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  今日のこの1曲 “Archives”

<2026月2月>

当店ペット・サウンズ・レコード店にて
その日に店内でかけていた曲の中から、
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”コーナー

2026年2月に更新した“今日のこの1曲”コーナー


廃盤・生産中止、規格番号の変更など、
情報が古くなっている商品もございますが、ご了承くださいませ。
<最新の“今日のこの1曲”はこちらのページをご覧ください>

2026年2月1日(日) 山下達郎 「言えなかった言葉を」-New York Version-(Original Master ver.)

山下達郎が1976年に発表したソロ1stアルバム『CIRCUS TOWN』の50周年盤が4月8日発売決定しました。

<4月8日発売>
・山下達郎『CIRCUS TOWN』(50th Anniversary Edition)
(国内CD 山下達郎によるライナーノーツ付 BVCL-1519 3,080円税込)

A面(1~4曲目「CIRCUS TOWN」「WINDY LADY」「MINNIE」「永遠に」)はニューヨーク録音。
B面(5~8曲目「LAST STEP」「CITY WAY」「迷い込んだ街と」「夏の陽」)はロサンゼルス録音。
1976年当時23歳だった山下達郎の音楽への情熱がほとばしる名盤です。

50周年に際し、リマスタリング、山下達郎のライナーノーツ、そしてボーナス・トラックが6トラック追加収録!
目玉は、「言えなかった言葉を」-New York Version-(Original Master Ver)でしょうか。

『SPACY』(1977)収録曲「言えなかった言葉を」の、1976年ニューヨークで録音していたヴァージョン。
2002年に発売された9枚組LP限定BOX『THE RCA/AIR YEARS LP BOX 1976-1982』のボーナス・レコードに収録されていたトラックで、当時出たCDには収録されなかったため、今回が<初CD化>になります。

50周年盤にはこのヴァージョン&「MINNIE」「永遠に」の未発表カラオケ・トラックも収録。
ニューヨーク録音時のプロデューサー、チャーリー・カレロの音作りをより堪能できるかもしれませんね。森陽馬


2026年2月2日(月) フィービ・スノウ 「ネヴァー・レッティング・ゴー」

今日はフィービ・スノウを聴きたい気分。

独特なヴィブラートを使ったヴォーカルは、唯一無二の存在でした。
残念ながら、2011年に60歳で亡くなってしまいましたが、その歌声は様々なアルバムで聴くことができます。

今日は1977年発表の4枚目のアルバム『Never Letting Go』(邦題:薔薇の香り)からタイトル曲を。

「ネヴァー・レッティング・ゴー」はカヴァーですが、いい曲を引っ張ってきましたね。
オリジナル及び作者はスティーヴン・ビショップ。
名作ファースト・アルバム『ケアレス』に収録されていた1曲です。

この隠れていた名曲をフィービは、フィル・ラモーンのプロデュースの元、見事に自分のスタイルにして、スポットを当ててくれました。森勉

★フィービ・スノウ『薔薇の香り』
(国内CD 日本語解説付 SICP-5439 1,100円税込)


2026年2月3日(火) Jon Batiste 「Big Money」

昨日2月2日に第68回グラミー賞2026の授賞式が行われ、主要4部門の結果は以下でした。
最優秀アルバム賞:Bad Bunny(未CD化)。
最優秀レコード賞:ケンドリック・ラマー&シザ。
最優秀楽曲賞:ビリー・アイリッシュ「Wildflower」。
最優秀新人賞:オリヴィア・ディーン。

グラミー賞は他にも多数の部門が制定されています。
その中で、最優秀アメリカーナ・アルバム賞はこの作品が受賞しました。

・ジョン・バティステ『BIG MONEY』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 UCCV-1213 3,080円税込)

第64回グラミー賞2022で最優秀アルバム賞を受賞した『We Are』は、ジャズ、ソウル、ポップスの枠を越えたアルバムでしたが、2025年発表の本作は、アメリカン・ミュージックのルーツを掘り下げ、とても味わい深い内容の1枚です。

ランディ・ニューマンをfeatしてピアノのみの伴奏で聴かせる「Lonely Avenue」(レイ・チャールズで知られるドク・ポーマス作のカヴァー)、アンドラ・デイとのデュエット「Lean On My Love」は歌心が沁みますね。

今日のこの1曲はタイトル曲「Big Money」を。
カントリーの聖地ナッシュビルにあるライマン・オーディトリアムでのライヴ翌日に書いたというこの歌。
AIの進化により音楽を含め様々な価値観が変化する中で、本当に大事なもの幸せなこととは何か、という問いを、アメリカン・ルーツなサウンドに乗せ、皮肉を込めて表現しています。森陽馬


2026年2月4日(水) Prefab Sprout 「Goodbye Lucille #1 (Johnny Johnny)」

ベル&セバスチャンの2026年9月来日公演が昨日発表されました。

1996年のデビュー作『タイガーミルク』と、2nd『天使のため息(If You're Feeling Sinister)』の30周年を記念したアルバム完全再現ライブが東京、大阪で開催♪
前半はアルバム再現、後半はベスト・ヒットの2部構成を予定しているそうです。(非常に気になります...)

再現ライブといえば!約2週間後にマーティン・マクアルーンのソロによる来日公演が控えています。

マーティンは、プリファブ・スプラウトのフロントマン、パディ・マクアルーンの弟で、バンドのベーシストとして活躍してきました。2025年秋頃から、プリファブ・スプラウトの1985年作『スティーヴ・マックイーン』発表40周年を記念した全曲再現ライヴをUKを中心にツアーを開催。自身のギターと歌のみのごくごくシンプルなステージのようです。

パンデミックの頃、オンライン上でいくつか曲を演奏し、意外と歌もギターもできるなと手応えと楽しさを感じたこと、プリファブの楽曲を歌い継ぎたいという想いが、今回のツアーへと繋がっていったそう。
日本公演は、ビルボード・ライヴ大阪(2月17日)、東京(2月19日)が予定されています。お見逃しなく。東尾沙紀

★掲載ジャケットは、「Goodbye Lucille #1」、「Appetite」、「When Love Breaks Down」など『スティーヴ・マックイーン』の楽曲も収録された全16曲入りのベスト『A Life of Surprises』(輸入盤/1992年作)です。


2026年2月5日(木) 角野隼人 「ポロネーズ「空想」」

渋谷の百軒店にある名曲喫茶ライオンへ先日行ってきました。

名曲喫茶ライオンは1926年オープンなので、2026年で祝100周年!
日々変化していく渋谷の街で、何時行っても変わらない喫茶店です。
店内へ一歩入ると、昭和へタイムスリップ。クラシック音楽をゆっくり堪能できて心が落ち着きますね。

さて、クラシック音楽界の新譜で、現在最も売れているのがこのアルバムです。

角野隼人『ChOPin ORBiT』
(国内CD 角野隼人による解説付 初回限定ブルーレイ付 SICC-30933 7,700円/通常盤 SICC-30936 3,300円)

飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト角野隼人が、ショパンをテーマに制作した1枚。
ショパンの名曲と角野隼人が作曲した新曲が交互に収められています。

「幻想ポロネーズを弾いたり聴いたりすると、一本の人生を描いた映画を見終えたような気持ちになる」
(角野隼人による解説の言葉より)

今日のこの1曲は、ショパンのポロネーズ「幻想」に影響を受けて書かれたオリジナル曲「空想」。
彼が日本での子供時代に耳にしたサウンドや目に焼き付いた光景を、音楽として記憶にとどめておくために書いた、というこのポロネーズ「空想」には、要所で日本の祭りのリズムを織り込んだそうです。森陽馬


2026年2月6日(金) GOOD BYE APRIL「Tokyo Weekend Magic」

当店オススメ・バンド、GOOD BYE APRILの2026年新作『HOW UNIQUE!』が大好評発売中です。

GOOD BYE APRIL『HOW UNIQUE!』
(国内CD CRCP-20620 3,300円)

GOOD BYE APRILは倉品翔、吉田卓史、延本文音、つのけんによる4人組バンド。
2011年に東京で結成し地道に活動を続けて、2026年で結成15周年を迎えました。

2024年11月にメジャー・デビュー作『HEARTDUST』をリリース(
2024年11月14日今日のこの1曲で紹介)。
本作がメジャーからの2枚目、通算6作目となるアルバムです。

グッド・メロディーはそのままに、サウンドやグルーヴはスケールアップして素晴らしい1枚!
林哲司によるプロデュースに加え、佐橋佳幸プロデュース曲「リ・メイク」、スキマスイッチ常田真太郎プロデュース曲「ハーフムーンが見えたらさよならを」、大滝詠一「Velvet Motel」カヴァーなど全10曲、充実の仕上がりです。

今日のこの1曲は、作曲:林哲司、作詞は女性ベーシスト延本文音による「Tokyo Weekend Magic」。
東京の週末に起こる魔法、ポップスの魔法を信じるかい?
そんな夢のようなマジカルな魅力に満ちたナンバーですね。森陽馬

★これからお買い上げのお客様は、特典のメンバー直筆サイン入りポストカードが後日お渡しとなります。ご了承ください。


2026年2月7日(土) ゴールデン・カップス 「ストレンジ・ブルー」

1960年代後半、日本で一大ブームを巻き起こしたグループ・サウンズ/GS。
20年ほど前はいろいろなグループのCDやカルトGSコンピなども発売されていましたが、そのほとんどが現在は生産中止・廃盤になってしまっています。

その中でこのアルバムは、2004年発売以来、いまだにしぶとくカタログとして残っているのはうれしいことです。

・ゴールデン・カップス『コンプリート・ベスト~ブルース・オブ・ライフ』
(国内CD TOCP-25537 2,619円税込)

1967年6月にレコード・デビュー、1968年4月発売の「長い髪の少女」で大ブレイクしたゴールデン・カップスは大好きなGSでした。

ブレイクする前の1967年夏に初めて彼らのライヴを銀座ACB(アシベ)で見ました。
衝撃のライヴでした。

ほとんどが洋楽ロック・ソウル・ブルースのカヴァーでしたが、それまで日本のグループでは味わうことができなかったグルーヴ感がゴールデン・カップスにはあったのです。

ヤードバーズ、クリーム、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、ジェイムス・ブラウン、ウィルソン・ピケット・・・etc。
こんな人たちのカヴァーをしていました。

今日はこのCDの中から、クリームのカヴァーで「ストレンジ・ブルー」を。
リード・ヴォーカルとファズ・ギターはエディ藩。森勉


2026年2月8日(日) Jeffrey Foskett & Brian Wilson 「Everything I Need」

書籍『ビーチ・ボーイズ完全版』が2月10日に発売されます。


(河出書房新社 240ページ 2,970円税込)

森勉のインタビューも掲載されています。
よろしければご覧になってみてください。

今日のこの1曲は、ビーチ・ボーイズの<影の功労者>であるジェフリー・フォスケットが歌う「Everything I Need」。

ブライアン・ウィルソン&トニー・アッシャー作のカヴァーで、ジェフリーのヴァージョンは『Twelve&Twelve』(2000)に収録されていましたが、これは本当に名曲!
ブライアン・ウィルソンがコーラスだけでなく、リード・ヴォーカルもとっていて泣けますね。森陽馬

★掲載ジャケットは、「Everything I Need」が収録されているジェフリーの2025年発売追悼盤『Something There』。
(輸入CD Omnivore OVCD-588)


2026年2月9日(月) Orleans 「Please Be There」(Live)

「Dance With Me」、「Still The One」などのヒットで知られるアメリカのロック・バンド、オーリアンズ。
1972年の結成以降、メンバーチェンジを重ねながら現在も活動を続けている彼らの貴重なライヴ音源が再発されました。

オーリアンズ『ライヴ・イン・ハーヴァード・スクエア '75』
(輸入国内仕様CD 解説付 BSMF-7776 4,180円税込)

1975年ボストンのハーヴァード・スクエアにて行われた、ジョン・ホール(g,vo)、ラリー・ホッペン(g,vo,key)、ランス・ホッペン(b,vo)、ウェルズ・ケリー(drs,vo)、オリジナル・メンバー4人でのライヴが収められています。
(本ライヴ音源は、海外・日本盤ともに2011年に一度発売されているそうです。)

前述の代表曲など、オーリアンズといえば<気持ちの良いハーモニー>というイメージが強かったのですが、こんなにグルーヴ感ある骨太な演奏をするバンドとは知りませんでした!

小気味良いギター・カッティング、オルガン、ファンキーなドラム...爽快な「Please Be There」が聴きもの♪
『Orleans』(1973)、『Let There Be Music』(1975)収録曲を中心に、ボブ・マーリィ、メンフィス・スリムなど、ライヴならではのカヴァーも交えた全12曲。当時ラジオで生放送された音源ということで、とびきり音が良いという感じではありませんが、内容は聴き応え十分です。東尾沙紀


2026年2月10日(火) アンジェロ・バダラメンティ 「Twin Peaks Theme」

ソニーが「ブルーレイディスクレコーダーの生産を終了する」と発表しました。

ディスクの生産終了は2024年に告知していましたが、レコーダーもこんなに早く撤退するとは...。
ライヴ盤や映画など、ソフトはこれからも発売されるでしょう。
ただ、TVerや配信が普及していた現代において、テレビ放送を録画することが不毛なのですかね。

サブスクなどで色々な映画がすぐに観れたり、シリーズものを一気見できたり、と便利にはなりました。
ただ、ありがたみというか、作り手の努力や苦労が伝わりづらくなったと感じるんですよね。
結末がわからないドラマやシリーズを録画して、毎週の楽しみとして少しずつ楽しんでいた昔が懐かしいです。

今日のこの1曲は、デヴィッド・リンチが手掛けたTVシリーズ『ツイン・ピークス』の1990年発表サントラ盤から。

・『ツイン・ピークス』オリジナル・サウンドトラック
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 WPCR-85225 1,980円税込)

本CDはワーナー・ミュージックによる名盤再発企画<フォーエヴァー・ヤング>シリーズ。
そのシネマ版として、解説・歌詞・対訳付国内盤で再CD化されています。

アンジェロ・バダラメンティによる音楽は、普通の日常から不思議な赤い部屋への橋渡しをしてくれました。
特に「Twin Peaks Theme」は、何時聴き返しても心を”ブラック・ロッジ”へ誘ってくれます。森陽馬


2026年2月11日(水) マイティマウンテンズ 「Tokyo Boys」

武蔵小山駅の横/PET SOUNDS RECORDの近くに、小山台高校があります。

「昔、僕は小山台高校に通っていたんです。」
当店でお買い上げの際、お話しくださる卒業生の方が時々いてうれしいですね。

今日は、小山台高校の卒業生が在籍しているバンドを紹介しましょう。

・マイティマウンテンズ『Tokyo Boys/アメリカ人の友だち』
(国内7インチ・レコード RHION-42 1,760円税込)

マイティマウンテンズは、オクマサハル(小山台高校卒業生)と臼井佑比を中心に、森田祐樹、清水直哉、マツウラタカヒロが加わった5人組ロック・バンド。
本秀康さんの雷音レコードから2025年7月23日に『ギャラクシー・ハートブレイカー・ブルース』をリリース。
本作『Tokyo Boys』が雷音レコード第2弾7インチ・レコードとして本日発売されました。

♪代々木のCoffee Shopより、近所の喫煙喫茶店♪ (「Tokyo Boys」歌詞より)
東京に住んでいる青年の、等身大の日常や心の持ちようが描かれている歌詞。
そして、斉藤和義を彷彿させる歌とロックな演奏がとってもイイ! 森陽馬


2026年2月12日(木) 生活の設計 「稀代のホリデイメーカー」

今日のこの1曲、生活の設計「稀代のホリデイメーカー」はGREAT3ファン必聴!
グッド・タイム・ミュージックな日本ポップスのオススメ盤です。

・生活の設計『長いカーブを曲がるために』
(国内LP 限定盤 SKSK-004 3,800円税込)

生活の設計は、大塚真太朗(ギター&ヴォーカル)と大塚薫平(ドラムス)による兄弟ユニット。
2023年発表1stアルバム『季節のつかまえ方』(
2023年4月20日今日のこの1曲で紹介)は大好評でした。

本作『長いカーブを曲がるために』は、2025年10月に配信リリースした全8曲入り2ndアルバム。
この度、アナログLPで発売! 青春きらめくポップ・ロック・ナンバー揃いの傑作に仕上がっています。

GREAT3ファンは、A面2曲目「稀代のホリデイメーカー」と4曲目「いさかいないせかい」に注目!
片寄明人さんがプロデュースを担当しています!
更に、堀江博久さんがキーボード、そして白根賢一さんがDrum Techとして参加。

特に「稀代のホリデイメーカー」は初期GREAT3を彷彿とさせる楽曲&アレンジですね。
なお、インナーの歌詞カードには、片寄明人と大塚兄弟による対談が掲載されています。森陽馬


2026年2月13日(金) ビーチ・ボーイズ 「ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ」

ブライアン・ウィルソンにやる気スイッチが入っていた。

ビーチ・ボーイズが1976年に出した『15ビッグ・ワンズ』と1977年の『ラヴ・ユー』は、ひさしぶりにブライアン・ウィルソンの名がプロデューサーとしてクレジットされました。

『15ビッグ・ワンズ』はブライアンのリハビリ・セッション的な要素が強かったので、彼が好きなオールディーズ・ナンバーのカヴァーがアルバムの半分ほどを占めていました。しかし、次の『ラヴ・ユー』では共作もありましたが、全14曲すべてがブライアンの作品。

ブライアン・ウィルソンにはまだまだ問題がたくさんあったにせよ、1966年の『ペット・サウンズ』以来のプロデューサーのクレジット。やはり、インパクトがありました。

さて、その1976~1977年あたりの音源をリマスターしたり、未発表レア・テイクなどを加えた3枚組CDが本日発売されました。

・ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組CD 英文ライナーの対訳付・一部の歌詞・対訳付 UICY-16375 5,500円税込)

今日の1曲は、ディスク3の1曲目に入っている「ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ」(2025ミックス)を。
キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン作品、1965年にライチャス・ブラザーズの歌でベスト10ヒットとなった曲のカヴァーです。
カール&ブライアンの掛け合いヴォーカルが魅力。
以前のミックスより音がくっきりして、ウォール・オブ・サウンドがより楽しめます。森勉


2026年2月14日(土) ビーチ・ボーイズ 「スティル・アイ・ドリーム・オブ・イット」

昨日紹介したビーチ・ボーイズの3枚組CDが大好評です。

・ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組CD 英文ライナーの対訳付・一部の歌詞・対訳付 全73曲 UICY-16375 5,500円税込)

本CDは3枚組で大きく分けて、7つのパートがあります。

①『ラヴ・ユー』 1977ミックス 全14曲
②『ラヴ・ユー』 アウト・テイク 全10曲
③『アダルト/チャイルド』 セッション 全13曲
④『1974-1977』 アウトテイク 全8曲
⑤『15ビッグ・ワンズ』 アウトテイク&オルタネイト・ミックス 全12曲
⑥『ラヴ・ユー』 オルタネイト・ミックス 全7曲
⑦『ラヴ・ユー』 ブライアン・カセット・デモ 全9曲

注目したいものばかりですが、やはり『アダルト/チャイルド』の部分が一番気になる所でしょうか。
『ラヴ・ユー』の後に発売を予定し録音が進んでいましたが、またまたいろいろあり未発表となったセッションです。

そのセッションには、ドラムスのアール・パーマー、ベースのマックス・ベネットなど多くのミュージシャンが参加し、編曲・指揮のディック・レイノルズ(『ビーチ・ボーイズ・クリスマス』やジュリー・ロンドン、フォー・フレッシュメンなどの編曲を担当)が大人っぽいサウンドを作り上げています。

今日の1曲はそのセッションから「スティル・アイ・ドリーム・オブ・イット」。
1993年に出たBOXセットにも収められていましたが、今回は音が数段クリアーになっていますし、バッキング・トラック・ヴァージョンも収録されています。
ブライアン・ウィルソンがフランク・シナトラに歌ってほしいと思っていた1曲。
素晴らしいバラードです。森勉


2026年2月15日(日) ザ・フロント・ロウ 「君と会えたことで」

来週2月22日は村田和人さんの命日です。

村田さんが亡くなった2016年から、10年が経ちました。
時が経つのは早いですね。

その村田さんと親交が深かった川崎太郎さん中心のバンド、ザ・フロント・ロウの新作が発売決定しました。

・ザ・フロント・ロウ『君と会えたことで』
(2026年2月23日当店にて先行発売 国内CD Tsley10002 3,300円)

ザ・フロント・ロウは、川崎太郎さんを中心に、佐藤正彦さん、村田彼方さん(村田和人さんの息子)、柞山一彦さん(ルースターズに以前在籍)が加わった4人組バンド。
本作は、川崎太郎さんの親友で2022年に急逝した島村文彦氏へ捧げられた1枚です。
特に1曲目「君と会えたことで」は、島村文彦氏への哀悼の想いが詰まったナンバー。

なお、村田和人さんが遺した楽曲に、川崎太郎さんが詞を付けた新曲「アナログの街で」が6曲目に収録。
この歌の歌詞に、<ペット・サウンズ・レコード>が出てきます!

当店は2026年で45周年ですが、この45年間で歌に出てきたのは初めてかも!?
この曲に関しては、CDが発売されてからまた取り上げたいと思っています。森陽馬


2026年2月16日(月) ビーチ・ボーイズ 「ザ・ナイト・ワズ・ソー・ヤング」

2月13日に発売したビーチ・ボーイズの3枚組CDですが、もう少し言い足したいことがあるのでお付き合いください。

なかなか制作意欲が湧いてこなかったブライアン・ウィルソンに、やる気が一瞬出たのが、1976~77年あたりでした。
ビーチ・ボーイズはこの時期、2枚のアルバムを発表しました。
それが『15ビッグ・ワンズ』と『ラヴ・ユー』です。
その50周年ということもあり、今回この3枚組CDが出ました。

ビーチ・ボーイズ『ウィ・ガッタ・グルーヴ:ブラザー・スタジオ・イヤーズ』
(国内3枚組CD 英文ライナーの対訳付・一部の曲の歌詞・対訳付 UICY-16375 5,500円)

この時期、ブライアン・ウィルソンの楽曲制作方法は、まずブライアンがグランド又はアップライト・ピアノで曲の骨格を作り、それにいろいろな楽器で肉付けしていくというやり方でした。
1960年代はスタジオ・ミュージシャンに指示しながら練り上げていく、という方法でしたが、この時代は自分自身が楽器を演奏して仕上げていたものが多かったんです。

今回のブックレットでクレジットを見ると、ブライアンは実に多くの楽器を演奏しているんですね。
ハモンド・オルガン/ミニムーグ/ARPストリングス・アンサンブル/メロトロン/エレクトリック・ハープシコード/エレキ・ベース/ドラムス/アコーディオン/その他パーカッションなどなど、もちろん、コーラス・ダビングも。

そんな楽器をダビングしているブライアンを想像しながら聴くと興味深いです。

特に、「ザ・ナイト・ワズ・ソー・ヤング」、沁みるなぁ。
2025年10月に当店へ来てくれたダリアン・サハナジャも、<『ラヴ・ユー』愛>を強く語ってくれていました。

余談ですが、今回のジャケットは、ブラザー・レコードのスタジオ内に当時あったステンドグラスを模したデザインになっているそうです。森勉


2026年2月17日(火) レジーナ・スペクター 「Hero」

「運命なんてない」
「偶然、それがすべてだ」

これは、映画『(500)日のサマー』(2009)に出てきた言葉です。

人との出会いは<偶然>の積み重ねであり、<運命>は自身が切り開いていくものだ。
恋愛と青春がほとばしる物語に、人生への啓示として心に突き刺さったメッセージでした。

その映画『(500)日のサマー』のサントラ盤は、2010年日本公開当時、輸入CDのみの販売でしたが、この度、ワーナー・ミュージックの名盤再発企画<フォーエヴァー・ヤング>シリーズで、初日本盤CD化されました。

・『(500)日のサマー』オリジナル・サウンドトラック
(国内CD 油納将志氏による日本語解説付 WPCR-85214 1,980円)

サントラにはレジーナ・スペクターの歌が2曲入っています。
映画の冒頭でかかる「Us」は、本作のテーマ曲とも言えるインパクトがありますね。
今日のこの1曲は、“理想”と“現実”の描写が描かれる場面で印象的に使われた「Hero」を。
この歌を聴くと、映画のその場面を思い出し、切ない気持ちになります。森陽馬


2026年2月18日(水) Omar 「There's Much Love In The World」

デビューから35年以上、UKのソウル・ミュージック界を牽引してきたシンガーソングライター、オマー。

約8年半ぶりとなる最新作『ブライター・ザ・デイズ』は、''This is my magnum opus''=自身の最高傑作だと語る充実作!
2025年6月に発表された今作の国内仕様盤が先日リリースされました。

オマー『ブライター・ザ・デイズ』
(輸入盤帯付国内仕様 歌詞付 BBE801ACDJ 2,970円)

クラシカルなストリングスに彩られた今作のハイライト「There's Much Love In The World」(この世界にはたくさんの愛がある)、支えてくれた家族、仲間への感謝を込めた「Brighter The Days」など、今作には<Love>、<Thanks>が溢れています。
日々目の当たりにする困難を嘆くよりも、希望を歌う...そんなポジティヴなメッセージが感じられる作品です。

カナダの女性シンガー、ハニー・ラロシェルとのクール&ファンキーな「Research」、ポール・ウェラーとの共作&デュエットによるモッドなソウル・ナンバー「On My Own」(オルガン奏者ロニー・フォスターが参加!)をはじめ、Ledesi(レデシ)、インディア・アリー、イギリス人ラッパーGiggsなど多彩なゲスト陣にも注目です。東尾沙紀


2026年2月19日(木) キャロル・キング 「君の友だち」

キャロル・キング&ジェイムス・テイラーが共演したコンサート映像を中心に、インタビューなども加えたドキュメンタリーが、映画館で明日2月20日から公開されます。

タイトルは、『キャロル・キング&ジェイムス・テイラー~ジャスト・コール・アウト・マイ・ネーム』。

場所によっては、一週間限定という短い期間のようなのでご注意ください。
一部地域は公開日が異なるので、くわしくは
公式サイトを。
とても楽しみです。

今日の1曲は、「君の友だち」(You've Got A Friend)を。
・キャロル・キング『つづれおり』(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-30070 1,980円税込)

映画では、二人の共演をご覧になれるはずです。森勉


2026年2月20日(金) Marsh Mellow 「Happy On My Own」

良質な現行ソウルをリリースし続けているEXPANSIONレーベルから、恒例コンピの新作が出ました。

・『LUXURY SOUL 2026』
(輸入3枚組CD EXPANSION RECORDS CDBEXP-26)

英国発のソウル名レーベルEXPANSION RECORDSのオーナーRalph Teeがセレクトした大人気シリーズ!
『LUXURY SOUL 2025』
2025年5月25日今日のこの1曲で紹介)はとっても好評でした。

今回も3枚組CDに捨て曲なし! 初CD化も多数含む全35曲入り。
アーティスト名や曲目を知らなくても、CDをかけているだけでラグジュアリーな空間を演出してくれます。

今日のこの1曲は、ディスク1の5曲目に収録されているMarsh Mellow「Happy On My Own」。

Marsh Mellowは女性シンガーLouise Clare Marshallと敏腕プロデューサーGeoff Gascoyneが組んだソウル・ユニットで、「Happy On My Own」は2025年10月に7インチで発表したデビュー曲。おそらくこれが初CD化。
カッティング・ギター&ホーンが絡むメロディアスなイントロから惹き込まれますね。森陽馬


2026年2月21日(土) 村田和人 「Catching The Sun」

明日2月22日は、村田和人さんの命日です。

2016年逝去から10年が経ちました。
村田さんの太陽のような笑顔は、時を越えて昨日のことのように思い出しますね。

ということで、今日のこの1曲は、村田和人さんの歌「Catching The Sun」を取り上げましょう。

・村田和人『ひとかけらの夏』
(国内CD 2023年リマスタリング 川崎太郎氏による解説付 BRIDGE381 2,530円)

「Catching The Sun」はシャープ社ソーラー電卓エルシーメイトのCMソングとして1982年にシングル発売された楽曲で、1983年発表2ndアルバム『ひとかけらの夏』に収録されているナンバー。
村田さんの爽やかで伸びのある歌声は、心地良い陽射しが降り注ぐ日に聴きたくなりますね。
本CDにボーナス・トラックで収録されているシングル・ヴァージョンはシンセのオケですが、アルバム・ヴァージョンは山下達郎氏による10管ホーン・セクションが足されています。

なお、編曲は、2026年2月17日に急逝した名ギタリスト椎名和夫氏が手掛けていました。森陽馬


2026年2月22日(日) ザ・フロント・ロウ 「アナログの街で」

ザ・フロント・ロウの新作アルバム『君と会えたことで』を、2月23日から当店で先行発売いたします。

・ザ・フロント・ロウ『君と会えたことで』
(2026年2月23日先行発売 国内CD Rsley10002 3,300円税込)

村田和人さんとも親交が深かった川崎太郎さんを中心に、佐藤正彦さん、村田彼方さん(村田和人さんの息子)、柞山一彦さん(ルースターズに以前在籍)による4人組バンド、ザ・フロント・ロウ。
2022年に急逝した盟友・島村文彦氏への哀悼が込められた作品です。

今日のこの1曲は、村田和人さん作曲!の「アナログの街で」。

村田和人さんが生前に遺し、川崎太郎さんへ託したメロディに、新たに歌詞を付けた楽曲。
その歌の中に、<ペット・サウンズ・レコード>という歌詞が出てくるのです!

ライヴ通いしていた頃の想い出が綴られており、想い出のライヴハウス、レコード店、飲食店が出てくる中で、<ペット・サウンズ・レコード>も登場! とても目立つ部分で歌われていて、とってもうれしいですね。

なお、ブックレットには村田さんの懐かしい写真(アゲインで撮影)、川崎太郎氏自身の解説も掲載されています。森陽馬


2026年2月23日(月) Randy Newman 「I Love L.A.」

ランディ・ニューマンが1983年に発表したアルバム『Trouble In Paradise』が2枚組CDになって再発されています。
発売元は、音楽ファンから信頼度が高いRHINO(ライノ)です。

2枚組CDの内容は、1枚目が『Trouble In Paradise』の最新リマスター&デモ・ヴァージョン。
2枚目は、1982年12月パリで行われたライヴ14曲が収められています。

このアルバムには、ポール・サイモンと共演して、1983年にスマッシュ・ヒットとなった「ザ・ブルース」、そしてMLBのロサンゼルス・ドジャースがホーム球場で勝利した時にグラウンド内で流れる「I Love L.A.」も収録されています。

残念ながら、国内盤は発売されないようなので、この輸入盤でお楽しみください。森勉

・Randy Newman『Trouble In Paradise ~Expanded Edition』
(輸入2枚組CD RHINO R2-728224)


2026年2月24日(火) 日向敏文 「Rica's Theme ~ Special Version」(『東京ラブストーリー』より)

今から35年前の1991年冬。
高校の休憩・昼休み中は、このドラマの話題で持ちきりでした。

フジテレビ系"月9"ドラマ『東京ラブストーリー』です。

その放映35周年を記念して、サウンドトラックがCDと初アナログ・レコードで再発売されました。

・日向敏文『東京ラブストーリー 35th Anniversary Edition』
(国内CD MHCL-31251 3,300円/国内LP 完全限定クリアブルー・カラー盤 MHJL-490 4,950円)

オリジナルの13曲中9曲を日向敏文氏自らRe-editし、2026年最新リマスタリング。
CDには当時シングルカットされた「Rica's Theme - Special Version」と後にベスト盤に収録された「Good Evening, Heartache (Orchestra Version)」がボーナス・トラックとして追加されています。

更に、ブックレットの日向敏文氏による最新インタビューがとても興味深い内容でした。
ドラマのディレクターであった永山耕三氏は学生時代からの知り合いで、軽い気持ちで引き受けたものの、当時はとても大変だったエピソードが色々と語られています。

予算が足りなかったためサウンドトラック盤を発売することになった経緯。
その盤の収録時間が短いと言われたため、曲を付け加えたり引き延ばした件。
映像ができてからでは間に合わないため脚本を読みながら曲を作っていったこと。
ドラマの3話目までの音楽しかサントラには入れられなかった、等々。

心をときめかせる美しいメロディーに溢れた本作を、後追い世代の方も是非聴いてみてください。森陽馬


2026年2月25日(水) Brinsley Schwarz 「It's Been A Long Year」

ニック・ロウ、イアン・ゴムらが在籍/自身の名を冠したバンド、ブリンズリー・シュウォーツや、グレアム・パーカーのバックを支えたザ・ルーモアでの活動等で知られるギタリスト、ブリンズリー・シュウォーツ。

海外では2025年秋頃に発表されたソロ3作目が、HAYABUSA LANDINGSより国内盤でリリース!

ブリンズリー・シュウォーツ『シャウティング・アット・ザ・ムーン』
(国内CD HYCA-8095 山田順一氏による解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック3曲追加 3,080円)

ソロ・デビューは2016年と割と最近で、解説によりますと一時期は音楽業界を離れ、弦楽器職人をしていたとのこと。
御年78歳となるブリンズリーの歌を今作で初めて聴きましたが、朴訥として味わいある良い声をしていますね。
前2作を一緒に制作したジェイムス・ハラウェル(ザ・ウォーターボーイズ他)のオルガン、管楽器を活かした楽曲/アレンジも軽妙かつブルージー。しみじみと聴かせる作品です。

自身が書いたオリジナル曲を中心に、グレアム・パーカーの名曲「Watch The Moon Come Down」(~&ザ・ルーモア名義の1977年作『Stick To Me』収録曲)のカヴァーも嬉しいところ♪

本編最後の「It's Been A Long Year」も枯れた歌声とギターが沁みる名曲。
こちらの曲を含め、過去曲などのアコースティック・バージョン3曲が日本盤ボーナス・トラックとして追加されています。東尾沙紀


2026年2月26日(木) 障子久美 「あの頃のように」(prime version)

月9ドラマ『東京ラブストーリー』が放映された1991年は、80年代の雰囲気を引き継ぎながら、90年代という新しい息吹を感じさせる傑作がたくさん生まれました。
邦楽はB'z、槇原敬之などが頭角を現し、洋楽はニルヴァーナ、マライア・キャリーが出てきた年です。

その1991年に発表された障子久美の傑作『PRIME』がボーナス・トラックを追加して再発されました。

・障子久美『PRIME』
(国内CD 解説付 2026年最新リマスタリング ボーナス・トラック6曲追加 VICL-77068 2,420円)

障子久美は、松任谷正隆主宰の音楽学校マイカ・ミュージックに在籍し、1990年に彼のプロデュースでビクターからデビューした滋賀県出身の女性シンガー・ソングライター。
本作『PRIME』は1991年7月3日に発表した3rdアルバムです。

TBS系ドラマ『それでも家を買いました』(主演:三上博史、田中美佐子)の主題歌に抜擢された「あの頃のように」は、シングルカットされオリコン・シングルチャートで最高位12位のヒットを記録しました。
CDにはアルバム・ヴァージョン/prime version(編曲:新川博、参加:伊藤広規、松原正樹、本田雅人)と、シングル・ヴァージョン(編曲:岩本正樹)の両方が収録されています。
大好きだった1曲で、ライヴを当時観に行った時に、この曲に加え、吉田美奈子「時を」をカヴァーしていたことなどを懐かしく想い出しました。

なお、ボーナス・トラックには、障子久美のプロモーション用8cmCDに収録されていた音源が収録。
シリア・ポールがDJを担当し、ラジオ的な雰囲気/英語で障子久美の楽曲6曲を紹介・オンエアしている貴重音源を聴くことができます。森陽馬


2026年2月27日(金) Bruno Mars 「Nothing Left」

ブルーノ・マーズの新作アルバム『ザ・ロマンティック』が本日入荷。
これがグッド・メロディー&ソウルフルな素晴らしい傑作でした!

・ブルーノ・マーズ『ザ・ロマンティック』
(国内CD 歌詞・対訳付 WPCR-18808 3,300円/国内LP WPJR-10069 6,600円/輸入盤もあり)

ソロとしては、2016年11月発表作『24K・Magic』から約9年3か月ぶり。
シルク・ソニック名義(2021年11月15日今日のこの1曲で紹介)からは、約4年3か月ぶりとなる新作です。

全9曲31分。HIP HOP色は皆無で、ルーツに根ざしたソウル・アルバム♪
チカーノ・ソウル/ラテン風味な曲や、ストリングスが入ってフィリー/ノーザン・ソウルな雰囲気の楽曲もあり。
全体的にはシルク・ソニックの流れを汲んだメロウ・グルーヴな仕上がりですね。
なので、シルク・ソニックを気に入った方なら間違いなし! 絶対にオススメできる1枚です。

今日のこの1曲は、ブルーノの歌心&歌力に溢れたバラード・ナンバー⑧「Nothing Left」。
ソウルの奥底に潜むロック魂全開な後半のエレキ・ギター・ソロも聴きもの! 森陽馬


2026年2月28日(土) Mitski 「I'll Change For You」

日本とアメリカのルーツを持つ,1990年生まれの女性シンガーソングライター、Mitski(ミツキ)。
FUJI ROCK FESTIVAL2026への出演が決定している彼女の8枚目となる最新作がリリースされました。

ミツキ『ナッシングス・アバウト・トゥ・ハプン・トゥ・ミー』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 ボーナス・トラック1曲 DOC450JCD 2,750円)

今作の主人公は、<手入れの行き届いていない家で隠遁生活を送る女性>。

誰かが訪ねてきてもジッと身を潜め、自分の居場所すら見失いそうな人...少し陰鬱としたコンセプトにも感じられましたが、アコーディオン、バンジョー、ペダル・スティール・ギターなどを用いたカントリー調の穏やかな曲があったり、意外にポップなメロディのものもあったり....生バンド/オーケストラの芳醇なサウンドをバックに彼女が描き出す世界にどんどん惹きつけられていきます。

貴方がまた愛してくれるならなんだってする、変わることだってできると歌う、ジャジーな雰囲気のある「I'll Change For You」は、歌声もアレンジもすごく良いので、ミツキをまだ聴いたことがないという方にも是非触れて欲しい1曲です。東尾沙紀




これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■



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