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  今日のこの1曲 “Archives”

<2026月1月>

当店ペット・サウンズ・レコード店にて
その日に店内でかけていた曲の中から、
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”コーナー

2026年1月に更新した“今日のこの1曲”コーナー


廃盤・生産中止、規格番号の変更など、
情報が古くなっている商品もございますが、ご了承くださいませ。
<最新の“今日のこの1曲”はこちらのページをご覧ください>


2026年1月1日(木) Dinosaur Jr. 「Just Like Heaven」

PET SOUNDS RECORDは元旦14時から営業を開始いたしました。
2026年もよろしくお願い申し上げます。

今年の干支は<うま年>!
様々な<馬ジャケ>作品をこのコーナーで紹介していきたいですね。

まずは、新年早々からガツン!とくる<馬ジャケ>アルバムをピックアップしました。

ダイナソーJr.『The Black Session : Live In Paris 1993』
(国内仕様CD 日本語解説付 CDBRED897J 3,300円税込)

ダイナソーJr.が、1993年フランス/パリで放送用に録音していた秘蔵スタジオ・ライヴ音源。
名盤『Where You Been』をリリースした直後の録音。初期人気曲「Freak Scean」、「Budge」もやってます。
J・マスキスらしい魂のギターが爆発していてかっこいい!

今日のこの1曲は、ザ・キュアーのカヴァー「Just Like Heaven」! 森陽馬


2026年1月2日(金) 森山良子 「変わらぬ心」(Somethings Never Change)

新しい年を迎えました。
2026年、令和8年。どんな年になるんでしょうか?
年齢を重ねるとこれといった抱負はありませんが、まずは健康ですね。

みなさんはお正月、いかがお過ごしでしょうか。
本年もペット・サウンズ・レコードをよろしくおねがいいたします。

2025年はいろいろなCDやレコードが発売されて楽しませてもらいました。
店の常連のお客様に、「2025年よく聴いたものは何でしたか?」という質問をしたところ、多かった答えが、『ロジャー・ニコルス作品集』でした。

ということで、今日の1曲はその中から選んでみました。

『ロジャー・ニコルス・ソングブック』
(国内2枚組CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-31776 2,860円税込)

ロジャー・ニコルスの作品は、さまざまな歌手・演奏家によってカヴァーされていますが、今日紹介するこの曲は、現時点ではこのヴァージョンのみだそうです。

森山良子が1973年にロンドンで録音した『イン・ロンドン』というアルバムに収録されていた「Somethings Never Change」(変わらぬ心)という曲で、作曲:ロジャー・ニコルス、作詞はカーペンターズのヒット曲「イエスタデイ・ワンス・モア」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」などを書いたジョン・ベティス。
ロジャー・ニコルスの隠れた名曲と言っていい曲で、森山良子の歌唱も素晴らしい。森勉


2026年1月3日(土) LDK(友部正人+ふちがみとふなと) 「未来」

「今は豊かな未来だ。SFみたいだ。
だけど、きたえておくんだ。体ひとつになっても。オーケー。」
<LDK(友部正人+ふちがみとふなと)「未来」歌詞より>

LDK名義としては約16年ぶりとなる新作2ndアルバムが出ました。

LDK(友部正人+ふちがみとふなと)『ブルースとワルツ』
(国内CD daidoko002 3,080円税込)

友部正人とふちがみとふなと(渕上純子&船戸博史)が組んだユニット、LDK。
本作は2024年9月26~28日に、京都のマザーシップスタジオで録音された彼らの2ndアルバムです。
朴訥&ゆるやかなようで、聴き込むほどに深く、力強く、そしてやさしく響く歌と楽曲が共鳴した1枚。

今日のこの1曲は、渕上さんがLDK用に歌詞を書き下ろし、友部正人が曲をつけた9曲目「未来」を。

なお、2009年に発表しライヴ会場にて手売りのみで販売→完売していた1st『二つの午後』が、本作に合わせて再プレスされ、一般流通も開始となりました。森陽馬


2026年1月4日(日) 寺尾紗穂 「魔法みたいに」

NHKのTV番組『Dearにっぽん』で使用されている寺尾紗穂さんの歌「魔法みたいに」。
オリジナルは2008年発表アルバム『風はびゅうびゅう』に収録されていた楽曲です。
テレビでは番組用に歌詞を書き換えたヴァージョンが流れています。

寺尾紗穂さんはライヴでもTVヴァージョンの歌詞で歌っていた時期がありましたが、外国人排斥の動きが問題化してきた2025年夏以降は、オリジナルの歌詞に戻して歌い続けているそうです。

「もしも二人が笑えるのなら、みにくい嘘や偏見なんて、砂の城のように崩してしまえ、遥かな海に。」
「もしも二人が笑えるのなら、遠い遠い国で涙流す子の、涙の熱さを感じられるよ、握った手に。」
「もしも二人が笑えるのなら、楽しい時を謳えるのなら、欺く言葉に立ち向かえるよ。魔法みたいに。」
(寺尾紗穂「魔法みたいに」歌詞より)

2025年12月21日東京・上野YUKUIDO工房でのライヴで、紗穂さんはこの歌を涙を流しながら歌っていました。

2026年、そしてこれからの未来、思いやりの心が少しでも広がりますように。森陽馬


★掲載ジャケットは、(DVD)寺尾紗穂コンサート「しゅーしゃいん」リリースツアー サントリーホール ブルーローズ公演。(国内DVD 3,500円税込)
2024年12月6日東京サントリーホール/ブルーローズで行われたコンサート映像が収録。
寺尾紗穂さんのライヴ会場で販売している商品ですが、当店でも販売させていただけることになりました。店頭及び通販でご購入いただけます。


2026年1月5日(月) 婦人倶楽部 「こいっちゃ餅つき」

♪のびーるのびーるお餅はのびる このままずっとお正月気分、、、ってわけにはいかないかしらね♪

今日から仕事始めという方も多いでしょうか。
自分もようやくのんびりモードから日常のリズムを取り戻しつつあります。

...が、もう少しお正月気分に浸らせてください。

2025年ベスト・アルバムの1枚として選ばせてもらった婦人倶楽部『婦人日和』に収録されている「こいっちゃ餅つき」は、実にほのぼのとするお正月ソングで、<お餅食べる時Myテーマ・ソング>的存在でした。

大人も子供も集まってワイワイと準備する光景、ホカホカと立ちのぼる湯気、におい...曲を聴くだけでイメージが浮かんできます。
メロディカの軽やかな音色も良いアクセントになっています。

この歌の中のように臼と杵でペッタンペッタンとはいきませんでしたが、小さい頃は家に古い餅つき機があり、毎年祖母の手伝いをするのが楽しみでした。
自分で丸めた、出来たてのお餅を砂糖につけて食べるのが我が家の定番。ほんのり甘くて温かいお餅の味を思い出します。

お雑煮、海苔と醤油、おしるこ...たくさん準備したお餅を今年も結局余らせてしまいそうですが、オススメの食べ方があれば教えてください。東尾沙紀


2026年1月6日(火) 岡沢章BAND 「Feelin' Alright」

六本木PIT INNが閉店したのは2004年7月末でした。
松木恒秀氏率いるバンドWhat Is Hip?が、ゲストを招いて連日出演していたことを思い出します。

その松木恒秀氏も2017年に逝去しましたが、彼の遺志を継ぐ作品が2025年末に発売されました。

岡沢章BAND『P.S.I LOVE YOU Dedicated to Tsunehide Matsuki/Live At Shinjuku PIT INN』
(国内CD PILJ0018 3,000円税込)

岡沢章BANDは、HIP?のメンバーだった岡沢章、渡嘉敷祐一、野力奏一に、小池修、三好功郎が加わった布陣。
本盤は2025年で60周年を迎えた新宿PIT INNで、2025年8月11日に行ったライヴ音源が収められています。

歌心伝わるインスト中心の全8曲から今日のこの1曲は、実際に岡沢さんが歌っている「Feelin' Alright」を。
トラフィック/デイヴ・メイスンの名演で有名なバンドのグルーヴ感が味わえるナンバーです。森陽馬


2026年1月7日(水) GOOD BYE APRIL 「Velvet Motel」(大滝詠一カヴァー)

当店オススメの日本人ポップ・バンド、GOOD BYE APRIL。
通算6作目となるメジャー2ndアルバム『HOW UNIQUE!』が2月4日発売決定しました。


GOOD BYE APRIL『HOW UNIQUE!』
(2026年2月4日発売 国内CD CRCP-20620 3,300円)

2024年11月発売メジャー1stアルバム『HEARTDUST』(
2024年11月14日今日のこの1曲で紹介)は、グッド・メロディーが詰まった素晴らしい作品でした。

林哲司と共に制作された新作は、佐橋佳幸プロデュース曲「リ・メイク」や、常田真太郎(スキマスイッチ)プロデュース曲「ハーフムーンが見えたらさよならを」、林哲司作曲「Tokyo Weekend Magic」、大滝詠一「Velvet Motel」カヴァー等、注目曲が目白押し! 楽しみですね。

今日のこの1曲は、新作にも収録予定のGOOD BYE APRILによる大滝詠一「Velvet Motel」カヴァーを。

GOOD BYE APRIL『Velvet Motel/ピンク・シャドウ』
(国内8cmシングルCD 完全限定盤 DBTU32 2,000円税込)

2025年7月7日短冊の日に、8cmシングルCDで発売されました。
カップリングには、彼らのライヴ定番曲であるブレッド&バター「ピンク・シャドウ」カヴァーが入っています。森陽馬


2026年1月8日(木) ブルース・スプリングスティーン 「ハングリー・ハート」

ペット・サウンズ・レコードは今年4月22日で45周年を迎えます。

4月22日は何曜日かなとカレンダーを見ると水曜日でした。
す・・・水曜日! それって、オープンした曜日と同じ!
と思い、カレンダー全体を見渡すと、オープン年の1981年と同じまわりなんですね。

初心にかえり、がんばりたいと思います。

ということで、今日は45年前、オープン準備していた1981年の今頃ヒットしていた名曲を。

ブルース・スプリングスティーン「ハングリー・ハート」。
それまでシングルのベスト・テン・ヒットを持っていなかったブルースの初大ヒット・シングル。全米第5位!
(ちなみに、「ボーン・トゥ・ラン」は最高位第23位でした。)

このブルース・スプリングスティーン風のウォール・オブ・サウンドをラジオで聴きながら、商品カードや仕切り板の名前書きなどをしていたことを思い出します。
その頃のヒット曲で好きだったのは、ジョン・レノン「スターティング・オーヴァー」、「ウーマン」、ホール&オーツ「キッス・オン・マイ・リスト」、グローヴァー・ワシントンJr.withビル・ウィザース「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」、ダン・フォーゲルバーグ「懐かしき恋人の歌」(Same Old Lang Syne)、ティエラ「トゥゲザー」、スティーリー・ダン「ヘイ・ナインティーン」などがあります。森勉

★掲載ジャケットは、ブルース・スプリングスティーン『ザ・リバー』
(国内2枚組CD SICP-31648 3,300円税込)


2026年1月9日(金) 細野晴臣 「AIWOIWAIAOU」

神保町で行われている細野晴臣さんのポップアップストア『Hosono Record House』へ行ってきました。

場所は2025年夏に大滝詠一さんの特別企画展をやっていたのと同じ東京・神保町New Gallery。
細野晴臣さん関連のレコードやグッズ、作品に関しての解説付ポスター等が展示されています。

入場無料ですが、会場限定の7インチ・レコードや冊子も売っていて、ついつい散財してしまいましたね…。
開催は1月25日までの予定だそうなので、細野晴臣さんファンの方は是非覗いてみてください。

今日のこの1曲は、細野晴臣さんが近年のライヴでよく演奏しているという「AIWOIWAIAOU」を。

「AIWOIWAIAOU」は、アンビエントな楽曲が並ぶ1993年発表作『Medicine Compilation』に収録されているナンバー。
(国内CD 2020年最新リマスタリング MHCL-10137 3,300円税込)

会場で販売している冊子『Hosono Record House Vol.1』には、細野晴臣さんへのインタビューが掲載されていて、この「AIWOIWAIAOU」や「アーユルヴェーダ」(2008年公開映画『グーグーだって猫である』サントラ収録曲)を、最近のライヴで取り上げていることについても言及しています。森陽馬


2026年1月10日(土) 安田成美 「星の降る夜」

1月9日21時半からEテレで放映(1月12日14時半~15時再放送予定)の番組『スイッチインタビュー』。
安田成美さんと大貫妙子さんの対談回
『安田成美×大貫妙子EP1 美声&歌作りの秘密』を見ました。

安田成美さんの1988年発表アルバム『Ginger』を大貫妙子さんがプロデュースした縁で、約38年ぶり(!)に会っての対談でしたが、大貫妙子さんの歌詞に関する話がとても興味深かったです。

「例えば、きれいな空を歌にしたいと思っても、音楽にはできない、伝えられないもの。その空を表現するのではなく、空が美しいとかいうことを言葉にするのではなく、歌詞に別の言葉に置き換えて物語を作る。」(大貫妙子談)
という、歌詞の創作過程にとても感銘を受けました。

あと、安田成美『Ginger』収録曲「星の降る夜」(作詞・作曲:大貫妙子)の話題。
この楽曲の歌詞について、安田成美は、「人物の中にいる、もう一人の自分」を描いた歌、という考察でした。
大貫さんはこの考察について、「80点」と言っていました。

切ないけれど、ロマンティック。
大貫妙子さんの歌詞に込められた真摯な想いが伝わってきました。

なお、アルバム『Ginger』のCDは入手困難な現状ですが、楽曲「星の降る夜」は、1984年発表1stアルバムにシングル曲を追加収録したCD『安田成美コレクション』(TKCA-73898 全17曲入 2,096円税込)で聴くことができます。森陽馬


2026年1月11日(日) The Zombies 「This Will Be Our Year」

「僕の手をはなさないで 闇は消え去った 今年はきっと僕らの年になる 長い道のりだったね」

クリス・ホワイトのペンによる、穏やかな名曲「This Will Be Our Year」。

この曲を初めて聴いたのは、本家ゾンビーズではなく、ティム・クリステンセン(ディジー・ミズ・リジー)によるカヴァーでした。
ティムのバージョンはアルバム本編ではなく、日本盤ボーナス・トラックとして追加されていたものでしたが、素敵なメロディの曲だなと特に繰り返し聴いていたことを思い出します。

「This Will Be Our Year」、ヒット曲「ふたりのシーズン(Time Of The Season)」などが収録されたゾンビーズ1968年作『オデッセイ&オラクル』がモノラル・リマスター盤で再発されています。

The Zombies『Odessey and Oracle -Remastered Mono』
(輸入CD Beechwood Park Records BPR001)

本モノラル・リマスター盤で注目は、やはり「This Will Be Our Year」でしょうか。
ステレオ版ではカットされている、ホーン・セクションのパートが復活♪
柔らかなホルンなどが加わり、より華やかで温かみが感じられるアレンジで楽しむことができます。東尾沙紀


2026年1月12日(月) クリス・レア 「Hello Friend」

レコード・コレクターズ2026年2月号(ミュージック・マガジン社 930円)が発売中です。


特集は『この曲のピアノを聴け!ジャズ/フュージョン編』。
新年恒例の『リイシュー・アルバム・ベスト』、『私の収穫2025』も掲載されています。

その第1特集『この曲のピアノを聴け!』には、ビル・エヴァンスやキース・ジャレット等ジャズ界の名ピアニストに混じって、マックス・ミドルトンもジェフ・ベックの曲で紹介されていました。

マックス・ミドルトンといえば、彼が弾くピアノ/シンセを最近店でよく聴いていたのです。
そう、2025年12月22日に逝去したクリス・レアのクリスマス名曲「Driving Home For Christmas」、そして1986年発表の名盤『On The Beach』に彼は参加しています。

クリス・レア『On The Beach』(デラックス・エディション)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-18281 2,970円税込)

今日のこの1曲は、切なく沁みる「Hello Friend」。
クリス・レアの渋い歌声とブルージーなギター、そしてマックス・ミドルトンによる美しいピアノの調和は、本作ジャケットに映っているような青い空と共に、今はいなくなった友人や懐かしい記憶を想い出させてくれます。森陽馬


2026年1月13日(火) Chris Thile 「J.S.BACH Sonata No.3 in C major BWV1005 Ⅱ.Fuga」

連休明けの火曜日、武蔵小山周辺はお休みの店が多く、街はいつもより静かでした。
(武蔵小山の商店街は、昔から火曜日を定休日にしている店が多いのです。)

穏やかな陽射しが降り注ぐ昼下がり、店内ではこのアルバムをかけていました。

クリス・シーリー『バッハ:ソナタとパルティータ Vol.2』
(輸入国内仕様CD クリス・シーリーによるコメントの日本語訳、矢澤孝樹の解説付 Nonesuch 7559.789541)

現代ブルーグラスを牽引するバンド、パンチ・ブラザーズの名マンドリン奏者クリス・シーリーが、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を、マンドリンの独奏で表現した作品です。

本作はVol.1(2013年1月録音)に続く第2弾アルバム(2025年4~5月録音)。
Vol.1には収められていなかったパルティータ第2番、ソナタ第3番、パルティータ第3番を演奏しています。

ヴァイオリン演奏ではないものの、超絶早弾きマンドリンによる繊細な表現で美しいメロディーを奏で、聴く者を優雅な気持ちにさせてくれます。

なお本作は、ニューヨークにあるReservoir Studioでの録音が中心ですが、ソナタ第3番Ⅱ.Fuga(CD7トラック目)は、クリス・シーリーお気に入りのニューヨークの公園Tompkins Square Parkにてレコーディング。
耳をすますと、公園の雑踏/人々の声も演奏の隙間から聴こえてきます。森陽馬


2026年1月14日(水) ポニーのヒサミツ 「どこへいく?」

2026年は<うま年>ということで、<馬ジャケ>をまたまた紹介します。

ポニーのヒサミツ『ほうむめいど・かうぼうい』
(国内LP 雷音レコード RHION-LP5 3,850円税込)

男性シンガー・ソングライターのポニーのヒサミツが、2023年に配信リリースした作品。
配信よりも1曲(「自家製牛男」instrumental)多く、新ミックス&マスタリングが施され、本秀康さんの雷音レコードから2024年5月にリリースされたアナログLPです。

谷口雄、渡瀬賢吾、増村和彦、サボテン楽団、kiss the gambler、中川理沙が参加。
細野晴臣『HOSONO HOUSE』、はっぴいえんど『風街ろまん』の影響を強く感じさせます。

特に、B面1曲目「どこへいく?」は、はっぴいえんど「夏なんです」的な雰囲気ですね。森陽馬


2026年1月15日(木) ビーチ・ボーイズ 「ファン・ファン・ファン」

2026年になり、来日60周年という言葉がささやかれています。

1966年にビートルズが唯一の来日公演を日本武道館で6月30日、7月1日、7月2日と行ってから、60年ということなのですね。

が・・・。僕にとっての最初に思い出す来日60周年は、1966年1月に来日したビーチ・ボーイズなのです。

それまで、外国の人のライヴは、ヴェンチャーズ、ブレンダ・リーの公演へ行きましたが、ロック・ヴォーカル・バンドのライヴは、ビーチ・ボーイズの1966年1月7日渋谷公会堂の公演が初めてでした。

中学2年生の冬休み、最初は音の大きさにビックリしましたが、曲が進むうちにその迫力あるバンドのサウンド、そしてヴォーカルとコーラスのアンサンブルの良さに惹き込まれました。

ということで、今日はビーチ・ボーイズの「ファン・ファン・ファン」を。

1966年の日本公演では1曲目に演奏されました。
ブライアン・ウィルソンはその時来日せず、ブルース・ジョンストンが代役を務めました。

そう、ブライアンはL.A.に残り、あの『ペット・サウンズ』を録音していました。

アルバム『ペット・サウンズ』の裏ジャケットには、日本公演の模様や京都太秦・東映撮影所でビーチ・ボーイズがサムライの扮装をした写真を見ることができます。サムライ姿の撮影は1月10日京都公演と1月12日神戸公演の間の1月11日のオフ日に行われたと思われます。

それにしても、よくぞはるばる日本まで来てくれました。
プロモーター、レコード会社、そしてビーチ・ボーイズのメンバーに感謝です。森勉


2026年1月16日(金) Young Gun Silver Fox 「You Can Feel It」(Live)

アンディ・プラッツ(ママズ・ガン)、ショーン・リーによるAOR/ソウル・ユニット、ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス。
2025年発表最新作『プレジャー』も好評だった2人の初のライヴ盤がリリースされました。

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス『ライヴ・フロム・ザ・トルバドゥール・アンド・パラディーゾ』
(国内CD 英文ライナーの翻訳付 PCD-25509 2,750円税込)

5thアルバム『プレジャー』発表後に行われた2025年ツアーから、LAの老舗ザ・トルバドゥールと、オランダ・アムステルダムにあるパラディーゾでのパフォーマンスを厳選して収録♪

Adrian Meehan(ドラム)、Paul Housden(ベース)、さらに3名のホーン・セクション(LA、オランダ各々異なるメンバー)を加えた7人編成でのステージ。
最新5thからはハーモニーが心地良い「Burning Daylight」と、ファンキーな「Steve&Sly」、アンディの熱唱が聴きモノ!ライヴ終盤の定番「Long Way Back」、映像も公開されている「Love Guarantee」など、1st/2ndアルバムの楽曲を中心にほぼ全作から披露された10曲がセレクトされています。

本日はエレクトリック&アコースティック・ギターでのシンプルな演奏で歌った、メロウな名曲「You Can Feel It」(1st『ウェスト・エンド・コースト』収録曲)を。
「一緒に歌えるよね?」の呼びかけで、途中からお客さんの熱い歌声も加わり、とても多幸感のある瞬間がパッケージされています。

日本でのライヴは、2nd『AMウェイヴス』リリース後(2018年8月)に行われたビルボード・ライヴ公演の一度きり...。
次回作あたりで、そろそろ日本でのライヴが実現すると嬉しいなと思います。東尾沙紀


2026年1月17日(土) Bob Dylan 「Let The Good Times Roll」

レコード・コレクターズ誌2026年2月号に掲載された<リイシュー・アルバム・ベスト2025>。
ロック部門の第1位は、このアルバムでした。

ボブ・ディラン『Through The Open Window:ブートレグ・シリーズ第18集(1956-1963)』
(国内8CD BOX 完全限定盤 SICP-31807 28,600円/2CDスタンダード・エディション 4,180円もあり)

本作で一番の驚きは、ディスク1の1曲目「Let The Good Times Roll」でしょう。
なんと!ボブ・ディランが15歳の高校生だった時(1956年)に録音したシャーリー&リーのカヴァー!

当然のことながら、ニューヨークへ移住しボブ・ディランと名乗る前のこと。
ロバート・ジマーマンとして地元ミネソタ/セントポールの楽器店で友人二人と録音した音源です。
こんな音源がよく残っていたなあ、と感心してしまいますね。

『時代は変る』発売前・録音直後の1963年10月カーネギー・ホール・コンサート完全版も歴史的価値あり。
映画『名もなき者』を見て、初期作を聴き込み、彼が書く詞に魅了された方。
本作を通し、若きディランの緊迫感ある親密さを感じてください。森陽馬


2026年1月18日(日) ぷにぷに電機 「海を」 feat.和久井沙良

ぷにぷに電機「海を」は、じわじわと深みが出てきて、最近気に入ってよく聴いている1曲。

当店が選ぶ2022年ベスト・アルバムで選出した1stアルバム『創業』から約3年。
2025年10月にCD発売されたぷにぷに電機の2ndアルバム『株』に収録されています。

ぷにぷに電機『株』
(国内CD PNDN-015 3,850円/アナログLPは2026年2月11日発売 4,950円)

ぷにぷに電機といえば、都会的でクールな楽曲が魅力ですが、「海を」は切ないバラード・ナンバー。
自身の喪失と記憶を海へ打ち寄せる波に表現し、叙情的に描いた歌とピアノの響きが耳に残ります。

「海を」の編曲は、Adoのライヴ・サポート等、活動の幅を広げている女性ピアニスト和久井沙良が担当。
バック演奏は、藤井風のサポート・ドラマーで知られる上原俊亮、新世代ベーシストのマーティ・ホロベック、鬼才ギタリスト閑喜弦介という、これからの日本の音楽界を担うであろうミュージシャンによるものです。森陽馬


2026年1月19日(月) 星野源 「Eureka」

NHK-TVで今年1月7日から始まった番組『星野源と松重豊のおともだち』はいいですね。

好きな音楽を誰かと一緒に聴きながら、語り合い、そして、おいしいものを食べ飲む。

それだけのことをテレビ番組にして、観ている者をリラックスさせてくれる。
音楽の話題が中心なのもいいよね。

星野源はこれまでも、『おげんさんといっしょ』、『星野源のおんがくこうろん』、『おげんさんのサブスク堂』と、実験的とも言える興味深い番組を作ってきましたが、今回も視点をあちこちに散りばめてあって面白い。

ということで、今日は星野源の最新アルバム『GEN』から「Eureka」を。森勉

★掲載ジャケットは、星野源『GEN』(国内CD VICL-66033 3,410円)


2026年1月20日(火) NOTHING BUT THE FUNK 「Chicken George」

ファンキー&グルーヴィーなJAZZ FUNKの新譜この1枚!

NOTHING BUT THE FUNK『ナッシング・バット・ザ・ファンク』
(国内CD PCD-22449 2,420円税込)

NOTHING BUT THE FUNKは、沼澤尚がアメリカへ留学していた1980年代、プリンスやシーラEのバック・メンバーと知り合い結成した13キャッツが前身で、そこに他ミュージシャンや森俊之が加わり2000年から活動しているファンク・バンド。

現メンバーは、沼澤尚(Dr)、森俊之(Key)、エディ・M(Sax)、カール・ペラーゾ(Per)、レイモンド・マッキンリー(B)、ネイト・マーセロ(G)、スティーヴ・バクスター(Tron)の7人組。
ビルボード・ライヴ等で日本公演を何度も行っていましたが、本作が初のオリジナル・アルバムになります。
(トロンボーン奏者スティーヴ・バクスターは2025年に急逝。本作が彼の遺作だそう)

スガシカオが参加している2曲目「Frozen Funk」以外は基本的にファンク・インスト。
今日のこの1曲は、神戸のライヴ・ハウス<チキン・ジョージ>がモチーフと思われる⑤「Chicken George」を。
ソウライヴを思い出させる歯切れのいいジャズ・ファンク・ナンバーです。森陽馬


2026年1月21日(水) 二階堂和美 「うまれてきたから」

「人は必ず死ぬのです。生まれてきたから死ぬのです。」
(二階堂和美「うまれてきたから」歌詞より)

お寺の住職であり、二児の母であり、音楽家である二階堂和美。
2011年発表作『にじみ』から約14年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『潮汐』を発表しました。

二階堂和美『潮汐』(ちょうしお)
(国内CD PCD-18928 3,000円税込)

ミュージシャンとして共に歩み、故郷の広島で一緒に生活してきた夫のガンジー西垣が2022年に急逝。
本作『潮汐』は、残された者の様々な想いが込められた1枚です。

今日のこの1曲は、アルバムの軸となっている歌「うまれてきたから」。
当たり前だけれど、意識したくない事実を突きつけられるこの歌を、あなたはどう受け止めますか?

共同プロデューサーの原田郁子(クラムボン)は、「この曲を聴かせるためのアルバム」と話しているそうです。森陽馬


2026年1月22日(木) ビーチ・ボーイズ 「We Gotta Groove」

ビーチ・ボーイズの新アイテム発売が本日発表されました。

<2026年2月13日発売>
・ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組SHM-CD仕様 英文ライナー翻訳・歌詞・対訳付 UICY-16375 5,500円)

今年は『ペット・サウンズ』発売から60周年ですが、『15ビッグ・ワンズ』発売から50周年でもあります。
『15ビッグ・ワンズ』は、ブライアン・ウィルソンが復活した1976年発表アルバム。
オールディーズのカヴァーが多いものの、ビーチ・ボーイズらしさ溢れる楽しい1枚なのです。

本作はその『15ビッグ・ワンズ』と、1977年発表アルバム『ラヴ・ユー』の時期の音源を収めた3枚組CD。
未発表曲・音源が35トラック、新ミックス22トラック含め全73トラック!
ブライアン・ウィルソンが1977年に手掛けていた未発表セッション『アダルト/チャイルド』の音源が初めて正式に収録されます!
更に、『ラヴ・ユー』ブライアン・ウィルソン・カセット・デモ、というマニア垂涎のトラックも!

ここ最近は寒い日が続いていましたが、ビーチ・ボーイズのホットな話題が届いてうれしいですね。森陽馬


2026年1月23日(金) 坂本慎太郎 「麻痺」

1月23日発売で、昨日(1月22日)から販売開始している坂本慎太郎の新作『ヤッホー』。
彼の今までのソロ作と比べて、不穏な雰囲気がなく、開放感がありますね。
オリコンのデイリーアルバムランキング(2026年1月22日付)では初登場7位を記録し、当店でも好調な売れ行きです。

坂本慎太郎『ヤッホー』
(2枚組CD インスト収録ボーナスCD付 zel-029 2,860円/国内LP zel-030 3,520円)

メジャーとインディーズの垣根が無くなった、と言われる昨今ですが、初回盤の種類が多数あるアイテムではないインディーズの作品が、これだけ注目されて売れているのはなかなか凄いことです。

別冊ele-kingの書籍『坂本慎太郎の世界』(P-VINE社 2,090円税込)に掲載されている坂本慎太郎バンドのアメリカ/メキシコ・ツアー2025のレビュー(執筆:松永良平氏)からは、海外での人気の高まりも伝わってきました。

ということで、今日のこの1曲は、新作『ヤッホー』から、ファンキーな7曲目「麻痺」(Numb)を。
2025年の海外ツアーでは、ライヴスタートの1曲目がこの「麻痺」だったそうです。森陽馬


2026年1月24日(土) Richard Marx 「All I Ever Needed」 feat.Chris Botti

シンガーとして、作家/プロデューサーとして、1980年代から数々のヒット曲を送り出してきたリチャード・マークス。

2026年発表の最新作は、オーケストラとの共演によるジャジーで壮麗な<グレイト・アメリカン・ソングブック>♪

Richard Marx『After Hours』
(輸入CD RM003)

「Fly Me To The Moon」、「Moolinght Serenade」、「Love Is Here To Stay」他、ガーシュウィン作やフランク・シナトラ、フレッド・アステアなどで知られるスタンダード名曲を、24人編成のオーケストラ、ランディ・ウォルドマン(pf)、ディーン・パークス(g)、ヴィニー・カリウタ(drs)ら全員で同じスタジオに入り、一斉にレコーディング!
徹底して生演奏にこだわったゴージャス&極上のサウンドを聴かせてくれます。

「1948年に自分がシナトラに曲を売り込む若いソングライターだとイメージした」
奥方デイジーとの共作でラテン調の「Magic Hour」、クリス・ボッティ参加「All I Ever Needed」など、自身のペンによるオリジナル新曲が今作の半数を占めており、彼のソングライターとしての手腕が発揮されています。

自分のヒーローだと語るロッド・スチュワートとのデュエット曲「Young at Heart」、ケニーG、クリス・ボッティ、トム・スコット、マイアミの女性シンガーDrea Tomeがゲスト参加しています。東尾沙紀


2026年1月25日(日) 坂本龍一 「M.A.Y. IN THE BACKYARD」

映画『TOKYO MELODY RYUICHI SAKAMOTO』(4Kレストア版)を観ました。


坂本龍一が名盤『音楽図鑑』を制作し始めた1984年5月。
エリザベス・レナード監督を中心としたフランス国立視聴覚研究所が制作したドキュメンタリー映像作品です。

坂本龍一のインタビュー&スタジオでのレコーディング風景に加え、矢野顕子との連弾で「東風」を弾いている貴重映像や、1984年当時の東京の風景が収められていて、約1時間ながらとても興味深く鑑賞できました。

渋谷の東急文化会館(ヒカリエの場所にあったパンテオンなどが入っていたビル)、銀座線の古い列車、駅員が切符を切っている改札口、スクランブル交差点、パチンコ店、新宿アルタ前、原宿の竹の子族、浅草のお祭り、等々、昭和の東京の懐かしい景観が楽しめて、タイムカプセルを開けたような気分になれましたね。

今日のこの1曲は、『音楽図鑑』に収録されている「M.A.Y. IN THE BACKYARD」を。
スタジオで煙草を吸いながら試行錯誤しレコーディング、精彩を放っている坂本龍一(32歳)。
見ていて胸に迫るものがありました。森陽馬

★掲載ジャケットは、坂本龍一『音楽図鑑』(国内2枚組CD MDCL-5034 4,400円税込)


2026年1月26日(月) Kono y Los Chicos de Cuba 「Plastic Love」(Amor Plastico)

サンデー・ソングブック2025年10月12日放送回で紹介されて話題のこの1枚!
竹内まりや「Plastic Love」をキューバン・サルサ・アレンジでカヴァーしている楽曲のレコードが好評発売中です。

Kono y Los Chicos de Cuba『Plastic Love』
(国内7inchレコード 完全限定盤 ALRT1 2,420円税込)

キューバに長年在住している日本人パーカッショニストKonoこと河野治彦と、ハバナのミュージシャンが組んだユニット、Kono y Los Chicos de Cuba(コーノ&ロス・チコス・デ・クーバ)。
近年人気となっている竹内まりや「プラスティック・ラブ」を、ダンサブルなサルサ・アレンジでカヴァーしています。
特に、スペイン語によるカヴァーが収録されているA面「Plastic Love」(Amor Plastico)は聴きもの。

山下達郎氏も<素晴らしい出来!>とラジオで絶賛していましたよね。
7インチ・アナログは限定盤ですのでご希望の方はお早めにどうぞ。森陽馬


2026年1月27日(火) 鈴木実貴子ズ 「ががが」

当店が選ぶ2025年ベスト・アルバムに選出した『あばら』発売から早1年。
鈴木実貴子ズの新作アルバム『いばら』が本日入荷しました。

鈴木実貴子ズ『いばら』
(国内CD CRCP-20619 3,300円)

名古屋を拠点に活動している鈴木実貴子と、ドラマーのズ(高橋イサミ)による男女2人組バンド。
前作の勢いそのままに、本作も最高にかっこいい1枚!
僕らが声に出せない気持ちを代弁してくれているような鈴木実貴子の力強い歌声に勇気づけられます。

今日のこの1曲は、情念の歌が聴く者を打ちのめす1曲目「ががが」!

なお、本作『いばら』リリースツアーの初日は2月19日新代田FEVERで竹原ピストルとの対バン!
最終日は5月25日渋谷CLUB QUATTROワンマンで、通常の前売りチケットがなんと1,500円!
(座布団付きVIPチケットは8,000円)
ライヴも素晴らしいので、生の鈴木実貴子ズを是非体感してみてください。森陽馬


2026年1月28日(水) Lucinda Williams 「The World's Gone Wrong」 feat Brittney Spencer

アメリカの闘魂女性シンガー、ルシンダ・ウィリアムスが新作『World's Gone Wrong』を発表しました。

ルシンダ・ウィリアムス『World's Gone Wrong』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6276 2,970円税込)

2020年頃に脳梗塞を発症したものの不死鳥の如く復帰。
2026年1月で73歳を迎えリリースしたアルバムです。

「世界は悪い方向へどんどん進んでしまっている」
そんな意味合いのタイトルを冠した本作は全10曲中9曲がオリジナル曲。

唯一のカヴァー曲でメイヴィス・ステイプルズをfeatしたボブ・マーリィ作「So Much Trouble In The World」、ノラ・ジョーンズとのデュエットで聴かせる「We've ComeToo Far To Turn Around」もありますが、今日のこの1曲はタイトル曲「The World's Gone Wrong」を。
ルシンダらしい武骨なアメリカン・ロック・チューンでかっこいい! 森陽馬


2026年1月29日(木) Sabine McCalla 「Deep River」

ニューヨーク出身、ニューオーリンズを拠点に活動している女性シンガーソングライター、サビーネ・マッカラ。

キャロライナ・チョコレート・ドロップス、ソロでも活躍するレイラ・マッカラを姉に持つ彼女も、幼少期からクラシックや古い音楽に親しみ、ルーツであるハイチの伝統音楽、フォーク、R&B、ゴスペル、アメリカーナなど様々なジャンルと、現代的な感覚を織り交ぜたサウンドを奏でています。

独特の浮遊感漂う心地良いリズムとスモーキーな歌声に身を委ねたくなる2025年11月発表1stフル・アルバム『Don't Call Me Baby』の国内仕様盤CDが発売されました。

サビーネ・マッカラ『ドント・コール・ミー・ベイビー』
(輸入国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6275 3,190円税込)

ダン・オーバック(ザ・ブラック・キーズ)との共作曲「Louisiana Hound Dog」、イーライ・''ペーパーボーイ''・リードによるプロデュース「I Went to the Levee」、女性デュオThe Lostinesがバック・コーラスを務めた「Lovely Lonley」など多彩なゲストが参加。

本日は、姉・レイラ・マッカラと味わい深いハーモニーを聴かせる「Deep River」を。
19世紀に生まれ歌い継がれている黒人霊歌を、伴奏はギター1本で。
彼女たちの静かな祈りが伝わってきます。東尾沙紀


2026年1月30日(金) Carolina Chocolate Drops 「Avalon」

リアノン・ギデンズがドム・フレモンズ&ジャスティン・ロビンソンと2005年頃にノースカロライナで結成し、後にレイラ・マッカラがチェリストとして参加していたことで知られるバンド、Carolina Chocolate Drops(キャロライナ・チョコレート・ドロップス)。

2011年グラミー賞(トラディショナル・フォーク部門)を受賞した2010年発表1stアルバム『Genuine Negro Jig』の15周年盤が、ボーナス・トラックを9曲追加して発売されました。

Carolina Chocolate Drops『Genuine Negro Jig』(15th Anniversary Edition)
(輸入CD ブックレットには英文解説付 Nonesuch 075597896053/輸入2LPもあり)

ジョー・ヘンリーによるプロデュース作で、バンジョー、フィドル、ボーンズなどの伝統的な楽器をシンプルに活かしたアメリカン・ルーツなサウンドは、発売から15年を経てより新鮮に響いてきます。

今日のこの1曲は、ボーナス・トラックとして追加収録された未発表曲「Avalon」を。
リアノン・ギデンズ&ジャスティン・ロビンソン作、原石を感じさせる活動初期のオリジナル曲です。森陽馬


2026年1月31日(土) ゴリラ祭ーズ 「街はおだやか」

2026年に入り、早くも1か月が過ぎました。

年明けてからの1月に僕が一番よく聴いていたのはこのアルバムです。

ゴリラ祭ーズ『Drifter』
(国内CD 先着でインスト収録のボーナスCDR付 NFD-026 3,000円税込)

ゴリラ祭ーズは、古賀礼人、平野駿、舩越悠生の3人が2017年に滋賀で結成したバンド。
本作は2025年12月31日に発売された彼らの3rdアルバムで、入荷日の
12月30日に今日のこの1曲でも取り上げましたが、店でかけていると、「今かかっている音楽は何ですか?」と聞かれることがとても多い1枚でした。

全13曲がグッド・メロディーで、音の隙間がとても心地良いですね。
高校の吹奏楽部の友人同士で組んだこともあり、管楽器や笛の演奏が効果的に組み込まれています。
先着特典で差し上げているインストCDRを聴くと、そのアレンジの妙がより楽しめると思います。

最後に、5曲目「街はおだやか」の歌詞から一節を。
「優しい歌だけあふれていますように」 森陽馬




これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■



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