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  今日のこの1曲 “Archives”

<2020月5月>

当店ペット・サウンズ・レコード店にて
その日に店内でかけていた曲の中から、
店員の独断と偏見で選んだ“今日のこの1曲”コーナー

2020年5月に更新した“今日のこの1曲”コーナー


廃盤・生産中止、規格番号の変更など、
情報が古くなっている商品もございますが、ご了承くださいませ。

<最新の“今日のこの1曲”はこちらのページをご覧ください>


2020年5月1日(金) Simon & Garfunkel 「Bridge Over Troubled Water」(明日に架ける橋)

♪生きることに疲れ果て みじめな気持ちで つい涙ぐんでしまう時 その涙を僕が乾かしてあげよう
<中略>
暗闇が立ちこめ 苦痛が君を多い包む時 僕が身代わりになろう
荒れた海に架ける橋のように この身を横たえよう♪ 「Bridge Over Troubled Water」歌詞より

華やかなようで混乱に満ちた1960年代が終わり迎えた1970年。
ベトナム戦争が激化し、愛・平和・夢が幻想に置き換わった、そんな時代の節目に出た1枚。

サイモン&ガーファンクル『Bridge Over Troubled Water』(邦題:明日に架ける橋)
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 SICP-30035 1,800円+税)

1970年1月発表、アメリカではビルボード・アルバム・チャート10週連続No.1を記録。
そのアルバム1曲目が「Bridge Over Trouble Water」(明日に架ける橋)。

作詞・作曲したポール・サイモン、歌ったアート・ガーファンクル。
当時まだ20代であった二人はこの歌にどんな想いを込めたのか。

憎しみ・妬みではなく、優しさであり、思いやりこそが「明日に架ける橋」へ繋がるはずだ。森 陽馬



2020年5月2日(土) Lindsey Webster 「A Woman Like Me」

ニューヨーク州出身女性シンガー、Lindsey Websterの新作アルバムが入荷。

Lindsey Webster『A Woman Like Me』
(輸入CD SHANACHIE SHACD-5475)

Nathan East(B)、Vinnie Caliouta(Ds)、Mike Demicco(G)他、凄腕ミュージシャンがバックを担当。
上品な演奏&ムーディーな楽曲、アダルトなスムース・ジャズとして楽しめる1枚。

今日のこの1曲は、Nathan Eastがハミング・ヴォーカルでも参加したスローナンバー「A Woman Like Me」。

全体的には、シャーデーやバーシアをフュージョン/スムース・ジャズ的にした雰囲気。
ライトな女性ジャズ・ヴォーカル好きの方にオススメです。森 陽馬




2020年5月3日(日) James Taylor 「Your Smiling Face」

季刊雑誌『アコースティック・マガジン 2020 SPRING』は、ジェイムス・テイラー特集号。
(リットー・ミュージック 教則CD付 2,000円+税)

小坂忠、笹倉慎介へのインタビュー。JT使用アコースティック・ギター&技術的考察。
高田漣、吉川忠英、佐橋佳幸、小倉博和、斎藤誠、湯川トーベン、おおはた雄一他へのJTアンケート等掲載。

そのアンケートに、「一番好きなジェイムス・テイラーの曲は?」という問いがありました。
回答は『Sweet Baby James』、『Mud Slide Slime』、『One Man Dog』、初期3作の曲がやはり多いですね。

意外だったのはアコースティック・ギターが使われていない「Your Smiling Face」を挙げている方も多かったこと。

「Your Smiling Face」は、1977年発表コロンビア・レコード移籍第1弾アルバム『JT』1曲目に収録。
(国内CD 日本語解説付 SICP-5437 1,000円+税)

ピーター・アッシャープロデュース、ダニー・コーチマー、リー・スクラー、ラス・カンケル他参加。
カーリー・サイモンとの間に生まれた娘サリーのことを歌った詞、と言われています。森 陽馬



2020年5月4日(月) TOKAI BEATERS 「CIRCLE」

松尾清憲ファン要チェック!

松尾清憲が作曲&コーラスで参加した楽曲「CIRCLE」を収録。
一般流通していないCDです。

TOKAI BEATERS『CIRCLE』(c/w「Hi Donann」、「青空」)
(国内CD MORS-0006 1,000円+税)

HOT KUMAのヴォーカル/キーボーディスト森下寿一+丹波正和によるユニット、TOKAI BEATERS。
森下寿一の還暦記念CDとして2020年4月制作された3曲入りシングル盤。

「CIRCLE」は、森下寿一が一番好きな作曲家と公言している松尾清憲による作曲。(作詞:森下寿一)
EW&F等のジャケットを手掛けた長岡秀星に感銘を受けた時の感動が、歌詞に綴られています。森 陽馬



2020年5月5日(火) 鈴木茂 「コーラル・リーフ」(『Pacific』より)

今年のゴールデン・ウィークは例年とは全く違った様相を呈していますね。

いつまで日常の生活を慎まなくてはいけないのか不安になりますが、好きな音楽を聴いてそんな気持ちを吹き飛ばしたいと思います。

今回はさわやかなインスト曲を。
鈴木茂のギターをフィーチャーした「コーラル・リーフ」。

ジャケット写真の雰囲気が良く出ている曲だと思います。
主な参加メンバーは、林立夫、高水健司、坂本龍一、佐藤準、浜口茂外也、ジェイク・コンセプション。
いいメンバーで素晴らしいグルーヴ感が出ています。

この曲が収録されているのは、1978年ソニー・ミュージックから発売された企画もののアルバム。
南太平洋をテーマに、細野晴臣・鈴木茂・山下達郎がインストゥルメンタル曲を各3曲持ち寄って素敵な1枚のアルバムが出来上がっています。森 勉

細野晴臣・鈴木茂・山下達郎『Pacific』
(国内CD MHCL-30126 1,800円+税)



2020年5月6日(水) Nina Simone 「Alone Again Naturally」

2020年4月23日発売された村上春樹の新刊書籍『猫を棄てる 父親について語るとき』を読了。

中国での地獄のような戦争を経験した父親の記憶を次世代へ引き継ぐように綴った村上春樹ノンフィクション作。
「猫を棄てる」というタイトルは、父親と猫を棄てに行った少年時代の想い出から取られています。
その棄てた猫がどうなったか、というのが、奇跡的に帰還した父親の人生とも繋がるようで興味深かったですね。

そして、偶然のようで必然であった人生と、それを受け継いでいくことの意義が伝わってきた1冊でした。
「歴史というのは過去のものではない。~次の世代へと持ち運ばれていくものなのだ。」というあとがきの言葉。
彼自身のルーツを語りながら平和への願いを託しているようで、身が引き締まる想いになったのは僕だけでしょうか。

今日のこの1曲は、ニーナ・シモンが亡父を歌ったギルバート・オサリバン「Alone Again Naturally」カヴァーを。

「Alone Again Naturally」は元々、花嫁に去られ父母が亡くなりまた一人に、という悲劇の歌。
ニーナは新たな歌詞を加えピアノ弾き語り。胸が苦しくなるほどその悲哀が痛切に響いてきます。森 陽馬


ニーナ・シモンが1982年フランス/パリで録音したアルバム『Fodder On My Wings』に収録。
2020年4月Verveから再発売されました。(輸入CD Verve/Universal 602508273810)



2020年5月7日(木) Hazel English 「Milk and Honey」

新世代女性シンガーで最近お気に入りの1枚です。

ヘイゼル・イングリッシュ『ウェイク・アップ!』
(国内CD 解説・歌詞・対訳付 PCD-22424 2,200円+税)

ヘイゼル・イングリッシュは1990年オーストラリア・シドニー生まれ。
アメリカ西海岸を拠点とする注目の女性シンガー・ソングライター。

2016~17年発表のEP2作をカップリングした『Just Give In/Never Going Home』は国内盤もリリースされ、2018年3月にはルビー・スパークスらがサポート・アクトを務めた初来日公演を行っています。

1stフル・アルバムとなる今作『ウェイク・アップ!』は、リヴァーヴを効かせたドリーミーなサウンドに、60'sポップス/サイケ・ロックのエッセンスが加わったレトロ・ポップな1枚。

フィル・スペクター・サウンドを彷彿とさせる「Like A Drug」や「Waiting」、先行シングル「Shaking」、「Milk and Honey」他妖艶さも漂うロック・ナンバーなど、彼女のメロディ・センスと魅力がたっぷり詰まったアルバムとなっています。東尾沙紀



2020年5月8日(金) シリア・ポール 「夢で逢えたら」

音楽雑誌『レコード・コレクターズ』。
5月15日発売2020年6月号の特集は<シティ・ポップの名曲ベスト100 1973-1979>の予定が組まれています。

25名ほどの評論家の方々が1人20~30曲を選び、それを基にレココレとしてベスト100のチャートを作ろうというもので、今までビートルズ、ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、クイーン、日本のロック&フォーク、アメリカ・ロック&ポップス、イギリス・ロック&ポップスなどのベスト100が発表され、興味深い結果が出ています。

今日は頼まれてもいないのに勝手に自分の好きなシティ・ポップの名曲というものを選んでみようと思います。
1973~79年発表の曲から選んでみました。

思いついたものから挙げていきます。順不同です。

・左とん平「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」
・シュガー・ベイブ「蜃気楼の街」
・ブレッド&バター「ピンク・シャドウ」
・尾崎亜美「瞑想」
・荒井由実「コバルト・アワー」
・マザー・グース「貿易風にさらされて」(シングル・ヴァージョン)
・佐藤博「レインボー・シー・ライン」
・Char「シャイニン・ユー、シャイニン・デイ」
・高橋幸宏「プレゼント」
・中原理恵「ドリーミング・ラヴ」
・吉田美奈子「かびん」
・アン・ルイス「恋のブギウギ・トレイン」(or 甘い予感)
・ラジ with 南佳孝「The Tokyo Taste」
・加藤和彦「家をつくるなら」
・シリア・ポール「夢で逢えたら」

とりあえず15曲選んでみました。森 勉

★掲載ジャケットはシリア・ポール『夢で逢えたら』。
(国内2枚組CD SRCL-9565 3,000円/完全限定『夢で逢えたらVOX』 SRJL-1112 20,000円+税)


2020年5月9日(土) Keith Jarrett 「Shenandoah」

「くたびれたような、泣き出したいような、なかなか醒めない夢のような日々の中で、この曲が何も言わずただ抱きしめてくれるような気がしています。」(寺尾紗穂の言葉より)

2020年5月2日インターFMラジオ特別番組
『music is music POWER OF MUSIC 今こそ聴きたい音楽』
牧村憲一氏人脈による11人の音楽家が「今聴きたい音楽」を選曲。曲へのコメント含めオンエアされました。

その番組で、寺尾紗穂さんがセレクトした1曲。
キース・ジャレット「Shenandoah」(シェナンドー)。

「Shenandoah」は19世紀アメリカン・ルーツ/トラディショナル曲。
日本でも大貫妙子さんの歌がCM曲として使用されるなど多くのミュージシャンにカヴァーされています。

名ジャズ・ピアニスト、キース・ジャレットのヴァージョンは1999年発表『The Melody At Night, With You』に収録。
(国内CD UCCU-5707 1,500円+税)

病気で活動休止していた彼がECMレーベルから復帰しリリースしたソロ・ピアノ作品。
懐かしい記憶が駆け巡るような、そんな想いにさせてくれる1枚。森 陽馬


2020年5月10日(日) 高野寛 「CHANGE」 feat.原田郁子・細野晴臣

「変わらないものを守るため わたしたちは変わってゆくよ あああ 光射す坂の途中で」
(高野寛「CHANGE」歌詞より)

高野寛2009年発表作『Rainbow Magic』(
2009年10月7日今日のこの1曲で紹介)収録曲「CHANGE」。

環境問題を提起した生物学者レイチェル・カーソン著、1962年書籍『沈黙の春』に影響を受けて書かれた1曲。

細野晴臣によるベース、原田郁子(クラムボン)のピアノ&コーラス、高野寛の無垢な歌声。
そして、メッセージ性ある歌詞が切実に響いてきます。

2019年6月19日渋谷CLUB QUATTRO、冬にわかれて×山崎ゆかり(空気公団)の2マンライヴ。
アンコールで最後一緒に歌われたのが、この曲のカヴァーでした。
最近のようで遠く懐かしい遥か過去のようにも感じますね。森 陽馬

★高野寛『Rainbow Magic』は廃盤。
掲載ジャケットは2018年発売ソロデビュー30周年記念3CDベスト盤、高野寛『SPECTRA』。
(「CHANGE」他全46曲収録 本人による解説付 UPCY-7545 3,900円+税)


2020年5月11日(月) チャック・レイニー 「ハウ・ロング・ウィル・イット・ラスト」

チョッパーや派手なソロをするわけではないのに、チャック・レイニーはベーシストとして絶大な人気を誇っています。

今日はそんな彼が1969年に録音したSKYEレーベルからのソロ・アルバムを紹介しましょう。

チャック・レイニー『コーリション』
(国内CD MZCS-1315 2,200円+税)

このアルバムを発表する頃にはすでに、オージェイズ、ラスカルズ、ローラ・ニーロ、フォー・シーズンズ、ペリー・コモ、ジャニス・ジョプリン、ルース・ブラウンなどのレコーディングに参加しニューヨークに活躍していました。

このアルバムは、バーナード・パーディ、リチャード・ティ、エリック・ゲイル、コーネル・デュプリー等も参加。
クロスオーヴァー/フュージョンが大流行する5~6年前の貴重な音源と言えると思います。

スタッフのファースト・アルバム収録曲にもなるエリック・ゲイル作「ハウ・ロング・ウィル・イット・ラスト」。
コーネル・デュプリーのギターをフィーチャーした「ジニアス・ジョン」。
チャック・レイニーのちょっとしたベース・ソロが聴ける「ピーターガンのテーマ」など全9曲を収録。
どの曲にも「オッ・・・」と感じるベース・フレーズあり。森 勉


2020年5月12日(火) リン・イーラー 「夢で逢えたら」(中国語カヴァー)

大滝詠一が作った名曲「夢で逢えたら」。
2018年には4CD全曲「夢で逢えたら」の編集盤も発売されましたね。(
2018年3月21日今日のこの1曲で紹介)

その「夢で逢えたら」にまた新たな名カヴァーが出ました。

林以楽(リン・イーラー)『夢で逢えたら/お友達でいましょうよ』
(国内7インチ・アナログ LK37D 1,800円+税)

リン・イーラーは台湾発ポップ・バンド、雀斑Freckles(
2017年7月20日今日のこの1曲で紹介)の女性シンガー。

ヒゲの未亡人(岸野雄一&ゲイリー芦屋)プロデュースによる現代ウォール・オブ・サウンド!
マイクロスター佐藤清喜によるミックスで、ドリーミーな音の鳴りが素晴らしい!

リン・イーラーの中国語によるキュートな歌声もこの曲にピッタリですね。
限定アナログ盤ですので購入予定の方はお早めに。森 陽馬


2020年5月13日(水) Cheap Trick 「Heaven's Falling」

チープ・トリックのベーシスト、トム・ピーターソンが5月9日で70歳を迎えました。
アラウンド70となってもメンバーはまだまだパワフル!
そう遠くないうちにまたバリバリ演奏している姿が見られるといいなと思います。

トムがバンドを離れていた時期のアルバムとなりますが、1983年発表8作目『ネクスト・ポジション・プリーズ』はとても好きでよく聴いています。
(国内CD 紙ジャケット ボーナス・トラック9曲追加 解説・歌詞・対訳付 SICP-31069 2,000円+税)

トッド・ラングレンプロデュース。
ユートピア・サウンド・スタジオでレコーディングされた本作。

ロビン・ザンダー(Vo)作の名曲「I Can't Take It」、2016年来日公演でも披露されたジェフ・リン/ロイ・ウッド路線の「Borderline」、ザ・フー「My Generation」をちょろっと演奏したものをイントロにくっつけた遊び心ある「Invaders Of The Heart」など、キャッチーな曲が多数収録されています。

本日はその中からメンバー作ではないですが、トッド・ラングレン作「Heaven's Falling」を。

ロビンの伸びやかな高音と分厚いコーラスが気持ちいい、スカッと爽快な1曲。
ドッドッドッっと鼓動のようなベース、ポップなメロディー、聴く度に胸が高鳴ります。東尾沙紀


2020年5月14日(木) パイレーツ・カヌー 「What Am I Fighting For?」

当店地下ライヴ・カフェ・アゲインは、ウイルス感染拡大・自粛の影響でイベント延期&中止が続いています。

苦しい状況のライヴスポットをサポートしようとOn The Corners Recordsが支援CDを編集・製作。
関わったことがあるライヴスポットへ送付し、販売した売上分を寄付する取り組みを行ってくれました。

アゲインにそのOn The Corners Records編集盤CD『STAY AWAKE』が到着。
僕も購入させていただいたので紹介したいと思います。

V.A『STAY AWAKE』
(ライヴスポット支援CD otcr-015 2,000円税込)

パイレーツ・カヌー、中井大介、Peg&Awl、エリザベス・エタソロ作、河野沙羅ソロ作から選曲。
更に木下弦二ソロから河野沙羅参加「夏みかん」を追加した全17曲。

温もり溢れる陽射しのように、心地良く耳に馴染みます。森 陽馬


2020年5月15日(金) ホリーズ 「ステイ」

「STAY HOME」・・・・・
まだ我慢の日々は続きそうです。

今日は語呂合わせで「STAY」という曲を。

1960年11月全米No.1ヒットを記録したモーリス・ウィリアムス&ザ・ゾディアックスのヴァージョンがオリジナルということになりますが、いろいろな人たちがカヴァーしています。
フォー・シーズンズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ、ジャクソン・ブラウン、そしてペット・サウンズ・レコードがおすすめする金沢出身伝説のガールズ・バンド、ルラル。

今日はそのルラルがライヴでカヴァーした時にお手本にしたホリーズのヴァージョンで。

ホリーズ「ステイ」は、イギリスでは1963年11月シングル発売され、ホリーズとしては初のベスト10圏内に入るヒットとなりました。
アラン・クラークとグラハム・ナッシュのヴォーカル&ボビー・エリオットの躍動感溢れるドラムのビートが魅力です。

THE HOLLIES『Clarke, Hicks & Nash Years ~The Complete Hollies April 1963 - October 1968』
(輸入6枚組CD EMI 5099909624221)

グラハム・ナッシュ在籍時のスタジオ録音150曲全曲と、貴重な1968年のライヴ8曲を収録。
これで「ステイ・ホーム」を過ごしてみるのもいいのでは。森 勉


2020年5月16日(土) Rachael & Vilray 「Do Friends Fall In Love?」

オールドタイミー&ジャジーなグッド・タイム・ミュージック♪

Rachael & Vilray『Rachael & Vilray』
(輸入CD Nonesuch 075597924183)

Lake Street Diveの女性シンガーRachael Price。
ニューイングランド音楽院からの友人であり男性ギタリストVilrayによる男女デュオ・アルバム。

Lake Street Dive2018年作『Free Yourself Up』も手掛けたDan Knoblerによるプロデュース。
サックス、トロンボーン、クラリネットも加えた温もりあるホーン・アレンジ、隙間を活かした演奏Nice!
Nonesuchレーベルらしい、古き良き伝統を引き継ぐ音楽の素晴らしさを実感させてくれる1枚です。

今日のこの1曲は、2人の歌声とギター、そして口笛が素敵な②「Do Friends Fall In Love?」。
ジャッキー&ロイのような男女デュオお好きな方にオススメ! 森 陽馬


2020年5月17日(日) Curtis Stigers 「Lately I've Let You Slide」

1965年生まれ、90年代初頭から活躍しているアメリカの男性シンガー/サックス奏者、カーティス・スタイガース。

約3年ぶりとなる2020年発表作『GENTLEMAN』が入荷しました。

Curtis Stigers『GENTLEMAN』
(輸入CD Emarcy 0602508773112)

ピアノ、オルガンでも参加し、素敵な音色を聴かせてくれるラリー・ゴールディングス共同プロデュース。
スタンダード「After You're Gone」を交え、味わいある渋声が沁みるブルージーなジャズ/シンガーソングライター作品。

今作の1曲目を飾るのは、ニック・ロウの楽曲です。
2001年発表作『The Convincer』に収録されている「Lately I've Let You Slide」を取り上げています。
トランペッターJohn Sneiderをフィーチャーした、夜な雰囲気のカヴァーです。

カーティス・スタイガース×ニック・ロウといえば、映画『ボディ・ガード』のサントラに、カーティスによる「(What's So Fuuny 'Bout)Peace, Love & Understanding」のカヴァーが収録され、サントラが大ヒットしたおかげでニック・ロウにたっぷり印税が入った...というのは有名なお話ですね。東尾沙紀


2020年5月18日(月) Ted Poor 「At Night」

<ブレイク・ミルズプロデュース>、に釣られて購入したこの1枚。

Ted Poor『You Already Know』
(輸入CD IMPULSE! B0031588-02)

ニューヨーク出身、現在はシアトルを拠点に活動している男性ドラマー、Ted Poor(テッド・プア)。
ジョン・コルトレーン等ジャズ名盤を数多く輩出しているIMPULSE!(インパルス)レーベルからの1stアルバム。

ほぼ全曲で聴けるAndrew D'Angeloのアルト・サックスがとても印象的。
独特な音の間はブレイク・ミルズ(彼のソロは
2015年5月17日今日のこの1曲で紹介)らしいですね。
『死刑台のエレベーター』や50'sフィルムノワールの映画音楽を彷彿とさせるジャズ作品です。

今日のこの1曲は、夜の深い闇に吸い込まれそうな⑥「At Night」を。

ちなみに、Ted Poorは
2019年4月2日紹介したAndrew Bird『My Finest Work Yet』でドラムを担当。
そのAndrew BirdもヴァイオリンでTed Poorの今作に花を添えています。森 陽馬


2020年5月19日(火) Susan Webb 「A Case Of You」

あのジミー・ウェッブの妹! Susan Webb(スーザン・ウェッブ)。
1975年発表唯一のアルバムが再発CD化されました。

スーザン・ウェッブ『Bye-Bye Pretty Baby』
(国内CD 日本語解説付 VSCD-5891 2,700円+税)

ジミー・ウェッブによるプロデュース&アレンジ。
ジェシ・エド・デイヴィス、ジェイ・グレイドン、アルバート・リー、フレッド・タケット、ディーン・パークス、ジェフ・ポーカロ、ジム・ゴードン、ジム・ケルトナー、ジョー・オズボーン他豪華バックメンツ。

CSN「Helplessly Hoping」他カヴァー8曲に、オリジナル曲3曲含む全11曲。
スーザンの美声、そしてジミーらしいピアノの旋律&アレンジが楽しめます。

今日のこの1曲は、ジョニ・ミッチェル名曲「A Case Of You」カヴァーを。
スーザンはジョニ・ミッチェル1974年発表作『Court And Spark』に参加しており、その縁もあってカヴァーしたのでしょうね。森 陽馬


2020年5月20日(水) Brian Wilson And Van Dyke Parks 「What A Wonderful World」

「様々な苦難を乗り越え、ブライアン・ウィルソンが音楽をまた奏でてくれた。」
1990年代ビーチ・ボーイズファンは、このような感慨深い想いをしました。

中でも、ブライアン・ウィルソン&ヴァン・ダイク・パークス1995年発表作に強い想い入れがありますね。

そのブライアン&ヴァン・ダイク『オレンジ・クレイト・アート』発売から約25年。
3曲のボーナス・トラックを追加収録したデラックス・エディションが2020年6月19日発売決定しました。

Brian Wilson And Van Dyke Parks『Orange Crate Art』(25th Anniversary Edition)
(2020年6月19日発売予定 輸入2枚組CD/輸入2枚組LP)

CDには3曲のボーナスに加え、未発表インストゥルメンタル音源も収録。
LPは初アナログ化!

今日のこの1曲は、ボーナス・トラックのルイ・アームストロング「What A Wonderful World」カヴァーを。
ブライアンの無垢なヴォーカル&コーラスは、再び僕らに強い感動を与えてくれそうです。森 陽馬


2020年5月21日(木) ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース 「パワー・オブ・ラヴ」

スティーヴン・スピルバーグが監督や製作総指揮などに関わり1980年代に公開された映画はどれも忘れられないものになっています。

『レイダース 失われたアーク』を始めとする『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『E.T.』。
そして、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。映像も音楽もすてきでした。

1985年公開『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(監督はロバート・ゼメキス)での音楽の使い方はバツグンでした。

特に映画後半、マイケル・J・フォックスがチャック・ベリー風にギターを弾くシーンの設定には驚かされました。
サントラCDには、そのシーンで演奏されたマーティ・マクフライ&ザ・スターライターズ「ジョニー・B・グッド」も収録されています。

映画サントラ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
(国内CD 解説・歌詞付 UICY-79099 1,000円+税)

ということで、今日はその主題歌「パワー・オブ・ラヴ」を。

映画館で映画を観れるようになる日が待ち遠しい! 森 勉


2020年5月22日(金) サニーデイ・サービス 「心に雲を持つ少年」

1995年アルバムデビュー、2000年解散、2008年再結成、2018年ドラマー丸山晴茂逝去。
そして2020年、大工原幹雄(dr)が新たに加入したサニーデイ・サービス。

紆余曲折を経て、快心の新作『いいね!』を発表しました。

サニーデイ・サービス『いいね!』
(CD 初回限定DVD付 ROSE-249DX 3,000円+税/限定アナログLP ROSE-249X 3,000円+税)

青春の刹那を真空パックしたようなロックスピリット溢れる全9曲収録。
今日のこの1曲は、「ずっと消えない太陽がある」とラスト連呼される1曲目「心に雲を持つ少年」。

2016年発表『DANCE TO YOU』収録「I'm A Boy」(
2016年8月2日今日のこの1曲参照)で、悩みながら暗い夜をさまよっていた少年は、"死んでいるように恋して"、消えない太陽を探し求め続ける。
曽我部恵一の音楽への情熱に心動かされたナンバー。森 陽馬


2020年5月23日(土) EARLY JAMES 「High Horse」

早速問題です。
ドクター・ジョン、プリテンダーズ、ラナ・デル・レイ、Yola、マーカス・キング、etc...
このアーティスト達の共通点は何でしょうか? 答えは、、、



「ダン・オーバック(ブラックキーズ)プロデュースで作品を出したことがある」、でした!

武骨なロックを聴かせるブラック・キーズも魅力ですが、近年はプロデューサー仕事が超充実。
彼が関わった作品は外れがないんですよね。

ということで、ダン・オーバックプロデュースによる新人アーティストの新譜をご紹介。

EARLY JAMES『Singing For My Supper』
(輸入CD EAST EYE SOUND EES-013)

アーリー・ジェイムスは1993年生まれアラバマ出身男性シンガー・ソングライター。
ダン・オーバック自主レーベルEAST EYE SOUNDからの2020年発表デビュー・アルバムです。

歌声はマーカス・キングにウォーレン・ジヴォン、スティーヴ・アールを混ぜた渋い感じ。
彼のうらぶれたソングライティング・センスとダン・オーバックらしいサウンドがNice!

今日のこの1曲は、少年だった頃のイノセンス喪失を切々を歌う⑦「High Horse」。
この曲は落ち着いたフォーキー・バラードにストリングスを交えたアレンジ。
<ジミー・ウェッブプロデュースによるグレン・キャンベル>を彷彿とさせます。森 陽馬


2020年5月24日(日) Brad Mehldau 「42 Years」

昨日に続き問題です。
パット・メセニー、ランディ・ニューマン、ブラッド・メルドー、パンチ・ブラザーズ、矢野顕子、etc...
このアーティスト達の共通点は何でしょうか? 答えは、、、



「Nonesuch Recordsから作品をリリースしたことがある」、でした。

Nonesuch Records(ノンサッチ)は、アメリカで1964年設立されたレコード・レーベル。
古き良き伝統を引き継ぎながら、新たな志を感じさせる音楽作品をリリースし続けています。

今作はNonesuchを1984年から2017年まで社長として率いてきたBob Hurwitzへのトリビュートアルバム。

V.A『I Still Play』
(輸入CD Nonesuch 075597920864)

2017年名誉会長となったBob Hurwitzを祝うコンサートにて演奏された楽曲を、Timo Andres、Jeremy Denk、Brad Mehldau、Randy Newmanがソロ・ピアノで新たにレコーディングした全11曲収録。

今日のこの1曲は、パット・メセニーが書き下ろし、ブラッド・メルドーが奏でる「42 Years」を。森 陽馬


2020年5月25日(月) Paul Weller 「Village」

本日5月25日はポール・ウェラー62歳の誕生日!

7月3日には約2年ぶり、15枚目となる新作『オン・サンセット』がリリース予定です。
(2020年7月3日発売 国内CD UICY-15785 ボーナス・トラック6曲追加 2,600円+税)

スタイル・カウンシル後期を彷彿とさせる「Earth Beat」、穏やかなメロディと美しいストリングスが耳に残る「Village」、弾き語り映像が公開された「More」...と先行シングル他数曲を聴くと、まだ全体像を掴みきれずともワクワクしてきます。

ウェラー曰く''It's a positive, summery-sounding record.''
(ポジティヴで夏らしいサウンド)とのこと。

スティーヴ・クラドックやアンディ・クロフツなどお馴染みウェラー・バンドのメンバーをはじめ、ミック・タルボット(ex.スタイル・カウンシル)、ジョシュ・マクローリー(ex.ストライプス)、リー・トンプソン(マッドネス)、ジム・リー(ex.スレイド)、ジェリー・ビッグ(ル・シュペール・オマール)などがゲスト参加しています。東尾沙紀


2020年5月26日(火) 須藤薫 「つのる想い」

2013年3月3日、ひな祭りの日に急逝した須藤薫さん。
彼女の歌声は、昔の写真を眺めた時のような、懐かしいけれどどこか切なく胸に迫るものを感じます。

大瀧詠一作「あなただけI Love You」、「涙のステップ」、「心の中のプラネタリウム」...etc。
他にもいい曲をたくさん唄っているので、多くの人に聴いてもらいたいですね。

その須藤薫さんが1989年ハミングバードレーベルへ移籍し発表した3作『Tender Love』(1989)、『CONTINUE』(1990)、『Winter Moon』(1991)から選曲した編集盤が発売されました。

須藤薫『HUMMINGBIRD YEARS SELECTION』
(国内CD 全15曲収録 WPCL-13189 2,000円+税)

今日のこの1曲は、小西康陽プロデュース作『Tender Love』収録の「つのる想い」。
フィル・スペクター・サウンドとナイアガラ風味を絶妙にブレンドさせたアレンジが素晴らしい名曲です。森 陽馬


2020年5月27日(水) カーメル 「アイ・キャント・シェイク・ディス・フィーリング」

マニアックな選曲でいつもファンを唸らせ続けてくれるオーストラリアのレーベル<ティーンズヴィル>から、ソフト・ロックのコンピレーションが2種類発売になりました。

今日はまず『ラヴ・レヴォリューション ~あなたの知らないソフトロック名曲選第4集』。
(国内仕様CD 20ページ英文ブックレット&日本語解説付 MSIG-1386 3,000円+税)

このコンピの原題は『The Love Revolution ~Soft, Sunshine & Harmony Pop 1966-1971』で全31曲収録。
ファイヴD、サンフラワー・シンガーズ、オネストメン、ハリーズ・グループ、トロイズ、ランディ・ベンジャミン、ロイト・バンクスなど、耳慣れないアーティストのオンパレードですが、ソフト・ロック好きにフィットする曲ばかりです。

知らないものばかりでも約80分間飽きないで聴けてしまう不思議なCDです。
デヴィッド・ボウイやTレックスのプロデューサーとして名を馳せることになるトニー・ヴィスコンティが妻と1966年に発表したトニー&ジークリトとか、1970年代ニール・セダカの共作者としても知られるフィル・コディがフィル・テイラーの名で1969年発表した曲とか、ポール・サイモンの弟エドワード(エディ)が組んでいたクリブ&ベンというデュオなど、トリビアな人たちの曲も含まれています。

そんな中から今日は、ニュージャージー出身のヴォーカル・グループ、カーメル「アイ・キャント・シェイク・ディス・フィーリング」を。
フォー・シーズンズやハプニングスタイプのナイス・ハーモニー・サウンドです。森 勉


2020年5月28日(木) Banda Mandacarinho 「Guarde Nos Olhos (瞳に隠して)」

初夏の陽射しに突然の通り雨。
ブラジル音楽が聴きたくなる季節がやってきました。

ということで、最近気に入っているブラジル音楽新譜この1枚。

Banda Mandacarinho(バンダ・マンダカリーニョ)『Luz Brasileira(ブラジルの光)』
(国内CD 中原仁による楽曲解説付 MCBR-002 3,000円+税)

Banda Mandacarinhoは2011年結成、八木美楠子がリーダーを務める日本人ミュージシャン中心のグループ。
メンバー各々ジャズ&ラテン音楽関連のバンドを持ち、幅広く活動しているアーティストが集合。
ブラジル音楽愛に溢れた素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

今日のこの1曲は、イヴァン・リンス作カヴァーのラスト10曲目「Guarde Nos Olhos」。

イヴァン・リンス本人がヴォーカルでゲスト参加!
郷愁誘うグスターヴォ・アナクレートによるソプラノサックス・ソロ、聴きものです。森 陽馬


2020年5月29日(金) Aoife O'Donovan 「Lakes Of Pontchartrain」

サラ・ワトキンス、サラ・ジャローズとのユニットI'm With Herや、ブルーグラス・バンドCrooked Stillでも活躍する米マサチューセッツ出身の女性シンガーソングライター、イーファ・オドノヴァン。

2016年作『In The Magic Hour』から約4年ぶりとなるソロ名義作が発売になりました。

イーファ・オドノヴァン『ブル・フロッグス・クルーン(アンド・アザー・ソングス)』
(輸入国内盤仕様CD 解説付 BSMF-6191 2,200円+税)

今作はオレゴンの詩人ピーター・シアーズの作品(「Night Fishing」「The Darkness」「Valentine」)を基に制作した3曲からなる弦楽四重奏組曲を中心としたミニ・アルバム。

イーファの歌とギター、躍動的でクラシカルな弦のアレンジがすばらしいこの組曲は、今作全てのストリングス・アレンジを務めたフィドル奏者/作曲家Jeremy Kittel、ルイビル・オーケストラ指揮者/作曲家Terry Abramsとの共作により2015年に書かれたものだそうです。

この組曲の他、彼女の長年のレパートリーである「Lakes Of Pontchatrain」(ポール・ブレイディ、ボブ・ディランなど多くのミュージシャンに歌われるアイリッシュ・トラッド)、ブルーグラス女性シンガーヘイゼル・ディケンズ「Pretty Bird」のカヴァーが収録されています。東尾沙紀


2020年5月30日(土) Jackson Browne 「A Little Soon To Say」

アラン・メリル、アダム・シュレンジャー、リー・コニッツ、バッキー・ピザレリ、ジョン・プラインetc...。
2020年春、多くのミュージシャンが新型コロナ・ウイルスに感染し命を落としました。

ジャクソン・ブラウンも感染したとの報道がありましたが、現在は無事回復したようです。
フジロック2020に出演予定となっていますし、また元気な姿を見せてほしいですね。

そのジャクソン・ブラウンの新曲2曲がシングルCDで発売されました。

Jackson Browne『Downhill From Everywhere/A Little Soon To Say』
(輸入CD 2曲収録 歌詞付 Inside Recordings INR1516/輸入アナログ盤は6月発売予定)

「Downhill From Everywhere」は、ジャクソン・ブラウン節全開のロック・ナンバー。
ジャクソンとGreg Leisz、Jeff Youngによる共作で、プラスチックの環境問題をテーマにした楽曲。

「A Little Soon To Say」は、グレタ・トゥーンベリ含む若い世代へ向けたメッセージと思われる味わい深い1曲。

♪I want to see you holding out your light. I want to see you light the way.♪
(私は見たい あなたが灯りを掲げるのを そして 進むべき道を照らすのを)

ウイルス感染拡大で苦悩する僕らへ、ジャクソンが優しく語りかけてるようでもあり胸に沁みます。森 陽馬


2020年5月31日(日) Jason Isbell and The 400 Unit 「What've I Done To Help」

アメリカン・ロック新譜この1枚。

Jason Isbell and The 400 Unit『Reunions』
(国内仕様CD 日本語解説付 BSMF-6192 2,400円+税)

ジェイソン・イズベルは1979年アラバマ州出身男性シンガー・ソングライター。
Drive By Truckers在籍後2007年ソロ・デビュー。今年1月にはビルボード・ライヴで来日公演も行っています。

その彼が近作同様Dave Cobbをプロデューサーに迎えナッシュビルで制作した2020年新作アルバム。
奥方Amanda Shires(
2019年9月6日今日のこの1曲で紹介The Highwomenのメンバー)含むバンド、The 400 Unitによるアメリカンな演奏と、武骨で男気あるジェイソンの歌声がかっこいい!

今日のこの1曲は、1曲目「What've I Done To Help」。
デヴィッド・クロスビーがバック・ヴォーカルで参加しています。森 陽馬




これより以前に掲載した“今日のこの1曲”は、
 “今日のこの1曲 アーカイヴス” コーナーにてご覧になれます。■



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