2015年10月30日(金) 斉藤和義 「時が経てば」 |
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2年ぶり18枚目となる新作『風の果てまで』が、オリコン・デイリーチャートで初の1位となった斉藤和義。
CMでお馴染み「攻めていこーぜ!」、ドラマ主題歌「傷口」ほか、痛快なロックン・ロールからバラード、ポップなナンバーも収録した充実のアルバム。
(初回A VIZL-1020 2CD+DVD 4,400円+税 / 初回B VIZL-1021 2CD 3,500円+税)
初のLA録音である今作には、以前から親交のあるドラマー、チャーリー・ドレイトンをはじめ、マニー・マーク、ダリル・ジョーンズ、日本での録音には玉田豊夢、高田漣、11月下旬から始まるツアーでギタリストを務める真壁陽平などが参加。
疾走感のあるギターに乗せて、音楽シーンの現状や作り手であるミュージシャンの心境をストレートにぶつけた「さよならキャディラック」、ちょっと女々しい男の心情を歌ったバラード「恋」、ドラムマシンを用いたグルーヴ感のある「アバリヤーリヤ」など、どの曲もいいですね!
ボブ・ディランを意識としたという「時が経てば」は、ビルの屋上から飛び降りようとしている男を取り巻く状況を1人の男の目線で綴った曲。
「がんばれ」「負けるな」と屋上の男を心の中で鼓舞するフレーズが並びますが、巷のよくある応援ソングとは一線を画すドラマチックでロックなこの曲が強く印象に残りました。
初回盤A,Bには、泉谷しげるのカバー他全3曲入りのボーナスCD付き。
初回Aには更に、2007年以降のミュージック・ビデオ16曲を収録したDVDが付いています。東尾沙紀
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