2021年12月19日(日) Barry Ryan 「Eloise」 |
|
|
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』を横浜で鑑賞。
『ベイビー・ドライバー』(2017)で知られるエドガー・ライト監督&脚本による2021年新作映画。
喧噪の60'sスウィンギン・ロンドンと、現代のロンドンを舞台にしたサスペンス・スリラーなストーリー展開。
主演女優二人(トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ)が魅惑的です。
予想よりホラーで怖かったけれど、60'sロンドンのイイ曲がたくさんかかって、とても刺激溢れる映画でした。
ピーター&ゴードン「愛なき世界」が映画冒頭にかかるのですが、この曲で歌われている<孤独>が本作のテーマとなっていて、物語が進むにつれて、重要な意味を持ってきます。
他にも、ペトゥラ・クラーク「ダウンタウン」など、歌詞の内容と物語とがリンクして使われており、エドガー・ライト監督のこだわりが伝わってきましたね。
なお、トーマシン・マッケンジー演じる主人公エロイーズの名前は、バリー・ライアンの1968年ヒット曲「Eloise」(双子の兄ポール・ライアン作)から取られており、劇内でもかかりました。
ちなみに映画タイトル『ラストナイト・イン・ソーホー』は、デイヴ・ディー・グループ(Dave Dee,Dozy,beaky,Mick&Tich)による1968年楽曲「Last
Night In Soho」が基になっています。森 陽馬
|
|
|