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 今日のこの1曲コーナー


ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2021年10月19日(火) 大滝詠一 「Water Color」

2022年3月21日発売の大滝詠一/ナイアガラ関連リリース情報が、本日告知されました。

大滝詠一、佐野元春、杉真理によるナイアガラ・トライアングルVol.2の40周年記念盤です!

<2022年3月21日発売>
・『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX』 
先着特典:特製レコードコースター
(3CD+Blu-ray+7inch3枚+豪華ブックレット+復刻キーホルダー SRCL-12300 20,900円税込)
・『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』 
先着特典:特製ポストカード
(国内2枚組アナログ・レコード SRJL-1235 4,950円税込)

完全限定VOX、2LPアナログ盤、通常盤CD(後日告知)の3種が、2022年3月21日リリース決定。
限定盤の3CDがどんな内容になるのか楽しみですね。

限定VOXは、11月8日予約締切となっております。ご入用の方はお早めにご予約くださいませ。
(11月8日以降も店在庫がある場合は予約可能ですが、発売前に予約終了の可能性もございます。)

今日のこの1曲は、「もうじき夏さ」というより「もうじき冬さ」ですが、隠れた雨名曲「Water Color」を。森 陽馬

通販コーナーにて予約受付中!

★現在の営業時間は、11時から20時。年中無休です。

2021年10月18日(月) 加山雄三 「What Kind Of Fool Am I」(おろかな心)

映画『スターダスト』を日比谷シャンテにて先日鑑賞。
デヴィッド・ボウイが名盤『ジギー・スターダスト』(1972)を発表する前、知名度がまだ低かった時期にアメリカへプロモーションツアーをした頃のことが描かれた物語。
映画情報WEBサイトでのレビューは散々な評価ですが、気になっていたので観てきました。

うーん、なるほど。たしかに酷評されてもしょうがないかもしれませんね。
まず、デヴィッド・ボウイの映画なのに、ボウイの家族の承諾が得られず、彼の楽曲が1曲もかからないのです。

あと、事実に基づいた物語ながら、ファンが観ると不快になる場面や演出もあって...。
なので、マニア向けの内容ながら、ボウイ・ファンにはオススメしにくい、という微妙な映画なのです。

でも、ボウイの兄が抱えた精神病と、それが彼に与えた影響と苦悩は、映画として巧みに描かれていました。
ガブリエル・レンジ監督が示す『ジギー・スターダスト』への道、そして、ボウイ役のジョニー・フリンの熱演。
賛否こそあれ、映画の見所として興味深かったです。

なお、映画内ではAnthony Newleyによる「What Kind Of Fool Am I」が印象的に使われていました。
今日のこの1曲は、その「What Kind Of Fool Am I」を加山雄三がカヴァーしたヴァージョンを。
加山さんの包容力ある歌声が素晴らしいですね。森 陽馬

掲載ジャケットは、加山雄三『ポピュラー・ソング・コレクション』
(2枚組CD 「What Kind Of Fool Am I」(おろかな心)収録 MUCD-81012 3,143円税込)

★現在の営業時間は、11時から20時。年中無休です。

2021年10月17日(日) サラ・ヴォーン 「ラヴァーズ・コンチェルト」

「ラヴァーズ・コンチェルト」と言えば、1965年秋に女性3人組のトイズが大ヒットさせたことで知られる名曲です。

クラシックのメヌエットを参考に、フォー・シーズンズのヒット曲などを多く手掛けているサンディー・リンツァーとデニー・ランデルのコンビによって作られました。

当時の日本では、トイズのレコードは東芝が出していましたが、プッシュしていなかったので、ラジオではあまり流れていませんでしたね。

トイズがヒットした翌年春ごろから、日本のラジオでは違う人が歌っているヴァージョンがよくかかり出しました。
それが、サラ・ヴォーンでした。
トイズに比べると、太い重厚な声の「ラヴァーズ・コンチェルト」で、こちらもお気に入りになりました。

サラ・ヴォーン『ラヴァーズ・コンチェルト』(原題は、Pop Artistry)
(国内CD 解説・歌詞付 UCCU-5846 1,650円税込)

このアルバムには、「イエスタデイ」、「アイ・ノウ・ア・プレイス」、「涙でさよなら」、「世界は愛を求めている」、「ワルツ・フォー・デビイ」など、それぞれを素晴らしい解釈によるヴォーカルで全12曲収められています。森 勉


2021年10月16日(土) Tony Joe White 「Over You」

秋~冬に聴きたくなる歌声、と言えば、トニー・ジョー・ホワイトでしょうか。

雄々しい低音ヴォーカルが渋くて、じわじわと心を温めてくれるのです。

今日紹介するこのアルバムは、2018年10月に亡くなった彼の歌とギターを活かし、ダン・オーバック(ブラック・キーズ)がバックの演奏を後から付け足して完成させた2021年の新作です。

Tony Joe White『Smoke From The Chimney』
(輸入CD EASY EYE SOUND EES-016)

ダン・オーバックがプロデュースしている近年の作品は、グレン・キャンベルの影響を強く感じさせるアレンジが多いのですが、本作5曲目「Over You」は、特にグレン・キャンベルっぽい雰囲気。

トニー・ジョーのオリジナル曲にも関わらず、ジミー・ウェッブ作のようなメロディーに聴こえてくるほど、ダン・オーバックによる編曲の妙が効いています。森 陽馬


2021年10月15日(金) Santana 「Whiter Shade Of Pale」 feat Steve Winwood

驚くべき活力!
2019年作『AFRICAN SPEAKS』(
2019年6月12日今日のこの1曲紹介)以来となるサンタナの新作が、相変わらず凄い!
濃密かつ強烈なパワーがみなぎっている1枚です。

Santana『Blessings And Miracles』
(輸入CD BMG 538714542 国内盤は現状発売予定なし)

『AFRICAN SPEAKS』(2019)以後は、コロナ禍もあり、本作に集中していたとのこと。
セルフ・プロデュースで、リモート録音も駆使し、Kurk Hammett(メタリカ)、Corey Glover(リヴィングカラー)、Chick Corea、Rob Thomas等が参加しています。

今日のこの1曲は、プロコル・ハルム「Whiter Shade Of Pale」(青い影)のカヴァーを。
なんと!スティーヴ・ウィンウッドがヴォーカルで参加。
やや緩めなレゲエっぽいリズムに、特徴ある彼の歌声と熱すぎるサンタナのギター、聴きもの! 森 陽馬


2021年10月14日(木) Difford & Tilbrook 「The Apple Tree」

クリス・ディフォードとグレン・ティルブルックのソングライター・コンビを中心としたUKのポップ・ロック・バンド、スクイーズ。

2021年8月から2ヶ月間のアメリカ・ツアー(withホール&オーツ)、11~12月はマッドネスのツアーサポートと、バンドは現在も精力的にライヴ活動を行っています。2020年2月来日公演は残念ながらキャンセルとなってしまったのでまたそう遠くないうちに彼らのライヴが観れるといいなぁと思います。

『続・入手困難盤復活!!ロック黄金時代の隠れた名盤1976-1985編』で、スクイーズ1980年3rd『アージーバージー』と、クリスとグレンのコンビによる1984年作『ディフォード&ティルブルック』の2枚が再発されました。

『ディフォード~』はスクイーズが解散/バンド休止中に発表された唯一のデュオ名義作です。
最後に国内盤が出たのはおそらく1994年。長らく廃盤となっていた今作が再発され嬉しい限りです。

ディフォード&ティルブルック『ディフォード&ティルブルック』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-79745 1,100円税込)

数曲を除いてトニー・ヴィスコンティがプロデュースを担当。
シングル曲「Love Crashing Waves」、「Picking Up The Pieces」等このコンビらしいひねくれポップな曲が耳に残りやすいですが、弦がふんだんに入っていてアレンジが凝っていることや、ビートルズ「Because」等を想起させる「The Apple Tree」のサイケデリックな曲のかっこよさにも改めて気付きました。東尾沙紀

2021年10月13日(水) bjons 「鈍行アウェイ」

僕の大好きなバンド、bjons(ビョーンズ)の新しいアルバムが本日発売になりました。

ファースト・アルバム『SILLY POPS』(
2018年ベストに選出)が出たのが、2018年5月30日でしたから、3年5カ月ぶりのセカンド・アルバムということになりますね。待望の新作です。

2020年10月24日にアナログ・レコード・シングルで出た「抱きしめられたい」c/w「フォロー・ミー」の2曲も収録された全9曲のCDです。
ビョーンズ・ワールドに浸れる1枚です。

Bjons(ビョーンズ)『サークルズ』
(国内CD HYCA-8024 2,420円税込)

全曲を作詞・作曲し、朴訥ながら存在感がしっかりしたヴォーカルを聴かせてくれる今泉雄貴。
クリアーなトーンで多彩なギター・フレーズを紡ぎ出してくれる渡瀬賢吾。
エレキ・ベースを中心に3種類のベースを使い分け、ビョーンズならではのグルーヴを加えている橋本大輔。
そして、好サポートのキーボードの谷口雄と、ドラムスの岡田梨沙による5人。
息の合ったバンド・サウンドが楽しめます。

どの曲も気に入りましたが、今日は8曲目「鈍行アウェイ」を。

いつできるかはわかりませんが、各駅停車の旅を最近夢見ているので、タイトルに惹かれました。
Don't Go Awayということなので、いわゆる鈍行列車とは関係なさそうですが・・・。

ジャケット&ブックレットに、メンバーの写真が1枚もないのが、ちょっと寂しいかな。森 勉


2021年10月12日(火) so nice 「Love Sick」

<City Pop On Vinyl 2021>として8月28日発売予定から、リリース延期となっていたso niceの限定7インチ・アナログ盤が、10月16日に発売決定いたしました。

so nice『Tight Night/Love Sick』
(2021年10月16日発売 国内7インチ・アナログ 完全限定盤 OTS-259 2,200円税込)

日本大学芸術学部の音楽サークルに所属していた鎌倉克行を中心に、1976年結成されたバンドso nice。
幻の名作『LOVE』に収録されている、女性シンガーによる2曲を7インチ・シングル・カット。
(「Tight Night」は松島美砂子、「Love Sick」は中村弘美によるヴォーカル)

シュガー・ベイブ、山下達郎、吉田美奈子お好きな方は必聴のナンバーです。
今日のこの1曲は、ハーヴィー・メイスン1976年作『EARTH MOVER』のギターカッティングに影響を受け、チョッパーベースやドラムパターンも取り入れたファンキーチューン「Love Sick」を。

なお、ジャケットは、江口寿史氏による描き下ろしイラスト!
2014年に発売された『高速道路』の7インチは即完売でした。今回も購入予定の方はお早めにどうぞ。 森 陽馬



2021年10月11日(月) 大滝詠一 「君は天然色」(40th Anniversary Editon)

若い世代や海外でも近年話題となっているジャパニーズ・シティ・ポップ。
そのブームを象徴する名曲や、隠れた人気曲を収めた2CDコンピが、10月27日発売決定しました。

V.A『ALDELIGHT CITY - A New Standard For Japanese Pop 1975-2021』
(2021年10月27日発売 2枚組CD MHCL-2948 3,520円税込)

新レーベルALDELIGHT(アルデライト)のセレクトによる全31トラック。
EPO「Down Town」、ブレッド&バター「ピンク・シャドウ」、吉田美奈子「恋は流星」はPart.1と2両方収録。
レイニッチ×evening cinema「Ride On Time」(
2021年8月28日今日のこの1曲紹介)等、CD初収録曲もあり。

他にも注目曲が盛り沢山!
シティ・ポップ好きのみならず、イイ曲を探している方にもオススメしたい好内容です。

なお、ディスク1の1曲目は、大滝詠一「君は天然色」の40th Anniversary Versionで始まります。

『A LONG VACATION』40周年記念盤の発売時に公開された「君は天然色」Music Video。
そこで使用した、カウント無しで始まる「君は天然色」40周年ヴァージョンは初CD化!
大滝詠一マニアの方も要チェックですね。森 陽馬


2021年10月10日(日) Paul Carrack 「a long way to go」

2021年4月で祝70歳♪
艶のある歌声も見た目もずーっと変わらず、精力的に活動を続けているイギリスのブルー・アイド・ソウル・シンガー、ポール・キャラック。

ラヴソング・ベスト、スタジオ・ライヴ盤などを挟み、前作『These Days』(2018)から約3年ぶり18枚目となる最新スタジオ・アルバム『one on one』がリリースされました。

Paul Carrack『one on one』
(輸入CD PCARCD35)

ロックダウン中にスタジオ入りし、キーボード、ギター、ベース、ドラム他の演奏、プロデュース、ミックスなど殆どを自身で手掛けたという本作。
アメリカのカントリー・シンガー、ケニー・オデル「Behind Closed Doors」カヴァー以外は全てオリジナル曲です。

ロビー・マッキントッシュ(g)、息子ジャック・キャラック(ds)もそれぞれ1曲ずつ、ホーン・セクションも数曲参加し、キャラック節全開のソウル・アルバムとなっています。

今作リリース後間もなくの9月23日、ホーン・アレンジと演奏で近年の作品には欠かせない存在となっていたサックス奏者ピー・ウィー・エリス(JBホーンズ他)がお亡くなりに。
本日はピー・ウィー・エリスらホーン・セクションが活躍する②「a long way to go」を今日の1曲に。

<一歩前進したかと思えばまた二歩下がる けれど僕らは信じ続ける 正しい道を進んでいると...>
UKの女性シンガーMichelle Johnのバック・コーラスも加わったソウルフルでかっこいい1曲!
ロビー・マッキントッシュによるギターソロも聴きものです。東尾沙紀


2021年10月9日(土) Lisa Ekdahl 「You Can Close Your Eyes」

ジェイムス・テイラー&ジャクソン・ブラウンのコンサート・ツアーが、アメリカで現在行われています。
各々のライヴに加え、「Take It Easy」等の名曲を一緒にコラボする場面も! 生で見たいですね。

さて、ちょっと小粋に寛ぎたい秋の夜、オススメのこの1枚♪

LISA EKDAHL『Grand Songs』
(輸入CD Masterworks/Sony 194399206621)

リサ・エクダールはスウェーデン/ストックホルム出身、1971年生まれの女性ジャズ・シンガー。
ブロッサム・ディアリーを彷彿とさせるキュートな歌声が魅力です。

その彼女の2021年発表作『Grand Songs』は、カヴァー・アルバム。
ビートルズ「I Should Have Known Better」、シュープリームス「Stop! In The Name Of Love」、ドリス・デイやママス&パパスで有名な「Dream A Little Dream Of Me」、ビリー・アイリッシュ「Wish You Were Gay」など、様々な人気曲をジャジーなアレンジでカヴァーしています。

今日のこの1曲は、ラスト⑩ジェイムス・テイラーのカヴァー「You Can Close Your Eyes」を。森 陽馬


2021年10月8日(金) Nate Smith 「Fly (For Mike)」 feat Brittany Howard

火傷を負ったように、心のひだにこびりついて、じわ~と熱くなるような想いになる1曲だ。

その曲は、ネイト・スミス2021年発表作『Kinfolk 2 : See The Birds』の最後に収められた「Fly (For Mike)」。
ブリタニー・ハワード(アラバマ・シェイクス)による神懸かった歌声は、筆舌に尽くし難い素晴らしさだ。

ネイト・スミス『Kinfolk 2 : See The Birds』
(国内CD ボーナス・トラック1曲追加 日本語解説付 PCD-25335 2,750円税込)

ネイト・スミスは、ヴルフペックのベース奏者ジョー・ダートを中心とするThe Fearless Flyersや、ジョン・バティステ、ホセ・ジェイムスなどのバックで活躍している黒人ドラマー。

前へ進んでいく現代ソウル・ナンバーから、静かなグルーヴを内包したジャジーなインストなど、様々なドラミングを聴かせる本作だが、亡き父Mikeへの想いをブリタニーと共作した「Fly (For Mike)」は、彼女の歌を引き立たせるプレイに加え、人の心を鷲掴みにするソングライティングにも注目したい。

なお、日本盤ボーナス・トラックには、「Fly (For Mike)」(Alternate Instrumental Version)が追加収録。
ブリタニーの歌がなくとも、歌心溢れる演奏が堪能できるインストも聴きものだ。森 陽馬


2021年10月7日(木) Brother Zulu 「Lights」

グッド・タイム・ネオ・ソウル・ミュージック♪ 推薦の1枚。

Brother Zulu『Brother Zulu』
(国内LP 完全限定プレス200枚 クリア・カラー盤 ARSM001 3,520円税込)

Brother Zuluはロンドン発男性5人組新世代ソウル・ユニット。
彼らがネット上で発表してきた楽曲を、神戸発新レーベル、ARISHIMA RECORDSが纏めて初アナログ化。

70~80年代ソウルをルーツとしながら、現代に呼応する洗練されたクールなサウンドが心地良いですね。
ベニー・シングス、メイヤー・ホーソーン、TENDRE、ナルバリッチなど、お好きな方にオススメ!

今日のこの1曲は、自然と身体がほど好く揺れるメロウ・グルーヴな「Lights」を。

なお、この盤は、ARISHIMA RECORDS有島彩花さんの音楽に対する愛情と熱意が感じられるリリースです。
音だけなら無料で聴けますが、アナログ盤を手に取って是非聴いてもらいたいですね。森 陽馬


2021年10月6日(水) ジリオラ・チンクェッティ 「愛は限りなく」

ジリオラ・チンクェッティは、特に1960年代中期からの10年間、本国イタリアだけでなく、日本の音楽ファンを楽しませてくれました。

彼女は1964年1月に行われたサンレモ音楽祭で、「夢みる想い」を歌って優勝し、一躍注目されることになりました。
「夢みる想い」のシングル・レコードは、当時日本でも発売され、無垢で可憐な写真が話題になり、その後も「ナポリは恋人」、「あこがれはいつも心に」、「愛は限りなく」、「雨」、「つばめのように」、「夢はめぐり来て」など、日本少年の音楽ファンをジャケット写真とその歌で、夢心地にさせてくれました。

ジリオラ・チンクェッティ『パーフェクト・ベスト』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-15045 2,200円税込)

このベストは日本編集で全23曲入り。
今日はこの中から「愛は限りなく」を。

1966年のサンレモ音楽祭で優勝を飾った曲で、原題の「ディオ・コメ・ティ・アモ」のフレーズが印象に残る名曲です。

ちなみにこのベストCDのジャケット写真は、1970年に日本で発売された「ロマンティコ・ブルース」のシングル盤のジャケット写真と同じポーズのものです。
当時のジャケットには、<万博来日記念盤>と書いてありましたね。森 勉


2021年10月5日(火) matteo myderwyk 「remembrance」

最近、夜中によく聴いているこの1枚。

Matteo Myderwyk『notes of longing』
(輸入CD Warner Classics 0190296721304)

オランダ出身のピアニスト、matteo myderwyk(マッテオ・ミデルヴィーク)。
自宅スタジオと教会のチャペルにて、1人で録音された2021年発表1stアルバムです。

ピアノ、シンセ、フェンダー・ローズによるアンビエント・インスト。
夜の星空へ吸い込まれそうになるような静謐な音世界で、浮遊感ある夢の中へ誘います。

今日のこの1曲は、静かで美しいけれど、不思議な気持ちになる2曲目「remembrance」を。
ゴンザレス『ソロ・ピアノ』お好きな方に推薦。森 陽馬


2021年10月4日(月) Chris Jagger 「Too Many Cockerels」

ローリング・ストーンズの北米ツアーが2021年9月下旬からスタートしました。
ツアー初日には、8月に亡くなったチャーリー・ワッツの追悼映像が流れたそうです。

ミックとキースが健在な限り、ローリング・ストーンズという看板は下ろさず、転がり続けるのでしょう。
チャーリー・ワッツが叩いている新録音源が残っているならば、新作としていつかリリースして、ストーンズとしての雄姿を日本で再び見せてほしいですね。

さて、ローリング・ストーンズ関連作品?ということで、今日はこの1枚を。
ミック・ジャガーの実弟、クリス・ジャガーの2021年オリジナル・アルバムです。

Chris Jagger『Mixing Up The Medicine』
(輸入CD BMG 538656392)

失礼ながら、あまり期待せずに聴きましたが、とってもゴキゲンな作品でした。
兄ミックとはまた違ったグッド・タイム・ミュージックな仕上がり。
チャーリー・ハート含め気心知れた仲間達と、大好きな音楽を楽しみながら制作したのが伝わってきます。

今日のこの1曲は、ザディコ・サウンドなラスト10曲目「Too Many Cockerels」を。
ちなみに、兄へ宛てたと思われる「Hey Brother」という歌も9曲目に収録。
ミック・ジャガーもゲスト参加しています。森 陽馬


2021年10月3日(日) Bendigo Fletcher 「Sugar In The Creek」

カントリー・ロック、フォーク、サイケっぽい...だけでは括れない不思議な魅力を持ったバンドです。

Bendigo Fletcher『Fits Of Laughter』
(輸入CD elektra 2-654322)

Bendigo Fletcher(ベンディゴ・フレッチャー)は、アメリカ・ケンタッキー州ルイビル出身の男性5人組ロック・バンド。
インディーズで2枚のミニ・アルバムを発表、ウィルコ/アンクル・テュペロの元ドラマーKen Coomerを共同プロデューサーに迎え2019年12月に制作された1stフル・アルバム『Fits Of Laughter』が2021年夏にElektraからリリースされました。

ブックレットには架空の町<BENDIGO>が描かれ、ジャケットも謎めいた雰囲気が漂います。
フロントマンRyan Andersonによる独自の世界観を持った詞/メロディ、音域の高いヴォーカルも特徴的です。

リード・トラック「Evergreen」のようなロックなナンバーもあれば、息の合った美しいハーモニーを聴かせる「Astro Pup」、ドリーミーな「Buffaro Rodeo」でまた印象が変わったり...古さと新しさが入り混じった今作以降もどんな活躍をみせてくれるのか楽しみです。
(掴みどころがないという点でフィラデルフィアのバンド、Dr.Dogが思い浮かびました。)

本日はバンジョーを取り入れたカントリー・ロック・ナンバー「Sugar In The Creek」を今日の1曲に。東尾沙紀


2021年10月2日(土) Neil Young 「See The Sky About To Rain」(Live)

1970年は、ニール・ヤングにとって“激動”といえる1年でした。

・1970年3月初旬・・・『ライヴ・アット・フィルモア・イースト』ライヴ録音。
・1970年3月中旬・・・CSN&Y『デジャヴ』リリース。
・1970年6~7月・・・CSN&Yツアー(このツアーのライヴ音源が『4ウェイ・ストリート』)
・1970年9月・・・ニール・ヤング代表作『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』発売。
・1970年秋・・・牧場<ブロークン・アロー・ランチ>購入→椎間板ヘルニア発症
・1970年11月・・・ソロ・アコースティック・ツアー敢行。
・1970年12月4日&5日・・・ニューヨークの由緒あるホール、カーネギー・ホールでコンサート。

ニール・ヤングの新しいアーカイヴ・リリース<オフィシャル・ブートレグ・シリーズ>。
その第1弾としてこの度公式発売されたのが、1970年12月4日カーネギー・ホールのライヴ音源です。

Neil Young『Carnegie Hall 1970』
(輸入2枚組CD 093624885146/輸入2枚組LPもあり)

12月5日の公演の音源は、海賊盤として以前から出回っていました。
ジャケットは、その海賊盤を模したデザインですね。
なお、今回の12月4日の音源はとても珍しく、素晴らしい音質なのでマニアも要チェック!
(なお、ジャケット貼付のシールには12月5日と書かれていますが、曲順から12月4日の公演だと思われます。)

今日のこの1曲は、ピアノの弾き語りでラスト前に歌われている「See The Sky About To Rainを」。
この時点では未発売で、後に1974年発表『On The Beach』に収録される隠れた名曲です。

ちなみにこの歌は、クレイジー・ホースのダニー・ウィッテンが書き、ロッド・スチュワートがカヴァーしたことでも知られる名曲「I Don't Want To Talk About It」(もう話したくない)にメロディーがとても似ています。

クレイジー・ホースの1971年発表1stアルバムに収録された「I Don't Want To Talk About It」から派生してニールが「See The Sky About To Rain」を書いたと、昔は思っていましたが、実はその逆で、ダニー・ウィッテンが「See The Sky~」に影響を受けて書いたのかもしれません。森 陽馬


2021年10月1日(金) John Sebastian And Arlen Roth 「Did You Ever Have To Make Up Your Mind?」(vocal by John & The Monalisa Twins)

ジョン・セバスチャンの新しいCDが入荷しました。

John Sebastian And Arlen Roth『Explore The Spoonful Songbook』
(輸入CD BMG/Renew 538693322)

ジョン・セバスチャンが、ウッドストックのセッション・ギタリスト、アーレン・ロスと、ラヴィン・スプーンフルの名曲をコラボしたなんとも魅力的なアルバムです。

全14曲収録。セバスチャンの歌をフィーチャーした「Darling Be Home Soon」、「Lovin' You」、「Darlin' Companion」、「Jug Band Music」など、ロスのギターをフィーチャーしたインスト「Do You Believe In Magic?」、「Day Dream」、「Rain On The Roof」、「You Didn't Have To Be So Nice」などが、いい按配で並んでいます。

曲によって、ジェフ・マルダー、マリア・マルダーも参加したり、セバスチャン得意のハーモニカ、オートハープの音も聴こえてきます。
あと、ビートルズの曲を達者にカヴァーしてYoutubeを賑わせている女性二人組モナリザ・ツインズが、4曲でセバスチャンとナイス・コラボしています。

今日は、数年ほど前に、セバスチャンとモナリザ・ツインズがビデオでも共演してきた曲「Did You Ever Have To Make Up Your Mind?」(邦題:心にきめたかい?)を。ビデオとは別ヴァージョンです。

なお、ジャケットの曲目のところでは、この曲はジェフ・マルダー参加となっていますが、ミスプリントのようで、本当はジョン・セバスチャン&モナリザ・ツインズです。森 勉


2021年9月30日(木) ザ・クロマニヨンズ 「光の魔人」

近年は、断捨離やら整理整頓とか言われて、収集して所有することが悪いような風潮がありますよね。
音楽もストリーミング配信が主流になって、CDやレコードが出ない楽曲も増えてきました。

でも、配信だけって味気ないですよね。
便利かもしれないけれど、音だけだと、なんだか物足りない感じなのです。

例えば、楽しみにしていた好きなミュージシャンの作品がリリースされた時のこと。
それを購入して帰りの電車とかでジャケットや解説を吟味。
そして、帰宅してからレコード/CDの封を開けて、中身を手にとった時の“幸せ”。
僕にとっては、そういう幸せが音楽そのものと同じくらい重要だったりします。
(収集している人の言い訳っぽいかも...)

さて、そんな風潮に逆らうように、ザ・クロマニヨンズが6カ月連続でシングルCD&7インチを発売中です!

第1弾が2021年8月25日発売『ドライブGO!』から始まり、9月『光の魔人』、10月『大空がある』、11月『もくらとボンゴ』、12月『縄文BABY』、2022年1月『ごくつぶし』と続く予定。
第1弾『ドライブGO!』の7インチには、なんと!アナログ盤6枚収納特製BOXが付いています!
(コレ買うと、全部買わなきゃ!となってしまうけどね。ちなみにシングルCDの特製BOXは応募抽選。)

で、今週9月29日に発売されたのが、その第2弾シングル『光の魔人』。

ザ・クロマニヨンズ『光の魔人』
(CD 初回紙ジャケット仕様 BVCL-1155 1,100円税込/7inchアナログ盤 BVKL-17 1,320円税込)

とにかく最高! B面の「ここにある」も超かっこいい!
アルバムも2022年1月19日発売予定ですが、菅谷晋一氏が手掛けたシングル盤を6種集めようかな。森 陽馬


2021年9月29日(水) 小西康陽 「夜をぶっとばせ」(Original Loveカヴァー)

Original Love(田島貴男)、祝デビュー30周年!
ということで、豪華ミュージシャン達によるOriginal Loveカヴァー・アルバムが本日発売されました。

V.A『What A Wonderful World with Original Love?』
(初回CD+DVD 5,000枚限定 VIZL-1940 5,500円税込/通常盤CD VICL-65584 3,300円税込)
<初回DVDにはOriginal Love30周年アニバーサリー・ライヴ・ツアー映像がアンコール含め117分収録>

原田知世、長岡亮介、椎名林檎、東京事変、SOIL&"PIMP"SESSIONS & KENTO NAGATSUKA(WONK)、斉藤和義&Rei、TENDRE、小西康陽、Yogee New Waves、YONCE(Suchmos)、Original Love & Ovall、PSG & Original LoveによるOriginal Love楽曲カヴァー全12曲収録。
Original Love自身が参加している楽曲もあり、ファンならずとも楽しめる1枚です。

今日のこの1曲は、超HAPPYな気分になれるキラーチューン!小西康陽「夜をぶっとばせ」!
バート・バカラック+ハーブ・アルパート的インスト・トラックに、グルーヴィーな味付けが最高♪
更に、田島貴男本人のスキャットも入っています!聴きもの!

ちなみに、Original Love『結晶』等旧作が、2021年リマスターされ限定アナログLPで再発されました。
こちらも要チェック♪ 森 陽馬



2021年9月28日(火) Laurence Elder 「Before The Sunrise」

好きなミュージシャンがリリースした新しい作品を、手に取った時のワクワク感。
これは、本当に音楽が好きな人でないと伝わりにくい、というか、言葉ではなかなか表現しにくいものだ。

ローレンス・エルダーの2007年発表「Surrounded By You」は、深夜から明け方によく聴いた歌だった。
何もなかったようでいて色々なことがあった14年を経て、それ以来となる新作2ndアルバムが届けられた。

ローレンス・エルダー『Walk Another Mile』
(国内CD 金澤寿和氏による解説付 PCD-94059 2,640円税込)

1stアルバム『Surrounded』(
2007年7月4日今日のこの1曲紹介)でのセンチメンタルなピアノの響き、アーバンな演奏はそのままに、より美しく切ないメロディーが胸を締め付ける全10曲。

唯一のカヴァー曲「Summer Breeze」(シールズ&クロフツ)には、マイク・スターンが泣きのギターで参加。
じわじわと沁みるバラード③「I'll Remember You」、“陽はまた昇り朝が来る”⑩「Morning Comes」も印象深いが、深夜から明け方に繰り返し聴くことになるであろう①「Before The Sunrise」を今日のこの1曲に。
人の記憶に寄り添う温もりを感じさせてくれる1枚だ。森 陽馬


2021年9月27日(月) ドクター・ジョン 「Dance The Night Away With You」

ニューオリンズの雄、ドクター・ジョンの代表作といえば、『ガンボ』(1972)でしょう。
(『イン・ザ・ライト・プレイス』(1973)も名盤!)

しかしながら、彼の他の作品は意外と知られていない印象があります。
おそらく、日本盤としてCDがしばらく出ていなかったからかもしれませんね。

さて、彼の1978年発表作『シティ・ライツ』が、ロック黄金時代の隠れた名盤シリーズで久々に再発されました。

ドクター・ジョン『シティ・ライツ』
(国内CD 解説・歌詞付 UICY-79698 1,100円税込)

トミー・リピューマ&ヒュー・マクラッケンによるプロデュース作。
スティーヴ・ガッド、ウィル・リー、リチャード・ティー、ジョン・トロペイ、デヴィッド・サンボーン等の洗練された演奏の中にも、味わい深いドクター・ジョンらしさが感じられる隠れた傑作アルバムです。

今日のこの1曲は、1曲目「Dance The Night Away With You」を。
アダルトかつムーディー♪ 夜に聴きたい1枚です。森 陽馬


2021年9月26日(日) グリフィン 「クラシカル・ガス」(歌入り)

毎度おなじみ、オーストラリアのマニアックなレーベル、ティーンズヴィルから、新しいコンピレーションCDが発売になりました。

『エアロプレーン・ライド~あなたの知らないソフト・ロック名曲集第7集』
(国内仕様CD 28ページ英文ブックレット&日本語解説付 MSIG-1471 3,300円税込)

全32曲収録。相変わらず知らなかった曲がいっぱい入っていますが、心地良い気分にさせてくれる曲が並んでいます。

個人的な感想ですが、今までの中で、この第7集が一番好みの曲がたっぷり詰め込まれているように思いました。
何回もリピートしたくなる曲も多いし。

発売されたのに認知されなかった曲が中心ですが、中には未発表のアセテート盤から初CD化されたボビー・ヴィーの「ハピネス・イズ」(アソシエイションがオリジナル)などの超レア曲もあります。

リック・ヘン(サンレイズ)が書いた曲、アンダース&ポンシアがプロデュースした曲、ボブ・クルーが書いてエディー・ヘイゼルトン(エディ・ランボー)が歌っている曲、バリー・デヴォーゾンが書いた曲・・・。
いろいろ注目どころがありますが、今日は1968年に全米2位まで上昇したメイソン・ウィリアムスの「クラシカル・ガス」をカヴァーしたものを選びました。

「クラシカル・ガス」はインスト曲でしたが、このグリフィンのヴァージョンはなんと歌詞付です。
初めて聴きました。

メンバーのヴィンス・モートンが歌詞を書いたようです。
1970年に出たシングルのB面曲だったそうですが、こちらをA面にしておいた方がヒットになったのでは、と思うほど良い出来に仕上がっています。
まためっけものがひとつ増えました。森 勉


2021年9月25日(土) Aztec Camera 「All I Need Is Everything (Live in Glasgow)」

アズテック・カメラ、WEA在籍時の音源を収録したCD9枚組セットが発売になりました。

アズテック・カメラ『バックワーズ・アンド・フォワーズ ザ・WEA・レコーディングス 1984-1995』
(直輸入盤帯ライナー仕様 渡辺亨氏による解説付 QCRCDBOX112J 9,900円税込/輸入CDもあり)

マーク・ノップラー・プロデュース2nd『ナイフ』(1984)、R&Bサウンドに接近した3rd『LOVE』(1987)、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズ参加曲含む4th『ストレイ』(1990)、坂本龍一とのコラボでも話題となった5th『ドリームランド』(1993)、名曲「On The Avenue」収録/アズテック~名義での最終作『フレストーニア』(1995)のオリジナル5作品、リミックス、シングルB面、カヴァー、1991年ロニー・スコッツでのライヴなどCD9枚に全112曲を収録!
写真や各ディスクの詳細などを掲載した27ページのブックレット付きです。
(ラフ・トレードからリリースされた名作1st『ハイ・ランド,ハード・レイン』は含まれておりません。)

以前に出たCDをお持ちの方は殆ど曲が重なってしまうかと思いますが、ディスク2にはおそらく初CD化となる1985年のプロモーションLP『Live From Scotland』に収録された1984年グラスゴーでのライヴ音源6曲を収録。

「Oblivious」「All I Need Is Everything」など1st、2ndの楽曲を演奏している若さ溢れるパフォーマンス!
アルバムとは少し違ったアレンジ、お客さんの熱い歓声も聴き所です。東尾沙紀


2021年9月24日(金) Elvin Bishop 「サム・クック・メドレー」(「Good Times」~「A Change Is Gonna Come」~「Bring It On Home To Me」)

ロッキン! ブルージー!! ソウルフル!!!
オススメの熱狂ライヴ盤が、<ロック黄金時代の隠れた名盤1976-1985>1,000円シリーズで再発されました。

エルヴィン・ビショップ『エルヴィン・ビショップ・ライヴ』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-79672 1,100円税込)

オールマンで有名なキャプリコーン・レーベルから、1977年に発表されたライヴ作品。
発売当時はアナログLP2枚組でしたが、CDは1枚にギッシリと79分収録。

エルヴィン・ビショップのギタープレイもさることながら、11人編成のバック・バンドがとにかく素晴らしい!
タワー・オブ・パワーのホーン隊も一部楽曲に参加しています。

「オクラホマ/タルサから母が見に来てくれました!その母に、この曲を捧げます!」
とMCしてから披露される、ラストのサム・クック・メドレーを今日のこの1曲に。森 陽馬


2021年9月23日(木) Neil Young 「One Of These Days」

(書籍)『ニール・ヤング全公式音源攻略ガイド』が発売されました。

(河出書房新社 全240ページ 2,695円税込)

ニール・ヤングの公式音源作品を録音順に並べて解説している1冊です。
ニールのソロ作及びバッファロー・スプリングフィールド、CSN&Yに加え、デヴィッド・クロスビー、スティヴン・スティルス、グラハム・ナッシュのソロ作や、クレイジー・ホースのアルバムも紹介しています。
僕も執筆に参加させていただきました。よろしければ、手に取ってみてくださいね。

さて、中秋の名月ということで、1992年発表アルバム『ハーヴェスト・ムーン』から、素敵なこの1曲。
じんわりと沁みる「One Of These Days」。

「そのうちいつか、僕は今までに知り合った良き友人たちに、長い一通の手紙を書こう。
一緒に過ごしたグッドタイムに感謝して、みんなにお礼の言葉を送るんだ。
今は皆大人になって、バラバラになってしまったけれどね。」(「One Of These Days」歌詞より)

この歌を聴くと、しばらく会っていない友人やお世話になった方の顔と思い出が浮かんでくるのです。森 陽馬

★掲載ジャケットは、Neil Young『Harvest Moon』
(輸入CD 「One Of These Days」収録 Reprise 9362-45057-2)


2021年9月22日(水) ボニー・ブラムレット 「ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ」

今年4月に発売され大好評を博したユニヴァーサル・ミュージックの<ロック黄金時代の隠れた名盤>シリーズ。
その続編が本日発売されました。

廃盤や生産中止などで入手困難が続いていた裏名盤を、今回は67枚ピックアップ。
色々な盤がラインナップされていますが、年代的には1976-1985年に発売された作品が選ばれています。
価格は1枚1,100円税込と買いやすいお値段です。

今日紹介するのはこの盤。

ボニー・ブラムレット『レイディーズ・チョイス』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-79714 1,100円税込)

あのデラニー&ボニーの女性シンガー、ボニーさんのソロ・アルバムです。

1976年発表、キャプリコーン・レーベル原盤。
マッスルショールズ録音なので、バックには、ロジャー・ホーキンス、デヴィッド・フッド、バリー・ベケットなどが参加して、素晴らしい演奏が聴けます。曲によっては、グレッグ・オールマンがヴォーカル、オルガンで参加しています。

JBの「シンク」、サム&デイヴ「ホールド・オン・アイム・カミング」、サム・クック「ユー・センド・ミー」、レイ・チャールズ「レッツ・ゴー・ゲット・ストーンド」など、R&Bの名曲をナイス・カヴァー。

今日はその中から、元インプレッションズのジェリー・バトラーが1968年にヒットさせた「ネヴァー・ギヴ・ユー・アップ」を。
ケニー・ギャンブル、レオン・ハフ、ジェリー・バトラーの共作です。
ボニーとデュエットしているのは、ドビー・グレイです。

なお、この曲、このアルバムでは「ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ」と「ゴナ」入りで表記されていますが、正式タイトルは、「ゴナ」は入っていません。歌詞でちゃんと歌われているのにね。

どちらにしても名曲、名カヴァーです。アルバム全体の流れも最高。森 勉


2021年9月21日(火) ウワノソラ 「ハートの手鏡」

いえもとめぐみと角谷博栄による男女ユニット、ウワノソラ。
当店がずっと応援している彼らの7インチ・アナログ盤が、10月15日発売決定しました。

<2021年10月15日発売>
ウワノソラ『ハートの手鏡/無重力のフォトグラファー』
(完全限定7インチ・アナログ盤 UWAN-006 1,980円税込)

ウワノソラの2020年発表作『くらげ』収録曲「ハートの手鏡」と「無重力のフォトグラファー」をカップリング。
ジャケット・イラストはNight Tempo等を手掛けているTree13。デザインはKwak Seunggeunが担当。

完全初回限定生産、売り切れても再プレスはない、とのことですので、お早めにどうぞ。

今日のこの1曲「ハートの手鏡」。
歌詞は、わかせせいぞう『ハートカクテル』の「思い出ワンクッション」というストーリーから着想を得たそう。
シンセベースやDX7を使用したサウンドで、ウワノソラ流シティ・ポップを楽しめるナンバーです。森 陽馬


2021年9月20日(月) スピッツ 「俺のすべて」

2021年3月25日でメジャーデビュー30周年を迎えたスピッツ。

2020年春以降のライヴ・ツアーがコロナの影響で延期→中止となり、新たに日程が組み直され2021年6月からスタートした''NEW MIKKE''ツアーも9月15日の大阪公演で終了となりました。
嬉しいことにその''NEW MIKKE''ツアーから6月19日横浜ぴあアリーナMM公演が10月1~14日劇場公開されることも発表されました!(その後、約1ヶ月間のオンライン上映も)

11月公開の劇場版『きのう何食べた?』の主題歌として書き下ろされた「大好物」もまだ全貌は明らかになっていないので、秋冬も色々とニュースがありそうで楽しみです。

そして、1999年発売のスペシャル・アルバム『花鳥風月』の拡張版『花鳥風月+』が先日発売になりました。

スピッツ『花鳥風月+』
(国内CD 歌詞付 UPCH-2224 3,300円税込)

シングルのカップリング曲、提供曲のセルフ・カヴァー、未発表音源などオリジナル・アルバム未収録曲で構成された編集盤をリマスタリング、さらに現在も高値で取引されている1990年のインディーズ・ミニ・アルバム『ヒバリのこころ』全6曲が追加されました。(1999年版は2曲のみ)

本日は、シングル「ロビンソン」のカップリング曲でオリジナル・アルバムには未収録ながら、ライヴの大定番である「俺のすべて」を今日の1曲に。
草野さんがタンバリンを片手にステージの端から端まで移動し、お客さんに近いところで歌う光景が目に浮かびます。
またライヴに行きたいなぁ...

初アナログ化となる『おるたな』(2012)、『色色衣』(2004)の2LP重量盤も同時発売されました!東尾沙紀


2021年9月19日(日) The Ronnie Wood Band 「Mr. Luck」

チャーリー・ワッツが先月亡くなったのは、本当にショックでしたね...。

皆悲しいでしょうが、ローリング・ストーンズの北米ツアーは予定通り9月下旬から始まるようです。
「チャーリーが叩かなきゃローリング・ストーンズじゃない!」とか、色々と賛否あるかもしれませんが、ミック・ジャガーとキース・リチャーズが生きている限り、ストーンズは“転がり続ける”のでしょう。
そんなローリング・ストーンズというバンドを、これからも聴き続けていきたいな、と僕は思っています。

さて、ストーンズ関連アイテムとして、ロニー・ウッドの新リリースを今日は紹介しましょう。

The Ronnie Wood Band 『Mr. Luck-A Tribute To Jimmy Reed』
(輸入CD BMG 5053-8682242/輸入2LPアナログ盤 BMG 5053-868179)

ロニー・ウッドが自身のバンドを従え、2013年11月1日にロイヤル・アルバート・ホールで行った、ジミー・リード・トリビュート・コンサートが初公式音源化。

ボビー・ウーマック、ポール・ウェラー、ミック・ハックネル(シンプリー・レッド)他、ゲストの面々による歌や演奏も注目ですが、バンド・メンバーに加わっているミック・テイラーのギターがとにかくイイですね。
ロニーの歌とハーモニカにもブルース愛が伝わってきます。

今日のこの1曲は、ミック・テイラーとロニーによる泣きのギター・バトルが痺れる「Mr. Luck」を。森 陽馬



2021年9月18日(土) Rumer 「Sara Smile」(Live)

蒸し暑い時もありますが、夏から秋への移り変わりを日々感じるようになりましたね。
そんな季節にオススメしたい女性シンガーの新譜この1枚。

ルーマー『ライヴ・フロム・ラファイエット』
(国内CD OTCD-6839 2,750円税込)

カレン・カーペンター似の歌声が魅力的なパキスタン生まれ英国育ちの女性シンガー、ルーマー。
2020年発表アルバム『Nashville Tears』(
2020年8月14日今日のこの1曲紹介)も好評だった彼女が、2020年に行った配信コンサートの音源を収録した初ライヴ・アルバムです。

包み込むような優しい歌声は、ライヴでも本当に素晴らしい!
それを引き立てるバック・バンドの演奏も滋味深くて、落ち着いた気分にさせてくれます。

今日のこの1曲は、ダリル・ホール&ジョン・オーツの名曲カヴァー「Sara Smile」を。
曲中にメンバー紹介があり、各々ソロを取るのですが、配信ライヴなので声援&拍手がないのが寂しいですね。
CDを聴きながら、拍手をしたくなってしまいます。森 陽馬


2021年9月17日(金) スティーリー・ダン 「ペグ」

9月24日に、スティーリー・ダンとドナルド・フェイゲン、各々の名義によるライヴ盤が発売になります。

その2枚はまたここでご紹介させていただくことになると思いますが、今日はその景気づけに、スティーリー・ダンの名盤を取り上げてみようと思います。

スティーリー・ダン『彩(エイジャ)』
(国内CD 解説・歌詞・対訳、及びドナルド・フェイゲン&ウォルター・ベッカーによる1999年時のライナーノーツ付 UICY-25040 1,885円税込)

1977年発表の第6作目。
カメラマン藤井秀樹が撮影したモデル山口小夜子の写真が、ジャケットに使用されたこともあって、日本ではこのアルバムで一気にスティーリー・ダン・ファンが増えたようでした。

ドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカーの2人を中心に、数多くの名うてのミュージシャンが参加しています。
バーナード・パーディ、ジム・ケルトナー、スティーヴ・ガッド、チャック・レイニー、ラリー・カールトン、ディーン・パークス、リー・リトナー、ジョー・サンプル、ウェイン・ショーター、ティモシー・シュミットなど、発売当初、レコード袋に書かれた名前を見て、聴く前も聴いた後も胸躍る気分になったものです。

今日はその中から、シングルで大ヒットもした「ペグ」を。
軽快なハイハット・ワークが印象に残るドラムスはリック・マロッタ。
ギター・ソロはジェイ・グレイドン。バック・コーラスにマイケル・マクドナルドが参加しています。

もうすぐ発売になるライヴ、どんな感じになっているのか楽しみですね。
それにしても、フェイゲン&ベッカーの作品、素晴らしい。森 勉


2021年9月16日(木) The Felice Brothers 「To-Do List」

今月のアメリカン・ロック新譜、オススメのこの1枚。

The Felice Brothers『From Dreams To Dust』
(輸入CD YEP ROC YEP-2779)

フェリス・ブラザーズは、ニューヨーク州Catskill出身のフェリス兄弟(IanとJames)を中心にした5人組バンド。

8枚目のオリジナル・アルバムとなる本作は、ニューヨーク州北部に古くからある教会を改修してスタジオ化し、そこにバンド・メンバーが集って録音したとのこと。音にアナログ的な暖かみが感じられる1枚です。

今日のこの1曲は、2曲目「To-Do List」。
武骨かつぶっきらぼうなようでいて、歌心と味わいがあるイアン・フェリースの歌とギターがイイ!

ニューヨークのFenimore Art Museumに展示されている作者不明の絵画『Winter Sunday In Norway, Maine』を使用したジャケットも印象深いですね。森 陽馬



2021年9月15日(水) コシミハル 「秘密の旅 (Voyage Secret)」

2015年発表作『MOONRAY』(2015年10月29日今日のこの1曲紹介)以来、約6年ぶり!
コシミハルさんの新作アルバム『秘密の旅』が本日発売されました。

コシミハル『秘密の旅』
(国内CD+Blu-ray 2020年に無観客の劇場で演奏した映像付 COZB-1804 5,500円税込)

コシミハルさん自身によるプロデュース&アレンジ。
フェビアン・レザ・パネ、エリック・ミヤシロ、渡辺等、今堀恒雄、則武諒、山根公男、他参加。
優雅で心豊かになる素晴らしい演奏に、“マダム・クルーナー”な彼女の歌声が夢見心地へ誘います。

「Lullaby Of Birdland」(バードランドの子守唄)、コール・ポーター作「My Heart Belongs To Daddy」のカヴァーもありますが、コシミハルさんのオリジナル楽曲が、小粋かつセンチメンタルでとっても素敵ですね。

今日のこの1曲は、日本語詞によるタイトル曲「秘密の旅」(Voyage Secret)。

香りの良い紅茶をいれながら、美味しい焼き菓子を用意して、じっくりと楽しみたい1枚。森 陽馬


2021年9月14日(火) The Fifth Dimension 「Aquarius/Let The Sunshine In」

映画『サマー・オブ・ソウル』を渋谷シネクイントで先日鑑賞。

これは、ソウル・ミュージック・ファン必見!の音楽映画ですね。
ソウル好きでなくても、黒人音楽に触れたことがある方なら、絶対に見ていただきたい作品です。

映画の舞台は、伝説のウッドストック・フェスティヴァルと同じ1969年のニューヨーク。
ハーレムにある公園にて、入場無料で行われた黒人音楽の野外フェスを紹介したドキュメンタリー映像です。

監督は、The Rootsのドラマーで、レコード・コレクターとしても有名なクエストラヴが担当。
当時のライヴ映像と現在のインタビューがシンクロしながら、テンポ良く進行していく感動の2時間でした。

19歳のスティーヴィー・ワンダー、キレキレのB.B.キング、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン、ニーナ・シモン、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、チェンバーズ・ブラザーズ、デヴィッド・ラフィン、モンゴ・サンタマリア、レイ・バレット、マックス・ローチ、ヒュー・マセケラ、そしてスライ&ザ・ファミリー・ストーン、etc...。
見どころはたくさんありますが、個人的にはフィフス・ディメンションがとても印象に残りました。

黒人聴衆を前に、華やかな衣装でポップな楽曲を素晴らしい歌と踊りで披露するフィフス・ディメンション。
マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJrによって語られた「Aquarius(輝く星座)/Let The Sunshine In」が生まれた経緯も、非常に興味深いエピソードでした。その秘密は劇場で是非確認してみてください。森 陽馬


2021年9月13日(月) L.E.O. 「Ya Had Me Goin'」

ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)へのオマージュに溢れたプロジェクト<L.E.O.>の唯一作が2021年リマスターで再発されました!

L.E.O.『アルパカス・オーグリング+10』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICX-30123 2,750円税込)

2006年発表(日本盤は2007年1月発売)の今作は、ボストン出身の男性シンガーソングライターBleu(ブルウ)が発起人となり、マイク・ヴァイオラ、アンディ・スターマー(ex.ジェリーフィッシュ)を中心に結成された限定プロジェクト。

BeatleDNAシリーズより『パワー・トゥ・ザ・ポップ2』と同日にリマスター&ボーナス曲追加で発売されました。

ジェイソン・シェフ、ハンソン、スティーヴ・ゴーマン(ブラック・クロウズ)などELOが好きな仲間が集結。
メロディ・ライン、コーラスやストリングスのアレンジなど、カヴァーではなくオリジナル曲でELO風サウンドを再現していて楽しいアルバムです。

特に「Ya Had Me Goin'」、「Don't Let Me Go」などアップテンポの2曲が当時から大好きでした。
「Evil Woman」のイントロ部分を模した「Ya Had Me Goin'」はいつ聴いても心躍ります。

ボーナス・トラックには、ブルウの代表曲や配信のみでリリースされていた新曲など10曲をプラス!
後半は<ザ・ベスト・オブ・ブルウ>な内容となっています。東尾沙紀


2021年9月12日(日) Gerry Rafferty 「Stuck In The Middle With You」

スコットランド出身男性シンガー・ソングライター、ジェリー・ラファティーが2011年に亡くなって約10年。
彼が生前残していたデモ音源に、他音楽家が演奏・アレンジを追加して完成させたアルバムが発売されました。

Gerry Rafferty『Rest In Blue』
(輸入CD Parlophone 0190296700149)

<The long awaited NEW album from Gerry Rafferty>
と書かれたシールがジャケットに貼付されているように、<待望の新作>と断言していいでしょう。
全14曲、彼のソングライティングと歌心の素晴らしさが伝わってくる1枚です。

今日のこの1曲は、彼がジョー・イーガンと結成したユニット、スティーラーズ・ホイールが1973年に放ったヒット曲「Stuck In The Middle With You」のセルフ・カヴァーを。

なお、リチャード・トンプソン作「It's Just The Motion」のカヴァーも収録。
ブリティッシュ・シンガー・ソングライターお好きな方に、是非聴いていただきたいですね。森 陽馬


2021年9月11日(土) Pat Metheny 「It Starts When We Disappear」

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロから、本日で20年が経ちました。
現在も不安定な世の中ではありますが、より多くの人が幸せと感じられる未来になるよう祈りたいですね。

さて、パット・メセニーがニューヨークで録音した新作『Side-Eye NYC』が昨日リリース。

Pat Metheny『Side-Eye NYC (V1.Ⅳ)』(Japanese Version)
(輸入CD BMG/Modern Recordings 5053-869955)

新進気鋭の黒人ピアニスト/キーボーディスト、James Francies(ジェイムス・フランシーズ)と、ロイ・ヘインズの孫にあたるドラマー、Marcus Gilmore(マーカス・ギルモア)を従えたトリオ編成でのジャズ・アルバム。
フレッシュな若手2人に触発されてか、パットも70年代を彷彿とさせるプレイを聴かせます。

今日のこの1曲は、14分の長尺でアグレッシヴに展開していく「It Starts When We Disappear」。

なお、本作は、国内盤がなく輸入盤のみながら、通常仕様とJapanese Versionがあります。
Japanese Versionには、『80/81』に収録されていた「The Bat」がボーナス・トラックとして追加され、中川ヨウの日本語解説もブックレットに掲載されています。森 陽馬


2021年9月10日(金) ロビー・デュプリー 「ふたりだけの夜」

ロビー・デュプリーという名前が、日本の音楽ファンに知られるようになったのは、1980年夏に全米で大ヒットした「ふたりだけの夜」(Steal Away)からでした。

彼は1946年ニューヨーク、ブルックリン生まれなので、当時33歳。
遅咲きと言っていいかもしれません。

ソフトで適度にソウルフルな歌声と耳ざわりのいいサウンドは、AORファンに受け入れられ、日本でも1980年夏から秋にかけて、毎日ラジオから流れていました。

マイケル・マクドナルドが中心人物になっていたドゥービー・ブラザーズの雰囲気も感じられたので、“一人ドゥービー”なんて呼ばれることもありましたね。

ロビー・デュプリー『ふたりだけの夜』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-17424 1,430円税込)

このアルバムには、セカンド・ヒットとなった「ホット・ロッド・ハート」も収録されています。
これもいい曲です。森 勉



2021年9月9日(木) ハンバートハンバート 「どこにいてもおなじさ」

「間違っているとか正しいとか そんなことどうでもいいと思った。
今日の晩ごはん何を食べよう 晴れてるうちに買い物しよう。
どこにも行きたくないよ ぼくは君といたい。どこにいてもおなじさ 君さえいれば。」
(ハンバートハンバート「どこにいてもおなじさ」歌詞より)

最初の一文から、ハッとさせられた。
「どこにいてもおなじさ」は、愛の深さと、一緒にいることの大事さを感じさせてくれる1曲だ。

ハンバートハンバートの2021年発表アルバムは、『FOLK』シリーズ第3弾。
「どんなときも」(槇原敬之)、「今夜はブギー・バック」(スチャダラパーfeat小沢健二)、「浪漫飛行」(米米CLUB)、「どうにかなるさ」(かまやつひろし)のカヴァーに加え、上記の「どこにいてもおなじさ」、新曲「まなざし」等全12曲が収録されている。

ハンバートハンバート『FOLK3』
(初回限定盤 2020年としまえんライヴDVD付 DDCB-94028 3,520円税込/通常CD DDCB-14027 2,530円税込)

佐藤良成、佐野遊穂、二人だけの弾き語りだが、それだけに、真っ直ぐな歌と言葉が際立っている。
ハンバートの作品は毎回そうだが、優しく癒すというより、聴く者の心を射抜き、背筋を伸ばしてくれる1枚だ。森 陽馬



2021年9月8日(水) Kara's Flowers 「Soap Disco」

大好評ロングセラーの第1弾(2019年12月1日今日のこの1曲紹介)から約2年!

BeatleDNA(ビートルズの遺伝子)を受け継ぐグッド・メロディな楽曲を集めたコンピレーション『パワー・トゥ・ザ・ポップ』の第2弾が発売されました。

V.A.『パワー・トゥ・ザ・ポップ2』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31472 3,300円税込)

第1弾で収録が叶わなかったというXTC/デュークス・オブ・ストラトスフィア、ニック・ロウ、エミット・ローズ、ザ・コーギスをはじめ、ジュリアン・レノン、レニー・クラヴィッツ、ジェイソン・フォークナー、ヴィニール・キングス(ラリー・リー在籍)、セス・スワースキー/ザ・レッド・バトゥン、パニック!アット・ザ・ディスコ、ザ・フージアーズ、ザ・リカリッシュ・カルテット(ジェリーフィッシュの3人で結成)等々、70年代から比較的最近のものまで幅広くセレクトされた2枚組全40曲♪

本日はその中から、マルーン5の前身バンドであるカーラズ・フラワーズの1曲を。

パリッとしたスーツ姿でビート・グループっぽいかっこ良さもあったその頃の彼ら。
アダム・レヴィーンの歌声もどこか初々しい、1997年発表のメジャーデビュー作『The Fourth World』収録の爽快なパワーポップ・ナンバーです。

初めて聴くアーティストは勿論、名前を知っているアーティストでもこんな良い曲があったのかと新しい発見もあり、第1弾に引き続きポップ好きにはとっても楽しいコンピ♪
曲毎の解説もたっぷり掲載されています。東尾沙紀



2021年9月7日(火) Trashcan Sinatras 「Hayfever」

一言で表現するならば、“青春”だろうか。

トラッシュキャン・シナトラズが1993年に発表した2ndアルバム『I've Seen Everything』。
彼らの故郷グラスゴーに吹く風のようなこの作品が、鮮やかなカラー・アナログ盤で再発された。

Trashcan Sinatras『I've Seent Everything』
(輸入LP ランダム・カラー盤 PNFG03)

ジェントル・ジャイアントのベーシストであったレイ・シャルマンによるプロデュース作。
1st『Cake』(1990)で放った甘酸っぱいメロディアスな魅力に、憂いを増したサウンド・センスが加味された傑作だ。

不安を抱えつつも、淡い夢と儚い希望を追っていたあの頃。
楽しくも切ない思い出が入り混じっている、そんな時期の記憶が甦ってくるのは何故だろう。
おそらくは、このアルバムを作っていたメンバーも皆、“青春”の最中であったからだろうか。

今日のこの1曲は、聴く者の心を躍動させるA面2曲目「hayfever」。
元friends againのPaul McGeechanによるリマスタリングは、盤面の美しいカラーと同様の鮮烈な音質。
“青春”の景色を色彩豊かに観せてくれる1枚だ。森 陽馬



2021年9月6日(月) Van Morrison 「Days Like This」

思い出が深ければ深いほど、その思い出に関わる“モノ”への愛は強くなるものだ。

Amazon Prime Video制作ドラマ『モダン・ラブ』シーズン2の1話目「あなたが愛したスポーツカー」を観た。
昔から長く乗っている車にまつわる思い出が描かれた物語で、とても感動的なドラマであった。

車に限らず、レコードや音楽もそうだが、人生の節目や印象深い瞬間に出逢ったモノというのは、単なる物質ではなく、心の奥底へ思い出と共に刻まれる、代えのきかない大切なものだ。
ドラマの主人公が抱える想いと、それに繋がる愛は、車に乗らない人でも共感できるのではないだろうか。
お時間ある方は、是非自らの目と耳で確認していただきたい。

さて、その『モダン・ラブ』シーズン2の1話目で、車と共に刻まれた思い出としてかかったのがこの曲だ。

ヴァン・モリソンが1995年に発表したアルバム『Days Like This』の収録曲「デイズ・ライク・ディス」。
嫌なことがあっても、「こんな日もあるさ」と、さりげない日常を優しく包み込んでくれるような1曲である。

ちなみに、このアルバムの曲の一部は、そのドラマの舞台であるダブリンで録音されている。
音楽映画の傑作を数多く制作しているジョン・カーニー監督らしい選曲と演出だ。森 陽馬


★掲載ジャケットは「デイズ・ライク・ディス」が収録されているヴァン・モリソンのベスト盤。
ヴァン・モリソン『エッセンシャル・ヴァン・モリソン』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-4620 3,300円税込)



2021年9月5日(日) Folk9 「CIRCLES feat.Luby Sparks」

2013年にデビュー、本国だけでなく世界のインディー・ポップ・ファンからも注目を集めるタイ・バンコク拠点の男性4人組バンド、Folk9(フォークナイン)。

Folk9がファンだということで実現したLuby Sparksとのコラボ曲「CIRCLES」(2021年2月配信リリース)が7インチ化されました。

Folk9「CIRCLES feat. Luby Sparks」
(7インチ・アナログ PRNM001)

サーフ・ポップやドリーム・ポップとして語られるシンセの効いた気持ちいいサウンドを鳴らす彼ら。

英語詞による「CIRCLES」もシンセの印象的な音色、ゆるやかなメロディ、Graph(Folk9)とエリカ・マーフィー(Luby Sparks)との相性の良いヴォーカルがマッチしたクセになる1曲です。(エリカさんが出演したMVも必見です)

カップリングには7インチのために制作された、TornaDome(Folk9)による同曲のリミックスverを収録。
テンポを落としたダウナーな雰囲気に仕上がっています。

Luby Sparksは4月頃に新作レコーディングの模様がアップされましたが、2021年の間にリリースされるでしょうか?
5人の新作も心待ちにしています。東尾沙紀



2021年9月4日(土) アース・ウィンド&ファイアー 「セプテンバー」

今年もあっという間に、9月になってしまいました。

9月と言えばセプテンバー。
セプテンバーと言えば、アース・ウィンド&ファイアー!

竹内まりやの同名異曲の方も有名ですが、今日はEW&Fの方で。
ベタすぎる曲ですが、いつ聴いても何回聴いてもいい曲なので・・・。

1978年11月に発売され、1979年2月ごろまでヒット・チャートに登場し、最高位8位を記録しています。
シック「おしゃれフリーク」、ロッド・スチュワート「アイム・セクシー」、ヴィレッジ・ピープル「Y.M.C.A」などがヒットしていた頃です。

曲を作ったのは、モーリス・ホワイト、アル・マッケイ、そして、シンガーとしても1枚だけアルバムを出したことがある女性ソングライターのアリー・ウィリス。

イントロの2本のギターのアンサンブルは、何度もリピートしたくなります。

アース・ウィンド&ファイアー『ジャパニーズ・シングル・コレクション ~グレイテスト・ヒッツ』
(国内2CD+DVD 解説・歌詞・対訳付 日本盤全シングル・ジャケットを12cmサイズで再現した44ページ・カラー・ブックレット付 SICP-31381 3,960円税込)

モーリス・ホワイトたちが、伊賀の影丸が使った分身の術のような(表現が古いね)ミュージック・ビデオも観れます。森 勉



2021年9月3日(金) Southern Avenue 「Be The Love You Want」

昨日に続き、身体がホット!になれるこの1枚。

Southern Avenue『Be The Love You Want』
(輸入CD BMG 538684032)

サザン・アヴェニューは、メンフィスを拠点に活動しているイスラエル出身男性ギタリストOri Naftaly(オリ・ナフタリー)と、黒人女性シンガーTierinii Jackson(ティリーニ・ジャクソン)を中心にした5人組ソウル・ロック・バンド。

ロス・ロボスのSteve Berlinをプロデューサーに迎えた2021年発表の本作は、伸びのあるティリーニの歌声を存分に活かし、ソウルフルでポップなメロディーと骨太な演奏が融合した快作に仕上がっています。

今日のこの1曲は、アルバム・タイトルにもなっている1曲目「Be The Love You Want」。

“ソウル色が濃くなったレイク・ストリード・ダイヴ”な雰囲気ですね。
テデスキ・トラックス・バンドがお好きな方にもオススメです。森 陽馬



2021年9月2日(木) Brian Setzer 「Smash Up On Highway One」

9月に入って、一気に涼しくなりましたね。
ということで、秋らしい1枚をご紹介、、、ではなく、身体が熱くなるようなロックな1枚をピックアップ!

ブライアン・セッツァー『Gotta Have The Rumble』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック1曲追加 VICP-65574 2,750円税込)

ブライアン・セッツァーとしてのソロ作としては、2014年発表作『Rockabilly Riot』以来7年ぶり。
ストレイ・キャッツ名義の2019年作『40』やライヴ盤を挟んでの新作オリジナル・アルバムです。

ナッシュビルを拠点に活動しているジュリアン・レイモンドによるプロデュース。
セッツァーのホームタウンであるミネアポリスに加え、ナッシュビル録音の楽曲もあるため、バンジョーが効いた11曲目「Rockabilly Banjo」のようなカントリー・フレイヴァーな楽曲もありますが、アルバム通して、ロカビリー魂をひしひしと感じられる1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲は、2曲目「Smash Up On Highway One」。
ディック・デイル「ミザルー」的なイントロからしてかっこいい! 森 陽馬



2021年9月1日(水) The Poppermost 「Park And Ride」

初期ビートルズ~リヴァプール・サウンドを鳴らす、新たなビートルズ・フォロワーが登場しました。

ザ・ポッパーモスト『ヒッツ・トゥ・スクエア』
(国内CD ボーナス・トラック6曲追加全20曲 解説付 ATOZ146 2,640円税込)

ザ・ポッパーモストことJoe Kaneは、スコットランド・グラスゴーを拠点に活動している男性ミュージシャンです。
Fabbey Roadと名付けた自身のスタジオでレコーディングされた『ヒッツ・トゥ・スクエア』は2021年発表のデビュー作。

作詞・作曲・プロデュース・歌/コーラス。
そして、すべての演奏を1人で手掛けており、正に<ワンマン・ビート・グループ・サウンド>。

「When I Get Home」、「抱きしめたい」、「Love Me Do」、「A Hard Day's Night」...
沢山のビートルズ・ナンバーが盛り込まれた楽曲は、パロディとしても、ヴィンテージ感あるポップス・アルバムとしても楽しませてくれる1枚です。

本日は「Ticket To Ride」なナンバー、「Park And Ride」を今日の1曲に。

ジョン・レノン『ロックンロール』を想起させるジャケット、パーロフォンを模したCDレーベル面など、サウンド以外の細かな仕掛けも楽しい1枚。ラトルズお好きな方も要チェックです。東尾沙紀


2021年8月31日(火) ビーチ・ボーイズ 「ディス・ホウル・ワールド」

うれしいよね。
何がって、50年ほど前はごく一部の限られたファンにしか受け入れられなかった作品が、多くのファンに注目されながら、たくさんの未発表音源を含めて再発されるんですから・・・。

ビーチ・ボーイズが1970年に発表した『サンフラワー』と、1971年に発表した『サーフズ・アップ』のアルバムの曲をメインに、1969~1971年頃の未発表曲、未発表テイク、未発表ライヴなども含めて、ど~ンといっぱい収録したCDが出ました。

ビーチ・ボーイズ『フィールズ・フロウ ~サンフラワー&サーフズ・アップ・セッションズ 1969-1971』
(国内2枚組CD UICY-15996 3,960円税込/限定5枚組CD UICY-79724 17,600円税込)

5枚組CDは48ページのブック型パッケージ。
レア写真、手書き歌詞の写真、当時のメンバーへのインタビュー発言などを掲載。
解説、英文ライナー翻訳、歌詞、対訳付。
パッケージ・ブックレットは輸入盤仕様で、CDのディスクは日本プレスのSHM-CD。全133トラック収録。

2枚組CDは通常の形ですが、紙ジャケ風パッケージで、ジャケットもCDも日本プレス。
こちらもSHM-CD仕様で、全56トラック収録・解説、英文ライナー翻訳、歌詞、対訳付。

とにかく、盛りだくさんな内容なので、今日はとりあえず、5枚組CDの方にしか入っていませんが、「ディス・ホウル・ワールド」のロング・ヴァージョン・トラック&バッキング・ヴォーカルを。
彼らでしかありえないこのハーモニー! お宝をありがとう! 森 勉



2021年8月30日(月) ビーチ・ボーイズ 「リトル・ガール・アイ・ワンス・ニュー」

もうすぐ夏が終わってしまいますが、夏と言ってまず想い出すのは、1999年の夏ですね。

ブライアン・ウィルソンが初の単独公演で来日したのが、1999年の夏でした。

大阪で1回、東京で3回のコンサート。
第1部と第2部との間に休憩を入れて、2時間とちょっと。
ブライアンは出ずっぱりで、全ての曲のリード・ヴォーカルを担当してくれました。

ワンダーミンツのメンバーやジェフリー・フォスケットに助けられながらでしたが、見事な復活を印象づけてくれた、記憶に残る夏のライヴでした。

その1999年の来日コンサートで1曲目に歌われたのが、「リトル・ガール・アイ・ワンス・ニュー」でした。
ブライアン・ウィルソン復活までを紹介する25分ほどの映像が流れた後に、ブライアンとバック・メンバーがステージに登場して、この曲が始まりました。

22年経った今でも、この曲のイントロを聴くと、あの日が頭によみがえってきます。

この曲は、1965年11月に発表されたシングルで、オリジナル・アルバムには収録されていない曲でしたが、現在では『サマー・デイズ』のボーナス・トラックや、『ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ No.2』で聴くことができます。森 勉

ビーチ・ボーイズ『サマー・デイズ』+3
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-25594 1,885円税込)



2021年8月29日(日) David Crosby 「I Think I」

2021年8月で80歳を迎えたデヴィッド・クロスビーが新作を発表した。

David Crosby『For Free』
(輸入CD BMG 538689942)

クロスビーの息子ジェイムズ・レイモンドによるプロデュースで、父の魅力を存分に引き出した1枚だ。

マイケル・マクドナルドと共作し、彼もヴォーカルで参加している1曲目「River Rise」。
ドナルド・フェイゲンが作詞で参加した3曲目「The Other Side Of Midnight」。
サラ・ジャローズが美しい歌声を聴かせるジョニ・ミッチェルのカヴァー「For Free」。

聴き所は色々あるが、一番心に響いた歌は、2曲目「I Think I」。

ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリーでの活躍も記憶に新しい男性シンガー/ギタリストのスティーヴ・ポステルが共作し参加した楽曲で、「自らの道を見つけた」と連呼されるクロスビーらしいナンバーである。
グレッグ・リーズがペダル・スティールで参加している点も注目したい。

ちなみに、ジャケットの絵は、ジョーン・バエズが描いたそうだ
。森 陽馬



2021年8月28日(土) Rainych 「RIDE ON TIME」(山下達郎カヴァー)

本日は<CITY POP On Vinyl 2021>で、シティ・ポップ系のアナログ盤が色々発売されました。
ご来店、お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。

そのCITY POP On Vinyl 2021アイテムの中から、大人気のこの1枚。

レイニッチ『RIDE ON TIME/Say So -Japanese Edition(tofubeat remix)』
(国内7インチ・アナログ クリア・ブルー・カラー盤 MHKL-49 1,980円税込)

インドネシア在住の20代女性シンガー、Rainych(レイニッチ)。
「真夜中のドア」カヴァー(
2021年5月31日今日のこの1曲紹介)が大好評だった彼女の第2弾限定アナログ・リリースは、山下達郎「RIDE ON TIME」カヴァー!

今回のCITY POP On Vinyl2021で、大滝詠一「雨のウェンズデイ/カナリア諸島にて」のカヴァーを限定7インチで出しているユニット、evening cinemaがサウンド・アレンジを担当。彼女のキュートな歌声とマッチしていますね。

B面には、ドージャ・キャット「Say So」の日本語カヴァー楽曲を、tofubeatsがRemixしたヴァージョンが収録されています。森 陽馬



2021年8月27日(金) Chappie 「七夕の夜、君に逢いたい」

CITY POP On Vinyl 2021>として、シティ・ポップ系のアナログ盤が8月28日に発売されます。

EPO『Down Town』カラーLP、間宮貴子『Love Trip』Deluxe 2LP、久保田麻琴と夕焼け楽団、松任谷正隆『夜の旅人』、プラチナム900、キングトーンズ&マリエLP、大橋トリオ、YOGEE NEW WAVES『Blueharlem』、ナツサマー『Hello, future day』、レイニッチ「Ride On Time」カヴァー7inch、ジャンクフジヤマ「スパークル」カヴァー7inch、アマネトリル「Lady Pink Panther」カヴァー7inch、EMMA HAZY MINAMI「真夜中のドア」カヴァー7inch、GOOD BYE APRIL「セーラー服と機関銃」7inch、スーパーパンプキン「カリプソ・レディ」7inch、マザーグース「貿易風にさらされて」7inch、イックバル「Summer Love Story」7inch、Chappie「水中メガネ」7inch、evening cinema「雨のウェンズデイ/カナリア諸島にて」カヴァー7inch、etc...。

初アナログ化や注目のカヴァー曲等、アナログ盤で持っておきたいアイテムがたくさんありますね。
限定プレスですので、お早めにどうぞ。

今日のこの1曲は、松本隆ファン、細野晴臣/ティンパンファン、そして、森高千里ファンも要チェックの7inch。

Chappie『水中メガネ/七夕の夜、君に逢いたい』
(国内7inch MHKL-47 1,980円税込)

デザイン集団GROOVISIONSが開発した着せ替えキャラクター、Chappie(チャッピー)。
1999年7月にCD発売された3rdシングル曲「水中メガネ」(作詞:松本隆、作曲:草野正宗)と「七夕の夜、君に逢いたい」(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:TIN PAN ALLEY)が初アナログ7inch化!

「七夕の夜、~」は、松本隆&細野晴臣のコンビによる楽曲に、ティンパンがアレンジを手掛けたナンバー。
Chappieは楽曲によって違うシンガーが歌っていましたが、これは森高千里による歌唱だと思われます。森 陽馬



2021年8月26日(木)birch 「灯りをともしたら」

roppenや夢見る港、サポートなどでも活躍している鍵盤奏者、松野寛広(のぶひろ)。

ダイアン・バーチが名前の由来のひとつだという、自身のソロ・プロジェクト''birch (バーチ)''1stアルバム『私だけの朝』が今週リリースされました。

birch『私だけの朝』
(国内CD HYCA-8022 2,420円税込)

活動休止を発表した菅野みち子(ex.秘密のミーニーズ)がゲスト・ヴォーカルとして全10曲中9曲に参加しています。

風吹き抜ける荒野、深い森、異国の街...
そんな情景が思い浮かぶフォーク/トラッドに影響を受けた物語性ある詞の世界観。
でも決してマニアックではなく、深みのあるメロディと菅野さんの表現豊かな歌声が心地良い日本語ポップス/女性ヴォーカル作品となっています。

本日は、アルバムのオープニングを飾る「灯りをともしたら」を今日の1曲に。

自身が手掛けたストリングス(チェロ、ヴァイオリン)のアレンジがシンプルながらとても素敵だと感じました。
隙間を埋めるのではなく、各楽器を活かしながら丁寧に音を紡いでいるのが伝わる1枚です。東尾沙紀



2021年8月25日(水) カーペンターズ 「ファン・ファン・ファン」

カーペンターズの『ナウ&ゼン』が発表されたのは、1973年。
この頃、わがビーチ・ボーイズは人気が底の状態でしたが、ファンとしてはうれしいカヴァーが、この『ナウ&ゼン』には入っていました。

LPレコードB面はオールディーズ・メドレーになっていて、1960年代前半のヒットが8曲、その中にビーチ・ボーイズ1964年のヒット「ファン・ファン・ファン」が収録されていたのです。

リチャード・カーペンターは1946年、カレンは1950年生まれなので、60's前半のアメリカン・ポップスは大好きで聴いていたのでしょうね。

「私がまだ小さかった頃、よくラジオを聞いていました。好きな歌が流れてくると、胸をときめかせていました」
という歌詞の「イエスタデイ・ワンス・モア」で始まり、この曲が終わると、車の爆音と共に、「ファン・ファン・ファン」が流れてくるのです。

その後、「この世の果てまで」、「ダ・ドゥ・ロン・ロン」、「デッドマンズ・カーヴ」、「ジョニー・エンジェル」、「燃ゆる瞳」、「アワ・デイ・ウィル・カム」、「ワン・ファイン・デイ」、そして、「イエスタデイ・ワンス・モア」の短いヴァージョンで締めるこのメドレーは、今聴いても気持ちが高揚してきますね。森 勉

カーペンターズ『ナウ&ゼン』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UICY-25298 1,885円税込)


2021年8月24日(火) 矢野顕子 「遠い星、光の旅。」

矢野顕子の最新アルバムが本日入荷しました。

矢野顕子『音楽はおくりもの』
(国内CD 初回限定ブルーレイ付 VIZL-1833 7,480円税込/ 通常CD VICL-65453 3,300円税込)

タイトルは、『音楽のおくりもの』ではなく、『音楽はおくりもの』。
音楽の力を信じているからこそ、の言葉なのでしょう。
音楽に携わる仕事をしている自分にとって、とても勇気づけられるタイトルです。

その本作は、佐橋佳幸、小原礼、林立夫とのバンド編成でレコーディングされた全10曲が収録。
2021年でソロ・デビュー45周年を迎えた矢野顕子さんの大きな包容力に、優しい気持ちになれる1枚。

今日のこの1曲は、冒頭1曲目「遠い星、光の旅。」を。
「電話線」でのローウェル・ジョージを彷彿とさせるギター・ソロが聴きもの!

初回盤のブルーレイで、2020年12月に行われた『さとがえるコンサート』の映像を見ることができます。森 陽馬



2021年8月23日(月) Corinne Bailey Rae 「Put Your Records On」

アナログ・ブームということもあってか、うれしいアナログ化が国内外で増えてきました。

山下達郎『ARTISAN』もそうですが、90~00年代はアナログが出ていない作品が多いのです。
当時出ていたとしても、アナログ需要が下火でプレス枚数が少なかったため、市場で今高くなっていますね。

さて、最近アナログ化されて、個人的に胸躍ったのがこの1枚。

Corinne Bailey Rae 『Corinne Bailey Rae』
(輸入LP 180g重量盤 ダウンロード・コード封入 EMI 3561604)

1979年生まれ、イギリスのリーズ出身女性シンガー・ソングライター、コリーヌ・ベイリー・レイ。
極上のアコースティック・ソウルを聴かせる2006年発表デビュー・アルバムが、発売15周年で待望の再発!

シルキーでキュートな彼女の歌声が、ソウルフルでとても魅力的ですね。
<褐色のノラ・ジョーンズ>とも当時評されたジャジー&ソウルなサウンドが、その歌声を引き立てています。

今日のこの1曲は、メロディアスなポップ・ソウル・ナンバー「Put Your Records On」。

ちなみに、当時日本盤CDのボーナス・トラックであった「Another Rainy Day」が追加収録。
ジャケ表シールには記載されていませんが、ダウンロード・コードも封入されていました。森 陽馬



2021年8月22日(日) 加山雄三 「マイ・ジプシー・ダンス」(君が好きだから)

夏だ! 海だ! エレキだ! 加山雄三だぁ~!!

加山雄三は、東芝レコードと契約して歌手活動を行っていましたが、このLPはなぜか日本コロンビアから1966年に発売されました。

加山雄三『エキサイティング・サウンズ・オブ・ユウゾー・カヤマ&ザ・ランチャーズ ~恋は紅いバラ』
(国内CD MUCD-1005 2,619円税込)

歌入り7曲、エレキインスト5曲、全12曲。
すべて加山雄三の作品です。

歌はすべて英詞で、東芝から出ているものとは別テイクです。
当時の日本コロンビア・レコードの録音スタッフの優秀さがわかる、正にタイトル通りのエキサイティング・サウンドに全曲が仕上がっています。

多くの音楽ファンに知っていただきたい、ジャパニーズ・シティ・ポップスの夜明けのサウンドだと思います。

今日の1曲は、このアルバムから「君が好きだから」の英語詞ヴァージョン「マイ・ジプシー・ダンス」を。森 勉


2021年8月21日(土) DAVE McMURRAY 「The Music Never Stopped」

グレイトフル・デッドファン必聴!

ドン・ウォズを中心としたバンドWas Not Wasのメンバーで、現在はデトロイトを拠点に活動しているサックス奏者、デイヴ・マクマレー。
そのドン・ウォズが現在社長を務めるブルー・ノートからの2021年新作は、グレイトフル・デッドのカヴァー集!

DAVE McMURRAY『Grateful Deadication』
(輸入CD Blue Note B003346902)

“グレイトフル・デディケイション”というアルバム・タイトルがまず最高!
ボブ・ウィアーや、ベティ・ラヴェット、グレッグ・リーズ他も参加。
デッドのフリーキーで開放感ある雰囲気に、現代に呼応したジャズやロックの息吹も加わった快作です。

今日のこの1曲は、ラスト10曲目「The Music Never Stopped」。
野外フェスとかで、何も考えずに身体揺らしながら聴いたら気持ちいいだろうなぁ...。森 陽馬



2021年8月20日(金) microstar 「日常のSwing」

毎年11月3日に開催される<レコードの日>で発売されるアイテムの第1弾が発表になりました。

その中になんとも嬉しいリリース作品が!

・佐藤清喜&飯泉裕子によるユニット、マイクロスター結成25周年を記念した待望の新曲「日常のSwing」
・佐藤清喜ソロ・プロジェクト、nicely nice(ナイスリー・ナイス)の新曲「Time Of The Departure」

共に7インチ・アナログ・レコード+DLコード付で、11月3日(水・祝)<レコードの日2021>に発売されます。

マイクロスターは、2016年発表名作2nd『She Got The Blues』以来となる約5年ぶりの新曲!
サリー久保田ジャケット・デザイン、ギターに小川タカシ(カンバス)、キーボードに中山努参加のアコースティック・スウィング♪
B面には脇田もなりに提供した「恋をするなら」セルフ・カヴァーが収録されます。

nicely niceは今後発売が予定されている最新アルバムからの先行シングル♪
\ENレーベルのテクノユニットTestpattern「Beach Girl」カヴァーをカップリング。
江口寿史が手掛けたポップなイラスト・ジャケットも目を引きますね。

どちらもまだ音を聴いていませんが、今からワクワクしております。ご予約受付中です!東尾沙紀


2021年8月19日(木) Kate Taylor 「I Will Follow」

70年代シンガー・ソングライター/女性シンガーお好きな方、オススメの新譜です。

Kate Taylor『Why Wait!』
(輸入CD RHR CD 322)

ケイト・テイラーは、ジェイムス・テイラーの妹で、1971年に『シスター・ケイト』でデビュー。
2021年でデビュー50周年を迎えました。

本作は、ピーター・アッシャーをプロデューサーに迎え、古き良き仲間と共に録音した新作アルバム。
バックは、ダニー・コーチマー、ラス・カンケル、リー・スクラーによる、ザ・セクションのメンバー!
さらに、ワディ・ワクテル、アルバート・リー、スカーレット・リヴェラ、ジェフ・アラン・ロス他参加。

ハートフルな歌声と、それを温かく包み込むようなバック・バンドの演奏がとても心地良いですね。
生まれ育った実家へ久々に帰ってきたような、ホッとする1枚。

今日のこの1曲は、ジェイムス・テイラーが1981年に発表したアルバム『Dad Loves His Work(ダディーズ・スマイル)』で歌っていた「I Will Follow」のカヴァー。森 陽馬



2021年8月18日(水) GREENWOOD 「Loveland Island」

山下達郎「スパークル」の英語カヴァーで知られるハワイのバンド、GREENWOOD(グリーンウッド)。
『アルチザン』30周年盤に合わせるように、2021年新作アルバムを発表しました。

GREENWOOD『MUSIC BOOK』
(輸入CD Forest In Leaf Records GW0721)

GREENWOODは、ハワイ生まれの日系ミュージシャンRobin Kimuraを中心としたAOR/ソウル・バンド。
今作でも山下達郎の楽曲「Loveland Island」、「Music Book」、「Mermaid」をカヴァーしています。

演奏やアレンジはほぼ完コピですが、歌詞は英語なので新鮮に響きますね。

特に1曲目「Loveland Island」。
タイトルにアイランドと入っていることもあり、ハワイ的な開放感が伝わってきます。森 陽馬



2021年8月17日(火) 山下達郎 「スプレンダー」

山下達郎が1991年6月に発表したオリジナル・アルバムとしては10枚目、『アルチザン』の30周年リマスター盤が発売!

ボーナス・トラック6曲が入ったCDと、ボーナス・トラックは入っていませんが、音質重視180g重量盤2枚組のアナログLPも出ました。
『アルチザン』のアナログLPは当時出なかったので、初めてということになります。

ジャケットの迫力に圧倒されると共に、見開きジャケットの内側のデザインも新鮮。
そして、何よりそのレコードに針を置くことができる幸せを感じることができます。

山下達郎『ARTISAN』
(国内CD WPCL-13305 2,420円税込 / 国内LP WPJL-10143 4,400円税込 本人書き下ろしによる詳細なライナーノーツ付)

今日の1曲は、達郎さん曰く「心の中のB面1曲目」の「スプレンダー」を。

リード・ギターは達郎さんです。
コーラスには、竹内まりや、村田和人、杉真理の御三方が参加。(「アトムの子」のコーラスもこの3人です。)

重箱の隅をつっつく的な聴き方ですが、「Tokyo's A Lonely Town」のフェイドアウト寸前の3連ドラムもお聴き逃しなく!
打ち込みなのに、お約束のドンドンドン。
これぞ、職人、さすがです。

先着特典ポストカード&当店作成による発売記念リーフレットもプレゼント中です。森 勉



2021年8月16日(月) OCHA∞ME 「恋も仕事も」

2021年8月初旬から全国ロードショーされている映画『サマーフィルムにのって』を鑑賞しました。

仲間と共に映画を撮る、高校生たちの夏の1コマを描いた、これぞ青春!な作品。
映画部に所属する時代劇(特に座頭市)が大好きな女子高生ハダシを中心とした個性的なキャラクター達、ほろ苦い恋模様、さらにSFをも絡めた、爽やかで楽しくてちょっぴり切ない夏にぴったりな1本です。

主題歌にCody・Lee(李)、挿入歌にはCRCK/LCKS、OCHA∞ME、やけのはら×ロンリーなど、インディー・ポップ系お好きな方も注目の楽曲が使われています。

OCHA∞ME(オチャメ)は映画のために「ライトスピード」という新曲を書き下ろしています。(リリースは未定です)

OCHA∞MEは、下北沢THREEに遊びに来ていた音楽とお酒が好きな20代の女の子たちを中心に結成された男女7人組。
ギター、ベース、ドラムにトロンボーンという編成で、フロントに立つ個性豊かな女性4人によるパワフルなヴォーカルが特に印象的。会場の誰よりもライヴを楽しんでいる姿にも元気をもらえます。

掲載ジャケットは、OCHA∞MEが2019年にリリースした2nd7インチ・シングル「恋も仕事も/魔法の言葉」。
入岡佑樹(SUPER VHS)作による「恋も仕事も」はモータウン調のアレンジにキュートなユニゾン・ヴォーカルが乗ったポップな1曲♪ 東尾沙紀

(国内7インチ・アナログ DLコード付 HR7S130 1,540円税込)


2021年8月15日(日) Rolling Stones 「Living In A Ghost Town」

コロナ禍で延期になっていたローリング・ストーンズの北米ツアーが、9月26日から再開されることになりました。

しかしながら、チャーリー・ワッツ(ドラムス)は不参加だそうです。
どこが悪いかは公表されていませんが、医療処置を受け、その回復中のためツアーには出れないとのこと。

代役は、スティーヴ・ジョーダン!
キースのバック等もやってましたし、これ以上の代打はいないと断言できますが...。
やっぱり、チャーリーがいないのは寂しいですね。
80歳という高齢ではありますが、元気な姿をまた見せてほしいものです。

今日のこの1曲は、ローリング・ストーンズが2020年7月にリリースした新曲「Living In A Ghost Town」。

ローリング・ストーンズ『Living In A Ghost Town』
(国内10インチ・アナログ オレンジ・カラー盤 解説・歌詞・対訳付 UIJY-75167 2,420円税込)

「廃墟に住むゴーストだ。皆閉じ込められてしまった。」
「面白いことがなにもない。パーティーをしたいけれど、一人きりのパーティーなのさ。」
と歌われるこの曲は、メンバー曰く2019年に録音していたそうですが、コロナ禍で無人化した街を表しているようだ、と言われました。

ちなみに、この曲はCDでは出ておらず、アナログ盤か配信のみの発売。
新作アルバムがリリースされて、それに収録されるといいですね。森 陽馬



2021年8月14日(土) プラチナム900 「セイ・ホワット?」

不覚にも知りませんでした!
プラチナム900!

流線形のクニモンド瀧口さんが選曲して、2020年11月に発売された『City Music Tokyo ~ invitation』というコンピレーションCD(
2020年11月4日今日のこの1曲で紹介)に収録されていた曲を聴いて、初めて彼らを知りました。

プラチナム900は、坂田直子(ヴォーカル、作詞)、西村一彦(ギター、ベース、ヴォーカル、作曲)、飯星裕史(キーボード、アレンジ)の3人組。

BMGレコードより、1997年と1998年にミニ・アルバム、そして、1999年に今回再発になったフル・アルバムを出しました。
発表された作品はそれだけで、ライヴはやらなかったため、知る人ぞ知るという存在になってしまったんでしょうね。

でも、ファンキーなソウル+グルーヴィーなフュージョン・サウンドは、今の時代にこそ、ぴったりくるような気がします。

サポートしているミュージシャンも魅力的な人たちが並んでします。
ドラムスに沼澤尚、サックス&フルートに中村哲、山本拓夫、トローンボーンに村田陽一、etc...。
メンバーの飯星裕史が弾くフェンダーローズなどエレピの音が全編にわたっていい音。

今日の1曲は、このアルバム唯一のインスト曲「セイ・ホワット?」を選びました。森 勉

プラチナム900『フリー (アット・ラスト)』
(国内CD ブックレットに最新インタビュー掲載 MHCL-30682 2,420円税込)


2021年8月13日(金) JAM & LEWIS 「The Next Best Day」 feat BOYZ Ⅱ MEN

最近発売されたソウル新録音アルバムの中で、ダントツのお気に入り盤がこれっ!

JAM & LEWIS 『Volume One』
(輸入CD BMG 538691092)

80~90年代ソウル/R&Bのヒット・チャートを彩った名プロデューサー・チーム、ジャム&ルイス。
ジミー・ジャムとテリー・ルイスの2人が手掛けた楽曲は、ソウル好きでなくても誰しもが耳にしたことあるハズ。
ジャネット・ジャクソン『コントロール』、宇多田ヒカル「Addicted To You」も彼らのプロデュースでしたね。

有名なジャム&ルイスですが、自身の名義でアルバムを出したことがありませんでした。
それが、この2021年になんと!初のオリジナル・アルバムを発売!

さらに、その内容が素晴らしい!
ベイビー・フェイス、メアリー・Jブライジ、マライア・キャリー、トニ・ブラクストン、サウンズ・オブ・ブラックネス、ルーツ、ヘザー・ヘッドリー、チャーリー・ウィルソン、アッシャー、ザ・ルーツ他参加。

今日のこの1曲は、ボーイズⅡメンをfeatした3曲目「The Next Best Day」。
めくるめく甘く切ないコーラス・ワークに悶絶必至!
このデジタルの時代に、温もり溢れる生音R&Bサウンドと、メロウな歌声が沁みますね。

90年代R&Bが好きだった方に大推薦の1枚です。森 陽馬


2021年8月12日(木) ペギー・スコット&ジョ・ジョ・ベンソン 「ソウル・シェイク」

ペギー・スコットとジョ・ジョ・ベンソンは、1960年代後半から1970年代初頭に活躍した男女ソウル・デュオです。

1969年にアメリカでヒットした「ソウル・シェイク」は、ラジオで聴き、好きになった曲でした。
おそらく、石田豊さんというNHKのアナウンサーがナビゲーションを担当していた、NHKラジオ『リクエスト・アワー』という、全米でヒットしている曲をよくかけてくれた放送で知ったと思います。

ペギー・スコット&ジョ・ジョ・ベンソン『ソウル・シェイク』+10
(国内CD ペギー・スコットのソロ・シングル等も追加収録 限定盤 UVPR-40143 1,100円税込)

ペギーさんとジョ・ジョさんのサザン・ソウル特有のシャウト・ヴォーカルも耳に残りますが、個人的なこの曲のポイントは、エレクトリック・シタールの音です。
エレクトリック・シタールの音には、特別な反応をしてしまうんですね。

この曲は、1970年にデラニー&ボニーによってカヴァーされ、ヒット・チャートに登場しています。
残念ながら、それにはエレクトリック・シタールは入っていませんでした。森 勉


2021年8月11日(水) Aretha Franklin 「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」

2020年秋から発売延期となっていた、アレサ・フランクリンの4CD BOXが遂に発売されました。

アレサ・フランクリン『アレサ ~ザ・グレイテスト・パフォーマンス』(デラックス)
(国内4枚組CD 英文ライナー訳・歌詞付 WPCR-18427 8,580円税込)
(通常1CD盤 WPCR-18431 2,420円税込)

2018年亡くなった“レディ・ソウル”、アレサ・フランクリンのアンソロジー。
初のレーベルを越えた編集盤です。

20年くらい前に出た5CDベストを持っているから、今回はいいかな...。
なんて、思っていましたが、名曲・人気曲に加え、注目の貴重音源が多数収録!
これは、ファンならば買わないわけにはいきませんね。

ローリング・ストーンズ「Satisfaction」カヴァーのUKシングル・ヴァージョン(エリー・グリニッチがコーラスで参加しているらしい?)、スティーヴィー・ワンダー作「Until You Come Back To Me」をリハで歌っている音源、『ソウル・トレイン』の79年放送回で、スモーキー・ロビンソンと一緒に歌った「Ooo Baby Baby」、映画『マルコムX』の中で歌われたダニー・ハサウェイ作「Someday We'll All Be Free」、TV番組でディオンヌ・ワーウィックとデュエットで歌った「I Say A Little Prayer」等々。

今日のこの1曲は、「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」の貴重なライヴ音源を。

キャロル・キングが2015年にケネディ・センター名誉賞を受賞した際、ゲスト出演し歌った「ナチュラル・ウーマン」。
その場にいたキャロル・キングや、オバマ大統領も感涙した素晴らしいライヴです。
観客の歓声と共に、どんどん情熱的にヒートアップしていく彼女の歌声は、本当に感動的!
心を震わす歌というのは、まさに、こういうことを言うのでしょう。

ちなみに、聴き所が凝縮された1CD盤にもこのライヴが最後に入っています。森 陽馬



2021年8月10日(火) Prince 「Hot Summer」

今日はとっても暑い1日でしたね。
まさに真夏!、ということで、今日のこの1曲は「ホット・サマー」という曲を。

プリンス『Welcome 2 America』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31431 2,750円税込)
(初回限定ブルーレイ付 SICP-31432 6,600円税込などもあり)

2016年4月に急逝したプリンスが、2010年に録音していた未発表アルバムが発売されました。
デモとかではなく、完全に出来上がった素晴らしい作品ながら、何故かお蔵入りしてしまったようです。
人種・ジェンダーの差別問題や、現代にも繋がる社会的なメッセージに関する歌詞が多かったからでしょうか。

バックは、タル・ウィルケンフェルド(B)、クリス・コールマン(Ds)、モリス・ヘイズ(Key)他参加。
生演奏を主体にしたサウンドで、カーティス・メイフィールド的③「Born 2 Die」他、心地良いトラック揃いです。

5曲目に収録された「Hot Summer」は、なかなかにゴキゲンなプリンス流ロック・ポップスなナンバー。
暑い夏をテーマにした楽しい曲なようでいて、実は、地球温暖化/気候変動の問題を唄っているのかも。森 陽馬



2021年8月9日(月) Khruangbin 「Shida (Bella's Suite)」 Ron Trent Remix

湿気のある夏の夜、クルアンビンを聴くと、フジロック・フェス2019を思い出します。

2019年7月28日(日)、クルアンビンはフィールド・オブ・ヘヴンのトリでステージに登場しました。
ミラーボールが回る森の中での、独特なあのサウンド&パフォーマンス。
同時に、暗闇から囁くように吹く風や、煌めく光の結晶も記憶に甦ってきます。

そのクルアンビンが2020年6月に発表したアルバム『モルデカイ』(
2020年6月27日今日のこの1曲で紹介)の、リミックス・アルバムが発売されました。

クルアンビン『モルデカイ・リミクシーズ』
(国内CD 解説付 DOC230JCD 2,640円税込)

Kadhja Bonet、Ginger Root、Knxwledge、Soul Clap、Natasha Diggs、Quantic、Felix Dickinson、Mang Dynasty、Ron Trent、Mang Dynasty、Harvey Sutherland等、クルアンビンと音楽的な繋がり、もしくは何らかの関係を持っているミュージシャンがリミックスを担当しています。

今日のこの1曲は、シカゴ・ハウスのトラックメイカー、Ron Trentがリミックスした「Shida (Bella's Suite)」。
パーカッション、キーボードを大胆に付け足し、最高にクールでダンサブルにアップデート!
マジック溢れる異世界へ誘ってくれます。森 陽馬


2021年8月8日(日) Vulfpeck 「Game Winner」

2021年で結成10年♪LAの4人組ミニマル・ファンク・バンド、ヴルフペック。

ファンキー&ポップな楽曲とユニークなパフォーマンス、バンドに欠かせないサポート&ゲスト・ミュージシャンの存在も含め、ファンを魅了してきた彼らが2015年に発表した1stフル・アルバムが国内初CD化!

ヴルフペック『スリル・オブ・ジ・アーツ』
(国内CD 解説付 PCD-94049 2,640円税込)

Apple iPhone XのCMソングに起用された「Back Pocket」、アントワウン・スタンリー(vo.)をフィーチャーした「Funky Duck」、デヴィッド・T・ウォーカー参加/テオ・カッツマンのヴォーカルも最高な「Christmas in L.A.」、ブレイク・ミルズがスライドバーを用い独特かつ素晴らしいギターを披露するインスト「RangoⅡ」など、歌モノもインストも実に楽しい1枚♪

本日は、ヴルフペックお馴染みのメンバー、ジョーイ・ドーシック作の「Game Winner」を今日の1曲に。
のちにジョーイ自身が歌うバージョンもソロ作に収められた、彼のバスケ愛が込められたスローな名曲。

こちらの曲でもデヴィッド・T・ウォーカーが絶妙な音色を奏でるほか、Charles Jonesのソウルフルな歌声も必聴です。

元シャムキャッツのベーシスト、大塚智之による解説付。曲毎の細やかな解説も嬉しいですね。東尾沙紀


2021年8月7日(土) Bob James 「Feel Like Making Love」

ボブ・ジェイムスという名前を意識したのは、1974年発売のフィービ・スノウのファースト・アルバムだったと思います。

バック・ミュージシャン・クレジットに、テディ・ウィルソンやズート・シムズなどと共に名を連ねていたからでした。
そのアルバムで担当のオルガン・プレイは地味な存在でしたが、名前が単純で憶えやすかったので、ボブ・ジェイムスという名前はインプットされました。

それから数か月後、レコード店で見つけたのが、このアルバムでした。

当時はCTIレーベルから発売されていたことも、このアルバムに目が留まった一因でした。
そして、なんと言っても、ロバータ・フラックの歌でその年(1974年)大ヒットした「Feel Like Making Love」のカヴァーが入っていたのが購買の決定打となりました。
ボブ・ジェイムスが奏でるエレクトリック・ピアノの音は絶品でした。

なんと、そのアルバムが、2021年7月17日レコード・ストア・デイの中の1枚として、アナログで再発されました。

Bob James『One』
(1,000枚限定アナログLP 180g重量盤クリア・ヴィニール仕様 2021年リマスター EVLP034CL 4,400円税込)

ムソルグスキーの「はげ山の一夜」を壮大なアレンジでカヴァーしたり、「涙のカノン」(In The Garden)があったり、ボブ自身が書いた初期の名曲「ノーチラス」など全6曲収録。
このアルバムで、ボブ・ジェイムスは一躍、クロスオーヴァー/フュージョン界で名を知られるようになり、その後、ヒット作を連発することになります。

それにしても、B面2曲目の「Feel Like Making Love」!
至福の6分40秒、名演です。森 勉



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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