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声の<波動>というのがあると思います。
歌が上手いとか高く澄んだ声が出るとかではなく、何かが伝わる、という歌声。
星野源はまさにそうで、歌詞の内容に関わらず、聴き手をホッとさせる不思議な魅力を持っています。
そんな彼の約2年半ぶり4thアルバム『YELLOW DANCER』が本日入荷しました。
(初回限定ブルーレイ付 VIZL-897 4,900円+税/初回限定DVD付 VIZL-498 4,600円+税/通常CD初回ブックレット付 VIZL-899 3,100円+税 先着特典:クリア・ファイル付)
くも膜下出血で休養していた2013年夏・真夜中、プリンス「I Wanna Be Your Lover」を聴いて、こんなアルバムを作りたいという希望が湧いたそう。
病を乗り越え、今春に所属事務所をサザンや福山雅治等が在籍するアミューズへ移籍。
そしてリリースされたのが今作です。
サウンドはよりふくよかになり、歌い方も前作に比べ力みが取れた感がありますね。
シングル曲「地獄でなぜ悪い」、「桜の森」、「Crazy Crazy」、「SUN」他、弾き語り曲「口づけ」、全ての楽器を自身で演奏しベースのみ細野晴臣に弾いてもらったというインスト曲「Nerd
Strut」等、彼の魅力が詰まった全14曲。
ロック、フォーク、ソウル、歌謡曲、ジャズ、CLUB MUSIC、etc...。
ジャンル問わず、星野源が歌えば良い波動(Good Vibrations)が伝わってくる、ということを証明した1枚ですね。
今日のこの1曲は4曲目「ミスユー」。
河村“カースケ”智康(Dr)&伊賀航(B)のリズム隊を軸にした極上メロウ・グルーヴ・サウンドに、サザンオールスターズ「海」を彷彿とさせるメロディー・ライン。温もりを感じる名曲。森 陽馬
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