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 今日のこの1曲コーナー


ペット・サウンズ・レコード店にて、その日に店内でかけていた曲の中から
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”をご紹介いたします。

以前こちらで掲載した“今日のこの1曲”は“今日のこの1曲 アーカイヴス”コーナーにてご覧になれます。

◆こちらでご紹介している商品もご注文いただけます◆

くわしくは通販コーナー、もしくは直接こちらまでご連絡くださいませ。
(廃盤・生産中止になっている商品もございますので、その際はご了承くださいませ)



2019年6月16日(日) PHOEBE SNOW 「Two Fisted Love」

フィービ・スノウは1974年にシェルター・レーベルから衝撃のデビューを果たし、次のセカンド・アルバムはコロンビア・レーベルへ移籍。1976年に発表されました。

今日はそのアルバムから聴いてみたいと思います。

PHOEBE SNOW『Second Childhood』
(輸入CD MOCCD13285)

プロデューサーはフィル・ラモーン。
これ以前には、ポール・サイモン『ひとりごと』、『時の流れに』。
これ以後は、ビリー・ジョエル『ストレンジャー』、『ニュヨーク752番街』等をプロデュースし名作を生み出しています。

このアルバムでも第2作目でまだレコーディングに慣れていないフィービー・スノウをうまくリードして、彼女の魅力を最大限に引き出しています。
さすが!いい仕事しています。

今日のこの1曲は、1曲目に収められている「Two Fisted Love」。
彼女ならではのビブラート唱法がたまりません。森 勉


2019年6月15日(土) グラハム・ナッシュ 「Military Madness」

天辰保文氏にミュージシャンの魅力を語っていただくトーク・イベント<Talking Man>。
6月17日(月)に行うVol.13はCSN&Y特集です。

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2019年6月17日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.13 CSN&Y特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山駅当店地下)
18時半開場 19時半開演 入場料1,500円
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デヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルス、グラハム・ナッシュ、ニール・ヤング。
ソロでも各々活動していますが、個性豊かな4人がぶつかり合った時の爆発力に心震わされますよね。

CSN&Yの音源を聴きながら、天辰保文氏へその音楽がどう響いてきたかを伺いたいと思っております。
よろしければ武蔵小山へお立ち寄りください。

さて、CSN&Yの中でまとめ役と言えるのはグラハム・ナッシュでしょう。
2015年CSN来日公演でも彼の誠実さというかリーダーシップぶりがMC等でも伝わってきましたよね。

そのナッシュのベスト・アルバムとデモ音源を集めた2枚組全30曲アンソロジー盤から。
グラハム・ナッシュ『Over The Years...』
(国内2枚組CD 英文ライナーノーツ訳・歌詞・対訳付 WPCR-18053 2,600円+税)

反戦の想いが込められた「Military Madness」を今日のこの1曲に。森 陽馬



2019年6月14日(金) aiko 「こんぺいとう」

aikoブレイクのきっかけとなった「花火」(99年)を聴くと、「aikoええよね!関西では前からラジオのDJとしても有名やったんやで~」と、当時自慢げに教えてくれたお姉さんの事を思い出します。

想いがたくさん詰まった恋や愛の歌を唄い続けてきた、aikoのメジャーデビュー21年を総括するシングル・コレクションが発売になりました。

aiko『aikoの詩。』
(国内CD 4CD+初回DVD付 PCCA-15020X 4,000円+税)

メジャーデビュー曲「あした」から最新シングル「ストロー」までを時系列ではなく、3つのテーマを決め、ライヴのセットリストを組むように自身で選曲した42曲(ディスク①~③)と、数あるカップリング曲から厳選した14曲入りカップリング・ベスト(ディスク④)のCD4枚組。

トッド・ラングレン風の間奏ギターが楽しい「前ならえ。」、優しい声と口笛が心地良い「テレビゲーム」、秘密の恋にドキドキ「ココア」など、カップリングにも名曲多し!という事で本日はディスク④から、忘れられない苦い恋を歌った「こんぺいとう」を今日の1曲に。

初回盤には、<aiko はじめてのスタジオライブ>と題した20分ほどのDVDも付いています。
佐野康夫らバンド・メンバーと向いあわせになって、「ドライヤー」「冷凍便」「雨は止む」「大切な人」の4曲を披露。
1曲毎に衣装やヘアスタイルが変わるのにも注目。かわいいです♪ 東尾沙紀


2019年6月13日(木) Lydia Persaud 「Well Wasted」

暑くもなく寒くもなく、冷暖房もつけず快適に終日過ごせる1日。
こんな日和がずっと続けばいいのになあ。
でも、暑い夏や寒い冬の四季があるからこそ、彩豊かな景色があり、様々な感情が生まれてくるのかも。

同じように音楽も、熱く激しい音楽があれば、冷たく哀しい音楽もあって。
見て聞いて起こったことで、その日毎に気持ちの揺れ方は変わり、音楽の聴こえ方も変化してきますよね。

最初聴いた時は、心地良く爽やかな印象だった彼女の歌声も、時として切なく響いてくるようになりました。

Lydia Persaud(リディア・パーソード)『Let Me Show You』
(国内CD 4曲入り限定ボーナスCD&日本語解説付 BSMF-6166 2,400円+税)

カナダ/トロント出身1994年生まれ女性シンガー、リディア・パーソード。2019年発表デビュー・アルバム。
キャロル・キング的70'sオーガニックな質感と、デズリーのようなスムース・ソウルの要素を併せ持った1枚。

フリーソウル&フォーキーな①「Hold Out」も魅力ですが、やるせない切なさと憂いが感じられる⑧「Well Wasted」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年6月12日(水) サンタナ 「Yo Me Lo Merezco」

2019年7月で72歳になるカルロス・サンタナのバンド、サンタナ。
アフリカをテーマにした2019年新作は、度肝を抜かれるような活気溢れる1枚!

サンタナ『アフリカ・スピークス』
(国内CD 日本盤ボーナス・トラック2曲追加 解説・歌詞・対訳付 UCCO-1207 2,600円+税)

マヨルカ島出身スペイン人女性シンガー、ブイカがヴォーカルで全面参加。
「彼女にはニーナ・シモン、エタ・ジェイムス、アレサ・フランクリン、ティナ・ターナー等偉大な女性シンガーに通じるものを感じる」とサンタナが評している通り、ソウルフルな熱い歌声にまず圧倒されます。

更に、レッチリ等ロック名盤を数多く手掛けたリック・ルービンがプロデュースを担当。
アフリカンな要素とサンタナ・サウンドの融合をソリッドに聴かせる手腕はさすがリック・ルービン!

マリブのシャングリラ・スタジオにて10日間で49曲をほぼ一発録りし、そこから厳選された11曲(+ボーナス2曲)。
今日のこの1曲は、ゆったりした出だしからサンタナらしいめくるめくギターが炸裂→グルーヴィーな曲展開になる後半が圧巻な④「Yo Me Lo Merezco」を。森 陽馬


2019年6月11日(火) Duane & Gregg Allman 「Melissa」

今週はテデスキ・トラックス・バンドが来日中。(東京公演は6/14、15、16)

2019年2月15日新作『Signs』発表直後、キーボード奏者でありフルート等も担当していたメンバーKofi Burbridge逝去という悲報がありましたが、それを乗り越えてのライヴ・ツアー。しかと見届けたいと思っています。

さて、デレク・トラックスはオールマン・ブラザーズ・バンドのドラマー、ブッチ・トラックスの甥であることはよく知られていますが、そのブッチ・トラックスがオールマン結成前、スコット・ボイヤー(G)、デヴィッド・ブラウン(B)と組んでいたのが、The 31st Of Februaryというバンド。

そのThe 31st Of Februaryが1968年9月、アメリカ/フロリダのT.K.スタジオにてデュアン&グレッグ・オールマン兄弟をゲストに迎えレコーディング、後にDuane & Gregg Allman名義でLP発売された盤が公式CD化されました。

デュアン&グレッグ・オールマン『Duane & Gregg Allman』
(国内CD 完全限定盤 日本語解説付 CDSOL-5678 2,400円+税)

オールマン/サザン・ロックの原石、といった感じで味わい深いブルージーな魅力を感じさせる全9曲。
今日のこの1曲には、斎藤誠もカヴァーしている名曲「Melissa」初録音ヴァージョンを。森 陽馬


2019年6月10日(月) ティモシー・B.シュミット 「ソー・マッチ・イン・ラヴ」

ポコ、イーグルスで透き通った美しい歌声を聴かせてくれているティモシー・B.シュミットが聴きたい気分。

ティモシー・B.シュミット『プレイン・イット・クール』
(国内CD 解説:天辰保文 歌詞・対訳付 WPCR-17474 1,300円+税)

ソロとして初ヒットとなったのが、1982年スマッシュ・ヒット「ソー・マッチ・イン・ラヴ」でした。

アメリカでは映画『初体験/リッチモンド・ハイ』に使われたのがチャートインした要因と言えますが、日本ではパイオニアのステレオのCM曲として使われて結構話題になりました。

オリジナルはフィラデルフィアの黒人グループ、タイムス。1963年全米No.1ヒットです。
ティモシー・ヴァージョンはオリジナルに負けない出来で、彼の一人多重録音によるほぼアカペラで歌われています。

これからちょっと憂鬱な梅雨の季節になりますが、ティモシーのさわやかな歌声が全面的にフィーチャーされているこのアルバムがあれば、湿度もクールさが保てそうです。森 勉


2019年6月9日(日) Our Native Daughters 「You're Not Alone」

バンジョーを携えた黒人女性4人グループ、Our Native Daughters。
ピーター・バラカン氏のラジオで紹介され、当店でも評判の1枚です。

Our Native Daughters(アワ・ネイティヴ・ドーターズ)『Songs Of Our Native Daughters』
(国内仕様CD 解説文の日本語対訳付 FLR-5509 2,500円+税)

2019年5月15日今日のこの1曲でソロ作を紹介したRhiannon Giddens(リアノン・ギデンズ)。
リアノンが組んでいたCarolina Chocolate DropsのサポートもしていたLeyla McCalla(レイラ・マッカーラ)。
カナダ発アメリカーナ・ユニットBIRDS OF CHICAGOのAllison Russell(アリソン・ラッセル)。
アメリカーナ/ニュー・フォーク・シーン新星Amythyst Kiah(アミシスト・キア)。

人種差別や女性蔑視等をテーマに、4人各々がアフリカ系黒人女性の悲哀を描いたアメリカン・ルーツ作品。
...と書くと、敷居が高そうですが、リズミカルなバンド・サウンドが加わり、それほど重苦しさを感じさせない全13曲。

今日のこの1曲は、気高く力強いアリソン・ラッセル作⑬「You're Not Alone」を。
心と体が自然と揺れるような2曲目「Moon Meets The Sun」も聴きものですね。 森 陽馬


2019年6月8日(土) Mavis Staples 「We Get By」 feat Ben Harper

黒人の子供達が鉄柵の外から公園内を眺めているジャケット。

アメリカの『LIFE』誌<The Restraints:Open And Hidden>に掲載された写真だそうです。
人種差別が色濃く残っていた時代の写真ながら、分断が進む現代アメリカを如実に物語っていますね。

メイヴィス・ステプルズ2019年発表作『We Get By』は、この写真と同様、様々な想いが詰まった1枚。

Mavis Staples『We Get By』
(輸入CD ANTI 1409-276702)

ベン・ハーパーが全曲の作詞・作曲、そしてプロデュースを担当。
そのため、ベンが唄ったらそのまま彼のアルバムになりそうな全11曲ですが、そこはさすがメイヴィス。
ステイプル・シンガーズとして1950年代からゴスペルの魂を歌い続けてきていますから歌に説得力があります。

今日のこの1曲は、80歳を迎えるメイヴィスがベンとのデュエットで味わい深く聴かせる③「We Get By」。森 陽馬


2019年6月7日(金) Neil Young & Stray Gators 「Out On The Weekend」

ニール・ヤング1973年秘蔵ライヴ音源が本日発売されました。

Neil Young & Stray Gators『Tuscaloosa』
(輸入CD Reprise 093624901112/輸入LPは2枚組/国内盤CDは6月26日発売予定)

1972年発表名盤『Harvest』のバック・バンド、ストレイゲイターズを従えた1973年ライヴ・ツアー。
今作は1973年2月5日アラバマ州タスカルーサ市にあるアラバマ大学で行われたコンサート音源です。

ストレイゲイターズはジャック・ニッチェ(P)、ベン・キース(G)、ティム・ドラムンド(B)、ケニー・バットレー(Dr)。
ニール以外のメンバー4人は逝去しましたが、今この場で演奏しているような臨場感が味わえる1枚。

クレイジーホースとまた違ったタイム感というか空気感には、70年代アメリカの大らかさが伝わってきますね。

今日のこの1曲は、ハーモニカと緩やかなリズムに包容力を感じる「Out On The Weekend」。

ちなみに、2枚組アナログ盤のSide4(ディスク2裏面)は、ワニが描かれたエッチング加工になってます。森 陽馬


2019年6月6日(木) Morrissey 「Wedding Bell Blues」

映画『イングランド・イズ・マイン・モリッシー はじまりの物語』を先日鑑賞してきました。

皮肉屋で内向的な悩める青年スティーヴンが、<モリッシー>になるまでを描いた物語。

なので、スミスの楽曲は劇中で流れませんが、60~70年代ロックやポップス、Tシャツや部屋のポスター、本、ライヴ・シーンなど彼を形作ったものが様々な場面にちりばめられています。

仲間の成功、友人との別れ、ジョニー・マーとの出逢い。
静かだけれど何故かワクワクするラスト・シーンも印象的でした。
モリッシー/ザ・スミスを抜きにしても、青春・音楽映画として楽しめる作品だと思います。

5月22日で60歳の誕生日を迎えたモリッシー。
その直後、最新作であるカヴァー・アルバム『California Son』がリリースされました。

Morrissey『California Son』
(輸入CD BMG 4050538481129)

ジョニ・ミッチェル「Don't Interrupt The Sorrow」、ボブ・ディラン「Only A Pawn In Their Game」、ロイ・オービソン「It's Over」、ローラ・ニーロ「Wedding Bell Blues」、バカラック作「loneliness Remembers What Happiness Forgets」、ゲイリー・パケット&ザ・ユニオン・ギャップ「Lady Willpower」、カーリー・サイモン「When You Close Your Eyes」等全12曲。

ジョー・チカレリをプロデューサーに迎え、ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)をはじめ、グリズリー・ベアやブロークン・ソーシャル・シーンのメンバー他、若い世代のミュージシャンも参加。

元ジェリーフィッシュのロジャー・ジョセフ・マニングJrがピアノで参加、シングル・カットもされた「Wedding Bell Blues」を今日のこの1曲に。
ロジャーは他の曲でもストリングス・アレンジ、シンセ、コーラスなどで活躍しています。東尾沙紀



2019年6月5日(水) アン・サリー 「三時の子守唄」

人それぞれ癒される声というのは違うと思いますが、僕の場合、アン・サリーのヴォーカルはとても癒され度が高い声と言えると思います。

2016年11月20日今日のこの1曲で、アン・サリー『ムーン・ダンス』から「アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ」を紹介しましたが、今日はそのアルバムと同時発売された『デイ・ドリーム』を聴いてみたいと思います。

アン・サリー『デイ・ドリーム』
(国内CD BVCR-14008 2,700円+税)

2003年4月に発売されて以来、わがペット・サウンズ・レコードではロングセラーを続けている1枚です。

ビーチ・ボーイズ「ディズニー・ガール」、レスリー・ダンカン「ラヴ・ソング」、吉田美奈子「レインボー・シー・ライン」、佐藤奈々子「週末のハイウェイ」等、収録曲のセンスも抜群。

アン・サリーは近年、公式サイトまたはライヴ会場でしか新作を発表していませんが、またいつか普通のCD店でも扱えるCDを作って欲しいなと思います。

ということで、16年前に出たCDですが、これからも大切に聴いていきたい作品です。
今日のこの1曲は細野晴臣『トロピカル・ダンディー』に入っていた「三時の子守唄」名カヴァーを。森 勉


2019年6月4日(火) Jesse Colin Young 「Walk The Talk」

ヤングブラッズのジェシ・コリン・ヤング、2019年新録オリジナル・アルバムが発売されました。

Jesse Colin Young『Dreamers』
(輸入CD BMG 4050538481754)

77歳(1941年生)を迎えた彼の今作はカナダ出身ナッシュビルを拠点に活動しているColin Lindenプロデュース。
息子のTristan Youngとその友人たちがバック演奏をサポートし、気合いの入ったアメリカン・ロックを聴かせます。

リアノン・ギデンズがヴァイオリン参加①「Cast A Stone」、移民問題を扱った⑥「they Were Dreamers」、MeToo運動をテーマにした⑩「For My Sisters」等、社会問題を織り込みながら、魂焦がすような歌声で迫る全14曲。

今日のこの1曲は、Colin Lindenによる後半のスライド・ギターソロがかっこいい入魂ロック③「Walk The Talk」を。

裏ジャケットに映っている精悍な表情、その彼のロック・スピリットに勇気づけられる1枚。森 陽馬



2019年6月3日(月) Don Felder 「AMERICAN ROCK'N'ROLL」

6月に入り、陽射しが夏っぽくなってきましたね。
暑くなると暑苦しいロックが時々聴きたくなるから不思議です。

ということで、直球ど真ん中のアメリカン・ロック新譜アルバムをご紹介。

Don Felder『AMERICAN ROCK'N' ROLL』
(輸入CD BMG 4050538466645)

イーグルスの元メンバーで名曲「ホテル・カリフォルニア」の印象的なギターフレーズを奏でたドン・フェルダー。
2019年発表オリジナル・アルバムは、ジャケット及びタイトル通り正に<アメリカン・ロックンロール>!

スラッシュ、リッチー・サンボラ、サミー・ヘイガー、ピーター・フランプトン、デヴィッド・ペイチ、ネイサン・イースト、チャド・スミス、スティーヴ・ガッド、ジム・ケルトナー、マイク・フィネガン、グレッグ・リーズ他豪華ゲスト多数参加。

新曲のはずなのに、1980年代後半ラジオから流れているような既聴感があるんですよね。
ハード・ロックを通過した40~50才世代ならば、聴いていて懐かしくなってくるような1枚。

スラッシュとのギターバトル&レッチリのチャド・スミスがドラムを叩くタイトル曲①を今日のこの1曲に。森 陽馬



2019年6月2日(日) SOLEIL 「メロトロンガール」

今春、高校生(祝!)になったばかりのそれいゆちゃんがヴォーカリストを務めるSOLEIL。

豪華作家陣参加7月17日発売3rdアルバム『LOLLIPOP SIXTEEN』に先駆け、新曲7インチEPがリリースされました。

SOLEIL『メロトロンガール/ハイスクールララバイ』
(国内7インチ・アナログEP 完全限定盤 HCR-9684 1,800円+税)

『LOLLIPOP SIXTEEN』然り、ブリティッシュ好きの心をくすぐるジャケットにも注目の新曲「メロトロンガール」は、作詞をマイクロスター飯泉裕子、作曲を岡田ユミが手掛けたナンバー。
メロトロンをフィーチャーしたサイケ・ポップなアレンジ、『サージェント・ペパーズ~』のあの名曲オマージュなラストにもグッときました。

カップリングには、イモ欽トリオのヒット曲「ハイスクールララバイ」の高速スカ・アレンジ・カヴァーが収録!
軽快なスカ・アレンジとキュートな歌声がマッチ!(そして勿論セリフ入り♪)
それいゆちゃんがお馴染みの振り付けを踊り唄うライヴPV(Short ver)もこれまたキュートです。

中森泰弘さんが5月20日をもってSOLEILを離れられ突然のことで寂しいですが、新曲を聴きながら7月の新作を楽しみに待つこととしましょう。東尾沙紀



2019年6月1日(土) ウワノソラ 「Sweet Serenade」

PET SOUNDS RECORD推薦ユニット、ウワノソラ。
待望の3rdアルバムが2019年6月26日発売決定いたしました。

ウワノソラ『夜霧』
(国内CD UWAN-004 3,000円+税)

2017年発表2nd『陽だまり』は
当店が選ぶ2017年ベスト選出の1枚でしたが、3rd『夜霧』はその対比で<夜>をコンセプトにした作品とのこと。

70'sニューソウルも加味されたスムースなシティ・ポップ・サウンド。
そして、いえもとめぐみさんの歌声がアダルトにより進化していて、更に高いレベルへ飛躍したウワノソラを実感できる仕上がりです。

今日のこの1曲は、1曲目のインスト「夜霧 -prelude-」から続く2曲目「Sweet Serenade」を。
マーヴィン・ゲイ「I Want You」~リオン・ウェアの影響を感じさせるメロウ・グルーヴなナンバーです。森 陽馬

予約受付開始いたしました。


2019年5月31日(金) キャロル・キング 「ビリーヴ・イン・ヒューマニティ」(ライヴ)

1970年代に撮影されたキャロル・キングの貴重なライヴ映像がDVDとして発売されました。

キャロル・キング『ライヴ・アット・モントルー 1973』
(国内DVD+CD 英文和訳解説&萩原健太氏による解説付 YMBA-10872 4,600円+税)

スイスのモントルーで行われたジャズ・フェスティヴァルに出演した際の映像で、1973年7月15日モントルー・パヴィリオンでの収録。
64分、全18曲。その内10曲が当時新作として発売されたばかりのソロ第5作目のコンサプト・アルバム『ファンタジー』から、という珍しいセットリストのライヴです。

まず前半は彼女だけのピアノ弾き語りで「空が落ちてくる」、「スマックウォーター・ジャック」、「ホーム・アゲイン」、「ビューティフル」、「アップ・オン・ザ・ルーフ」(ホーン3人入り)、「イッツ・トゥ・レイト」の6曲。
後半は『ファンタジー』のアルバム13曲中10曲をバンドと共に、そしてアンコールは再び弾き語りで「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」、「ナチュラル・ウーマン」といった内容です。

バンドはデヴィッド・T・ウォーカー(ギター)、ハーヴィー・メイスン(ドラムス)、チャールズ・ラーキー(ベース)、クラレンス・マクドナルド(エレクトリック・ピアノ)、ボビー・ホール(パーカッション)、トム・スコット、ジョージ・ボハノンら6人のホーン・セクション。メンツのわりには地味目な音ですが、このバックでキャロル・キングのライヴを見ることができるのはとてもうれしいことです。

31歳のキャロルは長かった髪をショートにしてとてもキュート。
ちょっとパーマがかかり過ぎかな、と思ってしまいましたが...。
なおこのDVDにはほぼ同内容のCDも付いているので、何かしながらのナガラ聴きもOKです。森 勉


2019年5月30日(木) Nils Lofgren 「Remember You」

ブルース・スプリングスティーン&E・ストリート・バンドのギタリストであり、ニール・ヤング&クレイジー・ホースのライヴにも近年参加(ニール&クレイジー・ホース名義で新作出すという噂)しているニルス・ロフグレン。

彼らしい武骨なアメリカン・ロック魂溢れる2019年発表快作が出ました。

ニルス・ロフグレン『Blue With Lou』(ブルー・ウィズ・ルー ~ルー・リードに捧ぐ)
(国内仕様CD ニルス・ロフグレン本人による解説日本語訳付 MSIG-1284 3,000円+税)

ニルスと彼の妻エイミー・ロフグレンによる共同プロデュース。
アンディ・ニューマーク(Ds)、ケヴィン・マコーミック(B)と自身のスタジオに数週間泊まり込み制作した入魂盤です。

ルー・リードとの共作6曲、彼へ捧げたタイトル曲、トム・ペティへの想いが込められた⑪「Dear Heartbreaker」もNiceですが、今日のこの1曲はラスト12曲目「Remember You」を。

ニルスが飼っていた犬GROUCHO(グルーチョ)が14歳で亡くなったのをきっかけに作られた楽曲。
出会えたことへの感謝、別れの哀しさが伝わってくる味わい深いナンバーです。森 陽馬



2019年5月29日(水) 木村充揮 「いい事ばかりはありゃしない」

5月21日に紹介した吾妻光良&The Swinging Boppers以外にも、ブルージーな国内新譜が続々出ています。

ブルーズ・ザ・ブッチャー+うつみようこのアルバムは良かったし、W.C.カラスとChihanaを中心にしたユニットWILD CHILLUNも豪放なブルース・ロックでかっこよかったし、T字路sの活躍ぶりもうれしいですね。

更に甲本ヒロト(クロマニヨンズ)と内田勘太郎(憂歌団)によるブルース・ユニット、ブギ連の1stが6月発売決定!
日本ブルース・ブーム再来しちゃうかも!?

そんな中、忘れちゃいけないのがこの人! 木村充揮!
彼の魅力が詰まったライヴ盤が2枚組CDで出ました。

木村充揮『ザ・ライヴ!』
(国内2枚組CD EDCE-1031 4,000円+税)

2018年4月下北沢のライヴハウス(風知空知、440、ラカーニャ)で行われた公演から厳選された22トラック。
藤沼伸一、三宅伸治、梅津和時、有山じゅんじがゲスト参加。

今日のこの1曲は、RCサクセション(忌野清志郎作)「いい事ばかりはありゃしない」カヴァーを。
三宅伸治&梅津和時が参加し3人交互にリードを取ってます。
<天使のダミ声>充揮さんの歌声、やっぱり最高! 森 陽馬



2019年5月28日(火) Bruce Hornsby 「Take You There (Misty)」

「ザ・ウェイ・イット・イズ」(1986)で知られるアメリカ男性シンガー/ピアニスト、ブルース・ホーンズビー。
2019年発表新作オリジナル・アルバムは、幻想的かつ叙情的な世界観を感じさせる意欲的な仕上がりでした。

ブルース・ホーンズビー『Absolute Zero』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-8028 2,400円+税)

ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンが共同プロデュース&演奏で参加。
ブレイク・ミルズ、ジャック・ディジョネット、更にポール・サイモンとの共演で話題のyMusicも加わっています。

ロックにジャズ、クラシックが合わさった独特な曲展開&演奏を聴かせる1枚。

今日のこの1曲はラスト10曲目「Take You There (Misty)」。
グレイトフル・デッド楽曲の作詞を多く手掛けたロバート・ハンターによって書かれたナンバー。
ブルースの味わい深い歌声とピアノ、そしてオーケストラ・アレンジが見事に融合していますね。森 陽馬



2019年5月27日(月) スティング 「破壊者 (Demolition Man)」

アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』(2016)を引っ提げ、2017年6月に行われた来日公演からもうすぐ2年。
初めて生で観たスティングとバンドの演奏が物凄くかっこよくて、その年に観た洋楽ライヴの中で最も印象に残るパフォーマンスとなりました。

そんなライヴの興奮も甦る!? スティング最新作となる新録セルフ・カヴァー・アルバムが先日リリースされました。

スティング『マイ・ソングス』
(国内CD スティングによる全曲解説/大友博氏による解説・歌詞・対訳付 UICA-1071 2,500円+税)

<ここに収めた曲は、私の人生そのもの、といっていいだろう。それらを再構築し、部分的に修正し、手を加え、そしてそのすべてを、今現在の視点で見つめ直してみた。> (本人コメントより)

オリジナルの雰囲気やテンポはそれほど崩さず、ドミニク・ミラーら現在のバンドとの演奏を軸にしたアレンジと、今のスティングの歌声で、ポリスやソロの楽曲を新たに録音したものです。

数ある楽曲から「ブラン・ニュー・デイ」、「見つめていたい」、「キャント・スタンド・ルージング・ユー」、「フィールズ・オブ・ゴールド」、「シェイプ・オブ・マイ・ハート」、「孤独のメッセージ」、「フラジャイル」、「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」他、ずらっと代表曲が選ばれています。

特にポリスの楽曲はサウンドにより厚みが増してとても良いですね!
全体を通してリフのかっこよさ、メロディの良さが再発見出来るアルバムとなっています。
本日は、ライヴの勢いがパッケージされたような、ポリスのナンバー「破壊者(Demolition Man)」を今日の1曲に。

アルバム本編最後の「ロクサーヌ(ライヴ)」に加え、ボーナス・トラックとして「ネクスト・トゥ・ユー」、「アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー」等5曲のライヴ音源が追加収録されています。東尾沙紀


2019年5月26日(日) フリートウッド・マック 「リトル・ライズ」

2018年12月26日にひっそりと発売されていた内容の濃い3CDベスト・アルバムを紹介したいと思います。

フリートウッド・マック『ドント・ストップ~偉大なる50年の軌跡』
(国内CD 3枚組CD 矢口清治氏解説・英文ライナー訳・歌詞・対訳付 WPCR-18148 3,600円+税)

この手の歴史あるミュージシャンのアンソロジーと言うと大きなBOXに入ったりしているものが多いのですが、このフリートウッド・マックのベスト・アンソロジーは普通のCDサイズ。紙ジャケット風なので厚みも1.5cm程度で場所も取らず、値段も50曲で3,600円+税という、CD棚にもお財布にもやさしいうれしいCDなのです。
音の方もあのビル・イングロット等による2018年最新リマスター!

フリートウッド・マックというグループはメンバーの変化や時代の流れでサウンドも大きく転換しています。
ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィーは不動のメンバーですが、「ブラック・マジック・ウーマン」そして全英No.1のインスト名曲「アルバトロス」を作ったピーター・グリーンを筆頭にブルース・バンド時代を支えたダニー・カーワン、ジェレミー・スペンサー、70年代に入りアメリカン・サウンドを取り入れた時代に「センチメンタル・レイディ」を作ったボブ・ウェルチ・・・。

そして、1975年には以前から才能を開花させつつあったクリスティーン・マクヴィーに加え、リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが加入。黄金時代の快進撃が始まりました。
この3人はそれぞれソングライターであり、個性豊かで強力なヴォーカリストでもあるという強みもありました。
「オーヴァー・マイ・ヘッド」、「リアノン」、「セイ・ユー・ラヴ・ミー」、「ドリームス」、「ドント・ストップ」、「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」、「タスク」、「セーラ」、「ホールド・ミー」、「ビッグ・ラヴ」などヒット曲のオンパレード。実に聴き応えがあります。

今日はクリスティン押しで1987年の大ヒット「リトル・ライズ」を。
途中、他の2人の声も出てきます。
1986年に結婚したクリスティンとポルトガルの作曲家エドゥアルド・クィンテラとの共作曲です。森 勉



2019年5月25日(土) Kan Sano 「Sit At The Piano」

昨日紹介したジミー・ウェッブとは趣が異なりますが、新世代ピアニストの傑作が出たので紹介しましょう。

Kan Sano『Ghost Notes』
(初回限定2CD OPCA-1041 3,000円+税/限定アナログ盤 OPAE-1012 3,000円+税)

1983年金沢出身ピアニスト/マルチ・ミュージシャン、Kan Sano。
2014年発表作『2.0.1.1.』は
当店が選ぶベスト2014に選出しましたが、今作もクールさを増した素晴らしい1枚!

ピアノだけでなく全ての楽器演奏、歌、作曲、アレンジ、ミックスをKan Sano一人で手掛けた全13曲。
8曲目「DT pt.2」の動画を見ていただければわかるように、テクニックとセンスを併せ持つ才能に脱帽!

ただ、そのテクニックだけでなく、楽曲にメロディアスな部分もあるのが彼の魅力ですね。

今日のこの1曲は、インストながら曲展開に引き込まれる⑨「Sit At The Piano」を。

なお、初回限定盤には、ピアノ・ソロによるソウル/R&B楽曲カヴァー8曲(マーヴィン・ゲイ「What's Going On」、ディアンジェロ「United」等)収録ボーナスCDが付いています。森 陽馬


2019年5月24日(金) Jimmy Webb 「The Moon Is A Harsh Mistress」

ジミー・ウェッブ2013年来日公演で印象に残ったのは、彼が弾くピアノの旋律、その美しさと切なさでした。

滋味を増した歌声もさることながら、イントロのピアノの響きだけで深い感慨を覚えたものです。

そのジミー・ウェッブ、2019年発表最新アルバム『SlipCover』が本日入荷。

Jimmy Webb『SlipCover』
(輸入CD BMG 4050538475821)

ランディ・ニューマン宅のピアノで、ランディ作「Marie」(今作収録)を弾いたのがきっかけとなり制作。
彼がフェイヴァリットな楽曲をピアノ・ソロを中心にカヴァーしたインスト作品です。

ビーチ・ボーイズ「God Only Knows」、ビートルズ「The Long And Winding Road」、ローリング・ストーンズ「Moonlight Mile」、サイモン&ガーファンクル「Old Friend」、ジョニ・ミッチェル「A Case Of You」、ビリー・ジョエル「Lullabye (Goodnight, My Angel)」、スティーヴィー・ワンダー「All In Love Is Fair」、ウォーレン・ジヴォン「Accidentally Like A martyr」、レフトバンク「Pretty Ballerina」に自作曲「The Moon Is A Harsh Mistress」含めた全11曲。

彼らしい旋律が加わり全曲魅力的ですが、やはり「The Moon Is A Harsh Mistress」が最も心に残りました。
今作の続編があるならば、自作曲のみの選曲によるピアノ・アルバムも聴いてみたいですね。森 陽馬


2019年5月23日(木) Dan Fogelberg 「Run For The Roses」

今週末5月26日(日)は競馬の祭典、日本ダービーが行われます。

天皇賞、有馬記念も歴史あるレースですが、ダービーはやはり特別ですよね。
令和初となるそのダービーに、以前から注目していた馬が出走することになりました。
その名も、ランフォザローゼス!

名ソングライター、ダン・フォーゲルバーグの曲名「Run For The Roses」(邦題:バラに向かって走れ)と同じ!
1981年発表アルバム『Innocent Age』収録、1982年シングル・カットされビルボード・チャート18位になった名曲。

なんと!この<Run For The Roses>とはアメリカ競馬のケンタッキー・ダービーを指しているのです!
優勝馬にバラのレイ(首掛け)がかけられることから名付けられたそう。

ダン・フォーゲルバーグの歌「Run For The Roses」もダービーを走る馬へ捧げた歌詞なんですよね。

シーザリオの子供でエピファネイア(ダービー2着)の弟である皐月賞1着馬サートゥルナーリア。
皐月賞2着馬ヴェロックス(ジャパンCでエピファネイアの2着だったジャスタウェイ産駒)は強いと思います。

でも、僕は大好きなダン・フォーゲルバーグの曲名と同じランフォザローゼスを応援しようかな。森 陽馬


★掲載ジャケットはダン・フォーゲルバーグ1981年発表作『Innocent Age』。
クリスマス名曲「Same Old Lang Syne」(
2017年12月23日今日のこの1曲で紹介)も収録されている名盤です。


2019年5月22日(水) 優河 「めぐる」

伸びやかで美しい歌声が魅力の女性シンガーソングライター、優河。

2018年発表の名作『魔法』から約1年2ヶ月ぶりとなる最新ミニ・アルバムがリリースされました。

優河『めぐる』
(国内CD PCD-18031 1,800円+税)

表題曲「めぐる」は、中野量太監督、蒼井優、竹内結子ら出演映画『長いお別れ』(2019年5月31日公開)の主題歌として書き下ろされた楽曲。
認知症を患い少しずつ記憶や言葉を失っていく父親と、その家族の7年間を描いた作品です。

「めぐる」を聴くと、家族を失っていく哀しみや辛さではなく、穏やかなな眼差しをもって書かれた曲だというのが伝わってきます。
めぐりめぐる想い出や言葉、感情などすべて包み込んでくれるような力強い歌声がすばらしい1曲。
優河さんの歌声を聴いて映画を観てみたい気持ちもより高まりました。

レコーディングには、優河さんのサウンドには欠かせない千葉広樹、岡田拓郎をはじめ、神谷洵平、林正樹、中村大史(tricolor)、荒内佑(cero)が参加。

ペダル・スティールの音色が歌声と絶妙に絡む「June」、「めぐる」のアコースティック・ギター弾き語りver.など全5曲が収録されています。東尾沙紀


2019年5月21日(火) 吾妻光良&The Swinging Boppers 「大人はワイン2本まで」

<日本ジャンプ・ブルース界のレジェンド>!吾妻光良&The Swinging Boppers。
2013年『SENIOR BACCHANALS』(
2013年10月18日今日のこの1曲で紹介)以来となる新作が発売されました。

吾妻光良&The Swinging Boppers『Scheduled By The Budget』
(国内CD AICL-3699 2,800円+税)

中納良恵がヴォーカル参加した「Misty」カヴァー、人見元基(VOW WOW)が参加した「Try A Little Tenderness」カヴァーも収録されていますが、吾妻さん&スウィンギン・バッパーズならではの日本語ブルースがやっぱり魅力的!

「スマホでゲームじゃもったいない」(①「ご機嫌目盛」より)
「ヤツのスマホの壁紙 近所の犬猫」(③「Photo爺ィ」より)
「SNSで火あぶりだ」(⑨「正しいけどつまらない」より)

ブルース/スウィング・ジャズをルーツにした演奏に、現代を風刺した日本語詞が楽しめる1枚ですね。

今日のこの1曲は、「大人はワイン2本まで それ以上飲むのはコドモさ」と歌われる②「大人はワイン2本まで」。
歌詞の中に、エイモス・ミルバーン、ボビー・ブランドも登場します。森 陽馬


2019年5月20日(月) George Benson 「Walking To New Orleans」

「ブリージン」のヒットで有名なジョージ・ベンソン。
フュージョンのイメージが強いのですが、2013年作はルーツ色濃いナット・キング・コールへのトリビュートでした。

あれから6年、2019年発表最新作はファッツ・ドミノとチャック・ベリーへのトリビュート作!

George Benson『Walking To New Orleans』
(輸入CD PROVOGUE PRD75812)

ナッシュビルのOCEAN WAYスタジオにてレコーディング。
ロック作品を多く手掛けてきたKevin Shirleyがプロデュースを担当。

Greg Morrow(Dr)、Rob Mcnelley(G)、Alison Prestwood(B)、Kevin McKendree(Key)等、白人のカントリー/ブルース・ミュージシャンのバックながら、ソウルフルかつニューオリンズ的な仕上がりです。

今日のこの1曲は、ファッツ・ドミノを意識し味わい深い歌声をじっくり聴かせる「Walking To New Orleans」。
タメのきいたギター・ソロと後半のコーラスNice♪ 森 陽馬


2019年5月19日(日) ドン・マクリーン 「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」

『タペストリー』と言えば、1971年にキャロル・キングが発表してその後空前のロングセラーを記録する歴史的名盤のアルバム・タイトルです。

が、その少し前の1970年に発表されていた『タペストリー』というタイトルのアルバムがあったんですね。

発表したのはドン・マクリーン。
1971年秋に発売されるシングル「アメリカン・パイ」、そして同名のアルバムが大ヒットする前のことでした。

ドン・マクリーン『タペストリー』
(国内CD 2019年最新リマスター 限定紙ジャケット仕様 解説・歌詞・対訳付 UICY-78927 2,667円+税)

アコースティック・ギターの弾き語りを中心として地味な作りですが、彼の書くメロディーはこのファースト・アルバムから非凡なものがありました。
今日はその中から「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」。

この曲は1973年にペリー・コモによってカヴァーされ有名曲となりました。
そのヴァージョンもとてもいいのですが、このオリジナルとなるドン・マクリーンのヴァージョンもシンプルながら味わい深いものがあります。森 勉


2019年5月18日(土) Rickie Lee Jones 「Bad Company」

リッキー・リー・ジョーンズ、東京オーチャード・ホール公演を観てきました。

彼女のステージは以前にも観たことがありましたが、今回は特に素晴らしいコンサート!

トリオ編成ながら、ドラム&ヴィブラフォン等を操るMike Dillonと若いギタリストCliff Hinesの演奏が凄かった!
特に、彼女の近作を共同プロデュースしているMike Dillonはヴィブラフォンの腕前が超絶。
片手でヴィブラフォンを奏でながらドラムを叩き、更にシェイカー&パーカッション&コーラスと大活躍でしたね。

あと、リッキー・リーがデビュー40周年ということもあり、昔の曲が多めだったのもうれしかったです。
彼女がピアノを弾き披露してくれた「Living It Up」&「We Belong Together」!
そして名曲「The Last Chance Texeco」は、人生経験を積み更に深みを増した歌声に感動の嵐!

昔の歌でも、新しい音楽が生まれてくる瞬間を感じられて、ステージを見ていてワクワクさせられました。

今日は、5月15日発売された最新作カヴァー・アルバム『KICKS』から。
リッキー・リー・ジョーンズ『KICKS』
(国内CD 天辰保文氏による解説付 PCD-17802 2,700円+税)

彼女は約5年前からニューオリンズ在住で今作もニューオリンズ録音。
共同プロデュースはMile Dillon、バックにはニューオリンズ凄腕ミュージシャンが多数参加。
コンサートではエレキへ持ち替え披露したバッド・カンパニーカヴァーを今日のこの1曲に。森 陽馬



2019年5月17日(金) Al Sunny 「Don't Let Nobody Know」

当店でも人気のルーカス・アルーダ、アンドレ・ソロンコをリリースしているフランスのレーベル、Favorite Recordings。

このレーベルから2017年にアナログ&配信のみで発表されたAOR~ブルーアイドソウル・ファン注目の1枚が、金澤寿和氏監修<Light Mellow Searches>シリーズで日本独自CD化されました。

アル・サニー『タイム・トゥ・ディサイド』
(国内CD ボーナストラック2曲 解説付 PCD-24842 2,400円+税)

Al SunnyことAlexandre Tricardはフランス出身の男性シンガーソングライター。

2017年デビュー作『タイム・トゥ・ディサイド』には、哀愁漂うミディアム・バラード「Time To Decide」、80’sディスコ/ブギーな「Open Up Your Eyes」、エレピ&パーカーション擁したグルーヴ・チューン「Don't Let Nobody Know」、ネッド・ドヒニー「Get It Up For Love」(『ハード・キャンディ』収録曲)のカヴァーなど、気持ち良い楽曲が収録されています。

ボーナス・トラックとして「Open Up Your Eyes」12インチ・シングルに収録されたリミックス・バージョン2曲が追加収録されています。
現在は2作目の制作真っ最中の様子です。近いうちに新作も聴けそうですね。

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス、フリーソウルお好きな方にもオススメの1枚です。東尾沙紀


2019年5月16日(木) クラムボン 「はなれ ばなれ」

2019年でメジャーデビュー20周年を迎えた原田郁子、ミト、伊藤大助による3人バンド、クラムボン。
ワーナーから1999年リリースした1stシングル「はなればなれ」が限定アナログEP盤で発売されました。

クラムボン『はなれ ばなれ/パンと蜜をめしあがれ』
(7インチ・アナログEP 完全限定盤 WQKL-1 1,950円+税)

「サラウンド」、「君は僕のもの」、「シカゴ」、「バイタルサイン」、etc...。
クラムボンの名曲はたくさんありますが、僕が一番好きなのはやっぱり「はなれ ばなれ」ですね。

青春、疾走、躍動感、グルーヴ、楽しさ、そして切なさ。
この1曲にクラムボンの魅力の全てが詰まっている、と言っても過言ではないと思います。

♪高いところへのぼろう♪の歌い始めから、2番が♪深いところへもぐろう♪となる対比。
そして、♪深い深いところへ そうすれば ほんとのこと わかるかもしれないね♪と続く歌詞の深み。

20年を経ても色褪せないというか、むしろこの歌の素晴らしさをより実感できるようになったのかもしれません。

ちなみに『シカゴ/君は僕のもの』、『サラウンド/残暑』もアナログEPリリースされる予定です。森 陽馬


2019年5月15日(水) Rhiannon Giddens with Francesco Turrisi 「He Will See You Through」

ジャケットに映っている錆びた鉄の橋は、どのような物や想いを今まで運び繋いできたのだろうか。

僕らが聴いている音楽やそれを奏でる楽器、そしてミュージシャンはどのような旅をしてここへ辿りついたのか。

リアノン・ギデンズ『There Is No Other』はそんな深い祈りにも似た情感を感じさせる1枚。

Rhiannon Giddens『There Is No Other』
(輸入CD NONESUCH 7559-79253-0)

ノースキャロライナ発男女3人ブルーグラス・バンドCaroline Chocolate Drops後、2015年ソロ1st『Tomorrow Is My Turn』(
2015年4月22日今日のこの1曲)、2017年ソロ2nd『Freedom Highway』(2017年4月1日今日のこの1曲)を発表。Our Native Daughters参加等を経て、約2年ぶり2019年オリジナル・アルバムをNonesuchからリリース。

ジョー・ヘンリーをプロデューサーに迎え、イタリア出身でアイルランド/ダブリン拠点に活動しているミュージシャンFrancesco Turrisi(フランチェスコ・トゥリッシ)と共に5日間で作り上げた入魂作だ。

なんといっても、リアノンの圧倒的な歌声が凄い。
バンジョー等楽器の生々しい音はその歌声をより良く響かせ、聴く者を遠い過去の旅路へ誘う。

味わい深いカヴァー8曲も良いが、強い信念と祈りが込められたラスト12曲目のオリジナル(前作『Freedom Highway』共同プロデューサーDirk Powellとの共作曲)「He Will See You Through」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年5月14日(火) Neil Young 「Who's Gonna Stand Up?」

映画『魂のゆくえ』(原題:First Reformed』)を新宿シネマートにて先日鑑賞。

名画『タクシー・ドライバー』の脚本を手掛けたポール・シュレイダー監督による牧師の物語。
戦争で息子を失った罪悪感、そして自らの病と聖職者としての心の葛藤を背負う牧師をイーサン・ホークが熱演。

淡々と進む展開で派手な演出はないものの、なかなかに考えさせられる映画でしたね。

教会がおかれている現状、環境問題等、宗教を扱った物語ながら様々な要素も含まれていました。
しかしながら、焦点として描かれていたのは、人間の心の中に潜む苦悩、矛盾する想いでしょうか。

賛否両論あるというラストは、僕も正直言って呆気にとられましたね。
ただ、「絶望と希望は表裏一体」という主人公自身の言葉が序盤にあったように、絶望の淵にいた主人公が生きる希望の光を見つけた、と取れるラスト・シーンはある意味印象的だったと思います。

ちなみに、ニール・ヤング「Who's Gonna Stand Up?」が合唱団によって歌われるシーンが劇中に登場。

「Who's Gonna Stand Up?」はニール・ヤング2014年発表アルバム『Storytone』に収録されているナンバー。
ダリル・ハンナと付き合うようになり、自然保護をテーマにする歌がより多くなった彼の主張が強く表れている1曲。
映画をご覧になれば、何故ニール(カナダ出身)のこの歌が使われたのかわかると思います。森 陽馬

★掲載ジャケットは、『Storytone』からシングル・カットされた12インチアナログ盤。
B面に収録されているクレイジーホースとのライヴ・ヴァージョンはCDアルバム未収録。
Neil Young『Who's Gonna Stand Up?』(輸入LP Reprise 054391969262)


2019年5月13日(月) サークル 「ハウ・キャン・アイ・リーヴ・ハー」

ビートルズ最後の全米ツアーに前座の一組として参加したサークル。

そのグループ名はジョン・レノンが命名したサークル。

2ndアルバム『ネオン』には「すてきなダンス」(I'm Happy Just To Dance With You)をカヴァーしていたサークル。

・・・と、ビートルズ関連の話題がついてまわるサークルですが、それもそのはず、彼らのマネージメントを引き受けたのは、ビートルズのマネージャーとして名を馳せたブライアン・エプスタインでした。

1966年当時、サークルのレコードを発売していたColumbiaレコードは、日本では文字通り日本コロンビアが販売。
大ヒットした「レッド・ラバー・ボール」も「ターン・ダウン・デイ」も入っていたファースト・アルバムはその2曲だけでなく、他の魅力的な曲も色々と収録されていました。

サークル『レッド・ラバー・ボール』(+8)
(国内CD ボーナス・トラック8曲追加 解説・歌詞・対訳付 SICP-4453 1,300円+税)

メンバーであるトム・ドウズとドン・ダネルマンが書いた「ハウ・キャン・アイ・リーヴ・ハー」は、12弦ギターのイントロが印象的なフォーク・ロック・テイストのいいメロディーの曲です。森 勉


2019年5月12日(日) The Pearlfishers 「You Can Take Me There」

英グラスゴーのシンガーソングライター、デヴィッド・スコットのポップ・ユニット、パールフィッシャーズ。
前作『Open Up Your Coloring Book』から約5年ぶり、8作目『Love & Other Hopeless Things』がリリース。

パールフィッシャーズ『ラヴ・アンド・アザー・ホープレス・シングス』
(帯付国内流通仕様CD MACD84J 2,200円+税/輸入CD、アナログ盤も発売中)

おひさまのようにあたたかく、いつまでも瑞々しい(そしてちょっぴり切ない)パールフィッシャーズの音楽。
のんびりとしたペースながら<新作が今までで一番最高!>と思わせてくれる良質なポップ・アルバムを、初夏の陽気が気持ち良い季節に届けてくれました。

デヴィッド自身で殆どの楽器をこなしている他、Stuart Kidd、Jamie Gash、Colin SteeleなどBMXバンディッツ/パールフィッシャーズゆかりのミュージシャンが参加。

トランペット&フリューゲルホルン、チェロやヴァイオリンの豊かなアレンジやメロディにバート・バカラックの影響を感じさせるタイトル曲「Love & Other Hopeless Things」を筆頭に、柔らかな気分になれるグッド・メロディが満載です。

本日はグラスゴーのBacci Wallaceら女性ヴォーカリストをフィーチャーした「You Can Take Me There」を。
この曲に流れるハッピーなムードと女性陣の爽やかなハーモニー♪とっても心地良い1曲です。東尾沙紀


2019年5月11日(土) Neil Young & Stray Gators 「Alabama」

ニール・ヤングファン感涙必至!
新たな発掘ライヴ音源の輸入盤CDとLP発売が6月7日決定しました。(国内盤も後日発売予定)


アーティスト名義がNeil Young & Stray Gators。(!)
タイトルは『Tuscaloosa』(タスカルーサ・・・アラバマ州にある町名)。

ストレイ・ゲイターズはジャック・ニッチェ(P)、ベン・キース(G)、ティム・ドラモンド(B)、ケニー・バットレー(Dr)。
1971年から73年にかけてニールのバックを務めていたメンバーによるバンド名。
ニール・ヤング1972年発表名盤『ハーヴェスト』(「Heart Of Gold」収録)のバックも彼らのよるものです。

ニール自ら監督した映画『Journey Through The Past』にて、ストレイ・ゲイターズとの「Words」スタジオ・ライヴ映像を見ることができ、その演奏のモッタリ感がたまらなく最高だったので、ストレイ・ゲイターズ名義でのライヴ音源発売はうれしいですね。

なお、今回のライヴ盤は1973年2月5日アラバマ州タスカルーサ市のアラバマ大学で行われたコンサート音源。
その日は「Alabama」(アメリカ南部の保守的な体制を批判した曲)も披露されています。

ニール以外のストレイ・ゲイターズ4人は皆天国へ召されてしまった今、心して聴きたいですね。森 陽馬

★掲載ジャケットは「Alabama」収録、ニール・ヤング1972年発表作『Harvest』。


2019年5月10日(金) Rickie Lee Jones 「Rainbow Sleeves」(虹の袂)

リッキー・リー・ジョーンズ1983年発表作『My Funny Valentine』が2019年リマスター&紙ジャケで再発されました。

1981年発表2nd『Pirates』に続き1983年10インチで発売、ジャズ・スタンダードを中心に収録された作品。
ジャズ系ミュージシャンも参加していますが、クロスオーバーという言葉だけでは伝わらない魅力を持った1枚です。

リッキー・リー・ジョーンズ『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』
(国内CD 限定紙ジャケット仕様 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18189 2,315円+税)

失恋ジャズ・ナンバー「Lush Life」ライヴ音源、チェット・ベイカー等の名唱で有名な「My Funny Valentine」も魅力ながら、それ以上にトム・ウェイツ作「Rainbow Sleeves」(邦題:虹の袂)での歌声には心動かされるものがあります。

「Rainbow Sleeves」は彼女のデビュー作『浪漫』時付き合っていたトム・ウェイツが書き下ろし録音した楽曲でした。
その後別れてしまった二人ですが、リッキーはその哀しみを振り切る気持ちで今作に収録したのでしょう。
ジャケットに描かれた絵画のように、暗さだけではなく希望の光が差し込むように感じるのはそのせいかもしれません。

なお、リッキー・リー・ジョーンズは2019年5月16日大阪、17日東京にて来日公演を行う予定。
5月15日には新作カヴァー・アルバム『Kicks』をリリースします。森 陽馬


2019年5月9日(木) Braxton Cook 「When You Hold Me」

60~70年代、ロック、ソウル、ジャズ等ジャンルを越え融合された音楽の流れをクロスオーバーと言われました。

以後も様々なクロスオーバーが成され、新しい音楽が日々生まれています。
(そもそも、ジャンル自体がミュージシャンのためではなく、CD・レコード店/リスナーのコーナー分けのためにある言葉なのかもしれませんけれどね)

これからの音楽はそのクロスオーバーが更に進んでいくのだろうな、と予感させてくれる1枚を。

Braxton Cook(ブラクストン・クック)『No Doubt』
(国内CD 日本盤ボーナス・トラック3曲追加 解説・歌詞付 SSRI-160 2,381円+税)

ブラクストン・クックはアメリカ/メリーランド州出身、現在はニューヨークを拠点に活動している黒人サックス奏者。
クリスチャン・スコット等ジャズ・ミュージシャンのバックや、2018年大ブレイクしたトム・ミッシュのツアー・メンバーに抜擢されるなど、様々な舞台で近年活躍中。

2019年発表2ndアルバムとなる今作『No Doubt』は、ロバート・グラスパーやカマシ・ワシントンの流れを汲んだ現代ブラック・ジャズに軸を置きながら、クールなソウル・サウンドも聴かせる上品な仕上がり。

2曲目「When You Hold Me」は、スムースなR&Bお好きな方にもオススメなトラックです。森 陽馬


2019年5月8日(水) ブライアン・ウィルソン 「レイ・ダウン・バーデン」

このところ、ビーチ・ボーイズの話題があまりないのがさみしいですね。
そういう時は自分でいろいろ古い物を漁って、それに託けて楽しむしかないのかもしれません。

ブライアン・ウィルソンがソロ・アーティストとして初来日したのが1999年。
今年は2019年、20周年ですね。

30周年となる1989年は、前年1988年「ココモ」が大ヒットしたことにより、「やっぱりアルバム出した方がいいかな」と、マイク・ラブが言ったか言わないかわかりませんが、過去のヒット曲も含めた形の『スティル・クルージン』を発表しました。

40周年となる1979年はアルバム『L.A.』を3月に発表し、8月にビーチ・ボーイズとして2度目の来日が実現。
江ノ島での『ジャパン・ジャム』にトリとして出演しました。
ブライアン・ウィルソンは不調ながらも初来日、デニス・ウィルソンは不参加でしたが、真夏の野外の海辺というビーチ・ボーイズの曲を聴く上でのシチュエーションとしてはかなり気分がアゲアゲになる感じでのライヴでした。

50周年となる1969年はアルバム『20/20』が出て、シングル・カットで「アイ・キャン・ヒア・ミュージック」、新曲で「ブレイク・アウェイ」が発売されました。

さて、この中から何が一番インパクトがあったでしょうか?
1979年『ジャパン・ジャム』も大興奮でしたが記憶が近いこともあり、20年前1999年7月ブライアンのソロ初来日!
初日の大阪、そして東京での3日連続公演。夢心地の数日間でした。

今日はそのライヴで歌われた「レイ・ダウン・バーデン」。
1998年2月6日に51歳で亡くなってしまった弟カール・ウィルソンを想って作られたという曲です。

心の重荷をおろして、今と向き合おうとするブライアン。
1999年のステージを見て想ったことは、ブライアンはこんなに元気になっているしやる気があるんだということでした。
あれから20年、たくさんの作品とライヴをファンへ届けてくれています。森 勉

★掲載ジャケットは「Lay Down Burden」収録、1998年発表アルバム『Imagination』。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-17121 1,296円+税)


2019年5月7日(火) マーヴィン・ゲイ 「You're The Man」(Alternate Version)

70'sソウル好きの方、マーヴィン・ゲイファンは必聴!

マーヴィン・ゲイが1971年に発表した名盤『What's Going On』後、1972年に録音しながらアルバムとしては当時お蔵入りとなった幻の作品が、レア・トラック等を追加収録し公式リリースされました。

マーヴィン・ゲイ『You're The Man』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SWING-O×林剛による対談掲載 UICY-15825 2,500円+税)

「Vote」(投票しよう)と連呼し政治的メッセージが強いタイトル曲「You're The Man」は、1972年シングル発売されており、そのAB面を合わせたPart1&2のフル・ヴァージョンが今作1曲目に収録。

そのシングルverはカーティス・メイフィールドを意識したようなファルセット&ギターで聴かせる熱いアレンジですが、今作14曲目収録「You're The Man」(Alternate Version)の方は後日歌い直したヴァージョン。
「What's Going On」を踏襲したアレンジ&彼らしいソフトな歌い方で、同じ曲ながら全く違った印象を与えます。

他にも『Let's Get It On』(1973)へ繋がる楽曲等、ヒットの裏で苦悩していた彼の想いが伝わってくる全17曲。

なお、国内盤ブックレットに掲載されているSWING-Oと林剛さんによる対談は、マーヴィン・ゲイ及びアメリカ社会の当時の状況や音楽的背景を深く掘り下げており、本作を聴く上でとても参考になりました。
先に発売されていた輸入アナログLPを購入した方にも是非ご覧いただきたい内容ですね。森 陽馬


2019年5月6日(月) クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング「Almost Cut My Hair」

天辰保文氏にミュージシャンの魅力を語っていただくトーク・イベント<Talking Man>。
2019年6月17日(月)に13回目となる開催が決定いたしました。

Vol.13はCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)特集!

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2019年6月17日(月)
PET SOUNDS RECORD presents
天辰保文 Talking Man Vol.13 CSN&Y特集
ライヴ・カフェ アゲイン(武蔵小山 当店地下)
18時半開場 19時半開演 入場料1,500円
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デヴィッド・クロスビー(ザ・バーズ)、スティーヴン・スティルス(バッファロー・スプリングフィールド)、グラハム・ナッシュ(ホリーズ)の3人に、ニール・ヤングが加わったCSN&Y。
1969年結成、ウッドストック・フェスティヴァル出演から2019年で50年が経ちました。

各々のソロも素晴らしいのですが、4人の力が合わさった時は何物にも代えがたい感動を与えてくれますよね。
天辰保文さんのお話を伺いながら、CSN&Yの歌と演奏を皆さんで楽しみたいと思っております。

ということで、1970年発表ロック大名盤『デジャ・ヴ』から、デヴィッド・クロスビーの情熱が爆発した「Almost Cut My Hair」を今日のこの1曲に。森 陽馬

★掲載ジャケットは、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『デジャ・ヴ』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-80356 1,500円+税)


2019年5月5日(日) The Cinematic Orchestra 「To Believe」 feat Moses Sumney

ゴールデン・ウィーク、終わりが近づいてきましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。

日中の賑わいも徐々に収まり、夜遅くなるにつれ街中は静かになってきました。
羽根を伸ばした方、ゆっくりしていた方々も息を潜めて連休明けに備えているように感じます。

そんなひっそりとした夜、閉店間際にかけていたのがこの1枚。

ザ・シネマティック・オーケストラ『To Believe』
(国内CDボーナス・トラック追加 解説・歌詞・対訳付 BRC-591 2,400円+税/限定トート・バック付もあり)

Jason Swinscoe(ジェイソン・スウィンスコー)を中心にロンドンで1999年頃結成されたThe Cinematic Orchestra。
2007年発表作『Ma Fleur』以来、約12年ぶりとなるオリジナル・アルバムです。

白昼夢の如きサウンドスケープ、深遠な音世界・美意識は変わらず。
映画を観ているような不思議な気分にさせられる1枚。

今日のこの1曲は、Moses Sumney(モーゼス・サムニー)をfeatした①「To Believe」を。
心の奥底まで響くピアノの奏、哀しさと優しさに満ちた歌声が暗闇に溶けていきます。森 陽馬


2019年5月4日(土) Curly Giraffe 「a taste of dream」

シンガーソングライター/ベーシスト/プロデューサーとして活躍する高桑圭のソロ・プロジェクト、カーリー・ジラフ。
7枚目となる新作が4月末にリリースされました。

Curly Gifaffe『A Taste Of Dream』
(国内CD PECF-1167 3,000円+税)

前作から約5年と間が空きましたが、自然体な歌と温もりあるメロディ、ウエスト・コースト・ロックのような気持ち良いサウンドは変わらず♪
さらにシンセを用いた楽曲は80'sファンク、AORのテイストも感じさせます。

自宅スタジオでの1人宅録スタイルはそのままに、これまでと異なるのは初の日本語詞曲が収録されていること。
(全12曲中8曲、日本語の曲を歌おうと思ったのは、マック・デマルコによる細野晴臣日本語カヴァーを聴いた事がきっかけだったのだそうです。)

さらにゲスト・ヴォーカルも参加。
歌声が似ている高橋幸宏とのハーモニーが絶妙なフォーク・ソング「break the mold」、藤原さくらのキュートな歌声をフィーチャーした「LA」、ドブロギターの音色も印象的なハナレグミと渋めのナンバー「one」。どのデュエットも必聴です。

本日はタイトル曲「a taste of dream」を。
キラキラとした音に包み込まれるような浮遊感あるアレンジが印象的なフォーキー・ポップな1曲です。
この曲に出てくる<風と戯れている>という詞、カーリー・ジラフの心地良いサウンドを表すのにぴったりなフレーズだなと思いました。東尾沙紀


2019年5月3日(金) Steve Postell 「Wait Until You Get Here」

シンガー・ソングライター/アメリカン・ロックお好きな方に超オススメ!

スティーヴ・ポステル『Walking Through These Blues』
(国内CD 天辰保文氏による解説付 VSCD-3964 2,315円+税)

ダニー・コーチマー来日公演の名サポートが印象的だったギタリスト/シンガー・ソングライター、Steve Postell。
デヴィッド・クロスビーやダニー・コーチマー他も参加した2019年発表リーダー・アルバムが今作。

これが本当に素晴らしい仕上がり!
近年のいぶし銀ソングライター系作品の中でも指折りの傑作ですね。

4曲目「It's All Over Now, Baby Blue」(ボブ・ディランカヴァー)以外のオリジナル楽曲もすごくイイ曲。

特にリー・スクラー、ワディ・ワクテル、ラス・カンケルがバック演奏の⑦「Wait Until You Get Here」が沁みる!
彼の優しい性格が伝わってくるような温もりある名曲です。森 陽馬


2019年5月2日(木) 鈴木桃子(COSA NOSTRA) 「Jolie」

ゴールデン・ウィーク前半雨続きでしたが、東京では本日昼過ぎからやっと晴れて心地良い陽気になりました。

そんな穏やかな休日にピッタリ!
明るくて気持ちが華やぐ素敵な女性シンガーのCDをピックアップしましょう。

鈴木桃子『SONGS OF MOMOKO SUZUKI as herself and as COSA NOSTRA』
(国内2枚組CD MHCL-30591 4,000円+税)

1990年代渋谷系や洋楽ファンにも人気があったユニット、コーザ・ノストラ。
その女性シンガーであった鈴木桃子さんが、コーザ脱退後リリースしたソロ作品とコーザ時代の楽曲から自身でセレクトした2枚組全33曲編集盤です。

リズミカルかつグルーヴ感あるサウンドと、バイリンガルを活かした英語詞中心の歌が絶妙に融合♪
コーザの名を当時広めたアル・クーパー「ジョリー」カヴァー含めオリジナル曲も色褪せない魅力がありますね。

ちなみに、彼女は2018年子宮がんを患い闘病していましたが、困難を乗り越え復活!再び歌い始めています。
歌う喜びに溢れた彼女の歌声、エヴァーグリーンな美しさを是非この機会に感じとってください。森 陽馬


2019年5月1日(水) スティーヴン・ビショップ 「ワン・ラヴ」

『ディス・イズ・ヨット・ロック』なるコンピレーションCDが発売になりました。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18190 3,000円+税)

CDの帯に書いてある説明をそのまま紹介すると
<全米音楽シーンに誕生した新ジャンル、それがヨット・ロック!
代表曲から知る人ぞ知るレアな名曲までを収録した2枚組決定盤>
というものです。

なんでも、<ヨット・ロック>をテーマにした本がアメリカで出版(DU BOOKSから翻訳本が出ています)されていて、日本ではAOR/ウエスト・コースト等の呼び名で親しまれているサウンドの音楽を幅広い観点で<ヨット・ロック>と呼んでいるそうな。

このCDは日本で企画・選曲された全36曲収録の2枚組。
クリストファー・クロス、オーリアンズ、アメリカ、リッキー・リー・ジョーンズ、ニコレット・ラーソン、ブレッド、シールズ&クロフツ、ハース・マルティネス、ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナルド、マーク・ジョーダン、マイケル・センベロ、ロビー・デュプリー等、天気の良い日にヨットでセイリングしているような気持ちの良いサウンドがたくさん集められています。

ヒット曲や有名曲も入っていますが、世界初CD化の珍しいけれどいい曲も2曲収録。
アンブロージア「アウトサイド」(デヴィッド・パック&マイケル・マクドナルドの共作)は、サントラ中の曲でシングル・オンリーだった曲。
マイケル・マクドナルドの妹モーリーン・マクドナルド「トワイス・アポン・ア・タイム」(モーリーン&マイケル・マクドナルド、トム・ファーガソンの共作)もシングル・オンリー曲。

今日の1曲は、ディスク2の1曲目に入っているスティーヴン・ビショップ「ワン・ラヴ」(Unfaithfully Years One Love)。

1984年公開ダトリー・ムーア、ナスターシャ・キンスキー主演ラヴコメ映画の主題歌。
全米87位という最高位ですが、ビッシュらしい美しいメロディーを持った曲。日本初CD化です。森 勉



2019年4月30日(火) Wouter Hamel 「Real Good Place」

オランダの男性シンガー、ウーター・ヘメルの6作目となる新作『ボーイズタウン』が日本先行で発売になりました。

ウーター・へメル『ボーイズタウン』
(国内CD 歌詞・対訳・本人による曲解説付 VICP-65523 2,500円+税)

ママズ・ガン/ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスのアンディ・プラッツと組んだ前作『アモリー』から約2年。
共同プロデュース&アレンジャーを務めたのは、2011年作『ローエングリン』から彼のバンドで活躍するピアニスト、ティエリー・カステル。

ビーチ・ボーイズを意識した(?)コーラス&アレンジのタイトル曲「Boystown」、ゆったりとしたラヴ・ソング「Live It Up」、スウィンギン・ポップな「Legendary」など、ティエリー・カステルによるジャジー&ノスタルジックなアレンジがポップな楽曲に彩を添えています。

アルバムには米ルーツ・ロックのようなレイドバックした雰囲気の楽曲もあり、バンドのギタリストであるローリー・ロンデも随所で大活躍。前作リリース後間もなくの来日公演で確か披露され、ウーターの熱唱とローリーのギターが素晴らしかった「Real Good Place」。新作に収録されて嬉しいです。

5月30日(木) ビルボード・ライヴ東京にて行われる来日公演でもまた楽しい&熱いパフォーマンスをみせてくれることでしょう♪

日本盤ボーナストラックとして、代表曲「Breezy」他ライヴ・レコーディング3曲が追加収録されています。東尾沙紀


2019年4月29日(月) Waddy Wachtel 「Warmth Of The Sun」(ビーチ・ボーイズカヴァー)

ダニー・コーチマー2018年来日公演で素晴らしい歌と演奏を披露してくれたギタリスト、ワディ・ワクテル。

1970年代からリンダ・ロンシュタット、ウォーレン・ジヴォン等のバック・ギタリストとして活動。
RONINというバンドで1980年アルバムを出したこともありましたが、ソロ名義としては初となるCDがこの度発売!

ワディ・ワクテル『Unfinished Business』
(国内CD 天辰保文氏解説&ワディ・ワクテル本人による曲目解説付 VSCD-3962 2,315円+税)

今までに録音しながら未発表になっていた楽曲やネットで公開していた音源などをまとめた全14曲。
その中から、ビーチ・ボーイズ名バラード曲「Warmth Of The Sun」(太陽あびて)のカヴァーを今日のこの1曲に。

ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリー2018年来日公演パンフレット記事中、<無人島へ持って行きたい5枚>のアンケートに、ワディ・ワクテルはビーチ・ボーイズ『スマイリー・スマイル』を挙げていました。
(今作CDブックレット内のワディ本人による曲解説部分には、<人生の大半を、ビーチ・ボーイズ/ブライアン・ウィルソンの中毒患者的に過ごしてきた私は~>という記述もあり!)

彼自身による多重コーラスで作り上げたこのカヴァーからは、ビーチ・ボーイズ愛が感じられますね。森 陽馬


2019年4月28日(日) Russ Kunkel 「Doctor My Eyes」

ジェイムス・テイラー、キャロル・キング等のバックで知られるドラマー、ラス・カンケル。
ダニー・コーチマー2018年来日公演で元気な姿を見せてくれた彼の唯一のソロ作が日本初CD化されました。

ラス・カンケル『Chateau Beach』
(国内CD 日本盤ボーナス・トラック追加収録 金澤寿和氏による解説付 VSCD-3963 2,315円+税)

キング・カーティス『Live At The Fillmore West』を聴き着想を得て制作し2009年発表された今作。

ジェイムス・テイラー「Fire And Rain」、「Mexico」、「Don't Let Me Be Lonely Tonight」、ジャクソン・ブラウン「Doctor My Eyes」、ジョニ・ミッチェル「Carey」、キャロル・キング「So Far Away」、ビル・ウィザース「Lovely Day」、CSN「Just A Song Before I Go」を、共同プロデューサー/キーボード奏者Jay Oliverが手掛けたプログラミング&シンセに、ラス自身のドラムを加え、斬新なアレンジでインスト・カヴァー。

<彼がプレイした名曲・ヒット曲の数々をアンビエント風に表現した、とてもユニークな作品。>
という帯の言葉に恐る恐る開封しましたが、思っていたより聴きやすく、フュージョン的に楽しめる1枚でした。

今日のこの1曲は、ジョー・ウォルシュがゲスト参加しギターを弾いている⑤「Doctor My Eyes」を。

なお、2019年5月10~17日、ダニー・コーチマー等と共に再度来日決定!
リー・スクラーとの強力なリズム隊を再び間近で楽しめるのは嬉しいですね。森 陽馬


2019年4月27日(土) ハプニングス 「ザ・セイム・オールド・ストーリー」

『ドリーム・ラヴァー~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツVOL.10 ゴー!ゴー!ナイアガラ・スペシャルパート2』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18169 1,600円+税)

大瀧詠一のお気に入り曲をかけまくる番組で電波にのった由緒ある楽曲全28曲を収録。

アルドン/スクリーン・ジェムスのソングライター特集、ニューオリンズR&B特集、リヴァプール・サウンド特集、ミドル60'sアメリカン・グループ特集などは、『ゴー・ゴー・ナイアガラ』の番組でなければ聴けない括りの放送がいろいろありました。

あと印象に残っている放送としては、さわやかサウンド特集!
今でいうソフト・ロックを大瀧さんは1970年代中期にもう特集して、色々な曲をオンエアーしてくれていたんですね。

22曲目ハプニングス「ザ・セイム・オールド・ストーリー」は、シングル曲ではありませんが、彼らのファースト・アルバムに収録されていた美しいウラ声の曲です。
さわやかサウンド特集の2回目でオンエアーされました。森 勉


2019年4月26日(金) Nick Lowe 「Love Starvation」

2019年3月24日で古希(祝70歳!)を迎えたニック・ロウ。

嬉しいことに3年連続となる8月の来日公演も先頃発表になりました!
(8月13日(火)、14日(水)ビルボード・ライヴ東京、15日(木)ビルボード・ライヴ大阪)

そして2018年発表「Tokyo Bay」に続いて、2019年最新作が入荷致しました。

ニック・ロウ『ラヴ・スターヴェイション』
(国内CD 歌詞・対訳付 MSIG-1283 2,200円+税)

2018年の来日公演でも披露された「Love Starvation」をはじめ、ミディアム・バラード「Blue On Blue」、近年メアリーJブライジやアニー・レノックスの作品にも参加しているデュアン・ベンジャミンのトロンボーンをフィーチャーした「Tronmbone」、リック・ネルソン65年作『Love And Kisses』収録の「Raincoat In The River」カヴァー全4曲を収録。

どの曲も愛に飢えた、恋に破れた男の悲哀が歌われ、覆面バンド、ロス・ストレイトジャケッツの演奏に乗せて軽快に、ときにしんみりとニック・ロウ節を聴かせてくれます。

今作の限定アナログ盤(MSIEP-0004 歌詞・対訳/ダウンロード・コード付 2.800円+税)も発売中です。東尾沙紀


2019年4月25日(木) バッファロー・スプリングフィールド 「オン・ザ・ウェイ・ホーム」

ラジオ日本開局60周年で再放送されていた大瀧詠一D.J.番組『ゴー・ゴー・ナイアガラ』は、2018年12月23日から2019年3月31日までの全14回、とても楽しませてもらいました。

1975年6月から1978年9月にかけての放送を当時聴いていた方も、初めて耳にした方々も、大瀧さんならではの名調子と選曲の妙を堪能したのではないでしょうか。
その再放送をナビゲーションしてくれていたのが、<日本一のレコード大好き男>宮治淳一さんでした。

今日ご紹介するCDは、その宮治さんが『ゴー・ゴー・ナイアガラ』の放送でかかった曲からチョイスしたものを集めて収録したオムニバス盤です。

レコード会社の枠や楽曲の許諾などいくつかのハードルがいつものようにあったようですが、2枚合わせると全55曲の大瀧さん好みの曲が最新リマスターされた音で聴けるなんてありがたいものです。

まず『VOL.9』から。
『ミスター・ソングライター~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツVOL.9 ゴー!ゴー!ナイアガラ・スペシャルパート1』
(国内CD 解説・歌詞付 WPCR-18168 1,600円+税)

全27曲、ルーターズ、エヴァリー・ブラザーズ、ルウ・クリスティ、ヘレン・シャピロ、トロイ・ドナヒュー、ジョン・スチュワート等、当時こういった曲がラジオから流れていたことを想像するだけで楽しくなってきます。

今日は1976年4月、第44回ニール・ヤング特集でかかったこの曲を。

ニール・ヤングが作ったのに、どうしてリッチー・フューレイにリード・ヴォーカルをまかせたのか?
バッファロー・スプリングフィールドのファンであった大瀧さんならではの話が聴けた回でした。森 勉


2019年4月24日(水) ローリング・ストーンズ 「Waiting On A Friend」(友を待つ)

悪性リンパ腫という病気に突然なってしまった友人のお見舞いへ先日行ってきました。

その友人とは、近年あまり連絡を取っていなかったのですが、昔はライヴをよく一緒に見に行ったものでした。

ヴァン・ダイク・パークス&リー・スクラー来日公演(今は無き六本木スイートベイジル)、デヴィッド・ボウイ日本武道館公演(実質的に最後の来日)、アラン・トゥーサン(今は無きBlue Jay Wayで終演後、出待ちしてサインもらったなぁ)、ダン・ペン&スプーナー・オールダム、エルヴィス・コステロ等々。

座席は別々だったけれど、ローリング・ストーンズ横浜アリーナ終演直後、興奮気味に彼から電話がかかってきて何かと思ったら、「チャーリー・ワッツが最後に投げたスティックをキャッチした!」という話だったり。(今でもそのスティックはラップを巻いて大事に保存してあるそう)。

さぞかしショックを受けていると思ってましたが、予想以上に元気かつ前向きだったので少し安心しましたね。
治療はまだこれからかもしれません。でも、元気になってまたライヴ一緒に行こう!と約束できてよかったかな。

ということで、今日のこの1曲はストーンズ新ベスト盤から「Waiting On A Friend」(友を待つ)を。

1981年発表『Tattoo You』(刺青の男)収録、1972年『山羊の頭のスープ』頃のセッションにて録音された楽曲。
ピアノはニッキー・ホプキンス、サックス・ソロはソニー・ロリンズによる味わい深いナンバーです。森 陽馬


★掲載ジャケットはローリング・ストーンズ最新ベスト盤『HONK』。
(国内CD 初回限定デラックス盤のみライヴ音源収録ボーナスCD付 UICY-78934 4,600円+税)


2019年4月23日(火) ロミオズ 「モーメンツ・トゥ・リメンバー・ユー・バイ」

もうすぐ元号が令和へ変わりますが、平成が終わる前にワーナー・ミュージック・ジャパンからあの人気シリーズ『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ』が3種発売になりました。

『VOL.8 ~シュ・ブーン』
『VOL.9 ~ミスター・ソングライター』
『VOL.10 ~ドリーム・ラヴァー』
各1,600円+税で、『VOL.9』と『VOL.10』は『ゴー!ゴー!ナイアガラ・スペシャル』の副題が付いています。

今日はまず『VOL.8』を。
『シュ・ブーン~ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツVOL.8』
(国内CD 解説・歌詞付 2019年リマスター WPCR-18167 1,600円+税)

このCDのテーマは、ドゥーワップ。
2018年3種発売され大好評だった『ドゥーワップ・ナゲッツ』の続編のような内容です。

コーズ、ロビンズ、キャデラックス、クローヴァーズ、ドリフターズ、ハートビーツ、ボベッツ、シャンテルズ、フラミンゴス、シェップ&ライムライツなどの黒人グループに、フォー・シーズンズ、カスケーズ、バリー&タマレーンズといった白人コーラス・グループの曲も加えられた全24曲。

有名曲の他に、レンズ「カム・バック・マイ・ラヴ」、チップス「ラバー・ビスケット」、ロミオズ「モーメンツ・トゥ・リメンバー・ユー・バイ」、タイム・トーンズ「プリティ・プリティ・ガール」、トップ・ノーツ「オールウェイズ・レイト」等のあまり知られていないけれど、オールディーズ・ファンの琴線を刺激してくれるレア曲も入っています。

「シュ・ブーン」の間奏のサックスはあのサム・テイラーだったり、ロミオズのメンバーには17歳のラモント・ドジャーがいたりと、トリヴィア満載の皆川勝さんによる解説も相変わらず絶好調。森 勉


2019年4月22日(月) フライダーズ 「小梅」

さりげない季節の匂いで、淡い色をした想い出がフッと蘇る。
そんな切ない郷愁を、武骨な歌心とギターで表現した作品だ。

フライダーズは秘密のミーニーズの佐藤ユウキが相馬智(B)、青木利文(G)と2011年頃結成したロック・バンド。
夏秋文尚(ジャック達)をプロデューサーに迎え、武川雅寛がゲスト参加した1stフル・アルバムが遂に完成。

フライダーズ『Flyders』
(国内CD HYCA-3083 2,200円+税)

ザ・バーズ、スティーヴン・スティルス等70'sアメリカン・ロックを敬愛するバンド<秘密のミーニーズ>とサウンドのルーツはほぼ同じながら、よりシンガー・ソングライター的なアプローチで聴かせる全9曲。

川名晴郎による描き下ろしジャケットが醸し出す抒情感。
その淡い色彩と共に、心の奥に佇む懐かしい記憶がじんわり滲み出てくるような1枚。

今日のこの1曲は、「あなたを探している」と最後に結ばれる①「小梅」を。
西岡恭蔵「春一番」をニール・ヤング的にしたサウンド・アレンジも印象深いナンバーだ。森 陽馬


2019年4月21日(日) The Gramophone Allstars Big Band 「IKO IKO」

半袖で歩いている人も見かけるほど初夏の陽気だった本日。
音楽をかけているだけで南国気分になれたこのアルバムをピックアップ♪

ザ・グラモフォン・オールスターズ・ビッグ・バンド『MARACA SOUL』
(国内CD PCD-24831 2,400円+税)

スペイン/バルセロナで結成された約15人編成ビッグ・バンド・ジャズ&スカ・バンド。
レゲエ名曲からスティーヴィー・ワンダー「Don't You Worry 'Bout A Thing」、マイティ・スパロウ「Ah Diggin' Horrors」、レイ・バレットのラテン・ファンク「The Soul Drummers」等を躍動感溢れるビッグ・バンド・アレンジでカヴァー。

女性シンガーをfeatした楽曲もあり、重厚感ある演奏アレンジながら、ゴキゲンに楽しめる1枚に仕上がっています。

今日のこの1曲はディキシー・カップス、ドクタージョンで有名なニューオリンズ定番「IKO IKO」カヴァーを。森 陽馬


2019年4月20日(土) ジョージ・シアリング 「追憶」

バーブラ・ストライサンド「追憶」(The Way We Were)は僕にとってのエヴァーグリーンなフェイヴァリット楽曲のひとつです。
彼女とロバート・レッドフォードが主演、シドニー・ポラックが監督した名作映画『追憶』主題歌であるということも印象深い一因かもしれません。

マーヴィン・ハムリッシュ作曲、アラン&マリリン・バーグマン作詞。
いつ聴いても名曲だなぁ~と思う曲です。

今日はそんな名曲を盲目のジャズ・ピアニスト、ジョージ・シアリングの演奏で楽しんでみたいと思います。

ジョージ・シアリング『追憶』
(国内CD 日本語解説付 NCS-10132 1,800円+税)

1974年ドイツで録音されMPSレーベルから発売されたこのアルバムは、正統派ジャズ・ファンからは眉をひそめられる作品かもしれません。
まず演奏されている曲が、「サン・ホセへの道」、「やさしく歌って」、「スーパースター」、「エリナー・リグビー」、「輝く星座」、「アローン・アゲイン」等、60~70'sポップス・ヒットである点。それから、演奏自体がラウンジ・ジャズ/イージー・リスニング的である点がそのように思われる要因です。

しかし、逆にそれが良かったりするのです。
ジョージ・シアリングのピアノとドイツで活躍していたミュージシャンによるヴィブラフォン、ギター、そしてラテン風味を醸し出してくれるパーカッションとのアンサンブルが実に耳ざわり良く響いてくるのです。森 勉


2019年4月19日(金) Monks Road Social 「The Coming Of Grace」

元The Jamのベーシスト、ブルース・フォクストン率いる3ピース・バンド、From The Jamの来日公演が9月14日に行われます。
2018年3月以来2年連続の来日!9月の公演は2部制で両公演とも大きく異なるセットリストになるとのこと。
前回と同じくお客さんも大合唱の楽しいライヴになりそうですね。

本日はザ・ジャム→ポール・ウェラーに無理矢理絡めまして、彼に近しい人達が沢山参加しているこちらのアルバムをご紹介したいと思います。

Monks Road Social『Down The Willows』
(輸入CD WSG60CD)

Monks Road Socialは、Dr.ロバート(The Blow Monkeys)を中心としたプロジェクトで、ミック・タルボット(ex.The Style Council)、スティーヴ・ホワイト(ex.The Style Council)、マット・デイトン(Mother Earth)、デーモン・ミンチェラ(ex.Ocean Colour Scene)、ジャッコー・ピーク、クリスピン・テイラー(ex.Galliano)、ストーン・ファンデーション、マイルス・コープランド、女性ヴォーカルにSam Whates、Angelina他、80年代から活躍する新旧ミュージシャン達が集結しています。

それぞれ曲を持ち寄り、ヴォーカルをとり、片田舎にあるスタジオで10日間に渡ってレコーディングされたという今作。
サウンドは全体的にアーシー&ソウルフル。
マット・デイトンらThe Family Silverによるロックな曲以外は結構渋いです。

今日の1曲はDr.ロバートとストーン・ファンデーションと熱い掛け合いが沁みる「The Coming Of Grace」を。
アナログ盤(2LP)も入荷しております。東尾沙紀


2019年4月18日(木) Funk On Da Table 「June's Spirit ~ Ain't No Use」

4月も後半に近づくと、毎年気になるのがNew Orleans Jazz Heritage Festival

2019年で50回目を迎えるアメリカ/ニューオリンズでの大々的な野外フェス。
ローリング・ストーンズがキャンセルになってしまったのは残念ですが、それでも超豪華メンバー!
行かないのにタイムテーブルを眺め、これ観た後ここ行って、とかシュミレーションしたくなりますね。

ということで、ニューオリンズ・ファンクな新譜この1枚を。

Funk On Da Table『Live At Tipitina's In New Orleans』
(国内CD CHCL-01 3,000円+税)

ワイルド・マグノリアスにも在籍経験があるギタリスト山岸潤史、ニューオリンズの名キーボーディストJohn Gros、ジョニー吉長と金子マリの息子であり、現在日本ロック界で指折りのベーシストに成長したKenKen、激ファンキー女性ドラマーNikki Glaspieの4人が組んだバンド、Funk On Da Table。

ニューオリンズの名ライヴ・ハウスTipitina'sで2018年9月6日行ったライヴを録音したCDです。
ファンキーな演奏はもちろんのこと、山岸さんのワイルドなギター健在!

なお、2018年2月東京渋谷クワトロでのライヴ音源、ミーターズ「Ain't No Use」カヴァーが追加収録。
暑苦しいくらいのファンク・スピリッツ溢れるカヴァー、聴きものです。森 陽馬



2019年4月17日(水) The Gibson Brothers 「Everybody Hurts」

Punch Brothersが2019年7月来日決定!

2016年8月来日公演が大好評!
マンドリン奏者クリス・シーリーのソロ作『Thanks For Listening』も素晴らしかったですしこれは見逃せませんね。
現代アメリカーナ/新時代ブルーグラスの今を、この機会に体感してみてください。

さて、最近店でよくかけているアメリカン・ルーツ・ロック/カントリーな1枚を。

The Gibson Brothers『mocking bird』
(輸入CD EASY EYE SOUND EES-006)

1980年代後半から活動しているEric GibsonとLeigh Gibsonによるブルー・グラスデュオ。
ブラック・キーズのダン・オーバックがプロデュースを担当し、彼のレーベルからリリースされた2018年作。

エヴァリー・ブラザーズが現代に生きていたら、と想起したくなるような心地良さ。
ナッシュビル産カントリー・ロックな仕上がりで穏やかに聴ける全10曲。

その中から、R.E.M.カヴァー③「Everybody Hurts」を今日のこの1曲に。森 陽馬


2019年4月16日(火) 矢野顕子 「昨日はもう」

矢野顕子が1977年に発表した3枚目のアルバム『いろはにこんぺいとう』は、ジャケットのインパクトもさることながら、音の内容も背骨に衝撃が走るようなすばらしい出来でした。

矢野顕子『いろはにこんぺいとう』
(CD 2017年リマスター 1977年発売時プレス・リリース・パンフレット復刻版封入 MDCL-5044 3,000円+税)

ファースト・アルバム『ジャパニーズ・ガール』で1976年ソロ・デビューする前の1973年5月、18歳の時録音されたセッション(バックは細野晴臣、そして高校の軽音楽部先輩である林立夫)を含む全10曲。

先行シングルとして発売された「いろはにこんぺいとう」は1976年秋ニューヨーク録音。
デヴィッド・スピノザ、リック・マロッタ、そして現在でもセッション交流があるウィル・リーがバックを固めています。

「行け、柳田」はプロ野球がテーマの異色曲。
1977年長嶋ジャイアンツの最強の5番打者と言われた柳田外野手の讃歌で、ジャイアンツの当時の打順も歌われるファンキーな一作です。アルバムと同時発売でシングル発売もされました。

「やませ(東風)」は小坂忠1975年発表名作『ほうろう』に提供した「つるべ糸」を自身でセルフ・カヴァーしたもの。

どの曲にもこの当時の矢野顕子のパッションが漲っていて聴き応えがありますが、今日は8曲目「昨日はもう」を。

作曲:矢野顕子、作詞は石川セリ(1977年のアルバム『気まぐれ』で石川セリヴァージョンも聴けます)。森 勉



2019年4月15日(月)The Leisure Society 「Ways To Be Saved」

2019年でデビュー10周年♪イギリスのポップ・ロック・バンド、ザ・レジャー・ソサエティ。
前作から4年ぶり、5作目となる最新作がリリースされました。

ザ・レジャー・ソサエティ『アライヴァルズ・アンド・デパーチャーズ』
(国内CD 国内流通盤のみボーナス4曲+歌詞・対訳のダウンロード・コード付 AMIP-0165 2,600円+税)

分裂と境界、失われた希望など別離がテーマだという新作は2枚組のアルバムとなっています。
ストリングスやブラスを取り入れた緻密なアレンジと一言では表現できない哲学的な歌詞。
作品を出す毎にどんどんスケール・アップしていますが、メロディとサウンドの気持ち良さは変わらずです。

フォーキーなものからロックなナンバーまで...バンドと共に巡る音楽の旅。
その締め括りにふさわしい、ディスク②最後の「Ways To Be Saved」を今日の1曲に。

なお、彼らのアナログEP盤もRECORD STORE DAY2019で発売になりました。
A面は、バンドを以前から支持しているブライアン・イーノをフィーチャーした「I'll Pay For Now」、
B面には、アルバム未収録のフォーク・ナンバー「Pieces」の計2曲が収録されています。東尾沙紀


2019年4月14日(日)Dennis Wilson, Taylor Hawkin, Brian May, Roger Taylor 「Holy Man」

RECORD STORE DAY2019で、ビーチ・ボーイズファン及びクイーンマニアも要チェックの1枚!

Dennis Wilson『Holy Man』
(輸入EP 3,000枚限定 Legacy 190759359273)

ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソン、1977年発表ソロ1st『Pacific Ocean Blue』録音時にレコーディングされながらアルバム未収録となったインスト楽曲「Holy Man」。

デニス没後25年を経て2008年再発された『Pacific Ocean Blue』デラックス盤に、Foo FightersのドラマーTaylor Hawkinsが新たにヴォーカルを付け足したヴァージョンが追加収録されたことがありました。

今回はそのトラックに、クイーンのロジャー・テイラーとブライアン・メイが演奏&バック・ヴォーカルを更に加え、ブライアン・メイ自身がアート・ワークも担当し制作された限定EPです。

厚みあるコーラス&ブライアン・メイらしいエレキ・ギターが盛り込まれ、デニスのイノセンスな精神はそのままに、より壮大なアレンジで聴かせる素晴らしい仕上がり! 天国のデニスも喜んでいるんじゃないかな。
なお、B面にはデニスによる元々のインスト・ヴァージョンが収録されています。森 陽馬


2019年4月13日(土) CSN&Y (Neil Young)「The Loner~Cinnamon Girl~Down By The River」

RECORD STORE DAY、たくさんのご来店ありがとうございました。

絶好のレコード日和でしたね。皆さんお探しのレコードは見つかりましたでしょうか?
お目当てを手に入れることができなかった方も、これに懲りずまたお店へ立ち寄ってくださいね。

ちなみに、僕のRECORD STORE DAY2019本命盤はこの1枚でした。

CSN&Y『4 WAY STREET (Expanded 3LP Edition)』
(輸入LP 9,000枚限定プレス ATLANTIC 603497853854)

デヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルス、グラハム・ナッシュ、そしてニール・ヤング。
この4人によるスーパー・バンドが1971年発表したライヴ名盤『4 WAY STREET』。
1992年CD化された際に追加収録されたボーナス曲を加え、3枚組LPとして9,000枚限定再発売。

ニール・ヤングギター弾き語りによる「The Loner」~「Cinnamon Girl」~「Down By The River」メドレー名演は初アナログ化ということになります。

180g重量盤、こだわった新カッティングで最高の音質!
アナログで聴けてうれしいっ!! 森 陽馬


2019年4月12日(金) 高橋幸宏 「C'est si bon」

<レコード店へ足を運び、レコードを聴いて音楽を楽しもう!>というコンセプトで、
2008年頃米国で始まった中小アナログ店&アナログ・ファンのためのイベント、
RECORD STORE DAY

2019年は4月13日(土)行われます。
当店にて3,000円以上お買い上げの方、先着で当店ロゴ入り特製トート・バックをプレゼント!
(レコード・ストア・デイ商品以外のもの、もしくはアナログでなくても3,000円以上お買い上げなら差し上げます)
←タテ43cm×ヨコ37cm、アナログも入るしっかりしたシーチング生地

RECORD STORE DAY商品はご予約・お取り置きができませんのでご了承くださいませ。

さて、何が人気で何が売れるか、僕らでも毎年予想つかないのですが、売り切れる可能性が高そうなこの1枚。

高橋幸宏『C'est si bon/Back Street Midnight Queen』
(国内EP TOYO7S1015 926円+税)

RECORD STORE DAY2019アンバサダーを務める高橋幸宏さん。
1978年発表ソロ1st『サラヴァ!』のヴォーカルを新緑した2018年作『Saravah Saravah!』からのシングル・カット。

なんといっても、値段が安い!
2,000円近いEP盤も近年多い中、1,000円(税込)ですから! もちろん内容もNICE♪
幸宏さんが好きなニール・ヤングのLPジャケットがさりげなく写り込んでいるのもいいですね。森 陽馬


2019年4月11日(木) アール・ヴァン・ダイク 「カム・シー・アバウト・ミー」

昔からソウル・インストと呼ばれるジャンルの曲が好きです。

今日はその中でもオルガンをフィーチャーしたものを紹介したいと思います。

オルガンのソウル・インストの代表的な曲としては、ブッカーT&MG's「グリーン・オニオン」、「タイム・イズ・タイド」や、デイヴ・ベイビー・コルテス「リンキー・ディンク」(毎週日曜日ラジオ日本で放送されている宮治淳一さんD.J.による『ラジオ名盤アワー』エンディング・テーマに使われている曲です)などがあります。
1960年代にシングルとしても発売され大ヒットしました。

今日紹介するアール・ヴァン・ダイクはヒットはしていませんが、60'sのソウル・インストの中でも隠れたオルガン・インスト名盤と言ってもいい、オルガン・ファンにはグッとくるアルバムです。

アール・ヴァン・ダイク&ザ・ソウル・ブラザーズ『ザット・モータウン・サウンド』
(国内CD 生産限定盤 UICY-78870 1,000円+税)

モータウン・レーベルのアーティストを陰で支えた演奏集団ファンク・ブラザーズの一員、アール・ヴァン・ダイクが仲間と一緒に1968年発表したアルバムです。
「ノー・ホエア・トゥ・ラン」、「ハウ・スウィート・イット・イズ」、「マイ・ガール」、「マネー」等のモータウン・ヒッツをオルガンをフィーチャーしたインスト・ヴァージョンに仕立ててあります。

「カム・シー・アバウト・ミー」は1964年暮から1965年1月にかけて大ヒットしたシュープリームスの曲。
個人的にはシュープリームスの曲では2番目に好きなので、これを選んでみました。
ミドル60'sならではのハモンド・オルガンの音色がいいですね。

<MOTOWN 60>というシリーズ(1枚1,000円+税)でモータウン・レーベルの名作が今回60タイトル出ましたが、アール・ヴァン・ダイクものでは、「ウィチタ・ラインマン」、「スタンド・バイ・ミー」等を演奏しているライヴ盤『ジ・アール・オブ・ファンク』も世界初CD化されています。森 勉


2019年4月10日(水) James Taylor 「Fire And Rain」

PET SOUNDS RECORD旧店舗前、昔の武蔵小山駅周辺にあった桜の木。
2005年千葉へ移植されてから毎年見に行っていましたが、今年も行ってきました。
(桜の木にまつわる今までの経緯は、
コラム・コーナー『武蔵小山駅前にあった桜の物語』をご参照下さい)

2019年東京の桜は、咲いてから寒い日が多かったこともあり例年に比べ長く咲いていました。
千葉の桜も僕が見に行った時はちょうど満開!
 

幹から新しい枝や花も出てきていて生命力を感じました。
数年前、害虫が付いて心配しましたが、駆除され元気を取り戻したようです。
老木ではありますが、これからも末永く美しい花を咲かせてもらいたいですね。

「ぼくは炎もくぐりぬけてきたし、雨にもうたれてきた。
お陽さまが燦燦と輝く日々はとこしえに続くと思えたし、
一人の友だちも見つけられない孤独な日々も経験した。
でもいつだって、きみとはまた逢えると思っていたんだ。」(James Taylor「Fire And Rain」歌詞より) 森 陽馬


★掲載ジャケットは、ジェイムス・テイラー「Fire And Rain」他全37曲収録2枚組ベスト盤。
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-16851 2,700円+税)


2019年4月9日(火) mitsume 「タイム」

桜が満開になったというのに、ひんやりとした風が吹いている不安定な日和の昨今。
店内でよくかけているのがこの1枚。

mitsume『Ghosts』
(国内CD PECF-1168 2,800円+税/限定LP PEJF-91025 3,000円+税)

mitsume(ミツメ)は、2009年東京で結成された男性4人組ロック・バンド。
2018年上海で1,000人キャパのワンマン・ライヴを成功させ、国内外で評価が高まっている中発表された2019年作。

川辺素(Vo,G)、須田洋次郎(Dr)、nakayaan(B)、大竹雅生(G,Syn)が奏でる演奏・歌は、とりたてて何かを主張したり、熱く訴える類いではないけれど、気の置けない友人が語りかけているような親近感が感じられます。

今日のこの1曲は、9曲目「タイム」を。
時の流れの切ない感情を浮遊感あるサウンドとさりげない言葉で綴った叙情的な1曲。

心の揺れを抱えながら白昼夢の中で漂うような、不思議な心地良さを与えてくれるナンバーです。森 陽馬


2019年4月8日(月) REESE WYNANS And Friends 「You're Killing My Love」

入学式&入社式シーズンですね。
不安を抱えている方も多いでしょうが、若いうちの苦労はたくさんした方が良いですヨ!
失敗してもコツコツ続けていけば、長い人生いつかは報われるときが来るでしょうからね。

さて、そんな人生の苦楽が滲み出ているようなサザン/ブルース・ロック好き必聴の1枚をご紹介。

スティーヴィー・レイ・ヴォーンとのバンド、ダブルトラブルのメンバーとして知られ、1960年代からセッション・キーボーディストとして長年活動を続けてきたリース・ワイナンス。
2019年11月で72歳を迎える彼が、初ソロ・アルバムを完成させました。

REESE WYNANS And Friends『SWEET RELEASE』
(輸入CD J&R ADVENTURES JRA61072)

ギタリストJoe Bonamassa(ジョー・ボナマッサ)がプロデュースを担当。
ダブルトラブルの盟友Tommy Shannon(B)、Chris Layton(Dr)に加え、Warren Haynes、Doyle Bramhall Ⅱ、Bonnie Bramlett、Kenny Wayne Shephead、Keb'Mo、更にはSam Mooreもゲスト参加。

レイ・ヴォーンファン感涙ナンバー「Crossfire」、「Say What!」、「Riviera Paradise」や、ボズ・スキャッグス1969年発表作収録曲「Sweet Release」、ミーターズ「Soul Island」等を、豪放かつ味わい深く聴かせます。

今日の1曲は、ドイル・ブラムホールⅡがヴォーカル&ギターで大活躍!④「You're Killing My Love」を。森 陽馬


2019年4月7日(日) Edwyn Collins 「Spark The Spark」

元オレンジ・ジュースのエドウィン・コリンズ、約6年ぶり新作がリリースされました。

エドウィン・コリンズ『バッドベイ』
(国内仕様CD 日本語解説付 BF076 2,200円+税)

脳溢血の後遺症を抱えながらも、家族や仲間達に支えられ、プロデューサー/シンガー・ソングライターとして音楽を発信し続けているエドウィン。

ジャケット写真の中で彼が立っているのは、今作のレコーディングが行われたスコットランド北部ヘムズデールにある自宅兼新スタジオCrushnarrow Studio。

裏ジャケットにもスタジオ外観の素敵な写真が使われており、海が一望出来る自慢のスタジオと共に写る彼のどこか誇らしげな佇まいが印象的です。

新作はデキシーズなどで活躍するショーン・リードが共同プロデュース&エンジニアを務め、前作『アンダーステイテッド』にも参加したジェームズ・ウォルボーン、カーウィン・エリス(共に現プリテンダーズ在籍)、ドラムにジェイク・ハットンら馴染みのメンバーもサポートしています。

前2作に比べるとポップなものよりビートの効いたロック/ガレージっぽいサウンドが耳に残りますが、ショーン・リードがブラスを担当した「In The Morning」、マーヴィン・ゲイ「悲しいうわさ」風イントロ「Spark The Spark」など、彼らしいソウル・テイストな楽曲もかっこいいです。

帯やブックレットに記載ありませんが、全12曲のところ更にもう1曲あって、CDには13曲入っているようです。
シークレット・トラック扱いなのでしょうか? 曲名をご存知の方がいたら教えてください。東尾沙紀


2019年4月6日(土) Steve Tyrell 「Make It Easy On Yourself」

スティーヴ・タイレルが2008年に発表したバート・バカラック作品をカヴァーしたアルバム『Back To Bacharach』。
ボーナス・トラック6曲を追加し全21曲の増補盤として再発されているので紹介しておこうと思います。

残念ながら今のところ日本盤の発売はないようですが、店頭にはアメリカ盤を在庫してあります。
気になる方はチェックしてみてください。

Steve Tyrell『Back To Bacharach ~Expanded Edition』
(輸入CD New Design 2-572466)

1944年生まれのスティーヴ・タイレルは、二十歳前からセプター・レコードで働き始めA&Rとして活躍していました。
ディオンヌ・ワーウィックがバート・バカラック&ハル・デヴィッドの作品を歌い次々とヒットさせている頃でした。

B.J.トーマスを見出してスターにしたり、ニュー・デザインというレコード会社を作りバリー・マンの名作『Lay It All Out』をプロデュースしたりと裏方としては有名な存在でした。

その彼が本格的に歌手として歌い始めアルバムを出したのが1999年でした。
評判がすこぶる良かったことから、しゃがれているけれど聴き手をいい心持ちにしてくれる渋い歌声でスタンダード・ソングを歌ったアルバムが何枚も発売されました。

その中でも、このバカラック作品集は彼のルーツと言える曲を歌ったものです。
腕利きのミュージシャンによる上質で上品な演奏に乗ったスティーヴ・タイレルの歌声は、バカラックの曲を歌える喜びに溢れているように感じられます。

「ウォーク・オン・バイ」、「ルック・オブ・ラヴ」、「クロース・トゥ・ユー」、「アルフィー」、「雨にぬれても」名曲ズラリ。
今日は新たに追加された曲の中から「涙でさよなら」(Make It Easy On Yourself)を選んでみました。森 勉


2019年4月5日(金) 3KINGS 「こだわり」

鮎川誠(70歳)、友部正人(68歳)、三宅伸治(58歳)が組んだバンド、3KINGS。

会場限定販売だったライヴ盤を経て公式発売された1stオリジナル・アルバム『王様のノイズ』。
これが凄い!

3KINGS『王様のノイズ』
(国内CD 3KCD-0002 2,600円+税)

3人各々の書き下ろし新曲を、高橋Jr知治(B)、AKANE(Dr)加えた5人でガツンとレコーディング!
ロックの初期衝動というか、ピュアなロック魂が心臓に突き刺さる全11曲。

どの曲も歌詞が最高! 特に象徴的なのが三宅伸治作⑤「こだわり」。

「夜が明けるまで 行けることろまで行こう もう何の為だか分からないくらい 夢中になることばかり
こだわって歳をとる こだわって生きてやる 頑固なジジイが笑うぜ これは誰にも譲れない」(「こだわり」歌詞より)

<大人のロック>と言うより、たくさんの苦難を乗り越えてきた<永遠の子供達によるブルース>。
全然合っていないようで絶妙に絡む3人の歌と演奏に感動すら覚える1枚。森 陽馬


2019年4月4日(木) Don Shirley 「The Lonesome Road」

2019年アカデミー作品賞を受賞した映画『グリーンブック』を先日鑑賞。

1962年アメリカ、黒人ピアニストと運転手兼用心棒のイタリア系男性の友情を実話に基づき描いた物語。
『メリーに首ったけ』等コメディ映画で知られるピーター・ファレリー監督が手掛け、人種差別の描写があるもののそれほど重くなく、主題はアイデンティティの探求がテーマとなっていて、テンポ良く楽しむことができる秀作でした。

映画冒頭、ニューヨークのクラブ、コパカバーナが出てきます。
ある白人歌手(映画見てのお楽しみ)が裕福な白人客を前に歌っている場面を観て、サム・クック『ライヴ・アット・コパ』はこういう場所、こういう観客を前にして歌っていたんだな、と再認識できましたね。
(これら伏線は、物語後半に黒人ピアニストがとる行動へ映画的に繋がっていると思われます。)

なお、今作で黒人ピアニスト役マハーシャラ・アリがアカデミー助演男優賞を受賞しましたが、イタリア系男性を演じたヴィゴ・モーテンセンが素晴らしかった!
猛々しい男性がラストに見せた、長旅の疲れではない寂しさ/切なさが入り混じった表情の演技。
なんともいえない彼の想いが観る側へ伝わってきましたね。

映画スコアは、セロニアスモンク国際ジャズ・コンペティション2011年優勝者のクリス・パワーズが担当。
実在する黒人ピアニスト、ドン・シャーリーの楽曲と音源も一部収録されています。森 陽馬


★掲載ジャケットは映画サントラ盤『グリーン・ブック』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18181 2,400円+税)


2019年4月3日(水) Paul Weller 「Aspects」

ポール・ウェラー最新ライヴ盤が先週発売になりました。

ポール・ウェラー『アザー・アスペクツ -ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・フェスティバル・ホール』
(国内CD 2CD+DVD 解説・歌詞・対訳付 WPZR-30845 4,800円+税)

2018年オリジナル最新作『トゥルー・ミーニングス』発表からほどなくした10月11日、12日にロンドンの2900人ほどが収容出来る由緒あるホールで行われたオーケストラとの共演ライヴの模様を収めたものです。

『トゥルー・ミーニングス』の楽曲を中心に全25曲。
『トゥルー~』のストリングス・アレンジを担当したハンナ・ピールがこのライヴでもアレンジ/指揮を務めており、新たなアレンジが施されたジャムやスタイル・カウンシルの楽曲も違和感なく溶け込んでいます。

ロンドン・メトロポリタン・オーケストラ、4名のブラス・セクションを従え、ウェラーもバンドも全編着席し、歌と演奏に集中!心地良い音のハーモニーと共に、ほどよい緊張感が伝わってきます。

付属のDVDにはライヴ本編(CDではカットされているMC等も含む)、リハーサル風景、メンバーやお客さんのインタビュー等約125分の映像を収録。

ウェラーが特別な曲だと語る「Aspects」、スティーヴ・クラドックのギターソロが良い「Old Castles」、ルーシー・ローズのコーラスとシタールとの共演「Books」、近年では珍しい「Country」(『ワイルド・ウッド』収録曲)など、全体的に大人しめですが見所/聴き所も多く、ロック/ソウルフルとはまた違った側面を見せてくれる素晴らしい内容だと思います。東尾沙紀


2019年4月2日(火) Andrew Bird 「Sisyphus」

口笛が入っている曲、というと、心地良いイメージが湧いてきますよね。

でもこのアルバム中で聴ける口笛は、どことなく影があるというか、さすらいの痛みが伝わってくるのです。

Andrew Bird『My Finest Work Yet』
(輸入CD Loma Vista Recordings 00888072082069)

1990年代ネオ・スウィング・バンドSquirrel Zut Zippersでヴァイオリン奏者として活動。
その後ソロで作品を発表してきたアメリカ/イリノイ州出身男性シンガー・ソングライター、アンドリュー・バード。

<私にとって今までで最も精鋭な作品>というタイトル通り、緻密に築いたポップなメロディー&サウンド・アレンジで様々なテーマを装飾し、重みのある言葉で紡いだ全10曲。

今日のこの1曲は、口笛が特に印象深い1曲目「Sisyphus」。
ギリシャ神話に出てくる人物シシュポスをタイトルにした哲学的な詞に、彼らしい世界観を感じます。森 陽馬


2019年4月1日(月) yojikとwanda「ブライアンイーノ」

♪図書館にブライアンイーノが流れてる いいーね♪ (yojikとwanda「ブライアンイーノ」歌詞より)

こんな素敵な歌い出しで始まる曲がリリースされました。

当店が長年応援している男女ユニット、yojikとwanda。
2015年『フィロカリア』以来となるオリジナル・アルバム『ナイトレイン』2曲目に収録。
その名も「ブライアンイーノ」!

yojikとwanda『ナイトレイン』
(国内CD 当店のみの特典ジャケット・イラストの丸マグネット付 hdhg-1903 2,000円+税)

歌う喜びが聴き手へ直に伝わってくる名女性シンガーyojikさん。
そして、唯一無二の感性を持つwandaくん(大阪の図書館勤務)。
アンバランスなようで不思議と相性バツグン!?な二人によるゆるやか空気感に包まれたポップ・ナンバー。

なお、アルバムにはitoken、服部将典、吉田悠樹、水谷康久がゲスト参加。
yojikとwandaがお店や街中、ラジオでもっと流れてたら、いいーのにね。森 陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■

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