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  今日のこの1曲 “Archives”

<2026月4月>

当店ペット・サウンズ・レコード店にて
その日に店内でかけていた曲の中から、
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”コーナー

2026年4月に更新した“今日のこの1曲”コーナー


廃盤・生産中止、規格番号の変更など、
情報が古くなっている商品もございますが、ご了承くださいませ。
<最新の“今日のこの1曲”はこちらのページをご覧ください>


2026年4月1日(水) ビーチ・ボーイズ 『ペット・サウンズ・セッションズ・ハイライト』

ビーチ・ボーイズが1966年5月に発表した『ペット・サウンズ』。
(日本発売は約3か月遅れの1966年8月15日でした。)

その60周年記念盤が、2026年5月15日金曜日に発売決定いたしました。

ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ・セッションズ・ハイライト』
(国内2枚組CD 英文ライナーの和訳、解説・歌詞・対訳付 UICY-16424 4,400円税込)

内容は1997年に出た4枚組CD BOXセット『ペット・サウンズ・セッションズ』から25曲をセレクトしてCD2枚組にしたもの。
まずは60周年記念盤の発売を喜びたいと思います。

『ペット・サウンズ・セッションズ』のBOX発売から約30年も経っているので、リマスターされた音がどうなっているのかな。
それにしても、ディスク1とディスク1の両方に、「待ったこの日」(ヴォーカル・オンリー)のヴァージョンが入っているってどういう事なんでしょう? 森勉


2026年4月2日(木) Candi Staton 「Shine A Light」

ジャケットのお花畑から顔をのぞかせている女性は誰でしょう?

正解は、サザン・ソウルの女王、キャンディ・ステイトンです。

1940年生まれ、2026年で86歳を迎えた彼女の最新作(2025年配信発表作)がCDで発売されました。

・Candi Staton『Back To My Roots』
(輸入CD KENT SOUL CDTOP537)

息子のマーカス・ウィリアムスがプロデュースを担当。
タイトル通り、ルーツに根ざしたゴスペル・サウンドに、彼女のソウルフルな歌声が沁みる1枚。

社会的なメッセージが込められた力強いオリジナル曲や、あのウィリアム・ベル(STAXの名シンガー。まだまだ健在!)が参加している楽曲なども注目ですが、僕が一番耳に残ったのは、「Shine A Light」のカヴァーでした。

オリジナルは、ローリング・ストーンズの1972年発表名盤『メインストリートのならず者』収録曲。
彼女のカヴァーは、オリジナルに忠実なアレンジながら、ゴスペルのルーツが伝わってきます。森陽馬


2026年4月3日(金) Arlo Parks 「Senses」 feat.Sampha

グラミー賞ノミネート、ブリット・アワード受賞など、デビュー時から注目されているロンドン育ちのシンガーソングライター、アーロ・パークス。
当店でもロングセラーとなった前作『マイ・ソフト・マシーン』から約3年ぶり、3枚目となる新作がリリースされました。

アーロ・パークス『アンビギュアス・デザイア』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック3曲追加 TRANS930CDJ 2,970円)

LA、ニューヨーク、ロンドン...繰り出した夜の街、クラブでの人々との交流、最近彼女が好んで聴いているハウス、ガラージなどダンス・ミュージックからの影響が色濃く反映された今作。
ゆるやかで時に刺激的なビート、揺らぎのある彼女の歌声からは、深い夜の匂いが漂ってきます。

本日は、ロンドンの男性シンガーSampha(サンファ)の繊細な歌声をフィーチャーした「Senses」を今日の1曲に。

ボーナス・トラックとして、新作の楽曲を歌ったLAでのライヴ音源3曲を追加収録。

彼女はフジ・ロック・フェスティバル2026への出演が予定されています。東尾沙紀


2026年4月4日(土) 峯田和伸×若葉竜也 「宣戦布告」(映画『ストリート・キングダム』より)

「やっぱ自分の踊り方でおどればいいんだよ 江戸アケミ」
(三軒茶屋FUJIYAMAの看板より)

映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』を、TOHOシネマズ大井町の轟音シアターで鑑賞。

写真家・地引雄一氏の著書を原作に、田口トモロヲ監督、宮藤官九郎脚本、峯田和伸、若葉竜也、吉岡里帆、仲野太賀、間宮祥太朗ほか、勢いのある俳優陣が出演し製作された映画『ストリート・キングダム』。
音楽映画であり、青春映画でもあり、そして古き良き昭和の空気と匂いが伝わってくる映画でした。

1978年~の新宿ロフト周辺、東京ロッカーズのバンドたちが描かれ、リザード、フリクション、スターリン、ZELDA、じゃがたら等、実際の楽曲が映画内で使われていますが、その背景を知らなくても楽しめる物語になっています。

何がPUNKで何がそうでないかとか、ROCKであることの意義だとか、はたまた年収やコスパ・タイパがいいとか、そんなことは重要ではなく、映画タイトルの「自分の音を鳴らせ」であったり、江戸アケミの言葉「自分の踊り方でおどればいい」ということを改めて痛感しました。

映画の中では、ミニコミ誌を作り、暗室で写真を現像し、そして、レコードをプレスする場面が出てきます。
それを自分たちの゛音”、゛踊り”で作り上げた喜びが伝わり、心が揺さぶられました。

年を重ね友人や知り合いが逝くようになると、自分が何を目指して生きてきたか、ということを考えるようになります。
夢を追うとか薄っぺらい建前ではなく、それが心から向き合える何かを探し求める旅であり人生なのでしょう。

余談ですが、TOHOシネマズ大井町の轟音シアターは、個人的感想としては全然轟音ではなかったですね。
吉祥寺バウスシアターの爆音上映くらいガツン!と出してほしいところです。森陽馬

★掲載ジャケットは、映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』サントラ盤。
(国内CD 音楽:大友良英 LIZARDカヴァー「宣戦布告」も収録 TGRD-1 3,500円)


2026年4月5日(日) 冬にわかれて 「君の旅」

寺尾紗穂さんの2026年4月5日(日)永福町ソノリウム公演:夜の部を観てきました。

お父さま(次郎・2018年逝去)に続き、紗穂さんのお母さまが2026年1月に急逝したそうで、3曲目に彼女が好きだった歌「孤独の彗星」を取り上げた時には、涙で歌えなくなる一幕もありました。

しかしその後は、大貫妙子さんのビルボード公演を見に行った話から「じゃじゃ馬娘」のカヴァーを珍しく披露したり、戦争と平和に関しての切実な想いが込められた「浅間温泉望郷の歌」「ハチと僕」「未来」を、歌の背景を語りながらじっくりと歌ってくれて、とても印象深い一夜となりました。

特に、特攻隊のことが歌われている新曲「君の旅」は、言葉に表せないような気持ちが心に残っています。
<この「君の旅」は、冬にわかれて4枚目のアルバム『forgotten』(2026年5月6日発売)に収録されます。>

ちなみに、2026年4月26日(日)には、彼女が発起人として行っている「りんりんふぇす」のVol.13が、東京・山谷の玉姫公園で行われます。入場無料・投げ銭制ですので、お時間ある方は是非立ち寄ってみてください。森陽馬

★掲載ジャケットは、冬にわかれて『forgotten』。
(2026年5月6日発売 国内CD 「君の旅」収録 KHGCD-6 3,410円)


2026年4月6日(月) デルフォニックス 「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」

先月3月23日に東京NHKホールで、トッド・ラングレンのコンサートがありました。

残念ながら行くことはできなかったのですが、動画撮影がOKだったらしく、色々な方々の映像がネット上で見れますね。
中にはオフィシャルのようなライヴほぼ全編を収めたものがありました。

それを見ると、さすがトッド・ラングレン!と感じました。
有名曲を惜しみなく演奏し、アコースティク・セットもあり、スウィート・ソウル・メドレーもやってくれて...。

ということで、今日はトッドのライヴからの連想ゲームで、デルフォニックス「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」を。

トッドもライヴの後半、「アイム・ソー・プラウド」、「ウー・ベイビー・ベイビー」に続いて、この曲をカヴァーしていましたね。
(1978年発表のライヴ盤を想い出します。)

この曲は、16歳の僕に、スウィート・ソウルの良さを教えてくれた曲です。

メンバーのウィリアム・ハートとトム・ベルの共作。
現在出ている国内盤CDは、ボーナス・トラック5曲入りで税込1,430円! 森勉

★デルフォニックス『ララは愛の言葉』
(国内CD 期間生産限定盤 日本語解説付 SICP-6683 1,430円税込)


2026年4月7日(火) 友部正人 「風がこんなにも」

「風がこんなにも話したがっているのに、君はどうしてその風に無関心なの?」
(友部正人「風がこんなにも」歌詞より)

友部正人さんの新作アルバム『長い旅』が入荷しました。

友部正人『長い旅』
(国内2枚組CD TM020 4,180円税込)

ソロ名義としては『銀座線を探して』(2024年11月21日今日のこの1曲で紹介)以来のアルバム。
その前作と同じく、おおはた雄一、伊賀航、芳垣安洋、吉森信と共に、ライブレコーディングで制作されました。
本作は2024年6月、2025年1月、10月のライブレコーディングから厳選された18曲がCD2枚に収められています。

今日のこの1曲は、最近の新曲を中心に収録したディスク1の中から「風がこんなにも」を。

ボブ・ディランは「友よ、答えは風に吹かれている」と1963年に歌いました。
友部正人が歌う「風がこんなにも話したがっているのに」の言葉は、現代を生きる僕らの心に深く響いてきます。森陽馬


2026年4月8日(水) Thundercat 「Pozole」 feat.The Lemon Twigs

5月開催予定の東名阪ツアーは軒並みソールド・アウト!
柔らかなファルセット、6弦ベースを操るロサンゼルスの個性派ベーシスト、サンダーキャット。
約6年ぶり、5枚目となる新作『ディストラクテッド』が先日リリースされました。

サンダーキャット『ディストラクテッド』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック1曲追加 BRC810 3,080円 / LPもあり)

今作のプロデューサーを務めたのは、ザ・バーズ&ザ・ビーではイナラ・ジョージの相棒で、ポール・マッカートニーやベック、アデルほか多くのアーティストを手掛けてきたグレッグ・カースティン。楽曲制作、エンジニア、ミックスなども担当しています。

ベックが共作者の1人としてクレジットされ、バーバレラ、ウーフラ(スタートレック)などSFネタを散りばめた「Walking On The Moon」、音の広がりが気持ち良いウィロー(俳優ウィル・スミスの娘)とのデュエット「Thunderwave」ほか、テーム・インパラ、フライング・ロータスなどジャンルを飛び越え多彩なゲストが参加しています。

中でも注目なのが、レモン・ツイッグスのダダリオ兄弟とのコラボレーションです。
ビー・ジーズ+トッド・ラングレンな雰囲気の「What Is Left To Say」。
そして、ピアノとベース、ハーモニーだけで聴かせる「Pozole」の2曲♪
共作、演奏&コーラスでもがっつり参加しています。

両曲共、サンダーキャットの繊細なファルセットを活かしたメロウで美しいナンバーです。東尾沙紀


2026年4月9日(木) 小野リサ 「Por Causa de Voce」(あなたのせいで)

「正直なところ、アントニオ・カルロス・ジョビンのつくった音楽は、もうこれまで十分聴いてきたと思っていた。(中略) でも今回の小野リサさんの新譜、カルロス・ジョビン曲集を聴いて、そんな僕の考えが浅く傲慢なものであったことに気づかされた。」
(小野リサ『Sue Ann』のブックレットに記載された村上春樹によるライナーノーツより)

小野リサの新作はアントニオ・カルロス・ジョビンの楽曲を取り上げたボサノヴァ・アルバム。
そのブックレットには、村上春樹の寄稿文が掲載されています。

小野リサ『Sue Ann ~アントニオ・カルロス・ジョビンへのオマージュ』
(国内CD 2025年11月録音 歌詞付 UCCJ-2255 3,520円税込/LPは5/20発売予定)

ピアニスト林正樹とのデュオで、音数は少ないながら、表現はとても豊かで素敵な全12曲入。
更に、2026年3月で93歳を迎えた名サックス奏者の渡辺貞夫が3曲参加しています。

今日のこの1曲は、渡辺貞夫の味わい深いサックス・ソロが沁みる「Por Causa de Voce」(あなたのせいで)を。

最後に、村上春樹が本作へ捧げた言葉をもう一文。
「何度も聴き返したくなる、心のこもった音楽がここにはある。」(村上春樹) 森陽馬


2026年4月10日(金) Tiwayo 「Sunshine Lady」

<オーティス・レディングとジャニス・ジョプリンの隠し子!?>

これは、Tiwayoというミュージシャンに対する海外記事の宣伝文句です。
(もちろん、本当の隠し子ではありません)

さすがに誇張しすぎだなぁ、と感じましたが、本作を聴いてちょっと納得。
そう表現したくなるのも頷ける歌声と、ヴィンテージ感伝わるサウンドが魅力的な1枚でした。

Tiwayo『Outsider』
(輸入CD Record Kicks RKX106CD)

Tiwayoはフランス出身でパリを拠点に活動している男性ソウル・シンガー。
2019年にブルーノートから『The Gypsy Soul Of Tiwayo』でデビューし、その後も活動を続けてきました。
本作は、BLACK PUMASのADRIAN QUESADA(エイドリアン・ケサーダ)をプロデューサーに迎え、テキサス州オースティンで録音した2026年発表の入魂作です。

今日のこの1曲は、歌い方にオーティスっぽさを少し感じさせる2曲目「Sunshine Lady」を。
なお、③「Daddy Was Born With The Blues」にはドイル・ブラムホールⅡがゲスト参加しています。森陽馬


2026年4月11日(土) LES IMPRIMES 「Untainted Love」

昨日に続いて、新世代ソウルの新譜オススメ盤♪

・LES IMPRIMES『Fading Forward』
(輸入CD BIG CROWN BC188CD)

LES IMPRIMES(レ・アンプリメ)は、ノルウェー出身のMorten Martensを中心にしたユニット。
アメリカ/ブルックリンを拠点に現行ソウルの良盤を多くリリースしているインディー・レーベル<BIG CROWN Records>から、2ndアルバム『fading Forward』を発表しました。

ソウルフルでヴィンテージ感がありながら、現代に呼応した音作りで、休日の昼下がりに聴いていると、白昼夢を漂っているような心持ちになる1枚です。

今日のこの1曲は、3曲目「Untainted Love」。
スウィート・ソウル的なメロディーと歌に、心の揺らぎを音像に表したシンセの音色が切なく響きます。森陽馬


2026年4月12日(日) Tom Misch 「Flower In Bloom」

「時間をかけて心を癒した。列車に乗って田園へ向かった。金の力では僕を動かせはしないから。」
「振り出しに戻った。ただ自分の心の奥を探りたくて。迷いの中にいたけれど、道を見出したから。」
(Tom Misch「Flower In Bloom」歌詞翻訳より)

2018年発表デビュー・アルバム『Geography』が大ヒットしたトム・ミッシュは、世界各地をツアーで廻り続けるうち精神的に疲労し、重度の不安症とパニック発作に悩まされてしまったそうです。

その彼が、音楽から距離を置いて約3年を過ごし、後にナッシュビルで音楽制作を開始。
そして遂に、約8年ぶりの2ndオリジナル・アルバムを完成させました。

Tom Misch『Full Circle』
(国内CD ボーナス・トラック追加収録 油納将志氏による解説・歌詞・対訳付 BRC-809 3,080円税込/LPもあり)

冒頭に記した歌詞は、本作の1曲目「Flower In Bloom」の言葉です。

レコーディング中は、ジェイムス・テイラー「Fire And Rain」を精神的支柱としてよく聴いていたそう。
一聴すると和やかで穏やかな彼の歌には、実は「生きること」への切実な想いが込められているのでしょう。

歌の最後は、以下の言葉で締め括られます。
「永遠に周り続ける、太陽と月のように。それが生きるということ。永遠に変わり続ける、咲き誇る花のように。」
森陽馬


2026年4月13日(月) Mamas Gun 「Joy」

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスでも活躍するアンディ・プラッツを中心としたUKの5人組ソウル・バンド、ママズ・ガン。
4年ぶり、6枚目となる新作『ディグ!』が先日リリースされました。

ママズ・ガン『ディグ!』
(国内CD 解説・歌詞付 PCD-25516 2,750円)

前作はスウィートで味わい深い曲が並んでいた印象ですが、新作はファンキーでポップ、もちろん極上バラードもありの、グッド・メロディが満載♪
70年代ソウル・ファンの方も注目のタイトル曲「Dig!」には、ギル・スコット=ヘロンとのコラボレーションで知られるフルート/鍵盤奏者ブライアン・ジャクソンがヴォーカル/フルート/キーボードで参加!
(ジャクソンは新作のライナーノーツも担当。愛とユーモアを込めたとても素敵な文章を寄せています。)

今日の1曲は、彼らの代表曲のひとつとなっていきそうな、本編最後を締めくくる「Joy」。
家族、友人、音楽...通じ合える存在がいること、日常や人生の中で感じる喜びがテーマとなっています。
この曲が放つポジティヴなエネルギーが、聴く人の心を幸せな気分で満たしてくれると思います。

今作発売のタイミングで、約7年ぶりとなる待望の来日公演も発表になりました!
10月7日(水)、8日(木)、東京・丸の内COTTON CLUBにて開催が予定されています。東尾沙紀


2026年4月14日(火) EL MICHELS AFFAIR 「Indifference」(Instrumental)

インスト・ヴァージョンを収めたアルバムが注目されています。

昔はカラオケというだけで重要視されていませんでしたが、一つの作品として認識されてきたように感じます。
耳は声や歌詞をどうしても追ってしまいますよね。
そのため、インストを改めて聴くと、聞こえていなかった音が認識できて新鮮に響くことが多いのです。

ということで、インスト・ヴァージョンのオススメ盤を今日は紹介しましょう。

・EL MICHELS AFFAIR『24 HR SPORTS』(INSTRUMENTALS)
(輸入LP FIELD GREEN COLORED VINYL BIG CROWN BC193-LP-C1)

LEON MICHELS(リオン・マイケルズ)によるユニット、EL MICHELS AFFAIRの2025年発表作『24 HR SPORTS』は、ミュージック・マガジン誌2026年1月号掲載<ベスト・アルバム2025>のロック部門で1位に選出されました。
本作は、『24 HR SPORTS』全16曲のインスト・ヴァージョンを収録したアナログ・レコード。
メロウ・グルーヴなインスト作、もしくはラウンジーなBGMとしても楽しめる1枚です。

今日のこの1曲は、「Indifference」(Instrumental)。
オリジナルは坂本慎太郎がヴォーカルをとっていた楽曲ですが、インストで聴くとまた違った印象を受けました。

ちなみに、レコードの盤面は美しい緑色で、ターンテーブルに乗せるだけでも絵になりますね。森陽馬


2026年4月15日(水) スピッツ 「春の歌」

武蔵小山駅前に2005年始めまであり、駅前再開発のため、千葉へ移植された桜の樹を見てきました。

2026年は2月から暖かい日が多く、東京は3月19日に桜開花/3月28日に満開だったため、千葉の桜もソメイヨシノは葉桜になっていましたが、八重桜はとてもきれいに咲いていました。
 

コラム・コーナーに
『武蔵小山駅前にあった桜の物語 続報2026』をアップし、他の写真も掲載しております。
よろしければ、そちらもご覧ください。

今日のこの1曲は、スピッツ「春の歌」。

「春の歌」が収録されているアルバム『スーベニア』は、当店旧店舗が閉店する直前の2005年1月に発売されました。
この歌を聴くと、当時の忙しなさと不安、そして切なさの入り混じった気持ちが甦ってきます。森陽馬


2026年4月16日(木) 満島ひかり 「踊るノアール」

<レコード店へ足を運び、アナログ・レコードを聴いて音楽を楽しもう!>

2008年に米国で始まった、中小のレコード店と音楽ファンのためのイベント、RECORD STORE DAY。
2026年は4月18日(土)に開催! 様々なアナログ・レコードが4月18日店頭に並びます。

RECORD STORE DAY JAPAN 2026のアンバサダーは、満島ひかりさん!

当店で販売する国内盤タイトルは以下になります。
満島ひかり、3776、小倉優子、左とん平、ザ・スクーターズ、HⅡH、ONEGRAM、DJ Mitsu the Beats、DEN BARON、Lisako Oshimaジブリ2、神野美伽、『SEA OF LOVE3』、TESTSET、ニューエスト・モデル、坂本龍一+ダンスリー、etc...。
(輸入盤タイトルは明日4/17の今日のこの1曲で紹介予定)

今日のこの1曲は、このRSDアイテムの中から、満島ひかり「踊るノアール」を。
ceroが作曲・サウンドプロデュースを手掛けた注目のコラボ・ナンバーです。

なお、4月18日(土)RECORD STORE DAYに当店で7,000円以上お買い上げの方にはトート・バックをプレゼント!
よろしければご来店ください。森陽馬


2026年4月17日(金) Professor Longhair 「Meet Me Tomorrow Night」

<レコード店へ足を運び、アナログ・レコードを聴いて音楽を楽しもう!>

2008年に米国で始まった、中小のレコード店と音楽ファンのためのイベント、RECORD STORE DAY。
2026年は明日4月18日(土)に開催いたします。

当店で販売するRSD2026輸入盤タイトルは以下になります。
Taylor Swift、Bruno Mars、HAIM、Steely Dan、Talking Heads、Pink Floyd、Professor Longhair、George Harrison2種、John Lennon、David Bowie2種、The Cure2種、XTC、King Crimson、Brian Wilson、Neil Young、Joni Mitchell、CSN、Paul Weller、Joe Strummer、Annie Lennox、Brian Eno with John Hopkins、Roxy Music、Jeff Buckley、Mark Knopfler & Emmylou Harris、Ramones、Tom Petty、Grateful Dead、The Doors、Cream、Little Feat、Bruce Springsteen、John Prime、RUNT、Tony Bennett、The Walker Brothers、Laufey、Corinne Bailey Rae、Jamie Cullum、Lucy Dacus、Olivia Dean、English Teacher、DIJON、Flying Lotus、KOKOROKO、The Chemical Brothers、フリートウッドマックトリビュート、STAXB面コンピ、ミッション・インポッシブル、The Bucketheads、Leslie Butler、Marie Pierre、etc...。

ブライアン・ウィルソン『Imagination』は少量入りましたが、『On Tour』の方は未入荷です。
他にも、割当で入荷制限されたものや、入荷しなかった商品も多くございます。
(後日遅れて入荷するものもあるかも?)

今日のこの1曲は、このRSDアイテムの中から、プロフェッサー・ロングヘア「Meet Me Tomorrow Night」。
ニューオリンズの名ピアニスト、プロフェッサー・ロングヘアが1971~72年に録音した楽曲群ながら、1991年に発掘&CD化された作品なので、今回が初アナログ化になります。 ニューオリンズ・ファン必聴のゴキゲン盤! 森陽馬

★掲載ジャケットは、Professor Longhair『Mardi Gras In Baton Rouge』。
(2026年4月18日発売 RSD2026限定商品 輸入2枚組LP RHINO)


2026年4月18日(土) Neil Young & The Chrome Hearts 「Big Crime」

RECORD STORE DAY 2026、ご来店いただいたお客様ありがとうございました。
平和かつ健康で、音楽を楽しめることに感謝の1日でしたね。

僕にとっての<RECORD STORE DAY>はこの1枚です。

Neil Young & The Chrome Hearts『As Time Explodes』
(輸入2枚組LP RSD限定クリア・カラー盤 Reprise/Warner 9362.482391)

ニール・ヤングが2025年に行っていたコンサート・ツアーの音源を2LPに収めた最新ライヴ盤。
大好きなアルバム『Silver & Gold』(2000)の収録曲「Daddy Went Walkin'」から始まるというだけで、グッときちゃいますね。
地味に始まったと思いきや、「OHIO」や「Like A Hurricane」、長尺の「Coltez The Killer」、「Be The Rain」では、らしいエレキ・ギターも健在! ニール・ファンならば満足間違いなしのライヴ音源です。

今日のこの1曲は、オリジナル・アルバムにはまだ収録されていない新曲「Big Crime」を。
イラク戦争に踏み込んだ2003年ブッシュ政権時には、「大統領を弾劾せよ」と歌ったニールが、今回も反骨の心はそのままに、「ファシストを追い出し、ホワイトハウスを浄化しなければ」と歌っています。

ちなみに、このRSD限定仕様は、<EXCLUSIVE! INCLUDES LYRIC SHEET POSTER & PRESSED ON CLEAR VINYL>のシールが貼付されていて、ポスターってどんなのが入っているのかな?と思ったら、ニールによるいつもの汚い、、、じゃなくて特徴ある筆跡で書かれた歌詞カードが折り畳んで入っていました。
これかー・・・、となりながらも、ある意味ニールらしくてイイのかな、と思った次第です。森陽馬


2026年4月19日(日) KOKOROKO 「Da Du Dah」

本日武蔵小山駅前では、1年に1回のお祭り「ムサコたけのこ祭り」が行われました。
駅前ロータリーの車道を一般開放して、武蔵小山生まれの笠原シェフによるたけのこ汁が先着3,000名(長蛇の列!)に無料で配られたり、千葉県大多喜町の掘りたてのたけのこが売られたり、地元のバンドやダンスパフォーマンスが行われ大盛況でした。天気がよくてよかったですね。

初夏の陽気で、暖かい陽射しが降り注いだ1日。
店内ではこのレコードをかけていました。

・KOKOROKO『Live At Metropolis Studios』
(輸入LP Record Store Day限定盤 Brownswood BWOOD0450EP)

KOKOROKOはアフリカ系ルーツを持つロンドン在住女性トランペット奏者Sheila Maurice-Greyが中心のジャズ・ユニット。
本作はロンドンのメトロポリス・スタジオにて、JACK DANIEL'S REVIVE LIVEセッションで録音された1枚。
ジャイルズ・ピーターソン主宰BrownswoodレーベルからRSD限定LPでリリースされました。

白昼夢をゆらゆらと漂うような極上グルーヴがとっても心地良い4曲が収録されています。
今日のこの1曲は、B面2曲目に収録されている2025年発表の新曲「Da Du Dah」。
シャーデーやスムースなR&Bお好きな方にもオススメなナンバーです。森陽馬


2026年4月20日(月) Joe Jackson 「Fabulous People」

1954年生まれ/イギリス出身のミュージシャン、ジョー・ジャクソン。
約2年半ぶりの新作『ホープ・アンド・フューリー』が発売になりました。

ジョー・ジャクソン『ホープ・アンド・フューリー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 GQCS-91738 3,300円税込)

燃える海辺の町...想像を搔き立てるジャケットが目を引く22枚目のアルバムです。

ブライトンや故郷ポーツマスを題材に書き始め、母国への愛憎入り混じった感情を表現したという「Welcome To Burning-By-Sea」、1922年と2022年(パンデミック後)のイギリスの家族を描いた「End Of The Pier」、ラテン・ロック風のギターが耳に残る「The Face」など、世情への憤りや皮肉を込めた鋭いジョー節が炸裂。

1st『ルック・シャープ!』からの盟友グラハム・メイビー(b)ら、バンド編成でレコーディング。
パーカッション奏者Paulo Stangnaroをゲストに招き、ラテンやジャズの要素を取り込みつつ、シンプルなロック/ポップに回帰した印象です。

代表作『ナイト・アンド・デイ』の頃を彷彿とさせる「Fabulous People」、アルバムを締め括るバラード「See You In September」など、ポップで美しいメロディの曲に乗せた瑞々しい歌声も聴きものです。

ライヴ会場などのアンケートで「今後観たいアーティストを教えてください」という項目があると、必ず最初に名前を書くジョー・ジャクソン。(一度は観てみたい!)
なかなか来日は叶いませんが、5月にアメリカからスタートするツアーの成功を祈りたいと思います。東尾沙紀


2026年4月21日(火) Neil Young 「Rockin' In The Free World」

2026年4月20日(月)東京ガーデンシアターでのエディ・ヴェダー来日公演へ行ってきました。

パール・ジャムで2003年に来日して以来、約23年ぶり!の単独公演。
(昨年2025年3月野球観戦で来日し、ジャック・ホワイト公演に飛び入り参加したこともありましたが)

日本でのライヴで、外国人客がこんなに多いのは初めて、というくらい、客席はアメリカ人でいっぱい!
大げさな言い方ですが、3分の1~半分くらいは外国人客だったのではないでしょうか。
(それもあって、グッズのデザインも外国人客向けなデザインだったのかも)

エディ(現61歳)のカリスマ性あるかっこいい歌声は健在!
一人の弾き語りながら、アコギとエレキ、更に足でバスドラを踏んだり、ステージ上のオーディオ・ボタンを押してカラオケで歌い、客席へ下りてきてハイタッチしながら歌ったり、と、終始大盛り上がりでしたね。(僕の後ろの外国人はずっと一緒に歌っていましたー)

パール・ジャムの曲はもちろん、映画『Into The Wild』からのソロ曲。更には、ビートルズ「悲しみはぶっとばせ」、ウォーレン・ジヴォン「Keep Me In Your Heart」、グレン・ハンサード「Song Of Good Hope」、トム・ペティ「I Won't Back Down」のカヴァーも披露。
そして、2回目のアンコールでは、ボブ・ディラン「Forever Young」、ニール・ヤング「Rockin' In The Free World」のカヴァーで締め! アメリカン・ロックの歴史を引き継ぎ体現するようなラストは、客席を無視して前方に観客が押し寄せて、ファン大熱狂の約110分でした。

ちなみに、アリーナ前方にはエディの奥さまがいて、ファンとの写真撮影に丁寧に応じていたのが印象的。
(個人的にはブライアン・ウィルソン公演のメリンダさんを思い出した)
エディ自身も、MCを日本語で話したり、曲毎に使ったピックを一番前の客へ渡したり、ラストはサイン入りタンバリンをいくつか手渡したりして、ファンサービスが充実していましたね。とても楽しい一夜でした。森陽馬

★掲載ジャケットは、「Rockin' In The Free World」収録のニール・ヤングのベスト盤。


2026年4月22日(水) 寺尾聰 「ルビーの指環」

2026年4月22日で、PET SOUNDS RECORDは45周年を迎えることができました。

皆々様、本当にありがとうございます。
人それぞれの<PET SOUNDS>(よい音)を見つけられる手伝いがこれからもできれば、と思っております。
末永くよろしくお願い申し上げます。

今日は、当店がオープンした1981年頃に発売されたアルバムをよくかけていました。
その内の1枚である大滝詠一『A LONG VACATION』は、1981年発表大ヒット・アルバムで現在もロングセラー継続中ですが、当時もっと売れていた作品があります。それがこの1枚。

寺尾聰『Reflections』
(国内CD TOCT-95188 2,200円税込)

大ヒット・シングル曲「ルビーの指環」(作曲:寺尾聰、作詞:松本隆、編曲:井上鑑)を収録した寺尾聰の名盤『Reflections』は、1981年4月5日に発売されオリコンアルバムチャートで12週間1位を記録しました。
近年は2週間1位も滅多にないのに、12週間1位は現在では考えられない長期ヒットですよね。
でも、そういう大ヒット作が生まれた年に、店をオープンできたことがとても幸運だったのかもしれません。

今から45年後にもこのように語られ人の心に残る作品が、2026年以降も生まれることを願って。森陽馬


2026年4月23日(木) リヴィングストン・テイラー 「ダンス・ウィズ・ミー」

ジェイムス・テイラーの弟、リヴィングストン・テイラーは、兄ほどのの派手さはありませんが、品があって質の良い作品をたくさん発表しています。

今日はそんな彼が1980年に発表したアルバムの中から1曲選んでみました。

リヴィングストン・テイラー『マンズ・ベスト・フレンド』
(国内CD 天辰保文氏の解説付 SICP-4873 1,100円税込)

彼はソングライターでもありますが、兄のジェイムス同様、多くの名曲カヴァーがあります。
このアルバムでも、オーリアンズの「ダンス・ウィズ・ミー」をナイス・カヴァーしています。

彼らしいほのぼのした雰囲気の「ダンス・ウィズ・ミー」に仕上がっています。

なお、このアルバムからは「ファースト・タイム・ラヴ」がシングル発売され、スマッシュ・ヒットしています。森勉


2026年4月24日(金) 冬にわかれて 「ペパーミント・タイムズ」

寺尾紗穂さんが発起人となり行われているイベント<りんりんふぇす>。
第13回目となる2026年は、引き続き東京・山谷の玉姫公園で4月26日(日)に開催されます。


りんりんふぇすは、路上生活者が販売員となる雑誌『BIG ISSUE』を多くの人に知ってもらい、ホームレス問題や自分たちの生活・仕事について考えよう、との目的で行われてきました。
イベント名には、「隣」の人と「輪」になる、というメッセージが込められています。
恒例の座談会や炊き出し(無料の軽食配布)もありますし、当日はきっと晴れるでしょう!
入場料金は自由価格(投げ銭)、予約無しで当日来場可能です。お時間ある方は是非立ち寄ってみてください。

今年の出演者は、寺尾紗穂、ビッグイシュー講談部、Mom、新人Hソケリッサ!、Delkhii(デルヒー) fromモンゴル、川村亘平斎×トンチ。
Momは、1997年生まれ埼玉出身Akihiko Karibeによるソロ・プロジェクト。
2020年発表オリジナル曲「あかるいみらい」がappleのTV CMに起用されました。
寺尾紗穂さんとは2021年三井ホールのイベントで出会い、繋がりが生まれたそうです。

以前に彼は、寺尾紗穂『余白のメロディ』(2022)収録曲「ニセアカシアの木の下で」のトラック制作&編曲を手掛け、サントリーホール/ブルーローズで行われた寺尾紗穂コンサート2022でも共演しました。
来月5/6発売冬にわかれての4thアルバム『forgotten』に収録される「ペパーミント・タイムズ」(4/22に配信開始)の作詞も担当しています。Momがりんりんふぇすのステージでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみですね。森陽馬

★掲載ジャケットは、冬にわかれて『forgotten』。
(2026年5月6日発売 当店のみの特典インタビューリーフレット&マグネット付 KHGCD-006 3,410円税込)


2026年4月25日(土) DAISUKE 「悲しみのJODY」

山下達郎楽曲のカヴァーが収録されているオススメのこの1枚。

・DAISUKE『No Pain, No Gain』
(国内CD PCD-18931 3,000円税込)

DAISUKEは、1984年生まれの静岡県伊東市出身男性シンガー。
鈴木雅之、清水翔太などのバック・コーラスでも活躍中です。

その彼が今月発表した約6年ぶり4thアルバム『No Pain, No Gain』には、魅力的なオリジナル曲に加え、山下達郎「悲しみのJODY」、シング・ライク・トーキング「RISE」、安部恭広「アイリーン」のカヴァーが収められています。

オリジナルに忠実なアレンジで、伸びのあるファルセット・ヴォイスがNice♪

ちなみに、「悲しみのJODY」と「RISE」のカヴァーをカップリングした7インチ・レコードも6/17発売予定。
アナログ・ファンもチェックしてみてください。森陽馬


2026年4月26日(日) 三浦透子 with 澤部渡(スカート) 「空の名前」

2023年2月14日に逝去した岡田徹さん(はちみつぱい/ムーンライダーズ)のトリビュート・アルバムがリリースされました。
(発売日の4月23日は、岡田徹さんのお誕生日)

V.A.『ADVENTURES in MODERN RECORDING by TOHRU OKADA』
(国内CD 小暮秀夫氏による解説・歌詞付 HEAD-0001 3,520円税込)

ムーンライダーズはもちろん、アグネス・チャンや伊藤つかさ、杏里ら女性アーティストへの提供曲など、岡田さんが手掛けた楽曲を、ゆかりのある多彩な女性ヴォーカリスト14組がカヴァー。

野宮真貴、佐藤奈々子、野田幹子、Nav Katze(ナーヴ・カッツェ)、CHAKA、3776、姫乃たま、島崎夏美、覚和歌子をはじめ、山本精一、CTO LAB.、ムーンライダーズのメンバーも参加。
ミックスやマスタリングを担当するのは、佐藤清喜(microstar)、ジャケットのイラストを手掛けたのは、大学時代からの友人でイラストレーターの真鍋太郎...と、関わる皆さんの深い愛情とご縁で紡がれた1枚なのです。

今作のラストを締め括る「空の名前」で透き通った歌声を聴かせるのは、俳優としても活躍する三浦透子。
ライナーノーツを手掛けた小暮秀夫氏(素敵な文章を寄せられています)によると、岡田さん自身が生前この曲を彼女に歌ってもらいたいというプランを持っていたことがきっかけなのだそう。

ピュアで繊細で遊び心を感じるメロディの魅力。女性ヴォーカリストとの相性の良さも実感できる作品です。

先着で当店だけのダブル特典、ジャケット・デザイン・マグネット(四角)&岡田徹丸型缶バッジ付きです。東尾沙紀


2026年4月27日(月) 寺尾紗穂 「アジアの汗」

2026年4月26日(日)りんりんふぇす山谷Vol.13へ行ってきました。

東京・山谷の玉姫公園で行われるのは今回で3回目。
(2回目は
2025年4月27日今日のこの1曲参照)
今年も好天に恵まれ、初夏のような暖かい陽射しが降り注ぐ1日で良かったですね。

トップバッターは、寺尾紗穂さん+新人Hソケリッサ!。
「九年」、「夕まぐれ」、「アジアの汗」、「愛のありか」、「魔法みたいに」が披露されました。

「アジアの汗」は、建設現場で働いてきて絵描きでもあった坂本久治さんと山谷のお祭りで2000年代に出会い、その交流がきっかけで生まれた歌です。りんりんふぇす開催へ繋がった経緯もあり、この山谷で歌われることの意義が伝わってきました。

2番手に登場した、ビッグイシュー講談部がとても面白かったですね。
ホームレス状態を経験したビッグイシュー販売者と販売者OBからなるビッグイシュー部活動で大阪からの参戦。
新作講談に会場が大きな笑いに包まれて、朗らかな雰囲気になりました。

モンゴルから来日したバンド、Delkhii(デルヒー)の演奏も素晴らしかった!
オーガニックなサウンドが心地良く、穏やかな夕陽下の山谷で、モンゴルの風を感じることができました。
冬にわかれてとのセッションも調和していて、いつまでも聴いていられるような演奏でしたね。

Momと寺尾紗穂の共演による「泣けない人には優しくない世界」。恒例のカラオケタイム。川村亘平斎×トンチの影絵。ラストの全員セッション「どうにかなるさ」。そしてアンコールの寺尾紗穂「グローリー・ハレルヤ」も感動的でした。

寺尾紗穂さん、りんりんふぇすスタッフの皆さま、そして来場された皆々さん、おつかれさまでした。
また来年、この会場にて元気な姿で集えることを祈っております。森陽馬

PS 南千住駅前の人形焼き店で買っていこうとしたら、2025年10月で閉店していました。
昨年購入して美味しかったので楽しみにしていたのですが。。。

★掲載ジャケットは、寺尾紗穂「アジアの汗」収録の2010年発表アルバム『残照』。


2026年4月28日(火) JOE PERNICE 「It Got Away From Me」 feat.Jimmy Webb

僕が大好きなソングライター、ジミー・ウェッブがゲスト参加している新譜を紹介しましょう。

・JOE PERNICE『Sunny, I Was Wrong』
(輸入CD NEW WEST Records CDNW6615/輸入LP LPNW5954 直筆サイン入り限定盤あり)

ジョー・パーニスはアメリカ/マサチューセッツ州出身1967年生まれの男性シンガー・ソングライター。
90年代にバンド、SCUD MOUNTAIN BOYS、PERNICE BROTHERSを結成し、現在はカナダ/トロントを拠点に活動している彼が書き下ろしの新曲を纏めた2026年発表のソロ・アルバムをNEW WESTレーベルからリリースしました。

アメリカン・ルーツに根ざしたシンガー・ソングライター作で、エイミー・マン、ノーマン・ブレイク(Teenage Fanclub)、ロドニー・クロムウェルがゲスト参加しています。

そのアルバムラスト11曲目「It Got Away From Me」に、ジミー・ウェッブがピアニストとして参加!
作詞・作曲はジョー・パーニスですが、ジミー・ウェッブを意識して書いたような哀愁漂うメロディーの1曲です。森陽馬


2026年4月29日(水) フォー・フレッシュメン 「ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ」

好きなミュージシャンに関する事柄や情報はなんでも知りたくなるものです。
しかし、1960年代の日本では、洋楽アーティストの情報は少なくて遅いというのが当たり前でした。
自分自身で積極的に調べる術も知りませんでしたし。
大好きなビーチ・ボーイズに関してもそんな状態でした。

ビーチ・ボーイズの1960年代に出たLPの解説には、<フォー・フレッシュメンのようなコーラス>という表現がよく書かれていました。また、ビーチ・ボーイズはフォー・フレッシュメンが歌っていた「グラデュエイション・デイ」をカヴァーしたりしていました。
しかし、フォー・フレッシュメン自体の曲を聴く機会はほとんどありませんでした。

いつだかははっきりわからないのですが、大橋巨泉が司会をするテレビ番組『11P.M.』に、フォー・フレッシュメンが出演して歌と演奏を聴かせてくれたことがありました。
とても素晴らしいパフォーマンスで、それをテレビで見て感激したことを憶えています。

ということで、今日はフォー・フレッシュメンを。
・フォー・フレッシュメン『フォー・フレッシュメン・アンド・5・トロンボーイズ』
(国内CD 1955年録音 UCCU-5877 1,650円税込)

ブライアン・ウィルソンが若い時に聴いて感動した彼らのハーモニーは、70年以上経った今でも僕たちの心を揺さぶってくれます。森勉


2026年4月30日(木) 杉真理 「It's Show Time」

当店が45周年を迎えた2026年4月は、魅力的な新譜がたくさん発売されました。

その締めとして、杉真理さんの新作『MUSIC MAN』が入荷!
杉さんらしいポップなメロディー&ハート・ウォーミングなサウンドが全開の1枚です。

・杉真理『MUSIC MAN』
(国内CD FWPI-002C 3,850円税込)

来年2027年でデビュー50周年となる杉真理さん。
本作『MUSIC MAN』は、『MUSIC LIFE』(2019)以来約7年ぶりの新作オリジナル・アルバムになります。

FOURTH WAVE RECORD FACTORYというインディーズからのリリースですが高クオリティ!
小泉信彦を中心に、清水淳、藤田哲也、橋本哲、高橋結子ほか馴染みのバック陣が参加。
杉さんの歌声も変わらずの素晴らしさですね。

今日のこの1曲は、<大谷翔平選手を勝手に応援ソング>な「It's Show Time」を。
2021年頃から披露されていたナンバーで、この度めでたく公式リリース♪
実名は出てきませんが、野球用語が散りばめられた歌詞は、まさにSHOW(翔)TIMEなナンバーですね。

なお、渋谷PLEASURE PLEASUREと神戸チキンジョージでのライヴが基になっていて、オーディエンスのコーラス及び和田唱と鈴木雄大のヴォーカルもミックスされています。森陽馬



これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■



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