「いちご畑でつかまえて」、「I'm Gonna Be Warm This Winter」カヴァー含む計4曲収録)
(7インチ+CD PET-001 1,800円+税)

この度、関係者の方々による協力があったおかげで今日を迎えることができました。

ルラルマネージャーとして、メンバーとの連絡やオマケ作成に尽力してくれた高橋千賀さん。
CDに収録したライヴ音源をご提供いただき、ライナーノーツを書いてくれた島村文彦さん。
素晴らしいジャケット及びレーベル・デザインを手掛けた高瀬康一さん。
マスタリングによって現代に呼応した音質へ蘇らせてくださった佐藤清喜さん。
レコード、CD、印刷の入稿を手助けしてくれた平澤直孝さん。
そして何より、色褪せない"夢"を歌に刻んでくれたルラルの4人。

作品は1人の力ではなく、多くの方の想いやお力添えがあって形になるのだ、ということを改めて実感しました。
関わっていただいた皆々様へ、この場を借りて御礼申し上げます。重ねてありがとうございました。

「幸せのクローバーはいつも私の胸の奥にある」
そのことを教えてくれた「夢みがちクローバー」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年12月2日(月) チャック・ベリー 「スウィート・リトル・シックスティーン」

2019年11月22日今日のこの1曲で紹介したロニー・ウッドNEWアルバム、なかなかの評判です。

2017年に90歳でこの世を去ったチャック・ベリーの曲をカヴァーしたライヴを収録。
熱が入ったトリビュートCDでした。

それを何回も聴いているうちに本人の歌も聴きたくなったので、今日はチャック・ベリーでいってみましょう。

我々の世代はチャック・ベリーと言えば、ブリティッシュ・ビート・グループのカヴァーで聴くというのが普通でした。
・ビートルズ「ロック・アンド・ロール・ミュージック」、「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」。
・デイヴ・クラーク・ファイヴ「リーリン・アンド・ロッキン」
・アニマルズ「アラウンド・アンド・アラウンド」
・ローリング・ストーンズ「キャロル」、「カム・オン」
・キンクス「トゥ・マッチ・モンキー・ビジネス」、「ビューティフル・デライラ」
・ホリーズ「メンフィス」、「トゥ・マッチ・モンキー・ビジネス」等々、まだまだありますが...。

こういう曲のチャック・ベリーのオリジナル・ヴァージョンが日本で聴けるようになったのは1970年代に入ってからのことでした。
今では代表曲が全28曲も入っているCDが安い値段で出ています。

チャック・ベリー『ザ・ベスト・オブ・チャック・ベリー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-76225 926円+税)

今日はその中から、ブライアン・ウィルソンがメロディーを拝借し歌詞を変えて「サーフィンUSA」とした元曲「スウィート・リトル・シックスティーン」を。森 勉


2019年12月1日(日) Freiheit 「Keeping The Dream Alive」

今週発売されたこちらのコンピが人気です。

V.A『パワー・トゥ・ザ・ポップ』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31336 3,000円+税)

有名どころから知る人ぞ知るポップ職人達まで...BeatleDNA(ビートルズの遺伝子)を受け継いだグッド・メロディなポップ・ソングが、2枚組にたっぷり41曲!曲毎の丁寧な解説も付いた日本独自企画盤です。

仕掛け人であるソニーミュージック白木哲也氏、ストレンジ・デイズ岩本晃市郎氏により発案から30年という年月をかけて完成させた渾身のコンピレーションCD。ポップ・ファンのツボをグイグイ押しちゃう選曲や流れもさすがの一言です。

ディスク1にはユートピア、エリック・カルメン、ELO、10cc、バッドフィンガー、ロイ・ウッド、スタックリッジ、ラトルズ、チープ・トリック等70~80年代の楽曲、ディスク2にはジェリーフィッシュ、ベン・フォールズ、マイク・ヴァイオラ、オウズリー、ライトニング・シーズ、パグウォッシュ、ナインズ等90年代~現在までに発表された楽曲を収録。

80年代から活動しているドイツのバンド、フライハイトの美しいコーラスが耳に残る1988年楽曲を今日のこの1曲に。

岩本氏のライナーノーツを読むと、権利関係の問題や許諾が下りなかった曲など、あれもこれもこのコンピで聴いてみたかったなぁと思う曲ばかり...。自分でもビートリッシュなナンバーを色々集めてみたいなと思いました。東尾沙紀


2019年11月30日(土) Jeffrey Foskett 「Adios」

現在のビーチ・ボーイズ及びブライアン・ウィルソンのライヴには欠かせない助っ人、ジェフリー・フォスケットの最新アルバムがアメリカで発売されました。

・JEFFREY FOSKETT『Voices』
(輸入CD BMG 538543562)

近年日本ではVIVID SOUNDがジェフリーのCDを発売していますが、こちらはアメリカで出たCDです。
全12曲、日本盤として出たものと数曲のダブリはありますが、ジェフリーの澄んだ青空のようなクリアートーン・ヴォイスが楽しめます。価格も1,550円+税(2019年11/30現在当店価格)とお手頃です。

マイク・ラヴ2017年発表2枚組CDに収録されているジェフリー参加曲「Wouldn't It Be Nice」と「Good Vibrations」も入っています。
ザ・バンドで有名な「I Shall Be Released」、バカラック・ナンバー「I Say A Little Prayer」もいい味が出ていますし、アカペラによるアソシエイション「Everything That Touches You」(ヴァレリー・カーターがゲスト・ヴォーカルで参加)、ニール・セダカ「Laughter In The Rain」、ママス&パパス「Twelve Thirty」もジェフリーの声に魅了されてしまいます。

今日の1曲は、ラストに入っている「アディオス」を。
ジミー・ウェッブ作の名曲を申し分のない歌唱で聴かせてくれます。

1989年発表リンダ・ロンシュタットのヴァージョンでは、ブライアン・ウィルソンがバク・ヴォーカルで参加していたことを思い出さずにはいられませんね。
ジェフリー、この曲をカヴァーしてくれてありがとう! 森 勉


2019年11月29日(金) Paul McCartney 「Home Tonight」

11/29はRECORD STORE DAYの秋版、BLACK FRIDAY 2019でした。

RSD春版程の賑わいはないものの、限定アナログ盤が海外アーティスト中心に今回も色々発売。
当店には以下が入荷しています。(これ以外に入荷が遅れているアイテムもあり)

・(EP)Paul McCartney『Home Tonight』 ・(EP)Norah Jones『I'll Be Gone』 ・(EP)The Monkees『Christmas Party』 ・(EP)Bruce Springsteen『Western Stars』 ・(LP)Pearl Jam『MTV Unplugged』 ・(LP)J.S.Ondara『Tales Of American B Sides』 ・(LP)Frank Sinatra『My Way』 ・(LP)Jeff Buckley『Live On KCRW』 ・(LP)U2『Three』 ・(LP)『Joni75』 ・(LP)Elvis Presley『American Sound 1969 Highlights』 ・(LP)The Doors『Live At The Isle Of Wight Festival』 ・(LP)Jimi Hendrix『Merry Christmas~』等。

Black Friday2019、目玉アイテムから今日のこの1曲。

Paul McCartney『Home Tonight / In A Hurry』
(輸入EP 12,000枚限定ピクチャー・レコード Caitol 602508223532)

ポール・マッカートニー2018年発表オリジナル・アルバム『Egypt Station』のために、プロデューサーのグレッグ・カースティン(ザ・バード・アンド・ザ・ビー)とのセッション中録音されていた未発表の新曲。
『Egypt Station』はデラックス増補盤が後から出ましたが、それにも収録されていなかった楽曲ですね。

ホーンが所々に配された軽快なポップ・ロック・ナンバー。
なお2020年ヨーロッパ・ツアーの日程も発表! ホーン入りのライヴでやったら映えそうです。森 陽馬


2019年11月28日(木) Luby Sparks 「Somewhere」

武蔵小山駅前に新しく出来た41階建てマンション。その周辺商店が少しずつオープンしてきました。

タピオカ店ゴンチャ、猿田彦珈琲、カルディの珈琲店舗、冷凍食品専門店Picard、あけぼの(和菓子)、晩杯屋(立ち飲み)、鳥勇、日比谷花壇、目利きの銀次(海鮮居酒屋)、アイシティ、果物店、ちよだ寿司等々。

タピオカ片手に談笑している高校生カップル、なんていう“青春”をビンビンに感じさせる光景も♪
(昔そこが飲み屋街だった時は、年配の酔っ払いがスナックのお姉さんに絡んでいるのが日常でしたが)

さて、“青春”を感じさせてくれるリリースから今日のこの1曲。

Luby Sparks『Somewhere』
(国内EP 限定クリアカラー・アナログ盤 DDKB-91017 1,600円+税)

リーダーのNatsuki(B.Vo)と、Erika(Vo)、Sunao(G)、Tamio(G)、Shin(Dr)による日本人5人組バンド。
映画『シングストリート』から飛び出してきたような彼らのルーツ80~90年代ロックの魅力が凝縮された新曲。
B面には、Natsukiが敬愛するRobin Guthrie(コクトーツインズ)によるRemixが収録されています。森 陽馬


2019年11月27日(水) 矢野顕子 「スプリンクラー」

11月3日レコードの日以降も色々なアナログ盤が出ています。
(今週末11/29にはRECORD STORE DAY/Black Fridayで海外のRSD商品も一部入荷予定)

再発ものでオススメなのがこの1枚。

矢野顕子『Super Folk Song』
(国内LP MHJL-14 3,700円+税)

矢野顕子1992年発表ピアノ弾き語りルバム、初アナログ化です。

THE BOOM「中央線」、佐野元春「SOMEDAY」、大貫妙子「横顔」、ラスカルズ「How Can I Be Sure」他カヴァーに、クラムボンによるカヴァーでも有名なパット・メセニー作に詞をつけた「PRAYER」他全13曲。

中でも僕が好きなのは、山下達郎「スプリンクラー」カヴァー。
原曲とは全然違ったアレンジながら、切なさと寂寥感がピアノの響きで美しく表現されています。
音もなく降る雨の夜中、独りでじっくりと聴きたい1曲。

なお、リマスター&廉価(MHCL-30075 1,800円+税)でCDも発売中です。森 陽馬


2019年11月26日(火) 山下達郎 「RECIPE」 c/w「サウスバウンド#9」(ライヴ)

毎年、全国各地をまわる半年ほどの長いライヴ・ツアーを続けている山下達郎。
2019年は色々アクシデントありましたが、残るはオマケのような12月1日熊本城メイン・ホールのみとなりました。

66歳になってあのグレードで3時間を越えるライヴを続けている達郎さん、本当に凄いことだと思います。
そんな気合いの入ったライヴを続けていることもあってか、新作にしてもリマスター盤にしてもCDの発表が少なくなってしまっているのがちょっと残念ではあります。(ぜいたく言って申し訳ございません。)

そんな多忙な中、今年も新曲を発表してくれました。

山下達郎『RECIPE』(レシピ)
(CD ワーナー WPCL-13149 1,000円+税)

2016年「Cheer Up The Summer」
2017年「Reborn」
2018年「ミライのテーマ」
今年2019年は「RECIPE」(レシピ)です。
TBSテレビ日曜劇場『グランメゾン東京』主題歌となっています。

カップリングは『PERFORMANCE 2019』ツアーでライヴ初披露された「サウスバウンド#9」を収録。
今年のライヴ(2019年9月7日NHKホールでの音源)がもう聴けてしまうなんてうれしいことです。
「RECIPE」のオリジナル・カラオケも入っています。
すっかりおなじみになったとりみきさんによるタツローくんキャラのジャケットもいいですね。森 勉


2019年11月25日(月) The Band 「Don't Do It」

PET SOUNDS RECORD presents 天辰保文トーク・イベントTalking Man Vol.14ザ・バンド特集。
たくさんのご来場ありがとうございました。

本日11月25日は...、1976年ザ・バンド解散コンサート『ラスト・ワルツ』が行われた日なのです。
その『ラスト・ワルツ』を当時サンフランシスコでご覧になられた天辰さんのザ・バンド話。
興味深い話題がたくさんあってとても勉強になりましたね。

以下天辰さんの印象に残ったコメント。
・リック・ダンコ、リヴォン・ヘルムの歌も素晴らしいけれど、リチャード・マニュエルの歌声は泣ける。
・ラスト・ワルツ一番印象に残ったのはザ・バンドの演奏。「Up On Crippele Creek」が始まったときは身体が震えた。
・ザ・バンドの音楽は、いつも旅を感じさせてくれるところも好きだった。

メンバー5人の個性と志が合わさって生まれた音楽の素晴らしさを実感できました。

今日のこの1曲は『ラスト・ワルツ』から「Don't Do It」。
映画では冒頭1曲目に演奏シーンが出てきますが、実際はその日の本当にラストの1曲だったそうです。

長時間のライヴで夜中1時過ぎ。
演奏前、リヴォン・ヘルムが足をストレッチする場面が映っているのはそのせいだったのですね。森 陽馬

・『ラスト・ワルツ』(2枚組 特別版)
(国内2枚組DVD MGBQY-17337 1,419円+税)


2019年11月24日(日) The Band 「We Can Talk」

天辰保文氏をお迎えしてミュージシャンの魅力を語っていただくトーク・イベント<Talking Man>。
11月25日(月)に行うVol.14はザ・バンド特集です。

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2019年11月25日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.14 ザ・バンド特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山 当店地下)
18時半開場 19時半開演 入場料1,500円
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ウッドストック出演及び2ndアルバム発売から2019年で50周年となるザ・バンド。
11月25日はそのザ・バンドにとって重要なことがあった日なのです。(答えは、、、調べてみてくださいね)
記念すべき日、天辰保文さんのお話とザ・バンドの音楽を皆さんで楽しみましょう!

今日のこの1曲は、2ndアルバム『The Band』50周年記念盤のボーナスCDから。
1969年ウッドストック・フェスライヴ音源が初の全曲フル収録! 演奏も、歌も、音質も良いですね。森 陽馬

ザ・バンド『The Band』(50周年記念2CDデラックス・エディション)
(国内2枚組CD 英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付 UICY-15848 3,600円+税)


2019年11月23日(土) SOLEIL 「Twinkle Heart」

60'sガール・ポップのテイストとビート・グループのグルーヴをたっぷり感じさせてくれたSOLEIL(ソレイユ)が2019年12月22日のライヴを最後に活動を休止する、というニュースが流れたのは10月10日頃でした。

残念ですが、中心人物のそれいゆちゃんが学業に専念するということであれば致し方ありませんね。
普通の女の子に戻って楽しい学生生活を送ってほしいと思います。(・・・親心・・・)

そんなSOLEILの新曲が11月20日発売になりました。
今回はCDではなくシングル・レコードです。

SOLEIL『Twinkle Heart』
(国内EP 完全限定盤 ビクター VIKL-30012 1,800円+税)

タイトルは「トゥインクル・ハート」で、この時期にぴったりのクリスマス・ソング!
フィル・スペクター風ウォール・オブ・サウンドに、それいゆちゃんのキュートなヴォーカルが乗った素敵な曲です。

A面がフィル・スペクターなら、B面はインストということで、YMO「MULTIPLIES」カヴァーを収録。
それいゆちゃんはコーラス&かけ声、そして得意のグロッケンを担当しています。
いつものようにジャケット写真もいいですね。森 勉


2019年11月22日(金) Ronnie Wood with Wild Five 「Blue Feeling」

武蔵小山駅前にタピオカ人気店が本日オープンしました。
厳寒な雨が降っていたというのに、朝10時オープンから1日中長蛇の列!タピオカ恐るべし!

音楽業界の2019年トレンドは?、というとやはりサブスク(サブスクリプション)でしょうか。
聴き放題サービス等サブスク解禁するミュージシャンも増えて、CD・レコード店は肩身の狭い思いですよ。

でも、音楽配信が進むにつれ1曲&1枚を大事に聴くアナログ盤が見直されてきたように、サブスクが普及する反動で音楽ソフトの特性(ジャケットやモノとしての価値等)に愛着を持つ人が増える可能性あるかもな、と。

そんな音楽への愛情や楽しみ方を教えてくれる新譜作品から今日のこの1曲。

Ronnie Wood with Wild Five『Mad Lad : A Live Tribute To Chuck Berry』
(輸入CD BMG 538527702 /輸入LP、CD+LP BOXもあり)

ローリング・ストーンズ、フェイセズのロニー・ウッド。
2018年英国Tivoli Theatreにて行われたチャック・ベリーのトリビュート・ライヴ音源を収めた1枚。

ロニー自ら手掛けたイラストのジャケットを手にしながら、チャック・ベリーへの敬意溢れる演奏に乾杯!森 陽馬



2019年11月21日(木) PUSSUNBOOTS 「The Great Romancer」

東京では昨日あたりからぐっと寒くなってきました。
クリスマスもあと約1ヶ月ということで、クリスマス新録アルバムをご紹介しましょう。

プスンブーツ『Dear Santa...』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UCCQ-1116 2,000円+税)

ノラ・ジョーンズ、サーシャ・ダブソン、キャサリン・ポッパー、女性3人によるユニットPUSSUNBOOTS。
2014年発表1st(
2014年7月15日今日のこの1曲で紹介)から約5年ぶり新作はクリスマス作。

3人の共作オリジナル曲①「Christmas All Over Again」、サーシャ・ダブソンがあのドン・ウォズと共作した②「The Great Romancer」、キャサリン・ポッパー作③「Christmas Butt」、ノラ・ジョーンズ作品に参加していたサラ・オダ作④「It's Not Christmas 'Til You Come Home」、スタンダード⑤「Silent Night」カヴァーの5曲入。
各々アメリカン・ルーツに根差した渋いアレンジで聴かせます。

今日のこの1曲は、ノラがリード・ヴォーカルの④「It's Not Christmas 'Til You Come Home」を。
サーシャによるMouth Hornで歓声も上がるほのぼのしたライヴ録音です。森 陽馬


2019年11月20日(水) Shawn Lee 「Yesterday Tomorrow Today」

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス等ユニットや、ソロ、プロデューサーとしても活躍するアメリカ出身の男性ミュージシャン、ショーン・リー。ソロとしての新作アルバムが今月リリースされました。

Shawn Lee『Rides Again』
(輸入CD LEGO180)

''このアルバムをトニー・ジョー・ホワイトの音楽と思い出に捧げる''
スペシャル・サンクスにはグレン・キャンベルやJ.J.ケイルの名前も表記されていたり、ロンドンを拠点とする彼が自身のルーツに立ちかえったような、とてもリラックスしたサウンドのソウル/ルーツ・ロック・アルバムとなっています。

自身で殆どの楽器を演奏するほか、Joe Harey Whyte(Pedal Steel)、Carwyn Ellis(p)、Andy Ross(sax)、Everton Nelson(vl)がゲスト参加。

故郷ウィチタを曲名に冠し、ハーモニカの音色が郷愁を誘う「Wichita」、ペダル・スティールをフィーチャーした「Crystal Springs」、ヤング・ガン~的なブリージーなナンバー「Kansas City Summer」、沁みるバラード「Yesterday Tomorrow Today」など。

ヤング・ガン~では殆どリードをとりませんが、ちょっと枯れた味わいある彼の歌声もとても魅力的です。東尾沙紀


2019年11月19日(火) BRONZE 「Door」with SUMIN

新世代シティ・ポップ×極上AOR! from韓国!

韓国発インディーレーベル<8BallTown>のプロデューサー、BRONZE(ブロンズ)。
2019年夏配信&アナログリリースされた作品が国内盤CDで発売されました。

BRONZE『EAST SHORE』
(国内CD KMKN-049 2,300円+税)

永井博氏が手掛けたジャケット・イラストのイメージそのまま。
70~80年代シティ・ポップ/AOR/フュージョン・サウンドと現行ポップスを融合した楽曲とアレンジ♪
G.RINAをfeatした⑦「Rendezvous」以外の歌詞は韓国語ながら、違和感なく楽曲に馴染んでいます。

今日のこの1曲は、ドラム&ベースの音の雰囲気が吉田美奈子「Black Moon」や山下達郎「メリー・ゴー・ラウンド」を彷彿とさせるものがある③「Door」with SUMINを。
ちなみに、「Rendezvous」の7インチ・アナログも同時発売されました。限定ですのでお早めに。森 陽馬


2019年11月18日(月) アル・サニー 「How Does It Feel」

今春~夏ロングセラーだったルーカス・アルーダ『Onda Nova』。(2019年3月8日今日のこの1曲で紹介)
そのルーカス・アルーダを出したレーベルFavorite Racordingsから魅力的な作品が今秋リリースされました。

アル・サニー『PLANETS』
(国内CD 金澤寿和監修・解説付 PCD-24884 2,400円+税)

<フランスのネッド・ドヒニー>とも評されるフランス出身男性ミュージシャン、Alexandre Tricard。
通称Al Sunnyによる2019年発表2ndアルバムです。

2017年発表1st『Time To Decide』から更にメロウ・グルーヴ度が増し、より心地良いサウンドになった印象。
楽曲も粒揃いで、AOR系シンガー・ソングライターお好きな方にオススメしたい1枚ですね。

今日のこの1曲は、ネッド・ドヒニー『ハード・キャンディ』っぽい雰囲気を持った「How Does It Feel」を。森 陽馬


2019年11月17日(日) 浜田真理子 「流れ星」

ミュージック・マガジン2019年12月号は<2010年代オールジャンル・アルバム・ベスト100>特集。
順位はさておき、特集記事を眺めて実感したのは、「2010年代があと1ヶ月半で終わるんだ」ということ。

"最近"だったはずの2000年代が来年には10年以上昔の出来事になっちゃうわけですから...。
言葉にすると当たり前ですが光陰矢の如し。平成が終わり令和になった2019年は区切りの年でしたね。

と、郷愁も少しはありますが、これから出逢う新しい音楽との接し方も大事にしたいなと僕は思っています。

先日お客様との会話で、「浜田真理子のライヴへ行って聴いた「流れ星」という歌が素晴らしくて、まだまだ聴いたことのない新しい音楽との出逢いがあるなあと感じた」と話を伺って、その想いがより強くなりました。

なお、MISIAの歌唱でも知られるその「流れ星」は、八ヶ岳在住女性シンガー里花によるオリジナル曲。
浜田真理子が歌う「流れ星」カヴァーは、彼女の自主レーベルカメリア・レコーズ1作目の1曲目に収録。
久保田麻琴プロデュース&ミックスのライヴ音源。金延幸子による帯推薦文同様、心揺さぶられます。森 陽馬

★浜田真理子『MARIKO HAMADA LIVE 2017-2019 VOL.1』
(CD CAM-001 2,000円+税)


2019年11月16日(土) ヤング-ホルト・アンリミテッド 「ソウルフル・ストラット」

1960年代アメリカのヒットチャートでインストゥルメンタル・ヒットが多く生まれました。
特に1964~69年頃はジャズやソウル・テイストのインストが人気で今でも大好きな曲がたくさんあります。

例えば...
1964年ジミー・スミス「キャット」
1965年ジュニア・ウォーカー「ショットガン」
1965年ラムゼイ・ルイス・トリオ「ジ・イン・クラウド」
1967年キャノンボール・アダレイ「マーシー・マーシー・マーシー」
1967年バーケイズ「ソウル・フィンガー」
1968年ヒュー・マサケラ「グレイジング・イン・ザ・グラス」
1968年クリフ・ノブルズ&カンパニー「ザ・ホース」
1969年ブッカーT&MG's「タイム・イズ・タイト」、etc...

今日はそんなインスト・ヒットの中から、1968年暮から1969年初頭にかけて大ヒットしたヤング・ホルト・アンリミテッド「ソウルフル・ストラット」を。

以前はラムゼイ・ルイス・トリオのメンバーだったベースのエルディ・ヤングとドラムスのアイザック・“レッド”・ホルトが放ったなんともグルーヴィーな曲です。森 勉

ヤング・ホルト・アンリミテッド『ソウルフル・ストラット』
(国内CD 日本語解説付 UVPR-10115 1,000円+税)


2019年11月15日(金) One Way featuring Al Hudson 「Hard To Walk Away」

2019年秋、当店で最もオススメしているソウル新譜この1枚!

ワン・ウェイ feat アル・ハドソン『New Old School』
(国内仕様CD 日本語解説付 OW-001 2,300円+税)

1970年代デトロイトにて結成されたアル・ハドソン&ザ・ソウル・パートナーズを母体に、ソウル/ディスコ/ファンク界のレジェンド・バンドとして活動を続け、近年再評価著しいOne Way featuring Al Hudson。
One Way名義としては超久々となるオリジナル・アルバムです。

これが、ファンキーかつダンサブル、そしてメロウな面も楽しめる素晴らしい仕上がり!
JB's直系ファンクからブギーもの、最近だとタキシードとかお好きな方にも是非聴いてもらいたいですね。

今日のこの1曲は、スローバラード⑥「Hard To Walk Away」。
アル・ハドソンが、ロナルド・アイズレーそっくりに歌っています。
この曲だけ聴いたら、アイズレーの新曲、と言われてもわからないかも。森 陽馬


2019年11月14日(木) 山崎ゆかり 「時間とテープ」

空気公団のヴォーカリスト山崎ゆかり、キャリア初となるソロ作が今月リリースされました。

山崎ゆかり『風の中にうたう』
(国内CD DDCZ-2242 2,700円+税)

空気公団では殆どの曲の作詞作曲を手掛け、日常や心の機微を穏やかに、丁寧に歌い紡いできた山崎さん。
今作では作詞は自身、作曲を他アーティストに委ね、歌い手としての表現に重きを置いた作品に。

作家陣には、EPO、松本良喜、妹尾武、菅野よう子、演奏には千ヶ崎学(KIRINJI)、KASHIF、澤部渡(スカート)、佐藤望(カメラ=万年筆)、鈴木広志(sax)、石成正人、アレンジを手掛けた五味俊也(キヲク座)等が参加しています。

もうそばにいない誰かとの思い出を抱えながら新しい日々へ...。
全7曲に散りばめられた切ない詞に胸がキュッとしてしまいます。

本日は、思い出に巻き戻される切ない心情を優しく歌う「時間とテープ」を今日の1曲に。
本編最後を飾るこの曲は、山崎さんの変名である岩舘レイ作曲によるものです。東尾沙紀


2019年11月13日(水) 小沢健二 「高い塔」

2019年、いや2010年代日本ポップスを語る上で避けては通れない作品となるであろう1枚!

小沢健二『So kakkoii 宇宙』
(国内CD TYCT-69163 3,500円+税)

小沢健二2002年発表『Eclectic』以来、ボーカル入りオリジナル作としては約17年ぶりフル・アルバム。

「そして時は2020 全力疾走してきたよね。1995年冬は長くって寒くって凍えそうだったよね。」
という歌い出しで始まる「彗星」から、
「どしゃぶりの雨の中で騒ごう。フジロックみたいに。」と畳みかける言葉の波で幕を閉じる「薫る」まで全10曲。

ポップで、前向きで、多幸感があり、かつ、未来の子供へ宛てた手紙のように切実な想いが弾けた傑作です。

今日のこの1曲は、東京で生きていくことの決意を歌ったようにも受け取れる⑧「高い塔」を。

なお、アルバム全編に渦巻くグルーヴは、白根佳尚によるソウルフルなドラミングが肝だと感じました。森 陽馬


2019年11月12日(火) ニール・ヤング 「Rainbow Of Colors」(Solo First Performance)

11月12日はニール・ヤングの誕生日!(2019年で74歳!)
おめでとうニール!!

2019年のニール・ヤングは、1973年ライヴ盤『タスカルーサ』発売、クレイジー・ホースとの新作『コロラド』発表、ボブ・ディランとのダブル・ヘッドライナーライヴ等々、相変わらず活発な動向。

しかしながら、年初に元奥方ペギ・ヤング急逝、夏前にはニールのマネージャーを50年以上務めてきたエリオット・ロバーツ逝去など、哀しいニュースもありました。
止まることのないダンプカーのような活動の裏には、亡くなった盟友の分まで、という想いもあるのでしょうね。

2019年6月逝去したエリオット・ロバーツへ捧げられたアルバム『コロラド』。
今作のアナログLPには7インチEP盤が付いていて、CD未収録のスペシャル・トラックが2曲収録されています。
「Rainbow Of Colors」が初めて披露されたソロ・ライヴ・ヴァージョンと、クレイジー・ホースとの「Truth Kills」。

今日のこの1曲は、分断されつつある現在のアメリカに対し、「いろいろな色の虹があり、それを白く塗りつぶすことは誰にもできない」と歌われる「Rainbow Of Colors」を。(上記歌詞フレーズ後観客から歓声が!)
掲載ジャケットは、その2曲が収録されている7インチEPジャケットです。森 陽馬

Neil Young with Crazy Horse『Colorado』
(輸入2LP+EP Reprise Records 093624898917)


2019年11月11日(月) オカモトコウキ 「未来で会いましょう」

2020年でメジャーデビュー10周年を迎える男性4人組ロック・バンド、OKAMOTO'S。
ギタリストであるオカモトコウキが初ソロ作を2019年10月発表しました。

オカモトコウキ『GIRL』
(国内CD SLRL-10045 3,300円+税)

「30代を目前にOKAMOTO'Sとして次のステージへ進む前に、自分のメランコリックさと女々しさ、音楽的衝動を出し切っておきたかった」と、作詞・作曲・全ての楽器を自身で演奏し1人で作り上げた意欲作!
(マスタリングはユニコーンのABEDON氏)

ビートルズ、UKロック、渋谷系など90年代ポップを想起させるメロディアスな楽曲、都会的なメロウなナンバー...と、バンドとはまた一味違った魅力がたっぷり詰まっています。

今日のこの1曲には、モータウン・ポップな「未来で会いましょう」を。
Cheap Trick「甘い罠」風のイントロから、ワクワクしてしまいます。

山田稔明、堂島孝平の歌声や楽曲お好きな方にも聴いていただきたい1枚。東尾沙紀


2019年11月10日(日) 朱里エイコ 「愛のめざめ」(I'm not a little girl anymore)

朱里エイコが1976年3月に発表したシングル「愛のめざめ」が11月3日レコードの日に復刻されました。

「愛のめざめ」(I'm Not A Little Girl Anymore)の魅力はなんといっても、タワー・オブ・パワーがバックを担当し、メンバーのEmilio CastilloとStephen Kupkaが曲作り・編曲をしている点でしょう。

朱里エイコのヴォーカルも日本人離れした(昔はこういう表現が多かった)もので聴き応えタップリです。

この曲、元々はリンダ・ルイスが1975年に発表したアルバム『Not A Little Firl Anymore』に収録されていたもので、彼女のヴァージョンは朱里エイコより少しおとなしい仕上がりになっています。

とにかく、うれしい7インチ・アナログ・シングル・レコード化です!
D.J.の方、これをあちこちでどんどんまわして欲しいと思います。森 勉

朱里エイコ「愛のめざめ」 c/w「絶対絶命」
(国内アナログEP WQKL5 2,000円+税)


2019年11月9日(土) 折坂悠太 「朝顔」

"音楽から伝わる熱さ"は、音の大きさとか演奏の激しさだけではありません。

内に秘めた想いから伝わる熱さもあるのだ、と感じさせてくれるこの1曲。

折坂悠太『朝顔』
(国内アナログEP ORSK-008 1,500円+税)

フジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』主題歌。
CDは今のところ未発売。11/3レコードの日に限定アナログ盤でこの度発売されました。

歌詞の中に何度も出てくる「願う」という言葉。
単なる希望ではない、祈りにも似た彼の唄には、心の底から沸々と湧いてくる何かを感じますね。

なお、B面収録ドラマ・ヴァージョンと違い、A面本編のラストはその想いが爆発するような展開あり。
是非、このアナログ盤に針を落として、溝から伝わる熱さを実感してみてください。森 陽馬


2019年11月8日(金) Creedence Clearwater Revival 「Keep On Choolin'」

朝晩はだいぶ冷えてきましたね...。
寒いのが苦手な僕は、たくさん着こんでカイロを早くも使用しています。
音楽も身体が熱くなってくるものを店内でよくかけていますが、特にこの1枚は熱いっ!

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル『Live At Woodstock』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UCCO-1215 2,600円+税)

1969年伝説のウッド・ストック・フェスから50年。
今まで発表されなかったCCRのウッドストック・ライヴ音源が公式初音源化。
グレイトフル・デッドの後、真夜中に行われたCCRのステージ約60分全11曲。

これが素晴らしすぎる歌、演奏、そして音質! 50年前のライヴとはホント思えないですね。
ビートルズ『アビイ・ロード』50周年盤もそうでしたが、マスタリングに関する最近の技術は凄いなぁ。

今日のこの1曲はジョン・フォガティのブルース・ハープが炸裂する10分越え⑩「Keep On Choolin'」。
「雨を見たかい」で有名なCCRですが、このライヴにこそ彼らの真髄があります。森 陽馬


2019年11月7日(木) 細野晴臣 「ろっかまいばいべいびい」

細野晴臣デビュー50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』を渋谷ユーロスペースにて鑑賞。

<細野観光>で紹介されていた生い立ち&キャリアを、近年のライヴ映像等と共に振り返る充実の96分。
観終わってすぐ、もう一度観たい!と思えるほど楽しめました。

大滝詠一、松本隆、鈴木茂、林立夫、久保田麻琴、高橋幸宏、坂本龍一、横尾忠則、星野源等との出逢い。
特に、大滝詠一とのエピソードや、ヴァン・ダイク・パークスとの再会の場面にはとても感動しましたね。

星野源のナレーション、細野晴臣インタビューで映画は進行。
「見る前の映画、聴く前の音楽が好き」
「自由にふれると心が躍る」
「タバコは煙をくゆらせる。音楽と同じ。その煙が出ているのを見るとほっとする」等、印象的な名言多数。
細野さん自らの言葉で語られると心に残りますね。細野観光へ行けなかった方も是非。

今日のこの1曲は現在進行形の細野さんですから2019年最新作『Hochono House』から。
豪雨後の狭山ハイドパーク・フェスライヴ映像も懐かしかった「ろっかまいばいべいびい」を。森 陽馬


2019年11月6日(水)ルルルルズ 「ニュータウン」

モミ(vo)、奥野大樹(key)、コノミ美希(vl)、コバヤシアツシ(g)、石垣陽菜(b)、渡邊シン(dr)による、結成7年・東京発の男女6人組バンド、ルルルルズ。

バンド名を冠した2017年発表の前作『ルルルルズ』から約2年、3枚目となる新作がリリースされました。

ルルルルズ『僕らの生まれた町』
(国内CD RURUCD-002 2,000円+税)

ルルルルズのサウンドは、アルバムを発表する毎に洗練されていくイメージです。
今作はサックスやフルート他ホーン・セクション、パーカッションをフィーチャーした細やかなアレンジが光る1枚♪

イントロのフレーズがキャロル・キング「It's Too Late」を想起させる「白い朝」、♪シャラララ~♪コーラスが心地良いミディアム・バラード「わたしからあなたへ」、エレピとフルートの美しい響きとモミさんの物憂げな歌声に注目のメロウなナンバー「時代」など、70~80年代シンガーソングライター/ポップス作品の雰囲気を纏った全7曲を収録。

本日はモータウン調のポップなナンバー「ニュータウン」を今日の1曲に。東尾沙紀

2019年11月5日(火) ギブソンズ 「マジック・ブック」

このところ、マニアックな選曲のCDを編集し発売しているオーストラリアのレーベルTeensvilleからまた魅力的なCDが出ました。

『60年代英国ハーモニー・ポップ歌合戦 ギブソンズ対シンバライン』
(国内仕様CD 英文解説対訳付 MSIG-1338 3,100円+税)

ギブソンズはオーストラリアで結成され、シカーダズという名で活動していましたが、イギリスへ渡りギブソンズと名を変えCBSレーベルからファースト・シングルを発表しました。
その後1968年までデラム、メイジャー、マイナーとレコード会社を移りながら7枚シングルを発売。

シンバラインも1965年レコード・デビュー。パイ、マーキュリー、フィリップスとレーベルを移籍しながら、1969年まで7枚のシングルを発表しました。

どちらのグループも残念ながらヒットチャートを賑わせることにはなりませんでしたが、ミドル60'sのブリティッシュ・グループらしいビートとハーモニーは聴き逃せないものがあります。
各グループのシングルAB面の全28曲に、シカーダズの2曲を加えた全30曲収録。

山下達郎さんお気に入りで、サンデー・ソングブックでもオンエアーされたことがあるギブソンズ「She's Not Like Any Girl」も収録されています。

今日の1曲は、僕が高校生の時に日本盤シングルを買ったギブソンズ「マジック・ブック」を。

当時、何回もリピートして聴いた曲を久し振りに聴きました。
ロジャー・グリーナウェイ&ロジャー・クックが作った曲だったんですね。森 勉


2019年11月4日(月) B.J.WARD 「I Just Wasn't Made For These Times」

11月3日<レコードの日>発売タイトル中、TAHITI80のEPが当店では1番人気、本日完売しました。
ピチカート、KIRINJIのEPも好評で完売しましたが、くるり、℃-want you等は在庫ございます。
お探しのものありましたらお気軽にお問合せくださいませ。

さて、この素晴らしい復刻盤もまだ在庫あります!

B.J.WARD『B.J.ウォードの世界』
(国内LP 企画・解説:プロダクション・デシネ丸山雅生 UIJY-75142 3,800円+税)

ソフト・ロックバンド、インナー・ダイアログに在籍していたアメリカ人女性歌手・俳優・声優、B.J.WARD。
1970年オランダ録音、オランダのみで当時発売された幻の1枚がこの度世界初正規再発。

オランダ人ミュージシャンによるジャジーな演奏と上品なソフト・ロック・アレンジが心地良い作品。
ニール・ヤング「The Loner」、ビーチ・ボーイズ「駄目な僕」カヴァーが収録されているのもうれしいですね。

今日のこの1曲は、ビーチ・ボーイズ「I Just Wasn't Made For These Time」(駄目な僕)カヴァーを。
『ペット・サウンズ』要素がサウンド・アレンジの端々に感じられ、歌詞の内容に反し多幸感ある仕上がりです。

ちなみに、企画・監修を担当した丸山雅生氏の解説文によると、この復刻には多くの苦難があったそう。
古き良き音楽を良質なアナログ盤で聴ける喜び、実感できる1枚。森 陽馬


2019年11月3日(日) ルラル 「「ねぇ、ダーリン!!」」

1981年から約38年営業を続けてきたPET SOUNDS RECORD。
この度初となるレーベルを発足! 2019年12月3日に第1弾リリースが決定しました。

記念すべき第1弾アーティストは伝説の日本人女性4人組ガール・グループ、ルラル。

石川県金沢市で1994年11月3日結成。(そう!本日はルラル結成記念日!)
2004年12月まで活動していた彼女達のオリジナル曲「「ねぇ、ダーリン!!」」、「夢みがちクローバー」収録アナログEP盤に、秘蔵ライヴ音源「いちご畑でつかまえて」(オリジナル:松田聖子 作:大瀧詠一/松本隆)、「I'm Gonna Be Warm This Winter」(オリジナル:コニー・フランシス 邦題:想い出の冬休み)のカヴァーを加えた4曲入CDが付属。
初回生産500枚で、当店の店頭及び通販にて販売いたします。

音源は佐藤清喜さん(microstar)がマスタリングを担当。
ライナーノーツは島村文彦さん、デザインは高瀬康一さんに手掛けていただきました。

ちなみにレーベル・コンセプトは、ビーチ・ボーイズ1966年発表名盤『PET SOUNDS』が有する<イノセンス>。
ルラルの色褪せないピュアな唄と演奏を聴いて、<イノセンス>を感じてくれたらうれしいですね。森 陽馬


★ルラル『「ねぇ、ダーリン!!」/夢みがちクローバー』
(2019年12月3日発売 7インチEP+CD PET-001 1,800円+税)


2019年11月2日(土) ℃-want you! 「On The Beach」

2019年11月3日は<レコードの日>。
東洋化成(レコードのプレス会社)が主催するイベントで、様々なアナログ盤が発売されます。

その中からオススメのこの1枚。

℃-want you!『℃-want you!』
(国内LP 限定ピンク・クリア・カラー盤 RHION-LP1 3,300円+税)

Magic, Drums & Love/住所不定無職のキーボーディスト、℃-want you!1stソロ・アルバム。
レコスケくんでお馴染みのイラストレーター本秀康氏による雷音レコードから限定アナログLP化。

武藤星児プロデュースによる全10曲は、オールディーズ・ファン思わずニヤリ♪なアレンジ連発!
今日のこの1曲は、ビーチ・ボーイズ的で楽しい⑤「On The Beach」を。
杉真理さんがコーラス参加しています。森 陽馬

★11/3レコードの日記念!
レコードの日商品含め5,000円以上お買い上げの方、ロゴ入りカラートート・バック先着でプレゼント!

←レコードが入る大きさのグリーン・トート・バック♪


2019年11月1日(金) ジェフ・リンズELO 「ソングバード」

メンバーがジェフ・リンだけになったエレクトリック・ライト・オーケストラ。
新録アルバムが本日発売になりました。

名義としては、ジェフ・リンズELO!
この名義は2015年発売の前作『アローン・イン・ザ・ユニヴァース』から使い始めたものですね。

ジェフ・リンズELO『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31312 2,500円+税)

全曲ブランニュー・ソング。
ジェフ・リンらしい親しみやすいメロディに絶妙な楽器アンサンブルが施された楽曲が10曲。
(もっともっと聴きたいと思う気持ちが募るレコード時代のような約32分という短い収録時間もニクイ演出?)

ギター、ベース、キーボード、ドラムス、ヴィブラフォン、そしてヴォーカルとバック・コーラス。
すべてジェフ・リンです。

元ELOメンバーのリチャード・タンディが1曲だけ数秒ピアノ・ソロがあったり、エンジニアのスティーヴ・ジェイがタンバリン&シェイカーを担当したクレジットがありますが、ジェフ・リンひとりで作り上げたと言っていいと思います。

タイトル・ナンバー「フロム・アウト・オブ・ノーウェア」、70's後半~80's始めのヒット量産時代の音を感じさせてくれる「ダウン・ケイム・ザ・レイン」、ジェフ・リン流ロックンロール「ワン・モア・タイム」もいい。

あの「テレフォン・ライン」のメロディも一節出てくる「タイム・オブ・アワー・ライフ」は、2015年6月イギリス/ウェンブリー・スタジアムで6万人を集めて行われたライヴの感動を歌ったもので、その時のジェフ・リンの高揚感が伝わってきます。

今日の1曲は、ラストに入っているメロウな「ソングバード」を。
間奏のギター・ソロ、泣けます。森 勉


2019年10月31日(木) PETROLZ 「TANOC」

2019年10月初旬放送された星野源によるNHKの番組『おげんさんといっしょ』第3弾。
ユルユルな進行のようでいて、歌と演奏シーンもタップリ、あっという間の90分生放送でしたね。

その番組にも出演、星野源及び椎名林檎のバック・ギタリストとして近年大活躍の長岡亮介と、三浦淳悟、河村俊秀が2005年結成した3人バンド、PETROLZ(ペトロールズ)2019年新作アルバムが出ました。

PETROLZ『GGKKNRSSSTW』
(国内CD ENCD-42 3,000円+税)

洗練されたミニマムなファンク・ポップが不思議とクセになる全11曲。

今日のこの1曲は、「楽しい」と読ませる10曲目「TANOC」を。
J-POP/シティ・ポップでなく、ソウル&AORでもないような、都会的な香り漂うナンバーです。森 陽馬


2019年10月30日(水) SKYY 「When You Touch Me」

昨日紹介したコンピと一緒に、名ディスコ・レーベルSALSOUL RECORDSの名盤も復刻されました。

その中から、これぞサルソウル!なオススメ盤がこの1枚。

スカイ『SKYY LINE』
(国内CD 解説・歌詞付 OTLCD-5560 1,850円+税)

SKYY(スカイ)はニューヨーク発男性5人女性3人ソウル・グループ。
Brass ConstructionのRandy Mullerプロデュースによるサウンドがファンキーな1981年発表名作です。

HIP HOPネタとしても知られるダンス・クラシック①「Let's Celebrate」、ヒット曲「Call Me」等、80'sダンサブルなナンバーが人気ですが、メロウなバラード曲⑤「When You Touch Me」を今日のこの1曲に。

ソウル/女性シンガー好きの方に是非聴いてもらいたい甘く切ない名バラードです。森 陽馬


2019年10月29日(火) The Salsoul Orchestra feat Loleatta Holloway 「Run Away」

最近店内でヘヴィー・ローテーション中のソウル推薦盤がこれっ!

V.A『SALSOUL DISCO 1975-1979』 compiled by T-GROOVE
(国内CD T-GROOVE選曲・解説付 OTLCD-5558 2,300円+税)

ソウル/ディスコ名レーベルSALSOUL RECORDSのキラー・トラックを、日本が誇れる若きディスコ・プロデューサー/トラックメイカーT-GROOVEが選曲したナイス・コンピ。
全曲7インチ・ヴァージョンで収録!というこだわりながら、サルソウル入門編としてもオススメの1枚ですね。

The Salsoul Orchestra人気曲から、電気グルーヴ「シャングリラ」ネタで有名なSilvetti「Spring Rain」、Loleatta Holloway、First Choice、Ripple、Instant Funk、Double Exposure、Metropolis、Charo等隠れた名曲まで全24曲。

今日のこの1曲は、Nuyorican Soulによるカヴァー(1997)でも有名なThe Salsoul Orchestra feat Loleatta Holloway「Run Away」(1977)を。イントロのギター・カッテイングからサビの多幸感が最高!
なお、このコンピに収録されたシングル・ヴァージョンは世界初CD化とのことです。森 陽馬


2019年10月28日(月)P.P.Arnold 「Shoot The Dove」

2019年10月3日で73歳の誕生日を迎えた、60年代Immdiateの歌姫P.P.アーノルド。
ソロ名義のオリジナル・アルバムとしては約50年ぶりとなる2019年最新作が入荷しました。

P.P.Arnold『The New Adventure Of...P.P.Arnold』
(輸入CD 0214038EMU)

2007年に発表したDr.ロバートとのアーシーな連名作『Five In The Afternoon』がとても素敵なコラボで、ずっと好きなアルバムです。久々の新作でも彼女の伸びやかでハリのある歌声は健在です。

プロデュースはオーシャン・カラー・シーンのギタリスト、スティーヴ・クラドック。
ストリングス、ブラスを用いた豊かなアレンジ、曲提供、演奏他で活躍しています。

ストーン・ポニーズで有名な「Different Drum」再演や、ポール・ウェラー作&参加「When I Was Part Of Your Picture」、さらにポール・ウェラーの90年代隠れた名曲「Shoot The Dove」カヴァーも嬉しいところ♪

スペシャルズのHorace PanterやTim Smart、彼女の息子KODZOも参加しています。東尾沙紀

2019年10月27日(日) ヴァン・モリソン 「Dark Night Of The Soul」

ニール・ヤングのリリースラッシュに負けず劣らず、ヴァン・モリソンの多作ぶりも近年凄いですね。

2015年『Duets』、2016年『Keep Me Thinking』(名作!)、2017年『Roll With The Punches』、『Versatile』、2018年『Your Driving Me Daisy』、『The Prophet Speaks』と続き、2019年も素晴らしい作品を届けてくれました。

ヴァン・モリソン『Three Chords & The Truth』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICB-1003 2,500円+税)

カヴァー曲が多かった近作ですが、今作は全曲ヴァンのオリジナル曲。
自身によるプロデュース/盟友を従えたバック演奏にも気合いが感じられますね。

今日のこの1曲は、後半のヴァン節全開の歌いっぷりに痺れる③「Dark Night Of The Soul」を。
なお、2曲目「Fame Will Eat The Soul」にはビル・メドレーがヴォーカル参加しています。森 陽馬


2019年10月26日(土) ラヴド・ワンズ 「It's Not Gonna Take Too Long」

1960年代ガール・ポップス・ファンがにやりとするCDがまた出ました。

『グッバイ・ボーイズ ~60'sガールズ・ポップ蔵出し名曲選第2集』
(国内仕様CD 20ページブックレット&英文解説和訳付 MSIG-1337 3,100円+税)

全35曲、約80分収録のガール・ポップス大盛コンピCDです。
今まで未発表だったものがなんと8曲も入って、それぞれ聴き所がある曲です。

中でも、あのエリー・グリニッチが他の人が作った曲をデモのような形で歌っている2曲は絶品です。

その他の曲も発売されたと言っても不幸にも全くヒットしなかった無名の曲ばかり。
しかし、ガール・ポップ好きならば琴線にふれる曲が目白押しです。

今日はその中から6曲目に入っているラヴド・ワンズという3人組の「It's Not Gonna Take Too Long」を。
1967年夏にKAPPレーベルから出たシングルだそうです。

曲を作ったのはピート・アンダース&ヴィニ・ポンシア。
トレイドウインズ、イノセンスのサウンドがお好きな方には堪らない雰囲気をもった曲だと思います。

なお、このラヴド・ワンズには、マンハッタン・トランスファーのリード・ヴォーカリスト、ジャニス・シーゲルが在籍していたそうです。人に歴史ありですね。森 勉


2019年10月25日(金) ニール・ヤング 「Milky Way」

これぞ!ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース!

若い世代のバンド、プロミス・オブ・ザ・リアルを率いての活動が近年多かったニール・ヤング。
古くからの盟友クレイジー・ホースを引き連れた新作オリジナル・アルバムが久々に出ました。

ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース『Colorado』
(国内CD 高音質SHM-CD仕様 大鷹俊一氏による解説・歌詞・対訳付 WPCR-18279 2,500円+税)

2012年『サイケデリック・ピル』以降のツアーで、ベーシストのビリー・タルボットが脳卒中を発症。
フランク・サンペドロ(G)はリタイア状態で、クレイジー・ホース名義の活動はしばらく行われませんでした。
が、ビリーが復活&ニルス・ロフグレンを加え2018年春ライヴを急遽敢行! そして遂に出たのが今作です。

やっぱり、というかなんというか、これがクレイジー・ホースなんですよね。
譜面とかでは表れない演奏の間、独特な揺れ。不思議としっくりくる感覚があるのです。

今日の1曲は90年代名盤『Sleeps With Angels』収録曲「Change Your Mind」を想起させる「Milky Way」。
約6分でフェイドアウトしてしまいますが、10分以上の長尺ヴァージョンもあったら聴きたい! 森 陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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